JP4757839B2 - ガラス質静電チャック及びその製造方法 - Google Patents
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これらは処理物であるシリコンウェハ半導体と電極の間にクーロン力を発生させる目的で使用されてきた。
しかし静電チャックをセラミック焼結体で構成すると、電極間距離、絶縁層の厚みの設定に一定の制約があるため、十分大きな吸着力を得るには電極間隔等を非常に狭くし、電極間に働く電界強度を高める必要があった。
また、前記した本発明の目的は、ガラス質絶縁層となるガラス質素材板に相互に前記指定間隔を置いて配置され、かつ、前記指定幅を有する線状の少なくとも一対の溝を加工する工程と、前記少なくとも一対の溝に前記少なくとも一対の電極を配置する工程と、前記ガラス質素材板とガラス質基盤とを間に前記少なくとも一対の電極が具備されるように接合する工程を含むこと、を特徴とする前記ガラス質静電チャックの製造方法によって達成される。
また、前記した本発明の目的は、ガラス質基盤に相互に前記指定間隔を置いて配置され、かつ、前記指定幅を有する線状の少なくとも一対の溝を加工する工程と、前記少なくとも一対の溝に前記少なくとも一対の電極を配置する工程と、ガラス質素材が流動可能な程度にまで溶融されて得られる溶融ガラスによって前記ガラス質基盤と前記少なくとも一対の電極を覆い、当該溶融ガラスを固化させることによってガラス質絶縁層を形成する工程と、前記ガラス質絶縁層が所望の厚さになるまで当該ガラス質絶縁層の表面を研磨する工程とを含むことを特徴とする前記ガラス質静電チャックの製造方法によって達成される。
またガラス質一体型の構成なので大型化しても絶縁層と基盤の物性の差による応力、歪がなく均質で安定な静電チャックを提供できる。
本発明のガラス質静電チャックが、ガラス質絶縁層とガラス質基盤とが同一素材からなり、かつ、実質的に一体化してなる理由は、これにより電極の周囲すべてが同一素材のガラス質のバルク体に囲まれることにより、絶縁性がガラス質の物性のもつ値と同等にまで高くできるからである。したがって、電極間の絶縁性が非常に高い静電チャックを製作することができ、電極間の電界強度を十分高めることができる。
ここで、実質的に一体化しているとは、ガラス質絶縁層とガラス質基盤とが互いに融着していて、両者の間には隙間や接合界面が目視では確認できない状態を言う。
金属系としては、Pt、Re、Cr、Au、Ni 、Tiが、金属間化合物としては、Ni-Crが、炭化物、窒化物、硼化物としては、TiN、TiC、CrN、ZrN、SiC、ZrB2が、珪化物としては、MoSi2、TaSi2、VSi2が、酸化物または複合酸化物としては、LaCrO3、IrO、RuOが用いられる。
また、耐酸化性に難のある耐熱金属(Mo、W)であっても、その表面に酸化防止膜としてSiO2、AL2O3、Y2O3をオーバーコートしたものを用いても良い。
また、溝形状は、溝幅がそのまま電極幅に相当するので0.5mm未満とし、溝深さは後の電極形成後の平面加工時の削りしろを考慮して浅くとも5μm以上あれば良く、5〜1000μmが望ましい。これより深いとその後に形成する電極が形成困難になる恐れがある。
0.1μmより薄いと電極が電極として機能しない場合も生じうる。また100μmより厚いとガラス質との線膨張係数の差による剥離、歪が顕著になり接合後に反り、クラックやはがれの原因になりうる。最も好ましいのは0.1〜5μmである。この範囲であれば、絶縁層に形成する溝の深さも浅くすみ絶縁層自体の加工残留応力による歪を小さくすることができる。また5μm以上製膜するにはドライプロセスと湿式めっきを組み合わせるなど複雑になってくる。
接合は、ガラス質素材板とガラス質基盤を重ね合わせ、圧縮応力を負荷しつつガラス質の軟化点温度以上に加熱することにより行う。ガラス質素材が石英ガラスの場合は、ガラス質素材板とガラス質基盤を重ねあわせて0.1kg/cm2以上の圧力で荷重し1300℃以上で加熱して行われる。こうすることによって、石英ガラス製絶縁層と石英ガラス製基盤が隙間なく融着し一体化する。このとき接合界面は目視では確認できず、電極が完全に石英ガラスの中に埋設される。
ここで、接合方法は加熱下で行われるものに限られず、真空中室温近傍で接合界面を予め活性化しておき、その表面エネルギにより接合する方式であってもよい。この場合、電極素材の選択の幅は広くなり、Alなど低融点金属が使用できるようになる。
ここで、ガラス質絶縁層7とガラス質基盤4とが互いに融着していて、両者の間には接合界面が目視では確認できない状態で実質的に一体化している。
また、ガラス質基盤4に設けられた貫通穴(図3の5)には内部の電極3と電気的なコンタクトを取るために端子6が接着剤による接着や溶接、または機械的な押し付け機構により電極パッド2に接続される。これにより外部に準備された高電圧電源(図示せず。)により内部の電極に高電圧を負荷することができるようになる。
この場合も加熱抵抗体は接合温度および体積抵抗率により電極素材のなかから適宜選択することになる。
まず、図5に示すような電極3が形成されたガラス質基盤を用意する。ここで、ガラス質基盤に溝を加工する工程と、前記溝に電極を配置する工程は、前記した接合によるガラス質静電チャックの製造方法で説明した工程と同様である。
次に、ガラス質基盤と電極を被覆するようにガラス質素材を流動可能な程度にまで溶融して得られた溶融ガラスによってガラス質基盤と電極の表面とを覆い、当該溶融ガラスを固化させることでガラス質絶縁層を形成した。ここで、ガラス質素材が石英ガラスである場合は、石英ガラスを火加工(フレーム加工)で溶かして電極を配置した溝を形成した面の全面を溶融したガラス質素材8で覆い、当該ガラス質素材を固化させることでガラス質絶縁層を形成する。このときガラス質絶縁層の厚みが、少なくとも1mm以上の肉厚になるようにする。こうすることによって、ガラス質素材とガラス質基盤が隙間なく融着し一体化する。このときガラス質基盤とガラス質絶縁層との接合界面は目視では確認できず、電極が完全にガラス質素材の中に埋設される。
この方法は、特に、接合や溶接温度が高く適切な電極素材が見当たらないときに有効な手段となる。この場合、絶縁層に溝を形成後、基盤と接合し、接合体の側面より複数の線材を挿入することになる。線材は片方の端部を各々溶接等により結合することによりくしの歯状の電極を形成することができる。
その理由は、このような構成にすることにより、体積抵抗率の非常に高い絶縁性ガラス基板を室温で吸着するときに充分なグレーディエント力を発揮させられることができるからである。即ち、電極の間隔が50μm未満、あるいは、電極の幅が50μm未満、あるいは、ガラス質絶縁層の厚みが50μm未満の場合は、グレーディエント力を発生させるために必要な不平等電界の領域が電極近傍のわずかな領域にしか作用しないため吸着した絶縁性ガラス基板に充分なグレーディエント力を発揮することができない。また、電極の間隔が500μm以上、あるいは、電極の幅が2000μm以上、あるいは、ガラス質絶縁層の厚みが500μm以上である場合も、不平等電界の傾きが小さくなり充分なグレーディエント力を発揮することができないため好ましくない。
その理由は、電極間に負荷する電界が、1×106V/m未満と小さいと高電界が必要な絶縁性のガラス基板を室温で静電吸着することができなくなるからである。また、電極間に負荷する電界が、5×107V/m以上と大きくすると、電極間のリーク電流が無視できなくなるとともに絶縁破壊が起こり得て、ガラス基板を室温で静電吸着することができなくなり好ましくないからである。
表1に記載したガラス質素材と電極素材を用い、前記した接合による一体化でガラス質静電チャックを製造する方法について説明する。
まず、ガラス質素材板(寸法:φ200×2mmt)にマスクをしたのちにエッチング、サンドブラストを適用して溝を加工した。前記溝に電極を配置する工程では、電極は、製膜法により厚みは0.5〜2μmの電極を形成した。電極幅および電極間隔は0.45mmと統一した。電極構造は図1のような一対の電極構造に統一し、電極パッドの寸法はφ8mmとし外部電極との接続用のため片側端面にM3のネジ穴を設けた。
次に、ガラス質基盤(寸法:φ200×5mmt)とガラス質素材板の接合面は、面粗さ(JIS規定の中心線平均粗さRa)が0.1μm以下となるように研磨仕上げした。
次に、ガラス質素材板とガラス質基盤とを間に電極が具備されるように接合面同士を合わせて表1に示した温度で接合した。ガラス質素材板とガラス質基盤とは、互いに融着していて、両者の間には隙間や接合界面が目視では確認できなかった。
次に、ガラス質素材板の表面を研磨して、ガラス質絶縁層の厚みが0.25mmとなるようにした。
ここで、電極端子の接着はφ8mmSUS端子を導電性接着剤で接着、120℃30分硬化とした。また、電極端子の位置はPCD160mmの位置に2等配とした。
以上のようにして、ガラス質絶縁層と前記ガラス質基盤とが同一素材からなり、かつ、接合により実質的に一体化したガラス質静電チャックを製造した。
測定環境は大気中(クリーンルームクラス1000)とし、電極端子間電位差は直流電圧および交流電圧(50Hz)の10KVを印加した。
吸着物は絶縁性ガラス基板である旭ガラス製ソーダライムガラス(商品番号:PD200、厚み0.7mm)を用いた。
吸着力の評価判定は、吸着物を静電吸着させた後、プッシュプルゲージを用い、吸着物である絶縁性ガラス基板の側面を横方向から押し、吸着物がずれるときのプッシュプルゲージの値を読み、吸着面積あたりに換算した静止摩擦力に相当する値を求める方法により行った。
目安として静止摩擦力として0.2gf/cm2(垂直方向の吸着力に換算すると摩擦係数を約0.2として約1gf/cm2に相当)以上の値が得られれば、吸着物を良好に静電吸着できている(表中で○と評価した。)と判定した。
表2に記載したガラス質素材からなるガラス質基盤(寸法:200×5mmt)に溝を加工して、溝に電極を配置した。ここで、ガラス質基盤に溝を加工する工程と、前記溝に電極を配置する工程は、前記した接合によるガラス質静電チャックの製造方法で説明した工程と同様である。また、用いた電極素材及び、その電極厚み、電極幅、電極間隔は表2に記した通りである。
次に、ガラス質素材を溶融した溶融ガラスをガラス質基盤と電極の表面とを覆い、当該溶融ガラスを固化させることでガラス質絶縁層を形成し、ガラス質絶縁層と前記ガラス質基盤とが同一素材からなり、かつ、実質的に一体化したガラス質静電チャックを作製した。なお、溶融温度は、表1の同一素材(ガラス質素材と電極素材)における接合温度と同一の温度で行った。次に、溶融ガラスの固化により形成されたガラス質絶縁層の表面を研磨して表2に記載した厚みのガラス質絶縁層とした。
このようにして得られたガラス質静電チャックのガラス質絶縁層とガラス質基盤とは、互いに融着していて、両者の間には隙間や接合界面が目視では確認できなかった。
すなわち、前記したように、本発明のガラス質静電チャックは、電極の間隔は50μm以上500μm未満であり、電極の幅は50μm以上2000μm未満であり、ガラス質絶縁層の厚みは50μm以上500μm未満であることが好ましいことが分かった。
Claims (3)
- ガラス質絶縁層とガラス質基盤との間に、相互に指定間隔を置いて配置され、かつ、指定幅を有する線状の少なくとも一対の電極を具備するとともに、前記少なくとも一対の電極に電圧が印加されることにより生じるグレーディエント力によって絶縁性基板を吸着するガラス質静電チャックであって、前記ガラス質絶縁層と前記ガラス質基盤とが同一素材からなり、かつ、実質的に一体化してなり、前記指定間隔は50μm以上500μm未満であり、前記指定幅は50μm以上2000μm未満であることを特徴とするガラス質静電チャック。
- 請求項1記載のガラス質静電チャックの製造方法であって、
ガラス質絶縁層となるガラス質素材板に相互に前記指定間隔を置いて配置され、かつ、前記指定幅を有する線状の少なくとも一対の溝を加工する工程と、前記少なくとも一対の溝に前記少なくとも一対の電極を配置する工程と、前記ガラス質素材板とガラス質基盤とを間に前記少なくとも一対の電極が具備されるように接合する工程と、前記ガラス質素材板の表面を研磨して所望の厚みのガラス質絶縁層となす工程と、を含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載のガラス質静電チャックの製造方法であって、
ガラス質基盤に相互に前記指定間隔を置いて配置され、かつ、前記指定幅を有する線状の少なくとも一対の溝を加工する工程と、前記少なくとも一対の溝に前記少なくとも一対の電極を配置する工程と、ガラス質素材が流動可能な程度にまで溶融されて得られる溶融ガラスによって前記ガラス質基盤と前記少なくとも一対の電極を覆い、当該溶融ガラスを固化させることによってガラス質絶縁層を形成する工程と、前記ガラス質絶縁層が所望の厚さになるまで当該ガラス質絶縁層の表面を研磨する工程とを含むことを特徴とする方法。
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