JP4754859B2 - 草刈機及び電動草刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源からの駆動力で刈刃を回転させて草等を刈る人力操作用の草刈機及び電動草刈機に関する。
従来、例えば長尺状のシャフト等の先端に金属刃、又はナイロンコード等の刈刃を取付け、この刈刃を電動モータで回転させて草等を刈る人力操作用の電動草刈機が実用化されている。
このような電動草刈機は、例えば特許文献1に示されているように、肩掛けバンドにより吊り下げられるメインパイプ(シャフト)と、このメインパイプの後端部に取り付けられ蓄電器からの電力によって駆動する駆動モータと、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃とを備え、前記駆動モータから駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸を介して前記刈刃に伝達して、刈刃を回転させるようになっている。
特開平7−8073号公報
ところで、上述した従来の電動草刈機では、作業中において高速で回転する刈刃が石やコンクリートや切株に接触して草刈機が思わぬ動きをし、正常な運転ができなくなるという問題があった。また、内燃機関のエンジンを取り付けた草刈機に比べて音が静かで煙も出ないために、前記刈刃が異物によりロックしたことを作業者が気づきにくく駆動モータを駆動状態のままにするという問題があった。さらに、第三者に対して草を刈る等の作業を行っていることが判りにくく、作業中に第三者に近寄られる等の問題があった。さらに、内燃機関のエンジンを取り付けた草刈機に比べてスイッチ操作により簡単に始動できるため、不意に刈刃が回転する等の問題があった。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる草刈機及び電動草刈機を提供することを目的としている。また、前記刈刃が異物によりロックした場合に駆動モータを停止状態にすることができる電動草刈機を提供することを目的としている。さらに、前記刈刃が異物によりロックしたことを作業者に容易に気づかせることができる電動草刈機を提供することを目的としている。さらに、第三者に対して草を刈る等の作業を行っていること判りやすくすることができる電動草刈機を提供することを目的としている。さらに、不意に刈刃が回転することを防止することができる電動草刈機を提供することを目的としている。
上述した課題の少なくとも一つを解決するため、請求項1に記載の発明は、メインパイプと、このメインパイプの後端部に取り付けられて駆動する駆動源と、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃とを備え、前記駆動源から駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸を介して前記刈刃に伝達して、この刈刃を回転させる草刈機であって、前記メインパイプに伝わる衝撃を検出する衝撃センサと、この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動源を停止させる停止制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の草刈機であって、外部に向けて発光するランプと、ブザー音を発生するブザーとを更に備え、前記衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、メインパイプと、このメインパイプの後端部に取り付けられ電力によって駆動する駆動モータと、この駆動モータを収納するモータハウジングと、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃とを備え、前記駆動モータから駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸を介して前記刈刃に伝達して、この刈刃を回転させる電動草刈機であって、前記メインパイプに伝わる衝撃を検出する衝撃センサと、この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動モータを停止させる停止制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電動草刈機であって、外部に向けて発光するランプと、ブザー音を発生するブザーとを更に備え、前記衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項3または4に記載の電動草刈機であって、前記モータハウジングに収納され、前記モータハウジングの外部に配置されたバッテリーパックからジョイントコードを介して供給される電力を調整して前記駆動モータに供給する電源基板と、外部に向けて発光するバッテリーランプと、ブザー音を発生するブザーと、前記バッテリーパックの電気エネルギーの残量を検出する残量検出手段とを更に備え、前記残量検出手段の検出結果が1段階目の所定値を下回った場合に、前記バッテリーランプを点滅発光させ、前記残量検出手段の検出結果が1段階目より低い2段階目の所定値を下回った場合に、前記駆動モータを停止させ前記バッテリーランプを点灯させるとともに前記ブザーに連続音を発生させることを特徴とする。
請求項1に記載の草刈機によれば、回転中の刈刃の瓶や石の接触した場合にメインパイプに衝撃が発生し、衝撃センサが前記メインパイプに伝わる衝撃を検出し、この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動源を停止させるので、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる。
請求項2に記載の草刈機によれば、回転中の刈刃の瓶や石の接触した場合、前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させ、作業者に告知することができる。
請求項3に記載の電動草刈機によれば、回転中の刈刃の瓶や石の接触した場合にメインパイプに衝撃が発生し、衝撃センサが前記メインパイプに伝わる衝撃を検出し、この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動モータを停止させるので、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる。
請求項4に記載の電動草刈機によれば、回転中の刈刃の瓶や石の接触した場合、前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させ、作業者に告知することができる。
請求項に記載の電動草刈機によれば、前記バッテリーパックの電気エネルギーの残量が不足した場合、このことを、外部に向けて発光するバッテリーランプの点滅発光及び点灯と、ブザー音を発生するブザーの連続音により、2段階の残量で告知することができる。
本発明の草刈機及び電動草刈機によれば、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる。また、本発明の電動草刈機によれば、前記刈刃が異物によりロックした場合に駆動モータを停止状態にすることができる。さらに、前記刈刃が異物によりロックしたことを作業者に容易に気づかせることができる。さらに、第三者に対して草を刈る等の作業を行っていること判りやすくすることができる。さらに、不意に刈刃が回転することを防止するができる。さらに、バッテリーパックの電気エネルギーの残量が不足した場合、このことをバッテリーランプの発光及びブザーのブザー音により、2段階の残量で告知することができる等の効果がある。
以下、本発明に係る草刈機の好適な一実施形態を充電式電動草刈システムを例に図面を参照して説明する。尚、図1は、電動草刈機2を用いた充電式電動草刈システム1の外観構造を表した斜視図、図2は、作業中の電動草刈機2を説明する説明図、図3は、電動草刈機2の後端部の側方から見た断面図、図4は、電動草刈機2の中間部の側方から見た断面図、図5は、電動草刈機2の先端部の側方から見た断面図、図6は、電動草刈機2の後端部の背面図、図7は、電動草刈機2の表示ボックス17の上面図、図8は、電動草刈機2の表示ボックス17の背面から見た断面図、図9は、衝撃センサ270及びその周囲の断面図、図10は、電動草刈機2の回路構成を示すブロック図、図11及び図12は、電動草刈機の動作を示すフローチャートである。
図1において、充電式電動草刈システム1は、電動草刈機2と、ジョイントコード3と、バッテリーパック4と、充電器5と、ベルト102(図2参照)と、バッグ103(図2参照)と、肩掛けバンド104(図2参照)とから構成されている。
電動草刈機2は、メインパイプ11と、このメインパイプ11の後端部に取り付けられた駆動部12と、前記メインパイプ11の先端部に取り付けられた草刈ヘッド部13とを備え、駆動部12内に設けられた駆動モータ21(図3参照)から駆動力をメインパイプ11内に設けられた伝動軸22(図3参照)を介して草刈ヘッド部13の刈刃14に伝達して、刈刃14を回転させる。
駆動部12は、上面に主電源スイッチ23を有し、左側面にジョイントコード3の一端側のコネクタ31と接続する電源コネクタ24を有し、内部に電力によって駆動する駆動モータ21(図3参照)を駆動源として設けている。
メインパイプ11の駆動部12より前方には、後端側から順にバンド取り付け金具15、ハンドル固定金具16、表示ボックス17が取り付けられている。ハンドル固定金具16の左右には、左手側ハンドル18a及び右手側ハンドル18bがそれぞれ左斜め上方及び右斜め上方に向けてU字状に延出して設けられている。左手側ハンドル18a及び右手側ハンドル18bの上側は左手側グリップ25a及び右手側グリップ25bが設けられている。右手側グリップ25bの上端には、始動/停止スイッチ26が設けられている。
表示ボックス17の上面には、自動/高速切換スイッチ27と表示部28が設けられている。
始動/停止スイッチ26と表示ボックス17は、ハンドル18bの外表に沿って配置されるハーネス301によって接続されている。
駆動部12と表示ボックス17は、メインパイプ11の外表に沿って配置されるハーネス302によって接続されている。
メインパイプ11の表示ボックス17より前側には警告ラベル29が貼り付けられている。
草刈ヘッド部13は、ギヤケース61と刈刃14を備えている。メインパイプ11の草刈ヘッド部13より若干後方には飛散防止カバー62が設けられている。飛散防止カバー62は、刈刃14の後ろ側から覆っており、刈刃14により刈られた草が後方に飛散するのを防止する。
一方、駆動部12は、ジョイントコード3を介してバッテリーパック4から電力が供給されるようになっている。
バッテリーパック4は、内部にニッケル水素電池を設け、筐体41の上面にカプラー42を設けている。カプラー42は、ジョイントコード3の他端側のコネクタ32と、充電器5の電池充電用コード51の電池充電用コネクタ52とのいずれでも接続可能となっている。
筐体41の内部には、バッテリーパック4からジョイントコード3を介してモータ駆動基板231(図3参照)及び駆動モータ21(図3参照)へ過剰な電流が流れるのを防止するとともに、充電器5から電池充電用コード51を介してバッテリーパック4へ過剰な電流が流れるのを防止するヒューズ部が設けられている。
充電器5は、電池充電用コード51からバッテリーパック4に電流を流してバッテリーパック4のニッケル水素電池の充電を行う。
バッテリーパック4は、内部のニッケル水素電池に蓄えられた電気エネルギーによりジョイントコード3を介して駆動部12内に設けられたモータ駆動基板231(図3参照)及び駆動モータ21(図3参照)に電流を流すことで、駆動モータ21(図3参照)に電力を供給して駆動モータ21(図3参照)を回転させる。
次に、電動草刈機2の使用状態について説明する。
バッテリーパック4(図1参照)は予め充電器5(図1参照)によって充電を行い、図2に示すように、作業者101の腰111のベルト102に取り付けられたバッグ103に収納されて使用される。
作業者101の肩112には肩掛けバンド104が掛けられている。肩掛けバンド104の下端部には、電動草刈機2のメインパイプ11のバンド取り付け金具15が取り付けられるようになっている。なお、メインパイプ11に対する肩掛けバンド104の下端部の取り付け位置は、駆動部12と草刈ヘッド部13との重量配分によって決められた草刈ヘッド部13側に多めに重量が掛かるようにメインパイプ11の中心部からやや後寄りとされている。
バッテリーパック4(図1参照)はジョイントコード3を介して電動草刈機2の駆動部12に接続している。左手側ハンドル18a及び右手側ハンドル18bの左手側グリップ25a及び右手側グリップ25bは、それぞれ作業者101の左手113a及び右手113bにより握持されている。この状態で、右手側グリップ25bの始動/停止スイッチ26(図1参照)は、作業者101の右手113bの親指114bにより操作される。作業者101は、主電源スイッチ23をオンし、さらに始動/停止スイッチ26をオンし、刈刃14を回転させ、地面に対して平行に刈刃14を振り回して、雑草115の刈払いを行う。
次に、駆動部12の内部構造について詳細に説明する。
図3において、駆動部12は、モータハウジング121内に駆動モータ21及びその周辺機器を収納する構造になっている。
モータハウジング121は、後ろ側から順にリヤランプ駆動基板232を収納する背面部122と、モータ駆動基板231及び駆動モータ21を収納するモータ収納部123、メインパイプ11を取り付けるファネル部124とから構成されている。
背面部122は、前方が開口した箱型に形成され、リヤランプ駆動基板232が取り付けられている。リヤランプ駆動基板232は、リヤランプ131a、131bを実装している。このような状態で背面部122の後面には、図6に示すように、駆動部12の後部から外部に向けて発光するリヤランプ131a、131bの発光部が左右に並べて設けられている。
以下、モータ収納部123及びファネル部124について詳細に説明する。
図3において、モータ収納部123は、前方及び後方が開口した箱型に形成されている。図6に示すように、モータ収納部123の左側面には、ジョイントコード用のコネクタ24を設けている。
また、図3において、モータ収納部123の上面の前側には、主電源スイッチ23を設けている。モータ収納部123の内部には、駆動モータ21をネジ止めにより取り付けるとともに、駆動モータ21の上側にモータ駆動基板231を取り付けている。
モータ収納部123の後ろ側の開口234には、背面部122がネジ止めにより取り付けられ、モータ収納部123の前側の開口235には、ファネル部124が取り付けられている。駆動モータ21の回転軸236は、ファネル部124側に向けられている。ファネル部124は、前方に向けて先細りとなるように形成されている。ファネル部124の前方の開口237には、メインパイプ11が挿入され、図示しないネジにより固定されている。メインパイプ11には、伝動軸22が挿入されている。伝動軸22の後端は、連結部材238を介して駆動モータ21の回転軸236に取り付けられている。また、回転軸236には駆動モータ21を冷却するためのファン239も設けられている。
モータ収納部123の外側における主電源スイッチ23の周りには、スイッチカバー240が取り付けられている。
モータ収納部123のファネル部124を取り付けた位置の左側下方には、表示部28(図1参照)からのハーネス302を挿通されるための貫通孔241が形成されている。
モータ駆動基板231は、ハーネス302が接続させるとともに、主電源スイッチ23のコード303、リヤランプ駆動基板232からのハーネス304及び電源コネクタ24(図1参照)からのからのハーネス305が接続されている。
モータ駆動基板231は、駆動モータ21とハーネス306を介して接続している。電源コネクタ24(図1参照)は、コード307を介して電源スイッチ23に接続されている。
以下、ハンドル固定金具16について詳細に説明する。
図4に示すように、ハンドル固定金具16は、本体部251と、ハンドル用止金252と、メインパイプ用止金253とから構成される。
図1に示した左手側ハンドル18a及び右手側ハンドル18bは、図4に示すハンドル中間部18を介して一体形成されている。ハンドル中間部18は、ハンドル用止金252と本体部251の間に挟持された状態で、ハンドル用止金252が前後のネジ254、254により本体部251にネジ止め固定されることで、ハンドル固定金具16に固定されている。
メインパイプ11は、メインパイプ用止金253と本体部251の間に挟持された状態で、メインパイプ用止金253が左右のネジ255、255(左側のみ図示)により本体部251にネジ止め固定されることで、ハンドル固定金具16に固定されている。
以下、表示ボックス17について詳細に説明する。
図4に示すように、表示ボックス17は、箱型に形成され、後面と前面とにメインパイプ11が挿入される開口17a、17bがそれぞれ形成されている。表示ボックス17は、図示しないネジによりメインパイプ11に固定されている。
表示ボックス17の内側上方には、表示ボックス基板260(図8参照)が設けられている。
始動/停止スイッチ26(図1参照)からのハーネス301は、表示ボックス17の開口17cに挿入され表示ボックス基板260に接続されている。
駆動部12(図1参照)からのハーネス302は、表示ボックス17の開口17dに挿入され表示ボックス基板260に接続されている。
図4に示すように、表示ボックス17の上面には、表示部28が設けられている。表示部28は、透明板により形成された表示窓261の内側にLED表示ユニット262を取り付けた構造になっている。LED表示ユニット262は、前側から順に駆動モータ21の運転状態を示す運転LED263(図7参照)、メインパイプ11から衝撃を検出したか及び刈刃14がロックされたか否かを示す衝撃・刈刃ロックLED264(図7参照)、バッテリーパック4の電気エネルギーの残量を点滅及び連続点灯で示すバッテリーLED265(図7参照)を備えている。バッテリーLED265は、外部に向けて発光するバッテリーランプとなっている。
運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264及びバッテリーLED265は、表示ボックス基板260に実装されている。
表示ボックス17の表示部28の後方寄りには、自動/高速切換スイッチ27が設けられている。自動/高速切換スイッチ27は、図7に示すように、操作部27aを右回りに回転することで駆動モータ21を自動で速度調整して回転させる自動モードを選択し、操作部27aを左回りに回転することで駆動モータ21を高速で回転させる高速モードを選択する。
自動/高速切換スイッチ27は、図4に示すように、表示ボックス基板260に実装されている。
また、表示ボックス基板260には、ブザー266が実装されている。
図8において、表示ボックス17の右側面内側(図に向かって右側)には、前後のピン突起部269a(図4及び図9参照)、269bを介して圧電ブザーによる衝撃センサ270が左右にスライド可能な状態で設けられている。この場合、ピン突起部269a(図4及び図9参照)、269bは、衝撃センサ270の左右に突出して形成された舌片271a(図4及び図9参照)、271bに形成された貫通孔に挿入されている。
コイルバネ273a(図9参照)、273bは、ピン突起部269a(図4及び図9参照)、269bに取り付けられた状態で、表示ボックス17の右側面内側と衝撃センサ270の舌片271a(図4及び図9参照)、271bとの間に介挿され、衝撃センサ270の検出部272をメインパイプ11の側面に略一定の力で押し付けている。衝撃センサ270は、メインパイプ11から検出部272に衝撃が伝達すると、内部の圧電素子が電圧を発生し、この電圧によりハーネス308に電流が流す。衝撃センサ270のハーネス308は、表示ボックス基板260を介して駆動部12(図1参照)からのハーネス302に電気的に接続される。また、図9において、表示ボックス17の右側面のピン突起部269a、269bの間には、内側に向けて突出する段部274が形成されている。段部274は、衝撃センサ270の角度を安定させるためのものである。
尚、本実施形態では、衝撃センサ270からの電流が流れる表示ボックス基板260の回路系統に可変抵抗を介挿し、衝撃センサ270に流れる電流を調整可能にしている。これは、衝撃センサ270に用いる圧電ブザーの感度差が大きいためである。
以下、草刈ヘッド部13について詳細に説明する。
図5に示すように、メインパイプ11の先端の草刈ヘッド部13は、ギヤケース61と刈刃14を備えている。
ギヤケース61は、上側カバーケース281と、下側蓋部282を備えている。上側カバーケース281は、後ろ側に開口291を有するとともに、底面に開口292を有する。下側蓋部282は、上側カバーケース281の開口292を閉塞した状態で、ネジ293、294により下側蓋部282取り付け固定される。
ギヤケース61の内部には、上側カバーケース281及び下側蓋部282にそれぞれ設けられた上下のベアリング295、296により縦軸297が回転可能な状態で取り付けられている。縦軸297の下側は、下側蓋部282を貫通し下方に突出している。
縦軸297は、ギヤケース61の内部において傘歯車298が取り付けられ、ギヤケース61の外側において刈刃14が取り付けられている。
伝動軸22は、ギヤケース61の開口291の内部においてベアリング299により回転可能な状態で保持され、その端部に傘歯車300が設けられている。
伝動軸22の傘歯車300は、縦軸297の傘歯車298に噛合っている。
伝動軸22からの駆動力は各傘歯車300、298の噛合によって縦軸297に伝えられ、これにより刈刃14が回転するようになっている。
次に、電動草刈機2の回路構成について詳細に説明する。
図10において、電動草刈機2は、電気回路系統として、駆動モータ21、主電源スイッチ23、コネクタ24、モータ駆動基板231、表示ボックス基板260、右グリップ25bの始動/停止スイッチ26、衝撃センサ270及びリヤランプ駆動基板232を備えている。駆動モータ21には、停止制御手段としてのモータ駆動基板231の制御により回転軸236に対してブレーキ停止を行える機能を有している。モータ駆動基板231は、刈刃14に草が巻き付く等に原因で刈刃14がロックし、駆動モータ21がロック停止した場合の検出を行うロック検出手段としての機能を有している。
モータ駆動基板231は、電気回路系統として、電動草刈機2の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)401と、電源回路402と、駆動モータ21の制御を行う駆動モータ制御回路403と、LED表示ユニット262及びブザー266の駆動を行う駆動回路404と、衝撃センサ270の検出結果をデータ化してCPU401に入力するセンサ回路405とを備えている。
右手側グリップ25bは、電気回路系統として、始動/停止スイッチ26を備えている。
電源コネクタ24から供給される電圧は、ハーネス307、主電源スイッチ23及びハーネス303の経路、またはハーネス305の経路を介して電源回路402により各々適切な電圧に変換され、モータ駆動基板231の各回路に供給される。
また、電源回路402は、電源コネクタ24から供給される電圧を検出し、この検出結果をモータ駆動基板231のCPU(マイコン)401に供給する。
モータ駆動基板231のCPU401は、モータ駆動基板231内で電源回路402と、駆動モータ制御回路403と、駆動回路404とに接続される。また、CPU401は、ハーネス302、表示ボックス基板260及びハーネス301を介して右手側グリップ25bの始動/停止スイッチ26に接続され、ハーネス302、304をそれぞれ介して表示ボックス17の自動/高速切換スイッチ27、リヤランプ駆動基板232のリヤランプ131a、131bに接続されている。
駆動回路404は、ハーネス302を介してLED表示ユニット262及びブザー266に接続される。
センサ回路405は、ハーネス302、表示ボックス基板260、ハーネス308を介して衝撃センサ270に接続される。
CPU401は、電源回路402を介した主電源スイッチ23による入力、始動/停止スイッチ26及び自動/高速切換スイッチ27による入力、モータ制御回路403及びセンサ回路405の検出結果に基づいて、駆動回路404の制御を行うとともに、リヤランプ131a、131bの点灯を行う。
モータ制御回路403は、CPU401の制御に基づいて電源回路402の電圧に変圧等を行い駆動モータ21に供給することで、駆動モータ21を回転駆動制御する。
表示ボックス基板260は、CPU401の制御に基づいてLED表示ユニット262を駆動制御することで、LED表示ユニット262に充電式電動草刈システム1(図1参照)の動作状態の情報を表示させる。
以下、モータ駆動基板231のCPU401による制御についてフローチャートを参照して説明する。
ここで、図11及び図12のフローは図中ABCDで繋がっており、図11及び図12で一つのフローチャートを示している。
図11及び図12において、まず、電動草刈機2のCPU401は、駆動部12の電源コネクタ24にジョイントコード3が接続されるまでは動作しない。そして、電動草刈機2のCPU401は、駆動部12の電源コネクタ24にジョイントコード3が接続され、電源回路402にバッテリーパック4からの電力が供給されることで、ステップS1の判定がYESとなり、ステップS2の処理に移行する。
ステップS2において、CPU401は、駆動部12側の運転ランプとしてのリヤランプランプ131a、131bに電圧を加えるとともに、駆動回路404を制御して表示ボックス17側のLED表示ユニット262の運転ランプとしての運転LED263、衝撃検出ランプ及び刈刃ロックランプとしての衝撃・刈刃ロックLED264、充電ランプとしてのバッテリーLED265に電圧を加えることで全ランプの点灯制御を行うとともに、リヤランプランプ131a、131b、運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264及びバッテリーLED265に流れる電流を検出してランプが正常に動作しているか否かのテストを行い、ステップS3の処理に移行する。
ステップS3において、CPU401は、主電源スイッチ23がオンか否かの判定を行う。主電源スイッチ23がオフの場合、ステップS3の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS3の処理を繰り返し、主電源スイッチ23がオンの場合、CPU401は、ステップS3の判定がYESとなり、ステップS4の処理に移行する。
ステップS4において、CPU401は、全ランプが正常に動作しているか否かのテストを完了し、リヤランプランプ131a、131b、運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264、バッテリーLED265の全てに電圧を加えるのを中止して全ランプの消灯制御を行い、ステップS5の処理に移行する。
ステップS5において、CPU401は、始動/停止スイッチ26がオフか否かの判定を行う。始動/停止スイッチ26がオンの場合、ステップS5の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS19の処理に移行し、主始動/停止スイッチ26がオフの場合、ステップS5の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS6の処理に移行する。
ステップS6において、CPU401は、始動/停止スイッチ26がオンか否かの判定を行う。始動/停止スイッチ26がオンの場合、ステップS6の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS11の処理に移行し、主電源スイッチ23がオフの場合、テップS6の判定がNOとなり、CPU401は、スステップS7の処理に移行する。
ステップS7において、CPU401は、始動/停止スイッチ26のオフ状態が30秒経過したか否かの判定を行う。始動/停止スイッチ26のオフ状態が30秒経過していなければ、ステップS7の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS6の処理に戻り、始動/停止スイッチ26のオフ状態が30秒経過した場合、ステップS7の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS8の処理に移行する。
ステップS8において、CPU401は、駆動回路404を制御することで、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に警報(警報用ブザー音)を発生させ、ステップS9の処理に移行する。
ステップS9において、CPU401は、主電源スイッチ23がオフか否かの判定を行う。主電源スイッチ23がオンの場合、ステップS9の判定がNOとなり、CPU401は、ブザー266に警報を発生させたままステップS9の処理を繰り返す。主電源スイッチ23がオフになった場合、ステップS9の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS10の処理に移行する。
ステップS10において、CPU401は、ブザー266に停止制御(オフ)を行い、ブザー266に警報を停止させ、ステップS3の処理に戻る。
次に、ステップS6の処理からステップS11の処理に移行した場合について説明する。
ステップS6において、始動/停止スイッチ26がオンされた場合、CPU401は、ステップS11において、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に運転開始を示すブザー音を発生させるとともに、モータ制御回路403を制御し駆動モータ21を低速で回転開始(スロースタート)さてから通常の回転状態に移行させ、さらに、運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)に電圧を加えて運転ランプを点灯させ、ステップS12の処理に移行する。これにより、電動草刈機2は、刈刃14を回転させ、刈刃14で草刈を行える状態となる。
ステップS12において、CPU401は、始動/停止スイッチ26がオフか否かの判定、即ち運転停止操作が行われたか否かの判定を行う。始動/停止スイッチ26がオフ(運転停止操作)の場合、ステップS12の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS13の処理に移行し、始動/停止スイッチ26がオン(運転操作)の場合、CPU401は、ステップS12の判定がNOとなり、ステップS14の処理に移行する。
ステップS13において、CPU401は、運転停止操作から3秒以内にモータ制御回路403を制御し駆動モータ21を回生ブレーキによりブレーキ停止させ、刈刃14の回転を停止させるとともに、運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)に電圧を加えるのを止めて運転ランプを消灯させ、ステップS6の処理に移行する。これにより、電動草刈機2は、停止状態となる。
次に、ステップS12の処理からステップS14の処理に移行した場合について説明する。
ステップS14において、CPU401は、刈刃14に草が巻き付く等に原因で刈刃14がロックし、駆動モータ21がロック停止したか否かの判定を行う。刈刃14がロックした場合、ステップS14の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS15の処理に移行する。刈刃14がロックしていなかった場合、CPU401は、ステップS14の判定がNOとなり、ステップS17の処理に移行する。
ステップS15において、CPU401は、刈刃14がロックして4秒以上経過したか否かの判定を行う。刈刃14がロックして4秒以上経過していなければ、ステップS15の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS17の処理に移行し、刈刃14がロックして4秒以上経過した場合、ステップS15の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS16の処理に移行する。
ステップS16において、CPU401は、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に警報を発生させるとともに、モータ制御回路403を制御し駆動モータ21を運転停止させ、刈刃14の回転を停止させ、さらに衝撃・刈刃ロックLED264を点灯させ、ステップS19の処理に移行する。
次に、ステップS14の処理からステップS17の処理に移行した場合について説明する。
ステップS17において、CPU401は、衝撃センサ270の検出結果に基づき、刈刃14に瓶や石が接触する等の原因でして等がメインパイプ11に衝撃が有ったか否かの判定を行う。メインパイプ11に衝撃が有った場合、ステップS17の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS18の処理に移行し、メインパイプ11に衝撃が無かった場合、ステップS17の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS21の処理に移行する。
ステップS18において、CPU401は、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に警報を発生させ、モータ制御回路403を制御し駆動モータ21を瞬時停止させ、さらに衝撃・刈刃ロックLED264を点灯させ、ステップS19の処理に移行する。
ステップS19において、CPU401は、始動/停止スイッチ26がオフか否かの判定を行う。始動/停止スイッチ26がオンの場合、ステップS19の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS19の処理を繰り返し、始動/停止スイッチ26がオフの場合、ステップS19の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS20の処理に移行する。
ステップS20において、CPU401は、ブザー266の停止制御を行い、ブザー266の警報を停止させ、リヤランプランプ131a、131b、運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264、バッテリーLED265の全てに消灯制御を行い、ステップS6の処理に戻る。
次に、ステップS17の処理からステップS21の処理に移行した場合について説明する。
ステップS21において、CPU401は、電源回路402を介して電源コネクタ24から供給される電圧を検出し、検出結果から、バッテリーパック4の電圧低下を検出する。バッテリーパック4の電圧低下を検出しなかった場合、ステップS21の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS12の処理に戻り、バッテリーパック4の電圧低下を検出した場合、ステップS21の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS22の処理に移行する。
ステップS22において、CPU401は、電源コネクタ24から供給される電圧と電流を配線抵抗により検出し、この検出結果からバッテリーパック4の電気エネルギーの残量を検出し、ステップS23の処理に移行する。
ステップS23において、CPU401は、バッテリーパック4の電気エネルギー残量の検出結果から点滅周期を計算し、表示ボックス基板260を制御し、前記点滅周期でLED表示ユニット262の充電ランプ(バッテリーLED265)を点滅させ、ブザー266にブザー音(ピ、ピ、ピ音)を発生させ、ステップS24の処理に移行する。
ステップS24において、CPU401は、電源回路402の電源コネクタ24から供給される電圧を検出結果から、バッテリーパック4の電気エネルギーの残量を検出し、バッテリーパック4の電気エネルギーがローリミットであるか否かの判定を行う。バッテリーパック4の電気エネルギー残量の検出結果がローリミットより多い場合、ステップS24の判定がNOとなり、CPU401は、ステップS12の処理に戻り、バッテリーパック4の電気エネルギー残量の検出結果がローリミットに到達したかまたはローリミットより少なかった場合、ステップS24の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS25の処理に移行する。
ステップS25において、CPU401は、表示ボックス基板260を制御し、LED表示ユニット262のバッテリーLED265を連続点灯させ、ステップS16の処理に移行する。
以上に示した処理により、CPU401は、衝撃センサ270が検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動モータ21を停止させる停止制御手段となっている。また、CPU401は、前記刈刃14が異物によりロックしたことを検出するロック検出手段となっているとともに、ロックを検出した場合に前記駆動モータ21を停止させる停止制御手段となっている。また、CPU401は、前記駆動モータ21が回転中の場合に運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)を点灯させ、前記駆動モータが停止中の場合に運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)を消灯させる発光制御手段となっている。また、CPU401は、バッテリーパック4の電気エネルギーの残量を検出する残量検出手段となっているとともに、前記残量検出手段の検出結果が所定値を下回った場合に、バッテリーランプとしてのバッテリーLED265を点滅発光させる。
以下、電動草刈機2の具体的作業手順を説明する。
まず、電動草刈機2の準備について説明する。
第1の準備操作として、モータハウジング121に設けられた主電源スイッチ23の操作部を切側(オフ側)にする。
次に、第2の準備操作として、右手側グリップ25bの始動/停止スイッチ26を停止側(オフ側)にする。
次に、第3の準備操作として、表示ボックス17の自動/高速切換スイッチ27を用いて、運転モードの選択を行う。
次に、第4の準備操作として、モータハウジング121に設けられた電源コネクタ24に、ジョイントコード3を介してバッテリーパック4を接続する。
これにより、CPU401は、図11に示したステップS1の判定がYESとなりステップS2の処理を行い、リヤランプランプ131a、131b、運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264、バッテリーLED265の全てが点灯する。
次に、電動草刈機2の運転操作について説明する。
第1の運転操作として、モータハウジング121に設けられた主電源スイッチ23の操作部を入側(オン側)にする。
これにより、CPU401は、図11に示したステップS3の判定がYESとなりステップS4の処理を行い、リヤランプランプ131a、131b、運転LED263、衝撃・刈刃ロックLED264、バッテリーLED265の全てが消灯しランプテストが完了する。この後、CPU401は、図11に示したステップS5の判定がYESとなりステップS6の処理を行う。
次に、第2の運転操作として、表示ボックス17の自動/高速切換スイッチ27を用いて、運転モードの選択を行う。この場合の運転モード選択は、運転中にも可能である。
次に、第3の運転操作として、右手側グリップ25bの始動/停止スイッチ26を始動側(オン側)にする。
これにより、CPU401は、図11に示したステップS6の判定がYESとなり、CPU401は、ステップS11において、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に運転開始を示すブザー音(ピーピー音)を発生させ、作業者101及びその近くに居る第三者に電動草刈機2の運転開始を知らせ、この後、モータ制御回路403を制御し設定時間(たとえば4秒)後に駆動モータ21を低速で回転開始(スロースタート)さてから通常の回転状態に移行さる。
次に、電動草刈機2の刈払い作業について説明する。
電動草刈機2が運転中の場合、ステップS11の処理により、リヤランプの運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)を点灯させる。
この状態で、図2に示すように、作業者101は、電動草刈機2を保持し、地面に対して平行に刈刃14を振り回して、雑草115の刈払いを行う。
ここで、草の刈払い作業中に、刈刃14に草が巻き付く等の原因で刈刃14がロックし所定設定時間(4秒)経過した場合、CPU401は、ステップS14、S15、S16の処理により、ブザー266に警報(連続ピー音)を発生させるとともに、衝撃・刈刃ロックLED264を点灯させ、モータ制御回路403を制御し駆動モータ21を運転停止させ、刈刃14の回転を自動停止させる。ここで、刈刃14がロックしてから刈刃14の回転を自動停止させるまで4秒の時間を設けた理由は、作業者101が刈刃14への草が巻き付きを確認した場合、4秒以内に草等を振り払うことで、除去できる可能性があり、作業性が向上するためである。
ブザー266に警報の解除及び衝撃・刈刃ロックLED264の消灯は、ステップS19、S20において、始動/停止スイッチ26を停止側にする(オフする)ことで行える。
ここで、駆動モータ21のロック時の電流はバッテリーパック4のバッテリー電圧に比例するため、駆動モータ21のロックを駆動モータ21に流れる電流だけで判別はできない。また、駆動モータ21をPWM制御しているため検出が難しい。このため、本実施形態では、駆動モータ21のロックをCPU401のマイコン処理で検出している。
草の刈払い作業中に、刈刃14に瓶や石が接触する等の原因でメインパイプ11に衝撃が有った場合、CPU401は、ステップS17、ステップS18の処理により、ブザー266のオン制御を行い、ブザー266に警報を発生させ、衝撃・刈刃ロックLED264を点灯させ、モータ制御回路403を制御し駆動モータ21を瞬時停止させる。尚、CPU401は、一回の強い衝撃だけでなく、コンクリートブロックの周りの刈払い作業時等に発生する小さい衝撃でもモータ制御回路403を制御し駆動モータ21を瞬時停止させる。
ここで、草の刈払い作業中に、バッテリーパック4の電圧低下した場合、CPU401は、ステップS21、S22、S23の処理により、LED表示ユニット262のバッテリーLEDを点滅させるとともに、ブザー266のブザー音(ピ、ピ、ピ音)により作業者に知らせる。
LED表示ユニット262のバッテリーLED265の点滅は、草の種類にもよるが、駆動モータ21の停止前の5分から10分で開始する。
LED表示ユニット262のバッテリーLED265の点滅周期は、バッテリーパック4の電圧低下に伴い徐々に早くなる。
CPU401は、バッテリーパック4の過放電を防ぐため、電圧低下により駆動モータ21が一度停止した場合、電源コネクタ24に対してジョイントコード3の抜き差しを行うまで駆動モータ21の運転をできないようしてもよい。
ここで、バッテリーパック4の残量を検出する場合、消費電流が大きいという理由と、バッテリーパック4からの電流はランダムに近いという理由で、電流と電圧と配線抵抗からバッテリーパック4の残量をマイコン処理により算出し、それを平均化している。
次に、電動草刈機2の運転停止操作について説明する。
電動草刈機2の停止させる場合、作業者101は、始動/停止スイッチ26をオフすることで運転停止操作を行う。するとCPU401は、ステップS12、S13の処理において、運転停止操作から3秒以内に駆動モータ21をブレーキ停止させ、刈刃14の回転を停止させるとともに、運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)に電圧を加えるのを止めて運転ランプ(リヤランプランプ131a、131b、運転LED263)を消灯させる。
駆動モータ21のブレーキ停止は、機械的なブレーキ停止でない回生ブレーキなので、駆動モータ21の長寿命が期待できる。
この後、モータハウジング121に設けられた主電源スイッチ23の操作部を切側(オフ側)にする。
また、図11及び図12のフローチャートでは説明を省略したが、表示ボックス17の自動/高速切換スイッチ27を用いた運転モードについて説明する。
以下、高速モードについて説明する。
自動/高速切換スイッチ27の操作部を高速側に回転させることで、CPU401は、高速モードに設定される。バッテリーパック4のバッテリー電圧が12Vとなる時の刈刃14の回転数を100%の回転数とし、CPU401は、前記100%の回転数を高速モードの回転数とし、駆動モータ21を回転させる。
バッテリーパック4のバッテリー電圧は、充電完了後に14Vあり、これを直接駆動モータ21に加えると、必要以上に回転数が上がりすぎるため、本実施形態では、100%を超える部分をカットしている。
以下、自動モードについて説明する。
自動/高速切換スイッチ27の操作部を自動側に回転させることで、CPU401は、自動モードに設定される。CPU401は、高速モードの80%の回転数を自動モードの回転数とし、駆動モータ21を回転させる。
ここで、草が密に生えてなければ、駆動モータ21に前記100%の回転数の出力は必要なく、80%の回転数にすることで作業時間を長くすることができる。また、CPU401は、バッテリーパック4のバッテリー電圧が低下しても、自動的に駆動モータ21の80%の回転数を維持する。これにより電動草刈機2は、エンジン機のような負荷に応じた操作のわずらわしさが無く、取り扱いが簡単で使用し易いことをアッピールできる。
電動草刈機2は、例えば高速モードで40分、自動モードで1時間の作業が行える。ただし、草の種類や密生度で自動/高速モードでの作業時間にあまり変化がない場合もある。
このような実施形態によれば、衝撃センサ270が検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合にCPU401が前記駆動モータ21を停止させるので、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、前記刈刃14が異物によりロックした場合に駆動モータ21を電力が供給されない停止状態にすることができる。
さらに、本実施形態によれば、前記刈刃14が異物によりロックしたことを作業者に容易に気づかせることができる。
さらに、本実施形態によれば、前記駆動モータ21が回転中の場合にリヤランプ131a、131bを点灯させ、第三者に対して草を刈る等の作業を行っていること判りやすくすることができる。
さらに、本実施形態によれば、刈刃14が回転する前に、ブザー266によって運転開始を示すブザー音(ピーピー音)が設定時間(4秒)鳴るので、設定時間(4秒)の間に作業者は始動/停止スイッチ26がオフすることが可能になり、始動/停止スイッチ26の誤操作を早期に修正でき、不意に刈刃14が回転することを防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、主電源スイッチ23の操作部を入側(オン側)にした状態で、始動/停止スイッチ26を切側(オフ側)した状態が30秒続いた場合、ブザー266に警報(警報用ブザー音)を発生させ、主電源スイッチ23を切側(オフ側)にするように促すことができ、これによっても不意に刈刃14が回転することを防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、バッテリーパック4の電圧低下を、LED表示ユニット262のバッテリーLED265を点滅及び連続点灯させることにより作業者に告知することができるので、早期に交換用のバッテリーパック4の準備を行える。
尚、CPU401は、主電源スイッチ23の操作部を入側(オン側)にすか、または始動/停止スイッチ26を入側(オン側)した状態で、電源コネクタ24に、ジョイントコード3を介してバッテリーパック4を接続した場合、運転を行えないようにするとともに、ブザー266に警報(警報用ブザー音)を発生させるように構成してもよい。
また、CPU401は、電源コネクタ24からの電流と電圧と配線抵抗から電源コネクタ24に接続されたバッテリーパックの種類を検出し、専用のバッテリーパックが接続されていなければ、運転を停止するように構成してもよい。
さらに、CPU401は、通常操作で駆動モータ21が回転を始めたときの駆動モータ21に流れる電流値を調べることで刈刃14が取り付けられているか否かを判別し、草刈ヘッド部13に刈刃14が取り付けられていないと判断した場合、駆動モータ21の運転を行わないように構成してもよい。
以下、図1乃至図12に示した実施形態の変形例をエンジン式電草刈機を例に図面を参照して説明する。尚、図13は、本変形例のエンジン式電草刈機501の回路構成を示すブロック図である。
図13において、エンジン式電草刈機501は、機械系統として、メインパイプ(図1のメインパイプ11参照)と、このメインパイプの後端部に取り付けられて駆動する駆動源であるところのエンジン502と、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃(図1の刈刃14参照)とを備え、前記エンジン502から駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸(図3乃至図5の伝動軸22参照)を介して前記刈刃に伝達して、この刈刃を回転させるようになっている。
また、エンジン式電草刈機501は、電気回路系統として、内燃機関のエンジン502に取り付けられるスパークプラグ503と、エンジン502のシャフト502aに取り付けられるプラグ点火用マグネットロータ504と、プラグ点火用コイル505と、制御回路506と、前記メインパイプに伝わる衝撃を検出する衝撃センサ(図4の衝撃センサ270参照)507と、電源508と、エンジン停止用スイッチ509と、エンジン停止用マニュアルスイッチ510とを備えている。
プラグ点火用マグネットロータ504は、エンジン502のシャフト502aが回転することで回転し、プラグ点火用コイル505の1次側に流れる電流を急激に変化させる。プラグ点火用コイル505は、1次側に流れる電流が急激に変化すると、その変化を受けた2次側コイルに高圧の電流を流して、スパークプラグ503を放電点火させる。
プラグ点火用コイル505の2次側コイルのスパークプラグ503に近い位置は、配線を介してエンジン停止用スイッチ509及びエンジン停止用マニュアルスイッチ510の固定接点と制御回路506の電圧検出端子に電気的に接続されている。エンジン停止用スイッチ509及びエンジン停止用マニュアルスイッチ510の接点は、エンジン式電草刈機501のアースに接続されている。
エンジン停止用スイッチ509は、制御回路506の制御によりオンオフする。そして、エンジン停止用スイッチ509は、オンした場合に、プラグ点火用コイル505の2次側コイルに流れる高圧電流をアースに流して、スパークプラグ503の放電を強制的に停止させ、エンジン502を停止させる。
エンジン停止用マニュアルスイッチ510は、手動によりオンオフする。そして、エンジン停止用マニュアルスイッチ510は、オンした場合に、プラグ点火用コイル505の2次側コイルに流れる高圧電流をアースに流して、スパークプラグ503の放電を強制的に停止させ、エンジン502を停止させる。
制御回路506は、電源508からの電力により動作するようになっている。電源508としては、一次電池の乾電池やリチウム電池、二次電池のニッケル水素電池やニッカド電池等が適用可能である。
制御回路506は、その電圧検出端子が所定時間以内に高圧を検出した状態において、衝撃センサ507が検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合にエンジン停止用スイッチ509をオンしてスパークプラグ503の放電を強制的に停止させ、前記エンジン502を停止させる。これにより、制御回路506は、前記エンジン502の停止制御手段となっている。
かかる構成のエンジン式電草刈機501によれば、回転中の刈刃の瓶や石の接触した場合にメインパイプに衝撃が発生し、衝撃センサ507が前記メインパイプに伝わる衝撃を検出し、この衝撃センサ507が検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に制御回路506が前記エンジン502を停止させるので、刈刃が石やコンクリートに接触した際の作業者に対する安全性を向上させることができる。
尚、図13に示したエンジン式電草刈機501は、外部に向けて発光するランプと、ブザー音を発生するブザーとを更に備え、前記衝撃センサ507が検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させるように構成してもよい。また、図13に示したエンジン式電草刈機501は、エンジン502に制御回路506用の電源電圧を発電する発電用コイル及びマグネットロータを設ければ、電池による電源508を設けなくてもよい。
本発明は、雑草を刈る草刈機及び電動草刈機に限らず、芝生を刈る草刈機及び電動草刈機等にも応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態による電動草刈機を用いた充電式電動草刈システム1の外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態による作業中の電動草刈機を説明する説明図である。 図3は、本発明の一実施形態による電動草刈機の後端部の側方から見た断面図である。 図4は、本発明の一実施形態による電動草刈機の中間部の側方から見た断面図である。 図5は、本発明の一実施形態による電動草刈機の先端部の側方から見た断面図である。 図6は、本発明の一実施形態による電動草刈機の後端部の背面図である。 図7は、本発明の一実施形態による電動草刈機の表示ボックスの上面図である。 図8は、本発明の一実施形態による電動草刈機の表示ボックスの背面から見た断面図である。 図9は、本発明の一実施形態による衝撃センサ270及びその周囲の断面図である。 図10は、本発明の一実施形態による電動草刈機2の回路構成を示すブロック図である。 図11は、本発明の一実施形態による電動草刈機の動作を示す第1のフローチャートである。 図12は、本発明の一実施形態による電動草刈機の動作を示す第2のフローチャートである。 図13は、図1乃至図12に示した実施形態の変形例によるエンジン式電草刈機の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…充電式電動草刈システム、2…電動草刈機、
3…ジョイントコード、4…バッテリーパック、
5…充電器、11…メインパイプ、12…駆動部、
13…草刈ヘッド部、14…刈刃、15…バンド取り付け金具、
16…ハンドル固定金具、17…表示ボックス、
17a、17b、17c、17d…開口、
18…ハンドル中間部、18a…左手側ハンドル、
18b…右手側ハンドル、
21…駆動モータ、22…伝動軸、23…主電源スイッチ、
24…電源コネクタ、25a…左手側グリップ、25b…右手側グリップ、
26…始動/停止スイッチ、27…自動/高速切換スイッチ、
27a…操作部、28…表示部、29…警告ラベル、31…コネクタ、
32…コネクタ、41…筐体、42…カプラー、
51…電池充電用コード、61…ギヤケース、
62…飛散防止カバー、101…作業者、102…ベルト、
103…バッグ、104…肩掛けバンド、111…腰、
112…肩、113a…左手、113b…右手、
121…モータハウジング、122…背面部、
123…モータ収納部、124…ファネル部、
131a、131b…リヤランプ、231…モータ駆動基板、
232…リヤランプ駆動基板、234、235…開口、
236…回転軸、237…開口、238…連結部材、
239…ファン、240…貫通孔、251…本体部、
252…ハンドル用止金、253…メインパイプ用止金、
254、254、255、255…ネジ、
260…表示ボックス基板、261…表示窓、
262…LED表示ユニット、263…運転LED、
264…衝撃・刈刃ロックLED、265…バッテリーLED、
266…ブザー、269a、269b…ピン突起部、
270…衝撃センサ、271a、271b…舌片、272…検出部、
273a、273b…コイルバネ、274…段部、
281…上側カバーケース、282…下側蓋部、
291、292…開口、293、294…ネジ、
295、296…ベアリング、297…縦軸、
298…傘歯車、299…ベアリング、300…傘歯車、
301、302、304、…ハーネス、303…コード、
306、307、308…ハーネス、
401…CPU(マイコン)、402…電源回路、
403…駆動モータ制御回路、404…駆動回路、
405…センサ回路、501…エンジン式電草刈機、
502…エンジン、503…スパークプラグ、
504…プラグ点火用マグネットロータ、
505…プラグ点火用コイル、506…制御回路、
507…衝撃センサ、508…電源、
509…エンジン停止用スイッチ、
510…エンジン停止用マニュアルスイッチ

Claims (5)

  1. メインパイプと、このメインパイプの後端部に取り付けられて駆動する駆動源と、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃とを備え、前記駆動源から駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸を介して前記刈刃に伝達して、この刈刃を回転させる草刈機であって、
    前記メインパイプに伝わる衝撃を検出する衝撃センサと、
    この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動源を停止させる停止制御手段とを備えることを特徴とする草刈機。
  2. 外部に向けて発光するランプと、
    ブザー音を発生するブザーとを更に備え、
    前記衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させることを特徴とする請求項1に記載の草刈機。
  3. メインパイプと、このメインパイプの後端部に取り付けられ電力によって駆動する駆動モータと、この駆動モータを収納するモータハウジングと、前記メインパイプの先端部に取り付けられた刈刃とを備え、前記駆動モータから駆動力を前記メインパイプ内に設けられた伝動軸を介して前記刈刃に伝達して、この刈刃を回転させる電動草刈機であって、
    前記メインパイプに伝わる衝撃を検出する衝撃センサと、
    この衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記駆動モータを停止させる停止制御手段とを備えることを特徴とする電動草刈機。
  4. 外部に向けて発光するランプと、
    ブザー音を発生するブザーとを更に備え、
    前記衝撃センサが検出した衝撃のレベルが所定値を超えた場合に前記ランプを点灯発光させるとともに前記ブザーに警報用のブザー音を発生させることを特徴とする請求項3に記載の電動草刈機。
  5. 前記モータハウジングに収納され、前記モータハウジングの外部に配置されたバッテリーパックからジョイントコードを介して供給される電力を調整して前記駆動モータに供給する電源基板と、
    外部に向けて発光するバッテリーランプと、
    ブザー音を発生するブザーと、
    前記バッテリーパックの電気エネルギーの残量を検出する残量検出手段とを更に備え、前記残量検出手段の検出結果が1段階目の所定値を下回った場合に、前記バッテリーランプを点滅発光させ、前記残量検出手段の検出結果が1段階目より低い2段階目の所定値を下回った場合に、前記駆動モータを停止させ前記バッテリーランプを点灯させるとともに前記ブザーに連続音を発生させることを特徴とする請求項3または4に記載の電動草刈機。
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