JP3038492B2 - 草刈機の停止方法及びその装置 - Google Patents

草刈機の停止方法及びその装置

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JP3038492B2 JP2286409A JP28640990A JP3038492B2 JP 3038492 B2 JP3038492 B2 JP 3038492B2 JP 2286409 A JP2286409 A JP 2286409A JP 28640990 A JP28640990 A JP 28640990A JP 3038492 B2 JP3038492 B2 JP 3038492B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は草刈機の停止方法及びその装置に関し、詳し
くは草刈機の安全装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の草刈機について、第21図及び第22図に基づき簡
単に説明する。
従来の草刈機1はガソリンエンジンなどからなる駆動
装置2により回転駆動させられる駆動軸が操作桿3を介
して刈刃4に接続されており、この刈刃4を回転させる
ことにより草などを刈ることができるように構成されて
いる。
この草刈機1は、スタータハンドル5が勢いよく引か
れて駆動装置2が始動させられたのち、バンド6が作業
者の肩に掛けられ、グリップ7が右手で握持され、把持
部8が左手で握持されて使用されている。そして作業終
了後は、停止ボタン9が押されて駆動装置2が止められ
ていた。
停止ボタン9は駆動装置2の点火プラグを点火させる
ためのイグニッションコイルの一次側に接続されてい
て、この停止ボタン9が押されるとイグニッションコイ
ルの一次側が接地され短絡されて、駆動装置2は駆動不
可能な状態となり停止させられるようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
草刈りは崖など斜面での作業が多く、そのような場所
では足を滑らせて作業者が作業中に転倒することが多
い。また、雑草に覆われて地表の様子が分からないた
め、回転している刈刃4が土に埋もれた大きな石などに
当たり、その刈刃4が勢いよく跳ね返されることがあ
り、そのとき草刈機1から手を放してしまうことがあ
る。このようなときバンド6が作業者の肩に掛かってい
るため、作業者は回転する草刈機1と共に斜面を滑り落
ち、あるいは手を放した草刈機1は作業者から離れず、
回転する刈刃4が弧を描いて作業者に当たって重傷を負
わせたり、死亡させることがあって危険であった。この
ような突発的な事態に、速やかに停止ボタン9を押して
刈刃4を停止させることは極めて困難である。
このような問題を解決するために、操作桿3とバンド
6をピンにより掛止しておき、このピンを引き抜くこと
により操作桿3とバンド6を素早く外して草刈機1が作
業者から離れるように構成されたものがあった。しか
し、斜面を滑り落ちながらピンを素早く引き抜くのは困
難であった。
そこで、本発明者は作業者が転倒するなど緊急のとき
に、速やかに刈刃4を停止させることができる草刈機の
安全装置を提供するため鋭意研究を重ねた結果、本発明
に至った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨とするところは、刈刃を駆動する駆動装
置と作業時に握持する把持部とを備えた草刈機の該駆動
装置を停止させる方法であって、前記駆動装置を駆動可
能な状態にするとともに該状態を維持させ、前記駆動装
置を始動させた後に、前記把持部を握持する時乃至該握
持を解放する時に、該駆動装置を前記駆動可能に維持さ
せられた状態から解除するとともに、前記把持部を握持
する時に前記駆動装置を駆動可能な状態にし、前記把持
部を握持から解放する時に前記駆動装置を駆動不可能な
状態にすることにより前記駆動装置を停止させることに
ある。
また、本発明に係る草刈機の停止装置の要旨とすると
ころは、刈刃を駆動する駆動装置と作業時に握持する把
持部とを備えた草刈機の該駆動装置を停止させる装置に
おいて、前記駆動装置を駆動可能な状態にするとともに
該状態を維持させる始動スイッチと、前記把持部に設け
られ、該把持部を握持する時乃至該握持を解放する時に
前記始動スイッチにより維持させられた状態を解除する
とともに、該把持部を握持する時に前記駆動装置を駆動
可能な状態に維持し、該把持部を解放する時に前記駆動
装置を駆動不可能な状態にする握持スイッチとを備えた
ことにある。
更に、かかる本発明の草刈機の停止装置において、前
記握持スイッチに連動させられ、該握持スイッチを握持
することにより前記刈刃の回転を許容し、一方、該握持
スイッチを解放することにより該刈刃の回転を停止させ
るブレーキを設けたことにある。
〔作用〕
かかる草刈機の停止装置は刈刃を駆動する駆動装置と
作業時に握持する把持部とを備えた草刈機に取り付けら
れて使用される。草刈機の駆動装置は始動スイッチによ
り駆動可能な状態にされるとともにその状態に維持さ
れ、駆動装置は始動させられる。駆動装置が駆動させら
れた状態で草刈機の把持部が把持される時、その把持部
に設けられた停止装置の握持スイッチが握持される。こ
の握持スイッチが握持される時、あるいはその時から握
持スイッチが解放される時に、始動スイッチにより維持
させられている駆動可能な状態が解除させられるととも
に、握持スイッチが握持される時に始動スイッチに代わ
りあるいは始動スイッチとともに駆動装置は駆動可能な
状態に維持される。握持スイッチが握持された状態で、
草刈機の刈刃が回転させられて草刈りが行われる。草刈
りの終了後あるいは草刈り作業中に突発的な事故により
把持部から手を放してしまった時、握持スイッチが握持
から解放される。握持スイッチが解放された時、駆動装
置は駆動不可能な状態にされて、その駆動装置は直ちに
停止させられ、刈刃の回転駆動が止められる。
また、かかる草刈機の停止装置において、駆動装置を
駆動不可能な状態にして停止させるだけでなく、駆動装
置の停止後も回転している刈刃を停止させるブレーキを
設け、そのブレーキの作動を握持スイッチと連動させる
ことにより、駆動装置を停止させると同時に刈刃の回転
を停止させることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明す
る。
第2図において、符号10は本発明に係る草刈機の停止
装置が取り付けられた草刈機である。この草刈機10はガ
ソリンエンジンなどからなる駆動装置12と、操作桿14に
支持されて駆動装置12により回転駆動させられる刈刃16
と、刈刃16の回転を停止させる停止装置とから構成され
ている。操作桿14のほぼ中央付近には把持部18が配設さ
れていて、この把持部18には停止装置を操作する操作部
20が取り付けられ、一方、操作桿14の先端には刈刃16の
回転を強制的に停止させるブレーキ部21が取り付けられ
ている。即ち、本例における停止装置は操作部20とブレ
ーキ部21とから構成されている。
第1図,第3図及び第4図に示すように、操作部20に
は把持部18に締結されたケース22内にマイクロスイッチ
24と、このマイクロスイッチ24のプランジャ26を押圧し
てマイクロスイッチ24を切り換える始動スイッチ28が配
設されている。始動スイッチ28は常時、ばね29によりプ
ランジャ26から離れる方向に付勢されており、突起30に
よりケース22に係止されている。一方、始動スイッチ28
がばね29の付勢力に抗して押圧されたとき、第6図に示
すように、突起30がばね37により付勢された始動スイッ
チ係止具38により係止され、マイクロスイッチ24のプラ
ンジャ26が押された状態で維持されるように構成されて
いる。
また、操作部20には把持部18とともに握持し得る握持
スイッチ31が軸支され、ばね32により常時、開く方向に
付勢されている。握持スイッチ31には係合端部40が設け
られていて、第7図に示すように握持スイッチ31が握持
され回動させられると、その係合端部40が始動スイッチ
係止具38と係合させられ、この始動スイッチ係止具38を
ばね37の付勢力に抗して押し戻すようにされている。ま
た、握持スイッチ31には係合ピン42が設けられていて、
係合ピン42がケース22に軸支されたプランジャ押止具44
と係合させられると、回動させられたプランジャ押止具
44によりプランジャ26が押圧されるように構成されてい
る。
ここで、本実施例に係る草刈機10の電気回路は第5図
に示すように構成されていて、マイクロスイッチ24は切
換型であり、その共通端子は接地され、常閉端子は点火
プラグ34を点火させるためのイグニッションコイル36の
一次側に接続されている。したがって、草刈機10の使用
前の状態(第1図に示す状態)では、イグニッションコ
イル36の一次側がマイクロスイッチ24により短絡されて
いて、駆動装置12は駆動不可能な状態にされている。ま
た、草刈機10の駆動装置12を駆動させるとき、プランジ
ャ26が押圧されマイクロスイッチ24が切り換えられて、
短絡させられた回路が切断され、駆動装置12は駆動可能
な状態にされる。更に、駆動させられている駆動装置12
を停止させるときは、プランジャ26が押圧されてイグニ
ッションコイル36の一次側が短絡させられ、駆動装置12
が停止させられている。なお、常開端子は後述するブレ
ーキ部21の電磁石(52)に接続されている。また、トラ
ンジスタ方式の点火装置の場所にも同様にして接続され
ていればよく、別段、イグニッションコイル36の一次側
に接続されていなくとも、点火プラグが点火されないよ
うな箇所に接続されていれば良い。
草刈機10の操作桿14の先端に設けられた刈刃16の支持
部には前述したように、刈刃16の回転を強制的に停止さ
せるブレーキ部21が取り付けられている。ブレーキ部21
は第8図及び第9図に示すように、操作桿14の先端に支
持具48により締結されていて、その支持具48に形成され
た穴に、両端部にそれぞれゴムなどからなる摩擦パッド
50と電磁石52とが設けられた摺動軸54が摺動可能に軸支
されるとともに、摩擦パッド50が刈刃16にコイルばね56
により常時付勢されて構成され、更に、電磁石52がその
磁力によって吸着させられる吸着板58が支持具48に突設
されて構成されている。
この電磁石52は第5図に示すように、マイクロスイッ
チ24の常開端子と電源に接続されており、握持スイッチ
31が握持されている間は電磁石52と吸着板58との間に磁
力が働き、コイルばね56の付勢力に抗して電磁石52が吸
着板58に吸着し、摩擦パッド50は刈刃16から離され、刈
刃16は回転可能にされる。他方、握持スイッチ31が解放
されると、電磁石52と吸着板58との間に磁力が働かなく
なり、コイルばね56の付勢力により摺動軸54が元の位置
に復帰させられ、刈刃16は摩擦パッド50により押止され
るように構成されている。即ち、前述した操作部20だけ
では握持スイッチ31が解放されて駆動装置12が駆動不可
能な状態にされても、遠心クラッチにより接続が断たれ
た刈刃16は慣性力により回転し続けるが、このブレーキ
部21により刈刃16は速やかに停止させられる。
なお、バッテリーを備えていない草刈機10では始動ス
イッチ28が押されマイクロスイッチ24が切り換えられて
も電磁石52が作動しないため、刈刃16は摩擦パッド50で
押止されたままである。しかし、一般に刈刃16は駆動装
置12に直結されているのでなく自動遠心クラッチなどを
介して接続されているため、刈刃16が摩擦パッド50で押
止された状態で駆動装置12を始動させることができ、駆
動装置12が駆動させられた後は発電機によって発電させ
られた電力によって電磁石52が作動させられる。
以上、本発明に係る一実施例の構成を詳述したが、次
に、本実施例に係る草刈機10の作動を説明する。
先ず、第1図に示す状態から第6図に示すように、始
動スイッチ28が押され、プランジャ26が押動させられ、
マイクロスイッチ24が切り換えられ短絡されていたイグ
ニッションコイル36の一次側が遮断される。これによ
り、駆動装置12は駆動可能な状態にされるとともに、始
動スイッチ28の突起30がばね37で付勢され軸支されたL
字型の始動スイッチ係止具38により係止され、駆動装置
12は駆動可能な状態に維持される。この状態で第2図に
示す草刈機10の駆動装置12は片手で本体を押さえて固定
されるとともに、他の片手でスタータハンドルなどを引
いて始動させられる。駆動させられた駆動装置12は回転
数が低く、図示しない遠心クラッチが駆動軸と繋がれて
いないため、刈刃16は停止させられている。
次いで第7図に示すように、握持スイッチ31が把持部
18とともに握持され、草刈機10は草刈りの態勢にされ
る。ここで、握持スイッチ31が握持されるとその係合端
部40が始動スイッチ係止具38と係合させられ、その始動
スイッチ係止具38を回動させ、突起30で係止させられて
いた始動スイッチ28はばね29の付勢力により元の位置に
復帰させられる。一方、握持スイッチ31が握持される
と、握持スイッチ31に突設された係合ピン42がケース22
に軸支されたプランジャ押止具44と係合して、そのプラ
ンジャ押止具44が回動させられ、始動スイッチ28により
押止されていたプランジャ26が押止され続ける。すなわ
ち、握持スイッチ31により駆動装置12は駆動可能な状態
に維持されるのである。ここで、この始動スイッチ28の
先端は第3図に示すようにプランジャ押止具44に形成さ
れたU字型の凹所46から突出しており、プランジャ26は
始動スイッチ28,プランジャ押止具44のいずれによって
も押止させられるように構成されている。
また、始動スイッチ28が押圧され、あるいは握持スイ
ッチ31が握持されることにより、マイクロスイッチ24の
常開端子が接続され、電磁石52が通電させられて、その
磁力により摩擦パッド50が刈刃16から離される。その
後、アクセルにより駆動装置12の回転数が高められる
と、遠心クラッチによって駆動軸が繋がれ、刈刃16が回
転させられる。刈刃16は適当な回転数で回転させられ、
草刈りが行われる。
草刈り作業中、アクセルによって回転数を落として遠
心クラッチを遮断し、刈刃16を停止させることも可能で
あるが、作業の終了やあるいは突発的な事態によって直
ちに刈刃16を停止させたい場合は、握持スイッチ31が解
放される。即ち、握持スイッチ31が解放されると、握持
スイッチ31はばね32の付勢力により元の状態(第1図に
示す状態)に復帰させられ、プランジャ押止具44に係合
させられ押止していた係合ピン42がプランジャ押止具44
から離されて、プランジャ26は内蔵されたばねにより復
帰させられる。したがって、マイクロスイッチ24は元の
状態に切り換えられてイグニッションコイル36の一次側
が短絡させられるため、駆動装置12は駆動不可能な状態
にされて停止させられる。
一方、握持スイッチ31が解放されることにより、電磁
石52に通電させられていた回路が遮断されるため、電磁
石52は磁力を失い、コイルばね56の付勢力により摩擦パ
ッド50は刈刃16に押圧され、刈刃16の回転は瞬時に停止
させられる。
このような操作部20とブレーキ部21とから構成された
草刈機の停止装置によれば、始動スイッチ28が押される
と駆動装置12が駆動可能な状態され、その状態が維持さ
れるため草刈機10を左手で押さえながらスタータハンド
ルを引くなどにより駆動装置12を容易に始動させること
ができる。また、作業者が作業中に転倒したり、あるい
は土に埋没した石に刈刃16が当たり、刈刃16が勢い良く
弾き返されても、把持部18とともに握持している握持ス
イッチ28が解放されると同時に駆動装置12は駆動不可能
な状態にされるとともに刈刃16は摩擦パッド50で押止さ
れ、速やかに停止させられるので、作業者は刈刃16によ
って怪我をすることはない。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、その他の態様でも実
施し得るものである。
たとえば第10図に示すように、草刈機の停止装置にお
ける操作部60は把持部18に設けられたケース61内にマイ
クロスイッチ62が配設され、このマイクロスイッチ62の
プランジャ63を押止するようにプランジャ押止具64が軸
支され、ばね65により付勢されていて、プランジャ63は
ばね65の付勢力によって常時押止させられている。この
マイクロスイッチ62の共通端子は接地され、常開端子は
イグニッションコイル36の一次側に接続されている。し
たがって、草刈機が使用される前の状態ではプランジャ
63は押止されおり、イグニッションコイル36の一次側が
短絡されているため駆動装置12は駆動不可能な状態にさ
れている。
また、始動スイッチ66は軸支され、ばねにより付勢さ
れてケース61に突設されたピン67により係止されてい
る。始動スイッチ66の作動端部は回動させられると、プ
ランジャ押止具64と係合させられそのプランジャ押止具
64を回動させるとともに、軸支された始動スイッチ係止
具70の突起72と係合し、ばねの付勢力により突起72に係
止させられるようにされていて、この始動スイッチ係止
具70はばねにより始動スイッチ66の方向に付勢されてい
る。
更に、把持部18とともに握持し得る握持スイッチ68が
軸支され、ばねにより開く方向に付勢されている。握持
スイッチ68の作動端部には始動スイッチ係止具70と係合
してこの始動スイッチ係止具70を回動させる係合端部73
と、プランジャ押止具64と係合させられる係合端部74が
形成されている。したがって、握持スイッチ68が握持さ
れると、始動スイッチ係止具70が係合端部73により回動
させられ、この始動スイッチ係止具70に形成された突起
72に係止させられていた始動スイッチ66が突起72との係
合が外れて回動させられピン67に係止される。一方、始
動スイッチ66と係合させられていたプランジャ押止具64
は握持スイッチ68の係合端部74と係合させられていて、
プランジャ押止具64が回動させられることはない。ま
た、この状態で握持スイッチ68が離されると、その係合
端部74とプランジャ押止具64との係合が解放され、マイ
クロスイッチ62のプランジャ63はばね65の付勢力により
押圧される。
この停止装置における操作部60によれば、第11図に示
すように、まず始動スイッチ66が二点鎖線で示す位置か
ら実線で示す位置に動かされて、プランジャ63を押止し
ていたプランジャ押止具64が回動させられる。プランジ
ャ63が出る方向にプランジャ押止具64が回動させられる
と、マイクロスイッチ62が開状態になるため駆動装置12
は駆動可能な状態にされるとともに、ばねにより付勢さ
れ軸支された始動スイッチ係止具70の突起72で始動スイ
ッチ66は係止されるため駆動装置12は駆動可能な状態に
維持される。この状態で草刈機10の駆動装置12は始動さ
せられる。
次いで、把持部18とともに握持スイッチ68が握持され
ると、握持スイッチ68の係合端部73が始動スイッチ係止
具70を回動させ、その突起72に係止させられていた始動
スイッチ66はばねの付勢力により元の位置に復帰させら
れる。一方、プランジャ押止具64は握持スイッチ68の係
合端部74によりそのままの状態で保持されていて、駆動
装置12は駆動可能な状態に維持されている。この状態
で、草刈機10は草刈りに使用される。
次に、握持スイッチ68が解放されると、握持スイッチ
68は元の位置に復帰させられ、プランジャ押止具64がば
ね65の付勢力により回動させられてプランジャ63は押圧
される。これによりマイクロスイッチ62は閉状態にな
り、駆動装置12は駆動不可能な状態にされて停止させら
れる。
次に、第12図に他の実施例を示す。この停止装置にお
ける操作部76には把持部18に設けられたケース78内に固
設された下部円盤80と、ばね82により付勢され回動し得
る上部円盤84とからなる円盤型電気スイッチ86が配設さ
れている。ばね82の付勢力により回動させられる上部円
盤84は下部円盤80に突設された下部端子88と、上部円盤
84に突設された上部端子90により係止されており、上部
円盤84にはこの上部円盤84を回動させるためのダイヤル
型の始動スイッチ92が配設されている。また、把持部18
とともに握持し得る握持スイッチ94が付勢され、ケース
78に軸支されている。
この円盤型電気スイッチ86の下部端子88は接地され、
上部端子90はイグニッションコイル36の一次側に接続さ
れている。従って、使用前の状態(第12図に示す状態)
では上部端子90が下部端子88に接触しており、イグニッ
ションコイル36の一次側が短絡されているため駆動装置
12は駆動不可能な状態にされている。
一方、ダイヤル型の始動スイッチ92を回動して上部円
盤84が回動させられると、その上部端子90が下部端子88
から離されるため駆動装置12が駆動可能な状態にされる
とともに、上部円盤84はその上部円盤84に設けられた突
起96と、ケース78に軸支さればねにより付勢された上部
円盤係止具98の突起100とが係合して係止されている。
したがって、上部端子90が下部端子88から離されている
ため、駆動装置12は駆動可能な状態に維持される。この
状態で駆動装置12は始動させられる。
次いで、把持部18とともに握持スイッチ94が握持され
握持スイッチ94の係合端部102が上部円盤係止具98と係
合し、この上部円盤係止具98が回動させられると、突起
96と突起100との係合がはずれて突起96,100で係止され
ていた上部円盤84は解除される。一方、握持スイッチ94
が握持され握持スイッチ94の係合端部103が上部円盤84
に突設されたピン104と係合させられ、そのピン104を押
止するため、上部円盤84はそのままの位置で保持され駆
動装置12は駆動可能な状態に維持される。
次に、握持スイッチ94が解放されると、上部円盤84は
ばね82により元の位置に復帰させられて上部端子90が下
部端子88に接触させられるため、駆動装置12は駆動不可
能な状態にされて停止させられる。
以上、詳述した停止装置における操作部は握持スイッ
チが握持されるときに、係止されている始動スイッチが
解除され元の位置に復帰させられるように構成されたも
のであるが、握持スイッチが解放されるときに、係止さ
れている始動スイッチが解除され元の位置に復帰させら
れるように構成しても良い。更には、握持スイッチが握
持されてから解放されるまでの間に、たとえば更に他の
操作をすることによって、係止されている始動スイッチ
が解除され元の位置に復帰させられるように構成しても
良い。
また、操作部は機械的に構成されなくとも電気的に構
成されたものでも良い。
たとえば、第13図に示されるタイムチャートを実現す
る電気回路であれば良い。ここで、符号106は始動スイ
ッチより入力される信号を表し、符号108は握持スイッ
チより入力される信号を表す。また、符号110は始動ス
イッチが押されてから握持スイッチが握持されるまでの
間、その状態に維持する信号を表し、符号112は信号106
又は信号108がhighのとき、highとなる信号である。し
たがって、信号112がlowのときは駆動装置12を駆動可能
な状態にし、信号112がhighのときは駆動不可能な状態
にするように構成された電気回路であれば良い。
なお、第13図中二点鎖線で示すように、信号110は握
持スイッチが解放されるまでの間、その状態に維持する
ものでも良く、その間に維持された状態を解放するもの
でも良い。
このタイムチャートを構成する電気回路としては、た
とえば第14図に示すようなリレー方式のシーケンス回路
でも良い。このシーケンス回路によると、始動スイッチ
114が押されるとリレー116が作動させられ、イグニッシ
ョンコイル36の一次側に接続されているb接点118が開
状態となり、駆動装置12き駆動可能な状態にされるとと
もに、始動スイッチ114に並列に接続されたa接点120が
閉状態となるため、その状態に維持される。この状態で
駆動装置12は始動させられる。次いで、握持スイッチが
握持されると、その第1の接点122が開状態となりリレ
ー116は元の状態に復帰させられるとともに、b接点118
に直列に接続された握持スイッチの第2の接点124が開
状態となるため、駆動装置12は駆動可能な状態に維持さ
れる。次に、握持スイッチが解放されるとその第2の接
点124が閉状態となるため、駆動装置12は駆動不可能な
状態にされて停止させられる。
また、第15図に示すようなシーケンス回路でも良い。
このシーケンス回路によれば、始動スイッチ126が押さ
れるとサイリスタ128がオン状態となり、リレー130が作
動させられてイグニッションコイル36の一次側に接続さ
れているb接点132が開状態となり、駆動装置12は駆動
可能な状態にされ、その状態が維持される。この状態で
駆動装置12は始動させられる。次いで、握持スイッチが
握持されるとその第1の接点134が開状態となり、一
方、サイリスタ128はオフ状態となり、リレー130は元の
状態に復帰させられるとともに、b接点132に直列に接
続された握持スイッチの第2の接点136が開状態となる
ため、駆動装置12は駆動可能な状態に維持される。次
に、握持スイッチが解放されるとその第2の接点136が
閉状態となるため、駆動装置12は駆動不可能な状態にさ
れて停止させられる。
更に、デジタル方式のシーケンス回路で構成しても良
いのは当然である。
これらのシーケンス回路で操作部を構成するためには
バッテリーを備えた草刈機でなければならないが、始動
スイッチは草刈機の何れの位置に配設されても良い。ま
た、握持スイッチは把持部18に敷設された圧力センサな
どでも良い。
その他、操作部は操作桿から突設された把持部に取り
付けなくとも、作業中に把持される部分であればどのよ
うな位置に取り付けても良い。また、ガソリンエンジン
などの火花点火機関でなく、ディーゼルエンジンなどの
場合は燃料が噴射されないように構成すれば良い。
一方、停止装置におけるブレーキ部は前述の実施例に
限定されるものではない。
たとえば第16図乃至第20図に示すように、刈刃カバー
138内に刈刃16を押圧して停止させる刈刃ストッパ140が
配設されたものでも良い。このブレーキ部141は刈刃ス
トッパ140がコイルばね142により付勢されて、刈刃16が
押圧されるようにされ、刈刃ストッパ140は握持スイッ
チ31に接続されたワイヤ144によって作動させられるよ
うに構成されている。
このブレーキ部141によれば、刈刃ストッパ140は常
時、コイルばね142の付勢力により刈刃16に押圧されて
いる。始動スイッチ28により駆動装置12が駆動可能な状
態にされ、駆動装置12が始動させられた後、握持スイッ
チ31が握持されると、刈刃ストッパ140がワイヤ144を介
してコイルばね142の付勢力に抗して刈刃16から離さ
れ、刈刃16は回転可能な状態にされる。
次に、握持スイッチ31が解放されると、コイルばね14
2の付勢力により刈刃ストッパ140は刈刃16に押圧され、
また回転する刈刃16と刈刃ストッパ140との摩擦力によ
り刈刃ストッパ140は斜面に沿って移動させられ楔効果
により、刈刃16は速やかに停止させられる。
なお、刈刃ストッパ140は、刈刃16と接触する面に摩
擦力を高めるためにゴムやゴムなどを含浸させて成形さ
れた摩擦パッド146が配設されたものが好ましい。
また、ブレーキ部は刈刃16の表面に摩擦パッドを押圧
して停止させる形式の他、駆動装置の駆動力を刈刃に伝
達する駆動軸などの一部に設けるものであっても良い。
以上、種々の実施例を説明したが、本発明は上述の実
施例に限定されるものではなく、たとえば上述の実施例
を種々組み合わせて実施することも可能である。また、
本発明における草刈機の停止装置は刈刃を機械的に停止
させるブレーキは必ずしも必要としないことは言うまで
もない。更に、停止装置は草刈機に一体的に組み込まれ
る構造であっても良く、また既存の草刈機に駆動装置を
停止させる停止装置、あるいは駆動装置を停止させると
ともに回転する刈刃を停止させるブレーキを含む停止装
置を組み付けることができるように構成することも可能
である。
その他、本発明に係る停止装置が取り付けられる草刈
機は図示した構造のものに限定されるものではなく、あ
らゆる構造の草刈機に取り付けることができるのは勿論
である。また、停止装置の操作部は草刈機の構造に応じ
て、適宜取り付け位置を選定することができる等、本発
明はその主旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基
づき種々なる改良,修正,変形を加えた態様で実施し得
るものである。
〔発明の効果〕
本発明に係る草刈機の停止装置によれば、始動スイッ
チにより駆動装置が駆動可能な状態にされ、その状態が
維持されるため草刈機の駆動装置を容易に始動させるこ
とができる。
また、作業者が作業中に転倒したり、あるいは回転し
ている刈刃が石などに当たり、草刈機が勢い良く跳ね返
されたときに把持部から手を放してしまっても、把持部
とともに握持している握持スイッチが解放され、直ちに
駆動装置は駆動不可能な状態にされて停止させられるた
め、作業者が草刈機の刈刃によって足を切るなどの事故
を未然に防ぐことができる。
更に、刈刃の回転を停止させるブレーキを設けること
により、駆動装置の停止後も惰性により回転させられて
いる刈刃を直ちに停止させることができ、一層安全な草
刈機を提供することが可能となる。また、握持スイッチ
と連動させられるブレーキを設けことにより、不注意に
よってアクセルが回転させられていたり、あるいはクラ
ッチなどの故障によって、駆動装置が始動させられると
同時に刈刃が回転させられるようになっていても、ブレ
ーキにより刈刃が回転させられることはないため、安心
して草刈機を取り扱うことができるようになる等、本発
明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明に係る草刈機の停止装置の実
施例を示す図であり、第1図は停止装置の操作部を示す
断面平面図、第2図は第1図に示す停止装置が取り付け
られた草刈機の一例を示す平面図、第3図は第1図に示
す停止装置の断面正面図、第4図は第1図に示す停止装
置の断面側面図である。また、第5図は第2図に示す草
刈機の駆動装置におけるイグニッション回路を示す回路
図、第6図及び第7図はいずれも第1図に示す停止装置
の操作部の作動を説明するための平面図である。更に、
第8図は第2図に示す草刈機に取り付けられたブレーキ
部を拡大して表す側面図であり、第9図は第8図に示す
ブレーキ部の拡大断面側面図である。 第10図は本発明に係る停止装置における操作部の他の実
施例を示す断面平面図であり、第11図は第10図に示す停
止装置の作動を説明するための断面平面図である。第12
図は本発明に係る停止装置における操作部の更に他の実
施例を示す一部破断斜視図である。 第13図は本発明に係る停止装置において、電気回路で構
成された操作部の作動を説明するためのタイムチャート
であり、第14図及び第15図はいずれも第13図に示すタイ
ムチャートを構成する回路図である。 第16図乃至第20図は本発明に係る停止装置におけるブレ
ーキ部の他の実施例を示す図であり、第16図は側面図、
第17図は正面図、第18図は一部断面拡大正面図、第19図
は要部断面拡大側面図、第20図は把持部における取付と
作用を説明するための平面図である。 第21図は従来の草刈機の一例を示す平面図であり、第22
図は第21図に示す草刈機の使用方法を説明するための説
明図である。 10;草刈機 12;駆動装置 14;操作桿 16;刈刃 18;把持部 20,60,76;操作部 21,141;ブレーキ部 24,62;マイクロスイッチ 26,63;プランジャ 28;始動スイッチ 30;握持スイッチ 38,70;始動スイッチ係止具 48,64;プランジャ押止具

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈刃を駆動する駆動装置と作業時に握持す
    る把持部とを備えた草刈機の該駆動装置を停止させる方
    法であって、 前記駆動装置を駆動可能な状態にするとともに該状態を
    維持させ、 前記駆動装置を始動させた後に、前記把持部を握持する
    時乃至該握持を解放する時に、該駆動装置を前記駆動可
    能に維持させられた状態から解除するとともに、 前記把持部を握持する時に前記駆動装置を駆動可能な状
    態にし、前記把持部を握持から解放する時に前記駆動装
    置を駆動不可能な状態にすることにより前記駆動装置を
    停止させることを特徴とする草刈機の停止方法。
  2. 【請求項2】刈刃を駆動する駆動装置と作業時に握持す
    る把持部とを備えた草刈機の該駆動装置を停止させる装
    置において、 前記駆動装置を駆動可能な状態にするとともに該状態を
    維持させる始動スイッチと、 前記把持部に設けられ、該把持部を握持する時乃至該握
    持を解放する時に前記始動スイッチにより維持させられ
    た状態を解除するとともに、該把持部を握持する時に前
    記駆動装置を駆動可能な状態に維持し、該把持部を解放
    する時に前記駆動装置を駆動不可能な状態にする握持ス
    イッチと を備えたことを特徴とする草刈機の停止装置。
  3. 【請求項3】前記握持スイッチに連動させられ、該握持
    スイッチを握持することにより前記刈刃の回転を許容
    し、一方、該握持スイッチを解放することにより該刈刃
    の回転を停止させるブレーキを設けたことを特徴とする
    請求項第2項に記載する草刈機の停止装置。
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