JP2003214206A - コンバインの前処理装置 - Google Patents

コンバインの前処理装置

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JP2003214206A
JP2003214206A JP2002013139A JP2002013139A JP2003214206A JP 2003214206 A JP2003214206 A JP 2003214206A JP 2002013139 A JP2002013139 A JP 2002013139A JP 2002013139 A JP2002013139 A JP 2002013139A JP 2003214206 A JP2003214206 A JP 2003214206A
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hydraulic
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traveling
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JP2002013139A
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English (en)
Inventor
Shunichi Matsutani
俊一 松谷
Yasuhiko Funo
泰彦 布野
Kosuke Kanemoto
康介 金元
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前処理伝動系に油圧無段変速装置を設けたコ
ンバインにおいて、被刈稈の種類や倒伏度合い等材料状
態に関係なく、作業中の機体にかかる過負荷を事前に感
知して、機体の破損等を防止し、作業能率を向上させ
る。 【解決手段】 前処理伝動系に油圧無段変速装置を設け
たコンバインにおいて、上記油圧無段変速装置に設けた
油圧センサの検出値と設定値との比較により、検出値が
設定値より大なる時にはエンジンを停止させるか又は警
報させると共に、上記設定値を任意に変更出来る変更手
段を設けたこと、及び上記設定値を被刈稈の種類や倒伏
度合い等材料状態により切り替え自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀稈搬送を含む前
処理部への前処理伝動系に油圧無段変速装置を備えたコ
ンバインの前処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の前処理装置においては、
前処理伝動系にトルクリミッタや詰まりセンサ等を設け
て、刈取搬送中の穀稈の詰まり等による過負荷が発生し
た際には動力の伝動を停止する等して機体が破損するの
を防止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトルク
リミッタや詰まりセンサでは、被刈稈の種類や倒伏の度
合い等材料の状態には何ら関係なく、一定値の負荷しか
検出できず、また、過負荷の前兆及び装置の故障を検出
するのが難しかった。また、トルクリミッタや詰まりセ
ンサ等を設けていない部分でのトラブルも発生してい
た。従って、穀稈の詰まり過ぎ等で機体が停止した場合
の穀稈の除去等に手間取ったり、無理して穀稈を除去す
る等により搬送部位が変形してしまって、その後の刈取
収穫作業の能率等に大きな支障を来す場合も発生してい
た。本発明の目的は、上記従来の不具合を改善する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、エンジンからの出力を走行伝動
系と穀稈搬送を含む前処理部への前処理伝動系とに分岐
せしめ、上記前処理部駆動用の前処理変速機に、閉回路
で接続された一対の可変容量型油圧ポンプと油圧モータ
とを備えた油圧無段変速装置を設けたコンバインにおい
て、上記油圧無段変速装置に設けた油圧センサによる検
出値と設定値との比較により、油圧センサによる検出値
が設定値より大なる時には上記エンジンを停止させるか
又は警報させる一方、上記設定値を任意に変更出来る変
更手段を備えたことを第1の特徴とする。
【0005】また、設定値を、被刈稈の立毛状態により
通常材と倒伏材とで切替自在に変更したことを第2の特
徴とする。
【0006】更に、設定値を、被刈稈の種類により稲材
と麦材とで切替自在に変更したことを第3の特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下図面の例に基づいて説明する。図1は、本発明コンバ
インの伝動系統図であって、エンジン1の出力軸1aに
は出力取り出し用の2つのプーリ2,3が取り付けられ
ていて、一方のプーリ2を介して走行伝動系として走行
用の油圧伝動装置であるHST4に、また、他方のプー
リ3を介して作業機伝動系として扱胴5側に動力を伝達
するように夫々分岐して出力されるようになっている。
【0008】そして、上記走行用のHST4を備えた走
行伝動用のトランスミッション7から左右の走行装置用
の駆動力が変速されて出力され、これにより左右の走行
装置が変速駆動され、走行機体8が変速走行せしめられ
る構造となっている。即ち、走行用のトランスミッショ
ン7側には走行用HST4を操作して走行用HST4か
らの出力を変速する主変速レバー9と副変速機構10を
操作する副変速レバー(図示せず)とが取り付けられて
おり、これらの主変速レバー9及び副変速レバーの変速
操作により走行装置側への走行駆動力を変速して、走行
機体8の走行速度の変速を行うようになっている。
【0009】この時、上記副変速機構10には副変速さ
れた駆動力(変速操作後の駆動力)を出力する副変速出
力軸11が取り付けられており、該副変速出力軸11に
は走行回転センサ12が取り付けられていて、副変速出
力軸11の回転数(走行速度)を検出することが可能と
なっている。なお、上記プーリ2と走行用HST4の入
力プーリ13との間にはメインクラッチ14が介装され
ていて、該メインクラッチ14を切り操作することによ
り走行装置側(走行伝動系)への駆動力の伝動を断ち、
走行機体8を停止させることが可能となるようになって
いる。
【0010】一方、プーリ3から扱胴5側への動力伝動
について説明するに、プーリ3と扱胴入力軸16に取り
付けられたプーリ17との間には、駆動力伝動用のベル
ト18が巻き掛けられており、該ベルト18側には脱穀
クラッチ19としてのテンションクラッチが設けられて
いる。即ち、作業機伝動系にはエンジン1からの駆動力
が、上記脱穀クラッチ19を介して断接自在に伝動され
るようになっている。
【0011】そして、扱胴入力軸16に脱穀クラッチ1
9を介して入力される作業機伝動系の駆動力は、扱胴入
力軸16に取り付けられたプーリ20を介して作業機伝
動用のトランスミッション(作業機トランスミッショ
ン)21に備えられる油圧無断変速装置である作業機H
ST22(作業機HST22の入力プーリ23)に伝動
せしめられており、作業機トランスミッション21から
コンバインにおける前処理部24への伝動系と、脱穀フ
ィードチエン25への伝動系が分岐して出力されてい
る。
【0012】この時、作業機トランスミッション21に
は、前処理部24への駆動力出力用の前処理出力軸26
と、脱穀フィードチエン25への駆動力出力用のフィー
ドチエン出力軸27との2つの出力軸が設けられてお
り、脱穀フィードチエン25はフィードチエン出力軸2
7の端部側に設けられたスプロケット28により駆動せ
しめられている。また、扱胴5は扱胴入力軸16から一
対のベベルギヤ29,29を介して(上記トランスミッ
ション21を介さず)直接駆動力が入力されて駆動され
ている。即ち、作業機伝動系は脱穀部30への伝動系
(扱胴5及び脱穀フィードチエン25への駆動力の伝
動)を含み、この脱穀部30への駆動力の伝動は、作業
機トランスミッション21への駆動力の伝動と共に、作
業機伝動系における作業機トランスミッション21への
伝動上流側に設けられた脱穀クラッチ19により断接せ
しめられる。なお、31は上記前処理出力軸26の回転
数(前処理部24の駆動速度)を検出する前処理回転セ
ンサである。
【0013】一方、前処理部24は、従来と同様に穀稈
を刈取る刈刃32,引起装置33,扱深さ搬送体34等
を備え、前処理部24への駆動力の伝動は、前処理部2
4側の駆動力の入力軸35に取り付けられたプーリ36
と前記前処理出力軸26に取り付けられたプーリ37と
の間に巻き掛けられた伝動用のベルト38を介して行わ
れる。なお、上記前処理部24は、入力軸35に入力さ
れる駆動力により上記各機構が、該駆動力の回転数(速
度)に応じた駆動速度によって駆動される構造となって
いる。また、上記ベルト38側には前処理部24(入力
軸35)への駆動力の伝動を断接するテンションクラッ
チが前処理クラッチ39として備えられている。更に、
図中の40は、上記扱深搬送体34上に設けたメインセ
ンサで、扱深搬送体34上を被刈稈としての刈取穀稈が
搬送されているか否かを感知するものである。
【0014】ここで、上記前処理クラッチ39の「切
り」状態において、脱穀クラッチ19を「入り」作動さ
せることによって、エンジン1からの駆動力が扱胴入力
軸16及びフィードチエン出力軸27に入力され、前処
理部24の各作動部が停止した状態のまま、扱胴5及び
脱穀フィードチエン25が駆動され、更に、前処理クラ
ッチ39を「入り」作動させることにより、前処理部2
4に駆動力が伝動され、前処理部24の各作動部が駆動
されるものである。なお、脱穀クラッチ19を「切り」
作動させることによって、扱胴入力軸16への動力が断
たれるため、前処理部24,扱胴5,脱穀フィードチエ
ン25等はいずれも停止して駆動されなくなる。
【0015】また、後述(図4)するように、脱穀クラ
ッチ19を「入り」作動させた時に、脱穀フィードチエ
ン25側に稈詰まり等による高負荷が発生すると、圧力
検出センサ(油圧センサ)42がそれを検出値αとして
検出し、その値が設定値βより大なる時にはエンジン1
が停止してフィードチエン出力軸27への作業機HST
22側からの動力が断たれ、過負荷が防止されるもので
ある。そして、作業機トランスミッション21は、後述
するように作業機HST22と一体に構成されており、
作業機HST22により変速される構造となっている。
【0016】更に、上記作業機HST22の変速用のト
ラニオン軸(図示せず)側には、トラニオン軸(作業機
HST22の斜板角)を操作して作業機HST22の変
速操作を行うアクチュエータ(モータ)43が作業機H
ST22と一体的に取り付けられている。更にまた、図
2のマイコンユニット図に示されるように、上記両回転
センサ(走行回転センサ12及び前処理回転センサ3
1)が制御装置であるマイコンユニット44に入力され
ていると共に、上記モータ43がマイコンユニット44
の出力側に接続されている。
【0017】そして、マイコンユニット44は、上記両
回転センサ12,31からの情報に基づいて、上記モー
タ43を制御し、前処理部24(前処理出力軸26)と
脱穀フィードチエン25(フィードチエン出力軸27)
の駆動速度を同調させ、走行速度に連動同期させて、前
処理部24の駆動速度を自動変速するように構成されて
いる。これは、作業走行時には、走行速度に対応して所
定の単位時間当たりの刈取穀稈の量が増減せしめられ、
上記所定の単位時間あたりの前処理部24が処理すべき
穀稈の処理量が変化するため、走行速度に応じて(これ
に同期させて)前処理部24(刈刃32,引起装置33
及び扱深搬送体34等)の駆動速度を変化させる必要が
あるためである。
【0018】このため、上記マイコンユニット44は、
走行回転センサ12からの走行速度情報により、前処理
部24を当該走行速度に応じた処理量を確保する駆動速
度で駆動するように前処理回転センサ31からの情報を
監視して作業機HST22の変速をモータ43により制
御し、図3のグラフに示されるように前処理部24の駆
動速度を走行速度に連動して変更するようになってい
る。即ち、前処理部24の駆動速度を走行速度に連動し
て変更せしめる速度連動手段が、モータ43,マイコン
ユニット44,前処理回転センサ31,走行回転センサ
12等から構成されている。
【0019】そして、マイコンユニット44(速度連動
手段)は、図3に示されるように、走行速度が所定の低
速(速度維持制御開始速度)V1以上の場合は、走行速
度に比例させて前処理駆動速度を増加させ、走行速度が
速度維持制御開始速度V1以下(0を含む)となる場
合、及び後進する場合には、前処理部24の駆動を所定
の低速速度(維持速度)V2を保って継続するように構
成されている。なお、上記の速度連動手段は、前述のよ
うに走行速度が速度維持制御開始速度V1より小さくな
ると、前処理部24の駆動を維持速度V2で固定して継
続するように構成されているが、V1が略0又は0であ
るように設定しても良い。また、維持速度V2は、コン
バインが刈取・搬送作業を行うことができる程度の速度
となっている。
【0020】更に、作業機トランスミッション21は、
前処理部24の駆動速度に対して脱穀フィードチエン2
5が所定の速度比で駆動せしめられるように、前処理出
力軸26とフィードチエン出力軸27との駆動力(回転
数)比が設定されている。なお、上記構造により作業機
HST22の出力回転方向は、一方向(正回転)のみ、
即ち、正回転の変速のみで上記機構を実現することが出
来、逆回転は不要となる。仮に作業機HST22が逆回
転すると、前処理部24及び脱穀フィードチエン25が
逆方向に作動するため、これを防止する必要があり、そ
のため、作業機HST22の逆回転を規制する必要があ
るからである。
【0021】次に、作業機HST22の構造について説
明するに、作業機HST22は、上記の理由により逆回
転等の規制が行われているものである。即ち、図4に図
示の如く作業機HST22は、エンジン1側からの駆動
力により回転せしめられて駆動される可変容量型の油圧
ポンプ22Pと、該油圧ポンプ22Pに閉回路で接続さ
れた油圧モータ22Mと、該閉回路内にオイルを補給す
るチャージポンプ22Cとを備えており、チャージポン
プ22Cが油圧ポンプ22Pと一体的に駆動されるよう
に構成されている。
【0022】また、上記閉回路内には、油圧モータ22
Mを正回転又は逆回転させる油圧ポンプ22Pから油圧
モータ22M側への正転圧油又は逆転圧油を油圧モータ
22Mを迂回して油圧ポンプ22P側(油圧ポンプ22
Pの入力側)に戻す迂回経路46が設けられており、該
迂回経路46は正転圧油を油圧ポンプ22Pから油圧モ
ータ22M側へ送油する正転経路管47と、逆転圧油を
油圧ポンプ22Pから油圧モータ22M側へ送油する逆
転経路管48との間に設けてある。そして、ここで上記
油圧ポンプ22Pから油圧モータ22Mへの正転経路管
47中で上記迂回経路46に分岐する間に、前記圧力検
出センサ(油圧センサ)42が設けてある。なお、正転
経路管47を介して正転圧油を油圧ポンプ22Pから油
圧モータ22Mに送油すると、上記正転圧油によって油
圧モータ22Mが正転せしめられて、油圧モータ22M
からの排油が逆転経路管48を介して油圧ポンプ22P
に戻される。
【0023】一方、迂回経路46は、逆転経路管48側
に接続された逆転迂回経路管49と、正転経路管47側
に接続された正転迂回経路管50との間に正転規制バル
ブ51が介設された構造となっており、逆転経路管48
側から正転経路管47側には圧油を無条件に送油し、正
転経路管47側から逆転経路管48側には圧油が所定の
油圧以上となった場合にのみ正転規制バルブ51が開
き、圧油の送油を行うように構成されている。
【0024】即ち、正転規制バルブ51は、チェックバ
ルブと高圧リリーフバルブが一体となっており、一方向
の(逆転経路管48側から正転経路管47側への)圧油
(逆転圧油)の送油を許容し、反対方向の(正転経路管
47側から逆転経路管48側への)圧油(正転圧油)の
送油は、正転圧油の油圧が所定の油圧(正転迂回経路通
過圧力)以上の場合のみ許容する構造となっている。
【0025】従って、油圧モータ22Mの逆回転は、常
時無条件に規制されるため、確実に油圧モータ22Mの
逆回転を規制することが出来る。また、前処理部24や
脱穀フィードチエン25の穀稈の詰まり等による異常停
止時には、油圧モータ22Mが停止(ロック)し、正転
経路管47の正転圧油の油圧が上昇し、該油圧は通常
(前処理部24や脱穀フィードチエン25の作動時)の
正転圧油の油圧より高い異常圧力となる。
【0026】しかしながら、前述のように正転規制バル
ブ51が恰もトルクリミッタとして機能するため、後述
するエンジン停止手段が故障等により作動しない場合で
も、前処理部24等の異常停止時に前処理部24や脱穀
フィードチエン25等の破損が防止される他、これらの
部分の穀稈の詰まり等を容易に取り除くことも出来る。
なお、上記チャージポンプ22Cの出力は、逆転迂回経
路管49に接続されており、逆転経路管48側及び正転
経路管47側にチャージポンプ22Cから補給オイルを
送油することが可能となっている。
【0027】上記構造により、油圧モータ22Mが正転
方向に駆動され、前処理部24及び脱穀フィードチエン
25が通常作動している場合は、図4に示されるよう
に、油圧ポンプ22Pからの正転圧油は正転経路管47
を介して油圧モータ22Mに送られ、正転駆動される油
圧モータ22Mからの排油は、逆転経路管48を介して
油圧ポンプ22Pに戻される他、チャージポンプ22C
により補給用オイルが逆転迂回経路管49を介して逆転
経路管48に送られ、上記排油と共に、油圧ポンプ22
Pに送られる。
【0028】一方、前記図2によるマイコンユニット4
4の制御には、エンジン1の作動を緊急停止せしめるエ
ンジン停止手段(機能)が備えられており、上記マイコ
ンユニット44の入力側に、上記正転経路管47側に設
けられて正転圧油の油圧を検知する前記圧力検出センサ
(油圧センサ)42が接続されると共に、燃料カットに
よるエンジン停止用ソレノイドバルブ56が上記マイコ
ンユニット44の出力側に接続されて、エンジン停止手
段が圧力検出センサ(油圧センサ)42からの情報によ
り、正転圧油の油圧が所定のエンジン停止圧力(設定値
β)を越えるとエンジン1を停止せしめるように構成さ
れている(後述図7の説明参照)。
【0029】これにより、前処理部24や脱穀フィード
チエン25の穀稈詰まり時の異常負荷等に起因して正転
圧油の油圧が必要以上に増大するとエンジン1が停止さ
れて穀稈詰まりの進行を防止され、復旧作業が容易にで
きると共に、作業機HST22等の油圧機器の寿命を短
くしたり、油圧機器を破損したりすることが防止され
る。なお、エンジン1停止圧力(設定値β)は、正転迂
回経路通過圧力(正転規制バルブ51のリリーフ圧)よ
り小さく設定されており、正転圧油の油圧が設定値βを
越えると、先ずエンジン停止機能によりエンジン1が停
止されるが、例えば、圧力検出センサ42の故障等によ
りエンジン停止機能が作動しない場合に、油圧が更に高
くなると迂回経路46を介して油圧モータ22Mの正転
を規制して作業機HST22の作動を停止せしめる正転
規制機能が作動する。即ち、エンジン停止機能によりエ
ンジン1が停止するか、又は正転規制機能により作業機
HST22の出力が停止せしめられ、前処理部24や脱
穀フィードチエン25側又は油圧機器等を容易に破損す
るようなことが防止出来る。また、場合によっては、エ
ンジン停止機能のみを備えたものとしても良い。
【0030】一方、上記前処理部24は従来と同様に上
下昇降自在となっており、前処理部24側には前処理部
24の高さを検出する前処理高さポテンショメータ57
が取り付けられ、図2のマイコンユニット44に前処理
高さポテンショメータ57からの情報が入力される。そ
して、マイコンユニット44には、上記前処理高さポテ
ンショメータ57からの情報により、前処理部24が予
め設定された所定の高さに上昇せしめられると、モータ
43により作業機HST22を操作して作業機HST2
2の出力を0とし、前処理部24及び脱穀フィードチェ
ン25の駆動を停止せしめる自動停止手段(機能)が備
えられている。
【0031】これにより、例えば畦際等における走行機
体8の回向時に前処理部24を上昇させた場合に、前処
理部24の所定高さへの上昇によって自動停止機能が作
動し、前処理部24及び脱穀フィードチエン25の駆動
が停止されるため、排藁等の排出は行われない。この
為、旋回場所に排藁等を落下させることがなく、回向時
に走行機体8が排藁を踏みつける等の不都合が防止され
る。また、この時、前処理部24及び脱穀フィードチエ
ン25の駆動が同調して停止するため、搬送乱れや穀稈
の詰まり等は防止される。なお、前処理部24を上記上
昇状態から下降させると、上記の設定高さ以下に下降し
た場合には、自動停止機能が解除され、マイコンユニッ
ト44はモータ43を作動せしめ、再度前処理部24及
び脱穀フィードチエン25を走行速度に同調させて駆動
し、刈取りや搬送等が再開される。
【0032】また、図1のメインクラッチ14を操作す
る走行用のクラッチペタル59(図5参照)側には、ク
ラッチペタル59の踏み操作(メインクラッチ14の切
り操作)を検知するセンサ(セーフティースイッチ)6
0が設けられており、該セーフティースイッチ60から
の情報はマイコンユニット44に入力されている。そし
てマイコンユニット44には、セーフティースイッチ6
0の0N(クラッチペタル59の踏み操作)によりモー
タ43を駆動して作業機HST22の出力を0(ニュー
トラル)とし、前処理部24及び脱穀フィードチエン2
5の駆動を停止せしめる作動停止手段(機能)も設けら
れている。なお、クラッチペダル59の踏み操作の際に
は、主変速レバー9も強制的にニュートラルに戻され、
走行用HST4も出力が0(ニュートラル)に切り換え
られる。これによりオペレータは、走行用のクラッチペ
ダル59を踏み込み、メインクラッチ14を切り作動さ
せることにより走行機体8を緊急停止させることがで
き、緊急停止の操作が容易であり、且つ確実に緊急停止
することが出来る。
【0033】次に、図5はコンバインの走行機体8の運
転席部分を示す平面図であって、運転座席61の前方に
は、ステー62を挟んで、手前下部の運転ステップ63
には上記クラッチペタル59が、また、運転パネル64
側には、走行機体8下部に設けた左右の走行装置の進行
方向を操作したり、前処理部24の高さを上下動調節す
るためのマルチステアリング65や走行機体8各部の操
作装置の作動状況が正常であるか否かをオペレータに知
らせるモニターランプ(又は警報)66・・・類が備え
てあり、その左側方には、後述する圧力モニター67や
前記設定ダイヤル54(後述する設定値βの変更手段)
及び走行用HST4を操作するための主変速レバー9等
が設けられている。
【0034】また、図6は上記運転席53にある設定ダ
イヤル54をオペレータが左右方向に回動させて設定値
βを調節した場合の搬送限界圧力セットダイヤルの説明
用平面図であって、被刈稈の材料が稲材であって倒伏せ
ずに立毛している場合には、設定ダイヤル54の先端部
分54aを中央の「標準」位置に合わせる。一方、被刈
稈が稲材の倒伏材料か、又は麦材の時は、設定ダイヤル
54を左側に回して先端部分54aを左側位置に合わせ
ると、設定値βは小さくなって搬送負荷の少ない位置に
設定され、搬送装置等に負荷が加わり圧力検出センサに
よる検出値αが設定値βを越えると、エンジン1が停止
して機体各部への駆動力が自動的に遮断される。
【0035】即ち、被刈稈が稲材であって且つ倒伏して
いる場合には穀稈の姿勢が乱れて、搬送部で詰まり易い
ので、その詰まりが致命傷になる前の早めの対応が好ま
しく、上記設定ダイヤル54の先端部分54aを左側に
セットして作業を行う。また、もともと搬送負荷の少な
い麦材の場合も、設定値βを小さくして、搬送負荷に見
合った最適なエンジン1停止圧力とする。更にまた、前
処理部24先端に補助引起装置をセットする場合がある
が、この時には駆動負荷がより大きくなるので、設定ダ
イヤル54を右側の最大位置に合わせ設定値βが大きく
なるように調節して使用するものである。
【0036】ここで、図7は図6の設定ダイヤル54を
調節する場合(エンジン停止制御)のフローチャート図
であって、エンジン1を始動して電源に連設し、設定ダ
イヤル54を回動調節して圧力設定値βをマイコンユニ
ット44に読み込ませ、作業機HST22にかかる圧力
(検出値α)が設定値βより大(YES)の時はエンジ
ン1を停止させ、逆に検出値αが設定値βより小(N
O)か又は両者の値が等しい時はそのまま作業を継続さ
せるものである。なお、検出値αが設定値βと等しくな
った時点からエンジン1を停止させるようにしても良
い。
【0037】また、図8は作業機HSTの油圧を表示す
るために、先の運転席53に備えた圧力モニター67の
具体例を示した説明図であって、図8(a)が正常運転
状態、図8(b)は異常状態を示す。即ち、予めオペレ
ータが設定ダイヤル54によってレッドゾーン領域69
の限界圧力70を設定し、画面による警報(液晶表示7
1)が上記限界圧力70に至らない図8(a)の状態で
通常の刈取作業を行う。そして、穀稈の搬送経路や刈刃
32等に異常な過負荷が発生した時には、図8(b)図
示の如く液晶表示71a部分が拡大して、上記限界圧力
70を越えて表示される。なお、上記限界圧力70を設
定値βより若干小さめに設定することにより液晶表示7
1が限界圧力70を若干越えた程度ではエンジン1を停
止させないことも可能であるし、圧力検出センサ(油圧
センサ)42の検出値αが限界圧力70に達した時点
で、音の警報等によってオペレータに確実に知らせるよ
うにしても良い。
【0038】従って、この表示によれば、作業機負荷の
程度が常時警報(液晶表示71)で運転席53の圧力モ
ニター67に警報(画面表示)されるので、その値がレ
ッドゾーン領域69に近い状態か又はレッドゾーン領域
69に至った場合には、その過負荷の状態がオペレータ
に素早く把握出来る。そこで、オペレータは、穀稈等が
搬送部に詰まる前にそれを迅速に察知して、詰まりを防
止したり、ベアリングの故障や刈刃32への泥の噛み込
み等致命傷に至る前に走行機体8の異常等を発見し得
て、元の状態への復帰作業が迅速に行えるばかりか、走
行機体8の破損等を容易に免れることが出来るものであ
る。
【0039】以上のように構成されたものにおいて、オ
ペレータはコンバインの走行機体8に乗車して穀稈の刈
取収穫作業を行うが、前処理部24の駆動速度は走行装
置に追従して変化し、穀稈の刈取り及び下流側への穀稈
の搬送を円滑に行い、更に、脱穀フィードチエン25の
駆動速度が前処理部24の駆動速度変化に追従して変化
せしめられ、扱深さ搬送体34によって搬送される穀稈
を円滑に受け継ぎ、扱胴5側に搬送することが出来るも
のである。即ち、前処理部24側と脱穀フィードチエン
25側とが同一の作業機トランスミッション21によっ
て駆動され、駆動速度が常に同調することによって両者
の駆動速度の誤差による穀稈の搬送乱れ等が防止される
ものである。
【0040】一方、作業機トランスミッション21は、
上記作業機HST22を用いて構成されているため、前
処理部24と脱穀フィードチエン25の入力側に共通の
作業機HST22が配置されることとなり、作業機トラ
ンスミッション21側の構造がコンパクトになる他、走
行装置だけでなく、前処理部24及び脱穀フィードチエ
ン25のいずれもが無段階変速されるため、走行速度と
の関係や刈取量との関係で生じる穀稈の搬送乱れを円滑
に防止することが出来る。また、前処理部24と脱穀フ
ィードチエン25の駆動力が、脱穀クラッチ19の下流
側に配置された作業機トランスミッション21から同調
して出力されると共に、扱胴5への駆動力も上記脱穀ク
ラッチ19の下流側から取る構造となっているので、脱
穀クラッチ19を「切り」操作することで、前処理部2
4,脱穀フィードチエン25,扱胴5等が停止し、脱穀
部30停止時に前処理部24を停止させ、又は駆動させ
ないための牽制装置が不要となり、構造を簡略化でき
る。
【0041】更に、前処理クラッチ39が作業機トラン
スミッション21の伝動下流側(作業機トランスミッシ
ョン21の前処理出力軸26と前処理部24の入力軸3
5との間)に配置されているため、脱穀クラッチ19が
入り作動している状態においては、作業機HST22は
駆動(回転)状態となっている。このため、前処理クラ
ッチ39が「入り」の時には、作業機HST22におけ
る回転駆動力が入力されて油圧モータ22Mを回転せし
める油圧ポンプ22Pが既に回転しており、該油圧ポン
プ22Pと共にチャージポンプ22C(油圧ポンプ22
Pと油圧モータ22Mとの間で漏れるオイルの補充用の
ポンプ)が回転せしめられる。これにより前処理クラッ
チ39の「入り」作動時のチャージポンプ22C側への
負荷が小さく、チャージポンプ22Cにおける高圧発生
がなくなり、また、既にチャージポンプ22Cが回転し
ているため、ピストンの焼きつき等のトラブルも防止出
来、HST等の油圧機器の耐久性も向上するものであ
る。
【0042】そして、作業中に穀稈等が搬送装置に稈詰
まりを起こして搬送装置に過負荷が発生したような場合
には、作業機HST22内の圧力検出センサ(油圧セン
サ)42がこれを感知してエンジン1を停止(若しくは
オペレータへの警報)するので、作業機部分への新たな
穀稈の供給が中止され、機体が破損するのが防止され
る。また、圧力による検出センサを採用した事により、
過負荷防止装置がついていない部位での過負荷をも併せ
て検出することが出来る。しかも、本願の場合には、上
記圧力検出センサ(油圧センサ)42の検出値αと比較
する設定値βをオペレータが運転席53の設定ダイヤル
54を左右に回動することにより、任意に変更すること
ができる為、被刈稈の倒伏の度合いや種類等材料状態に
応じて予めオペレータが数値を設定することも可能であ
り、また、過負荷の前兆を見て作業中に対応することも
可能で、穀稈の詰まり過ぎや機体の破損等を防止して、
信頼性が向上すると共に、作業の能率を落とすことな
く、効率の良い刈取収穫作業を行うことができるもので
ある。
【0043】
【発明の効果】本発明は、エンジン1からの出力を走行
伝動系と穀稈搬送を含む前処理部24への前処理伝動系
とに分岐せしめ、上記前処理部24駆動用の前処理変速
機に、閉回路で接続された一対の可変容量型油圧ポンプ
22Pと油圧モータ22Mとを備えた油圧無段変速装置
を設けたコンバインにおいて、上記油圧無段変速装置に
設けた油圧センサ42による検出値αと設定値βとの比
較により、油圧センサ42による検出値αが設定値βよ
り大なる時には上記エンジン1を停止させるか又は警報
させる一方、上記設定値βを任意に変更出来る変更手段
を備えたので、作業機部の過負荷の発生に対して広い範
囲で対応することが可能になると共に、穀稈の詰まり等
が致命傷に至る前に早めにエンジン1停止や警報をさせ
ることが出来るため、元の状態への復帰作業が迅速に行
えて、信頼性が向上し、走行機体8の破損するような事
態を容易に免れることが出来るものである。しかも、過
負荷の感知を油圧無段変速装置を駆動する油圧の変化で
行うようにしたので、過負荷防止装置のない部位の過負
荷をも検出出来る効果がある。
【0044】また、設定値βを、被刈稈の立毛状態によ
り通常材と倒伏材とで切替自在に変更したり、設定値β
を、被刈稈の種類により稲材と麦材とで切替自在に変更
したので、被刈稈の立毛状態や種類に応じて設定値βを
任意に切り換えることにより、円滑なる刈取収穫作業を
長時間に亘って遂行出来て、作業能率が向上するのは勿
論のこと、走行機体8の耐久性の向上にも寄与出来るも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したコンバインの伝動系統図であ
る。
【図2】同上マイコンユニット部分の主たる機能を表示
したブロック図である。
【図3】走行速度と前処理駆動速度との関係を示すグラ
フ図である。
【図4】作業機HSTの通常作業時の油圧の流れを示す
油圧回路図である。
【図5】コンバインの運転席部分を示す平面図である。
【図6】設定ダイヤルの説明用平面図である。
【図7】エンジン停止制御のフローチャート図である。
【図8】圧力モニターの具体例の説明図であって、
(a)は正常運転状態、(b)は異常状態を夫々示す。
【符号の説明】
1 エンジン 4 (走行用)HST 5 扱胴 7 (走行伝動用の)トランスミッション 8 走行機体 12 走行回転センサ 14 (走行)メインクラッチ 16 扱胴入力軸 19 脱穀クラッチ 21 作業機トランスミッション 22 作業機HST(油圧無断変速装置) 24 前処理部 25 脱穀フィードチエン 26 前処理出力軸 27 フィードチエン出力軸 32 刈刃 39 前処理クラッチ 42 圧力検出センサ(油圧センサ) 44 マイコンユニット 54 設定ダイヤル(変更手段) 67 圧力モニター α 検出値 β 設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金元 康介 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B076 AA03 DA14 DB08 EA01 EB05 EC03 ED12 3G093 AA09 AA15 BA08 CA12 CB14 DB07 EA01 EB05 EC04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン1からの出力を走行伝動系と穀
    稈搬送を含む前処理部24への前処理伝動系とに分岐せ
    しめ、上記前処理部24駆動用の前処理変速機に、閉回
    路で接続された一対の可変容量型油圧ポンプ22Pと油
    圧モータ22Mとを備えた油圧無段変速装置を設けたコ
    ンバインにおいて、上記油圧無段変速装置に設けた油圧
    センサ42による検出値αと設定値βとの比較により、
    油圧センサ42による検出値αが設定値βより大なる時
    には上記エンジン1を停止させるか又は警報させる一
    方、上記設定値βを任意に変更出来る変更手段を備えた
    ことを特徴とするコンバインの前処理装置。
  2. 【請求項2】 設定値βを、被刈稈の立毛状態により通
    常材と倒伏材とで切替自在に変更した請求項1記載のコ
    ンバインの前処理装置。
  3. 【請求項3】 設定値βを、被刈稈の種類により稲材と
    麦材とで切替自在に変更した請求項1記載のコンバイン
    の前処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288296A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Nikkari Co Ltd 草刈機及び電動草刈機
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