JP4754445B2 - 屋外設置物用防汚コーティング剤 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外設置物用防汚コーティング剤に関し、詳しくは、自動販売機や看板などの屋外設置物において、雨曝しとなる塗装面に塗布して硬化皮膜を形成し、その塗装面に防汚性を与え、かつ、その塗装面を長期にわたって保護することのできる屋外設置物用防汚コーティング剤に関する。
自動販売機や看板は、その外観が雨曝しの塗装面となっているため、長期に放置すると、水垢のタレ筋などが付着して、そのタレ筋がよく目立ち、自動販売機や看板の外観を、顕著に損ねている。
このような自動販売機や看板は、通常、定期的に洗浄して、その水垢を除去することにより、かかるタレ筋の付着を防止しているが、定期的に洗浄することは煩雑であり、また、コストもかかるという不具合がある。
そのため、例えば、加水分解可能な有機金属化合物を、水と有機溶媒とからなる反応液中において、ホウ素イオンの存在下でハロゲンイオンを触媒とし、pHを4.5〜5.0に調整しながら加水分解、脱水縮合させて得られたガラスコーティング剤を、自動販売機のキャビネット表面に塗布し、200℃以下の温度でガラス化させたガラスコーティング層を形成することによって、親油性の汚れの付着を防ぎ、付着した汚れを、洗剤等を使用せずに水拭きやカラ拭きで容易に除去することができ、特殊洗浄やワックス掛け等の必要性をなくしてメンテナンス性を向上させ、維持管理コストを軽減することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−182666号公報
しかし、特許文献1において、自動販売機のキャビネット表面にガラスコーティング層を形成するには、ガラスコーティング剤の塗布後に、50〜70℃で予備乾燥(溶媒揮散工程)した後、さらに、120℃に30分間保持して焼成する必要がある。そのため、塗布作業が専門的かつ煩雑であり、誰もが容易にすることができないという不具合がある。
また、上記のガラスコーティング層は、特に親油性の汚れの付着の防除効果に優れる一方、水垢に対しては、それほどの防除効果がなく、長期に放置すれば、やはり、水垢のタレ筋などが付着するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、容易かつ簡単に屋外設置物に塗布することができ、しかも、水垢の防除に優れる屋外設置物用防汚コーティング剤を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーと硬化触媒とイソオクタンである希釈剤とを含有するコーティング剤であって、前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、下記の平均組成式(2)で示され、
Si(OR(4−a−b)/2 (2)
(平均組成式(2)中、Rは、水素原子、または、置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を、Rはアルキル基を、aは、その平均値が0.40〜1.70の範囲内にある値を、bは、平均組成式(2)中におけるケイ素原子に結合したORの比率が40重量%以上になる値をそれぞれ示す。また、RまたはRは、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。)
前記コーティング剤が、鋼板に、硬化皮膜の厚さが10μmとなるように塗布された後、温度25℃、湿度70%の条件下において7日間乾燥させることにより形成された硬化皮膜の表面硬度が、鉛筆硬度で4H以上であることを特徴としている。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤では、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの25℃における動粘度が、20mm/s以下であることが好適である。
本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、塗装面に塗布後、常温乾燥すればよく、そのため、容易かつ簡単に、屋外設置物に塗布することができる。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤によれば、雨曝しとなる屋外設置物の塗装面に、長期にわたって防汚性を与え、その塗装面を長期にわたって保護することができる。
とりわけ、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、屋外設置物の塗装面に対する水垢、特に水垢のタレ筋の付着を防止することができ、かつ、付着した水垢、特に水垢のタレ筋を容易に除去することができ、しかも、屋外設置物の塗装面に防錆性を付与することができる。
さらには、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、貯蔵安定性に優れているので、1回調製しておけば、それを数回にわたって使用することができる。
本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーと硬化触媒とを含有する。
本発明において、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、例えば、分子末端にアルコキシシリル基を有する低分子量のシリコーンアルコキシオリゴマーであって、後述する硬化触媒の存在下で、アルコキシシリル基の架橋により、常温で硬化するものが挙げられる。
このような湿気硬化性シリコーンオリゴマーとしては、例えば、下記一般式(1)で示されるアルコキシシラン化合物またはその部分加水分解縮合物が挙げられる。
Si(OR4−n (1)
(一般式(1)中、Rは、水素原子、または、置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を、Rはアルキル基を、nは0〜3の整数を示す。また、RおよびRは、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。)
としては、例えば、水素原子、または、置換もしくは非置換の1価の炭化水素基が挙げられる。
において、非置換の1価の炭化水素基としては、例えば、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基などが挙げられる。
アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、iso−ペンチル、sec−ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、イソデシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルなどの炭素数1〜18のアルキル基が挙げられる。
シクロアルキル基としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチルなどの炭素数3〜8のシクロアルキル基などが挙げられる。
アリール基としては、例えば、フェニル、トリル、キシリルなどの炭素数6〜8のアリール基が挙げられる。
アラルキル基としては、例えば、ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、o、mまたはp−メチルベンジルなどの炭素数7または8のアラルキル基が挙げられる。
において、置換の1価の炭化水素基としては、上記した非置換の1価の炭化水素基の水素原子を、置換基で置換したものが挙げられ、このような置換基としては、例えば、ハロゲン原子(例えば、塩素、フッ素、臭素およびヨウ素など)、ヒドロキシル、シアノ、アミノ、カルボキシルなどが挙げられる。これらの置換基は、同一であっても、それぞれ異なっていてもよく、また、例えば、1〜3個置換していてもよい。
のうち、好ましくは、水素、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数6〜8のアリール基が挙げられる。
としては、例えば、アルキル基が挙げられ、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルなどの炭素数1〜4のアルキル基が挙げられる。
また、RとRとは、各々独立し、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。
nは、例えば、0〜3の整数を示し、好ましくは、1または2を示す。
このようなアルコキシシラン化合物としては、具体的には、例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリイソプロポキシシラン、メチルトリブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラブトキシシラン、または、これらの混合物などが挙げられる。
アルコキシシラン化合物の部分加水分解縮合物とは、上記したアルコキシシラン化合物に水を加えて、触媒の存在下で撹拌しながら昇温することにより、部分的に加水分解を生じさせるとともに、縮合させることにより得られるものである。
また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、下記の平均組成式(2)で示される。
Si(OR(4−a−b)/2 (2)
(平均組成式(2)中、Rは、水素、または、置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を、R2はアルキル基を、aは、その平均値が0.40〜1.70の範囲内にある値を、bは、平均組成式(2)中におけるケイ素原子に結合したORの比率が40重量%以上になる値をそれぞれ示す。また、RまたはRは、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。)
なお、平均組成式(2)中、RおよびRとしては、上記した一般式(1)中のRおよびRと同様のものが挙げられる。
また、前記平均組成式(2)中のbが、平均組成式(2)中におけるケイ素原子に結合したORの比率が上記以上になる値であれば、すなわち、前記平均組成式(2)中のORで示されるアルコキシ基の含量が、上記以上であれば、架橋密度とともに、表面硬度が上がり、十分な防汚性を得ることができる。
また、本発明において、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの動粘度は、例えば、20mm/s〈25℃〉以下であり、好ましくは、15mm/s〈25℃〉以下である。湿気硬化性シリコーンオリゴマーの動粘度が、20mm/s〈25℃〉以下であれば、架橋密度とともに、表面硬度が上がり、十分な防汚性を得ることができる。湿気硬化性シリコーンオリゴマーの動粘度が、20mm/s〈25℃〉を超えると、架橋密度とともに、表面硬度が下がり、十分な防汚性を得られない場合があり、作業性、仕上がりに困難を生じる場合がある。
また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、市販品として入手可能であり、例えば、X−40−2308(信越化学社製)、KR−500(信越化学社製)、KC−89S(信越化学社製)などが用いられる。これら湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
さらに、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの配合割合は、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤の全量に対して、例えば、0.1〜99重量%、好ましくは、1〜70重量%である。また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの配合割合は、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤の全量に対して、例えば、0.1〜75重量%、好ましくは、1〜35重量%とすることもできる。本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤の全量に対して、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの配合割合が0.1重量%未満では、均一な皮膜を得ることができない場合があり、また、99重量%を超えると、皮膜形成は良好である一方、作業性、仕上がりに困難を生じる場合がある。
本発明において、硬化触媒は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーを硬化させ得る触媒であれば、特に制限されないが、例えば、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクチレート、ジブチル錫ジラウレートなどの有機錫化合物、例えば、アルミニウムトリス(アセチルアセトン)、アルミニウムトリス(アセトアセテートエチル)、アルミニウムジイソプロポキシ(アセトアセテートエチル)などの有機アルミニウム化合物、例えば、ジルコニウム(アセチルアセトン)、ジルコニウムトリス(アセチルアセトン)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機ジルコニウム化合物、例えば、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機チタニウム化合物などの有機金属化合物、例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸などの鉱酸類や、ギ酸、酢酸、シュウ酸、トリフルオロ酢酸などの有機酸類などの酸、例えば、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基や、エチレンジアミン、アルカノールアミンなどの有機塩基などのアルカリ、例えば、アミノ変性シリコーン、アミノシラン、シラザン、アミン類などのアミノ化合物などが挙げられる。これらのうち、好ましくは、有機錫化合物、有機アルミニウム化合物、有機チタニウム化合物、鉱酸類が挙げられる。
また、硬化触媒は、市販品として入手可能であり、例えば、DX−9740(信越化学社製)、D−20(信越化学社製)などが用いられる。これら硬化触媒は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、硬化触媒の配合割合は、本発明における湿気硬化性シリコーンオリゴマーの全量に対して、例えば、0.1〜70重量%、好ましくは、1〜50重量%である。また、硬化触媒の配合割合は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの全量に対して、例えば、0.1〜50重量%、好ましくは、3〜30重量%とすることもできる。硬化触媒の配合割合が、上記の範囲内であれば、十分に硬化反応を進行させることができる。
また、本発明において、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、予め硬化触媒が含有されている湿気硬化性シリコーンオリゴマーの市販品を用いてもよい。そのような市販品としては、例えば、X−40−2327(硬化触媒X−40−2309A;30重量%含有、信越化学社製)、KR−400(硬化触媒DX−9740;10重量%含有、信越化学社製)などが用いられる。これらの硬化触媒を予め含有した湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、さらに、希釈剤を含有する。
希釈剤は、イソオクタンである。
また、希釈剤の配合割合は、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤の全量に対して、各成分が配合された残余の重量%でよく、例えば、5〜95重量%、好ましくは、20〜90重量%である。また、希釈剤の配合割合は、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤の全量に対して、例えば、20〜99重量%、好ましくは、60〜95重量%とすることもできる。希釈剤の配合割合が、上記の範囲内であれば、コーティング剤の性能を有効に発揮させるとともに、良好な作業性、仕上がりを得ることができる。
そして、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、上記した各成分を配合することにより、適宜調製することができる。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤には、その他に、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、艶出し剤または保護剤として一般に慣用されている、例えば、粘度調整剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、一般の顔料または染料および蛍光顔料などの着色剤、香料、界面活性剤などの添加剤を、必要に応じて適宜、配合することができる。
また、本発明においては、後述のように、コーティング剤を塗布し、硬化させた後の、コーティング剤の硬化皮膜の表面硬度が、鉛筆硬度で4H以上、好ましくは、7H以上である。鉛筆硬度が上記の範囲内であれば、十分な防汚性および持続性を得ることができる。
なお、鉛筆硬度は、JIS K 5400 8.4に準じて測定した、塗膜のすり傷から、塗膜の鉛筆引っかき値として示される。
そして、このようにして得られた本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、自動販売機や看板などの屋外設置物において、雨曝しとなる塗装面に塗布して、その塗装面に防汚性を与え、かつ、その塗装面を長期にわたって保護するために用いられる。
塗装面に対する塗布は、特に制限されず、例えば、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤をスポンジに含浸させて、そのスポンジで、塗装面を擦るなど、適宜公知の方法が用いられる。なお、塗布方法は、その他、例えば、刷毛塗り、スプレーコーティングなど、その目的および用途により適宜選択することができる。なお、塗布後は、常温乾燥させ、必要により、余剰の屋外設置物用防汚コーティング剤を拭き取ればよい。
このようにして、塗装面に塗布された屋外設置物用防汚コーティング剤は、乾燥時に、希釈剤などの溶剤成分が揮発するに伴って、硬化触媒および空気中の水分が作用して湿気硬化性シリコーンオリゴマーが硬化して、硬化皮膜が形成される。そして、この硬化皮膜が、塗装面に、良好な防汚性を付与する。そのため、この硬化皮膜は、塗布直後から長期にわたって、その塗布面を保護する。
以上述べたように、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、屋外設置物の塗装面に塗布後、常温乾燥させるのみでよく、そのため、容易かつ簡単に、屋外設置物に塗布することができる。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤によれば、雨曝しとなる屋外設置物の塗装面に、例えば、自動販売機や看板の設置年数(例えば、2〜3年)に相当する程度の長期にわたって防汚性を与え、その塗装面を長期にわたって保護することができる。そのため、自動販売機や看板のメンテナンスの軽減および維持管理コストの低減を図ることができる。
とりわけ、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、屋外設置物の塗装面に対する水垢、特に水垢のタレ筋の付着を防止することができ、かつ、付着した水垢、特に水垢のタレ筋を容易に除去することができ、しかも、屋外設置物の塗装面に防錆性を付与することができる。
また、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、親水性の汚れのみならず、親油性の汚れに対しても、親水性の汚れと同様の防汚性を有し、例えば、自動車の排気ガスなどの付着を防止することができ、かつ、付着した排気ガスに起因する汚れを、容易に除去することができる。
さらには、本発明の屋外設置物用防汚コーティング剤は、貯蔵安定性に優れているので、1回調製しておけば、それを数回にわたって使用することができる。
以下に実施例、参考例および比較例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
参考例1
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 100.0重量%
(アルコキシ基含量:45重量%、動粘度:0.9mm/s〈25℃〉、速硬化タイプ、R:メチルタイプ(主としてメチルである。以下同じ。))
(商品名:X−40−2327、硬化触媒X−40−2309A(リン酸タイプ)30重量%含有品、信越化学社製)
上記の成分から、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
参考例2
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 95.0重量%
(アルコキシ基含量:45重量%、動粘度:0.9mm/s〈25℃〉、速硬化タイプ、R:メチルタイプ)
(商品名:X−40−2327、硬化触媒X−40−2309A(リン酸タイプ)30重量%含有品、信越化学社製)
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0重量%
(アルコキシ基含量:65重量%、動粘度:4mm/s〈25℃〉、超高硬度タイプ、R1:水素)
(商品名:X−40−2308、信越化学社製)
上記の成分を混合し、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
参考例
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:28重量%、動粘度:25mm/s〈25℃〉、中重合体タイプ、R:メチル)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
硬化触媒(有機アルミニウム化合物タイプ) 0.6重量%
(商品名:DX−9740、信越化学社製)
上記の成分を、79.4重量%のイソプロピルアルコールに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
参考例4
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:65重量%、動粘度:4mm/s〈25℃〉、超高硬度タイプ、R:水素)
(商品名:X−40−2308、信越化学社製)
硬化触媒(有機アルミニウム化合物タイプ) 1.0重量%
(商品名:DX−9740、信越化学社製)
上記の成分を、79.0重量%のトルエンに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
参考
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:45重量%、動粘度:1.2mm/s〈25℃〉、高硬度タイプ、R:メチル)
(商品名:KR−400、硬化触媒DX−9740(有機アルミニウム化合物タイプ)10重量%含有品、信越化学社製)
上記の成分を、80.0重量%の酢酸ブチルに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
参考
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:45重量%、動粘度:5mm/s〈25℃〉、低重合体タイプ、R:メチル)
(商品名:KC−89S、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 1.0重量%
(商品名:D−20、信越化学社製)
上記の成分を、20.0重量%のエチレングリコールジメチルエーテルおよび59.0重量%のメチルエチルケトンに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
実施例
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:45重量%、動粘度:1.2mm/s〈25℃〉、高硬度タイプ、R:メチル)
(商品名:KR−400、硬化触媒DX−9740(有機アルミニウム化合物タイプ)10重量%含有品、信越化学社製)
上記の成分を、80.0重量%のイソオクタンに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
比較例1
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 100.0重量%
(アルコキシ基含量:35重量%、動粘度:22mm/s〈25℃〉、耐衝撃性タイプ、R:メチル/フェニル(メチルおよびフェニルの組合せ))
(商品名:X−40−175、硬化触媒DX−175(有機チタニウム化合物タイプ)5重量%含有品、信越化学社製)
上記の成分から、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
比較例2
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 99.0重量%
(アルコキシ基含量:25重量%、動粘度:15mm/s〈25℃〉、中重合体タイプ、R:メチル)
(商品名:SR2406、東レ・ダウコーニングシリコーン社製、有効成分50重量%)
硬化触媒(ジブチル錫ジラウレート) 1.0重量%
上記の成分を混合し、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
比較例3
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:24重量%、動粘度:100mm/s〈25℃〉、高重合体タイプ、R:メチル)
(商品名:X−40−9225、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.6重量%
(商品名:D−20、信越化学社製)
上記の成分を、20.0重量%のジエチレングリコールおよび59.4重量%のエチルアルコールに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
比較例4
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 20.0重量%
(アルコキシ基含量:25重量%、動粘度:160mm/s〈25℃〉、厚膜化タイプ、R:メチル)
(商品名:X−40−9250、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.6重量%
(商品名:D−20、信越化学社製)
上記の成分を、79.4重量%のシリコーン系溶剤に順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
比較例5
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 16.0重量%
(アルコキシ基含量:28重量%、動粘度:25mm/s〈25℃〉、中重合体タイプ、R:メチル)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
湿気硬化性シリコーンオリゴマー 4.0重量%
(アルコキシ基含量:25重量%、動粘度:160mm/s〈25℃〉、厚膜化タイプ、R:メチル)
(商品名:X−40−9250、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.4重量%
(商品名:D−20、信越化学社製)
上記の成分を、79.6重量%のn−ヘキサンに順次添加し、撹拌しながら完全に溶解させて、屋外設置物用防汚コーティング剤を得た。
評価
屋内試験例
70mm×150mm、厚さ1.5mmの磨き鋼板に、実施例1参考例1〜6、および、比較例1〜5で得られた屋外設置物用防汚コーティング剤を、ロールコーター法により、樹脂固形分としての付着量が、厚さ10μmとなるように調整して、均一に塗布した。
塗布後、温度25℃、湿度70%の条件下において7日間乾燥させ、皮膜を形成した。
その後、下記の(1)〜(3)の各試験を実施し、評価した。その結果を表1に示す。(1)鉛筆硬度
JIS K 5400 8.4に準じて、皮膜のすり傷から、皮膜の鉛筆引っかき値を測定した。
(2)防汚性試験A
コーティング剤の塗布面を上面にした状態で、試験例で得られたそれぞれの試験板を水平面から60°に傾けて固定し、カーボンブラックの粉末をふりかけ、その付着度合いを目視にて評価した。なお、防汚性は、下記の通り評価した。
◎:汚れの付着が見られない。
○:やや汚れの付着が見られるが、許容できる範囲である。
△:汚れの付着が見られる。
×:かなり汚れの付着が見られる。
(3)防汚性試験B
コーティング剤の塗布面を上面にした状態で、試験例で得られたそれぞれの試験板に、カーボンブラックの粉末をふりかけ、温度80℃において1時間放置した後、流水により水洗後、通風乾燥し、塗布面の汚染状況をグレースケールにて評価した。
グレースケールによる評価は、汚染度がほとんどないものを「1」とし、汚染度が非常に高いものを「5」とした5段階評価で評価した。すなわち、防汚性に優れるものは、汚染度の評価が「1」であり、防汚性に劣るものは、汚染度の評価が「5」である。
なお、汚染度の評価「2」までが、実用的に好ましい防汚性を有している。
(4)貯蔵安定性
実施例1参考例1〜6、および、比較例1〜5で得られた屋外設置物用防汚コーティング剤80mLを100mL容量のガラス瓶に入れ、密閉状態とし、50℃の雰囲気下、半月間放置し、その後皮膜を形成して、コーティング剤の「容器中での状態」、「硬化性」および「皮膜性能」の変化を評価した。その後、再度密閉状態とし、さらに、50℃の雰囲気下、半月間放置(合計1カ月間放置)した後、同様の評価をした。その結果を表1に示す。なお、貯蔵安定性は、下記の通り評価した。
◎:貯蔵前と変化なし。
○:硬化性がやや低下しているが、皮膜性能上は問題なし。
△:硬化性、皮膜性能ともに低下している。
×:コーティング剤の状態が変化し、使用不可。
屋外試験例
10cm×10cmにカットしたウレタンスポンジに、実施例、参考例1〜6、および、比較例1〜5で得られた屋外設置物用防汚コーティング剤を5gとり、これを、屋外に設置されている自動販売機の側面部分を3等分した各区間に均一に塗布した。なお、3区間のうちの1区間は未処理とした。
塗布してから5分間自然乾燥させた後、清浄なタオルを用いて、表面を拭き取った。
その後、下記の(5)および(6)の各試験を実施し、評価した。その結果を表1に示す。
(5)防汚性
塗布処理後、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月経過する毎に、塗布面(皮膜)の汚染状態を目視にて評価した。なお、防汚性は、下記の通り評価した。
◎:ほとんど汚れていない。
○:わずかに水垢のタレ筋等の付着があるが、許容できる範囲である。
△:水垢のタレ筋等の付着があり、未処理部分ほどではないが、汚れている。
×:水垢のタレ筋等の付着が多く、未処理部分と同程度汚れている。
(6)汚れ除去性
塗布処理後、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月経過する毎に、水を含ませた清浄なタオルで塗布面(皮膜)を拭き、汚れの落ち易さを目視にて評価した。なお、汚れ除去性は、下記の通り評価した。
◎:簡単に汚れが落ち、清浄になる。
○:わずかに落ちにくい汚れはあるが、清浄になる。
△:部分的に落ちにくい水垢のタレ筋等の汚れがあり、汚れが少し残る。
×:水垢のタレ筋等の付着が固着し、落ちない部分がある。
(7)防錆性
7×15cmのアルミパネルの表面を、サンドペーパーで軽く擦って擦り傷を付けた。ウレタンスポンジに、各実施例および各比較例で得られた屋外設置物用防汚コーティング剤をとり、これを、擦り傷の付いたアルミパネルの表面に塗布し、5分間自然乾燥した後、拭き取った。さらに、1週間自然乾燥して、試験片とした。
ガラスシャーレに試験片を入れ、これに5重量%塩化ナトリウム水溶液50gを噴霧した後、密閉し、35℃で2日間放置した後、錆の発生を目視にて観察し、下記の4段階で評価した。
◎:錆の発生なし。
○:表面の5%未満の領域に白色あるいは茶色の変色あり。
△:表面の5%以上50%未満の領域に白色あるいは茶色の変色あり。
×:表面全体に錆の発生あり。
Figure 0004754445

Claims (2)

  1. 湿気硬化性シリコーンオリゴマーと硬化触媒とイソオクタンである希釈剤とを含有するコーティング剤であって、
    前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、下記の平均組成式(2)で示され、
    Si(OR(4−a−b)/2 (2)
    (平均組成式(2)中、Rは、水素原子、または、置換もしくは非置換の1価の炭化水素基を、Rはアルキル基を、aは、その平均値が0.40〜1.70の範囲内にある値を、bは、平均組成式(2)中におけるケイ素原子に結合したORの比率が40重量%以上になる値をそれぞれ示す。また、RまたはRは、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。)
    前記コーティング剤が、鋼板に、硬化皮膜の厚さが10μmとなるように塗布された後、温度25℃、湿度70%の条件下において7日間乾燥させることにより形成された硬化皮膜の表面硬度が、鉛筆硬度で4H以上であることを特徴とする、屋外設置物用防汚コーティング剤。
  2. 前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーの25℃における動粘度が、20mm/s以下であることを特徴とする、請求項1に記載の屋外設置物用防汚コーティング剤
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