JP4752087B2 - 電界発光素子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)層を備えた電界発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機EL層を備えた電界発光素子は、自己発光を行うため視認性が良く、固体素子であるため耐衝撃性に優れ、直流低電圧駆動素子を実現するものとして注目を集めている。しかしながら、このような有機EL層を備えた電界発光素子では、無機薄膜素子(有機分散型無機EL素子)、例えばZnS:Mn系の無機薄膜素子に比較して、長期保存信頼性(寿命)に欠ける等の実用化を阻む問題点を有していた。
【0003】
ところが、近年では、2層型構造(正孔輸送層と発光層)の開発と発光層にレーザ色素をドーピングすることにより発光効率が改善され、素子駆動時の半減寿命も1万時間を越える報告がなされている。しかしながら、このような電界発光素子の半減寿命の測定は、窒素雰囲気、不活性ガス雰囲気、真空下の常温の環境で測定されたものがほとんどであり、実際の使用においての信頼性に欠ける点が指摘されている。また、このような電界発光素子における大きな問題点の1つとして、非発光領域であるダークスポットの発生、成長がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、最近では、一の面にアノード電極、有機EL層およびカソード電極がこの順で設けられた透明基板の一の面側を全面的に紫外線硬化型のエポキシ系樹脂で覆うことにより、耐湿性の向上を図り、ダークスポットの発生、成長を抑制するようにしたものが考えらていれる。しかしながら、紫外線硬化型のエポキシ系樹脂が硬化するとき、気泡を排除するために真空中で行うと、エポキシ系樹脂が大きく収縮し、このため有機EL層が押しつぶされて両電極がショートしてしまうことがある。また、透明基板の一の面側を全面的に覆っている紫外線硬化型のエポキシ系樹脂が硬化すると、その副生成物としてルイス酸やブレンスデット酸等が広い範囲に亘って発生し、ダークスポットの成長を助長したり、電極の腐食を引き起こしたりする原因となってしまう。
この発明は、ダークスポットの発生、成長を抑制することができる上、両電極のショート等が発生しないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、一の面に第1電極、有機EL層および第2電極がこの順で設けられた透明基板と、前記透明基板の一の面側に対向して配置された対向基板前記透明基板と前記対向基板との間に、前記第1および第2電極、並びに有機EL層を覆うように設けられた熱硬化型樹脂からなる封止膜と、を有し、前記封止膜の前記熱硬化型樹脂に、硬化した前記熱硬化型樹脂の粘性を低下させる粘性調整剤が添加されているものである。この請求項1に記載の発明によれば、透明基板と対向基板とを互いに対向して配置し、その間に熱硬化型樹脂からなる封止膜を設けているので、対向基板および封止膜によって透明基板の一の面側を封止することができ、したがって耐湿性が向上し、ダークスポットの発生、成長を抑制することができる。しかも、封止膜を形成するための熱硬化型樹脂は、熱硬化型樹脂の粘性を低下させる粘性調整剤添加されているので、熱硬化型樹脂を硬化させた後も封止膜にある程度の柔軟性を持たせることができ、したがって透明基板の一の面に設けられた有機EL層に圧力がかからないようにすることができ、ひいては両電極がショートしないようにすることができる。また、封止膜を形成するための熱硬化型樹脂は、紫外線硬化型樹脂と異なり、硬化するとき不要な副生成物を発生することはない。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1(A)はこの発明の第1実施形態における電界発光素子の平面図を示し、図1(B)はそのB−B線に沿う断面図を示したものである。この電界発光素子は透明基板1および対向基板11を備えている。透明基板1は、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルケトン等の樹脂やガラス等からなっている。
【0007】
透明基板1の上面には複数のアノード電極2が互いに平行して設けられている。アノード電極2は、Al、Au、Ag、Mg、Ni、Zn、V、In、Sn等の単体、ITOのようなこれらの単体から選択された化合物、または金属フィラーを含む導電性接着剤等からなっているが、その光透過率は80%以上であることが望ましい。アノード電極2の形成は、スパッタリング法、イオンプレーティング法、蒸着法等が好ましいが、スピンコータ、グラビアコータ、ナイフコータ等の印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法等であってもよい。
【0008】
アノード電極2を含む透明基板1の上面には有機EL層3が設けられている。有機EL層3は、詳細には図示していないが、下から順に、正孔輸送層および電子輸送層の2層構造となっているが、正孔輸送層、発光層および電子輸送層の3層構造としてもよい。正孔輸送層は、poly(3,4)ethylenedioxythiopheneまたはその誘導体と、polystyrenesulphonate(PEDγ/PSS)またはその誘導体とからなっている。電子輸送層は、polyfluoreneまたはその誘導体からなっている。そして、正孔輸送層を蒸着により100〜10000Å好ましくは1000〜7000Å成膜し、電子輸送層を蒸着により100〜10000Å好ましくは1000〜7000Å成膜する。
【0009】
ここで、正孔輸送層および電子輸送層の材料の他の例について説明する。正孔輸送層の材料は、カルバソール重合体、TPD(トリフェニル化合物)等であってもよい。電子輸送層の材料は、金属と有機配位子とから形成される金属錯体化合物、好ましくは、Alq3、Znq2、Bebq2、Zn−BTZ、ペリレン誘導体等であってもよい。ただし、qは8−ヒドロキシキノリンであり、bqは10−ヒドロキシベンゾキノリンであり、BTZは2-(o-ヒドロキシフェニル)ベンゾチアゾールである。
【0010】
有機EL層3の上面には複数のカソード電極4がアノード電極2と交差するように設けられている。カソード電極4は、有機EL層3の電子輸送層に電子注入を効果的に行うことができる仕事関数値の低い金属、好ましくは、Mg、Sn、In、Al、Ag、Li、Ca、希土類等の単体、またはこれらの単体から選択された合金等からなっている。なお、有機EL層3が低分子系である場合には、Al−Liが好ましく、高分子系である場合には、Ca−Alが好ましい。
【0011】
カソード電極4を含む有機EL層3の表面全体には無機保護膜5が設けられている。無機保護膜5は、CeO2中にSiO2を分散したものからなっている。無機保護膜5の形成は、スパッタリング法、イオンプレーティング法、蒸着法等によって行い、膜厚は1〜100000Å好ましくは500〜10000Åとする。この場合、無機保護膜5の形成は、カソード電極4を形成した後、大気中に戻すことなく真空中で連続して形成するか、或いは窒素ガスまたは不活性ガス雰囲気中での搬送が可能な搬送系で搬送して再度真空中において形成する。
【0012】
一方、対向基板11は、ガラス、樹脂、セラミック、金属、金属化合物、またはこれらの複合体等からなっているが、JIS Z−0208に準拠した試験において、その厚さが1μm以上で水蒸気透過率が1g/m2・1atm・24hr(at 25℃)以下であることが望ましい。
【0013】
対向基板11の下面の周辺部を除く部分には水蒸気吸着層12が設けられている。水蒸気吸着層12の形成方法としては、一例として、まず、水蒸気吸着剤(米国のAlphametals社製のSTAYSTIK PRODUCTSモイスチャー/ガス吸着剤 SD1000)ペーストを対向基板11の下面の周辺部を除く部分に膜厚50〜70μm程度に塗布する。次に、オーブンやホットプレート等を用いて活性化処理を行い、つまり、100℃で10分、続いて150℃で20分の加熱処理を行い、ペースト中の溶剤を揮発させる。次に、オーブンやホットプレート等を用いて225℃で30分以上の加熱処理を行い、ペーストを硬化させ、水蒸気吸着層12を形成する。この水蒸気吸着層12は水蒸気および所定の気体を吸着する性質を有する。
【0014】
そして、透明基板1と対向基板11とは、水蒸気吸着層12形成後に、対向基板11の下面の周辺部に塗布法や転写法等によって設けられたほぼ枠状のシール材13を介して互いに貼り合わされている。この場合、シール材13の所定の箇所には空気逃げ用開口部14が設けられている。シール材13は、熱硬化型エポキシ系樹脂、紫外線硬化型エポキシ系樹脂、または反応開始剤をマイクロカプセル化して加圧することにより反応が開始する常温硬化型エポキシ系樹脂等からなっている。
【0015】
この場合のエポキシ系樹脂は、ビスフェノールA形、ビスフェノールF形、ビスフェノールAD形、ビスフェノールS形、キシレノール形、フェノールノボラック形、クレゾールノボラック形、多官能形、テトラフェニロールメタン形、ポリエチレングリコール形、ポリプロピレングリコール形、ヘキサンジオール形、トリメチロールプロパン形、プロピレンオキサイドビスフェノールA形、水添ビスフェノールA形、またはこれらの混合物を主剤としたものである。シール材13を転写法により形成する場合には、Bステージ(フィルム化)されたものが好ましい。
【0016】
シール材13の空気逃げ用開口部14は、真空装置内において減圧雰囲気(真空度100Torr以下が好ましい)或いは窒素ガスまたは不活性ガス雰囲気中において、封止樹脂15によって封止される。封止樹脂15は、上記硬化型エポキシ系樹脂のいずれであってもよいが、紫外線硬化型のものが好ましい。
【0017】
以上のように構成された電界発光素子では、透明基板1と対向基板11とを枠状のシール材13を介して互いに貼り合わせているので、対向基板11およびシール材13によって透明基板1上に設けられたカソード電極4等を封止することができ、したがって耐湿性が向上し、ダークスポットの発生、成長を抑制することができる。しかも、透明基板1と対向基板11とを枠状のシール材13を介して互いに貼り合わせるとき、透明基板1上に設けられた有機EL層3等に圧力がかからないようにすることができ、したがって両電極2、4がショートしないようにすることができる。そして、対向基板11の下面に水蒸気吸着層12を設けているので、耐湿性がより一層向上し、ダークスポットの発生、成長をより一層抑制することができる。
【0018】
ところで、シール材13を熱硬化型エポキシ系樹脂或いは常温硬化型エポキシ系樹脂によって形成した場合には、紫外線硬化型エポキシ系樹脂と異なり、硬化しても不要な副生成物が発生しないようにすることができる。一方、シール材13を紫外線硬化型エポキシ系樹脂によって形成した場合には、シール材13がほぼ枠状であってカソード電極4等から離間して設けられているので、その硬化の際に発生する副生成物による悪影響を激減することができる。また、シール材13の空気逃げ用開口部14を封止する封止樹脂15を紫外線硬化型エポキシ系樹脂によって形成しても、その形成領域は極めて小さいので、その硬化の際に発生する副生成物による悪影響はほとんど無視することができる。
【0019】
なお、上記第1実施形態では、対向基板11の下面に水蒸気吸着層12のみを設けた場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図2(A)、(B)に示すこの発明の第2実施形態のように、対向基板11の下面にプライマー層16、接着層17および水蒸気吸着層12をこの順で設けるようにしてもよい。
【0020】
次に、プライマー層16等の形成方法の一例について説明する。まず、プライマー樹脂(Dow Corning社製のDC1204プライマー)を対向基板11の下面の周辺部を除く部分に塗布し、室温(25℃)で50%RH(%RH:相対湿度)以上の雰囲気中において4時間程度自然乾燥させ、プライマー層16を形成する。次に、接着剤(Dow Corning社製のRTV3145)をプライマー層16の下面に塗布し、接着層17を形成する。次に、水蒸気吸着シート(Alphametals社製のH2−3000フィルム)を接着層17の下面に貼り付け、室温(25℃)の35%RH以上の雰囲気中において自然硬化させ、一例として、24℃の85%RHの雰囲気中において16時間程度自然硬化させ、次いで0.5mmHg以下の150℃の雰囲気で16時間程度の加熱を5回繰り返して活性化処理を行い、水蒸気吸着層12を形成する。
【0021】
なお、上記第1および第2実施形態では、シール材13の空気逃げ用開口部14を封止樹脂15で封止する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図3(A)、(B)に示すこの発明の第3実施形態のようにしてもよい。すなわち、まず、図3(A)に示すように、対向基板11の下面(図3(A)では上面)の周辺部に、所定の複数箇所に空気逃げ用スリット18を有するほぼ方形枠状のシール材13を形成し、真空装置内において減圧雰囲気(真空度100Torr以下が好ましい)或いは、窒素ガスまたは不活性ガス雰囲気中において、このシール材13を介して両基板1、11を貼り合わせ、空気逃げ用スリット18により両基板1、11間が十分に減圧或いは、窒素ガスまたは不活性ガスで充填された後、さらに両基板1、11を互いに押しつけてシール材13の空気逃げ用スリット18の部分がつぶれ、図3(B)に示すように、シール材13が空気逃げ用スリット18の部分で繋がって方形枠状となるようにしてもよい。
【0022】
次に、図4はこの発明の第4実施形態における電界発光素子の断面図を示したものである。この図において、図1(B)と同一名称部分には同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。この電界発光素子では、下面に配線21(図6参照)を有する樹脂フィルムからなる対向基板11と透明基板1とが異方性導電接着剤からなるシール材13’を介して互いに貼り合わされている。この場合、対向基板11の右辺部は透明基板1から突出され、この突出端部(コネクタ部)の上面には、必要に応じて、補強フィルム22が貼り付けられている。シール材13’を構成する異方性導電接着剤は、導電性粒子の表面を熱硬化型エポキシ系絶縁樹脂で覆ったものからなっている。
【0023】
次に、図5は図4に示す透明基板1の平面図を示し、図6は図4に示す対向基板11の透過平面図を示したものである。透明基板1の上面において無機保護膜5の周囲には、アノード電極2に接続されたアノード配線2aおよびカソード電極4に接続されたカソード配線4aが適宜に設けられている。そして、アノード配線2aおよびカソード配線4aの所定の部分は、対向基板11下の配線21の所定の部分に、シール材13’を構成する異方性導電接着剤中の導電性粒子を介して導電接続されている。
【0024】
ここで、対向基板11は、例えば、ベクトラ樹脂液晶ポリマーフィルム(クラレ社製)、ポリプロピレン/アルミ箔(配線21を形成するためのものでシール材13’上および端子上のポリプロピレン膜にコンタクトホールが形成されている)/ポリエチレン複合フィルム等のアルミ箔を備えたフィルム、ITO(配線21を形成するためのもの)付きポリエーテルスルフォン(住友ベークライト社製のFST−2343)、ポリクロロトリフルオロエチレンフィルム(日東電工社製)、ITO付きガスバリヤーポリカーボネートフィルム(藤森工業社製のアモレックス4000)等からなり、JIS Z−0208に準拠した試験において、その厚さが1μm以上で水蒸気透過率が1g(フィルム厚25μm)/m2・1atm・24hr(at 25℃)以下であることが望ましい。
【0025】
シール材13’を構成する異方性導電接着剤(ソニーケミカル社製のCP7621F、CP7131等)は、透明基板1と対向基板11との貼り合わせ時の加圧方向に導電性を示しそれ以外の方向では絶縁性を示す。そして、このような異方性導電接着剤を対向基板11の下面周辺部に70℃×10kg/cm2×3secの仮転写条件にて仮固定した後、透明基板1の上面周辺部に120℃×20kg/cm2×30secの硬化条件にて固定する。
【0026】
以上のように構成された電界発光素子でも、透明基板1と対向基板11とを枠状のシール材13’を介して互いに貼り合わせているので、対向基板11およびシール材13’によって透明基板1上に設けられたカソード電極4等を封止することができ、したがって耐湿性が向上し、ダークスポットの発生、成長を抑制することができる。しかも、透明基板1と対向基板11とを枠状のシール材13’を介して互いに貼り合わせるとき、透明基板1上に設けられた有機EL層3等に圧力がかからないようにすることができ、したがって両電極2、4がショートしないようにすることができる。
【0027】
なお、上記第4実施形態では、シール材13’を異方性導電接着剤によって形成した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図7および図8に示すこの発明の第5実施例のように、エポキシ系樹脂からなるシール材13中にクロス材23(導電材)を設けるようにしてもよい。
【0028】
この場合、まず、対向基板11の下面の配線21上の所定の箇所にクロス材23を印刷する。クロス材23としては、例えば、三井化学社製のストライクボンド4450中に積水ファインケミカル社製のミクロパールを均一に分散させたものを用いる。次に、対向基板11の下面の所定の箇所にシール材13を印刷する。シール材13としては、例えば、住友ベークライト社製の主剤ERS−1100/硬化剤ERS−1810或いは主剤RS−1400/硬化剤ERS−1810を用いるが、有機EL層3は熱に弱いために20〜80℃の低温下で硬化する熱硬化型のものが好ましい。そして、対向基板11と透明基板1とをシール材13を介して仮に貼り合わせて圧締し、25℃で2hr以上保持して硬化させる。また図8では、クロス材23はシール材13の四辺のうち二辺にしか設けていないが、これに限らず一辺のみ或いは三辺以上に設けていてもよい。
【0029】
なお、上記第4および第5実施形態において、配線21を含む対向基板11の下面に、図1に示す水蒸気吸着層12を設けるようにしてもよく、また図2に示すプライマー層16、接着層17および水蒸気吸着層12をこの順で設けるようにしてもよい。
【0030】
次に、図9はこの発明の第6実施形態における電界発光素子の断面図を示したものである。この図において、図1(B)と同一名称部分には同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。この電界発光素子では、有機EL層3が正孔輸送層31と発光層32の2層構造であり、カソード電極4の表面にAl、Ag等の導電率の高い金属からなる高導電率層33が設けられ、高導電率層33等を含む透明基板1と対向基板11との間に、アノード電極2に接続される配線端子およびカソード電極4に接続される配線端子を除いて、アノード電極2、有機EL層3、カソード電極4、および高導電率層33の全面を覆うように熱硬化型エポキシ系樹脂からなる封止膜34が隙間なく設けられている。
【0031】
正孔輸送層31は、ポリチオフェンまたはその誘導体、ポリカルバゾールまたはその誘導体、ポリピロールまたはその誘導体、ポリフランまたはその誘導体、ポリアニリンまたはその誘導体、またはこれらと共重合可能な物質および結束材としてのポリマー、添加物を含有するもの等を、特に好ましくは、ポリスチレンスルフォン酸およびポリスチレンスルフォン酸塩を含有するPEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)をコーティングにより成膜したものからなり、厚さは100〜10000Å好ましくは1000〜7000Åとする。
【0032】
発光層32は、高分子系の場合には、ポリフェニレンビニレンまたはその誘導体、ポリカルバソールまたはその誘導体、TPD骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーを重合したもの、TPD骨格を有するビニル化合物モノマーを重合したもの、ポリフルオレンまたはその誘導体、またはこれらのモノマーと共重合可能なモノマーを含む重合物等を蒸着により成膜したものからなり、厚さは100〜10000Å好ましくは1000〜7000Åとする。
【0033】
低分子系の場合には、Alq3、BeBq2、2,5−ビス(5,7−ジ−t−ペンチル−2−ベンゾオキサゾリル)−1,3,4−チアジアゾール、4,4’−ビス(5,7−ベンチル−2−ベンゾオキサゾリル)スチルベン、4,4’−ビス〔5,7−ジ−(2−メチル−2−ブチル)−2−ベンゾオキサゾリル〕スチルベン、2,5−ビス(5,7−ジ−t−ベンチル−2−ベンゾオキサゾリル)チオフィン、2,5−ビス(〔5−α,α−ジメチルベンジル〕−2−ベンゾオキサゾリル)チオフェン、2,5−ビス〔5,7−ジ−(2−メチル−2−ブチル)−2−ベンゾオキサゾリル〕−3,4−ジフェニルチオフェン、2,5−ビス(5−メチル−2−ベンゾオキサゾリル)チオフェン、4,4’−ビス(2−ベンゾオキサイゾリル)ビフェニル、5−メチル−2−〔2−〔4−(5−メチル−2−ベンゾオキサイゾリル)フェニル〕ビニル〕ベンゾオキサイゾリル、2−〔2−(4−クロロフェニル)ビニル〕ナフト〔1,2−d〕オキサゾール等のベンザオキサゾール系、2,2’−(p−フェニレンジビニレン)−ビスベンゾチアゾール等のベンゾチアゾール系、2−〔2−〔4−(2−ベンゾイミダゾリル)フェニル〕ビニル〕ベンゾイミダゾール、2−〔2−(4−カルボキシフェニル)ビニル〕ベンゾイミダゾール等のベンゾイミダゾール系等の蛍光増白剤や、トリス(8−キノリノール)アルミニウム、ビス(8−キノリノール)マグネシウム、ビス(ベンゾ〔f〕−8−キノリノール)亜鉛、ビス(2−メチル−8−キノリノラート)アルミニウムオキシド、トリス(8−キノリノール)インジウム、トリス(5−メチル−8−キノリノール)アルミニウム、8−キノリノールリチウム、トリス(5−クロロ−8−キノリノール)ガリウム、ビス(5−クロロ−8−キノリノール)カルシウム、ポリ〔亜鉛、ビス(8−ヒドロキシ−5−キノリノニル)メタン〕等の8−ヒドロキシキノリン系金属錯体やジリチウムエピンドリジオン等の金属キレート化オキシノイド化合物や、1,4−ビス(2−メチルスチリル)ベンゼン、1,4−(3−メチルスチリン)ベンゼン、1,4−ビス(4−メチルスチリル)ベンゼン、ジスチリルベンゼン、1,4−ビス(2−エチルスチリル)ベンゼン、1,4−ビス(3−エチルスチリル)ベンゼン、1,4−ビス(2−メチルスチリル)2−メチルベンゼン等のスチリルベンゼン系化合物や、2,5−ビス(4−メチルスチリル)ピラジン、2,5−ビス(4−エチルスチリル)ピラジン、2,5−ビス〔2−(1−ナフチル)ビニル〕ピラジン、2,5−ビス(4−メトキシスチリル)ピラジン、2,5−ビス〔2−(4−ビフェニル)ビニル〕ピラジン、2,5−ビス〔2−(1−ピレニル)ビニル〕ピラジン等のジスチル、ピラジン誘導体、ナフタルイミド誘導体、ペリレン誘導体、オキサジアゾール誘導体、アルダジン誘導体、シクロペンダジエン誘導体、スチリルアミン誘導体、クマリン系誘導体、および芳香族ジメチリディンタジエン誘導体、スチリルアミン誘導体、アントラセン、サリチル酸塩、ピレン、コロネン等を蒸着により成膜したものからなり、厚さは100〜10000Å好ましくは1000〜7000Åとする。
【0034】
次に、具体例について説明する。封止膜34を形成するためのエポキシ系樹脂として、図10に示すNo.1〜No.6の6種類のものを用意した。この場合、エポキシ樹脂として、油化シェル社製のエピコート828(エポキシ当量200)とエピコート1001(エポキシ当量600)とを用いた。単位は、このエポキシ樹脂合計100部に対する重量比である。シリカ(この場合、日本アエロジル社製のR−972)は、無機充填剤としてのものである。酸化カルシウムは、粘性調整剤としてのものである。γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシランは、シランカップリング剤としてのものである。トリエチレンテトラアミンおよび変性ポリアミドアミン(この場合、スリーボンド社製の2107)は、熱硬化剤としてのものである。ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロアンチモネートおよびトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネートは、紫外線硬化剤としてのものである。したがって、試料No.1〜No.3は熱硬化型であり、試料No.4〜No.6は紫外線硬化型で比較のためのものである。
【0035】
透明基板1および対向基板11として、日本電気硝子社製の無アルカリガラスOA−10と呼ばれるものを用いた。そして、透明基板1の上面にスパッタリング法によりITO膜を8Ω/□となるように成膜し、塩酸を用いてエッチングすることにより、アノード電極2を形成した。次に、透明基板1を5%KOH溶液に入れ、超音波洗浄を5分間行い、次いで純水洗浄を5分×3回、IPA洗浄を10分×1回、アセトン洗浄を1回行い、次いで窒素ガスブロアにてアセトンを除去し、これにより得られたものを窒素ガスパージデシケータにて1昼夜保存し、次いで酸素プラズマ洗浄機で250Wで5分間洗浄した。
【0036】
次に、アノード電極2を含む透明基板1の上面に、バイエル社製のBaytronP(TP AI4083)ポリエチレンジオキシチオフェン:ポリスチレンスルホネート(PEDOT:PSS)をスピーコータを用いて塗布し、100℃で5分の乾燥を行い、膜厚500Åの正孔輸送層31を形成した。次に、高分子系の電界発光素子の場合には(低分子系については後で説明する。)、(ビニルカルバゾール+アクリルアミド)共重合体+クマリン6(1wt%ジクロロエタン溶液)をスピンコータ用いて、乾燥後の固定膜厚が600Åとなるように、塗布して発光層32を形成し、この後直ちに抵抗加熱蒸着装置のチャンバ内に入れ、チャンバ内を3×10-6Torr以下の真空度にした後、Caを250Å成膜してカソード電極4を形成し、その上に連続してAlを2μm成膜して高導電率層33を形成した。
【0037】
次に、上記抵抗加熱蒸着装置のチャンバ内に予め入れておいた、エポキシ系樹脂膜(試料No.1〜No.6)が対向面に設けられた対向基板11のエポキシ系樹脂膜側を、気泡が入り込まないようにして透明基板1の所定の面側に貼り付けた。そして、試料No.1〜No.3の場合には、同チャンバ内において加熱式ヒータで加熱して硬化させ、封止膜34を形成した。試料No.4〜No.6の場合には、同チャンバ内において紫外線照射機で紫外線を照射して硬化させ、封止膜34を形成した。
【0038】
そして、高温試験として80℃の高温槽内に放置し、高温高湿試験として60℃で湿度90%の高温高湿槽内に放置し、発生、成長したダークスポットの面積の一番大きいものが直径50μmを越えるまでの時間を調べたところ、図11に示す結果が得られた。この場合、隣同士のダークスポットがくっついて1つとなったものは無視した。図11から明らかなように、高温試験(80℃)では、試料No.4〜No.6の場合、200時間以下であるのに対し、試料No.1〜No.3の場合、800時間以上である。高温高湿試験(60℃×90%)では、試料No.4〜No.6の場合、500時間以下であるのに対し、試料No.1〜No.3の場合、1000時間以上である。
【0039】
また、同一の試料数を20個とし、常温常湿で1000時間放置し、電極間ショートによる不点灯の発生を調べたところ、試料No.4、5、6では14個、12個、15個が不点灯となったのに対し、試料No.1〜No.3の場合には1個も不点灯とはならなかった。
【0040】
以上のことから、高分子系の電界発光素子において、熱硬化型エポキシ系樹脂からなる封止膜34を用いることにより、紫外線硬化型エポキシ系樹脂が硬化するとき生じる不要な副生成物を発生することはないので、ショートによる不点灯を防止することができる。また、特に粘性調整剤として酸化カルシウムを熱硬化型エポキシ系樹脂に充填すると、硬化しても柔軟性を持たせることができ、したがって物理的圧力を均一に分散することができ、ひいては両電極2、4がショートしないようにすることができる。
【0041】
次に、低分子系の電界発光素子の場合について説明する。この場合、上記高分子系の場合において正孔輸送層31を形成した後に、Bebq2をジメチルオセトアミドに溶解して、1.5wt%の溶液とし、この溶液をスピンコータを用いて、固定膜厚が500Åとなるように、塗布し、次いで200℃で10分乾燥して発光層32を形成し、この後直ちに抵抗加熱蒸着装置のチャンバ内に入れ、チャンバ内を3×10−6Torr以下の真空度にした後、Mg:In(20:1wt比)を2000Å共蒸着してカソード電極4を形成し、その上に連続してAlを2μm成膜して高導電率層33を形成し、以下の工程を上記高分子系の場合と同様とした。
【0042】
そして、高温試験として80℃の高温槽内に放置し、高温高湿試験として60℃×90%の高温高湿槽内に放置し、発生、成長したダークスポットの面積の一番大きいものが直径50μmを越えるまでの時間を調べたところ、図12に示す結果が得られた。この場合も、隣同士のダークスポットがくっついて1つとなったものは無視した。図12から明らかなように、高温試験(80℃)では、試料No.4〜No.6の場合、200時間以下であるのに対し、試料No.1〜No.3の場合、800時間以上である。高温高湿試験(60℃×90%)では、試料No.4〜No.6の場合、500時間以下であるのに対し、試料No.1〜No.3の場合、900時間以上である。
【0043】
また、同一の試料数を20個とし、常温常湿で1000時間放置し、電極間ショートによる不点灯の発生を調べたところ、試料No.4、5、6では16個、15個、18個が不点灯となったのに対し、試料No.1〜No.3の場合には1個も不点灯とはならなかった。
【0044】
以上のことから、高分子系の電界発光素子において、熱硬化型エポキシ系樹脂からなる封止膜34を用いることにより、紫外線硬化型エポキシ系樹脂が硬化するとき生じる不要な副生成物を発生することはないので、ショートによる不点灯を防止することができる。また、特に粘性調整剤として酸化カルシウムを熱硬化型エポキシ系樹脂に充填すると、硬化しても柔軟性を持たせることができ、したがって物理的圧力を均一に分散することができ、ひいては両電極2、4がショートしないようにすることができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、透明基板と対向基板とを互いに対向して配置し、その間に熱硬化型樹脂からなる封止膜を設けているので、対向基板および封止膜によって透明基板の一の面側を封止することができ、したがって耐湿性が向上し、ダークスポットの発生、成長を抑制することができる。しかも、封止膜を形成するための熱硬化型樹脂硬化した熱硬化型樹脂の粘性を低下させる粘性調整剤添加されているので、硬化した後の封止膜にある程度の柔軟性を持たせることができ、したがって透明基板の一の面に設けられた有機EL層に圧力がかからないようにすることができ、ひいては両電極がショートしないようにすることができる。また、封止膜を形成するための熱硬化型樹脂は、紫外線硬化型樹脂と異なり、硬化するとき不要な副生成物を発生することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1実施形態における電界発光素子の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図2】(A)はこの発明の第2実施形態における電界発光素子の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【図3】この発明の第3実施形態における電界発光素子を説明するために示すもので、(A)は両基板貼り付け前の対向基板の底面図、(B)は両基板貼り付け後の対向基板の底面図。
【図4】この発明の第4実施形態における電界発光素子の断面図。
【図5】図4に示す透明基板の平面図。
【図6】図4に示す対向基板の透過平面図。
【図7】この発明の第5実施形態における電界発光素子の断面図。
【図8】図7に示す対向基板の透過平面図。
【図9】この発明の第6実施形態における電界発光素子の断面図。
【図10】図9に示す場合の具体例において、封止膜を形成するためのエポキシ系樹脂として用意した試料No.1〜No.6の成分を示す図。
【図11】図9に示す場合の具体例において、高分子系である場合の高温試験結果および高温高湿試験結果を示す図。
【図12】図9に示す場合の具体例において、低分子系である場合の高温試験結果および高温高湿試験結果を示す図。
【符号の説明】
1 透明基板
2 アノード電極
3 有機EL層
4 カソード電極
5 無機保護膜
11 対向基板
12 水蒸気吸着層
13 シール材
16 プライマー層
17 接着層
23 クロス材
31 正孔輸送層
32 発光層
34 封止膜

Claims (5)

  1. 一の面に第1電極、有機EL層および第2電極がこの順で設けられた透明基板と、
    前記透明基板の一の面側に対向して配置された対向基板
    前記透明基板と前記対向基板との間に、前記第1および第2電極、並びに有機EL層を覆うように設けられた熱硬化型樹脂からなる封止膜と、
    を有し、
    前記封止膜の前記熱硬化型樹脂に、硬化した前記熱硬化型樹脂の粘性を低下させる粘性調整剤が添加されていることを特徴とする電界発光素子。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記熱硬化型樹脂はエポキシ系樹脂からなることを特徴とする電界発光素子。
  3. 請求項1又は2に記載の発明において、前記粘性調整剤は酸化カルシウムからなることを特徴とする電界発光素子。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の発明において、前記熱硬化型樹脂はトリエチレンテトラアミン又は変性ポリアミドアミンを含むことを特徴とする電界発光素子。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記有機EL層は高分子系材料からなる発光層を含み、
    前記熱硬化型樹脂は、熱硬化剤を更に含み、
    前記粘性調整剤の前記エポキシ系樹脂に対する重量比率が2.5/100乃至8/100であることを特徴とする電界発光素子。
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