JP4750976B2 - 表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源と所定位置に存在する視認者との間に配置されて、光源側から視認者側への光路を規制する光路規制部材を利用して、ガラス部材への映り込みを防止し、かつ表示意匠の視認性を良好にした透過照明式の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、透過照明式の表示装置において、文字板の裏側に配置された光源により透過照明された文字板上の表示意匠等のウインドシールドへの映り込みを防止するために、映込防止フードを有するメータ装置が知られていた。ところが、近年、デザイン性及び薄型化等の観点等から、プリズムやルーバを利用して窓映防止フードなしに映り込みを防止した、いわゆる、フードレスメータ装置も知られるようになっている。ところが、この種のフードレスメータ装置では、プリズムやルーバの特性により、表示意匠のゆがみやにじみ等の問題が発生する傾向がある。以下に、この問題を図9及び図10を用いて説明する。
【0003】
図9(A)は車両における映り込みを示す説明図であり、図9(B)はこの種の表示装置の基本構成を示す概略的な断面図である。また、図10(A)は従来のフードレスメータ装置に用いられているルーバ内蔵型表ガラスの概略を示す斜視図であり、図10(B)は図10(A)に示すルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合に発生する問題点を示す説明図である。
【0004】
図9(A)に示すように、車両20のダッシュボード2には、スピードメータやタコメータ等の表示装置90が配置されている。この表示装置90からの透過照明された文字板上の表示意匠等は、表ガラス92を介して直射光S1として、運転席に座ったドライバ22のアイポイントに到達する。一方、透過照明された文字板上の表示意匠等は、この表示装置90の上方のウインドシールド21で反射されて、反射光S3としてドライバ22のアイポイントに到達する。この反射光S2により、上述した映り込み又は窓映りと呼ばれる現象が発生し、正常な夜間運転や暗所運転を妨げる。
【0005】
この種の透過照明式の表示装置は、図9(B)に示すように、装置本体部91には、スピード等を示す表示意匠が形成された文字板93及びこれから所定距離だけ離間して配置された表ガラス92が取り付けられている。表示意匠は、文字板93の中心部に回転軸を有する指針94により指示される。指針94は、文字板93の裏側に配置された指針駆動装置95により回転駆動される。指針駆動装置95は、スピードセンサから発せられるパルス信号に基づいて、上記指針94を所定の制御角だけ回転させる。
【0006】
また、上記文字板93の裏面から所定距離だけ離間して、上記文字板93の裏面に向けて光を照射する光源96が配置されている。この光源96は、ウインカレバーと一体化されたライト点灯スイッチの操作により点灯制御されて、表示意匠を含む文字板93が透過照明される。
【0007】
上述のような構成の表示装置90に用いられる表ガラス92としては、前述した映り込みを防止するために、プリズムを利用したレンズ型表ガラスやルーバ内蔵型表ガラスが採用される。ルーバ内蔵型表ガラスは、図10(A)に示すように、水平方向に等間隔で平行に配置された多数のルーバ帯部97を両側から挟み込むように、PETフィルム98が接着されて構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このようなルーバ内蔵型表ガラスを表ガラスとして用いた場合、以下のような問題が発生する。すなわち、図10(B)に示すように、発光面である文字板93からの照射光R1は、ルーバ帯部97で所定方向に反射すると同時に、主に上記ルーバ帯部97とPETフィルム98と接着面により、R9で示すように乱反射する。そうすると、ドライバ22側からは、表示意匠がにじんで見えることになる。この結果、表示意匠の視認性が低下するという問題が発生する。また、このようなルーバ内蔵型表ガラスは、非常に細い多数のルーバ帯部97を補強するために多層構造にならざるを得ず、構造が複雑になるという問題もある。更に、映り込みを防止するために、ルーバ帯部97が水平方向になるようにルーバ内蔵型表ガラスを装置本体部91に取り付ける必要性もあり、取り付け方向の自由度も少なかった。
【0009】
一方、前述したようにプリズムを利用したレンズ型表ガラスを用いると、アイポイントが正規の状態からわずかにずれるだけで、表示意匠がゆがんで見えるという問題が発生する。これは光源96が点灯された場合のみならず、昼間等の光源消灯状態でも発生する問題である。また、レンズの厚みにより、表示装置自体も大型化、重量化するという問題もあった。更に、意匠的にも画一的なものになりがちであった。
【0010】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、構成が簡単で、適用が容易で、視認性が良好で、かつ意匠的にも優れた光路規制部材及び表示装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の表示装置は、車両20のウインドシールド21の下方に配置され、表示意匠が形成された文字板11を、この文字板11の裏側に配置された光源からの光によって照明する透過照明式の表示装置1であって、前記文字板11の前方を覆って前記文字板11側から前記ウインドシールド21側に向かう光路を規制する所定の内径X及び高さYの複数の円形の細孔が規則的にメッシュ状に形成され、前記車両20の運転席に座った視認者に対する前記表示意匠の前記ウインドシールド21上への映り込みを防止するように設置された光路規制部材を有し、前記光路規制部材は、前記文字板から離れるにしたがって前記内径が徐々に大きくなるように変化する断面逆ハの字状をした前記細孔を有することを特徴とする。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、文字板11上の表示意匠のウインドシールド21上への映り込みを防止するために光路規制部材が備わっている。この光路規制部材には、文字板11の前方を覆って文字板11側からウインドシールド21側に向かう光路を規制する所定の内径X及び高さYの複数の円形の細孔が規則的にメッシュ状に形成されている。また、この光路規制部材は、運転席に座った視認者に対する表示意匠のウインドシールド21上への映り込みを防止するように設置されている。このように、複数の細孔がメッシュ状に形成された光路規制部材を所定の配置状態にするだけで、容易に映り込みを防止できる。また、プリズム型表ガラスを用いた場合のようにレンズによる表示意匠の歪みが発生することがなくなる。更に、ルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合のようにフィルム接着層による乱反射が発生せず、表示意匠のにじみ発生も少なくなる。さらに、光路規制部材に形成された細孔は、文字板11から離れるにしたがって内径Xが徐々に大きくなるように変化する断面逆ハの字状をしているので、文字板側からの照射光がこの細孔により文字板側に逆反射することにより発生する表示意匠のにじみが軽減される。
【0015】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の表示装置は、請求項記載の表示装置において、前記光路規制部材は、薄板状の金属板で形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は薄板状の金属板で形成されるので、プリズム型表ガラスと比較して大幅な薄型化が可能になる。また、ルーバ内蔵型表ガラスと比較してフィルムシートやルーバが不要になり構造が大幅に簡素化される。
【0019】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、異なる内径をした前記細孔を有することを特徴とする。
【0020】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材に形成された細孔は異なる外径をしているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。
【0021】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、段差を有する断面形状をしていることを特徴とする。
【0022】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は段差を有する断面形状をしているので、これまでにないユニークなフェースを持つ表示装置を提供できる。
【0023】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、傾斜面10D−1を有する断面形状をしており、この傾斜面10D−1に応じて前記細孔の高さも変化していることを特徴とする。
【0024】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は傾斜面10D−1を有する断面形状をしており、この傾斜面10D−1に応じて細孔の高さも変化しているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。
【0025】
上記課題を解決するためになされた請求項記載の表示装置は、請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、円板形状をしており、円筒形状の装置本体部14の上部及びリング状の装置蓋部15に挟持されていることを特徴とする。
【0026】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は円板形状をしており、円筒形状の装置本体部14の上部及びリング状の装置蓋部15に挟持されるので、装置組立が容易になり、組立時間が短縮されてコスト低減の一助となる。また、光路規制部材は円板形状をしており、かつ細孔も円形をしているので、より組立時間が短縮される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図1を用いて、本発明の実施形態に関わる表示装置の形状について説明する。図1(A)は、本発明の表示装置の適用例を示す正面図である。図1(B)は、本発明の表示装置の一実施形態に関わる概略断面図である。図1(C)は、本発明に用いる光路規制部材の一実施形態に関わる平面図である。
【0030】
図1(A)に示すように、スピードメータやタコメータからなるアナログ型の表示装置1が車両のダッシュボード2に配置されている。これらの表示装置1は、それらのフェースが運転席に座るドライバのアイポイントに略対向するように配置されている。また、ダッシュボード2上には、ウオーニング表示部3や情報表示部4が配置されている。ウオーニング表示部3には、例えば、オイル警告やブレーキ警告等の各種ウオーニング情報が表示される。また、情報表示部4には、例えば、ナビゲーション情報や走行情報等がディジタル表示される。なお、参照番号5を付した想像線は、ステアリングホイールを示す。
【0031】
上記表示装置1は、ここでは、図1(A)及び(B)に示すように、金属メッシュ板10で覆われた文字板11上の所定の表示意匠を、指針12により指示するアナログ型メータを想定している。
【0032】
金属メッシュ板10は、図1(C)に示すように、外形が円板状の薄板状の金属板で形成されている。この金属メッシュ板10は、文字板11の前方を覆うように、表示装置1に取り付けられる。この金属メッシュ板10は、複数の円形の細孔101が規則的に形成されたメッシュ状をしている。複数の細孔101は、文字板11からのドライバのアイポイントに向かう光路を規制するため、例えば、0.2mm程度の内径及び高さを有しているが、これについては図2を用いて後述する。
【0033】
金属メッシュ板10の材質としては、鉄、銅、ステンレス等が挙げられる。これらの金属は、相当の強度を有する上、比較的加工が容易である点で好ましいが、他の材料でも同様の性質をもつものであれば、適用可能である。金属メッシュ板10に上の細孔101は、公知のフォトエッチング加工によって形成可能である。
【0034】
また、文字板11は、例えば、ポリカーボネイトシートからなるオレンジ色や白色系統の透明生地の円板状の一枚のシート板である。この文字板11は、表示意匠を中抜きにして例えば黒系統色のインクが塗布されている。表示意匠は、例えば、図1(A)に示すように、スピードメータの場合、「20」、「40」、「60」等のスピードを示す数字や目盛りであり、タコメータの場合、「1」、「2」、「3」等のエンジン回転数に対応する数字や目盛りである。
【0035】
このような表示意匠は、文字板11の中心部に回転軸を有する指針12により指示される。指針12は、文字板11の裏側に配置された指針駆動装置13により回転駆動される。指針駆動装置13は、例えば、スピードセンサやエンジン回転センサから発せられるパルス信号に基づいて、上記指針12を所定の制御角だけ、回転制御するモータ装置である。
【0036】
また、上記文字板11の裏面から所定距離だけ離間して、上記文字板11の裏面に向けて光を照射する光源16が配置されている。この光源16は、ウインカレバーと一体化されたライト点灯スイッチの操作により点灯制御されて、表示意匠を含む文字板11が透過照明される。
【0037】
上記金属メッシュ板10は、円筒形状の装置本体部14の上部及びリング状の装置蓋部15に挟持されている。このような構成にすることにより、装置組立が容易になり、組立時間が短縮されてコスト低減の一助となる。また、金属メッシュ板10のデザインを変更した場合の、金属メッシュ板10の交換も容易になる。
【0038】
次に、図2及び図3を用いて、図1で示した実施形態による作用について説明する。図2(A)は、メッシュ孔による文字板からの光の遮蔽領域及び透過領域を示す説明図である。図2(B)は、本発明の光路規制部材を示す図であり、断面逆ハの字状のメッシュ孔による文字板からの光の透過方向を示し、図2(C)は、断面ハの字状のメッシュ孔による文字板からの光の透過方向を示す説明図である。また、図3は、本実施形態に関わる文字板側からドライバ側に向かう直射光及び反射光を示す説明図である。
【0039】
図2(A)に示すように、金属メッシュ板10には、上述したように光路を規制するための所定の内径X及び高さYを有する複数の細孔101が形成されている。細孔101の内径X及び高さYは共に、例えば、0.2mmである。文字板11から所定距離だけ離間して配置された発光面である文字板11からの照射光R1、R2は、上記細孔101を介して、文字板11の上方に向けて透過する。この際、θ1及びθ2で示す透過領域、並びにθ3で示す遮蔽領域が生じることになる。これらの領域θ1、θ2及びθ3は、細孔101の内径X及び高さYを調整することにより制御することができる。これを利用して、表示装置1の薄型化を達成することも可能である。
【0040】
このような作用を利用して、文字板11からの光の映り込みを防止することが可能となる。但し、この際、車両20の運転席に座ったドライバ22のアイポイントを想定して、ウインドシールド21(請求項9ではガラス部材に相当)による文字板11からの光の反射光S2も考慮して、金属メッシュ板10と文字板11との距離、或いは、細孔101の内径X及び高さYを設定する。現実的には、上記透過領域θ1、θ2は共に約30度程度になるように設定すると実用的であることがわかった。なお、金属メッシュ板10と文字板11との位置関係は、後述するようにやや傾斜して対向するように設定しても映り込みの防止は可能である。
【0041】
このように、金属メッシュ板10と文字板11との位置関係、或いは、細孔101の内径X及び高さYを調整することにより、図3に示すように、文字板11側からドライバ22に向かうウインドシールド21による反射光S2を制御することが可能になり、文字板11及びこの上の表示意匠の映り込みを防止できるようになる。なお、図3において、S1は、文字板11側からドライバ22に向かう直射光、すなわち、表示装置1の文字板11の表示意匠や指針12の表示光を示す。
【0042】
また、図2(B)に示すように、本発明では、文字板11から離れるにしたがって内径Xが徐々に大きくなるように変化する断面逆ハの字状をした細孔101Aを、金属メッシュ板10Aに形成することにより、上記直射光に基づく文字板11の表示意匠等の視認性が良好になる。すなわち、図2(B)に示すように、断面逆ハの字状をした細孔101Aにより、例えば、文字板11からの照射光R1は細孔101Aの内壁に反射することなく上方に透過することができるようになる。
【0043】
一方、図2(C)に示すように、金属メッシュ板10Xに形成された断面ハの字状をした細孔101Xによると、上記照射光R1は細孔101Xの内壁に反射して、文字板11側に逆反射して、文字板11上の表示意匠に上方からも光を照射することになる。そうなると、図3で示した直射光S1は、上記照射光R1に上記逆反射による光が加わったものとなり、ドライバ22側からは表示意匠等がにじんだ状態で視認されることになる。そこで、図2(B)に示すように、断面逆ハの字状をした細孔101Aを、金属メッシュ板10Aに形成することにより、ドライバ22側からみた表示意匠のにじみが、より軽減されることになる。
【0044】
次に、図4〜図7を用いて、本発明に関わる金属メッシュ板のバリエーションについて説明する。図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、金属メッシュ板の基本となる実施形態を示す平面図及び断面図である。図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の一応用例を示す平面図及び断面図である。図6(A)及び図6(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の他の応用例を示す平面図及び断面図である。図7(A)及び図7(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の更に他の応用例を示す平面図及び断面図である。
【0045】
図4(A)及び図4(B)に示す金属メッシュ板10は、図1(C)に示したように、外形が円板状の薄板状の金属板で形成されている。この金属メッシュ板10は、複数の同型状の円形の細孔101が規則的に形成されたメッシュ状をしている。複数の細孔101は、光路を規制するための所定の内径及び高さを有している。そして、金属メッシュ板10は鉄、銅、ステンレス等で形成される。
【0046】
このように、金属メッシュ板10は金属薄板であるので加工が容易であるうえ、円板形状をしているので装置への組み込みも容易である。また、組み込み時の方向性の自由度も高い。更に、複数の細孔101により、光源消灯時のブラックフェース化も可能である。
【0047】
図5(A)及び図5(B)に示す金属メッシュ板10Bは、外形が円板状の薄板状の金属板で形成されており、複数の細孔101、及び複数の細孔101Bを取り囲むように、細孔101よりも更に内径の小さい円形の細孔101Bが規則的に形成されたメッシュ状をしている。これら細孔101及び101Bは、例えば、この金属メッシュ板10Bに覆われる文字板11上の表示意匠に対応するように形成されている。また、複数の細孔101及び101Bは、光路を規制するための所定の内径及び高さを有している。そして、金属メッシュ板10は鉄、銅、ステンレス等で形成される。
【0048】
このように、金属メッシュ板10Bに形成された細孔101及び101Bはそれぞれ異なる内径をしているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。異なる内径の細孔101及び101Bにより、光源消灯時にはより立体的な金属感のあるブラックフェース化が可能になり、高級感を演出できるようになる。
【0049】
図6(A)及び図6(B)に示す金属メッシュ板10Cは、外形が円板状の薄板状の金属板で形成されており、段差を有する断面形状をしている。すなわち、段差により、中心円部10C−1及びこれを囲むような円環部10C−2が形成されている。また、複数の細孔101が規則的にメッシュ状に形成されている。細孔101の内径はすべて同形状であってもよいし、上記図5の例のように異なっていてもよい。上記中心円部10C−1及び円環部10C−2は、この金属メッシュ板10Cに覆われる文字板11上の表示意匠に対応するように形成されている。また、複数の細孔101は、光路を規制するための所定の内径及び高さを有している。そして、金属メッシュ板10は鉄、銅、ステンレス等で形成され、上記段差は公知のプレス加工等により容易に形成可能である。
【0050】
このように、金属メッシュ板10Cは、段差を有する断面形状をしているので、これまでにないユニークなフェースを持つ表示装置を提供できる。また、段差を装置本体部14の上部に取り付ける際の位置決めに利用するようにしてもよい。
【0051】
図7(A)及び図7(B)に示す金属メッシュ板10Dは、外形が円板状の薄板状の金属板で形成されており、傾斜面10D−1を有する断面形状をしている。また、この傾斜面10D−1に応じて細孔の高さYも変化している。この例では、傾斜面10D−1は、金属メッシュ板10Dの中心部を頂点として、円周部に向かうにしたがって徐々に降下するようになっている。逆に、中心部から円周部に向かうにしたがって徐々に上昇するような傾斜面になっていてもよい。これに伴う細孔の高さの変化も同様である。また、複数の細孔101が規則的にメッシュ状に形成されている。細孔101の内径はすべて同形状であってもよいし、上記図5の例のように異なっていてもよい。そして、金属メッシュ板10は鉄、銅、ステンレス等で形成される。
【0052】
このように、金属メッシュ板10Dは傾斜面10D−1を有する断面形状をしており、この傾斜面10D−1に応じて細孔の高さYも変化しているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。例えば、細孔の高さの変化により、光源消灯時にはグラジュエーションを持つブラックフェース化が可能になり、更に高級感を演出できるようになる。
【0053】
なお、上記図4〜図7に示した例のそれぞれの特徴を組み合わせて、様々な金属メッシュ板を形成することが可能である。例えば、図7のような傾斜面に図6のような段差を加え、更に細孔の内径を徐々に変化させるようにした金属メッシュ板であってもよい。また、各細孔の断面形状を、図2(B)に示したような断面逆ハの字状にしてもよい。金属メッシュ板10、10A、10B、10C及び10Dは、請求項中の光路規制部材に相当する。
【0054】
最後に、図8を用いて、金属メッシュ板の設置角度について説明する。図8(A)〜(C)はそれぞれ、設置角度の異なる金属メッシュ板を有する表示装置を示す概要断面図である。ここで、図8(A)〜(C)における14A、14B及び15A、15Bは、上記金属メッシュ板10の設置角度に応じた装置本体部及び装置蓋部の断面形状を示す。また、図中、他の参照番号は前述したものと同等である。
【0055】
すなわち、図8(A)に示すような基本的な金属メッシュ板10の設置角度に対して、図8(B)及び図8(C)に示すように金属メッシュ板10を傾斜させた設置角度にしてもよい。例えば、標準的に生産された金属メッシュ板や表示装置に対して、車種によるウインドシールド21の傾斜角度や、運転席とダッシュボードとの距離に基づいて、金属メッシュ板10の設置角度を調整することで、標準的な金属メッシュ板を用いながら、各車種に対して、映り込みを防止したり、好適な表示意匠の視認性を確保することが容易にできる。更に、メッシュ孔の内径や高さを調整したり、運転席と表示装置との距離を調整することで、図8(C)に示すように更に薄型化を達成した表示装置を得ることも可能になる。
【0056】
以上のように、本実施形態の金属メッシュ板によれば、複数の細孔がメッシュ状に形成された金属薄板を用いるだけで、容易に視認者側への光路が規制可能になる。また、金属薄板だけで構成できるので、軽量化、薄型化及び低コスト化が可能になる。また、光路規制部材の様々な加工も容易である。更に、意匠的な観点から、光源消灯時には、光源が規則的にメッシュ状に形成された細孔で覆われて視認されるので、高級感を演出できるようになる。
【0057】
このような金属メッシュ板は、車両内の映り込み防止用部材として適用するのみならず、室内インテリアを兼ねた照明コントロール部材、屋外での太陽光遮断による各種表示器の視認性向上用部材、各種表示器の覗き見防止用部材等としても適用可能である。
【0058】
また、本実施形態の表示装置によれば、簡単な構成で容易に映り込みを防止し、かつ良好な視認性を得ることができるようになる。特に、プリズム型表ガラスを用いた場合と比較して、レンズによる表示意匠の歪みが発生することがなくなるうえ、大幅な薄型化が可能になる。また、ルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合と比較して、フィルム接着層による乱反射が発生せず、表示意匠のにじみ発生もなくなるうえ、構造が大幅に簡素化される。更に、強度的にも優れている。
また、意匠的な観点から、光源消灯時にはメッシュ状に形成された細孔により、金属感のあるブラックフェース化が可能になり、高級感を演出できるようになる。更に、光路規制部材の様々な加工も容易である。
【0059】
なお、表示装置は、実施形態で示したアナログメータの他、複数の計器が一体化された細長いフェースのコンビネーションメータであってもよい。また、楕円形のアナログメータであってもよい。更に、表示装置は、車両内のみならず、車両内と同様の条件を有する他の環境下に設置されたものであってもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、複数の細孔がメッシュ状に形成された光路規制部材を所定の配置状態にするだけで、容易に映り込みを防止できるようになる。また、プリズム型表ガラスを用いた場合のようにレンズによる表示意匠の歪みが発生することがなくなる。更に、ルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合のようにフィルム接着層による乱反射が発生せず、表示意匠のにじみ発生も少なくなる。要するに、本発明によれば、映り込みが防止されると共に表示意匠の視認性が良好になる。さらに、光路規制部材に形成された細孔は、文字板11から離れるにしたがって内径Xが徐々に大きくなるように変化する断面逆ハの字状をしているので、文字板側からの照射光がこの細孔により文字板側に逆反射することにより発生する表示意匠のにじみが軽減される。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、複数の細孔がメッシュ状に形成された光路規制部材を所定の配置状態にするだけで、容易に映り込みを防止できるようになる。また、プリズム型表ガラスを用いた場合のようにレンズによる表示意匠の歪みが発生することがなくなる。更に、ルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合のようにフィルム接着層による乱反射が発生せず、表示意匠のにじみ発生も少なくなる。要するに、本発明によれば、映り込みが防止されると共に表示意匠の視認性が良好になる。
【0062】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は薄板状の金属板で形成されるので、プリズム型表ガラスと比較して大幅な薄型化が可能になる。また、ルーバ内蔵型表ガラスと比較してフィルムシートやルーバが不要になり構造が大幅に簡素化される。このため、軽量化、薄型化及び低コスト化が達成される。更に、意匠的な観点から、光源消灯時にはメッシュ状に形成された細孔により、金属感のあるブラックフェース化が可能になり、高級感を演出できるようになる。また、光路規制部材の様々な加工も容易である。
【0064】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材に形成された細孔は異なる外径をしているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。例えば、異なる外径の細孔により、光源消灯時には立体的な金属感のあるブラックフェース化が可能になり、更に高級感を演出できるようになる。
【0065】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は段差を有する断面形状をしているので、これまでにないユニークなフェースを持つ表示装置を提供できる。
【0066】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は傾斜面10D−1を有する断面形状をしており、この傾斜面10D−1に応じて細孔の高さも変化しているので、表示装置の美観を更に向上させることが可能になる。例えば、細孔の高さの変化により、光源消灯時にはグラジュエーションを持つブラックフェース化が可能になり、更に高級感を演出できるようになる。
【0067】
請求項記載の発明によれば、光路規制部材は円板形状をしており、円筒形状の装置本体部14の上部及びリング状の装置蓋部15に挟持されるので、装置組立が容易になり、組立時間が短縮されてコスト低減の一助となる。また、光路規制部材は円板形状をしており、かつ細孔も円形をしているので、取り付け方向が自由であり、より組立時間が短縮される。更に、光路規制部材は円板形状をしているので、回転する指針を有するアナログ型の表示装置にも最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は、本発明の表示装置の適用例を示す正面図である。図1(B)は、本発明の表示装置の一実施形態に関わる概略断面図である。図1(C)は、本発明の光路規制部材の一実施形態に関わる平面図である。
【図2】 図2(A)は、メッシュ孔による文字板からの光の遮蔽領域及び透過領域を示す説明図である。図2(B)は、本発明の光路規制部材を示す図であり、断面逆ハの字状のメッシュ孔による文字板からの光の透過方向を示し、図2(C)は、断面ハの字状のメッシュ孔による文字板からの光の透過方向を示す説明図である。
【図3】 本実施形態に関わる文字板側からドライバ側に向かう直射光及び反射光を示す説明図である。
【図4】 図4(A)及び図4(B)はそれぞれ、金属メッシュ板の基本となる実施形態を示す平面図及び断面図である。
【図5】 図5(A)及び図5(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の一応用例を示す平面図及び断面図である。
【図6】 図6(A)及び図6(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の他の応用例を示す平面図及び断面図である。
【図7】 図7(A)及び図7(B)はそれぞれ、図4に示した金属メッシュ板の更に他の応用例を示す平面図及び断面図である。
【図8】 図8(A)〜(C)はそれぞれ、設置角度の異なる金属メッシュ板を有する表示装置を示す概要断面図である。
【図9】 図9(A)は車両における映り込みを示す説明図である。図9(B)はこの種の表示装置の基本構成を示す概略的な断面図である。
【図10】 図10(A)は従来のフードレスメータ装置に用いられているルーバ内蔵型表ガラスの概略を示す斜視図である。図10(B)は、図10(A)に示すルーバ内蔵型表ガラスを用いた場合に発生する問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表示装置
10 金属メッシュ板
11 文字板
12 指針
13 指針駆動装置
14 装置本体部
15 装置蓋部
16 光源
101 細孔

Claims (6)

  1. 車両のウインドシールドの下方に配置され、表示意匠が形成された文字板を、この文字板の裏側に配置された光源からの光によって照明する透過照明式の表示装置であって、前記文字板の前方を覆って前記文字板側から前記ウインドシールド側に向かう光路を規制する所定の内径及び高さの複数の円形の細孔が規則的にメッシュ状に形成され、前記車両の運転席に座った視認者に対する前記表示意匠の前記ウインドシールド上への映り込みを防止するように設置された光路規制部材を有し、
    前記光路規制部材は、前記文字板から離れるにしたがって前記内径が徐々に大きくなるように変化する断面逆ハの字状をした前記細孔を有することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項記載の表示装置において、前記光路規制部材は、薄板状の金属板で形成されていることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、異なる内径をした前記細孔を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、段差を有する断面形状をしていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、傾斜面を有する断面形状をしており、この傾斜面に応じて前記細孔の高さも変化していることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1又は2記載の表示装置において、前記光路規制部材は、円板形状をしており、円筒形状の装置本体部の上部及びリング状の装置蓋部に挟持されていることを特徴とする表示装置。
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