JP5115793B2 - 表示板 - Google Patents

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本発明は、例えば車両の計器装置に用いられる表示板に関し、特に網目状の模様印刷層が設けられた表示板に関するものである。
車両用の計器装置に於いて、昼間時と夜間時とで計器装置の見栄えを異ならせたものとして、例えば下記特許文献1がある。特許文献1に記載の計器は、表示意匠246を設けた第2の文字板24の前面側に金属製のメッシュ板23を配置することによって、第2の文字板24の背後に配置された光源の消灯時(昼間時)には表示意匠246が殆ど見えなくて金属調に視認され、光源の点灯時(夜間時)には表示意匠246がメッシュ板23を介して視認されるというものである。
特開2005−77208号公報
しかしながら、特許文献1に於けるメッシュ板23は金属製であり、コスト高で重量も重い。また、表示意匠246を設けるには金属製のメッシュ板23の背後に第2の文字板24を配置しなければならず、部品点数も増え、更にコスト高となってしまう。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、単純な構成で、表示部を有し金属感を表現できる表示板を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、透過性の基板と、前記基板の前面側に設けられた艶調整層と、前記基板の裏面側のみに設けられた網目状の模様印刷層と、前記模様印刷層の背後に設けられ表示部を有する地色層と、を備え、前記模様印刷層と前記基板との間に、前記模様印刷層を視認可能な有色の透視層を設けたものである。
また、前記模様印刷層には金属粉が含有されているものである。
単純な構成で、表示部を有し金属感を表現できる表示板を得ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態を示す表示板の部分断面図である。表示板1は、透過性である例えば無色透明な合成樹脂からなる基板2の表面側に網目状の不透過性である模様印刷層3が設けてある。この模様印刷層3は、例えば透明インクの中に金属粉であるアルミニウム粉が混入されたインクを網目状の非印刷部4(抜き印刷部)が形成されるように設けたものであり、印刷部5は金属調(アルミ調)を有している。網目状である非印刷部4は円形でも角形でも良く、大きさも任意であるが、本実施形態の場合、径が0.3〜1.0mmの円としてある。
また、基板2の背面側(裏面側)には不透過性である例えば黒色の地色層6が印刷によって設けてあり、地色層6には表示部7が形成されている。表示部7は、車両の作動状態あるいは異常内容などを示すもので、例えばエンジンオイルの圧力又は量の低下を示すエンジンオイル表示、或いはアッパービームの点灯を示すアッパービーム表示などである。この表示部7は地色層6を印刷する際、地色層6が印刷されない非印刷領域Sを設け、この非印刷領域S内に例えばエンジンオイル表示(表示部7)を黒色の印刷によって設けたものである。エンジンオイル表示と地色層6は同一工程で印刷すれば良い。なお、非印刷領域Sを設けず、地色層7を印刷する際にエンジンオイル表示が印刷されない(抜き印刷する)ようにしても良い。
この様に構成された表示板1は、昼間など周囲が明るい時にはアルミニウム粉が混入されている模様印刷層3によってアルミ調で視認される。また、図示しないが、エンジンオイル表示の背後に配置された光源としての赤色で発光する発光ダイオードが点灯した際は、非印刷領域Sが赤色で透過照明され、エンジンオイル表示(表示部7)が模様印刷層3の非印刷部4を通して黒色で視認される。
この様に、透過性の基板2の表面側にアルミニウム粉が混入された網目状の模様印刷層3を設け、基板2の背面側に表示部7を有する地色層6を設けた表示板1としたことにより、従来の様に金属製のメッシュ板と意匠表示板の両方を用いることなく、単純な構成で以て、表示部7を有し金属感を表現できる表示板1を得ることができる。また、表示部7を基板2の背面側に設けることにより、基板2の表面側に表示部7の印刷段差が現れず、表示板1のデザイン性が向上すると共に、表示部7のシークレット性が向上する。
図2は、本発明の第2実施形態を示す表示板の部分断面図である。前記第1実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
表示板1は、無色透明な基板2の裏面側に網目状の模様印刷層3が設けてある。この模様印刷層3は、前記第1実施形態と同様に、透明インクの中にアルミニウム粉が混入されたインクを網目状の非印刷部4(抜き印刷部)が形成されるように設けたものである。また、模様印刷層3の背後に表示部7(エンジンオイル表示)を有する黒色の地色層6が印刷によって設けてある。また、基板2の表面側には艶調整層としての無色透明な艶消し層8が印刷によって設けてある。
この様に構成された表示板1は、前記第1実施形態と同様に、昼間など周囲が明るい時には網目状の模様印刷層3がアルミ調で視認される。この際、艶消し層8が設けてあるため、艶消し状態のアルミ調で視認される。また、図示しないが、エンジンオイル表示の背後に配置された赤色で発光する発光ダイオードが点灯した際は、非印刷領域Sが赤色で透過照明され、エンジンオイル表示(表示部7)が模様印刷層3の非印刷部4を通して黒色で視認される。
この様に、透過性の基板2の裏面側にアルミニウム粉が混入された網目状の模様印刷層3と、この模様印刷層3の背後に表示部7を有する地色層6を設けたことにより、前記第1実施形態と同様に、単純な構成で以て、表示部7を有し金属感を表現できる表示板1を得ることができる。
また、基板2の表面側に無色透明な艶消し層8を設けたことにより、外光による表示板1表面での反射を抑えて模様印刷層3および発光ダイオードが点灯した際の表示部7の視認性を高めることができる。なお、艶調整層として艶消し層8を設けたが、艶消しに限定するものではなく、艶有り状態でも半艶状態であっても良く、模様印刷層3を所望する艶状態とすることができる。
図3は、本発明の第3実施形態を示す表示板の部分断面図である。前記各実施形態と同一もしくは相当箇所については同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施形態に於ける表示板1は、前記第2実施形態に於ける表示板1の模様印刷層3の前面側(基板2と模様印刷層3との間)に模様印刷層3が視認可能である有色の透視層9を印刷によって設けたものである。他は前記第2実施形態と同じである。この透視層9は例えば灰色からなり、基板2の表面側であっても良い。
この様に構成された表示板1は、昼間など周囲が明るい時には、アルミ調の模様印刷層3の前面側に灰色の透視層9が設けてあるために、模様印刷層3がアルミ調と言うよりはステンレス調に視認される。
また、図示しないが、前記第2実施形態と同様に、エンジンオイル表示の背後に配置された赤色で発光する発光ダイオードが点灯した際は、非印刷領域Sが赤色で透過照明され、エンジンオイル表示(表示部7)が模様印刷層3の非印刷部4を通して黒色で視認される。この際、模様印刷層3の前面側に灰色の透視層9が設けてあるが、透視層9の透明度が高いため、前記第2実施形態と比べても非印刷部4および表示部7の色調変化は少ない。
この様に構成したことにより、前記各実施形態と同様に、単純な構成で以て、表示部7を有し金属感を表現できる表示板1を得ることができると共に、模様印刷層3の前面側に有色の透視層9を設けることによって模様印刷層3を所望する色調にすることができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、例えば金属粉としてアルミニウム粉を混入したが真鍮粉でも良く、パール顔料(雲母)が混入されたパール感を有する模様印刷層3であっても良い。また、透明インクの中にアルミニウム粉を混入したが、透明インクに限定するものではなく、例えば黒色のインク内にアルミニウム粉を混入したものでも良い。その場合、地色層6は黒色以外の色調である方が望ましい。また、模様印刷層3の色調および艶調整層の艶状態を種々変えることによって模様印刷層3を金属調にイメージさせることが可能なため、金属粉が入っていない模様印刷層3であっても良い。
本発明の第1実施形態を示す表示板の部分断面図。 本発明の第2実施形態を示す表示板の部分断面図。 本発明の第3実施形態を示す表示板の部分断面図。
符号の説明
1 表示板
2 基板
3 模様印刷層
6 地色層
7 表示部
8 艶消し層(艶調整層)
9 透視層

Claims (2)

  1. 透過性の基板と、前記基板の前面側に設けられた艶調整層と、前記基板の裏面側のみに設けられた網目状の模様印刷層と、前記模様印刷層の背後に設けられ表示部を有する地色層と、を備え、前記模様印刷層と前記基板との間に、前記模様印刷層を視認可能な有色の透視層を設けたことを特徴とする表示板。
  2. 前記模様印刷層には金属粉が含有されていることを特徴とする請求項1に記載の表示板。
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