JP6886442B2 - 文字板 - Google Patents

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Description

本発明は、文字板に関する。
従来、文字板として、例えば、特許文献1には、車両の速度等を視認可能に表示する文字板が開示されている。この文字板は、光透過性の基板と、当該基板の視認側とは反対側に設けられヘアーライン状の凹凸を表す目付部と、目付部の意匠図柄を表示しない領域に設けられたミラーインク層とを備える。文字板は、目付層により金属の表面を疑似的に表することで金属調装飾の質感を高めている。
特開2012−037438号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の文字板は、例えば、意匠図柄の見切り境界をより明確にすることが望まれている。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、意匠図柄を適正に設けることができる文字板を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る文字板は、光を透過する本体を有し、前記本体の視認側とは反対側に設けられ加飾用の凹凸が形成された加飾面、及び、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する意匠図柄領域を含んで構成されるクリア装飾体と、前記加飾面に積層され光を遮光し前記意匠図柄領域の第1見切り境界を形成する第1見切り層と、を備え、前記クリア装飾体は、前記意匠図柄領域に、少なくとも前記加飾面の前記凹凸の底部より前記視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部が設けられ、前記突出平坦部は、前記視認側から視て前記第1見切り層による前記第1見切り境界よりも大きく形成されていることを特徴とする。
上記文字板において、前記突出平坦部は、前記本体とは別体形成され、平坦状に形成された突出平坦面を有することが好ましい。
上記文字板において、前記突出平坦部は、前記本体と一体形成され、平坦状に形成された突出平坦面を有することが好ましい。
上記文字板において、前記本体の視認側に積層され光を遮光し前記視認側から視て前記第1見切り境界と一致する前記意匠図柄領域の第2見切り境界を形成する第2見切り層を備えることが好ましい。
上記文字板において、前記加飾面は、前記凹凸によってカーボン調模様が形成されたカーボン調凹凸面であることが好ましい。
上記文字板において、前記本体は、光を透過する基材、及び、前記基材の前記視認側とは反対側の面に積層され前記加飾面が形成されたクリア層を含んで構成されることが好ましい。
本発明に係る文字板は、光を透過する本体を有し、前記本体の視認側とは反対側に設けられ加飾用の凹凸が形成された加飾面、及び、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する意匠図柄領域を含んで構成されるクリア装飾体と、前記加飾面に積層され光を遮光し前記意匠図柄領域の第1見切り境界を形成する第1見切り層と、前記本体の視認側に積層され光を遮光し前記視認側から視て前記第1見切り境界と一致する前記意匠図柄領域の第2見切り境界を形成する第2見切り層と、を備え、前記クリア装飾体は、前記意匠図柄領域に、少なくとも前記加飾面の前記凹凸の底部より前記視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部が設けられることを特徴とする。
本発明に係る文字板は、意匠図柄領域に、少なくとも加飾面の凹凸の底部より視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部が設けられるので、意匠図柄を適正に設けることができる。
図1は、実施形態に係る文字板の構成例を示す正面図である。 図2は、実施形態に係る文字板の構成例を示す断面図である。 図3は、実施形態に係る文字板の構成例を示す分解斜視図である。 図4は、実施形態に係る文字板におけるインプリント印刷の第1工程を示す側面図である。 図5は、実施形態に係る文字板におけるインプリント印刷の第2工程を示す側面図である。 図6は、実施形態に係る文字板におけるインプリント印刷の第3工程を示す側面図である。 図7は、実施形態の第1変形例に係る文字板の構成例を示す断面図である。 図8は、実施形態の第2変形例に係る文字板の構成例を示す断面図である。 図9は、実施形態の第3変形例に係る文字板の構成例を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
実施形態に係るカーボン装飾パネル(樹脂装飾部品)1及び文字板100について説明する。図1は、実施形態に係る文字板100の構成例を示す正面図である。図2は、実施形態に係る文字板100の構成例を示す断面図である。図3は、実施形態に係る文字板100の構成例を示す分解斜視図である。図3では、文字板100の積層構造の特徴を模式的に図示している。図4は、実施形態に係る文字板100におけるインプリント印刷の第1工程を示す側面図である。図5は、実施形態に係る文字板100におけるインプリント印刷の第2工程を示す側面図である。図6は、実施形態に係る文字板100におけるインプリント印刷の第3工程を示す側面図である。
カーボン装飾パネル1は、図1に示すように、カーボン調模様Mが形成された樹脂装飾部品として文字板100に適用される。文字板100は、車両に搭載される車両表示装置(図示省略)に適用される。車両表示装置は、いわゆる車載メータを構成するものであり、例えば、車両のダッシュボードに設けられたインストルメントパネルに搭載され、車両の運転に供される情報として当該車両に関する種々の情報を表示する。
文字板100は、例えば、速度計用の文字板であり、円形の平板に形成されている。文字板100は、中心に図示しない指針が挿入される貫通孔101が形成されている。文字板100は、外周近傍に速度を表示する複数の文字表示領域(意匠図柄領域)18aが周方向に複数形成されている。各文字表示領域18aは、例えば、文字板100の運転者が視認する視認側と反対側に配置された光源(図示省略)から照射された光を視認側に出射する領域である。これにより、運転者は、文字板100において車両の速度を表示する文字表示領域18aの文字を認識することができる。なお、図1では、カーボン調模様Mの一部を図示しているが、カーボン調模様Mは、例えば、各文字表示領域18aを除く領域に設けられる。
ここで、文字板100の奥行き方向とは、典型的には、この文字板100が適用される車両の前後方向に相当する。また、文字板100の前面側とは、車両の運転席と対面する側であり、典型的には、当該運転席に座った運転者によって視認される視認側、つまり運転者の視点EP側である。一方、文字板100の背面側とは、奥行き方向において前面側とは反対側であり、典型的には、インストルメントパネルの内部に収容される側である。
文字板100は、図2に示すように、カーボン装飾パネル1と、低反射層としてのAG(Anti Glare)印刷層13と、意匠色層14と、第1見切り層15と、意匠層18Aと、意匠層18Bとを備える。カーボン装飾パネル1は、クリア装飾体10と、カーボン色層16と、遮光印刷層17とを備える。文字板100は、図3に示すように、奥行き方向の前面側から背面側に向けて、AG印刷層13、クリア装飾体10、カーボン色層16、及び、遮光印刷層17の順番に積層されている。
クリア装飾体10は、可視光領域の波長の光を透過する本体10aを有する。本体10aは、基材11及びクリア層12を含んで構成される。基材11は、文字板100のベースとなるものである。基材11は、例えば、可視光領域の波長の光を透過するアクリル樹脂やポリカーボネート等の樹脂材料により形成されている。基材11は、樹脂材料を成型金型等によって所望の平板形状に成型され前面及び背面が平坦状に形成されている。
クリア層12は、カーボン調模様Mを有するものである。クリア層12は、後述するインプリント印刷により基材11の視認側とは反対側、つまり基材11の背面側に設けられる。クリア層12は、例えば、可視光領域の波長の光を透過し、且つ、UV(ultraviolet;紫外線)光を照射することで硬化する光硬化樹脂材料(インク)で形成されている。クリア層12は、図2に示すように、カーボン調凹凸面12aを含んで構成されている。カーボン調凹凸面12aは、クリア層12の基材11とは反対側に設けられ、加飾用の複数の凹凸12bによってカーボン調模様Mが形成されている。各凹凸12bは、複数の単位模様体12cを構成している。各単位模様体12cは、プリプレグによる実際のカーボン繊維束を疑似的に表す疑似カーボン繊維束の織り目を構成し、実際のカーボン繊維を疑似的に表す疑似カーボン繊維の1本1本が形成されている。ここで、プリプレグとは、編み込んだ実際のカーボン繊維に樹脂を含浸させて硬化させたものである。単位模様体21cは、頂面部12d及び一対の湾曲部12eを有する。頂面部12dは、疑似カーボン繊維束の延在方向において単位模様体21cの中央部に位置する。一対の湾曲部12eは、疑似カーボン繊維束の延在方向において頂面部12dの両側に位置し、湾曲状に形成されている。単位模様体12cは、頂面部12dが視認側とは反対側から視認側に向けて凹状に形成されている。頂面部12dは、奥行き方向において単位模様体12cの底部12jに相当する部分である。
AG印刷層13は、光の反射を抑制するものである。AG印刷層13は、基材11の視認側に積層され、基材11の全面に渡って設けられる。AG印刷層13は、例えば、スクリーン印刷により基材11の視認側に形成される。AG印刷層13は、基材11の視認側に微細な凹凸が形成されている。AG印刷層13は、視認側から入射される入射光L1を微細な凹凸により拡散することで、入射光L1が基材11の視認側の表面で正反射することを抑制する。
意匠色層14は、文字板100の意匠図柄を形成するものである。意匠色層14は、例えば、文字板100に車両の速度を表示する意匠図柄を形成する。意匠色層14は、光を透過する透過性を有し、例えば、白色や赤色等に着色されている。意匠色層14は、クリア層12においてカーボン調凹凸面12aの突出平坦面12hに積層されている。意匠色層14は、例えば、樹脂材料から成るインクを突出平坦面12hに印刷することにより形成される。意匠色層14は、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、白色や赤色等に着色されたインクを突出平坦面12hに印刷する。意匠色層14は、視認側とは反対側(背面側)に設けられた光源(図示省略)から出射される光を透過し、透過した光をクリア層12に出射する。
第1見切り層15は、車両に関する意匠図柄の輪郭を形成するものである。第1見切り層15は、例えば、文字板100に車両の速度を表示する意匠図柄の輪郭を形成する。第1見切り層15は、光を遮光する遮光性を有し、例えば、黒色等に着色されている。第1見切り層15は、クリア層12のカーボン調凹凸面12aに積層されている。第1見切り層15は、例えば、樹脂材料から成るインクをカーボン調凹凸面12aに印刷することにより形成される。第1見切り層15は、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、黒色等に着色されたインクをカーボン調凹凸面12aに印刷する。スクリーン印刷機は、カーボン調凹凸面12aにおいて、例えば、文字表示領域18aの輪郭を表す第1見切り境界18bに沿って後述の突出平坦部12f上にインクを印刷する。第1見切り層15は、文字表示領域18aの輪郭(第1見切り境界18b)を形成し、視認側とは反対側(背面側)から入射する光を遮光する。
カーボン色層16は、カーボン色に着色された着色層である。ここで、カーボン色は、例えば、黒色(カーボンブラック)である。カーボン色層16は、クリア層12のカーボン調凹凸面12a側に積層されている。カーボン色層16は、例えば、樹脂材料から成るインクをカーボン調凹凸面12aに印刷することにより形成される。カーボン色層16は、例えば、スクリーン印刷により形成される。スクリーン印刷機は、例えば、カーボン色に着色されたインクをカーボン調凹凸面12aに印刷する。スクリーン印刷機は、カーボン調凹凸面12aにおいて、例えば、文字表示領域18a及びインジケータ表示領域(意匠図柄領域)18cを除く領域にインクを印刷する。これにより、カーボン調模様Mは、文字表示領域18a及びインジケータ表示領域18cには表れない。スクリーン印刷機は、カーボン調凹凸面12aにおいて、例えば、インジケータ表示領域18cの輪郭を表す第1見切り境界18dに沿って後述の突出平坦部12g上にインクを印刷する。カーボン色層16は、インジケータ表示領域18cの輪郭(第1見切り境界18d)を形成する。
カーボン色層16は、樹脂材料をカーボン色に着色した母材、及び、母材に添加された光輝材を含んで構成され、光を透過しない。光輝材は、クリア層12の樹脂材料とは異なる屈折率であり、且つ、光沢性を有している。光輝材は、例えば、アルミニウム、シルバー、パール等を含んで構成される。カーボン色層16は、カーボン調凹凸面12a側に反射面16aを有している。反射面16aは、カーボン調凹凸面12aの凹凸12bに接して設けられ、カーボン調凹凸面12aの形状が形成されている。つまり、反射面16aは、カーボン調凹凸面12aの各単位模様体12cの形状と同じ形状が形成されている。具体的には、反射面16aは、視認(視点EP)側から視て、単位模様体12cの頂面部12dに接する部分が視認側とは反対側から視認側に向けて凹状に形成されている。このように、反射面16aは、視認(視点EP)側から視て、疑似カーボン繊維束の織り目が形成され、さらに、疑似カーボン繊維の1本1本が形成されている。反射面16aは、クリア装飾体10を透過した入射光L1を視認側に反射光L2として反射する。
遮光印刷層17は、光を遮光する遮光層である。遮光印刷層17は、カーボン色層16の視認側とは反対側に積層されている。遮光印刷層17は、例えば、樹脂材料から成るインクをカーボン色層16に印刷することにより形成される。遮光印刷層17は、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、遮光色に着色されたインクをカーボン色層16の背面側に印刷する。スクリーン印刷機は、カーボン色層16の背面側において、例えば、文字表示領域18a及びインジケータ表示領域18cを除く領域にインクを印刷する。遮光印刷層17は、視認側とは反対側(背面側)から入射する光を遮光する。
意匠層18Aは、文字表示領域18aに積層されるものである。文字表示領域18aは、光を透過することによって車両に関する意匠図柄を点灯表示する領域である。意匠層18Aは、クリア層12のカーボン調凹凸面12a側に積層されている。意匠層18Aは、例えば、樹脂材料から成るインクをクリア層12の文字表示領域18aに印刷することにより形成される。意匠層18Aは、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、所望の色に着色された半透明のインクをクリア層12の文字表示領域18aの意匠色層14を含む領域に印刷する。意匠層18Aは、視認側とは反対側(背面側)に設けられた光源(図示省略)から出射される光を透過し、透過した光を意匠色層14に出射する。文字表示領域18aは、カーボン調模様Mが重畳されていない表示態様で、文字板100において車両の速度が表示される。
意匠層18Bは、インジケータ表示領域18cに積層されるものである。インジケータ表示領域18cは、光を透過することによって車両に関する意匠図柄を点灯表示する領域である。意匠層18Bは、クリア層12のカーボン調凹凸面12a側に積層されている。意匠層18Bは、例えば、樹脂材料から成るインクをクリア層12のインジケータ表示領域18cに印刷することにより形成される。意匠層18Bは、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、半透明のインクをクリア層12のインジケータ表示領域18cを含む領域に印刷する。意匠層18Bは、視認側とは反対側(背面側)に設けられた光源(図示省略)から出射される光を透過し、透過した光をクリア層12に出射する。インジケータ表示領域18cは、カーボン調模様Mが重畳されていない表示態様で、文字板100において車両のインジケータが表示される。
次に、図4〜図6を参照して、文字板100におけるインプリント印刷の各工程について説明する。作業者は、インプリント印刷機2を用いてインプリント印刷を行う。インプリント印刷機2は、金型2aと、ローラー2bと、UVメタルハライドランプ2cとを備える。金型2aは、カーボン調模様Mの各単位模様体12cを形成するための複数の凹凸2dが表面に形成されている。また、金型2aは、突出平坦部12f、12gを形成するための凹部(図示省略)が表面に形成されている。先ず、作業者は、図4に示すように、各凹凸2dが形成された金型2aの表面に液状の光硬化樹脂材料(インク)を流し込む。次に、作業者は、図5に示すように、インプリント印刷機2を操作して、金型2aの表面に流し込まれた光硬化樹脂材料に基材11をローラー2bによりプレスしながらUVメタルハライドランプ2cによりUV光を光硬化樹脂材料に照射し、当該光硬化樹脂材料を硬化させる。次に、作業者は、図6に示すように、インプリント印刷機2を操作して、基材11に積層された光硬化樹脂材料(クリア層12)を金型2aから離間させる。これにより、カーボン調凹凸面12aが形成されたクリア装飾体10を形成することができる。
そして、カーボン調凹凸面12aは、図2に示すように、突出平坦部12f、12gを含んで構成される。突出平坦部12fは、カーボン調凹凸面12aの文字表示領域18aに設けられる。突出平坦部12fは、本体10aと一体形成され、少なくともカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側(背面側)に突出している。突出平坦部12fは、例えば、奥行き方向においてカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの頂部12qと同等の高さまで突出している。
突出平坦部12fは、カーボン調凹凸面12aの背面側に、平坦状に形成された突出平坦面12hを有する。突出平坦面12hは、視認側から視て第1見切り層15による第1見切り境界18b(文字表示領域18a)よりも大きく形成されている。つまり、突出平坦面12hは、視認側から視て第1見切り層15による第1見切り境界18bよりも外側にはみ出して形成されている。言い換えれば、第1見切り層15による第1見切り境界18bは、視認側から視て突出平坦面12hの内側に位置する。この構成により、文字板100は、第1見切り層15による第1見切り境界18bを突出平坦面12hの範囲内に形成することができる。
突出平坦部12gは、カーボン調凹凸面12aのインジケータ表示領域18cに設けられる。突出平坦部12gは、本体10aと一体形成され、少なくともカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側(背面側)に突出している。突出平坦部12gは、例えば、奥行き方向においてカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの頂部12qと同等の高さまで突出している。
突出平坦部12gは、カーボン調凹凸面12aの背面側に、平坦状に形成された突出平坦面12iを有する。突出平坦面12iは、視認側から視てカーボン色層16による第1見切り境界18d(インジケータ表示領域18c)よりも大きく形成されている。つまり、突出平坦面12iは、視認側から視てカーボン色層16による第1見切り境界18dよりも外側にはみ出して形成されている。言い換えれば、カーボン色層16による第1見切り境界18dは、視認側から視て突出平坦面12iの内側に位置する。この構成により、文字板100は、カーボン色層16による第1見切り境界18dを突出平坦面12iの範囲内に形成することができる。
以上のように、実施形態に係る文字板100は、クリア装飾体10と、第1見切り層15と、カーボン色層16とを備える。クリア装飾体10は、光を透過する本体10aを有し、当該本体10aの視認側とは反対側に設けられ、加飾用の凹凸12bが形成されたカーボン調凹凸面12aを含んで構成される。また、クリア装飾体10は、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する文字表示領域18a及びインジケータ表示領域18cを含んで構成される。第1見切り層15は、カーボン調凹凸面12aに積層され、光を遮光し、文字表示領域18aの第1見切り境界18bを形成する。カーボン色層16は、カーボン調凹凸面12aに積層され、光を遮光し、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dを形成する。クリア装飾体10は、文字表示領域18aに、少なくとも加飾面の凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部12fが設けられる。また、クリア装飾体10は、インジケータ表示領域18cに、少なくとも加飾面の凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部12gが設けられる。
この構成により、文字板100は、突出平坦部12fに第1見切り層15を印刷することにより、文字表示領域18aの第1見切り境界18bを形成することができる。これにより、文字板100は、例えば、凹凸12bに第1見切り層15を印刷する場合と比較して、印刷面の段差を抑制できるので、インクの液ダレやムラを抑制することができる。これにより、文字板100は、文字表示領域18aの第1見切り境界18bが不明確になることを抑制できる。また、文字板100は、突出平坦部12gにカーボン色層16を印刷することにより、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dを形成することができる。これにより、文字板100は、例えば、凹凸12bにカーボン色層16を印刷する場合と比較して、印刷面の段差を抑制できるので、インクの液ダレやムラを抑制することができる。これにより、文字板100は、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dが不明確になることを抑制できる。従って、文字板100は、カーボン調凹凸面12aが設けられた場合であっても適正に意匠図柄を設けることができる。
上記文字板100において、突出平坦部12fは、クリア装飾体10の本体10aと一体形成され、平坦状に形成された突出平坦面12hを有する。また、突出平坦部12gは、クリア装飾体10の本体10aと一体形成され、平坦状に形成された突出平坦面12iを有する。この構成により、文字板100は、突出平坦面12hにより、印刷面の段差を抑制することができ、文字表示領域18aの第1見切り境界18bが不明確になることを抑制できる。また、文字板100は、突出平坦面12iにより、印刷面の段差を抑制することができ、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dが不明確になることを抑制できる。
上記文字板100において、突出平坦部12fは、視認側から視て第1見切り層15による第1見切り境界18bよりも大きく形成されている。また、突出平坦部12gは、視認側から視てカーボン色層16による第1見切り境界18dよりも大きく形成されている。この構成により、文字板100は、文字表示領域18aの第1見切り境界18bを突出平坦部12fに設けることができ、当該第1見切り境界18bが不明確になることを抑制できる。また、文字板100は、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dを突出平坦部12gに設けることができ、当該第1見切り境界18dが不明確になることを抑制できる。
上記文字板100において、加飾面は、凹凸12bによってカーボン調模様Mが形成されたカーボン調凹凸面12aである。このように、文字板100は、突出平坦部12f、12gをカーボン調凹凸面12aに適用することが可能である。
上記文字板100において、クリア装飾体10の本体10aは、光を透過する基材111、及び、当該基材11の視認側とは反対側の面に積層されカーボン調凹凸面12aが形成されたクリア層12を含んで構成される。この構成により、文字板100は、インプリント印刷によりクリア層12を形成することができる。
〔第1変形例〕
次に、実施形態の第1変形例について説明する。図7は、実施形態の第1変形例に係る文字板100Aの構成例を示す断面図である。なお、第1変形例は、実施形態と同等の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。第1変形例に係る文字板100Aは、突出平坦部12k、12mが本体10aとは別体で設けられる点で実施形態に係る文字板100と異なる。突出平坦部12kは、カーボン調凹凸面12aの文字表示領域18aに設けられる。突出平坦部12kは、本体10aと別体形成され、少なくともカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側(背面側)に突出している。突出平坦部12kは、例えば、奥行き方向においてカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの頂部12qと同等の高さまで突出している。
突出平坦部12kは、カーボン調凹凸面12aの背面側に、平坦状に形成された突出平坦面12nを有する。突出平坦面12nは、視認側から視て後述する第1見切り層15による第1見切り境界18b(文字表示領域18a)よりも大きく形成されている。つまり、突出平坦面12nは、視認側から視て第1見切り層15による第1見切り境界18bよりも外側にはみ出して形成されている。言い換えれば、第1見切り層15による第1見切り境界18bは、視認側から視て突出平坦面12nの内側に位置する。この構成により、文字板100Aは、第1見切り層15による第1見切り境界18bを突出平坦面12nの範囲内に形成することができる。
突出平坦部12mは、カーボン調凹凸面12aのインジケータ表示領域18cに設けられる。突出平坦部12mは、本体10aと別体形成され、少なくともカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの底部12jより視認側とは反対側(背面側)に突出している。突出平坦部12mは、例えば、奥行き方向においてカーボン調凹凸面12aの凹凸12bの頂部12qと同等の高さまで突出している。
突出平坦部12mは、カーボン調凹凸面12aの背面側に、平坦状に形成された突出平坦面12pを有する。突出平坦面12pは、視認側から視てカーボン色層16による第1見切り境界18d(インジケータ表示領域18c)よりも大きく形成されている。つまり、突出平坦面12pは、視認側から視てカーボン色層16による第1見切り境界18dよりも外側にはみ出して形成されている。言い換えれば、カーボン色層16による第1見切り境界18dは、視認側から視て突出平坦面12pの内側に位置する。この構成により、文字板100Aは、カーボン色層16による第1見切り境界18dを突出平坦面12pの範囲内に形成することができる。
以上のように、第1変形例に係る文字板100Aにおいて、突出平坦部12kは、クリア装飾体10の本体10aとは別体形成され、平坦状に形成された突出平坦面12nを有する。また、突出平坦部12mは、クリア装飾体10の本体10aとは別体形成され、平坦状に形成された突出平坦面12pを有する。この構成により、文字板100Aは、突出平坦面12nにより、印刷面の段差を抑制することができ、文字表示領域18aの第1見切り境界18bが不明確になることを抑制できる。また、文字板100Aは、突出平坦面12pにより、印刷面の段差を抑制することができ、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dが不明確になることを抑制できる。
〔第2変形例〕
次に、実施形態の第2変形例について説明する。図8は、実施形態の第2変形例に係る文字板100Bの構成例を示す断面図である。なお、第2変形例は、実施形態と同等の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2変形例に係る文字板100Bは、基材11の視認側に第2見切り層19A、19Bを有する点で実施形態に係る文字板100と異なる。
第2見切り層19Aは、車両に関する意匠図柄の輪郭を形成するものである。第2見切り層19Aは、例えば、文字板100Bに車両の速度を表示する意匠図柄の輪郭を形成する。第2見切り層19Aは、光を遮光する遮光性を有し、例えば、黒色等に着色されている。第2見切り層19Aは、基材11の視認側に積層される。第2見切り層19Aは、例えば、樹脂材料から成るインクを基材11の視認側に印刷することにより形成される。第2見切り層19Aは、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、黒色等に着色されたインクを基材11の視認側に印刷する。スクリーン印刷機は、基材11の視認側において、例えば、第2見切り境界19aに沿ってインクを印刷する。第2見切り層19Aは、文字表示領域18aの輪郭(第2見切り境界19a)を形成し、視認側(前面側)から入射する光を遮光する。
第2見切り層19Bは、車両に関する意匠図柄の輪郭を形成するものである。第2見切り層19Bは、例えば、文字板100Bに車両のインジケータを表示する意匠図柄の輪郭を形成する。第2見切り層19Bは、光を遮光する遮光性を有し、例えば、黒色等に着色されている。第2見切り層19Bは、基材11の視認側に積層される。第2見切り層19Bは、例えば、樹脂材料から成るインクを基材11の視認側に印刷することにより形成される。第2見切り層19Bは、例えば、スクリーン印刷機を用いて形成される。スクリーン印刷機は、黒色等に着色されたインクを基材11の視認側に印刷する。スクリーン印刷機は、基材11の視認側において、例えば、第2見切り境界19bに沿ってインクを印刷する。第2見切り層19Bは、インジケータ表示領域18cの輪郭(第2見切り境界19b)を形成し、視認側(前面側)から入射する光を遮光する。
以上のように、第2変形例に係る文字板100Bは、クリア装飾体10の本体10aの視認側に積層され、光を遮光し、視認側から視て第1見切り境界18bと一致する文字表示領域18aの第2見切り境界19aを形成する第2見切り層19Aを備える。また、文字板100Bは、クリア装飾体10の本体10aの視認側に積層され、光を遮光し、視認側から視て第1見切り境界18dと一致するインジケータ表示領域18cの第2見切り境界19bを形成する第2見切り層19Bを備える。
この構成により、文字板100Bは、平坦状に形成された基材11の前面に第2見切り層19A、19Bを形成することができる。これにより、文字板100Bは、例えば、カーボン調凹凸面12aの凹凸12bに第2見切り層19A、19Bを印刷する場合と比較して、印刷面の段差を抑制できるので、インクの液ダレやムラを抑制することができる。これにより、文字板100Bは、文字表示領域18aの第2見切り境界19aが不明確になることを抑制できる。同様に、文字板100Bは、インジケータ表示領域18cの第2見切り境界19bが不明確になることを抑制できる。従って、文字板100Bは、カーボン調凹凸面12aが設けられた場合であっても適正に意匠図柄を設けることができる。
〔第3変形例〕
次に、実施形態の第3変形例について説明する。図9は、実施形態の第3変形例に係る文字板100Cの構成例を示す断面図である。第3変形例に係るカーボン装飾パネル1Cは、図9に示すように、クリア層12Cのカーボン調凹凸面12aが、視認側から当該視認側とは反対側に向けて凸状に形成される点で実施形態に係るカーボン装飾パネル1と異なる。なお、第3変形例に係るカーボン装飾パネル1Cは、実施形態に係るカーボン装飾パネル1と同等の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
カーボン装飾パネル1Cは、クリア装飾体10Cと、カーボン色層16と、遮光印刷層17とを備える。クリア装飾体10Cは、基材11及びクリア層12Cを含んで構成される。
クリア層12Cは、カーボン調模様Mを有するものである。クリア層12Cは、インプリント印刷により基材11の背面側に設けられている。クリア層12Cは、例えば、可視光領域の波長の光を透過し、且つ、UV光を照射することで硬化する光硬化樹脂材料(インク)で形成されている。クリア層12Cは、カーボン調凹凸面12aを含んで構成されている。カーボン調凹凸面12aは、クリア層12Cの基材11とは反対側に設けられ、複数の凹凸によってカーボン調模様Mが形成されている。各凹凸は、複数の単位模様体12tを構成している。各単位模様体12tは、プリプレグによる実際のカーボン繊維束を疑似的に表す疑似カーボン繊維束の織り目を構成し、実際のカーボン繊維を疑似的に表す疑似カーボン繊維の1本1本が形成されている。単位模様体12tは、頂面部12r及び一対の湾曲部12sを有する。単位模様体12tは、頂面部12rが視認側から当該視認側とは反対側に向けて凸状に形成されている。
カーボン色層16は、カーボン調凹凸面12a側に反射面16aを有している。反射面16aは、カーボン調凹凸面12aの凹凸12bに接して設けられ、カーボン調凹凸面12aの形状が形成されている。つまり、反射面16aは、カーボン調凹凸面12aの各単位模様体12tの形状と同じ形状が形成されている。反射面16aは、視認(視点EP)側から視て、疑似カーボン繊維束の織り目が形成され、さらに、疑似カーボン繊維の1本1本が形成されている。反射面16aは、クリア装飾体10Cを透過した入射光L1を視認側に反射光L2として反射する。カーボン調凹凸面12aは、突出平坦部12f、12gを含んで構成され、突出平坦部12fに第1見切り層15が印刷されている。
以上のように、第3変形例に係る文字板100Cは、クリア装飾体10Cと、第1見切り層15と、カーボン色層16とを備える。クリア装飾体10Cは、光を透過する本体10aを有し、当該本体10aの視認側とは反対側に設けられ、加飾用の凹凸12bが形成されたカーボン調凹凸面12aを含んで構成される。また、クリア装飾体10Cは、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する文字表示領域18a及びインジケータ表示領域18cを含んで構成される。第1見切り層15は、カーボン調凹凸面12aに積層され、光を遮光し、文字表示領域18aの第1見切り境界18bを形成する。カーボン色層16は、カーボン調凹凸面12aに積層され、光を遮光し、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dを形成する。
この構成により、文字板100Cは、突出平坦部12fに第1見切り層15を印刷することにより、文字表示領域18aの第1見切り境界18bを形成することができる。これにより、文字板100Cは、例えば、凹凸12bに第1見切り層15を印刷する場合と比較して、印刷面の段差を抑制できるので、インクの液ダレやムラを抑制することができる。これにより、文字板100Cは、文字表示領域18aの第1見切り境界18bが不明確になることを抑制できる。また、文字板100Cは、突出平坦部12gにカーボン色層16を印刷することにより、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dを形成することができる。これにより、文字板100Cは、例えば、凹凸12bにカーボン色層16を印刷する場合と比較して、印刷面の段差を抑制できるので、インクの液ダレやムラを抑制することができる。これにより、文字板100Cは、インジケータ表示領域18cの第1見切り境界18dが不明確になることを抑制できる。従って、文字板100Cは、カーボン調凹凸面12aが設けられた場合であっても適正に意匠図柄を設けることができる。
なお、上記説明において、文字板100、100A、100Bは、加飾面としてカーボン調凹凸面12aを例に挙げて説明したが、これに限定されない。
また、第2見切り層19A、19Bは、第1見切り層15等と組み合わせて設けられたが、これに限定されず、第2見切り層19A、19Bを単独で形成してもよい。つまり、文字板100Bは、第2見切り層19Aによる第2見切り境界19aのみにより、文字表示領域18aの境界を形成してもよい。また、文字板100Bは、第2見切り層19Bによる第2見切り境界19bのみにより、インジケータ表示領域18cの境界を形成してもよい。
また、文字板100、100A、100Bは、カーボン装飾パネル1と、AG印刷層13と、意匠色層14と、第1見切り層15と、カーボン色層16と、遮光印刷層17と、意匠層18A、18Bとを備える構成について説明したが、これに限定されず、その他の構成であってもよい。
また、クリア装飾体10の本体10aは、インプリント印刷により基材11及びクリア層12をそれぞれ別体として形成する例について説明したが、これに限定されない。クリア装飾体10の本体10aは、例えば、樹脂射出成形により基材11及びクリア層12を一体とするように形成してもよい。
また、クリア層12は、UV硬化型のインプリント印刷により基材11に形成する例について説明したが、これに限定されず、例えば、熱硬化型のインプリント印刷を用いてもよい。
また、文字板100、100A、100Bは、低反射層としてAG印刷層13を例に挙げて説明してたが、AG印刷層13以外の部材を用いて低反射層を構成してもよい。
また、AG印刷層13、意匠色層14、第1見切り層15、カーボン色層16と、遮光印刷層17、意匠層18A、18Bは、スクリーン印刷機を用いて形成される例について説明したが、これに限定されず、例えば、インクジェットプリンタ等を用いて形成してもよい。
また、文字板100Aにおいて、クリア層12のカーボン調凹凸面12aが、視認側から当該視認側とは反対側に向けて凸状に形成されていてもよい。
1 カーボン装飾パネル
10 クリア装飾体
10a 本体
11 基材
12 クリア層
12a カーボン調凹凸面(加飾面)
12b 凹凸
12f、12g、12k、12m 突出平坦部
12h、12i、12n、12p 突出平坦面
12j 底部
15 第1見切り層
16 カーボン色層(第1見切り層)
18a 文字表示領域(意匠図柄領域)
18c インジケータ表示領域(意匠図柄領域)
18b 第1見切り境界
19A、19B 第2見切り層
19a、19b 第2見切り境界
100、100A、100B 文字板
M カーボン調模様

Claims (7)

  1. 光を透過する本体を有し、前記本体の視認側とは反対側に設けられ加飾用の凹凸が形成された加飾面、及び、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する意匠図柄領域を含んで構成されるクリア装飾体と、
    前記加飾面に積層され光を遮光し前記意匠図柄領域の第1見切り境界を形成する第1見切り層と、を備え、
    前記クリア装飾体は、前記意匠図柄領域に、少なくとも前記加飾面の前記凹凸の底部より前記視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部が設けられ
    前記突出平坦部は、前記視認側から視て前記第1見切り層による前記第1見切り境界よりも大きく形成されていることを特徴とする文字板。
  2. 前記突出平坦部は、前記本体とは別体形成され、平坦状に形成された突出平坦面を有する請求項1に記載の文字板。
  3. 前記突出平坦部は、前記本体と一体形成され、平坦状に形成された突出平坦面を有する請求項1に記載の文字板。
  4. 前記本体の視認側に積層され光を遮光し前記視認側から視て前記第1見切り境界と一致する前記意匠図柄領域の第2見切り境界を形成する第2見切り層を備える請求項1〜のいずれか1項に記載の文字板。
  5. 前記加飾面は、前記凹凸によってカーボン調模様が形成されたカーボン調凹凸面である請求項1〜のいずれか1項に記載の文字板。
  6. 前記本体は、光を透過する基材、及び、前記基材の前記視認側とは反対側の面に積層され前記加飾面が形成されたクリア層を含んで構成される請求項1〜のいずれか1項に記載の文字板。
  7. 光を透過する本体を有し、前記本体の視認側とは反対側に設けられ加飾用の凹凸が形成された加飾面、及び、光を透過することによって意匠図柄を点灯表示する意匠図柄領域を含んで構成されるクリア装飾体と、
    前記加飾面に積層され光を遮光し前記意匠図柄領域の第1見切り境界を形成する第1見切り層と、
    前記本体の視認側に積層され光を遮光し前記視認側から視て前記第1見切り境界と一致する前記意匠図柄領域の第2見切り境界を形成する第2見切り層と、を備え、
    前記クリア装飾体は、前記意匠図柄領域に、少なくとも前記加飾面の前記凹凸の底部より前記視認側とは反対側に突出し平坦状に形成された突出平坦部が設けられることを特徴とする文字板。
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