JP4749816B2 - 高純度アルミニウムスラブの製造方法 - Google Patents
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このため、従来は、アルミニウムスラブ鋳造の際、アルミニウム溶湯に不活性ガスか塩素、又はこれらの混合ガスを吹き込んで脱ガス処理を行い、アルミニウムスラブに含まれる水素ガスの量を抑制していた。
また、塩素ガスを用いて脱ガス処理を長時間にわたって行うことは、環境上好ましくないという問題点があった。
アルミ純度が99.9%以上であり、質量ppmで、Si:5〜30ppm、Fe:5〜20ppm、Cu:1〜80ppm、Na:0.5〜10ppmを各々含有し、その他、微量成分の総和が100ppm以下であり、さらに水素ガスの含有量が0.15cc/100gAl以下であることを特徴とする高純度アルミニウムスラブを製造するに際し、少なくとも塩素を含むArガスによって、高純度アルミニウム溶湯に対して脱ガス処理を行った後、高純度アルミニウム溶湯の表面に発生した酸化物滓を除去し、次いでNa塩を高純度アルミニウム溶湯の表面に均一となるように散布し、この後高純度アルミニウム溶湯を静置して高純度アルミニウム溶湯中にNaを吸収させた後、鋳造することを特徴とする高純度アルミニウムスラブの製造方法。
(2)請求項2に記載の発明
Naの添加量を、高純度アルミニウム溶湯に対して、質量ppmで0.5〜10ppmの範囲とすることを特徴とする(1)に記載の高純度アルミニウムスラブの製造方法。
水蒸気から吸収された水素ガスによる気泡発生を抑制する場合には、均熱処理の際にアルミニウムスラブ表面に燃焼ガスを直接当てて加熱するのを避け、間接加熱する方法とするのが一般的である。
一方、アルミニウムスラブ中の水素ガスは、その移動を制限すれば、アルミニウムスラブ表層に気泡が発生するのを抑制できる。本発明者が鋭意検討した結果、Naに代表される特定の成分が、アルミニウムスラブ内における水素ガスの移動を抑制する効果が大きいことを見出した。
すなわち、アルミニウムスラブ鋳造中に、Naを適量添加して混入させることにより、水素化合物を生成し、アルミニウムスラブ中における水素ガスの移動を抑制するものである。
高純度アルミニウム溶湯に対して脱ガス処理を行った後にNaを添加することにより、鋳造されたアルミニウムスラブ中に水素ガスが含まれていても、均質化処理の際に水素ガスがスラブ表面へ移動するのを抑制できるため、塩素等を含むガスを用いた脱ガス処理を長時間にわたって行う必要が無い。
従って、表面品質に優れた高純度アルミニウムスラブを、良好な環境下で効率良く製造することが可能となる。
本発明の高純度アルミニウムスラブの製造方法により製造されるアルミニウムスラブは、アルミ純度が99.9%以上であり、質量ppmで、Si:5〜30ppm、Fe:5〜20ppm、Cu:1〜80ppm、Na:0.5〜10ppmを各々含有し、その他、微量成分の総和が100ppm以下であり、さらに水素ガスの含有量を0.15cc/100gAl以下としている。
Naを0.5〜10ppm含有することにより、アルミニウムスラブを均質化処理する際に、水素ガスがスラブ表面へ移動するのを抑制することができる。従って、スラブ表面に気泡が生じるのを防ぐことができ、表面品質に優れた高純度アルミニウムスラブが得られる。
本発明の高純度アルミニウムスラブは、アルミ純度が99.9%以上であり、Si:5〜30ppm、Fe:5〜20ppm、Cu:1〜80ppm、Na:0.5〜10ppmを各々含有し、その他、微量成分の総和が100ppm以下であり、さらに水素ガスの含有量が0.15cc/100gAl以下として構成されている。
本発明の高純度アルミニウムスラブは、99.9%以上の高純度アルミニウムを主体としている。
ここで、本発明の高純度アルミニウムスラブに含まれるAl以外の元素として、Si、Fe、Cu、Na、及びその他の微量成分を、上述した範囲内で含有しても良い。
以下、高純度アルミニウムスラブの成分組成の限定理由について説明する。
ケイ素(Si)は、高純度アルミニウムスラブにおいてAl及びFeとともに金属間化合物の晶出を促進し、強度を向上させる作用がある。またSiは、その一部が組織中に固溶して高純度アルミニウムスラブの強度を向上させる。
Siの組成比は質量ppmで5〜30ppmの範囲内であることが好ましい。
Siの組成比が5ppm未満だと、高純度アルミニウムスラブの強度向上の効果が得られない。
また、Siの組成比が30ppmを越えると、金属間化合物への相変化が飽和状態となり、また、純度低下による過溶解が生じ、好ましくない。
鉄(Fe)は、高純度アルミニウムスラブの強度向上及び低純度化に最も影響を与える元素である。
Feの含有量は、5〜20ppmの範囲内であることが好ましい。
Feの含有量が5ppm未満だと、強度向上効果が得られにくく、また、コストメリットが低下する。
Feの含有量が20ppmを超えると、純度低下による過溶解を生じる虞がある。
銅(Cu)は、マトリックス中に固溶し易く、マトリックスの電位を高め、マトリックスの溶解性を抑制する作用がある。
Cuの組成比は、質量ppmで1〜80ppmの範囲内であることが好ましい。
Cuの組成比が1ppm未満だと、上述の効果が得られにくい。
Cuの組成が80ppmを超えると、溶解性が高くなりすぎて過溶解を引き起こす可能性がある。
ナトリウム(Na)は、アルミニウムスラブ鋳造の際、アルミニウム溶湯中に適量を添加することによって水素化物を生成し、アルミニウムスラブの均質化処理時、スラブ中の水素ガスがスラブ表面に移動するのを抑制する。
高純度アルミニウムスラブ中におけるNaの組成比は、質量ppmで0.5〜10ppmの範囲内であることが好ましい。
Naの組成比が0.5ppm未満だと、アルミニウムスラブ中における水素ガスの移動を抑制する十分な効果が得られにくい。
また、Naを多量に添加すると、アルミニウムスラブの耐食性を低下させる虞があるため、Naの組成比は10ppm以下とすることが好ましい。
Naを、金属Naを用いて添加することも可能だが、金属Naは還元性が極めて強く、アルミニウム溶湯への添加時、非常に大きな危険が伴うとともに、非常に高価な金属Naを用いることは、生産コストの面で現実的でない。
これに対し、Na系フラックス等のNa塩は、吸湿し易い面があるものの、取り扱いが簡単で安全であり、且つ非常に安価であることから好ましい。
本発明の高純度アルミニウムスラブは、上述のフラックスを用いることにより、スラブ内における水素ガスの移動を抑制することにより、スラブ表面に、水素ガスによる気泡が発生するのを防止することができる。
本発明の高純度アルミニウムスラブの製造方法は、少なくとも塩素等を含むArガスによって、アルミニウム溶湯に対して脱ガス処理を行い、Na塩によってNaを添加した後、鋳造する方法としている。
本発明では、Al純度が99.9%以上の高純度アルミニウムの溶湯に対し、塩素等を含むAr(不活性ガス)ガスを吹き込んで脱ガス処理を行い、十分に水素ガスの脱ガス処理を行った後、アルミニウム溶湯にNa塩(Na系フラックス)を添加する方法としている。
これにより、高純度アルミニウムスラブ中に水素ガスが残留する場合であっても、均質化処理の際に、水素ガスがスラブ中を移動するのを抑制することができる。これにより、水素ガスがスラブ表層に現れ、気泡となるのを確実に防止することができる。
Naの添加量が0.5ppm未満だと、アルミニウムスラブ中における水素ガスの移動を抑制する十分な効果が得られにくい。また、Naを10ppm超添加しても、水素ガス移動の抑制効果が飽和するため、添加量は10ppm以下とすることが好ましい。
従って、スラブ表面に気泡が生じるのを防ぐことができ、表面品質に優れた高純度アルミニウムスラブが得られる。
また、本発明の高純度アルミニウムスラブの製造方法では、少なくとも塩素等を含むArガスによって、アルミニウム溶湯に対して脱ガス処理を行い、次いでNa塩によってNaを添加した後、鋳造する方法としている。脱ガス処理を行った後にNaを添加することにより、鋳造されたアルミニウムスラブ中に水素ガスが含まれていても、均質化処理の際に水素ガスがスラブ表面へ移動するのを抑制できるため、塩素等を含むガスを用いた脱ガス処理を長時間にわたって行う必要が無い。
従って、表面品質に優れた高純度アルミニウムスラブを、良好な環境下で効率良く製造することが可能となる。
本実施例では、下記表1に示す各実施例及び比較例の製造条件で、以下の工程で本発明の高純度アルミニウムスラブ(実施例)、及び従来の高純度アルミニウムスラブ(比較例)を作製し、後述の各項目について評価を行った。
質量%で、Fe:0.0015%、Si:0.0013%、Cu:0.004%を含有する高純度アルミニウム地金を740℃で溶解し、得られたアルミニウム溶湯中に、表1に示した条件で、5〜20%の範囲内の所定量の塩素を含んだArガスを、流量:5〜8Nm3/hr、処理時間:1.5hrで吹き込んで脱ガス処理を行った。
脱ガス処理の後、高純度アルミニウム溶湯の表面(湯面)に発生した酸化物滓を除去し、Na系フラックス0.3〜0.5kg/トンを、アルミニウム溶湯の表面に、均一となるように散布した。そして、表面にNa系フラックスを散布したアルミニウム溶湯を、10分間静置して、アルミニウム溶湯中にNaを吸収させた。
次いで、アルミニウム溶湯で鋳造を行い、厚さ:25mm、幅:120mm、長さ:240mmの寸法を有し、重さ:2Kgの小型スラブを作製し、本発明の高純度アルミニウムスラブ(実施例1〜2)を得た。
また、上記実施例と同様にして高純度アルミニウム地金を溶解して溶湯とし、脱ガス処理を行い、溶湯表面に発生した酸化物滓を除去した後、Na系フラックスを添加せずに鋳造を行い、従来の高純度アルミニウムスラブ(比較例1)を得た。
高純度アルミニウムスラブ中に含まれる水素ガスの量は、測定器:EMGA621(堀場製作所製)を用い、熱伝導度測定法によって測定した。
高純度アルミニウムスラブ中に含まれるNaの量は、発光分光測定装置によって測定した。
均質化処理を、温度:590℃、処理時間:6hrで行った後の、各実施例及び比較例の高純度アルミニウムスラブの表面を目視確認し、以下の評価基準で判定した(○×で表記)。
(1)○:気泡が肉眼では確認されなかった。
(2)×:気泡が多数確認された。
表1に示す結果より、実施例1〜2に示す、本発明の高純度アルミニウムスラブは、スラブ中に含まれるNaの量が、質量ppmで2〜7ppmの範囲内であった。
実施例1〜2の高純度アルミニウムスラブは、スラブ中に含まれる水素ガスの量が0.12〜0.13cc/100gAlの範囲と非常に少なく、また、スラブ表面気泡の有無の評価が全て○の評価であり、気泡の発生が少ないことが明らかである。
比較例1の高純度アルミニウムスラブは、スラブ中に含まれる水素ガスの量が(☆0.23cc/100gAl)となっており、スラブ表面気泡の有無の評価が×の評価であり、気泡が多く発生している。
Claims (2)
- アルミ純度が99.9%以上であり、質量ppmで、Si:5〜30ppm、Fe:5〜20ppm、Cu:1〜80ppm、Na:0.5〜10ppmを各々含有し、その他、微量成分の総和が100ppm以下であり、さらに水素ガスの含有量が0.15cc/100gAl以下であることを特徴とする高純度アルミニウムスラブを製造するに際し、
少なくとも塩素を含むArガスによって、高純度アルミニウム溶湯に対して脱ガス処理を行った後、高純度アルミニウム溶湯の表面に発生した酸化物滓を除去し、次いでNa塩を高純度アルミニウム溶湯の表面に均一となるように散布し、この後高純度アルミニウム溶湯を静置して高純度アルミニウム溶湯中にNaを吸収させた後、鋳造することを特徴とする高純度アルミニウムスラブの製造方法。 - Naの添加量を、高純度アルミニウム溶湯に対して、質量ppmで0.5〜10ppmの範囲とすることを特徴とする請求項1に記載の高純度アルミニウムスラブの製造方法。
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