JP4742355B2 - 液浸顕微鏡対物レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、大きな開口数と高い倍率を有し、微細な標本の観察において微弱な光を観察するのに優れた液浸顕微鏡対物レンズに関するものである。
近年、生物関係の研究分野において、1分子等の極めて微細な標本を観察するために、微弱な光を観察するアプリケーションが増えている。そのために高解像でより明るい観察ができる顕微鏡が要求されている。したがって、大きな開口数と高い観察倍率の対物レンズを備えた顕微鏡が必要となる。
特に、蛍光観察においては、全反射する角度で落射照明の異なる励起光を標本に当て、この励起光が媒質の境界から光の波長程度の領域だけ反対側に染み出すエバネッセント光を利用するエバネッセント照明が用いられている。
このエバネッセント照明を顕微鏡にて行なう場合、細胞の屈折率が1.38程度であるため、対物レンズの開口数は、少なくとも1.4以上であることが必要である。更に、照明光の入射角を変えることにより、エバネッセント光の染み出す領域をコントロールでき、それを行なうためには、開口数が1.4を超える更に大きな開口数が必要になる。
このような、大きな開口数を有する顕微鏡対物レンズの従来例として、下記特許文献に記載されているものが知られている。
特表2004−522185号公報 この従来例の対物レンズは、倍率が100×で、液浸で開口数1.45である。しかし、この従来例の対物レンズは、接合面の少ないレンズ構成であり、また接合面前後のレンズのアッベ数の差が30以下である。そのために、この従来例の対物レンズは、色収差の補正が困難であり、色収差が十分補正されれているとはいえない。
本発明は、大きな開口数と大きな倍率を有し、諸収差が良好に補正されていて、微細な標本で、微弱な光の観察に優れた液浸顕微鏡対物レンズを提供するものである。
本発明の液浸顕微鏡対物レンズは、物体側より順に、平凸レンズと物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとを接合した接合レンズとメニスカスレンズとよりなる第1レンズ群と、複数の接合レンズを含み正の屈折力の第2レンズ群と、像側に凹面を向けた接合メニスカスレンズを複数含む正の屈折力の第3レンズ群と、凹面を物体側に向けたメニスカスレンズを複数有する第4レンズ群とからなり、第3レンズ群が下記の条件(1)、(2)、(3)を満足することを特徴とする。
(1) 5<f3/f<100
(2) nd(n)−nd(p)<0.2
(3) ν(p)−ν(n)>35
ただし、fは全系の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離、nd(n)、nd(p)は夫々第3レンズ群中の複数の接合レンズの負レンズおよび正レンズの屈折率、ν(p)、ν(n)は夫々第3レンズ群中の複数の接合レンズの正レンズおよび負レンズのアッベ数である。
本発明の液浸顕微鏡対物レンズは、第1レンズ群に平凸レンズと物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レンズを設けることにより、第1レンズ群が物体側に凹の面の接合面を有する構成にした。これにより、本発明の対物レンズは、アプラナティックな条件に近づけることが可能になり、球面収差やコマ収差の発生を抑えることが可能になる。
また、本発明の対物レンズは、第2レンズ群を複数の接合レンズを含み、正の屈折力を有する構成にした。
蛍光観察では、様々な波長の蛍光像を観察する必要があり、そのため顕微鏡対物レンズは、色収差が十分補正されている必要がある。また、高倍率の対物レンズは、焦点距離が短くなるため色収差の補正が困難である。
本発明の顕微鏡対物レンズは、第2レンズ群を上記の通りの構成にして、色収差を容易に補正し得るようにした。高倍率であっても色収差を補正し得るようにした。
また、本発明は、第3レンズ群を像側に凹面を向けた接合レンズを複数含み、全体として正の屈折力を有する構成にした。
高倍率の対物レンズは、開口数が大であっても射出瞳が小さくなる。
本発明の対物レンズは、第3レンズ群を正の屈折力を有するようにして、高い開口数によって光線高が高くなった光線を、小さな射出瞳に導き得るようにした。
この第3レンズ群が正の屈折力を有する構成でないと、前群(第1レンズ群、第2レンズ群)の屈折力が強くなり過ぎて高次の収差が発生する。また第3レンズ群が複数のメニスカス形状のレンズ成分を有することにより、第3レンズ群にて発生する収差を最小限に抑えることが可能になる。また、メニスカス形状のレンズ成分を接合レンズにすることにより、色収差の補正が容易になる。
この第3レンズ群は、上記条件(1)、(2)、(3)を満足する。
これら条件(1)、(2)、(3)において、条件(1)は、この第3レンズ群の焦点距離と顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離の比を規定するもので、高倍率で高い開口数を得るための条件である。
この条件(1)においてf3/fの値が下限値の5より小になると色収差を良好に補正することが困難になる。またf3/fが上限値の100より大になると前群の屈折力が強くなりすぎて、前群にて発生する高次の収差が大になりすぎる。それにより、高い開口数を得ることが困難になる。
また、条件(2)は、第3レンズ群中の複数の接合レンズにおいて、各接合レンズを構成する正レンズと負レンズの屈折率の差を規定する条件であり、また、第3レンズ群を正の屈折力にするための条件である。
この条件(2)の範囲より外れると、第3レンズ群を正の屈折力にすることが困難になる。
更に、条件(3)は、前記の第3レンズ群のメニスカス形状の接合レンズの正レンズと負レンズのアッベ数の差を規定する条件であり、色収差を十分良好に補正するための条件である。
この条件(3)にて規定する範囲より外れると、色収差を良好に補正することが困難になる。
更に、本発明は、第4レンズ群を物体側に凹面を向けたメニスカスレンズを含む構成にした。これにより像面の平坦性を確保するためのペッツバール和と倍率の色収差の補正が容易になるようにした。
以上述べた本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、下記の条件(4)を満足することが一層望ましい。
(4) 0.7<R1/R2<2
ただし、R1、R2は夫々第1レンズ群の物体側に凹面を向けたメニスカスレンズの物体側の面および像側の面の曲率半径である。
この条件(4)は、第1レンズ群の接合レンズの接合面の曲率半径R1と像側の面(空気接触面)R2との比を規定するものであり、収差の発生を抑えつつ、高倍率で高開口数の対物レンズを得るための条件である。
この条件(4)において、R1/R2が下限値の0.7より小になると接合レンズの焦点距離が大になり、開口数の大きな光線を捕えることが困難になる。また収差の発生を抑えつつ、レンズ全体の焦点距離を小にすることが困難になる。また、上限値の2より大になると、前記接合レンズの像側の空気接触面の曲率半径が小になり、高次の収差が発生する。
本発明の顕微鏡対物レンズにおいて、第2レンズ群中に光軸上を移動可能な弱い負の屈折力の接合レンズを含むようにし、この接合レンズが下記条件(5)を満足することが好ましい。
(5) |f(G2A)/f|>100
ただし、f(G2A)は第2レンズ群中の前記の移動可能な接合レンズの焦点距離である。
本発明の対物レンズにおいて、第2レンズ群中に負の屈折力の接合レンズを設け、この接合レンズを光軸に沿って移動させることにより、カバーガラスの厚さの変化による球面収差やその他の収差の性能劣化を最小限に抑えることが可能である。この場合、前記の移動レンズ成分の焦点距離を規定したのが前記条件(5)である。この条件(5)の範囲を外れると、前記の負の屈折力の接合レンズを移動させることにより収差が発生し、良好な像を得ることができなくなる。
本発明のよれば、大きな開口数と高い倍率を有し、微細な標本の観察において微弱な光を観察する優れた液浸顕微鏡対物レンズを実現し得る。
本発明の顕微鏡対物レンズの実施の形態を各実施例をもとに説明する。
本発明の顕微鏡対物レンズの実施例1は、図1に示す通りの構成で、下記データを有するレンズ系である。
即ち、物体側より順に、平凸レンズ(r1〜r2)と、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズ(r2〜r3)を接合した接合レンズ(r1〜r3)とメニスカスレンズ(r4〜r5)とよりなる第1レンズ群G1と、二つの接合レンズつまり3枚接合レンズ(r6〜r9)と接合レンズ(r10〜r12)よりなる第2レンズ群G2と二つの像側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レンズつまり接合レンズ(r13〜r15)と接合レンズ(r16〜r18)よりなる第3レンズ群G3と、凹面を物体側に向けたメニスカス形状の接合レンズ(r19〜r21)からなる第4レンズ群G4とにて構成されたレンズ系であって、下記のデータを有する。

β=−100×、NA=1.41、f=1.8mm、WD=0.13mm
カバーガラスの厚さ=0.17
1 =∞ d1 =0.6 n1 =1.51633 ν1 =64.14
2 =-2.3056 d2 =1.69 n2 =1.77250 ν2 =49.60
3 =-1.8319 d3 =0.4937
4 =-14.3487 d4 =3.8685 n3 =1.49700 ν3 =81.14
5 =-5.1719 d5 =0.9342
6 =9.0854 d6 =5.2135 n4 =1.43875 ν4 =94.93
7 =-10.1831 d7 =1.2562 n5 =1.75500 ν5 =52.32
8 =12.185 d8 =4.6807 n6 =1.43875 ν6 =94.93
9 =-9.4127 d9 =0.7
10=29.7704 d10=4.2461 n7 =1.43875 ν7 =94.93
11=-7.3237 d11=1.0025 n8 =1.75500 ν8 =52.32
12=-25.5869 d12=0.43
13=8.2025 d13=7.121 n9 =1.49700 ν9 =81.14
14=-9.4148 d14=1.3244 n10=1.63775 ν10=42.41
15=45.7638 d15=1.1811
16=5.881 d16=5.0271 n11=1.49700 ν11=81.14
17=-6.5137 d17=1 n12=1.63775 ν12 =42.41
18=2.6129 d18=1.4279
19=-1.9011 d19=4.3439 n13=1.51633 ν13 =64.14
20=19.1455 d20=2.5037 n14=1.67300 ν14 =38.15
21=-6.6332

1/R2=r2/r3=1.259
3/f=23.027
d(n)−nd(p)=n10−n9=0.15875
ν(p)−ν(n)=ν9−ν10=38.73

ただしr1 ,r2 ,・・・ r21は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・ d20は各レンズの肉厚および空気間隔、n1 ,n2 ,・・・ n14は各レンズのd線における屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ ν14は各レンズのd線に対するアッベ数である。また、βは倍率、NAは関数、fは対物レンズの焦点距離、WDは作動距離である。尚、r,d等の長さの単位はmmである。
この実施例1の対物レンズにおける条件(1)〜(5)の値は、データ中に示す通りで、実施例1は、いずれの条件も満足する。
本発明の実施例2は、図2に示す通りの構成で、図1に示す実施例1と同様のレンズ構成の対物レンズである。
この実施例2のレンズ系のデータは、次の通りである。

β=−149.25×、NA=1.45、f=1.21mm、
WD=0.13mm、カバーガラスの厚さ=0.13〜0.21
1 =∞ d1 =0.6 n1 =1.51633 ν1 =64.14
2 =-1.609 d2 =1.69 n2 =1.77250 ν2 =49.60
3 =-1.762 d3 =0.4532
4 =-31.9155 d4 =3.5392 n3 =1.49700 ν3 =81.14
5 =-5.192 d5 =0.6799
6 =7.6764 d6 =4.6167 n4 =1.43875 ν4 =94.93
7 =-13.1802 d7 =1.4689 n5 =1.75500 ν5 =52.32
8 =7.7262 d8 =4.6473 n6 =1.43875 ν6 =94.93
9 =-10.309 d9 =D1
10=22.6623 d10=3.9663 n7 =1.43875 ν7 =94.93
11=-6.2339 d11=1.4979 n8 =1.75500 ν8 =52.32
12=-24.3361 d12=D2
13=7.2943 d13=5.1007 n9 =1.49700 ν9 =81.14
14=-9.591 d14=1.4051 n10=1.63775 ν10=42.41
15=26.999 d15=1.0221
16=4.323 d16=4.9786 n11=1.49700 ν11=81.14
17=-4.6361 d17=1 n12=1.63775 ν12 =42.41
18=1.8523 d18=2.8153
19=-1.485 d19=3.696 n13=1.51633 ν13 =64.14
20=7.7916 d20=2.616 n14=1.67300 ν14 =38.15
21=-6.193

カバーガラスの厚さ 0.13mm 0.15mm 0.21mm
D1(可変) 0.58515 0.7 0.81577
D2(可変) 0.54485 0.43 0.31423
1/R2=r2/r3=0.913
3/f=22.132
d(n)−nd(p)=n10−n9=0.15875
ν(p)−ν(n)=ν9−ν10=38.73
f(G2A)/f=4390

この実施例2の対物レンズも条件(1)〜(5)を満足する。
この実施例2は、第3レンズ群G3のうちの接合レンズG3A((r10〜r12)を移動させてカバーガラスの厚さの変化による収差の悪化を補正するようにしている。つまり、この接合レンズG3Aを移動させてその前後のレンズとの間隔d9、d12を変化させて補正するようにしている。ここでカバータラスの厚さに対応する収差補正のために接合レンズの移動の際のd9(=D1)、d12(=D2)の値はデータ中に示す通りである。
本発明の顕微鏡対物レンズは、液浸顕微鏡対物レンズであり、上記実施例の対物レンズは、物体面と対物レンズの第1面(r1)の間に屈折率1.1548、アッベ数43.1の液体が配置され、屈折率が1.521、アッベ数が56.02のカバーガラスが用いられている。
また、これら実施例は、いずれも対物レンズからの射出先が平行光束である無限遠補正型対物レンズであり、それ自体では結像しない。したがって、例えば図7に示す構成で、下記データを有する結像レンズと組み合わせて用いられる。
F=180
1 =68.7541 D1 =7.7321 N1 =1.48749 V1 =70.20
2 =-37.5679 D2 =3.4742 N2 =1.80610 V2 =40.95
3 =-102.8477 D3 =0.6973
4 =84.3099 D4 =6.0238 N3 =1.83400 V3 =37.16
5 =-50.7100 D5 =3.0298 N4 =1.64450 V4 =40.82
6 =40.6619
ここで、R1 ,R2 ,・・・R6は結像レンズの各レンズ面の曲率半径、D1 ,D2 ,・・・D5 は結像レンズの各レンズの肉厚および空気間隔、N1 ,N2 ,N3 ,N4は結像レンズの各レンズの屈折率、V1 ,V2 ,V3 ,V4は結像レンズの各レンズのアッベ数、Fは結像レンズの焦点距離である。
実施例1に上記結像レンズを組み合わせた時の収差状況は図3に示す通りである。
また、実施例2に上記結像レンズを組み合わせた時の収差状況は、図4、5、図6に示す通りである。これら図のうち、図4はカバーガラスの厚さが0.13mmのとき、図5はカバーガラスの厚さが0.17mmのとき、図6はカバーガラスの厚さが0.21mmの時の収差図、IHは像高である。
これら収差状況より明らかなように、本発明の各実施例は、諸収差が良好に補正されている。
本発明の液浸顕微鏡対物レンズは、大きな開口数と高い倍率を有し、エバネッセント照明を行なう顕微鏡の対物レンズとしての使用が可能であって、微細な標本の良好な観察が可能である。
本発明の実施例1の対物レンズの構成を示す図 本発明の実施例2の対物レンズの構成を示す図 本発明の実施例1の収差曲線図 本発明の実施例2のカバーガラスの厚さが0.13mmにおける収差曲線図 本発明の実施例2のカバーガラスの厚さが0.17mmにおける収差曲線図 本発明の実施例2のカバーガラスの厚さが0.21mmにおける収差曲線図 本発明の対物レンズと組み合わせて使用する結像レンズの1例の構成を示す図
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G2A 移動レンズ

Claims (2)

  1. 物体側より順に、平凸レンズと物体側に凹面を向けたメニスカスレンズの接合レンズとメニスカスレンズからなる第1レンズ群と、複数の接合レンズを含み正の屈折力を有する第2レンズ群と、像側に凹面を向けた接合メニスカスレンズを複数含み正の屈折力を有する第3レンズ群と、凹面を物体側に向けた接合メニスカスレンズからなる第4レンズ群とからなり、下記の条件(1)、(2)、(3)を満足することを特徴とする顕微鏡対物レンズ。
    (1) 5<f3/f<100
    (2) nd(n)−nd(p)<0.2
    (3) ν(p)−ν(n)>35
    ただし、f3は第3レンズ群の焦点距離、fは対物レンズ全系の焦点距離、nd(n)、nd(p)は夫々第3レンズ群中の複数の各接合レンズを構成する負レンズおよび正レンズのd線における屈折率、ν(p)、ν(n)は夫々第3レンズ群中の複数の各接合レンズを構成する正レンズおよび負レンズのアッベ数である。
  2. 下記条件(4)を満足する請求項1の顕微鏡対物レンズ。
    (4) 0.7<R1/R2<2
    ただし、R1、R2は夫々第1レンズ群の物体側に凹面を向けたメニスカス形状の接合レンズの物体側の面および像側の面の曲率半径である。
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