JP4741201B2 - 半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法に関し、特に、配線基板(インタポーザ)を使用しないウエハレベル(WL)のCSP(Chip Size/Scale Package)等の半導体装置に好適に用いられ、はんだバンプ内のボイドを低減することで、充分な信頼性を確保することが可能な技術に関するものである。
従来、半導体パッケージ、例えば、シリコンチップを樹脂により封止した、いわゆるデュアル・インライン・パッケージ(Dual Inline Package)やクァド・フラット・パッケージ(Quad Flat Package)では、樹脂パッケージの側面部や周辺部に金属リードを配置した周辺端子配置型が主流であった。
これに対し、近年急速に普及している半導体パッケージとして、チップ・サイズ/スケール・パッケージ(CSP:Chip Size/Scale Package)が提案され、実用に供されている。
このCSPは、いわゆるボールグリッドアレイ(BGA)技術を採用することで、パッケージの平坦な表面に複数個の電極をロの字状あるいは格子状に配置した構造(BGA構造)のリードレス半導体パッケージであり、電極端子数が同じでもパッケージの占有面積を狭くすることができ、したがって、従来のデュアル・インライン・パッケージ等より狭い面積で電子回路基板に高密度実装することを可能としたものである。
ボールグリッドアレイ(BGA)タイプの半導体パッケージでは、パッケージの占有面積が半導体チップの占有面積にほぼ等しい、いわゆるCSP構造と称される構造が上述したBGA構造と共に開発され、電子機器の小型・軽量化に大きく貢献している。
このCSP構造は、シリコンウエハの一主面に形成された複数の集積回路をダイシングソー等により個々に切断してシリコンチップとし、これらのシリコンチップに個別にパッケージを施したものである。
これに対し、一般的に「ウエハレベル(WL)CSP」と称される半導体パッケージがある(例えば、特許文献1、2参照)。
このWLCSPは、シリコンウエハ上に絶縁層、再配線層、封止層等を形成し、再配線層上にはんだバンプを形成し、その後、このシリコンウエハを所定のチップ寸法に切断することにより、パッケージ構造のシリコンチップとしたもので、このWLCSPの製造方法の特徴は、パッケージを構成する材料を全てシリコンウエハ上にて加工する点にある。すなわち、絶縁層、再配線層、封止樹脂層、はんだバンプ等は、全てシリコンウエハをハンドリングすることで形成される。この点は、例えば、はんだバンプを形成する工程においても同様である。
従来のWLCSPの製造工程では、シリコンウエハの一主面上の複数の電極形成位置それぞれに、はんだ材料を必要量付着させ、その後リフロー工程により、このはんだ材料を略球状のはんだバンプとする。
リフロー工程では、はんだ材料をはんだ融点以上の温度にて加熱溶融させ、次いで、この溶融したはんだをはんだ融点以下の温度まで冷却して凝固させることにより、その形状が球状に近いはんだバンプを得ることができる。
図7は、従来のWLCSPのバンプ部を示す断面図であり、図において、1はシリコンウエハ等の半導体ウエハ、2は半導体ウエハ1上に形成されたアルミニウム等からなる金属パッド(電極)、3は金属パッド2上に形成された略球形状のはんだバンプである。
このはんだバンプ3は、半導体ウエハ1上の所定位置に、はんだ材料を付着させ、その後、このはんだ材料をはんだ溶融温度以上に加熱するリフロー工程を経て形成される。
はんだ材料を付着させる方法としては、電解はんだめっき法、はんだボール搭載法、はんだペースト印刷法、はんだペーストディスペンス法、はんだ蒸着法等がある。
これらの方法のいずれにおいても、ウエハ全面の電極形成位置に形成されたはんだと濡れ性の良好な表面性状を有する金属パッド2上に、所定の面積および高さのはんだ材料を形成することができる。
その後、リフロー工程により、はんだ材料をはんだ溶融温度(融点)以上に加熱し、溶融させる。
このはんだ材料としては、はんだ成分を含有するめっき層、予め所定のバンプ形状に近い形状に分粒されたはんだボール、微細なはんだ粒子をフラックス成分と共に混合したはんだペースト、真空蒸着法により成膜されたはんだ蒸着膜、のいずれも用いることができる。
いずれの場合においても、はんだ材料は、はんだ溶融温度以上の温度に到達すると、溶融し、その表面張力により全体形状が変形する。その形状は下地の金属パッド2周縁における金属の濡れ性、はんだの表面張力、はんだ自体の重さによる変形等により、形状が決定される。
溶融したはんだは、リフロー工程の後半において、はんだ融点以下の温度まで冷却され、凝固する。これにより、球状に近い形状のはんだ塊、いわゆるはんだバンプが得られる。
従来のリフロー工程には、大別して二種類の方法がある。
第1の方法は、図8に示すように、内蔵されたヒータにより表面の温度分布が均一になるように加熱可能なホットプレート5を用い、このホットプレート5の上に半導体ウエハ1を載置し、ホットプレート5の表面温度を可変させて半導体ウエハ1の表面温度をコントロールすることで金属パッド2上のはんだ6を溶融させ、この金属パッド2上に略球形状のはんだバンプ3を形成する方法である。
第2の方法は、図9に示すベルト搬送方式のリフロー炉11を用いて半導体ウエハ1の金属パッド上に略球形状のはんだバンプ3を形成する方法である。
リフロー炉11は、長尺の炉体12の中央部に長手方向に貫通する搬送路13が形成され、この搬送路13には、半導体ウエハ1が載置されるボート14を搬送するためのベルトコンベア(あるいはチェーン等)15が配設されている。このリフロー炉11は、図10に示すように、搬送路13の入口(図中左側)から搬送方向に沿って所定の温度勾配で温度が上昇し、かつ、その最高温度領域がはんだの融点(mp)より10〜20℃程度高い温度領域となる様に設定されている。
このリフロー炉11内に搬入された半導体ウエハ1は、ベルトコンベア15により搬送路13内を移動する間にヒータ14により徐々に加熱され、最高温度領域に到達すると半導体ウエハ1の表面温度がはんだの融点以上の温度に加熱されて金属パッド上のはんだ6が溶融し、その後の冷却過程を経て金属パッド上に略球形状のはんだバンプ3が形成される。
特開2003−124244号公報 国際公開第00/77843号パンフレット
ところで、従来のリフロー工程により作製されたはんだバンプでは、その内部にボイド(空隙)が形成されることがあり、このボイドがはんだバンプの品質を低下させる虞があるという問題点があった。
図11は、その様なはんだバンプ3の一例を示す断面図であり、はんだバンプ3の内部に様々な形状のボイド17が複数個形成された例である。
このボイド17は、はんだバンプ3が比較的小さい場合には殆ど認められないが、CSPのように比較的大きなはんだバンプ3を形成する場合に発生し易い。
特に、WLCSPのバンプ形成時に発生するボイドは、その後、他の部品と共に電子機器の基板に実装されて再度リフロー工程が施された場合においても、リフロー工程時にそのまま残ってしまい、リフロー工程を再度施してもボイドを消滅させることは難しいという問題点があった。
このボイドは、はんだバンプに下記の様な不具合を生じさせる虞がある。
(1)各はんだバンプ内部のボイドの有無により、はんだバンプの高さにばらつきが生じる。
(2)はんだバンプを有する半導体チップを基板に実装し、この実装基板に実使用環境下にて温度サイクル試験を行うと、基板と半導体チップとの間の線膨張係数の差異に起因する機械的歪みが空隙(ボイド)に集中する場合がある。この場合、空隙(ボイド)がはんだバンプを破壊する要因になる。
これらの問題点は、上記の実装基板を搭載する電子機器の製造工程における工程不良の発生頻度の増大、電子機器の使用時の信頼性の低下等を生じさせる虞があり、重大な問題となる。
はんだバンプ内にボイドが発生する原因としては、リフロー時に、溶融状態のはんだ融液内に元々共存している、例えば、はんだ間の空隙に存在する空気等の気体、はんだペースト中のフラックス成分が加熱・分解することにより発生する気体等が外部に放散される前に、はんだが凝固してしまい、これらの気体がはんだバンプ内に閉じ込められてしまう等が挙げられる。
特に、CSPの様に、従来の半導体パッケージよりも大きなバンプを必要とする半導体装置においては、その下地層となる金属パッドが相対的に大きくなる。したがって、はんだ溶融時に、はんだ内部に生じた気体は、金属パッドが相対的に大きくなった分、外部への散逸が妨げられ、内部にそのまま取り残されてしまい、その結果、はんだが凝固した際にボイドとなって残ってしまうこととなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、はんだバンプ内のボイドの発生を低減することができる半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次の様な半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法を提供した。
すなわち、本発明の半導体装置は、一主面に電極が形成された半導体基板と、この電極を含む半導体基板上の所定位置に形成されかつ上面に凹部が形成された絶縁性の突起状樹脂と、前記凹部に形成され一端部が前記電極に電気的に接続され、第1の再配線層と第2の再配線層からなる再配線層と、前記第1の再配線層上に搭載されたはんだバンプとを備えてなり、前記凹部は、その内面が円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状のいずれか1種であり、前記内面に沿って一様な厚みで前記第1の再配線層が設けられ、前記第1の再配線層の外縁が露出するように、前記凹部内に前記はんだバンプの底部が載置されたことを特徴とする。
この半導体装置では、一主面に電極が形成された半導体基板の電極を含む半導体基板上の所定位置に、上面に凹部が形成された絶縁性の突起状樹脂が形成され、この凹部に、一端部が前記電極に電気的に接続される再配線層が形成されていることにより、リフロー工程の際に溶融したはんだと再配線層との間に、はんだの自重による圧力差が生じ、はんだ内に発生したボイドはその圧力差により再配線層側に押し出され、再配線層に沿って外部へ速やかに排出される。これにより、溶融したはんだ内部におけるボイドの数が減少し、このはんだが凝固した場合においても内部に残存するボイドの数が非常に少なくなり、その結果、はんだバンプ内のボイドの数が極めて少なくなる。
記半導体基板及び前記突起状樹脂は、前記凹部上の再配線層を除き絶縁性の樹脂層により封止されていることが好ましい。
この半導体装置では、前記半導体基板、及び前記突起状樹脂の前記凹部上の再配線層を除く部分を、絶縁性の樹脂層により封止することにより、半導体基板及び突起状樹脂の周縁部の絶縁性が向上する。
本発明の電子機器は、本発明の半導体装置を備えてなることを特徴とする。
この電子機器では、本発明の半導体装置を備えたことにより、はんだバンプ内のボイドに起因する電子機器の製造工程における工程不良の発生頻度が減少し、電子機器の品質が向上すると共に、製造歩留まりも向上する。これにより、電子機器の使用時における信頼性が向上し、電子機器の製造コストも低減する。
本発明の半導体装置の製造方法は、電極を含む半導体基板上に絶縁性の樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、前記樹脂層を選択除去して突起状樹脂を形成する突起状樹脂形成工程と、前記突起状樹脂を再度選択除去して該突起状樹脂の上面に、その内面が円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状のいずれか1種である凹部を形成する凹部形成工程と、この凹部上に一端部が前記電極に電気的に接続され、第1の再配線層と第2の再配線層からなる再配線層を形成する再配線層形成工程と、前記再配線層を覆う封止樹脂を形成する封止樹脂層形成工程と、前記凹部上の再配線層上にはんだバンプを搭載するはんだバンプ搭載工程とを備えてなり、前記再配線層形成工程において、前記内面に沿って一様な厚みで前記第1の再配線層を形成し、前記封止樹脂層形成工程において、前記第1の再配線層を露出させるように、前記封止樹脂層をパターン形成し、前記はんだバンプ形成工程において、前記第1の再配線層の外縁を露出するように、かつ、前記凹部内に前記はんだバンプの底部が載置されるように、前記はんだバンプを形成することを特徴とする。
この半導体装置の製造方法では、突起状樹脂を形成する突起状樹脂形成工程の後に、突起状樹脂を再度選択除去して該突起状樹脂の上面に凹部を形成する凹部形成工程を備えたことにより、突起状樹脂の上面に容易かつ低コストで凹部が形成される。その後、この凹部上に一端部が前記電極に電気的に接続される再配線層を形成する再配線層形成工程と、この凹部上の再配線層上にはんだバンプを搭載するはんだバンプ搭載工程とを施すことにより、リフロー工程の際に溶融したはんだと再配線層との間に、はんだの自重による圧力差が生じ、はんだ内に発生したボイドはその圧力差により再配線層側に押し出され、再配線層に沿って外部へ速やかに排出される。これにより、内部のボイドの数が極めて少ないはんだバンプを容易かつ低コストで形成することが可能になり、はんだバンプ内のボイドの数が極めて少ない半導体装置を容易にかつ低コストにて製造することが可能である。
前記はんだバンプ搭載工程は、前記はんだバンプが溶融した際に、この溶融はんだに1Hz〜1MHzの振動を付与する工程を含むことが好ましい。
このはんだバンプ搭載工程では、溶融はんだに1Hz〜1MHzの振動を付与する工程を含むことにより、リフロー工程の際に溶融したはんだ内に発生したボイドは、1Hz〜1MHzの振動が加わることにより、この振動によりボイドが再配線層側に速やかに押し出され、再配線層に沿って外部へ速やかに排出されることとなる。これにより、内部のボイドの数が極めて少ないはんだバンプを容易かつ低コストで形成することが可能になる。
前記再配線層形成工程の後に、前記半導体基板及び前記突起状樹脂を、前記凹部上の再配線層を除き絶縁性の樹脂層により封止する樹脂封止工程を有することが好ましい。
この樹脂封止工程では、半導体基板、及び突起状樹脂の凹部上の再配線層を除く部分を、絶縁性の樹脂層により封止するので、半導体装置の絶縁性が向上する。これにより、半導体装置の長期信頼性が向上する。
本発明の半導体装置によれば、一主面に電極が形成された半導体基板の電極を含む半導体基板上の所定位置に、上面に凹部が形成された絶縁性の突起状樹脂を形成し、この凹部に、一端部が前記電極に電気的に接続される再配線層を形成したので、はんだバンプ内部のボイドを減少させることができ、このボイドに起因するはんだバンプの破壊等の不具合を防止することができる。したがって、はんだバンプの信頼性を高めることができ、その結果、半導体装置の信頼性を高めることができる。
また、ボイドに起因するはんだバンプの破壊等の不具合が減少するので、製造工程における製造歩留まりを向上させることができ、半導体装置の低価格化を図ることができる。
本発明の電子機器によれば、本発明の半導体装置を備えたので、はんだバンプ内のボイドに起因する電子機器の製造工程における工程不良の発生頻度を低減させることができ、電子機器の品質を向上させることができ、その製造コストの削減を図ることができる。したがって、電子機器の使用時における信頼性を向上させることができ、電子機器の低価格化を図ることができる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、突起状樹脂を形成する突起状樹脂形成工程の後に、突起状樹脂を再度選択除去して該突起状樹脂の上面に凹部を形成する凹部形成工程を備えたので、突起状樹脂の上面に凹部を容易かつ低コストで形成することができる。
その後、この凹部上に一端部が前記電極に電気的に接続される再配線層を形成する再配線層形成工程と、この凹部上の再配線層上にはんだバンプを搭載するはんだバンプ搭載工程とを施したので、内部のボイドの数が極めて少ないはんだバンプを容易かつ低コストで形成することができる。したがって、はんだバンプ内のボイドの数が極めて少ない半導体装置を容易にかつ低コストにて製造することができる。
本発明の半導体装置及びそれを備えた電子機器並びに半導体装置の製造方法の各実施の形態について説明する。なお、これらの実施の形態は、本発明の趣旨をより理解し易いように具体的に説明したものであり、本発明は、これらの実施の形態に限定されない。
「第1の実施形態」
図1は、本発明の第1の実施形態のウエハレベル・チップ・サイズ/スケール・パッケージ(WLCSP)のバンプ部を示す断面図であり、図において、21はシリコンウエハ等の半導体ウエハ1の表面(一主面上)に形成された電極、22は絶縁樹脂層、23は絶縁性の樹脂ポスト(突起状樹脂)、24は円錐状凹部、25は再配線層、26は再配線層25上に形成されたはんだバンプ、27は封止樹脂層である。
電極21は、半導体ウエハ1上に形成されたIC等の集積回路に電気的に接続される電極であり、例えば、アルミニウム、銅、クロム、チタン、金等の導電性を有する金属により構成されている。
絶縁樹脂層22は、電極21を除く半導体ウエハ1の表面全面に形成された絶縁性の樹脂層であり、例えば、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等により構成され、その厚みは、5〜50μm程度である。
樹脂ポスト23は、絶縁樹脂層22上の所定位置に形成された略円錐台状の絶縁性の樹脂で、例えば、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等、感光性を有する絶縁性樹脂により構成されている。この樹脂ポスト23の高さは25μm〜100μm程度、その上面の直径は290μm〜310μm程度、その底面の直径は300μm〜320μm程度である。
円錐状凹部24は、樹脂ポスト23の上面に形成された凹部で、その内面が中心軸を軸心とする円錐状とされ、この内面と中心軸Axとの間の角度(θ)は60°〜87°が好ましく、さらに好ましくは70°〜85°である。
再配線層25は、はんだバンプを搭載するために円錐状凹部24の上に形成された第1の再配線層31と、この第1の再配線層31の一端から外方へ延びその一端部が電極21に電気的に接続される第2の再配線層32とにより構成されている。
これら第1及び第2の再配線層31、32は、例えば、銅、クロム、アルミニウム、チタン、チタン−タングステン合金、金等が好適に用いられ、その厚みは3μm〜50μmが好ましく、さらに好ましくは5μm〜30μmである。
はんだバンプ26は、ボイドの数が極めて少ない高密度のハンダボールにより構成され、単位体積当たりのボイドの数は1×10−7〜2×10−7個/μm程度であり、これは、1個のはんだバンプ26が1〜2個のボイドを有することを意味する。
このはんだバンプ26は、共晶はんだ、鉛を含まない高温はんだ等を用いることができる。
封止樹脂層27は、電極21、絶縁樹脂層22及び第2の再配線層32を保護するためのもので、例えば、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等により構成され、その厚みは、5μm〜50μm程度である。
次に、このWLCSPの製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、半導体ウエハ1上に、真空蒸着法やスパッタ法等により、例えば、アルミニウム、銅、クロム、チタン、金等の導電性を有する金属膜を成膜し、この金属膜をパターニングすることにより、半導体ウエハ1上の所定位置に電極21を形成する。
次いで、スピンコート法、キャスティング法、ディスペンス法等により、電極21を除く半導体ウエハ1全面にポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等の絶縁性の液状樹脂を塗布し、その後、この塗布樹脂層を露光して硬化させ、電極21部分に開口22aを有する厚みが5〜50μm程度の絶縁樹脂層22を形成する。
この絶縁樹脂層22は、スクリーン印刷法によっても形成することができる。また、ポリイミド系樹脂シート等の樹脂シートを貼り付けることによっても形成することができる。
次いで、図2(b)に示すように、スピンコート法、キャスティング法、ディスペンス法等により、電極21及び絶縁樹脂層22の全面に、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等の感光性の液状樹脂を塗布・乾燥して樹脂層41とし、この樹脂層41をフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングし、高さが25μm〜100μm程度の円錐台状の樹脂ポスト42を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用いて樹脂ポスト42の上面に、深さが12μm〜50μm程度の円錐状凹部24を形成する。
例えば、樹脂層41がポジ型の場合、マスクを用いて樹脂ポスト42の上面を再度露光し、樹脂ポスト42の上面に円錐状凹部24を形成する。この場合、光強度が樹脂層41をパターニングする際の光強度より1/10〜1/100程度弱い光ビームを用いて樹脂ポスト42の上面を再度露光し、この上面を現像することにより、この樹脂ポスト42の上面に所定形状の円錐状凹部24が形成されることになる。
また、樹脂層41がネガ型の場合、円錐状凹部24に対応する位置に開口が形成されたマスクを用いて樹脂ポスト42をエッチングすることにより、この樹脂ポスト42の上面に所定形状の円錐状凹部24が形成されることになる。
以上により、絶縁樹脂層22上に、上面に円錐状凹部24が形成された樹脂ポスト23を形成することができる。
次いで、図2(c)に示すように、電極21、絶縁樹脂層22及び樹脂ポスト23が形成された半導体ウエハ1上に、真空蒸着法やスパッタ法等によりメッキ層の種となる、下地の絶縁樹脂層22や樹脂ポスト23との密着性を確保するための厚み10nm〜100nmの密着層43aと、メッキ工程により再配線層25を形成する際に給電に使用する厚み100nm〜500nmの給電層43bとの2層構造のシード層43を形成する。
この密着層43aに用いられる金属としては、クロムの他、ニッケル、チタン、チタン−タングステン合金等が用いられる。また、給電層43bには、銅の他、クロム、アルミニウム、チタン、チタン−タングステン合金、金等が用いられる。
次いで、図3(d)に示すように、シード層43上にレジスト44を形成する。このレジスト44には、後述するメッキ工程により再配線層25を形成するための開口45が形成されている。このレジスト44の厚み(t)は、次工程のメッキ工程により形成する再配線層25の厚みよりも厚くする。
次いで、図3(e)に示すように、電解メッキ法、無電解メッキ法のいずれかの方法により、露出されているシード層43上に、銅、クロム、アルミニウム、チタン、チタン−タングステン合金、金等の導電性金属からなる再配線層25を形成する。この再配線層25は、第1の再配線層31と第2の再配線層32とにより構成される。
次いで、図3(f)に示すように、レジスト44を剥離する。この場合、再配線層25を除く領域にはシード層43が残っているので、このシード層43をエッチング除去し、絶縁樹脂層22を露出させる。
次いで、再配線層25のうち第2の再配線層32を保護する目的で、この第2の再配線層32上に厚みが5〜50μm程度の封止樹脂層27を形成する。
この封止樹脂層27は、スピンコート法、キャスティング法、ディスペンス法等により、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂(シリコーン)等の感光性の液状樹脂を塗布・乾燥したもので、フォトリソグラフィー技術を用いてパターンニングすることができる。
ここでは、再配線層25全体を覆う様に封止樹脂層を形成し、その後、マスクを用いて封止樹脂層を露光・現像することにより、再配線層25のうち第2の再配線層32を覆い、かつはんだバンプを搭載する第1の再配線層31を露出させる様にパターン形成させる方法が採られる。
この封止樹脂層27は、スクリーン印刷法によっても形成することができる。
次いで、はんだボール搭載法により、第1の再配線層31上にはんだボール46を形成する。
はんだボール搭載法の他、電解はんだめっき法、はんだボール搭載法、はんだペースト印刷法、はんだペーストディスペンス法、はんだ蒸着法等によっても、第1の再配線層31上にはんだを形成することができる。
はんだとしては、共晶はんだ、鉛を含まない高温はんだ等を用いることができる。
次いで、図4に示すベルト搬送方式のリフロー炉51を用いてはんだボール46を溶融させ、第1の再配線層31上に、はんだバンプ26を形成する。
このリフロー炉51は、搬送路13内のはんだの融点以上の温度となる最高温度領域(図4では、第3ゾーン)に、10kHz〜1MHz、好ましくは20kHz〜100kHzの超音波を発生させる超音波発生器52を設けたもので、この点以外の構成については、従来のリフロー炉11と全く同様である。
このリフロー炉51内に搬入された半導体ウエハ1は、ベルトコンベア15により搬送路13内を移動する間にヒータ14により徐々に加熱され、最高温度領域に到達すると、半導体ウエハ1の表面温度がはんだの融点以上の温度に加熱されてはんだボール46が溶融すると共に、超音波発生器52により、この溶融したはんだボール46に10kHz〜1MHz、好ましくは20kHz〜100kHzの超音波が印加される。
この溶融したはんだボール46では、超音波が印加されることで、はんだ間の空隙に存在する空気等の気体、はんだペースト中のフラックス成分が加熱・分解することにより発生する気体等を再配線層25を伝って外部に容易に放散させることができる。これにより、溶融したはんだボール46が凝固してはんだバンプ26となった場合においても、これらの気体がはんだバンプ26内に閉じ込められてしまう虞がなくなり、内部におけるボイドの数が極めて少ないはんだバンプ26を作製することができる。
ここでは、超音波発生器52を用いてはんだボール46に10kHz〜1MHzの超音波を印加しているが、超音波発生器52以外の機械的に振動を発生させる振動装置を用いても、同様の効果が得られる。
この場合、はんだボール46に1Hz〜1MHzの範囲の振動を加えることができるが、この場合においても、より好ましい振動数の範囲は10kHz〜1MHzであり、更に好ましい振動数の範囲は20kHz〜100kHzである。
以上により、ボイドの数が極めて少ないはんだバンプ26を有するWLCSPを容易かつ低コストで作製することができる。
この様にして得られたはんだバンプ26をX線顕微鏡を用いて観察したところ、ボイドが全く観察されなかったか、観察された場合であっても、そのポイドは直径比が5%以下の小さなものであった。
これに対し、従来のリフロー炉11により作製されたはんだバンプ3をX線顕微鏡を用いて観察したところ、ボイドの直径比は15%以上の大きなものであった。
本実施形態のWLCSPによれば、樹脂ポスト23の上面に円錐状凹部24を形成し、この円錐状凹部24に再配線層25の第1の再配線層31を形成したので、第1の再配線層31上に搭載されるはんだバンプ26の内部のボイドを減少させることができ、このボイドに起因するはんだバンプ26の破壊等の不具合を防止することができる。したがって、はんだバンプ26の信頼性を高めることができ、その結果、WLCSPの信頼性を高めることができる。
また、ボイドに起因するはんだバンプ26の破壊等の不具合を減少させることができるので、製造工程における製造歩留まりを向上させることができ、WLCSPの低価格化を図ることができる。
このWLCSPを電子機器に適用することにより、はんだバンプ26内のボイドに起因する電子機器の製造工程における工程不良の発生頻度を減少させることができ、電子機器の品質を向上させることができる。
また、工程不良の発生頻度を減少させることで、製造歩留まりを向上させることができる。したがって、電子機器の使用時における信頼性を向上させることができ、電子機器の製造コストを低減することができる。
「第2の実施形態」
図5は、本発明の第2の実施形態のWLCSPの製造方法に用いられるリフロー工程用ホットプレートを示す断面図であり、このホットプレート61は、プレート62の内部に、はんだボール46をはんだの融点以上の温度まで加熱するヒータ63と、溶融したはんだボール46に、20kHz〜1MHzの超音波を発生させる超音波発生器64とを設けたものである。
このホットプレート61では、プレート62の上面に載置された半導体ウエハ1は、ヒータ63により徐々に加熱され、最高温度領域に到達すると、半導体ウエハ1の表面温度がはんだの融点以上の温度に加熱されてはんだボール46が溶融すると共に、超音波発生器64により、この溶融したはんだボール46に20kHz〜1MHzの超音波が印加される。
このように、溶融したはんだボール46に超音波が印加されることで、はんだボール46内部に発生する気体等を外部に容易に放散させることができる。これにより、溶融したはんだボール46が凝固してはんだバンプ26となった場合においても、これらの気体がはんだバンプ26内に閉じ込められてしまう虞がなくなり、内部におけるボイドの数が極めて少ないはんだバンプ26を作製することができる。
以上により、本実施形態においても、ボイドの数が極めて少ないはんだバンプ26を有するWLCSPを容易かつ低コストで作製することができる。
「第3の実施形態」
図6は、本発明の第3の実施形態のウエハレベル・チップ・サイズ/スケール・パッケージ(WLCSP)のバンプ部を示す断面図であり、本実施形態のバンプ部が第1の実施形態のバンプ部と異なる点は、第1の実施形態のバンプ部では、樹脂ポスト23の上面に円錐状凹部24を形成したのに対し、本実施形態のバンプ部では、樹脂ポスト23の上面に、内面が中心軸を軸心とする円錐台状である円錐台状凹部71を形成した点である。
この円錐台状凹部71は、直径が130〜170μm程度の円形の底面の周囲に上方に向かって拡径する内側面を形成したもので、この内側面は中心軸を軸心とする円錐状とされ、この内面と中心軸Axとの間の角度(θ)は45°〜83°が好ましく、さらに好ましくは55°〜80°である。
この円錐台状凹部71を形成する方法としては、第1の実施形態のWLCSPの製造方法に基づいて円錐台状の樹脂ポスト42を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて樹脂ポスト42の上面に円錐台状凹部71を形成する方法が取られる。
本実施形態のWLCSPにおいても、第1の実施形態のWLCSPと全く同様の効果を奏することができる。
なお、本発明では、樹脂ポスト23の上面に形成される凹部の形状を、円錐状凹部24、円錐台状凹部71としたが、凹部の形状は上記の各実施形態に限定されることなく、様々な形状のものであってもよい。例えば、四角錐状凹部、六角錐状凹部等の角錐状凹部、あるいは、四角錐台状凹部、六角錐台状凹部等の角錐台状凹部としてもよい。
本発明の半導体装置では、はんだバンプ内部のボイドを減少させ、このボイドに起因するはんだバンプの破壊等の不具合を防止することができるので、WLCSP等のチップサイズの半導体装置はもちろんのこと、さらに狭ピッチ化された高密度のチップサイズの半導体装置に対しても適用可能であり、その効果は非常に大きなものである。
本発明の第1の実施形態のWLCSPのバンプ部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態のWLCSPの製造方法を示す過程図である。 本発明の第1の実施形態のWLCSPの製造方法を示す過程図である。 本発明の第1の実施形態のWLCSPの製造方法に用いられるリフロー炉を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態のWLCSPの製造方法に用いられるホットプレートを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態のWLCSPのバンプ部を示す断面図である。 従来のWLCSPのバンプ部の一例を示す断面図である。 従来のWLCSPのリフロー工程に用いられるホットプレートを示す側面図である。 従来のWLCSPのリフロー工程に用いられるベルト搬送方式のリフロー炉を示す断面図である。 従来のベルト搬送方式のリフロー炉の温度プロファイルの一例を示す図である。 従来のWLCSPのバンプ部の内部にボイドが形成されている様を示す断面図である。
符号の説明
1…半導体ウエハ、21…電極、22…絶縁樹脂層、23…絶縁性の樹脂ポスト(突起状樹脂)、24…円錐状凹部、25…再配線層、26…はんだバンプ、27…封止樹脂層、31…第1の再配線層、32…第2の再配線層、41…樹脂層、42…円錐台状の樹脂ポスト、43…シード層、43a…密着層、43b…給電層、44…レジスト、45…開口、46…はんだボール、51…リフロー炉、52…超音波発生器、61…ホットプレート、62…プレート、63…ヒータ、64…超音波発生器、71…円錐台状凹部。

Claims (6)

  1. 一主面に電極が形成された半導体基板と、この電極を含む半導体基板上の所定位置に形成されかつ上面に凹部が形成された絶縁性の突起状樹脂と、前記凹部に形成され一端部が前記電極に電気的に接続され、第1の再配線層と第2の再配線層からなる再配線層と、前記第1の再配線層上に搭載されたはんだバンプとを備えてなり、
    前記凹部は、その内面が円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状のいずれか1種であり、前記内面に沿って一様な厚みで前記第1の再配線層が設けられ、前記第1の再配線層の外縁が露出するように、前記凹部内に前記はんだバンプの底部が載置されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記半導体基板及び前記突起状樹脂は、前記凹部上の再配線層を除き絶縁性の樹脂層により封止されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置を備えてなることを特徴とする電子機器。
  4. 電極を含む半導体基板上に絶縁性の樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、前記樹脂層を選択除去して突起状樹脂を形成する突起状樹脂形成工程と、前記突起状樹脂を再度選択除去して該突起状樹脂の上面に、その内面が円錐状、円錐台状、角錐状、角錐台状のいずれか1種である凹部を形成する凹部形成工程と、この凹部上に一端部が前記電極に電気的に接続され、第1の再配線層と第2の再配線層からなる再配線層を形成する再配線層形成工程と、前記再配線層を覆う封止樹脂を形成する封止樹脂層形成工程と、前記凹部上の再配線層上にはんだバンプを搭載するはんだバンプ搭載工程とを備えてなり、
    前記再配線層形成工程において、前記内面に沿って一様な厚みで前記第1の再配線層を形成し、
    前記封止樹脂層形成工程において、前記第1の再配線層を露出させるように、前記封止樹脂層をパターン形成し、
    前記はんだバンプ形成工程において、前記第1の再配線層の外縁を露出するように、かつ、前記凹部内に前記はんだバンプの底部が載置されるように、前記はんだバンプを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記はんだバンプ搭載工程は、前記はんだバンプが溶融した際に、この溶融はんだに1Hz〜1MHzの振動を付与する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記再配線層形成工程の後に、前記半導体基板及び前記突起状樹脂を、前記凹部上の再配線層を除き絶縁性の樹脂層により封止する樹脂封止工程を有することを特徴とする請求項4または5に記載の半導体装置の製造方法。
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