JP4740696B2 - 二重床構造およびその施工方法 - Google Patents

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本発明は、二重床構造に関し、より詳細には、階下への床衝撃音を防止するために用いられ、コンクリートスラブなどの建物の基礎から直立させた支持脚を介して、床部となる下地材と上地材とを順に並べて配置して固定した二重床構造およびその施工方法に関する。
従来、特に集合住宅においては、床面への物の落下音や、子供の走りまわる足音等による床衝撃音が大きな騒音となって階下に伝わり、社会生活上の問題を引き起こす原因となっている。そこで、建物の床部を、建物の基礎上に直立させた支持脚を介して固定し、床衝撃音を支持脚に吸収させることによって、階下へ騒音が伝わることを防止する二重床構造が提案されている。
二重床構造としては、例えば、建物の基礎から直立させた複数の支持脚の上に、合板やパーティクルボード等を材料とした略正方形の下地材が並べて配置され、この下地材の上に木質フロア材やカーペット材等の上地材が並べて配置された二重床構造が特許文献1に記載されている。
また、他の従来例として、図3および図4に示す二重床構造も用いられている。図3に示すように、この二重床構造は、建物の基礎から直立させた複数の支持脚1の上に、板幅の約3倍の長さを持つ長方形の下地材2が並べて配置されている。そして、図4に示すように、下地材2の上に、下地材2の長辺の長さの6分の1程度の板幅を持つ上地材3が、その長辺方向が下地材2の長辺方向に直交した状態となるように並べて配置されている。支持脚1は、下地材2の長辺側の縁部に、下地材2の長辺を4等分するように配置されている。
このような二重床構造を構成する下地材として用いられる合板やパーティクルボードは、規格化された大きさで製造・販売されている。しかし、合板やパーティクルボードは、薄く削った薄板(単板・ベニヤ板)を、木目が互いに直交するように接着剤で貼り合わせたり、木材をチップ化し、接着剤を用いて加熱圧縮成形したりして製造されるため、木材の含水量の割合や薄板の貼り合わせ具合等によって、板全体に反りやねじりを生じやすく、均一な水平度を有するものが得にくいのが実情である。
実開平4−72125号公報
そこで、二重床構造を施工する施工者は、下地材の均一な水平度を出すため、下地材全体の反りやねじれが解消されるように向きを調整しながら下地材を支持脚に固定していくが、下地材の反りやねじれが大きかったり複雑であったりすると、固定の際の反動で、支持脚間に新たに反りやねじれが生じる場合がある。
図3および図4に示すような従来の二重床構造では、支持脚1が、下地材2の長辺を4等分する位置にしか配置されておらず、その間隔は、上地材3の板幅よりも大きい。つまり、新たに生じた反りやねじれは、上地材3の板幅よりも大きい振幅となり、このような大きな反りやねじれを持つ下地材2の上に上地材を並べて配置すると、上地材3同士の接合部(図4中P部)のはがれや段差を引き起こしたり、下地材2との間に隙間を生じやすいことから床鳴りが発生したりする原因となる。
また、従来の二重床構造では、支持脚1が配置される間隔が上地材3の板幅よりも大きいので、下地材2の上に上地材3を並べて配置した際に、下方に支持脚1が1つも配置されていないものや、長辺側の縁部の片方にしか支持脚1が配置されていないものが多数存在する。このような上地材3の上を歩くと、重量が均一に床面に伝わらずに曲げ剛性の低い部分に集中してしまうので、床面が大きく変形しやすく、その際に床面から放射される音で床下空間の音圧レベルが上昇し、それが基礎を通して階下に伝わり騒音となってしまう。
そこで、本発明の二重床構造は、上記問題点に鑑み、下地材の反りやねじりを抑え、防音性能が高く、また、上地材が良好に固定された床鳴りの少ない二重床構造およびその施工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の二重床構造は、建物の基礎から直立させた複数の支持脚と、複数の支持脚上に並べて配置された複数の長方形の下地材と、下地材の上に、長辺方向が下地材の長辺方向に直交した状態で並べて配置された複数の上地材とを備える二重床構造であって、支持脚は、下地材の長辺側の縁部に、上地材の板幅以下となる間隔で配置され、前記下地材は前記支持脚にネジや釘で締結して固定され、前記上地材は前記下地材に釘やネジで固定されていることを特徴とする。
また、本発明の二重床構造の施工方法は、建物の基礎から複数の支持脚を直立して配置する工程と、複数の支持脚上に複数の長方形の下地材を並べて配置する工程と、下地材の上に、長辺方向を下地材の長辺方向に直交させた状態で複数の上地材を並べて配置する工程とを含み、支持脚を、下地材の長辺側の縁部に、上地材の板幅以下となる間隔で配置し、前記下地材を前記支持脚にネジや釘で締結して固定し、前記上地材を前記下地材に釘やネジで固定することを特徴とする。
支持脚が、下地材の長辺側の縁部に、上地材の板幅以下となる間隔で配置されていることにより、施工者が、下地材全体の反りやねじれが解消されるように向きを調整しながら下地材を支持脚に固定する際に、その反動で、支持脚間にたとえ新たな反りやねじれが生じても、その振幅は上地材の板幅よりも小さくなり、この後載置される上地材には影響を与えない小さなものとなる。これにより、下地材全体としての水平度も出しやすくなることから、床面全体の水平度を均一にすることができるので、下地材の上に上地材を並べて配置する際の作業性も良くなる。また、支持脚間に下地材の反りやねじれが生じていても、この反りやねじれは上地材に影響を与えない程度の小さいものであることから、このような下地材の上に上地材を並べて配置しても、上地材同士の接合部がはがれたり、上地材が反って浮き上がったり接合部に段差が生じたりすることを防止できる。
また、支持脚が、下地材の長辺側の縁部に、上地材の板幅以下となる間隔で配置されていることにより、上地材の下方に配置される支持脚の数は従来のものに比べて多くなるので、床面に対して重量がかかっても、複数の支持脚で保持することができることから、床面により均一に伝わることとなる。支持脚の少ない床面に局所的に重量が集中すると、その部分が上下に振動しやすく、これにより床衝撃音が発生してしまって階下に騒音となって伝わるが、本発明によれば、重量が床面に均一に伝わることから、局所的な重量の集中を減らすことができ、階下への騒音も防止することができる。
ここで、支持脚は、下地材の短辺側の縁部にも上地材の板幅以下となる間隔で配置されている方が望ましい。上地材の配置方向に直角な下地材の側辺の縁部にも上地材の板幅以下となる間隔で支持脚が配置されていることにより、下地材の曲げ剛性をより高くすることができるとともに、重量をより均一に床面に伝えることができる。従って、下地材の局所的な振動を防止することができ、階下への騒音をさらに防止することができる。
また、複数の上地材として、長辺の長さが異なる複数種類の板材を用い、それぞれの板材の長辺の長さを、下地材の短辺長の半分を整数倍した長さとするとよい。これにより、上地材の長辺の長さを下地材の短辺長の整数倍とした従来の二重床構造と比べて、上地材を並べて配置する際の設計の自由度が向上するので、部屋の形状が複雑であっても対応することができ、無駄な廃材を排出することなく均一な水平度を有する床面を構成することができる。
本発明の二重床構造によれば、支持脚が、下地材の長辺側の縁部に、上地材の板幅以下となる間隔で配置されていることにより、下地材全体の水平度を均一にすることができ、上地材の浮き上がりやはがれ、上地材同士の接合部の段差の発生を防止することができる。また、床面に対して重量を均一に伝えることができるので、階下に対する騒音を防止することができ、床鳴りや、床面を歩く人の足に対する負担を少なくすることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態における二重床構造を説明する。図1は、本実施の形態における二重床構造のうち、下地材まで施工した状態を示す概略平面図である。図2は、図1の下地材の上に上地材を施工する様子を示す概略平面図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態における二重床構造は、コンクリートスラブなどの建物の基礎(図示せず)から直立させた複数の支持脚1と、複数の支持脚1上に並べて配置された複数の長方形の下地材2と、下地材2の上に、長辺方向が下地材2の長辺方向に直交した状態で並べて配置された上地材3とを備える。
支持脚1は、支柱状の脚部先端に、100mm×100mmの略正方形の支持部が設けられた樹脂または金属製の脚である。支持部上に下地材2を載置して、この支持部と下地材2とを釘やネジなどで締結することにより、支持脚1と下地材2とは固定される。
下地材2は、その大きさが1820mm×600mm×20mmに規格化された一枚の板材であり、合板やパーティクルボードを使用することができる。この下地材2は、部屋の形状や大きさに基づき、所定形状となるように切断して用いるが、下地材2の長辺の長さは、下地材2の曲げ剛性を考慮して最低600mmは確保されるようにする。規格化されて市販されている合板やパーティクルボードは、薄く削った薄板(単板・ベニヤ板)を、木目が互いに直交するように接着剤で貼り合わせたり、木材をチップ化し、接着剤を用いて加熱圧縮成形したりして製造されるため、木材の含水量の割合や薄板の貼り合わせ具合等によって、板全体に反りやねじりを生じやすい構造となっている。
上地材3としては市販されている規格化された木質フロア材を用いることができる。本実施の形態では、大きさが1820mm×303mm×12mmの板材をそれぞれ所定の長さに切断して使用する。上地材3は、長辺の長さが下地材2の短辺の約3倍となっており、基本的には、上地材3の長辺の長さを下地材2の短辺(600mm)の半分(300mm)ずつ短くした長さに切断した6種類のものを上地材3として用いている。最も長さの短い上地材3の長辺は、下地材2の短辺の半分である300mmとなっている。
次に、本実施の形態における二重床構造の施工順序に基づいて、その構造をより詳細に説明する。
まず、部屋の形状や大きさに基づき、下地材2の配置を設計する。上述したように、下地材2の曲げ剛性を考慮すると、下地材2の長辺の長さを最低600mmは確保しなければならないため、この大きさを満たすように、また、出来る限り無駄な廃材を排出しないように、下地材2の配置を設計し、1820mm×600mmの大きさのものが使用できなければ、所望の形状となるように切断して下地材2とする。
部屋の形状や大きさに基づいて下地材2の配置を想定したら、この下地材2の長辺側の縁部となる位置に、上地材3の板幅(303mm)とほぼ同じ間隔となるように支持脚1を配置する。また、下地材2の短辺側の縁部の中央となる位置にも、支持脚1を配置する。なお、部屋の大きさや形状によって、下地材2の大きさを調整したことにより、下地材2の長辺側の長さが上地材3の板幅の整数倍程度にならない場合は、上地材3の板幅よりも短い間隔となるように調整して支持脚1を配置する(図1中A部、参照。)。このように支持脚1を配置したら、次に、下地材2を支持脚1上に並べて配置していく。
上述したように、下地材2としては、製造段階で反りやねじれが生じやすい合板やパーティクルボードを使用するため、支持脚1に固定する際には、下地材2全体の反りやねじれが解消されるように向きを調整しながら支持脚1上に並べて配置し、ネジや釘などで締結して支持脚1に固定する。
本実施の形態では、支持脚1が、下地材2の長辺側の縁部に沿って上地材3の板幅とほぼ同じ間隔で配置されており、この間隔は、下地材2の短辺の長さに対して約半分の長さとなっている。従って、このような間隔で配置された支持脚1に固定された下地材2は、全体の反りやねじれが解消されるとともに、その反動で生じやすい小さな反りやねじれも発生しにくい状態となり、下地材2全体の水平度を確保することができる。また、支持脚1は、下地材2の短辺側の縁部の中央にも配置されているので、下地材2の短辺方向に反りやねじれが生じていても、それらを解消することができる。よって、下地材2同士の接合部の段差がなく、また、隣接する下地材2との高低差もない、均一な水平度を有する平面が形成される。
次に、下地材2の上に上地材3を並べて配置して、釘やネジなどの締結具で固定する。上述したように、本実施の形態では、下地材2で形成された床面はすでに均一な水平度を有している。従って、従来であれば水平度を確保するために行われていた支持脚1の高さを調整する作業は、本実施の形態では不必要となる。よって、二重床構造を施工する際の工程数を1つ減らすことができる。
図2に示すように、上地材3は、長さの異なる6種類のうち、最も長辺の長いものから順に並べて配置していく。上地材3の長辺の長さは、下地材2の短辺の長さの半分ずつ短くなるので、端部は、下地材2同士の接合部ならびに下地材2の短辺方向の中央部に交互に位置するように配置される。
図4に示すように、従来の二重床構造であれば、下地材2同士の接合部に上地材3の端部が位置すると、下地材2の反りやねじりにより下地材2同士の接合部に生じている段差によって、上地材3の浮き上がりやはがれが生じやすい構造となっていた。しかし、本実施の形態では、上述したように、支持脚1が上地材3の板幅とほぼ同じ間隔で配置されていることから、下地材2全体の反りやねじれが解消しやすくなり、下地材2全体の水平度が確保できるため、下地材2同士の接合部の段差が生じにくい構造となっている。従って、本実施の形態によれば、上地材3の端部が下地材2同士の接合部に位置しても、上地材3の浮き上がりやはがれが生じにくくなる。
このようにして構成された本実施の形態の二重床構造によれば、支持脚1を上地材3の板幅とほぼ同じ間隔、もしくは上地材3の板幅よりも短い間隔で配置したことにより、図2に示すように、ほとんどの上地材3の長辺側の縁部には、支持脚1が配置されることとなる。これにより、上地材3で形成された床面の上を歩いても、複数の支持脚1で重量を支えるため、床面に対して重量が均一に伝わりやすい。つまり、局所的に重量が集中することがないので、部分的に床面が激しく変形して上下に振動することもない。従って、床面の局所的な振動によって生じる床衝撃音も減らすことができ、階下への騒音も防止することができる。
また、本実施の形態の二重床構造によれば、支持脚1を上地材3の板幅とほぼ同じ間隔、もしくは上地材3の板幅よりも短い間隔で配置したことにより、下地材2全体の反りやねじれが解消されるように向きを調整しながら下地材2を支持脚1に固定する際に、その反動でたとえ新たな反りやねじれが生じても、その振幅は、上地材3の板幅よりも小さなものとなる。従って、下地材2の上に上地材3を並べて配置しても、上地材3は下地材2の反りやねじれの影響を受けにくく、上地材3が反って浮き上がったり接合部に段差が生じたりすることを防止できる。
また、下地材2の反りやねじれにより床面が安定していないと、床面上を人が歩いた際に、下地材2と上地材3との間に隙間が生じて鳴りが起きたり、歩く人の足に負担を与えたりしてしまう。しかしながら、本実施の形態の二重構造によれば、支持脚1を上地材3の板幅とほぼ同じ間隔、もしくは上地材3の板幅よりも短い間隔で配置したことにより、下地材2全体の水平度を確保して下地材2と上地材3との間に隙間が生じないようにするとともに、たとえわずかな隙間が生じたとしても床面にかかる重量を複数の支持脚1で支えることできるので、安定した床面とすることができ、床鳴りが起きたり、歩く人の足に負担を与えたりすることはない。
また、本実施の形態の二重床構造によれば、支持脚1が、上地材3の板幅よりも短い間隔で配置することにより、下地材2の形状にかかわらず、下地材2の上に並べて配置される上地材3には1つ以上の支持脚1が配置される構造となるので、床面を安定させることができる。従って、下地材2の曲げ剛性さえ考慮すれば、部屋の大きさや形状に合わせて、なるべく下地材2の無駄が出ないように下地材2の配置を設計することができるので、廃材の排出を少なくすることができ、環境にかかる負荷も少なくすることができる。
また、本実施の形態の二重床構造によれば、縦横比で3:1の大きさの下地材2と、上地材3の板幅が下地材2の短辺の長さの半分のものとを使用し、下地材2の短辺の半分ずつ短くした上地材3が、最も長辺の長いものから順に並べて配置されたことにより、図2中B部に示すような正方形のユニットを構成しやすくなる。このような正方形のユニットを構成すると、床面に垂直にかかる力を安定して保持することができるだけでなく、床面に平行な横方向からの応力がかかっても、均等に分散しやすくなり、上地材3の一部が浮き上がったり、はがれたりすることが防止できる。従って、本実施の形態の二重床構造によれば、地震など、通常ではかかりにくい、床面に平行な横方向からの応力に対しても強い二重床構造とすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、支持脚が、下地材の長辺方向縁部に、上地材の板幅以下となる間隔となるように配置されれば、下地材や上地材の大きさおよび形状については部屋の大きさや形状に合わせて適宜応用することができる。
本発明によれば、下地材の反りやねじりを抑えて床面の水平度を確保することができるので、防音性能が高く、また、上地材が良好に固定された床鳴りの少ない二重床構造およびその施工方法として好適に用いることができる。
本実施の形態における二重床構造のうち、下地材まで施工した状態を示す概略平面図である。 図1の下地材の上に上地材を施工する様子を示す概略平面図である。 従来の二重床構造のうち、下地材まで施工した状態を示す概略平面図である。 図3の下地材の上に上地材を施工する様子を示す概略平面図である。
符号の説明
1 支持脚
2 下地材
3 上地材

Claims (4)

  1. 建物の基礎から直立させた複数の支持脚と、
    前記複数の支持脚上に並べて配置された複数の長方形の下地材と、
    前記下地材の上に、長辺方向が前記下地材の長辺方向に直交した状態で並べて配置された複数の上地材と
    を備える二重床構造であって、
    前記支持脚は、前記下地材の長辺側の縁部に、前記上地材の板幅以下となる間隔で配置され、前記下地材は前記支持脚にネジや釘で締結して固定され、前記上地材は前記下地材に釘やネジで固定された二重床構造。
  2. 前記支持脚は、前記下地材の短辺側の縁部にも、前記上地材の板幅以下となる間隔で配置された請求項1記載の二重床構造。
  3. 前記複数の上地材として、長辺の長さが異なる複数種類の板材が用いられ、
    それぞれの板材の長辺の長さは、前記下地材の短辺長の半分を整数倍した長さである請求項1または2に記載の二重床構造。
  4. 建物の基礎から複数の支持脚を直立して配置する工程と、
    前記複数の支持脚上に複数の長方形の下地材を並べて配置する工程と、
    前記下地材の上に、長辺方向を前記下地材の長辺方向に直交させた状態で複数の上地材を並べて配置する工程と
    を含み、
    前記支持脚を、前記下地材の長辺側の縁部に、前記上地材の板幅以下となる間隔で配置し、前記下地材を前記支持脚にネジや釘で締結して固定し、前記上地材を前記下地材に釘やネジで固定することを特徴とする二重床構造の施工方法。
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