JP2003293571A - 木造建物用遮音床構造 - Google Patents

木造建物用遮音床構造

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JP2003293571A JP2002094519A JP2002094519A JP2003293571A JP 2003293571 A JP2003293571 A JP 2003293571A JP 2002094519 A JP2002094519 A JP 2002094519A JP 2002094519 A JP2002094519 A JP 2002094519A JP 2003293571 A JP2003293571 A JP 2003293571A
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Yasunari Umeda
泰成 梅田
Noriyuki Koyashiki
憲之 古屋敷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木造建物の工程上に重量物を取り付ける作業
を容易に組み込みつつ、簡易な構成によって重量床衝撃
音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低減することを可能
にする木造建物用遮音床構造を提供する。 【解決手段】 木造住宅において、例えば床梁11を下
階フロア12に露出させた状態で該床梁11上に配置さ
れることにより下階フロア12の天井材を兼ねる床材1
3に、遮音性を付与するための遮音床構造10であっ
て、床梁11の上面に敷設される下側下地板15と、下
側下地板15の上面に敷設される緩衝材16と、緩衝材
16の上面に敷設される上側下地板17と、上側下地板
17の上面に間隔をおいて複数配置される根太部材18
及び該根太部材18の間隔部分に配設される重量物19
からなる質量層20と、根太部材18の上面に敷設され
て質量層20を覆って配置される床下地板21とによっ
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造建物におい
て、床材に遮音性を付与するための遮音床構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】2階以
上の複数階のフロアを有する住宅建築物においては、上
階のフロアで生じる床衝撃音が下階のフロアに伝達され
るのを軽減して、騒音等による弊害を回避できるように
種々の工夫がなされる必要がある。床衝撃音には、例え
ば子供の飛び跳ねや走り回る音、階段、廊下等における
足音などの重量床衝撃音と、物の落下音、椅子や家具の
移動音、掃除機を引きずる音などの軽量床衝撃音とがあ
り、これらの衝撃音に対しては、例えば床構造を剛性化
したり、床構造に軟質遮音シートや遮音マット等の遮音
材を組み込むことによって遮音性の向上が図られてい
る。
【0003】また、鉄筋コンクリート造等の重量建築物
では、上下のフロアの間に重量物であるコンクリートに
よる床を配設することが容易であり、このコンクリート
の床を厚くすることにより、また遮音材を組み込んだ2
重床とすることにより、十分な遮音性を確保することが
可能である。
【0004】一方、例えば木造軸組工法等による木造の
軽量建築物の躯体の中に床材用のコンクリートを打設す
る工程を加えると、木造建物の工程に異業種の工程が入
ることになって、特殊な納まりが必要になり、施工コス
トが嵩むだけでなく、梁や柱を伝播する振動音を却って
解消しづらくなる。特に、床梁を下階フロアに露出させ
た状態で該床梁上に配置されることにより下階フロアの
天井材を兼ねる床材については、このような上下のフロ
アの間に設けられる床材にコンクリート等の重量物を配
置することは計画上も施工上も困難である。
【0005】したがって、このような木造建物の床材に
ついては、緩衝材や吸音材を配した様々な床構造が開発
されて振動音を解消することが試みられているが、重量
床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低減する床構
造として十分ではない。
【0006】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、木造建物の工程上に重量物を取り付
ける作業を容易に組み込みつつ、簡易な構成によって重
量床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低減するこ
とを可能にする木造建物用遮音床構造を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、木造建物にお
いて、床材に遮音性を付与するための遮音床構造であっ
て、床梁の上面に敷設される下側下地板と、該下側下地
板の上面に敷設される緩衝材と、該緩衝材の上面に敷設
される上側下地板と、該上側下地板の上面に間隔をおい
て複数配置される根太部材及び該根太部材の間隔部分に
配設される重量物からなる質量層と、前記根太部材の上
面に敷設されて前記質量層を覆って配置される床下地板
とを備えることを特徴とする木造建物用遮音床構造を提
供することにより、上記目的を達成したものである(請
求項1記載の発明)。
【0008】本発明の木造建物用遮音床構造は、前記床
材が、前記床梁を下階フロアに露出させた状態で前記床
梁上に配置されることにより下階フロアの天井材を兼ね
る床材であることが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0009】そして、本発明の木造建物用遮音床構造に
よれば、前記上側下地材は、前記根太部材の下面におい
て隙間を保持した状態で隣接する下地用材料を連設して
設けられていることが好ましい(請求項3記載の発
明)。
【0010】また、本発明の木造建物用遮音床構造によ
れば、前記緩衝材及び前記重量層の周縁にはスペーサ材
が取り付けられ、前記床材の周囲に設置される柱部材又
は壁部材との間に前記スペーサ材が介在していることが
好ましい(請求項4記載の発明)。
【0011】さらに、本発明の木造建物用遮音床構造に
よれば、前記重量物は、プラスターボードを積層したも
の、又はセメント、砂等の粉粒物を袋詰めしたものから
なっていることが好ましい(請求項5記載の発明)。
【0012】さらにまた、本発明の木造建物用遮音床構
造によれば、前記緩衝材は硬質グラスウールであること
が好ましい(請求項6記載の発明)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施形態を
添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す本発
明の第1実施形態に係る木造建物用遮音床構造10は、
例えば2階以上の複数階のフロアを有する木造住宅にお
いて、一例として床梁11を下階フロア12に露出させ
た状態で該床梁11上に配置されることにより下階フロ
ア12の天井材を兼ねる床材13に、遮音性を付与し
て、上階フロア14で生じる重量床衝撃音や軽量床衝撃
音が下階フロア12に伝達されるのを軽減し、騒音等に
よる弊害を効果的に回避するべく設けられるものある。
ここで、本実施形態によれば、床梁11は、下階フロア
の天井板によって覆われることなく下階フロア12の天
井部分に露出していることにより、下階フロア12の居
室空間に木質感に富んだ趣のある雰囲気を付与すること
が可能になる。なお、「フロア」は、各階における床面
と天井面とによって挟まれる空間の全体を意味し、各階
の床面のみを意味するものではない。
【0014】そして、本第1実施形態の木造建物用遮音
床構造10は、床梁11の上面に敷設される下側下地板
15と、下側下地板15の上面に敷設される緩衝材16
と、緩衝材16の上面に敷設される上側下地板17と、
上側下地板17の上面に間隔をおいて複数配置される根
太部材18及び該根太部材18の間隔部分に配設される
重量物19からなる質量層20と、根太部材18の上面
に敷設されて質量層20を覆って配置される床下地板2
1とによって構成されており、床下地板21の上面に
は、さらに床化粧材22が敷設されている。
【0015】本第1実施形態によれば、床梁11は、例
えば幅105〜120mm程度、高さ240〜330m
m程度の矩形断面を有する角材からなる木製梁部材であ
って、例えば柱23に両端を支持されて架設された主梁
(図示せず)にその両端が支持されることにより、上階
フロア14の床面25の下方に位置して複数平行に架設
される。なお、隣接する床梁11の間、或いは床梁11
と主梁との間に架設されて、これらと直行する方向に落
込根太24を適宜設けることができ、落込根太24が設
けられることにより、下階フロア12の天井材を兼ねる
床材13をより安定した状態で設置することが可能にな
る。
【0016】床梁11の上面に敷設される下側下地板1
5は、例えば厚さ15〜35mm程度の合板からなり、
上階フロア14の床面25が設けられる領域の下方全域
に亘って取り付けられる。
【0017】下側下地板15の上面に敷設される緩衝材
16は、例えばGW80k25(商品名、株式会社マグ
製)等の硬質グラスウールを用いることができ、好まし
くは25〜50mmの厚さで下側下地板15の上面の略
全域を覆って設けられる。床材13の中に緩衝材16が
組み込まれていることによって、上側下地板17よりも
上方に配置される質量層20と緩衝材16によりいわゆ
る浮床構造を形成して、床衝撃音を効果的に低減するこ
とが可能になる。また、緩衝材16としては、硬質グラ
スウールの他、例えばゴム等を用いることができる。
【0018】緩衝材16の上面に敷設される上側下地板
17は、例えば厚さ7.5〜15mm程度の合板からな
り、緩衝材16の上面の略全域を覆って設けられる。ま
た上側下地板17は、一枚の合板によって緩衝材16の
上面を連続して覆うのではなく、複数の下地用材料26
を面方向に連設して設けられることになるが、本実施形
態によれば、隣接して設置される一対の下地用材料26
は、質量層20を構成する根太部材18の下面において
例えば5〜15mm程度の間隔27を保持した状態で連
設されている。このように下地用材料26が根太部材1
8の下面で間隔27を保持して連設していることによ
り、きしみ音やこすれ音が発生するのを効果的に回避す
ることが可能になる。
【0019】上側下地板17の上方に設けられる重量層
20は、間隔をおいて複数配置される根太部材18と該
根太部材18の間隔部分に配設される重量物19とによ
って構成される。根太部材18は、例えば縦45〜60
mm、横38〜45mm程度の大きさの4角形断面を有
する木製棒状部材からなり、上側下地板17の上面に格
子状或いは互いに平行に配置されることにより、これら
の間の間隔部分が重量物19の収容部28を形成するこ
とになる。また本実施形態によれば、根太部材18とし
て長尺のものを用いることが好ましい。長尺のものを用
いることによって、床材13に上方から荷重が負荷され
た際に、床下地板21の上面が不均等に沈み込むことの
を回避することが可能になる。根太材18は、上側下地
板17を構成する下地用材料26の2倍以上の長さを有
するものを使用することが好ましい。
【0020】根太部材18の間隔部分の収容部28に設
置される重量物19は、比重が0.5以上、好ましくは
1.0以上の相当の重さを有する材料からなり、収容部
28に収容し得る大きさ、形状を備えるものである。本
実施形態によれば、重量物19として、好ましくはプラ
スターボードを積層した積層プラスターボードや、或い
は硅砂等の砂やセメント等の粉粒物を例えば防湿性を有
する袋に詰め込んで平坦な形状としたものを用いること
ができ、収容部28からはみ出さないように収容され
る。なお、重量物19は、収容部28を隙間無く充填す
るように収容される必要は必ずしもなく、収容部28の
内部においてある程度の空間部が残された状態で収容さ
れていてもよい。
【0021】そして、本実施形態に形態によれば、床材
13の中に質量層20が組み込まれていることにより、
緩衝材16と共に浮床構造を形成して、重量床衝撃音を
効果的に軽減することが可能になる。
【0022】根太部材18の上面に敷設されて質量層2
0を覆って配置される床下地板21は、例えば厚さ7.
5〜15mm程度の合板からなり、上階フロア14の床
面25が設けられる領域の下方全域に亘って取り付けら
れる。
【0023】本実施形態によれば、床下地板21の上面
には、さらに床化粧材22が敷設されている。床化粧材
22としては、木質床材、畳、カーペット等の床用の化
粧材として用いられる公知の種々のものを用いることが
できる。
【0024】また、本実施形態によれば、緩衝材16及
び質量層20の周縁には、床下地板21及び床化粧材2
2の周縁まで上方に延設して例えば5〜10mm程度の
厚さのスペーサ材29が取り付けられ、床材13の周囲
に設置される柱部材23や壁部材との間にこのスペーサ
材29が介在することになる。スペーサ材29として
は、例えば発泡ウレタン、ゴム、発泡ゴム等からなるも
のを使用することができる。緩衝材16及び質量層20
と柱部材23や壁部材との間にスペーサ材29が介在す
ることにより、振動の伝播経路を遮断することが可能に
なると共に、きしみ音やこすれ音の発生を効果的に防止
することが可能になる。
【0025】本第1実施形態によれば、木造建物の躯体
を構築する一連の工程において、下階フロア12の天井
材を兼ねる床材13を設ける際に、床梁11の上方に下
側下地板15、緩衝材16、及び上側下地板17を取り
付けて根太部材18を配置した後(図2(a)参照)、
根太部材18の間隔部分の収容部28に単に重量物19
を配設し、しかる後に根太部材18及び重量物19から
なる質量層20を覆って床下地板21を取り付ける(図
2(b)参照)といった簡易な工程によって、コンクリ
ートを打設する工程等の異業種の工程を取り入れること
なく、床材13に質量層20を容易に組み込んで木造建
物用遮音床構造10を構成することができる。
【0026】また、本第1実施形態によれば、床材13
に設けられた木造建物用遮音床構造10は、緩衝材16
と重量物19による質量層20とを備えているので、重
量床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低減するこ
とが可能になる。
【0027】すなわち、本第1実施形態の木造建物用遮
音床構造10によれば、木造建物の工程上に重量物19
を取り付ける作業を容易に組み込みつつ、簡易な構成に
よって重量床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低
減することができる。
【0028】図3は、本発明の第2実施形態の木造建物
用遮音床構造30が設けられた床材31を示すものであ
る。本第2実施形態によれば、床梁11の上方に下側下
地板15、緩衝材16、及び上側下地板17を取り付け
て根太部材18を配置した後、根太部材18の間隔部分
の収容部28には、重量物32として、収容部28に収
容される大きさに切断加工した厚さ7.5〜15mm程
度の板状の石膏ボードが収容されている。
【0029】そして、本第2実施形態によっても、木造
建物用遮音床構造30に緩衝材16及び重量物32が簡
易に組み込まれて、上記第1実施形態の木造建物用遮音
床構造10と同様の作用効果を奏することになる。また
本第2実施形態によれば、軽量床衝撃音を低減する性能
をさらに向上させるために、床化粧材22の直下に、緩
衝材として厚さが例えば12.5mm程度の石膏ボード
34を設置している。
【0030】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ることなく種々の変更が可能である。例えば、重量物と
して、積層プラスターボードや硅砂等の砂やセメント等
の粉粒物を袋詰めしたもの、或いは石膏ボード等を用い
る必要は必ずしもなく、比重が0.5以上程度の相当の
重さを有するものであれば、コンクリートパネル、コン
クリート礫、砕石、気泡コンクリート、木毛セメント
板、木片セメント板等のその他の材料を用いることもで
きる。また、本発明は、床梁を下階フロアに露出させた
状態で該床梁上に配置されることにより下階フロアの天
井材を兼ねる床材に限定されることなく、例えば床材の
下方に下階フロアの天井材を別途に取り付けて、この天
井材と共に上階フロアからの衝撃音を低減するようにし
た床材を構成するものであっても良い。
【0031】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明の木
造建物用遮音床構造をさらに詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0032】〔実施例1〕上記第2実施形態の木造建物
用遮音床構造30を実施例1の木造建物用遮音床構造3
0とし、JIS A1418−1及びJIS A141
8−2に従って、重量床衝撃音及び軽量床衝撃音の各々
に対する衝撃音レベルを測定した。測定結果を図5
(a)及び(b)に示す。
【0033】〔比較例1〕図4示すように、床梁11の
上方に下側下地板15を取り付け、下側下地板15の上
面に厚さ12.5mmの防水プラスターボード35を敷
設したうえで床化粧材22を敷設した木造建物用床構造
40を比較例1の木造建物用床構造とし、A1418−
1及びJIS A1418−2に従って、重量床衝撃音
及び軽量床衝撃音の各々に対する衝撃音レベルを測定し
た。実施例1の木造建物用遮音床構造30の測定結果と
比較した比較例1の木造建物用遮音床構造40の測定結
果を図5(a)及び(b)に比較して示す。
【0034】図5(a)及び(b)に示す測定結果か
ら、本発明に係る実施例1の木造建物用遮音床構造によ
れば、重量床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に低
減できることが判明する。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の木
造建物用遮音床構造によれば、木造建物の工程上に重量
物を取り付ける作業を容易に組み込みつつ、簡易な構成
によって重量床衝撃音と軽量床衝撃音の双方を効果的に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る木造建物用遮音床
構造の構成を説明する部分断面図である。
【図2】(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に
係る木造建物用遮音床構造において、床材に重量物を取
り付ける状況を説明する部分断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る木造建物用遮音床
構造の構成を説明する部分断面図である。
【図4】比較例1の木造建物用遮音床構造の構成を説明
する部分断面図である。
【図5】(a)及び(b)は、重量床衝撃音と軽量床衝
撃音の測定結果を示すチャートである。
【符号の説明】
10,30 木造建物用遮音床構造 11 床梁 12 下階フロア 13,31 床材 14 上階フロア 15 下側下地板 16 緩衝材 17 上側下地板 18 根太部材 19,32 重量物 20,33 質量層 21 床下地板 22 床化粧材 23 柱 24 落込根太 25 床面 26 下地用材料 27 間隔 28 収容部 29 スペーサ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DF02 EA08 FA13 HC01 HF14 2E220 AA19 AA20 AB06 AB22 AC03 BA01 CA03 CA05 CA07 CA38 CA71 DB19 EA11 GA02Z GA07Y GA09Y GA22 GA22Y GA25Y GA27X GA27Y GA28 GA30Y GB14Y GB17Y GB22Y GB28Y GB37Z GB39Y GB39Z GB43X GB43Y GB45Y

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木造建物において、床材に遮音性を付与
    するための遮音床構造であって、 床梁の上面に敷設される下側下地板と、該下側下地板の
    上面に敷設される緩衝材と、該緩衝材の上面に敷設され
    る上側下地板と、該上側下地板の上面に間隔をおいて複
    数配置される根太部材及び該根太部材の間隔部分に配設
    される重量物からなる質量層と、前記根太部材の上面に
    敷設されて前記質量層を覆って配置される床下地板とを
    備えることを特徴とする木造建物用遮音床構造。
  2. 【請求項2】 前記床材は、前記床梁を下階フロアに露
    出させた状態で前記床梁上に配置されることにより下階
    フロアの天井材を兼ねる床材である請求項1記載の木造
    建物用遮音床構造。
  3. 【請求項3】 前記上側下地材は、前記根太部材の下面
    において隙間を保持した状態で隣接する下地用材料を連
    設して設けられる請求項1又は2に記載の木造建物用遮
    音床構造。
  4. 【請求項4】 前記緩衝材及び前記重量層の周縁にはス
    ペーサ材が取り付けられ、前記床材の周囲に設置される
    柱部材又は壁部材との間に前記スペーサ材が介在する請
    求項1〜3のいずれかに記載の木造建物用遮音床構造。
  5. 【請求項5】 前記重量物は、プラスターボードを積層
    したもの、又はセメント、砂等の粉粒物を袋詰めしたも
    のからなる請求項1〜4のいずれかに記載の木造建物用
    遮音床構造。
  6. 【請求項6】 前記緩衝材は硬質グラスウールである請
    求項1〜5のいずれかに記載の木造建物用遮音床構造。
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