JP4739628B2 - 自動車用多目的タイヤ - Google Patents
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Description
本発明は自動車用の多目的タイヤ(オールシーズンタイヤまたはオールロードタイヤ)に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は、乾燥した道路上でも濡れた道路上でも、さらには積雪した道路上でも良好な性能を提供するように設計された自動車タイヤに特に適している多目的タイヤの溝切り(grooving)に関する。
【0003】
知られているように、多目的タイプのタイヤでは、乾燥した表面または濡れた表面だけでなく積雪した表面など、使用が予見される様々なタイプの表面でそのタイヤが呈示する必要のある挙動のタイプに関して特に必要とされる様々な要求を満足させるようトレッドバンドのパターンとコンパウンドが設計されている。
【0004】
これらの要件は概して相矛盾するものであり、その結果、今日まで製造されてきたタイヤは普通これらの各要件の妥協点を示すものであることから、乾燥した表面であれ、濡れた表面であれ、あるいは積雪した表面であれ、所与のタイプの路面での使用専用に設計されたタイヤで得られる性能レベルに到達することはない。
【0005】
一般的に言って、設計目的とする用途が何であれ、良好なタイヤは、良好な磨耗抵抗とともに、とりわけ方向性および牽引力の良好な特性を有していなければならない。
【0006】
設定された軌道を正確に維持するタイヤの能力である方向性特性は、縦方向の溝の存在によって確実に影響を受ける一方、加速時と制動時の両方において接線力を伝達するタイヤの能力である牽引力特性は、運動の方向に対して横方向に位置合わせされた溝を提供することによって高められる。牽引力に関するこれらの横方向溝の有効性は、溝のアライメントがタイヤの回転軸に平行な方向に近づけば近づくほどそれに比例して改善され、そのためタイヤの赤道面に対して通常45°〜90°の間の角度がこれらの溝について選択される。
【0007】
また、乾燥した表面での走行専用に設計されたタイヤに関して、タイヤによって提供される磨耗抵抗、運動時の騒音水準、および滑らかな乗り心地を改善するために、縦方向および横方向の溝の数と幅が減らされる傾向にある。
【0008】
しかし、濡れた表面での走行については、よく知られた危険なハイドロプレーニング効果の発生を回避するためにタイヤのインプリント領域の下に集まる水を排水する役割を果たす周方向の溝に対しては特に、より大きな溝幅が望まれる。
【0009】
最後に、積雪した表面での走行に関しては、ラバー・オン・スノー摩擦よりスノー・オン・スノー摩擦の方が大きいことから、路面から拾い上げた雪を十分に捕らえるため多数の小さなノッチまたは溝が要求される。
【0010】
上述の内容から、特に乾燥した表面、濡れた路面、そして積雪した表面での走行に関して発生するこれらすべての相矛盾する要件を同時に満足する必要のある多目的タイヤを生産するに当たってどのような困難に遭遇するかは容易に理解できる。
【0011】
具体的にいうと、幅広の周方向溝の使用は、トレッドパターンのソリッド部分を増やして磨耗抵抗と運動時の騒音レベルを改善するために小さな溝を好む乾燥した表面での走行の要件と相矛盾し、また幅広の溝がトレッドパターンの自浄性を助けて、挙動特性、特に牽引力と路面保持性に制限を与えてしまう点で、積雪した表面での走行の要件とも相矛盾する。
【0012】
積雪した表面での使用には多くのノッチが必要であるが、乾燥した表面ではノッチの数が多いと各ブロックの変形も大きくなり、騒音レベルも上昇し、磨耗も増え、また走行安定性と乗り心地のよさも低下することから、乾燥した表面での走行の要件と相矛盾する。
【0013】
このため、現行の多目的タイヤは湿潤条件下でかなり良好な路面保持力を有するがこれは濡れた表面での走行専用に設計された現代のタイヤの路面保持力には及ばず、また積雪条件でのかなり良好な牽引力を有するがこれは冬季条件専用に設計されたタイヤで実現できる牽引力には及ばず、さらに乾燥した路面で一応満足できる磨耗抵抗と十分な路面保持力を有するがこれは市販されている最高の夏季タイヤと同一のレベルには達しないことになる。
EP−B1−0 826 523は、周方向に延在する溝によって、そしてまた横方向の溝によってショルダブロックの各列およびトレッドストリップの中央領域のブロックの各対列に分けられたトレッドストリッププロフィールを含む、特に冬季走行条件での使用に向けた車両タイヤを開示する。ブロック列の2つの対は、周方向に延在する中央溝によって互いに隔てられ、すべてのブロック列内にあるブロックは、それぞれ互いに平行でそして互いの下に延在する複数の細かい層状の切開部を備えている。ブロック列の対のブロック内に延在するそれらの切開部は、プロフィールのほぼ横方向を向いている。2つの対の中央ブロック列の各ブロックは、それぞれ周方向に対して鈍角に延在するノッチの長い方の部分によって、また周方向に対して鋭角に延在する横方向の溝の1つの部分によって互いに隔てられる。それぞれ中央の周方向の溝に隣接するブロック列の各ブロックは、このノッチの第二の部分によって互いに隔てられる。そしてもう2つのブロック列の各ブロックは横方向の溝の第二の部分によって互いに隔てられ、横方向の溝は周方向の溝から延在し、周方向の溝はショルダ側でノッチまで延在し上記ノッチで終わる。
特に、上記のノッチと横方向の溝は双方とも各周方向溝の中で終わる。
上記のタイヤは冬季走行条件での使用向けに設計されている。従って、すべての列のすべてのブロックは、複数の細かい層状切開部を備えている。しかし、細かい層状切開部を備えたすべてのブロックを有するタイヤトレッドは不規則な磨耗を受け、また運転者が振動と不安定感を感知しそれが不快感を催すことから、乾燥した道路上での走行には不向きである。
従って、上記のタイヤは乾燥した道路上で良好な性能を得るよう設計されてい ない。
【0014】
本発明の目的は、積雪した道路でも、またハイドロプレーニングについても優れた挙動を示し、また乾燥した道路でも良好な挙動を示すロードおよびオフロードタイプのタイヤを生産することである。
【0015】
本発明の第一の目的は、請求項1に記載の自動車用多目的タイヤである。
【0016】
本発明に基づくタイヤは、そのトレッドの中央領域がT字形の交点、つまり雪を捕らえてスノー・オン・スノー摩擦が得られるようにするデッドエンド交点を有する複数のクロスした斜めの溝を有することから、積雪した道路上では最適化された牽引力と制動を有する。
【0017】
上記の第一の斜め溝は、上記の赤道面の方向に近づくにつれて小さくなる幅を有するのが好ましい。実際、この特徴は雪を捕らえるのにも役立つことが指摘されている。
【0018】
上記の第一および第二の列の上記の第一および第二のブロックは、隣接し、斜めに拡開するのが有利である。
【0019】
上記の第一の各ブロックは、各ブロックが数字の1に似た全体形状を有するように、互いに対して斜めに延在する2つの部分を有するのが好ましい。
【0020】
そしてまた、上記の第二のブロックは実質的に台形形状をしている。
【0021】
上記の中央領域はまた、上記の赤道面と上記の第一および第二の周方向の溝の他方との間に配置された第三および第四のブロックを備え、この第三および第四のブロックは第三および第四の列を形成し、また上記の赤道面に対して斜めの方向に延在する第三および第四の溝によって互いに隔てられ、この第三の斜めの溝は上記の第四の斜めの溝に対して実質的に垂直に延在し、第三の斜めの溝の各々は、2つの連続した第四の斜めの溝とクロスし、その各々とともに実質的にT字形の各交点を形成するのが好ましい。
【0022】
上記の第三の斜めの溝は、上記の赤道面の方向へ近づくにつれて小さくなる幅を有するのが有利である。
【0023】
上記の第三および第四の列の上記の第三および第四のブロックは隣接して斜めに拡開し、この第三および第四の隣接ブロックは、上記の第一および第二の隣接ブロックとは反対の方向に傾斜しているのが好ましい。
【0024】
上記の第三のブロックは、各ブロックが数字の1に似た全体形状を有するように、互いに対して斜めに延在する2つの部分を有するのが好ましい。
【0025】
そしてまた、上記の第四ブロックは実質的に台形形状をしている。
【0027】
さらに、上記の第一ブロックのうちの少なくとも2つはまた、上記の第二の斜め溝に実質的に平行な第一の斜めサイプスによって互いに隔てられ、その第一の斜めサイプスは上記の第一斜め溝のうちの1つと上記赤道面に最も近い後者の端部で接続している。
【0028】
上記の第三ブロックのうちの少なくとも2つはまた、上記の第四斜め溝に実質的に平行なもう1つの別な斜め溝によって互いに隔てられ、そのもう1つの別な斜め溝が、上記の第三斜め溝のうちの1つと上記の赤道面に最も近い後者の端部でL字形結合により接続しているのが有利である。
【0029】
さらに、上記の第三のブロックのうちの少なくとも2つはまた、上記の第四の斜め溝に実質的に平行な第二の斜めサイプスによって互いに隔てられ、その第二の斜めサイプスは上記の第三の斜め溝の1つと上記赤道面に最も近い後者の端部で接続している。
【0030】
上記の中央領域は、周方向のリブと第三および第四の周方向の溝とをさらに備えるのが好ましい。
【0031】
上記の第三の周方向の溝は、上記の第一のブロックの列から上記の周方向のリブを隔て、上記の第五の斜め溝と上記の第一および第二の斜め溝とを備える第一の横方向のジグザグ経路によって、上記の第一の周方向の溝に通じているのが有利である。
【0032】
そしてまた、上記の第四の周方向の溝は、上記の第三のブロックの列から上記の周方向のリブを隔て、上記の第六の斜め溝と上記の第三および第四の斜め溝とを備える第二の横方向のジグザグ経路によって、上記の第二の周方向の溝に通じている。
【0033】
上記の第一の周方向の溝は、上記の第二の周方向の溝より幅が広いのが有利である。
【0034】
そしてまた、上記の第二の斜め溝は上記の第四の斜め溝より幅が広い。
【0035】
さらに、上記の第三および第四の周方向の溝が上記の第一の周方向の溝より幅が広い。
【0036】
1つの実施形態では、上記の第一および第二のブロックの各々は、上記の第三および上記の第四のブロックの面積に実質的に等しい面積を有する。
【0037】
別の実施形態では、上記の第一および第二のブロックの各々は、上記の第三および上記の第四のブロックの面積よりも実質的に小さい面積を有する。
【0038】
1つの実施形態では、上記の周方向のリブは、上記の赤道面と一致する中間平面を有する。
【0039】
別の実施形態では、上記の周方向リブは、上記の赤道面に対して偏心した中間平面を有する。
【0040】
上記の第一のブロックの各々は、上記の第二の斜め溝に実質的に平行な実質的に斜めの第三のサイプスの対と、上記の第一および上記の第二の斜め溝に実質的に平行な辺によって実質的に鉤形の形状をした第四のサイプスを有するのが好ましい。
【0041】
そしてまた、上記の第二のブロックの各々は、上記の第二の斜め溝に実質的に平行な3本の実質的に斜めの第五のサイプスを有する。
【0042】
さらに、上記の第三のブロックの各々は、サイプスを持たない。
【0043】
上記の第四のブロックの各々は、実質的に台形形状の各第四ブロックの形状に類似した、このブロックよりもサイズが小さい、実質的に台形形状の第六のサイプスを有するのが有利である。
【0044】
1つの実施形態では、上記の第三ブロックの各々は、上記の第四の斜め溝に実質的に平行な3本の実質的に斜めの第七サイプスを有する。
【0045】
そしてまた、上記の第四ブロックの各々は、上記の第四の斜め溝に実質的に平行な実質的に斜めの第八のサイプスの対を有する。
【0046】
上記の第一ブロックの各々は、上記の第二の斜め溝に実質的に平行な第九の斜めサイプスと、実質的にS字形の第十サイプスとを有するのが有利である。
【0047】
そしてまた、上記の各第二ブロックは、実質的にS字形の第十一中央サイプスと、上記の第二の斜め溝に実質的に平行で上記のS字形の第十一サイプスの各側に配置された2本の実質的に斜めの第十二サイプスとを有する。
【0048】
上記の各第三ブロックは、上記の第四の斜め溝に実質的に平行な2本の実質的に斜めの第十三サイプスと、実質的にS字形の第十四サイプスとを有するのが好ましい。
【0049】
さらに、上記の各第四ブロックは、実質的にS字形の中央の第十五サイプスと、上記の第四の斜め溝に実質的に平行で、上記のS字形の第十五サイプスの各側に配置された2本の実質的に斜めの第十六サイプスとを有する。
【0050】
上記の周方向のリブは、上記の第二と第四の斜め溝に実質的に平行な、実質的に斜めの第十七と第十八のサイプスを有するのが有利である。
【0051】
上記の第一ショルダ領域が、上記の赤道面に対して実質的に横方向で上記の第一の周方向溝に通じている第七の溝によって隔てられた、第五のショルダブロックを備え、上記の第二のショルダ領域が、上記赤道面に対して実質的に横方向で上記の第二の周方向溝に通じている第八の溝によって隔てられた、第六のショルダブロックを備えるのが好ましい。
【0052】
実質的に横方向の各第七溝は、各第二斜め溝に対して実質的に偏心した開口部を備えた接続部分を有するのが有利である。
【0053】
そしてまた、実質的に横方向の第八の各溝は、第四の斜め溝に実質的に同心の開口部を備えた接続部分を有する。
【0054】
別の実施形態では、実質的に横方向の第七の各溝は、実質的に横方向の第八の各溝よりも幅が広い。
【0055】
上記の第五の各ショルダブロックは、上記の赤道面に対して実質的に横方向の3本の第九のサイプスを有するのが好ましい。
【0056】
そしてまた、上記の第六の各ショルダブロックは、上記赤道面に対して実質的に横方向の第二十のサイプスを有する。
【0057】
ある実施形態では、上記の第六の各ショルダブロックは、上記赤道面に対して実質的に横方向の3本の第二十一サイプスを有する。
【0058】
別の実施形態では、上記の第五の各ショルダブロックは、実質的に横方向の2本の第二十二サイプスを有し、かかる第二十二サイプスの各々は、実質的に周方向の第二十三サイプスとクロスする。
【0059】
そしてまた、上記の第六の各ショルダブロックは、実質的にS字形の中央の第二十四サイプスと、上記のS字形の第二十四サイプスの各側に配置された実質的に横方向の2本の第二十五サイプスとを有する。
【0060】
本発明の第二の目的は、赤道面を有し、中央領域と第一および第二のショルダ領域とを有するトレッドを備え、その中央領域が上記の第一および第二のショルダ領域からそれぞれ第一および第二の周方向の溝によって隔てられ、その中央領域が上記赤道面と上記の第一および第二の周方向溝のうちの1つとの間に配置された少なくとも第一および第二のブロックを備えた自動車用多目的タイヤであって、上記の第一および第二のブロックが第一および第二の列を形成し、上記赤道面に対して斜め方向に延在する第一および第二の溝によって互いに隔てられ、上記の第一の斜め溝が上記の第二の斜め溝に対して実質的に垂直に延在し、上記の第一の斜め溝が上記の赤道面の方向に近づくにつれて小さくなる幅を有することを特徴とする、多目的タイヤである。
【0061】
上記の中央領域は、上記の赤道面と上記の第一および第二の周方向溝のうちの他方との間に配置された第三および第四ブロックをさらに備え、上記の第三および第四ブロックが第三および第四列を形成し、上記赤道面に対して斜めの方向に延在する第三および第四溝によって互いに隔てられ、上記の第三の斜め溝が上記の第四の斜め溝に対して実質的に垂直に延在し、上記の第三の斜め溝が上記赤道面の方向に近づくにつれて小さくなる幅を有するのが好ましい。
【0062】
本発明に基づくタイヤでは、中央領域および各ショルダ領域内のブロックは、雪の捕捉に貢献する複数のサイプスを有する。
【0063】
このタイヤはまた、ハイドロプレーニングに対して最適化された挙動を有する。これに対する貢献は、トレッドの内側ゾーンにおいて、トレッド外側ゾーンに存在する類似の周方向および横方向の溝よりも幅の広い、周方向および横方向の溝が存在することによってなされる。
【0064】
さらに、このタイヤは、乾燥した道路での牽引力、ブレーキング、およびコーナリングで良好な挙動を有する。
【0065】
この説明の過程で、そしてまた各請求項の中において、「リブ」という用語は、その2つの側面上で連続的に区切られたタイヤトレッドバンドのビードを意味し、「サイプス」という用語は幅が1mm以下のノッチを意味する。
【0066】
本発明の更なる特徴および利点は、以下の添付図の非限定的な例として示された実施形態を参照しながら説明される。
【0067】
図1、2、および3は、選択したコンパウンドのトレッド2を有する、自動車用多目的タイヤ1を示す。トレッド2は非対称タイプである。つまり、これは、反対の向きでなく所与の向きに自動車に取り付けられたとき、より効率的に働くのである。換言すると、このタイヤは好適に内部側壁(車両側)と外部側壁とを有する。タイヤ1は赤道面100を有する。
【0068】
トレッド2は中央領域3と2つのショルダ領域4と5を左右に有する。中央領域3は、周方向リブ6と、2つの深い周方向の溝7と8と、そして周方向のブロック列9、10、11、12を備える。リブ6は、赤道面100と一致する縦方向の中間平面を有する。中央領域3は、深い周方向の脇の溝13によってショルダ領域4から、そしてまた深い周方向の脇の溝14によってショルダ領域5から隔てられる。ショルダ領域4は、周方向のショルダブロック列15を備え、ショルダ領域5は周方向のショルダブロック列16を備える。
【0069】
周方向のブロック列9と10は、赤道面100の左側に配置され、周方向のブロック列11と12は赤道面の右側に配置される。ブロック列9は実質的に台形(不等辺四角形)の形状をしたブロック20を備え、ブロック列10は、各ブロックが数字の1に似た全体形状を有するように互いに斜めに延在する2つの部分を有するブロック21を備える。そしてまた、ブロック列11は、各ブロックが数字の1に似た全体形状を有するように互いに斜めに延在する2つの部分を有するブロック22を備え、ブロック列12は実質的に台形(不等辺四角形)の形状をしたブロック23を備える。隣接した列9と10のブロック20と21と、隣接した列11と12のブロック22と23は、魚骨形の配置で、斜めに拡開する(diverge obliquely)。列9と10の隣接ブロック20と21は、列11と12の隣接ブロック22と23に対して反対の傾斜を有する。
【0070】
列9と10のブロック20と21は、赤道面100に対して斜めの(対角の)方向に延在する溝24と25によって隔てられる。斜め溝24はそれぞれ赤道面に対して約20°の角度で傾斜した直線軸(rectilinear axis)を有する。斜め溝25もそれぞれ直線軸を有する。斜め溝24と25の軸は互いに実質的に垂直であり、約105°の角度を形成するが、約±10°の変動幅がある。斜め溝24はそれぞれ2つの連続する斜め溝25とクロスし、第一の斜め溝とはT字形交点(a T-shaped junction)26を、第二の斜め溝とはT字形交点27を、つまり2つの袋小路交点を形成する。
【0071】
斜め溝24は、狭い幅の部分124と、周方向の脇の溝13の方向へ近づくにつれて幅が大きくなる部分224とを有する。これらは実質的に拡開形状(divergent shape)を有する。
【0072】
ブロック21の対もまた、幅の狭い斜め溝28によって、または斜め溝25に実質的に平行な斜めサイプス29によって隔てられる。斜め溝28と斜めサイプス29は、周方向の溝7と連絡し、タイヤの周方向への進展に伴って交互に現れる。そしてまた、各斜め溝28は、赤道面100に最も近い側の各斜め溝24の端部とL字形結合により接続している。また、各斜めサイプス29は、赤道面100に最も近い側の各斜め溝24の端部と接続している。
【0073】
台形形状をした各ブロック20は、基本的に台形の形状をしたサイプス39を有する。台形形状をした各サイプス39は、台形形状の各ブロック20の形状に似た形状を有し、このブロックよりもサイズが小さい。
【0074】
ブロック21にはサイプスは存在しない。
【0075】
列11と12のブロック22と23は、赤道面100に対して斜めの方向に延在する溝30と31によって隔てられる。斜め溝30はそれぞれ赤道面に対して約20°の角度で傾斜した直線軸を有する。斜め溝31もそれぞれ直線軸を有する。斜め溝30と31の軸は互いに実質的に垂直であり、約105°±10°の角度を形成する。斜め溝30はそれぞれ2つの連続する斜め溝31とクロスし、第一の斜め溝とはT字形交点32を、第二の斜め溝とはT字形交点33を、つまり2つの袋小路交点を形成する。
【0076】
斜め溝30は幅の狭い部分130と、周方向の脇の溝14の方向へ近づくにつれて幅が大きくなる部分230を有する。これらの部分は実質的に拡開形状を有する。
【0077】
ブロック22の対もまた、幅の狭い斜め溝34によって、または斜め溝31に実質的に平行な斜めサイプス35によって隔てられる。溝34とサイプス35は、周方向の溝8と連絡し、タイヤの周方向への進展につれて交互に現れる。斜め溝34はそれぞれ赤道面100に最も近い側の斜め溝30の端部とL字形結合により接続している。そしてまた、斜めサイプス35はそれぞれ赤道面100に最も近い側の斜め溝30の端部と接続している。
【0078】
ブロック22はそれぞれ斜め溝31に実質的に平行な2本の斜めサイプス36と、斜め溝30と31に実質的に平行な辺によって実質的に鉤の形状をしたサイプス37とを有する。
【0079】
台形形状をしたブロック23はそれぞれ斜め溝31に実質的に平行な3本の斜めサイプス38を有する。
【0080】
ブロック20はブロック23と面積が等しく、ブロック21はブロック22と面積が等しい。
【0081】
ブロック22と23の各列は、タイヤが自動車に取り付けられる場合、トレッドの内側ゾーン(車両側)に配置されるのが好ましい。
【0082】
列11の各ブロック22は、シートの平面内にあり赤道面100を通過する軸を中心にして、列10のブロック21を180°回転させることによって得られる。このようにして得られたブロックは次にシートの平面内にあり赤道面100に垂直な軸に対して180°反対の向きに返される。また、列12の各ブロック23は、列9のブロック20から同様にして得られる。
【0083】
ショルダブロックの列15はショルダブロック40を備え、その各々は、実質的に長方形の形状をした部分と、実質的に平行四辺形の形状をした部分とから形成される。ブロック40は、周方向の脇の溝13と連絡する溝41によって互いに隔てられる。横方向の溝41はそれぞれ、赤道面100に対して実質的に横方向の部分と、斜めの接続部分とから形成される。この2つの部分は連続しており、それぞれの斜めの部分は、ブロック列9と10の斜め溝25のうちのの1つと実質的に同心の(concentric)開口部140を有する。ブロック40はそれぞれ、実質的に横方向の部分と、斜めの部分とから形成されるサイプス42を有する。
【0084】
ショルダブロックの列16はショルダブロック45を備え、その各々は、実質的に長方形の形状をした部分と、実質的に平行四辺形の形状をした部分とから形成される。ブロック45は、周方向の脇の溝14に通じている溝46によって互いに隔てられる。それぞれの横方向の溝46は、赤道面100に対して実質的に横方向の部分と、斜めの接続部分とから形成される。この2つの部分は連続しており、各斜め部分は、ブロック列11と12の斜め溝31に対して実質的に偏心した(eccentric)開口部146を有する。各ブロック45は実質的に横方向の1本のサイプス47と、サイプス47の各側に配置された2本のサイプス48とを有する。サイプス48は斜めの部分と実質的に横方向の部分とから形成される。
【0085】
タイヤ1では、溝7が、斜め溝28、24および25を備える曲がりくねったジグザグの横方向の経路によって、溝13に通じている。そしてまた、溝8は、斜め溝34、30および31を備える曲がりくねったジグザグの横方向の経路によって、溝14に通じている。
【0086】
周方向の溝14は、周方向の溝13よりも幅が広く、周方向の溝7と8は溝14よりも幅が広い。例えば、溝13は3〜5.5mmの幅を有し、溝14は4〜7mmの幅を有し、溝7と8は9〜11mmの幅を有する。
【0087】
斜め溝31は、溝24よりも幅が広い。例えば、斜め溝24は、4〜6mmの幅を有し、斜め溝31は4.5〜6.5mmの幅を有する。
【0088】
横方向の溝46は、横方向の溝41よりも幅が広い。例えば、溝41は5〜6.5mmの幅を有し、溝46は5.5〜7mmの幅を有する。
【0089】
溝7、8、13、および14は、7〜9.5mmの深さを有する。
【0090】
図4、5、および6は、タイヤ1の変形例を構成する非対称タイプの多目的タイヤ51を示し、タイヤ1の部分と同じ部分は同じ番号で示されている。タイヤ51は、周方向のリブ6が斜めのサイプス53と54を有するトレッド52を有する。各ブロック21が3本の斜めサイプス55を有する。台形形状のブロック20はそれぞれ2本の斜めサイプス56と面取りした縁部を有する。台形形状のブロック23それぞれも面取りをした縁部を有する。
【0091】
ブロック22と23の列は、タイヤが自動車に取り付けられるとき、トレッドの内部ゾーン(車両側)に配置されるのが好ましい。
【0092】
各ショルダブロック40は、横方向の部分と斜めの部分とから形成されるサイプス57と、サイプス57の各側に配される2本の横方向のサイプス58とを有する。各ショルダブロック40と45は面取りした縁部を有する。
【0093】
図7と8は、タイヤ1の別の変形例を構成する多目的タイヤ61を示し、同一の部分は同じ数字で示されている。タイヤ61は非対称タイプのトレッド62を有する。トレッド62では、周方向のリブ6が赤道面100に対して偏心した中間平面63を有する。
【0094】
ブロック列9と12はそれぞれ、3つの湾曲した辺と3つの丸められた縁部を有する実質的に台形形状(不等辺四角形)をしたブロック64と67を備える。ブロック列10と11はそれぞれ、各ブロックが3つの湾曲した辺と4つの丸められた縁部を有し、数字の1の形状に似た全体形状を有するように、互いに対して斜めに延在する2つの部分を有するブロック65と66を備える。ショルダブロック列15と16は、2つの湾曲した辺と2つの丸められた縁部を有し、実質的に平行四辺形の形状をしたショルダブロック68と69を備える。
【0095】
列9と10のブロック64と65は、湾曲した斜め溝70と71によって隔てられる。溝70はそれぞれ赤道面に対して約20°の角度で傾斜した軸を有する。溝70と71の軸は基本的に直角を成し、約105°±10°の角度を形成する。斜め溝70はそれぞれ2本の連続した斜め溝71とクロスして、最初の斜め溝とはT字形交点92を、第二の斜め溝とはT字形交点93を形成する。斜め溝70は、周方向の脇の溝13の方向に近づくにつれて大きくなり、実質的に拡開形状をした幅を有する。斜め溝72は周方向の溝7に通じている。ブロック65はまた、溝71と実質的に平行で周方向の溝7に通じている幅の狭い斜め溝72によって隔てられる。斜め溝72はそれぞれ、赤道面100に最も近い側の斜め溝70の端部とL字形結合により接続している。台形形状のブロック64はそれぞれ、S字形サイプス80と、サイプス80の各側に配置された2本の斜めサイプス81とを有する。各ブロック65はS字形サイプス82と2本の斜めサイプス83とを有する。
【0096】
列11と12のブロック66と67は、湾曲した斜め溝73と74によって隔てられる。溝73はそれぞれ赤道面に対して約20°の角度で傾斜した軸を有する。溝73と74の軸は実質的に直角を成し、約105°±10°の角度を形成する。斜め溝73はそれぞれ2本の連続した斜め溝74とクロスして、第一の斜め溝とはT字形交点94を、第二の斜め溝とはT字形交点95を形成する。斜め溝73は、周方向の脇の溝14の方向へ近づくにつれて大きくなり、実質的に拡開形状をした幅を有する。ブロック66はまた、溝74に実質的に平行で周方向の溝8に通じている幅の狭い斜め溝75によって隔てられる。斜め溝75はそれぞれ赤道面100に最も近い側の斜め溝73の端部とL字形結合により接続している。各ブロック66はS字形サイプス84と斜めサイプス85とを有する。台形形状のブロック67はそれぞれ、S字形状のサイプス86と、サイプス86の各側に配置された2本の斜めサイプス87とを有する。
【0097】
ブロック64はブロック67よりも大きな面積を有し、ブロック65はブロック66より大きな面積を有する。
【0098】
ブロック66と67の列は、タイヤが自動車に取り付けられたとき、トレッドの内部ゾーン(車両側)に配置されるのが好ましい。
【0099】
列15と16のショルダブロック58と69は、それぞれ湾曲した横方向の溝76と77によって隔てられる。ブロック68はそれぞれS字形のサイプス88と、サイプス88の各側に配置された2本の実質的に横方向のサイプス89とを有する。ブロック69はそれぞれ、横方向の溝77に通じている実質的に縦方向のサイプス91とクロスする実質的に横方向のサイプス90を有する。
【0100】
図9は、図7と8のタイヤ61の変形例を構成するタイヤ161のトレッド162を示している。トレッド162はトレッド62と同じパターンを有するが、その各ブロックにはサイプスが存在しない。
【0101】
図10と11は、図7と8のタイヤ61の他の変形例を構成する、タイヤ261のトレッド262と、タイヤ361のトレッド362とを示している。トレッド262と362はトレッド62と同一のパターンを有するのに対して、そのブロック内のサイプスは異なる形状を有する。
【0102】
タイヤ1、51、61、161、261、および361の構造は本来的に従来タイプのものであり、カーカス、カーカスを取り囲むトレッドバンド、そして上記タイヤを対応する取り付けリムに固定するためにビードワイヤと関連ビード充填剤で補強されたビードを終点とする一対の軸方向両側の側壁、とを備える。このタイヤはまたカーカスとトレッドバンドとの間に挿入されるベルト構造体を備えている。
【0103】
カーカスは、上記のビードワイヤに固定された1つ以上のカーカスプライで補強される一方、ベルト構造体は、各ストリップの中で互いに平行で、隣接ストリップのそれと一定の角度で交差し、できれば赤道面に対して対称的に傾斜し、互いの上に径方向に重なった金属コードを備えるゴム引き布の部分から形成された2つのベルトストリップを備える。好ましくは第三のベルトストリップも、周方向に配向された、つまり上記赤道面に対して0度に配向されたコード、できれば織布コード、さらにできれば熱収縮材料性のコードを備えて、径方向にもっと外側の位置に存在する。
【0104】
このタイヤは、例えば0.65〜0.30など断面積が非常に低いタイプのものであるのが好ましい。ここではこれらの値は、タイヤの右側部分の高さとその部分の最大弦(maximum chord)との比率の百分比を示している。この比率は、通常、当業界ではH/Cとして知られている。
【0105】
タイヤ1、51、61、161、261、および361の見本が作製され、そしてそれらが積雪した道路での牽引力とブレーキングの点で、またハイドロプレーニングに関する挙動において優れた値を有し、また湿潤条件および乾燥条件でのハンドリングが良好であることが、道路および走路で実施された従来型タイヤに対する比較試験によって実証された。
【0106】
本発明のタイヤは、冬季タイプ、夏季タイプ、および多目的タイプの市販タイヤと比較された。比較タイヤのトレッドは、図12、13、14、15、および16にそれぞれ示されたパターンX、Y、Z、V、およびWを有していた。第一のタイヤ(トレッドX)は夏季タイプであり、第二のタイヤ(トレッドY)は冬季タイプであり、第三のタイヤ(トレッドZ)は多目的(オールシーズン)タイプであり、第四のタイヤ(トレッドV)は多目的タイプであり、第五のタイヤ(トレッドW)は多目的タイプである。
【0107】
これらのタイヤを標準リムに取り付け、推奨使用圧力になるまで膨らませた。
【0108】
各試験の結果を以下に示す。
【0109】
試験I
雪の上での牽引力
Cというラベルの付いた図1〜3に示す本発明のタイヤについて試験を実行し、トレッドX、Y、およびZのタイヤと比較した。
【0110】
特に、本発明のタイヤのサイズは225/55 R17であった。これは、多目的タイヤとしては従来にないもので、ある自動車メーカー用に要求に基づいて特別に設計されたものである。
【0111】
トレッドX、Y、およびZを有するタイヤのサイズは225/60 R16、つまり、意味のある比較試験を実行するには、本発明のタイヤのサイズに最も近いサイズであった。特に、その直径は本発明のタイヤの直径に等しいものであった。
【0112】
自動車は、Audi「Hunter」4x4ロードプロトタイプであった。
【0113】
試験は、凍結した湖の表面で作製されたコンパクトスノーの層で覆われた走路上で実施された。
【0114】
雪上での牽引力試験は、ファーストギアにクラッチを入れた状態で実施されたスタンディングスタート(加速)であった。エンジンスピードを一定(4000または5000回転/分)に保持することによって、加速/牽引力曲線(自動車の質量は知られている)がスリップの関数として得られた。この曲線中の、スリップの2つの事前定義された間隔によって挟まれる(subtended)領域と、曲線の最大値が検討された。
【0115】
他の試験には、所定速度に到達するのに必要な時間と平均加速度を得るために、静止状態からのスタートも実施された。
【0116】
最大牽引力(N)が測定され、100に等しいとされる基準タイヤの最大牽引力を基準とした最大百分率力(Fmax%)として表現された。スリップの5〜55%の力の積分(F5−50%)も計算された。
【0117】
上記の試験の結果を以下の表1に示す。
【0118】
【表1】
【0119】
これらの結果は、本発明(C)のタイヤの牽引力が、最高の市販の多目的タイヤ(Z)のそれと実質的に同等であり、夏季タイプ基準タイヤ(X)のそれよりもずっとよく、そして冬季タイヤ(Y)のそれにのみ劣ることを示している。
【0120】
従来の多目的タイヤ(Z)の牽引力に対する本発明(C)のタイヤの牽引力の値における少しの差は、サイズの差(本発明のタイヤはより扁平でその結果より剛直)と、外側にサイプスが少ないことによって説明される。雪上での試験の結果は従って、比較タイヤに不利な立場にある。
【0121】
試験II
雪上での制動
実験条件は、50〜10km/hの速度から車の減速度(単位m/sec2)が測定され、100に等しいとされる基準タイヤの減速度に対する減速比率(a%)として表されることを除いては、試験1のそれと同じであった。
【0122】
雪上のブレーキングの試験は、例えば50または40km/hの初期速度からスタートし、最後の10または5km/hについては無視して、アンチロックブレーキシステム(アンチスキッドまたはABSシステム)を使用して実施された。
【0123】
制動距離および平均減速度が計算された。
【0124】
結果を、下の表2に示す。
【0125】
【表2】
【0126】
これらの結果は、本発明のタイヤ(C)のブレーキングが最高の市販多目的タイヤ(Z)のそれと実質的に同等であり、夏季タイプ(X)の基準タイヤのそれを大幅に上回ることを示している。
【0127】
試験III
乾燥した地面上での挙動とハイドロプレーニング条件下での試験
上記の試験I記載のタイヤを装備したAudi4x4ロードカーでは、乾燥した地面上と、直線およびカーブのハイドロプレーニング条件下での挙動が評価された。
【0128】
直線ハイドロプレーニング試験が、テストカーの通過後に自動的に入れ替えられる一定の所定深さの水の層を有する所定の長さの凹凸のないアスファルトの直線部分上で実施された。
【0129】
カーブでのハイドロプレーニングの試験は、所定の深さの水の層であふれた所定の長さのゾーンを最終区画に備える、所定の長さを有する一定の半径のカーブ上の凸凹のない乾燥したアスファルト上の走路の一区画上で実施された。
【0130】
結果を下記の表3に示す。
【0131】
【表3】
【0132】
これらの結果は、本発明のタイヤが、明らかに多目的タイプのトレッドを有しているにもかかわらず、事実上夏季タイヤ(X)のそれと同レベルの、乾燥条件および湿潤条件下における挙動、特に走路安定性を呈示することを示している。これらの結果より、ハイドロプレーニング試験を除いて、最高の多目的基準タイヤの結果を全体として上回っていることが明確にわかる。ハイドロプレーニング試験が除かれるのは、試験Iに関して既に説明された理由、つまり本発明のタイヤが、より広いインプリント領域を有し、そのためよりハイドロプレーニングを受けやすい、より扁平なプロファイルであるという理由からである。
【0133】
試験IV
雪上の牽引力
この試験は、図7と8に示す本発明のタイヤに対して実施され、トレッドVとWを有する多目的タイプのタイヤと比較された。試験を実施したすべてのタイヤは205/55 R16のサイズであった。
【0134】
特に、本発明のタイヤは次の通りラベルが添付された。
−E:図7および8
−ベース(第一の変形例):図7〜8のトレッドパターンであるがサイプスは存在しない(図9)
−E1(第二の変形例):図7〜8のトレッドパターンであるがサイプスが異なる(図10)
−E2(第三の変形例):図7〜8のトレッドパターンであるがサイプスが異なる(図11)
【0135】
本発明のすべてのタイヤは、同一コンパウンド製のトレッドを有する。
【0136】
これらの試験は、重量が1490kgでABSを装備したMercedes Benz C280を使って実施された。
【0137】
試験条件は、上記の試験I記載の条件と同一であった。
【0138】
雪上での牽引力の試験の結果を、表4に示す。
【0139】
【表4】
【0140】
これらの結果は、本発明のトレッドE、E1、およびE2の牽引力特性が比較タイヤ両方の牽引力特性よりも優れていることを示している。
【0141】
試験V
湿潤条件下でのブレーキング
自動車は、タイプEの本発明のトレッドを有するタイヤ、およびタイプWの比較タイヤを装着した試験IVの自動車であった。
【0142】
結果を下記の表5に示す。
【0143】
【表5】
【0144】
これらの結果は、本発明のトレッドEがWタイプの比較トレッドよりも優れた結果を出すことを示している。
【0145】
試験VI
直線でのハイドロプレーニング
試験は、上に記載の通りに実施された(試験III)。最初に、タイヤの密着の初期喪失が起こる速度(km/h)(V.Init)が記録され、次に密着が完全に喪失される速度(km/h)(V.end)が記録された。
【0146】
ハイドロプレーニング試験は、本発明のEタイプのタイヤとVおよびWタイプの比較タイヤを装着したMercedes Benz C280を使用して実施した。
【0147】
この試験の結果を表6に示す。
【0148】
【表6】
【0149】
これらの結果は、本発明のトレッドEを有するタイヤの直線ハイドロプレーニング特性が比較タイヤの直線ハイドロプレーニング特性より優れていることを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づいて作製された多目的タイヤの透視図である。
【図2】 図1のタイヤのトレッドの部分平面図である。
【図3】 図2の中で「III−III」とマークされた平面の断面図である。
【図4】 図1のタイヤの1つの実施形態の透視図である。
【図5】 図4のタイヤのトレッドの部分平面図である。
【図6】 図5の「VI−VI」とマークされた平面の断面図である。
【図7】 図1のタイヤの別の実施形態のトレッドの部分平面図である。
【図8】 図7の「VIII−VIII」とマークされた平面の断面図である。
【図9】 図7と8のタイヤのトレッドの実施形態の部分平面図である。
【図10】 図7と8のタイヤのトレッドの実施形態の部分平面図である。
【図11】 図7と8のタイヤのトレッドの実施形態の部分平面図である。
【図12】 従来型タイヤ(X、Y、Z、V、W)のトレッドである。
【図13】 従来型タイヤ(X、Y、Z、V、W)のトレッドである。
【図14】 従来型タイヤ(X、Y、Z、V、W)のトレッドである。
【図15】 従来型タイヤ(X、Y、Z、V、W)のトレッドである。
【図16】 従来型タイヤ(X、Y、Z、V、W)のトレッドである。
Claims (42)
- 赤道面(100)を有し、中央領域(3)と第一および第二ショルダ領域(5、4)とを有するトレッド(2;52;62;162;262;362)を備え、前記中央領域(3)が前記第一および第二ショルダ領域(5、4)からそれぞれ第一および第二周方向溝(14、13)によって隔てられ、前記中央領域(3)が前記赤道面(100)と前記第一および第二周方向溝の1つ(14)との間に配置された少なくとも第一および第二ブロック(22、23;66、67)を備え、前記の第一および第二ブロック(22、23;66、67)が第一および第二列(11、12)を形成し、前記赤道面(100)に対して斜めの方向に延在する第一および第二溝(30、31;73、74)によって互いに隔てられ、前記第一斜め溝(30;73)が前記第二斜め溝(31;74)に対して垂直に延在し、それぞれの第一斜め溝(30、73)が2つの連続する第二斜め溝(31、74)とクロスし、その各々とともにT字形の各交点(32、33;94、95)を形成する、自動車用多目的タイヤであって、前記第一ブロック(22;66)の少なくとも2つはまた、前記第二斜め溝(31;74)に平行な別の斜め溝(34、75)によって互いに隔てられ、該別の斜め溝(34;75)が前記第一斜め溝(30;73)のうちの一つと前記赤道面(100)に最も近い前記第一斜め溝(30;73)のうちの前記一つの端部でL字形結合により接続していることを特徴とする、自動車用多目的タイヤ。
- 前記中央領域(3)が、前記赤道面(100)と前記第一および第二周方向溝のうちの他方(13)との間に配置された第三および第四ブロック(21、20;65、64)をさらに備え、該第三および第四ブロックが第三および第四列(10、9)を形成し、前記赤道面(100)に対して斜め方向に延在する第三および第四溝(24、25;70、71)によって互いに隔てられ、前記第三斜め溝(24;70)が前記第四斜め溝(25;71)に対して垂直に延在し、各第三斜め溝(24;70)が2つの連続する第四斜め溝(25;71)とクロスし、その各々とともにT字形の各交点(26、27;92、93)を形成し、前記第三ブロック(21;65)のうちの少なくとも2つがさらに前記第四斜め溝(25;71)に平行なもう1つの他の斜め溝(28;72)によって互いに隔てられ、該もう1つの別の斜め溝(28;72)が前記第三斜め溝(24;70)のうちの1つと前記赤道面(100)に最も近い前記第三斜め溝(24;70)のうちの前記一つの端部でL字形結合により接続していることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記中央領域(3)が、周方向リブ(6)と第三および第四周方向溝(8、7)をさらに備える、請求項1または2に記載のタイヤ。
- 前記第三周方向溝(8)が、前記第一ブロック(22;66)の列から前記周方向リブ(6)を隔て、前記別の斜め溝(34;75)と前記第一および第二斜め溝(30、31;73、74)とを備える第一の横方向のジグザグ経路によって、前記第一周方向溝(14)に通じていることを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記第四周方向溝(7)が、前記第三ブロック(21;65)の列から前記周方向リブ(6)を隔て、前記もう1つの別の斜め溝(28;72)と前記第三および第四斜め溝(24、25;70、71)とを備える第二の横方向のジグザグ経路によって、前記第二周方向溝(13)に通じていることを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記第一ブロック(22)のうちの少なくとも2つが、さらに前記第二斜め溝(31)に平行な第一斜めサイプス(35)によって互いに隔てられ、該第一斜めサイプス(35)が前記第一斜め溝(30)のうちの1つと前記赤道面(100)に最も近い前記第一斜め溝(30)のうちの前記一つの端部で接続していることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第三ブロック(21)のうちの少なくとも2つが、さらに前記第四斜め溝(25)に平行な第二斜めサイプス(29)によって互いに隔てられ、該第二斜めサイプス(29)が前記第三斜め溝(24)のうちの1つと前記赤道面(100)に最も近い前記第三斜め溝(24)のうちの前記一つの端部で接続していることを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第一斜め溝(30、73)が前記赤道面(100)の方向へ近づくにつれて小さくなる幅を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第三斜め溝(24;70)が前記赤道面(100)の方向へ近づくにつれて小さくなる幅を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第一および第二列(11、12)の前記第一および第二ブロック(22、23;66、67)が隣接することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第一ブロック(22;66)が、各ブロックが数字の1の全体形状を有するように、互いに対して斜めに延在する2つの部分を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第二ブロック(23;67)が台形形状であることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第三および第四列(10、9)の前記第三および第四ブロック(21、20;65、64)が隣接し、前記第三および第四隣接ブロック(21、20;65、64)が前記第一および第二隣接ブロック(22、23;66、67)と反対の方向に傾斜していることを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第三ブロック(21;65)が、各ブロックが数字の1の全体形状を有するように、互いに対して斜めに延在する2つの部分を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第四ブロック(20、64)が台形形状であることを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第一周方向溝(14)が前記第二周方向溝(13)の幅より広いことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第二斜め溝(31)が前記第四斜め溝(25)の幅より広いことを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第三および第四周方向溝(8、7)が前記第一周方向溝(14)の幅より広いことを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記第一および第二ブロック(22、23)がそれぞれ前記第三および第四ブロック(21、20)の面積に等しい面積を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第一および第二ブロック(66、67)がそれぞれ前記第三および前記第四ブロック(65、64)の面積より少ない面積を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記周方向リブ(6)が前記赤道面(100)に一致する中間平面を有することを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記周方向リブ(6)が前記赤道面(100)に対して偏心した中間平面(63)を有することを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記第一ブロック(22)の各々が、前記第二斜め溝(31)に平行な1対の斜めの第三サイプス(36)と、前記第一および前記第二斜め溝(30、31)に平行な辺によって鉤形の形状をした第四サイプス(37)とを有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第二ブロック(23)の各々が、前記第二斜め溝(31)に平行な3本の斜めの第五サイプス(38)を有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第三ブロック(21)の各々が、サイプスがないことを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第四ブロック(20)の各々が、台形形状の各第四ブロック(20)の形状に類似した、このブロックよりもサイズが小さい、台形形状のブロックの辺を構成する第六サイプス(39)を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第三ブロック(21)の各々が、前記第四斜め溝(25)に平行な3本の斜めの第七サイプス(55)を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第四ブロック(20)の各々が、前記第四斜め溝(25)に平行な1対の斜めの第八サイプス(56)を有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第一ブロック(66)の各々が、前記第二斜め溝(74)に平行な第九斜めサイプス(65)と、S字形の第十サイプスとを有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第二ブロック(67)の各々が、S字形の第十一中央サイプス(86)と、前記第二斜め溝(74)に平行で前記S字形の第十一サイプス(86)の各側に配置された2本の斜めの第十二サイプスとを有することを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 前記第三ブロック(65)の各々が、前記第四斜め溝(71)に平行な2本の斜めの第十三サイプス(83)と、S字形の第十四サイプス(82)とを有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記第四ブロック(64)の各々が、S字形の中央の第十五サイプス(80)と、前記第四斜め溝(71)に平行で前記S字形の第十五サイプス(80)の各側に配置された2本の斜めの第十六サイプスとを有することを特徴とする、請求項2に記載のタイヤ。
- 前記周方向リブ(6)が、前記第二および第四斜め溝(31、25)に平行な斜めの第十七および第十八サイプス(53、54)を有することを特徴とする、請求項3に記載のタイヤ。
- 前記第一ショルダ領域(5)が、前記赤道面(100)に対して横方向で前記第一周方向溝(14)に通じている第七溝(46;77)によって隔てられた、第五ショルダブロック(45;69)を備え、前記第二ショルダ領域(4)が、前記赤道面(100)に対して横方向で前記第二周方向溝(13)に通じている第八溝(41;76)で隔てられた、第六ショルダブロック(40;68)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
- 横方向の各第七溝(46;77)が、各第二斜め溝(31;74)に対して偏心した開口部を備えた接続部分を有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 横方向の各第八溝(41;76)が、1つの第四斜め溝(25;71)と同心の開口部を備えた接続部分を有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 横方向の各第七溝(46;77)が、横方向の各第八溝(41;76)の幅より広いことを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 前記第五ショルダブロック(45)の各々が、前記赤道面(100)に対して横方向の3本の第十九サイプス(47、48)を有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 前記第六ショルダブロック(40)の各々が、前記赤道面(100)に対して横方向の第二十サイプス(42)を有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 前記第六ショルダブロック(40)の各々が、前記赤道面(100)に対して横方向の3本の第二十一サイプス(57、58)を有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 前記第五ショルダブロック(69)の各々が、横方向の2本の第二十二サイプス(90)を有し、第二十二サイプスの各々が、周方向の第二十三サイプス(91)とクロスすることを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
- 前記第六ショルダブロック(68)の各々が、S字形の中央の第二十四サイプス(88)と、前記S字形の第二十四サイプス(88)の各側に配置された2本の横方向の第二十五サイプス(89)とを有することを特徴とする、請求項34に記載のタイヤ。
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