JP4737887B2 - プレフィルドシリンジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンジ、特に、薬液等の液体を収納したプレフィルドシリンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
予め薬液等を収納したプレフィルドシリンジが知られている。このプレフィルドシリンジは、外筒と、この外筒内に挿入されたガスケットと、このガスケットに連結されたプランジャ(押し子)とを備え、外筒とガスケットとで囲まれる空間に、薬液が収納(密封)されている。
【0003】
このようなプレフィルドシリンジでは、使用時には、薬液の密封を解除し、プランジャを押圧操作してガスケットを外筒内で先端方向に摺動させ、薬液の排出を行なう。
【0004】
このとき、プランジャは、本来、その軸方向と同一方向に押圧移動するのが好ましいが、軸に対し傾いた状態で押圧されることがある。このような場合には、プランジャに連結されているガスケットも、プランジャに追従して斜めに傾き、すなわち軸ブレが生じる。その結果、ガスケットの外周縁部の一部が外筒内面から離れて隙間が生じ、この隙間から液漏れが発生するという問題がある。特に、薬液は、ガスケットにより加圧されるため、僅かな隙間ができても、液漏れが生じてしまう。
【0005】
この現象は、ガスケットとプランジャとの連結が螺合等の遊びがない機構によりなされている場合に顕著となる。
【0006】
このような液漏れを防止するために、プランジャの押圧を開始する際にプランジャが外筒内に深く挿入された状態とし、プランジャが斜めになりにくいようにすることが考えられる。しかし、この場合には、シリンジの全長が長くなり、小型化を図ることができないという欠点がある。
【0007】
また、他の方法として、ガスケットの全長を長くし、かつガスケットの外周に形成されるリング状凸部の幅を長くしたり数を増やしたりして、外筒内面との接触面積を増やすことが考えられる。しかし、この場合には、ガスケットの摺動抵抗が増し、プランジャを押圧して薬液を排出するのに大きな力が必要となるため、操作性が低下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、プランジャが斜めの姿勢で押圧操作された場合でも、ガスケットの変形を防止し、気密性、液密性を確保することができるプレフィルドシリンジ、特に、小型化に有利で、操作性を損なうことなく前記目的を達成できるプレフィルドシリンジを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(15)の本発明により達成される。
【0010】
(1) 外筒と、前記外筒内で摺動し得るガスケットと、前記ガスケットに連結され、前記ガスケットを移動操作するプランジャとを備え、前記外筒と前記ガスケットとで囲まれる空間に液体が収納されたプレフィルドシリンジであって、
前記プランジャの前記ガスケットの近傍に、曲げ応力が作用した際、折れ曲がりや破断を防止しつつ、前記ガスケットの前記外筒内面に作用すべき応力を減じ密着性を損なうことなく弾性変形し、かつその曲げ応力が解除されたらほぼ元の状態に復元するような首部を有することを特徴とするプレフィルドシリンジ。
【0011】
(2) 前記ガスケットと前記プランジャとの連結が、遊びがない機構によりなされている上記(1)に記載のプレフィルドシリンジ。
【0012】
(3) 前記遊びがない機構は、ネジの螺合によるものである上記(2)に記載のプレフィルドシリンジ。
【0013】
(4) 前記プランジャを押圧して前記液体の排出動作を行なう際に、前記首部は、前記外筒の内部に位置している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0014】
(5) 前記プランジャは、板片を十文字状に交差させた形状の本体部を有し、該本体部の基端に指当て部を有している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0015】
(6) 前記首部は、前記板片の一部を欠損させることにより形成されている上記(5)に記載のプレフィルドシリンジ。
【0016】
(7) 前記首部において、互いに直交する板片の一方はその板幅がプランジャの先端方向に向かって漸減し、他方はその板幅がプランジャの先端方向に向かって漸増する上記(5)に記載のプレフィルドシリンジ。
【0017】
(8) 前記首部において、互いに直交する板片の一方と他方とが、それぞれプランジャの長手方向の異なる箇所で欠損している上記(5)に記載のプレフィルドシリンジ。
【0018】
(9) 前記首部は、棒状をなしている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0019】
(10) 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間に設けられている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0020】
(11) 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、少なくとも前記第2のフランジの基端側に設けられている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0021】
(12) 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、少なくとも前記第1のフランジの先端側に設けられている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0022】
(13) 前記プランジャの前記ガスケットに隣接する位置に少なくとも1つのフランジを有し、前記首部は、前記フランジの基端側近傍および/または先端側近傍に設けられている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0023】
(14) 前記首部を形成する材料の曲げ弾性率が、500〜2000MPaである上記(1)ないし(11)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0024】
(15) 前記首部を形成する材料の引っ張り強度が、15〜50MPaである上記(1)ないし(14)のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のプレフィルドシリンジを添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1および図2は、それぞれ、本発明のプレフィルドシリンジの第1実施形態における分解状態および組み立て状態を示す部分縦断面図、図3は、図1および図2に示すプランジャを90°回転した位置から見たプランジャおよびガスケットの側面図、図4は、図3中のIV−IV線断面図、図5は、図3中のV−V線断面図、図6は、図1中のVI−VI線断面図である。なお、説明の都合上、図1〜図3中の上側を「基端」、下側を「先端」という。
【0027】
本実施形態のプレフィルドシリンジ(以下単に「シリンジ」と言う)1は、シリンジ内部に予め薬液等の液体が収納されたシリンジであって、外筒(シリンジ外筒)2と、外筒2内で摺動し得るガスケット3と、ガスケット3を移動操作するプランジャ(押し子)4とを備えている。ガスケット3は、プランジャ4の先端に連結されている。
【0028】
外筒2は、有底筒状の部材で構成され、底部21の中央部には、外筒2の胴部に対し縮径した縮径部22が一体的に形成されている。この縮径部22には、例えば、針管のハブ(図示せず)、コネクタ類等が嵌合、装着されて使用される。
【0029】
縮径部22の先端には、封止部材として、フィルム24が貼着され、縮径部22の内腔23を気密的に封止している。
【0030】
なお、縮径部22の封止方法は、フィルム24を用いたものに限らず、例えば、弾性栓やキャップ等(図示せず)により封止してもよい。
【0031】
また、外筒2の基端外周には、板状のフランジ25が一体的に形成されている。プランジャ4を外筒2に対し相対的に移動操作する際などには、このフランジ25に指を掛けて操作を行うことができる。
【0032】
外筒2の構成材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂が挙げられるが、その中でも、成形が容易であるという点で、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)のような樹脂が好ましい。
【0033】
なお、外筒2の構成材料は、内部の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
【0034】
本実施形態のシリンジ1では、外筒2とガスケット3とで囲まれる空間内に、予め液体7が液密に収納されている(図2参照)。
【0035】
液体7としては、例えば、ブドウ糖等の糖質注射液、塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、ワクチン、抗生物質注射液、造影剤、ステロイド剤、蛋白質分解酵素阻害剤、脂肪乳剤、抗癌剤、麻酔薬、覚せい剤、麻薬のような各種薬液、あるいは、蒸留水、消毒薬、流動食、アルコール等が挙げられる。
【0036】
外筒2の外周面には、目盛り27が形成されている(図1参照)。これにより、シリンジ1内の液体7の液量を把握することができる。
外筒2内には、弾性材料で構成されたガスケット3が収納されている。
【0037】
このガスケット3の外周部には、複数のリング状の突部31、32が全周にわたって形成されている。この突部31、32が外筒2の内周面26に対し密着しつつ摺動することで、液密性をより確実に保持するとともに、摺動性の向上が図れる。
【0038】
本実施形態では、ガスケット3の長手方向に沿って2つの突部31、32が形成されている。すなわち、ガスケット3の基端部と先端部のそれぞれに、突部31、32が形成されている。このうち、ガスケット先端側の突部32の基端側は、先端に向かって外径が漸増するようなテーパ面を有している。
【0039】
なお、本発明では、突部31、32の形成位置や個数、断面形状等は、これに限定されるものではない。
【0040】
また、ガスケット3には、その基端面に開放する中空部33が形成されている。この中空部33は、後述するプランジャ4のヘッド部が挿入(螺入)される。
中空部33の内面には、雌ネジ34が形成されている。
【0041】
ガスケット3の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の弾性材料が挙げられる。
【0042】
なお、ガスケット3は、その少なくとも外周部が前述のような弾性材料で構成されていれば良く、例えば、樹脂材料で構成された芯部(図示せず)を有し、この芯部の外周を覆うように弾性材料が配置された構成のものでもよい。この場合には、芯部に、雌ネジ34が形成されることとなる。
【0043】
このようなガスケット3には、ガスケット3を外筒2内で長手方向に移動操作するプランジャ4が連結(装着)されている。
【0044】
プランジャ4は、板片を十文字状に交差させた形状の本体部40を有しており、該本体部40の基端に、フランジ状の指当て部401が形成されている。この指当て部401を指等で押圧することによりプランジャ4を先端方向へ移動操作する。
【0045】
本体部40の先端側には、鍔状をなす第1のフランジ41と、該第1のフランジ41より基端側に位置する第2のフランジ42とが、本体部40と一体的に形成されている。第1のフランジ41と第2のフランジ42とは、所定間隔、例えば3〜50mm程度の間隔をおいてほぼ平行に設置されている。
【0046】
さらに、プランジャ4の第1のフランジ41より先端側には、ガスケット3の中空部33内に挿入され、ガスケット3と連結されるヘッド部(連結部)43が形成されている。
【0047】
ヘッド部43の外周には、中空部33の内面の雌ネジ34と螺合し得る雄ネジ44が形成されている。この雄ネジ44を雌ネジ34と螺合することにより、ガスケットとプランジャ4とが連結される(図2参照)。このような連結状態では、第1のフランジ41の先端面がガスケット3の基端面36と接触または密着する。
【0048】
なお、第1のフランジ41の先端面とガスケット3の基端面36との間に、僅かな隙間を設けることもできる。これにより、雄ネジ44と雌ネジ34の締め付け過ぎにより突部31が拡径し、ガスケット3の摺動性が低下することを防止することができる。
【0049】
このように、ガスケット3とプランジャ4との連結が螺合構造(遊びがない機構の一例)によりなされているため、これらの連結を確実に行なうことができ、また、ガスケット3に対するプランジャ4の着脱も容易に行なうことができる。
【0050】
なお、本発明において、ガスケット3とプランジャ4との連結構造は、螺合以外のもの、例えば、接着、融着等の固着、嵌合等の遊びがない機構であってもよく、あるいは、遊嵌等の遊びがある機構であってもよい。
【0051】
さて、本発明のシリンジ1は、プランジャ4のガスケット3の近傍に、曲げ応力が作用した際、ガスケット3の内周面26に作用すべき応力を減じ密着性を損なうことなく弾性変形し、かつその曲げ応力が解除されたらほぼ元の状態に復元するような首部5を有する。以下、この首部5の構成について詳述する。
【0052】
本実施形態のシリンジ1では、首部5は、第1のフランジ41と第2のフランジ42との間に設けられている。この首部5は、プランジャ4の一部として、他の部分と一体的に形成されている(後述する第2〜第6実施形態も同様)。
【0053】
また、シリンジ1の全体から見ると、首部5は、プランジャ4を先端方向へ押圧して液体7の排出動作を行なう際に、外筒2の内部に位置している(図2参照)。
【0054】
この首部5は、本体部40を構成する十文字状に交差させた板片の一部を欠損させることにより形成されている。
【0055】
すなわち、首部5において、互いに直交する板片45、46のうちの一方の板片45は、その板幅がプランジャ4の基端から先端方向に向かって漸減し(図1参照)、基端側(第2のフランジ42との接合部)を底辺とする二等辺三角形をなしている。また、首部5において、互いに直交する板片のうちの他方の板片46は、その板幅がプランジャ4の基端から先端方向に向かって漸増し(図3参照)、先端側(第1のフランジ41との接合部)を底辺とする二等辺三角形をなしている。
【0056】
例えば、プランジャ4の基端が図2中の横方向に移動するような力が作用した場合、首部5では、主に板片46の基端付近(細幅部分)で曲げが生じる。また、プランジャ4の基端が図1中の横方向(図2中の前後方向(紙面に垂直方向))に移動するような力が作用した場合、首部5では、主に板片45の先端付近(細幅部分)で曲げが生じる。
【0057】
首部5をこのような構成としたことにより、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0058】
プランジャ4の構成材料(特に首部5の構成材料)としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂が挙げられるが、その中でも、成形が容易であるという点で、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)のような樹脂が好ましい。
【0059】
次に、シリンジ1の使用方法の一例について説明する。
シリンジ1を使用する際には、まず、縮径部22の先端からフィルム24を剥離、除去して封止を解除し、縮径部22に例えば図示しない針管のハブ等を嵌合、装着する。
【0060】
次いで、プランジャ4の指当て部401に指を当て、プランジャ4を先端方向に押圧する。これにより、プランジャ4に連結されたガスケット3が外筒2内で先端方向に摺動し、外筒2内の液体7が縮径部22の内腔23および装着された針管内を通って排出される。
【0061】
この液体排出操作の際に、例えばプランジャ4の基端が図2中の矢印A方向の力を受け、プランジャ4が外筒2の中心軸に対し傾いた状態となったときには、首部5に曲げが生じる。すなわち、プランジャ4の傾斜による曲げ応力は、首部5が変形することにより吸収される。従って、当該曲げ応力はガスケット3に伝播されず、ガスケット3は、プランジャ4の傾斜に追従してその姿勢が変化(傾斜等)することが防止されるので、ガスケット3の突部31、32と外筒2の内周面26との間に隙間が形成されて液体7が漏れ出すということが防止される。
【0062】
なお、内部の液体7を残さず排出するため等に、プランジャ4をその長手方向に複数回往復移動させてもよい。
【0063】
また、プランジャ4を基端方向に引いて、縮径部22の先端開口から液体を吸引し、シリンジ1に導入する操作を行なってもよい。
【0064】
図7は、本発明のシリンジの第2実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図、図8は、図7に示すプランジャを90°回転した位置から見たプランジャおよびガスケットの側面図、図9は、図7中のIX−IX線断面図、図10は、図7中のX−X線断面図である。以下、これらの図に基づき、第2実施形態の構成を説明するが、前記第1実施形態と同様の事項についてはその説明を省略する。
【0065】
第2実施形態のシリンジは、首部5の構成が異なる以外は、前記第1実施形態と同様である。すなわち、第2実施形態のシリンジにおける首部5は、互いに直交する板片47、48の一方と他方とが、それぞれプランジャ4の長手方向の異なる箇所で欠損している。以下、詳述する。
【0066】
プランジャ4は、板片47と48とを十文字状に交差させた形状の本体部40を有しており、該本体部40の基端に、フランジ状の指当て部401が形成されている。また、本体部40の先端側には、前記第1実施形態と同様の第1のフランジ41および第2のフランジ42が形成されている。
【0067】
このプランジャ4において、首部5は、第1のフランジ41と第2のフランジ42との間および第2のフランジ42の基端側近傍に設けられている。そして、第1のフランジ41と第2のフランジ42との間では、板片47が欠損しており、第2のフランジ42の基端側近傍では、板片48が欠損している。
【0068】
例えば、プランジャ4の基端が図7中の横方向に移動するような力が作用した場合、首部5では、主に第1のフランジ41と第2のフランジ42との間の板片48で曲げが生じる。また、プランジャ4の基端が図8中の横方向(図7中の前後方向(紙面に垂直方向))に移動するような力が作用した場合、首部5では、主に第2のフランジ42の基端側近傍の板片47で曲げが生じる。
【0069】
首部5をこのような構成としたことにより、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0070】
図11は、本発明のシリンジの第3実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図、図12は、図11中のXII−XII線断面図である。以下、これらの図に基づき、第3実施形態の構成を説明するが、前記第1実施形態等と同様の事項についてはその説明を省略する。
【0071】
第3実施形態のシリンジは、首部5の構成が異なる以外は、前記第1実施形態と同様である。第3実施形態のシリンジにおけるプランジャ4は、板片47と48とを十文字状に交差させた形状の本体部40を有しており、該本体部40の基端に、フランジ状の指当て部401が形成されている。また、本体部40の先端側には、前記第1実施形態と同様の第1のフランジ41および第2のフランジ42が形成されている。
【0072】
このプランジャ4においては、第1のフランジ41と第2のフランジ42との間に、首部5が形成されている。
【0073】
この首部5では、板片47と板片48が共に欠損しており、中心部に棒状の軸部51を有している。図示の構成では、軸部51の断面形状は円形であるが(図12参照)、軸部51の断面形状はこれに限らず、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形や、楕円形など、いかなる形状のものでもよい。また、軸部51は、中実軸のみならず、中空軸であってもよい。
【0074】
このような構成の首部5では、軸部51の断面形状や太さ等を適宜設定することにより、所望の曲げ弾性を得ることができる。従って、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0075】
図13は、本発明のシリンジの第4実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図、図14は、図13中のXIV−XIV線断面図、図15は、図13中のXV−XV線断面図である。以下、これらの図に基づき、第4実施形態の構成を説明するが、前記第1実施形態等と同様の事項についてはその説明を省略する。
【0076】
第4実施形態のシリンジは、首部5の構成が異なる以外は、前記第1実施形態と同様である。第4実施形態のシリンジにおけるプランジャ4は、板片47と48とを十文字状に交差させた形状の本体部40を有しており、該本体部40の基端に、フランジ状の指当て部401が形成されている。また、本体部40の先端側には、前記第1実施形態と同様の第1のフランジ41および第2のフランジ42が形成されている。
【0077】
このプランジャ4においては、第2のフランジ42の基端側近傍に首部5が設けられている。
【0078】
この首部5では、板片47と板片48が共に欠損しており、中心部に棒状の軸部52を有している。図示の構成では、軸部52の断面形状は円形であるが(図14参照)、軸部52の断面形状はこれに限らず、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形や、楕円形など、いかなる形状のものでもよい。また、軸部52は、中実軸のみならず、中空軸であってもよい。
【0079】
このような構成の首部5では、軸部52の断面形状や太さ等を適宜設定することにより、所望の曲げ弾性を得ることができる。従って、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0080】
図16は、本発明のシリンジの第5実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。以下、これらの図に基づき、第5実施形態の構成を説明するが、前記第1実施形態等と同様の事項についてはその説明を省略する。
【0081】
第5実施形態のシリンジは、首部5の構成が異なる以外は、前記第1実施形態と同様である。すなわち、首部5は、プランジャ4の第1のフランジ41と第2のフランジ42との間および第1のフランジ41の先端側近傍に設けられている。首部5の、第1のフランジ41と第2のフランジ42との間の部分は、前記第1実施形態と同様の構造である。また、首部5の、第1のフランジ41の先端側近傍には、第1のフランジ41とヘッド部43とを連結する棒状の軸部53が設けられている。
【0082】
この軸部53が存在することにより、プランジャ4とガスケット3との連結状態、すなわちヘッド部43が中空部33に螺合(嵌合)した状態では、第1のフランジ41の先端面とガスケット3の基端面36とは、密着せず、所定距離離間している。
【0083】
図示の構成では、軸部53の断面形状は円形であるが、軸部53の断面形状はこれに限らず、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形や、楕円形など、いかなる形状のものでもよい。また、軸部53は、中実軸のみならず、中空軸であってもよい。
【0084】
このような構成の首部5では、板片45、46の形状、寸法とともに、軸部53の断面形状や太さ等を適宜設定することにより、所望の曲げ弾性を得ることができる。従って、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0085】
図17は、本発明のシリンジの第6実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。以下、これらの図に基づき、第6実施形態の構成を説明するが、前記第1実施形態等と同様の事項についてはその説明を省略する。
【0086】
第6実施形態のシリンジにおけるプランジャ4は、板片47と48とを十文字状に交差させた形状の本体部40を有しており、該本体部40の基端に、フランジ状の指当て部401が形成されている。また、本体部40の先端には、第1のフランジ41が形成されており、前記第1実施形態等のような第2のフランジ42は形成されていない。
【0087】
このプランジャ4においては、第1のフランジ41の先端側近傍に首部5が設けられている。すなわち、首部5は、第1のフランジ41とヘッド部43とを連結する棒状の軸部53で構成されている。
【0088】
この軸部53が存在することにより、プランジャ4とガスケット3との連結状態、すなわちヘッド部43が中空部33に螺合(嵌合)した状態では、第1のフランジ41の先端面とガスケット3の基端面36とは、密着せず、所定距離離間している。
【0089】
図示の構成では、軸部53の断面形状は円形であるが、軸部53の断面形状はこれに限らず、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形や、楕円形など、いかなる形状のものでもよい。また、軸部53は、中実軸のみならず、中空軸であってもよい。
【0090】
このような構成の首部5では、軸部53の断面形状や太さ等を適宜設定することにより、所望の曲げ弾性を得ることができる。従って、首部5に曲げ応力が作用した際、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形することができる。その結果、ガスケット3の姿勢の変化(傾斜等)による隙間の形成が防止され、液漏れを有効に防止することができる。
【0091】
本発明のシリンジにおいて、首部5の物理的特性(機械的強度等)は、特に限定されないが、首部5を形成する材料の曲げ弾性率(JIS K 6758)は、500〜2000MPa程度であるのが好ましく、800〜1500MPa程度であるのがより好ましい。このような範囲であると、特に、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形して曲げ応力を吸収することができるので、液体7の漏れを防止する効果が高い。
【0092】
首部5を形成する材料の引っ張り強度(破断強度、JIS K 6758)は、特に限定されないが、15〜50MPa程度であるのが好ましい。このような範囲であると、特に、首部5の折れ曲がりや破断を有効に防止しつつ、適度に弾性変形して曲げ応力を吸収することができるので、液体7の漏れを防止する効果が高い。
【0093】
例えば、首部5をポリプロピレンによりプランジャ4と一体的に形成し、その曲げ弾性率(JIS K 6758)を1000MPa程度、引っ張り強度を25MPa程度とすることができる。
【0094】
以上、本発明のシリンジを各実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。特に、プランジャの構造、首部の構造、ガスケットの構造等は、図示の構成に限定されず、同様の機能を発揮し得る任意のものとすることができる。
【0095】
特に、首部5は、前記各実施形態のものに限らず、弾性変形するよう構成されていれば、いかなる構成のものでもよく、例えば、比較的硬めに形成したバネ(コイルバネ等)のようなものであってもよい。
【0096】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のプレフィルドシリンジによれば、プランジャに作用した横方向等の力を首部の変形により吸収し、あるいは直進方向への推進力に変換することで、当該力がガスケットに直接伝達されることが防止され、それによるガスケットの変形、特にガスケットの変形による外筒内面との間の隙間の形成を防止することができる。そのため、予め液体が収納されているプレフィルドシリンジにおいて、ガスケットの変形による液漏れを防止することができる。
【0097】
また、本発明のプレフィルドシリンジは、組み立てが簡単であるとともに、組み立て時の液漏れも防止でき、連結されたプランジャとガスケットとが容易に離脱することもない。
【0098】
また、本発明のプレフィルドシリンジは、液漏れ防止の為に、全長の長い外筒を用いる必要がないため、シリンジの小型化を図ることができる。
【0099】
また、本発明のプレフィルドシリンジは、液漏れ防止の為に、全長が長いガスケットや密着性の高いガスケットなど、特殊なガスケットを用いる必要がないため、ガスケットの摺動性も良好に維持することができる。そのため、本発明のプレフィルドシリンジは、液体の排出、吸入等における操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレフィルドシリンジの第1実施形態(分解状態)を示す部分縦断面図である。
【図2】本発明のプレフィルドシリンジの第1実施形態(組み立て状態)を示す部分縦断面図である。
【図3】図1および図2に示すプランジャを90°回転した位置から見たプランジャおよびガスケットの側面図である。
【図4】図3中のIV−IV線断面図である。
【図5】図3中のV−V線断面図である。
【図6】図1中のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明のプレフィルドシリンジの第2実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。
【図8】図7に示すプランジャを90°回転した位置から見たプランジャおよびガスケットの側面図である。
【図9】図7中のIX−IX線断面図である。
【図10】図7中のX−X線断面図である。
【図11】本発明のプレフィルドシリンジの第3実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。
【図12】図11中のXII−XII線断面図である。
【図13】本発明のプレフィルドシリンジの第4実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。
【図14】図13中のXIV−XIV線断面図である。
【図15】図13中のXV−XV線断面図である。
【図16】本発明のプレフィルドシリンジの第5実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。
【図17】本発明のプレフィルドシリンジの第6実施形態におけるプランジャおよびガスケットの構造を示す正面図である。
【符号の説明】
1 シリンジ(プレフィルドシリンジ)
2 外筒
21 底部
22 縮径部
23 内腔
24 フィルム
25 フランジ
26 内周面
27 目盛り
3 ガスケット
31 突部
32 突部
33 中空部
34 雌ネジ
36 基端面
4 プランジャ
40 本体部
401 指当て部
41 第1のフランジ
42 第2のフランジ
43 ヘッド部
44 雄ネジ
45 板片
46 板片
47 板片
48 板片
5 首部
51 軸部
52 軸部
53 軸部
7 液体

Claims (15)

  1. 外筒と、前記外筒内で摺動し得るガスケットと、前記ガスケットに連結され、前記ガスケットを移動操作するプランジャとを備え、前記外筒と前記ガスケットとで囲まれる空間に液体が収納されたプレフィルドシリンジであって、
    前記プランジャの前記ガスケットの近傍に、曲げ応力が作用した際、折れ曲がりや破断を防止しつつ、前記ガスケットの前記外筒内面に作用すべき応力を減じ密着性を損なうことなく弾性変形し、かつその曲げ応力が解除されたらほぼ元の状態に復元するような首部を有することを特徴とするプレフィルドシリンジ。
  2. 前記ガスケットと前記プランジャとの連結が、遊びがない機構によりなされている請求項1に記載のプレフィルドシリンジ。
  3. 前記遊びがない機構は、ネジの螺合によるものである請求項2に記載のプレフィルドシリンジ。
  4. 前記プランジャを押圧して前記液体の排出動作を行なう際に、前記首部は、前記外筒の内部に位置している請求項1ないし3のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  5. 前記プランジャは、板片を十文字状に交差させた形状の本体部を有し、該本体部の基端に指当て部を有している請求項1ないし4のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  6. 前記首部は、前記板片の一部を欠損させることにより形成されている請求項5に記載のプレフィルドシリンジ。
  7. 前記首部において、互いに直交する板片の一方はその板幅がプランジャの先端方向に向かって漸減し、他方はその板幅がプランジャの先端方向に向かって漸増する請求項5に記載のプレフィルドシリンジ。
  8. 前記首部において、互いに直交する板片の一方と他方とが、それぞれプランジャの長手方向の異なる箇所で欠損している請求項5に記載のプレフィルドシリンジ。
  9. 前記首部は、棒状をなしている請求項1ないし6のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  10. 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間に設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  11. 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、少なくとも前記第2のフランジの基端側に設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  12. 前記プランジャの先端側に、第1のフランジと、前記第1のフランジより基端側に位置する第2のフランジとを有し、前記首部は、少なくとも前記第1のフランジの先端側に設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  13. 前記プランジャの前記ガスケットに隣接する位置に少なくとも1つのフランジを有し、前記首部は、前記フランジの基端側近傍および/または先端側近傍に設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  14. 前記首部を形成する材料の曲げ弾性率が、500〜2000MPaである請求項1ないし11のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  15. 前記首部を形成する材料の引っ張り強度が、15〜50MPaである請求項1ないし14のいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
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