JP3944275B2 - 容器兼用注射器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス製シリンダ内に、予め薬剤が充填されるとともに該薬剤の密封性を保つラバーストッパが挿入されてなる、いわゆる容器兼用注射器にかかわり、特願昭53−158143号に代表される1室式、あるいは特願昭61−147223に代表される2室式を問わず幅広く適用される容器兼用注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年開発された容器兼用注射器には、左右対称の円筒状のガラス製シリンダの一方端に、該シリンダの外径とほぼ等しいかあるいはそれよりわずかに小さい内径とされたプラスチック製の筒先を圧入・嵌着させ、この筒先を介して注射針が取り付けられるようになっているものがある。
【0003】
ここで、筒先にはシリンダとの嵌着方向先端部分に円筒部が形成されている。この円筒部は、その内部空間にラバーストッパを遊嵌させ得るように、該円筒部の内径がラバーストッパの外径よりもわずかに大きめに設定され、しかも、円筒部の内側には1本以上の縦溝が形成されている。
【0004】
このような構造であるために、当該容器兼用注射器を使用する際、プランジャーロッドの前進に伴い、シリンダに封止されていた薬剤が筒先方向へ移動し、同時にシリンダの前部に挿入されているラバーストッパがシリンダから筒先の円筒部内へ移動・嵌入し、薬剤が円筒部の内側縦溝を伝わって注射針に導かれ、これにより、シリンダ内の薬液が注射針へ導かれるようになっている。したがって、このような容器兼用注射器では、前側のラバーストッパを針で穿刺しなければならなかったこれまでの容器兼用注射器に比べて、ゴム栓の切り屑(コアリング)の発生を防止するという大きな長所を備えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した容器兼用注射器にあっては次の欠点があった。
すなわち、この種の容器兼用注射器は、前述のようにガラス製シリンダの一方端にプラスチック製の筒先を圧入・嵌着させる(実際には筒先を可能な範囲内で加熱して弾性強度を低下させ、この状態で圧入・嵌着させる)構造であるため、筒先には、一面では圧入を可能にする弾力性が求められ、同時に他方では、気密液密を保証できるだけの硬度が求められる。この結果、筒先に使用されるプラスチックは、その素材の選択範囲がきわめて狭く限定され、現時点の技術では透明性のあるプラスチック材料を使用することができず、不透明あるいは半透明のものを使用せざるを得なかった。そのため、使用者からは、筒先内の薬液の流れが見づらい、気泡の有無が確認しづらい、注射実施のための手技のひとつであるナースアスピレーションを行うことが難しい等の点が指摘されていた。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、筒先に使用される材料の選択幅が広がり、筒先部分に透明なプラスチック材料を使用することができる容器兼用注射器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、両端が開口してなる円筒状のガラス製シリンダと、このシリンダ内を気密・液密的に封止して薬液を充填・保管する空間を形成するシリンダ内に互いに離間して嵌合されている少なくとも前後2つの弾性ストッパと、前記シリンダの外径よりも内径を大きく設定されてシリンダの外方を覆う円筒本体の前端に注射針を取り付けるための筒先が設けられ、前記円筒本体の後端に使用者の指を係止するためのフランジが外方へ突出して設けられた筒状のホルダとを備え、前記筒先のシリンダとの嵌着方向の端部には、内径がシリンダ内の前側の弾性ストッパの外径より大きく、長さが該弾性ストッパの長さより長く設定された内部空間に該弾性ストッパを遊嵌させ得る円筒部が形成され、該円筒部の内側に縦溝が形成されており、前記ホルダの前記円筒本体の内周部と前記シリンダの前端外周部との間および前記円筒本体の内周部とシリンダの後端外周部との間には、それぞれ前側シール部材と後側シール部材が介在されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記前側シール部材の一部は、前記シリンダの前端面と前記ホルダの筒先形成用の段部端面との間に挿入されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記ホルダは、前記シリンダの外方を覆う筒状本体と、注射針を取り付けるための筒先とが別体とされ、前記筒状本体の前端には内フランジが設けられ、前記筒先の後端には外フランジが設けられ、それら内フランジと外フランジとは互いに係合していることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記前側シール部材は、互いに別体とされた前記筒状本体の内フランジと前記筒先の外フランジとの突き合わせ部を覆うように介在されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記ホルダの後端には内フランジが形成され、この内フランジが前記後側シール部材に嵌合することで、前記ホルダはその軸方向筒先側への移動が規制されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記ホルダは透明なプラスチック材料で作られていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
〈発明の第1の実施の形態〉
図1は本発明の第1の実施の形態を示す容器兼用注射器の全体断面図である。
すなわち、図中符号1は両端が開口してなる円筒状のガラス製シリンダであり、このシリンダ1内には前後2つのラバーストッパ2a、2bが互いに離間して嵌合されている。そして、このラバーストッパ2a、2bによってシリンダ1内には気密・液密的に封止された空間3が形成され、この空間3には薬液4が充填・保管される。
【0009】
シリンダ1の外方には筒状のホルダ5が設けられている。ホルダ5は、円筒本体6と筒先7とが一体に形成されたものであり、透明なプラスチック材料から作られる。
円筒本体6は、内径がシリンダ1の外径よりもやや大きく、かつ長さがシリンダ1の全長よりも長く設定されていて、シリンダ1を完全に外側から覆い得るように形成されている。円筒本体6の後端(ここでは、筒先側(図1における左側)を前側、その逆側(図1における右側)を後側と定める)に、使用者の指を係止するためのフランジ8が外方へ突出して設けられている。
【0010】
また、筒先7は、注射針を取り付けるためのテーパー部9が中央に設けられ、このテーパー部9の外方に注射針の針基フランジと係合する雌ねじ部10が設けられている。筒先7のシリンダ1との嵌着方向の端部には円筒部11が形成されている。この円筒部11は、その内部空間に前側のラバーストッパ2aを遊嵌させ得るように、該円筒部11の内径がラバーストッパ2aの外径よりもわずかに大きな値に設定されるとともに、その長さをラバーストッパ2aの全長よりも長く設定され、しかも、円筒部11の内側には1本以上の縦溝11aが形成されている。
【0011】
前記ホルダ5と前記シリンダ1との間には前側シール部材12と後側シール部材13がそれぞれ介在されている。前側シール部材12は、シリンダ1の前端外周部とホルダ5の内周部との間に介在されて、両者間を液密・気密に保持し、また、後側シール部材13は、シリンダ1の後端外周部とホルダ5の内周部との間に介在されて、シリンダ1がホルダ5から抜けるのを防止すると同時に、両者間を液密・気密に保持するものである。
【0012】
また、ホルダ5の筒先形成用の段部端面14にはシリンダ1の前端が当接される一方、ホルダ5の後端部に形成された内フランジ15は後側シール部材13を介して前記シリンダ1の後端を押圧している。これにより、ホルダ5は、シリンダ1に対して同軸状に保持された状態で、その径方向及び軸線方向の相対移動を規制されている。
前記ホルダ5の円筒本体6の前端部内周であって前記前側シール部材12と当接する箇所は内方に膨らむ凸部16が周方向に延びるように形成され、前側シール部材12に対してある程度の押圧力をもって当接するようになっている。
【0013】
なお、図1において符号17は後側のラバーストッパ2bに形成される雌ねじ部(図示略)に螺合されるプランジャーロッドであり、符号18は筒先7に螺合されて、テーパー部9をクリーンに保つキャップである。
【0014】
次に、上記構成の容器兼用注射器の作用について説明する。当該容器兼用注射器を使用する場合、使用者は中指及び人差し指をそれぞれ前記フランジ8に係合すると共に親指の腹部分をプランジャーロッド17の後端面に当て、該プラジャーロッド17を前方へ押し出す。このとき、シリンダ1とホルダ5とは軸線方向の相対移動が規制されているため、後側のラバーストッパ2bがプランジャロッド17の移動に伴い前方へ移動する。これと同時に、シリンダ1内の空間3に封止されている薬剤4が前方へ移動し、また、シリンダ1の前部に挿入されている前側のラバーストッパ2aも前方へ移動して、筒先7の円筒部11内に移動・嵌入する。
【0015】
その後、さらにプランジャーロッド17を押し続けることにより、薬剤4が円筒部11の内側の縦溝11aを伝わり、さらに筒先7に取り付けられた図示せぬ注射針に導かれる。つまり、シリンダ1内の薬液4が注射針へ導かれることとなる。
【0016】
ここで、ホルダ5はシリンダ1の外側に前側あるいは後側シール部材12、13を介して嵌合しており、ホルダ5自体が直接シリンダ1に圧入する必要がないことから、ホルダ5に要求されるのは、それらシール部材12、13から受ける押圧力に対抗できる強度を有することのみであり、従来のような適度の弾性力をもつことは要求されない。したがって、ホルダ5を製作する際の材料としては選択幅が広がり、従来では採用できなかった透明で硬さのあるプラスチック材料をも使用することが可能となった。
【0017】
このように、ホルダ5を透明で硬いプラスチック材料で製作することが可能であるため、前記シリンダ1が透明なガラス材料で作られていることと相俟って、使用者は、ホルダ5の筒先7内の薬液の流れを直接目で観察することができ、また、ホルダ5及びシリンダ1を介してシリンダ1の内部も観察することができる。この結果、筒先7内の薬液の流れや、シリンダ1内の気泡の有無を確認することができ、さらにシリンダ1内に血液が流れ込むのを容易に確認できることから、ナースアスピレーションを行うこともきわめて容易になる。
【0018】
また、ホルダ5とシリンダ1との間は、前側及び後側のシール部材12、13を介して気密・液密的にセットされるので、外部からシリンダ1内に湿気や細菌が侵入するのを確実に防止することができ、しかも、薬液4が外部へ漏れるのも防止できる。
なお、ホルダ5とシリンダ1との間にシール部材12、13を組付る方法としては、予めホルダ5の前端部と後端部にそれぞれシール部材12、13をそれぞれ配置させておき、後からホルダ5内にシリンダ1を挿入する方法、あるいは、逆に、シリンダ1の前端部と後端部にそれぞれシール部材12、13を嵌合させておき、後からそれらにホルダ5を被せる方法等が考えられる。
【0019】
〈発明の第2の実施の形態〉
図3は本発明の第2の実施の形態を示す。
図3はこの実施の形態の要部を示す断面図であり、この図からもわかるように、この実施の形態の特徴は、前側シール部材12の一部が、シリンダ1の前端面1aと前記ホルダの筒先形成用の段部端面14との間に挿入されている点である。シール部材12の形状は、単なる円筒状のものであっても、あるいは、前記シリンダの前端面1aとホルダの段部端面14との間に挿入される部分が、円筒状本体から内側へに突出して形成されてなるものであってもよい。
なお、他の構成は前記した第1の実施の形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0020】
この実施の形態では、前側シール部材12の一部がシリンダ1の前端面1aと前記ホルダの筒先形成用の段部端面14との間に挿入されているから、ホルダ5とシリンダ1との間のシール性が高まり、この結果、外部からシリンダ1内に湿気や細菌が侵入するのをより確実に防止することができ、しかも、薬液4が外部へ漏れるのもより一層防止できる。
【0021】
〈発明の第3の実施の形態〉
図4は本発明の第3の実施の形態を示す。
この実施の形態の特徴は、ホルダ20を構成する筒状本体21と筒先22とが別体となっている点である。
前記筒状本体21の前端には内フランジ23が設けられ、筒先22の後端には外フランジ24が設けられ、それら内フランジ23と外フランジ24とは互いに係合しており、これにより、筒先が筒状本体に対し前方へ相対移動するのを規制されている。また、内フランジ23と外フランジ24との突き合わせ係合部分25には前側シール部材12が当接され、内フランジ23と外フランジ24との間のシール性、言い換えれば筒先22と筒状本体21との間のシール性が確保されている。
なお、他の構成は前記した第1、第2の実施の形態と同様であるので、ここでもそれらの説明は省略する。
【0022】
このような構成によれば、前記した第2の実施の形態の効果を奏する他、さらに筒状本体21と筒先22が別体となっているため、製作コストを低減することができるという効果を奏する。
【0023】
〈変形例〉
なお、前記した実施の形態はあくまで例示であり、実施に当たり、適宜変形可能である。
例えば、ホルダ5、20の後端に設けるフランジ8の形状は、円形であってもあるいは多角形であってもよい。
また、前記実施の形態では、1室式を例に挙げて説明したが、本発明は勿論これに限られることなく、2室式あるいはそれ以上の複数式の容器兼用注射器でも、本発明が適用可能であるのは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シリンダの前端外周部および後端外周部とそれを覆う筒状のホルダの内周部との間に前側シール部材と後側シール部材とを介在させているので、ホルダ自体が直接シリンダに圧入する必要がないことから、ホルダに要求されるのは前側シール部材から受ける押圧力に対抗できる強度を有することのみであって、従来のような適度の弾性力は要求されない。したがって、ホルダを製作する際の材料としては選択幅が広がり、従来では採用できなかった硬くて透明なプラスチック材料をも使用することが可能となった。
また、ホルダを透明なプラスチック材料で製作する場合には、使用者は、ホルダ内の薬液の流れやシリンダ内の気泡の有無を目視により確認することができ、さらにシリンダ内に血液が流れ込むのを容易に確認できることから、ナースアスピレーションを行うこともきわめて容易になる。
加えて、ホルダに高精度加工が要求されないことからその分コストを低減でき、しかも不良品の発生を防止できる。
【0025】
請求項2記載の発明によれば、前側シール部材の一部を、シリンダの前端面とホルダの筒先形成用の段部端面との間に挿入しているから、シリンダとホルダ間のシール性をより確実なものとすることができ、外部からシリンダ内に湿気や細菌が侵入するのを確実に防止することができ、しかも、薬液が外部へ漏れるのも防止できる。
【0026】
請求項3記載の発明によれば、ホルダの筒状本体と筒先を別体としているため、ホルダの製作が容易になり、無理なくコストを低減することも可能となる。
【0027】
請求項4記載の発明によれば、前側シール部材によって、互いに別体とされた筒状本体の内フランジと筒先の外フランジとの突き合わせ部を覆うようにしているので、筒状本体と筒先との突き合わせ部のシール性をより確実なものとすることができる。
【0028】
請求項5記載の発明によれば、後側シール部材によってシリンダとホルダとの軸線方向への相対移動を規制しているので、容器兼用注射器の機能が損なわれることはない。
【0029】
請求項6記載の発明によれば、ホルダを透明なプラスチック材料で作るので、コストを低減した状態で、シリンダ内部を目視によって確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す容器兼用注射器を示す断面図である。
【図2】 同実施の形態の要部を示す拡大断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示す容器兼用注射器の要部を示す断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態を示す容器兼用注射器の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
1a シリンダの前端部
2a、2b ラバーストッパ
3 空間
4 薬液
5 ホルダ
7 筒先
8 フランジ
12 前側シール部材
13 後側シール部材
14 段部端面
15 内フランジ
20 ホルダ
21 筒状本体
22 筒先
23 内フランジ
24 外フランジ
25 突き合わせ部

Claims (6)

  1. 両端が開口してなる円筒状のガラス製シリンダ(1)と、
    このシリンダ内を気密・液密的に封止して薬液(4)を充填・保管する空間(3)を形成するシリンダ内に互いに離間して嵌合されている少なくとも前後2つの弾性ストッパ(2a,2b)と、
    前記シリンダの外径よりも内径を大きく設定されてシリンダの外方を覆う円筒本体(6)の前端に注射針を取り付けるための筒先(7)が設けられ、前記円筒本体の後端に使用者の指を係止するためのフランジ(8)が外方へ突出して設けられた筒状のホルダ(5)とを備え、
    前記筒先のシリンダとの嵌着方向の端部には、内径がシリンダ内の前側の弾性ストッパ(2a)の外径より大きく、長さが該弾性ストッパの長さより長く設定された内部空間に該弾性ストッパを遊嵌させ得る円筒部(11)が形成され、該円筒部の内側に縦溝が形成されており、
    前記ホルダの前記円筒本体の内周部と前記シリンダの前端外周部との間および前記円筒本体の内周部とシリンダの後端外周部との間には、それぞれ前側シール部材(12)と後側シール部材(13)が介在されていることを特徴とする容器兼用注射器。
  2. 前記前側シール部材(12)の一部は、前記シリンダの前端面(1a)と前記ホルダの筒先形成用の段部端面(14)との間に挿入されていることを特徴とする請求項1記載の容器兼用注射器。
  3. 前記ホルダ(20)は、前記シリンダの外方を覆う筒状本体(21)と、注射針を取り付けるための筒先(22)とが別体とされ、
    前記筒状本体の前端には内フランジ(23)が設けられ、前記筒先の後端には外フランジ(24)が設けられ、それら内フランジと外フランジとは互いに係合していることを特徴とする請求項1記載の容器兼用注射器。
  4. 前記前側シール部材は、互いに別体とされた前記筒状本体の内フランジ(23)と前記筒先の外フランジ(24)との突き合わせ部(25)を覆うように介在されていることを特徴とする請求項3記載の容器兼用注射器。
  5. 前記ホルダの後端には内フランジ(15)が形成され、この内フランジが前記後側シール部材に嵌合することで、前記ホルダはその軸方向筒先側への移動が規制されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの記載の容器兼用注射器。
  6. 前記ホルダは透明なプラスチック材料で作られていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器兼用注射器。
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