JP4737712B2 - 電力変換装置とその電源異常判定方法 - Google Patents

電力変換装置とその電源異常判定方法 Download PDF

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本発明は、電力変換装置とその電源異常判定方法に関する。
従来技術では、電力変換装置の直流電源電圧や交流電源電圧を測定し、電圧の状態が異常か正常か判定している。
従来の入力欠相検出手段をもった電力変換装置の例には特許文献1がある。図7は、従来技術を示したものであり、主回路にさらにダイオードを各入力相に追加することにより電圧検出回路で直流母線電圧を検出する場合の電力変換装置である。図中のPおよびNは直流母線の正極および負極をあらわし、101は3相交流電源、102〜107は、3相交流電源電圧を全波整流し直流電圧へ変換する3入力ダイオードブリッジ、108は、直流母線電圧平滑用コンデンサ、109は直流母線出力に接続する電気負荷、141〜143はカソードを各入力相に接続したダイオード、144は141〜143のアノードを互いに接続した部分と正極直流母線間に備えた直流電圧検出回路、145は144の電圧検出信号の状態より欠相を判別する欠相判別回路である。144の入力は直流電圧であり、前記直流電圧が所定の電圧以上の場合、前記入力と電気的に絶縁された電圧検出信号をオン出力とし、前記直流電圧が所定の電圧より小さい場合、前記電圧検出信号をオフ出力とし、電圧検出信号がオン・オフを繰り返す矩形波になった時、145の欠相判別回路で欠相と判別し欠相検出信号をオンとする欠相検出手段である。
図8は特許文献1で別の従来技術を示したものであり、直流母線電圧を直接電圧検出回路で検出する場合の電力変換装置である。図中のPおよびNは直流母線の正極および負極をあらわし、201は3相交流電源、202〜207は、3相交流電圧を全波整流し直流電圧へ変換する3入力ダイオードブリッジ、208は、直流母線電圧平滑用コンデンサ、209は直流母線出力に接続する電気負荷、244は直流母線の正極と負極間に備えた電圧検出回路、245は244の電圧検出信号の状態より欠相を判別する欠相判別回路、3入力ダイオードブリッジの正極側と平滑用コンデンサ正極間に備えた246は逆流防止ダイオードである。244の入力は直流電圧であり、前記直流電圧が所定の電圧以上の場合、前記入力と電気的に絶縁された電圧検出信号をオン出力とし、前記直流電圧が所定の電圧より小さい場合、前記電圧検出信号をオフ出力とし、電圧検出信号がオン・オフを繰り返す矩形波になった時、245の欠相判別回路で欠相と判別し欠相検出信号をオンとする欠相検出手段である。
特開2001−296324号公報(8頁、図1ならびに10頁、図6)
従来技術のように電力変換装置の直流母線電圧を検出し入力欠相検出を行う場合、主回路にダイオードを3個追加する必要があるが、一般的にこのダイオードは高耐圧であるため高価な検出回路となり、部品サイズも大きいため、回路実装スペースも大きくなる。また、絶縁回路が必要であるため、フォトカプラなどの寿命部品の採用が必須となる。さらに、直接直流母線電圧を検出する場合、負荷の状態により直流電圧が変化するため、安定した入力欠相検出はできない問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく、部品実装面積が小さい、安価な電源異常判定手段を搭載した電力変換装置と電源異常判定方法を提供することを目的とする。
求項に記載の発明は、3相交流電源を全波整流して直流電源を生成するダイオード
ブリッジと、前記直流電源の電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに並
列に接続されモータを駆動するインバータと、前記インバータを制御するインバータ制御
手段からなる電力変換装置において、前記インバータ制御手段は、速度指令と前記モータ
実速度からトルク指令を生成する速度制御手段と、トルク指令からモータを駆動するモー
タ駆動電流を生成するモータ駆動手段と、前記3相全波整流ダイオードの負極と前記コン
デンサの負極間に接続され電源電流信号を生成する電源電流信号生成手段と、前記インバ
ータの負荷状態が回生か力行か無負荷かを判定する負荷判定手段と、前記電源電流信号と
前記負荷状態から電源が正常か異常かを判定する電源異常判定手段を備え、前記電源異常判定手段は、前記電源電流信号から所定の時間の電源平均電流を生成する電源平均電流生成手段と、前記電源電流と前記電源電流平均電流を比較しパルス信号を生成するパルス信号生成手段と、前記パルス信号を電源周波数をカウント周期としてカウントするパルスカウンタ手段と、を備え、前記負荷判定手段が力行状態で、カウンタが5以下のときは電源異常と判定することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力変換装置において、前記電源平均電流
信号は、移動平均で求めることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力変換装置において、前記パルス信号生
成手段は、前記電源電流信号と所定の値を比較しパルス信号を生成することを特徴とする
ものである。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の電力変換装置において、前記負荷判定手段は、前記モータ実速度と前記トルク指令の極性を比較し、前記極性が同じ場合は力行状態、異なる場合は回生状態と判定する力行回生判定手段と、前記トルク指令の絶対値と前記実速度の絶対値とのどちらか一方が所定値以下の場合は無負荷状態と判定する無負荷判定手段と、備えることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力変換装置において、前記電源異常判定
手段は、電源投入から所定の時間は電源異常を無視することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、3相交流電源を全波整流して直流電源を生成するダイオード
ブリッジと、前記直流電源の電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに並
列に接続されモータを駆動するインバータと、前記インバータを制御するインバータ制御
手段からなる電力変換装置の電源異常判定方法において、速度指令と前記モータ実速度か
らトルク指令を生成するステップと、前記実速度と前記トルク指令が所定値よりも大きい
かどうかを比較するステップと、小さい場合は無負荷状態と判定して終了するステップと
、大きい場合は前記実速度と前記トルク指令の極性が正か負かを判定し、負の場合は回生
状態として終了するステップと、正の場合は力行状態として、電源電流信号から所定の時
間の電源平均電流信号を生成するステップと、前記電源電流信号と前記電源平均電流信号
を比較しパルス信号を生成するステップと、パルスカウンタで前記パルス信号を電源周波
数をカウント周期としてカウントするステップと、前記パルスカウンタのカウント周期最
終時に6のときは、力行状態と判定して終了し、6以外のときは電源異常として異常処理
をする判定するステップと、を備えることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力変換装置の電源異常判定方法において
、前記電源平均電流は移動平均によってもとめることを特徴とするものである。
本発明によれば、部品点数が少なく、部品実装面積が小さい、安価な電源異常判定手段を搭載した電力変換装置と電源異常判定方法を提供できる。
以下、本発明について図を用いて説明する。図4は3相交流電源を直流電源に変換する電力変換器の基本構成を示すブロック図である。図4において、41は3相交流電源を直流電源に変換するダイオードブリッジ、42は、負荷、43は直流電源電圧を平滑する平滑コンデンサ、45は直流電源の電流信号を生成する電流信号生成手段、46は突入電流防止抵抗、47はスイッチ、48は3相交流電源である。突入電流防止抵抗46は電源投入時に平滑コンデンサ43を充電する電流がダイオードブリッジ41を破壊しない値に抑えるために設置される。図5は、この回路に基づくシミュレーションである。シミュレーションの条件は、制御時間Tspl=0.1ms、電源3相50Hz200V、電源各相抵抗Ra=0.03Ω、電源各相インダクタンスLa=0.01mH、直流電源インダクタンスLdc=0.1mH、直流電源抵抗Rdc=0.01Ω、平滑コンデンサ容量C=8800μF、突入電流防止抵抗Rr=0.5Ω、突入電流防止時間Tr=10ms、負荷電力印加開始時間Tstart=60ms、負荷電力増加率α=0.25kw/msである。電源投入時は直流電源電流Idcは突入電流防止抵抗に制限されて平滑コンデンサを充電するが電源周波数の半周期以上連続する。また、負荷電力が無負荷の時は直流電源電流は流れない。通常の負荷電力状態では、電源周波数の6倍の周波数の正弦波パルス状の電流が流れる。さらに、20kWを超える重負荷電力になると直流電源電流は連続する。また、負荷がインバータとモータの場合で回生モードの時は直流電源電流は流れない。本発明は、通常の負荷状態では直流電源電流が電源周波数の6倍の周波数をもつ正弦波状パルスになることを利用して、電源異常かどうか判定するものである。例えば、電源の各相電圧が不平衡の場合のシミュレーションを図5に示す。シミュレーションの条件は3相電減の1相が95%の電圧になった場合であり、通常負荷状態でも直流電源電流は電源周波数の6倍の周波数にはならないので電源が不平衡であることが判定される。さらに、3相電源の1相が断線した場合のシミュレーションを図6に示す。もはや3相ではなく単相であり、直流電源電流は電源周波数の2倍の周波数になり、欠相と判定される。
なお、図5〜図7のパルス信号は、制御時間Tsplごとに直流電源電流Idcの移動平均を20制御時間分とって電源平均電流Idcavをもとめ、直流電源電流Idcと比較してパルス化したものである。
図1は本発明の第1の実施例である。図1において、1はダイオードブリッジ、2はインバータ、3は平滑コンデンサ、4はインバータ制御手段、5は電源電流信号生成手段、6は負荷判定手段、7は電源異常判定手段、8は電源処理手段、9は速度制御手段、10はモータ駆動手段である。また、11は3相交流電源、12はモータ、13はエンコーダである。
次に動作について説明する。速度制御手段は速度指令と実速度の速度偏差をPID処理をしトルク指令を生成する。図示していないが、詳細を説明すると、速度偏差に速度制御比例ゲインKvを乗算し、第1のトルク指令Tref1(k)を生成する。kは現在の制御期間であることを表し、k−1は1制御時間前の期間であることを表す。次に第1のトルク指令Tref1(k)を制御時間Tspl積分して速度制御積分時間Tviで除し第2のトルク指令Tref2(k)を生成する。さらに、第1のトルク指令Tref1(k)と1制御時間前の第1のトルク指令Tref1(k−1)の差をとり、速度制御微分時間Tvdを乗じ、制御時間Tsplで除して第3のトルク指令Tref3を生成する。最後に第1〜第3のトルク指令を加算してトルク指令Tref(k)とする。モータ駆動手段は、トルク指令Tref(k)を電流指令Imref(k)に変換し、モータ電流の電流信号Imfb(k)との差をとり、速度制御同様にPID処理をして、電圧指令を生成する。さらに電圧指令をPWM変調してインバータを構成する6ブリッジのIGBTのゲート信号を生成し、インバータを駆動し、モータに電流を供給してトルクを発生させる。エンコーダ13はモータの位置信号pfb(k)を生成する。インバータ制御手段は位置信号pfb(k)とpfb(k−1)の差分をとり制御時間Tsplで除して速度信号vfb(k)を生成する。負荷判定手段6はトルク指令Tref(k)と速度信号vfb(k)の絶対値をあらかじめ決めた所定値と比較し、どちらか一方が小さければ無負荷状態と判定する。さらに、両方とも所定値よりも大きくトルク指令Tref(k)と速度信号vfb(k)の極性が同じであれが力行状態、極性が異なれば回生状態と判定する。電源異常判定手段7は図2に示すように平均化手段21、パルス信号生成手段、パルスカウンタ23、ラッチ手段24、シーケンス信号生成手段25、判定手段26で構成される。平均化手段21は電源電流信号生成手段5で生成された電流信号Ifb(k)を所定回数移動平均しIfbav(k)を生成する。次にパルス信号生成手段22は電流信号Ifb(k)と平均電流Ifbav(k)とを比較してパルス信号を生成する。さらに、パルスカウンタ23はパルス信号を電源周波数の周期ごとにカウントする。シーケンス信号生成手段25は電源周波数に同期してパルスカウンタ23のカウント値をラッチし、すぐにパルスカウンタ23をクリアするという動作を繰り返す。ラッチ手段24には、電源周波数の1周期にいくつのパルス信号があったかを次の電源周期の間保持する。判定手段26はラッチ手段のパルスカウント値と負荷判定手段6の状態から、電源が異常かどうか判定する。力行状態で、パルスカウント値が6のときは正常、それ以外のときは異常である。連続して異常になる回数が所定の回数以上続けば、電源異常として異常処理手段8が、負荷を電気的に切り離し、異常信号を外部に出力し、電源を遮断する。また、電源投入時には、電源電流が過渡的に変化するので、電源異常判定を無視する電源投入判定ディレイタイマ20msを設け、異常処理手段8に組み込んでいる。
次に本発明の電力変換装置の電源異常判定方法について図9に基づき説明する。図9において、ステップST1で、電源投入から所定時間経過したかどうか判定し経過していればステップST2に移行し、経過していなければ終了する。次にステップST2で速度指令とモータ実速度の速度偏差をPID処理をしてトルク指令を生成し、ステップST3でモータ実速度の絶対値があらかじめ決めた所定値よりも大きいかどうか判定し、大きければステップST4へ移行し、小さければステップST11へ移行する。次に、ステップST4でトルク指令の絶対値があらかじめ決めた所定値よりも大きいかどうか判定し、大きければステップST5へ移行し、小さければステップST12へ移行する。次に、ステップST5で、トルク指令の極性と実速度の極性が同じかどうか判定し、同じであれば、ステップST6へ移行し、異なればステップST13へ移行する。次に、ステップST6で、電流信号を所定の時間積分し、平均電流信号を生成する。次にステップST7で電流信号と平均電流信号を比較してパルス信号を生成する。ステップST8で、パルス信号を電源周波数の周期分カウントしパルスカウント値を生成する。次にステップST9でパルスカウント値が6かどうか判定し、6でなければステップST10で電源異常と判定し、異常処理を行う。パルスカウント値が6であれば、正常な力行状態であると判定する。
本発明は、工作機械、ロボット、一般産業機械などインバータおよびサーボが使用される用途に適用できる。
本発明の構成を示すブロック図 本発明の電源異常判定手段を示すブロック図 本発明の原理を説明するシミュレーションのブロック構成図 正常時のシミュレーション結果 3相電源が不平衡電圧であるときのシミュレーション結果 3相電源の1相が欠相しているときのシミュレーション結果 従来技術の入力欠相検出回路1 従来技術の入力欠相検出回路2 本発明の電源異常判定方法を示すフローチャート
符号の説明
1 ダイオードブリッジ
2 インバータ
3 平滑コンデンサ
4 インバータ制御手段
5 電源電流信号生成手段
6 負荷状態判定手段
7 電源異常判定手段
8 異常処理手段
9 速度制御手段
10 モータ駆動手段
11 3相交流電源
12 モータ
13 エンコーダ
21 平均化手段
22 パルス信号生成手段
23 パルスカウンタ
24 ラッチ手段
25 シーケンス信号生成手段
26 判定手段
41 ダイオードブリッジ
42 負荷抵抗
43 平滑コンデンサ
45 電源電流信号生成手段
46 突入電流防止抵抗
47 スイッチ

Claims (7)

  1. 3相交流電源を全波整流して直流電源を生成するダイオードブリッジと、前記直流電源
    の電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに並列に接続されモータを駆動
    するインバータと、前記インバータを制御するインバータ制御手段からなる電力変換装置
    において、
    前記インバータ制御手段は、速度指令と前記モータ実速度からトルク指令を生成する速
    度制御手段と、トルク指令からモータを駆動するモータ駆動電流を生成するモータ駆動手
    段と、前記3相全波整流ダイオードの負極と前記コンデンサの負極間に接続され電源電流
    信号を生成する電源電流信号生成手段と、前記インバータの負荷状態が回生か力行か無負
    荷かを判定する負荷判定手段と、前記電源電流信号と前記負荷状態から電源が正常か異常
    かを判定する電源異常判定手段を備え、
    前記電源異常判定手段は、前記電源電流信号から所定の時間の電源平均電流を生成する
    電源平均電流生成手段と、前記電源電流信号と前記電源平均電流を比較しパルス信号を生成するパルス信号生成手段と、前記パルス信号を電源周波数をカウント周期としてカウントするパルスカウンタ手段と、を備え、前記負荷判定手段が力行状態で、カウンタが5以下のときは電源異常と判定することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電源平均電流信号は、移動平均で求めることを特徴とする請求項記載の電力変換
    装置。
  3. 前記パルス信号生成手段は、前記電源電流信号と所定の値を比較しパルス信号を生成す
    ることを特徴とする請求項記載の電力変換装置。
  4. 前記負荷判定手段は、前記モータ実速度と前記トルク指令の極性を比較し、前記極性が
    同じ場合は力行状態、異なる場合は回生状態と判定する力行回生判定手段と、前記トルク
    指令の絶対値と前記実速度の絶対値とのどちらか一方が所定値以下の場合は無負荷状態と判定する無負荷判定手段と、備えることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  5. 前記電源異常判定手段は、電源投入から所定の時間は電源異常を無視することを特徴と
    する請求項記載の電力変換装置。
  6. 3相交流電源を全波整流して直流電源を生成するダイオードブリッジと、前記直流電源
    の電圧を平滑する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサに並列に接続されモータを駆動
    するインバータと、前記インバータを制御するインバータ制御手段からなる電力変換装置
    の電源異常判定方法において、
    速度指令と前記モータ実速度からトルク指令を生成するステップと、
    前記実速度と前記トルク指令が所定値よりも大きいかどうかを比較するステップと、
    小さい場合は無負荷状態と判定して終了するステップと、
    大きい場合は前記実速度と前記トルク指令の極性が正か負かを判定し、負の場合は回生
    状態として終了するステップと、
    正の場合は力行状態として、電源電流信号から所定の時間の電源平均電流信号を生成す
    るステップと
    前記電源電流信号と前記電源平均電流信号を比較しパルス信号を生成するステップと、
    パルスカウンタで前記パルス信号を電源周波数をカウント周期としてカウントするステ
    ップと、
    前記パルスカウンタのカウント周期最終時に6のときは力行状態として終了し、以外
    のときは電源異常として異常処理をするステップと、
    を備えることを特徴とする電力変換装置の電源異常判定方法。
  7. 前記電源平均電流は移動平均によってもとめることを特徴とする請求項記載の電力変
    換装置の電源異常判定方法。
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