JP4736932B2 - クローラ及びこれを備えた作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ショベルや解体機等の作業機械に設けられるクローラに関する技術である。
従来から、バケット等を先端に具備するアタッチメントが装着される上部体と、この上部体が搭載される下部走行体とを備えた作業機械が知られている。
前記下部走行体には、その駆動機構としてクローラを備えたものがある。
前記クローラは、前後一対の従動輪と駆動輪との間に巻回されたクローラベルトを、前記駆動輪の回転駆動に応じて回転させることにより走行可能とされている。
この種のクローラは、前記クローラベルトを回転させて走行するため、当該クローラベルトに付着した土砂がクローラの上方に巻き上げられることがあり、このような土砂の巻上げを防止すべく、クローラにはカバーを備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1のクローラカバーは、クローラの上部を覆うとともに、その前後端部にそれぞれ形成された一対の排土板を備えている。
前記各排土板は、クローラ(クローラベルト)の上面に臨んで配設され、当該クローラに付着した土砂を機体の外側(左右方向)へ掻き落とすようになっている。
実開平4−137984号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術では、クローラ(クローラベルト)の上部を覆うクローラカバーに対し排土板を設けるようにしているので、クローラベルトに付着した土砂を効果的に掻き落とすためには、クローラカバー自体を前後方向に大きくせざるを得ないという問題があった。
つまり、クローラベルトは、その接地位置から従動輪回りに上方へUターンする方向、又は前記接地位置から駆動輪回りに上方へUターンする方向に循環動作するため、このような循環動作を行うクローラベルトに付着した土砂がクローラの上方に巻き上げられるのを抑制するためには、クローラの前後位置であって前記Uターン後の上方位置で土砂を掻き落とすことが必要となる。
ここで、特許文献1の技術では、クローラベルトを覆うクローラカバーにそれぞれ排土板を形成するようにしているので、前記のような掻き落としに適したクローラの前後位置に排土板を配置しようとすると、必然的にクローラカバー自体が前後に大きなものとなってしまう。
したがって、特許文献1のクローラカバーを採用した場合、クローラカバーが前後に大きなものとなるため、その材料費が高くなりコスト高となるだけでなく、重量が大きくなり当該クローラカバーを着脱する際の作業性が悪かった。
さらに、特許文献1のクローラカバーは、クローラベルトの上面を前後長距離にわたり覆う構成とされるため、クローラカバーとクローラベルトの上面との間に土砂が入り込んでしまった場合には、当該土砂がクローラベルトクローラカバーとの間で前後長距離にわたり引きずられることになり、当該クローラベルト又はクローラカバーの寿命を縮めるおそれもあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、クローラベルトを広い範囲で覆うことなく、当該クローラベルトに付着した異物を効果的に掻き落とすことができるクローラ及びこれを備えた作業機械を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、前後一対の従動輪及び駆動輪と、これら両輪を回転可能に保持するフレームと、前記従動輪と駆動輪との間に巻回されるクローラベルトと、このクローラベルトの外側面に付着した異物を掻き落とすための掻き落とし手段とを有するクローラであって、前記掻き落とし手段は、前記従動輪から前記駆動輪側へ移動する前記クローラベルトに付着した異物を掻き落とすことが可能な第一端面を有する第一除去部材と、前記駆動輪から従動輪側へ移動するクローラベルトに付着した異物を掻き落とすことが可能な第二端面を有する第二除去部材とを備え、前記第一除去部材及び第二除去部材は、前記第一端面が従動輪の上方に配置され、かつ、第二端面が前記駆動輪の上方に配置されるように、前後に相離間した位置でフレームに取り付けられ、前記第一除去部材に設けられた第一取付部と、前記第二除去部材に設けられた第二取付部とをさらに備え、前記第一除去部が第一取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられる一方、前記第二除去部が第二取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられ、前記従動輪と駆動輪との間で前後に並んで設けられ、当該従動輪及び駆動輪よりも上方で前記クローラベルトの内側面を支持する複数の上部補助輪をさらに備え、これら上部補助輪のうち最も従動輪側に配置された上部補助輪と従動輪との間に前記第一端面が配置されている一方、各上部補助輪のうち最も駆動輪側に配置された上部補助輪と駆動輪との間に前記第二端面が配置されていることを特徴とするクローラを提供する。
本発明によれば、第一端面及び第二端面がそれぞれ駆動輪及び従動輪の上方に配置されているので、巻き上げられる前の段階でクローラベルトに付着した異物を効果的に掻き落とすことができる。
また、本発明では、両除去部材を前後に相離間して配設することにより、クローラベルトを覆う範囲を、異物の掻き落としに必要最小限の範囲に限定することができるので、従来のようにクローラベルトの上部全面を覆う構成と比較して、異物を掻き落とすための部材の材料費を低減することができるだけでなく、掻き落とし手段の軽量化を図ることができ、当該掻き落とし手段をフレームに着脱する際の作業性の向上をも図ることができる。
さらに、本発明では、異物の掻き落としに必要な部分でクローラベルトを覆うようにしているので、両除去部材とクローラベルトとの間に異物が噛み込んでしまった場合でも、当該除去部材とクローラベルトとの間に異物が噛み込んでいる範囲や時間を減少することができる結果、クローラカバーとクローラベルトとの間で長距離にわたり異物が引きずられる従来技術と比較して、除去部材やクローラベルト等の損傷を抑制することができる。
また、本発明では、前記第一除去部材に設けられた第一取付部と、前記第二除去部材に設けられた第二取付部とをさらに備え、前記第一除去部が第一取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられる一方、前記第二除去部が第二取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられる。
これにより、前後に延びて重量の大きなクローラカバーを着脱する従来の技術と異なり、第一除去部材及び第二除去部材を別々にフレームに着脱することができるので、その分、フレームに着脱する部材(第一除去部材及び第二除去部材)一つ当たりの軽量化を図ることができる結果、この着脱作業の作業性をさらに向上することができる。
さらに、本発明では、前記従動輪と駆動輪との間で前後に並んで設けられ、当該従動輪及び駆動輪よりも上方で前記クローラベルトの内側面を支持する複数の上部補助輪をさらに備え、これら上部補助輪のうち最も従動輪側に配置された上部補助輪と従動輪との間に前記第一端面が配置されている一方、各上部補助輪のうち最も駆動輪側に配置された上部補助輪と駆動輪との間に前記第二端面が配置されている。
これにより、クローラベルトに付着した異物を、従動輪又は駆動輪から上部補助輪へ巻き上げられる前の段階で掻き落とすことができるので、当該異物が上部補助輪とクローラベルトとの間に噛み込むといった事態を抑制することができる。
前記のように両除去部材が別々に着脱される構成において、前記第一除去部材及び第二除去部材は、前記第一取付部及び第二取付部によって、前記クローラベルトの外側面に接離する方向の位置を調整可能な状態で、前記フレームに取り付けられていることが特に好ましい。
このようにすれば、クローラベルトが弛んでいる場合であっても、当該クローラベルトから両除去部材を離間させることにより、クローラベルトと両除去部材との干渉を避けることができるので、クローラベルトや両除去部材の破損を事前に回避することができる。
具体的に、前記第一取付部及び第二取付部は、前記第一除去部材及び第二除去部材の左右側面を保持するとともに前記クローラベルトの左右両側に配設される左右一対の側板をそれぞれ備え、これら側板の前記フレームに対する取付位置が上下に調整可能な構成とすることができる。
このようにすれば、取付部と各側板との間にクローラベルトを挿通するようにしながら、これら側板の取付位置を上下に調整することにより、除去部材をクローラベルトに対し接離することができる。
また、本発明は、前記クローラを左右一対備えた下部走行体と、この下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体とを備えたことを特徴とする作業機械を提供する。
本発明によれば、クローラベルトを広い範囲で覆うことなく、当該クローラベルトに付着した異物を効果的に掻き落とすことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る解体機を示す側面一部略図である。
図1を参照して、作業機械の一例としての解体機1は、先端に図外のニブラ等を具備するアタッチメント2を起伏可能に保持する上部旋回体3と、この上部旋回体3を旋回可能に支持する下部走行体4とを備えている。
下部走行体4は、前記上部旋回体3を支持するロワフレーム5と、このロワフレーム5の両側に設けられた一対のクローラ6(図1では1つ示している)とを備えている。なお、クローラ6の進退方向を前後方向とし、各クローラ6が対向する方向を左右方向として以下説明する。
図2は、図1のクローラを示す、(a)は平面図、(b)は左側面図である。図3は、図1の(b)の一部を拡大して示す左側面図である。
図1〜図3を参照して、各クローラ6は、左右それぞれのものが左右対称の形態とされている。そのため、以下の説明では、左側のクローラ6の構成のみについて以下説明する。
クローラ6は、前後に対をなす従動輪7及び駆動輪8と、これら両輪7、8の間で前後に並んで配設された複数の上部補助輪9及び下部補助輪10と、これら各輪7〜10を回転可能に支持するフレーム11と、各輪7〜10の外側に巻回されるクローラベルト12とを備え、このクローラベルト12を各輪7〜10に沿って正転又は逆転させることにより前後方向へ進退することが可能とされている。
具体的に、前記クローラベルト12は、その接地部分が各下部補助輪10によって略水平に、従動輪7から上部補助輪9までの範囲が前下がりに、駆動輪8から上部補助輪9までの範囲が後下がりに支持されている。そして、これらの傾斜に対応して、前記フレーム11の前部上面及び後部上面は、それぞれ前部傾斜面11a及び後部傾斜面11bとされている。
さらに、クローラ6は、前記クローラベルト12に付着した土砂等を掻き落とす掻き落とし手段14を備えている。
掻き落とし手段14は、前記各上部補助輪9のうち最も前に配置された上部補助輪9aと前記従動輪7との間(前記前部傾斜面11a)に設けられた前部掻き落とし部材15と、前記各上部補助輪9のうち最も後に配置された上部補助輪9bと前記駆動輪8との間(前記後部傾斜面11b)に設けられた後部掻き落とし部材16とを備えている。
なお、前部掻き落とし部材15と後部掻き落とし部材16とは概ね前後対象の構成とされているため、以下の説明では、前部掻き落とし部材15について説明するとともに、前部掻き落とし部材15と対応する構成については後部掻き落とし部材16にも同一の符号を付すことにする。
図4は、図3のIV−IV線断面図である。図5は、図3のV−V線断面図である。
図3〜図5を参照して、前部掻き落とし部材15は、前記フレーム11上で左右に対向する取付部17と、これら取付部17の上端部に掛け渡された除去板(除去部材)18とを備え、これら取付部17及び除去板18の間にクローラベルト12を挿通するようになっている。
各取付部17は、図5に示すように、フレーム11上に固定されるアングル19と、このアングル19の外側面にボルトB1によって固定された側板20とをそれぞれ備えている。
各アングル19は、フレーム11の前部傾斜面11a上にボルトB2によって固定される基部19aと、この基部19aから上方に直角に折り返された側片19bとをそれぞれ一体に備えている。これら側片19bには、前記ボルトB1を螺合する図外の雌ねじ部が形成されている。
各側板20は、図3に示すように、フレーム11の前部傾斜面11aの法線方向に長手方向を向けた略長方形の板部材である。
これら側板20には、その長手方向に延びるとともに表裏に貫通する4つの長孔21がそれぞれ形成され、これら長孔21を通したボルトB1によって各側板20が前記側片19bに固定されている。したがって、ボルトB1を緩めて各長孔21とボルトB1との位置関係を調整することにより、側片19bに対する各側板20の取付位置を、その長手方向に移動させることができる。つまり、各側板20の取付位置を調整することにより、除去板18の位置をクローラベルト12に接離する方向に位置調整することができる。
除去板18は、各側板20から前方へ突出するように、当該各側板20の上端部に溶接等の手段により固定されている。
具体的に、除去板18は、前記各側板20によってフレーム11に取り付けられた状態において、前記従動輪7から上部補助輪9aまでのクローラベルト12の上面に沿うように前下がりの状態とされている。
したがって、クローラ6が後退する場合には、クローラベルト12に付着した土砂等の異物は、除去板18の前端面(第一端面)22により掻き落とされることになる。
そして、除去板18の前端面22は、図2の(a)に示すように、解体機1の外側へ開くように傾斜して形成されている。つまり、左側のクローラ6の前部掻き落とし部材15においては、除去板18の前端面22の左側が後方へ傾斜して形成されている。
一方、前記後部掻き落とし部材16においては、クローラ6が前進する場合に、除去板18の後端面(第二端面)23により異物が掻き落とされる。
そして、後部掻き落とし部材16の除去板18の後端面23は、その左側が前方へ傾斜して形成されている。
したがって、クローラベルト12の回転駆動によりクローラ6を後退させる際には、前記前部掻き落とし部材15の除去板18の前端面22によってクローラベルト12上の異物がクローラ6の左側へ掻き落とされる一方、クローラ6を前進させる際には、後部掻き落とし部材16の後端面23によってクローラベルト12上の異物がクローラ6の左側へ掻き落とされることになる。
しかし、このように構成された前記解体機1であっても、作業環境の変化等によって、前記除去板18とクローラベルト12との間に異物を噛み込んでしまう場合がある。そこで、前記除去板18は、クローラベルト12との間に噛み込まれた異物によって荷重が付加されたときに、フレーム11やクローラベルト12等を保護する機能を具備している。
具体的に、除去板18は、付加された荷重が予め設定された過重を超えたときに変形するように、その幅寸法D1(図2の(a)参照)及び厚み寸法D2(図5参照)がそれぞれ設定されている。したがって、クローラベルト12との間に噛み込まれた異物により所定の荷重が除去板18に付加された場合には、クローラベルト12やフレーム11に先立って除去板18が変形することにより、当該クローラベルト12やフレーム11が破損するのを抑制することができる。
そして、前記各掻き落とし部材15、16は、長孔21に沿って除去板18をそれぞれクローラベルト12に対し接離させることができるので、クローラベルト12が弛んでいる場合に除去板18とクローラベルト12との隙間寸法D3(図5参照)を大きくすることにより、当該クローラベルト12と除去板18との干渉を避けることができる。
以上説明したように、前記解体機1によれば、前端面22及び後端面23がそれぞれ従動輪7及び駆動輪8の上方に配置されているので、巻き上げられる前の段階でクローラベルト12に付着した異物を効果的に掻き落とすことができる。
また、前記解体機1では、両除去板18を前後に相離間して配置することにより、クローラベルト12を覆う範囲を、異物の掻き落としに必要最小限の範囲に限定することができるので、異物を掻き落とすための部材の材料費を低減することができるだけでなく、掻き落とし手段14の軽量化を図ることができ、当該掻き落とし手段14をフレーム11に着脱する際の作業性の向上をも図ることができる。
さらに、前記解体機1では、異物の掻き落としに必要な部分でクローラベルト12を覆うようにしているので、両除去板18とクローラベルト12との間に異物が噛み込んでしまった場合でも、当該除去板18とクローラベルト12との間に異物が噛み込んでいる範囲や時間を減少することができる結果、除去板18やクローラベルト12等の損傷を抑制することができる。
前記両除去板18がそれぞれ取付部17によってフレーム11に着脱可能とされた前記実施形態によれば、両除去板18を別々にフレーム11に着脱することができるので、その分、フレーム11に着脱する部材(各掻き取り部材15、16)一つ当たりの軽量化を図ることができる結果、この着脱作業の作業性をさらに向上することができる。
前記除去板18とクローラベルト12との隙間寸法D3を調整可能とした前記実施形態によれば、クローラベルト12が弛んでいる場合であっても、当該クローラベルト12から両除去板18を離間させることにより、クローラベルト12と両除去板18との干渉を避けることができるので、クローラベルト12や両除去板18の破損を事前に回避することができる。
従動輪7と前方の上部補助輪9aとの間、及び駆動輪8と後方の上部補助輪9bとの間にそれぞれ除去板18を設けた前記実施形態によれば、クローラベルト12に付着した異物を、従動輪7又は駆動輪8から上部補助輪9a又は上部補助輪9bへ巻き上げられる前の段階で掻き落とすことができるので、当該異物が上部補助輪9とクローラベルト12との間に噛み込むといった事態を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る解体機を示す側面一部略図である。 図1のクローラを示す、(a)は平面図、(b)は左側面図である。 図1の(b)の一部を拡大して示す左側面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。
1 解体機(作業機械)
3 上部旋回体
4 下部走行体
6 クローラ
7 従動輪
8 駆動輪
9 上部補助輪
9a 上部補助輪
9b 上部補助輪
11 フレーム
12 クローラベルト
15 掻き落とし部材
16 掻き落とし部材
17 取付部
18 除去板
19 アングル
20 側板
22 前端面(第一端面)
23 後端面(第二端面)

Claims (4)

  1. 前後一対の従動輪及び駆動輪と、これら両輪を回転可能に保持するフレームと、前記従動輪と駆動輪との間に巻回されるクローラベルトと、このクローラベルトの外側面に付着した異物を掻き落とすための掻き落とし手段とを有するクローラであって、
    前記掻き落とし手段は、前記従動輪から前記駆動輪側へ移動する前記クローラベルトに付着した異物を掻き落とすことが可能な第一端面を有する第一除去部材と、前記駆動輪から従動輪側へ移動するクローラベルトに付着した異物を掻き落とすことが可能な第二端面を有する第二除去部材とを備え、
    前記第一除去部材及び第二除去部材は、前記第一端面が従動輪の上方に配置され、かつ、第二端面が前記駆動輪の上方に配置されるように、前後に相離間した位置でフレームに取り付けられ
    前記第一除去部材に設けられた第一取付部と、前記第二除去部材に設けられた第二取付部とをさらに備え、前記第一除去部が第一取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられる一方、前記第二除去部が第二取付部を介して前記フレームに対し着脱可能に取り付けられ、
    前記従動輪と駆動輪との間で前後に並んで設けられ、当該従動輪及び駆動輪よりも上方で前記クローラベルトの内側面を支持する複数の上部補助輪をさらに備え、これら上部補助輪のうち最も従動輪側に配置された上部補助輪と従動輪との間に前記第一端面が配置されている一方、各上部補助輪のうち最も駆動輪側に配置された上部補助輪と駆動輪との間に前記第二端面が配置されていることを特徴とするクローラ。
  2. 前記第一除去部材及び第二除去部材は、前記第一取付部及び第二取付部によって、前記クローラベルトの外側面に接離する方向の位置を調整可能な状態で、前記フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ。
  3. 前記第一取付部及び第二取付部は、前記第一除去部材及び第二除去部材の左右側面を保持するとともに前記クローラベルトの左右両側に配設される左右一対の側板をそれぞれ備え、これら側板の前記フレームに対する取付位置が上下に調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のクローラ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のクローラを左右一対備えた下部走行体と、この下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体とを備えたことを特徴とする作業機械。
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