JP4736653B2 - 動揺装置、動揺方法及び視聴覚システム - Google Patents

動揺装置、動揺方法及び視聴覚システム Download PDF

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Description

本発明は、動揺装置、動揺方法及び視聴覚システムに関し、例えば目の前に表示された映像に連動させて座席を動揺させることにより、あたかも映像による場面に実際に存在しているかのような臨場感を視聴者に提供する視聴覚システムに適用することができる。本発明は、前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、ユーザーが着席する座席部を支持し、この左右の支持部に設けられたアクチュエータの可動により、この左右の支持部の床面からの距離を可変して座席部を前後、左右に傾けることにより、従来に比して構成を簡略化し、さらには小型化する。
従来、アミューズメント施設、公共施設等では、乗り物から撮影した映像を大型のスクリーンに表示しながら、このスクリーンに表示した映像に連動させて観客の座席を動揺装置により動揺させることにより、あたかもこの乗り物に乗車しているかのような高い臨場感を観客に提供している。
このような視聴覚システムに関して、例えば国際公開第WO00/68886号パンフレットには、スクリーンに表示する映像より乗り物の動きを推定し、この推定結果により座席を動揺する方法が提案されている。
また特開昭62−262887号公報には、このような視聴覚システムに適用する動揺装置の構成が開示されている。ここで動揺装置は、ユーザーの着席する座席部を前後、左右に傾けて、この座席部を動揺させる装置である。
ところで一般家庭のAVシステムにより、このような視聴覚システムを構成することができれば、さらにAVシステムの楽しみを向上することができると考えられる。しかしながら従来の動揺装置は、アミューズメント施設、公共施設等の使用を目的とした、構造が複雑で、大掛かりなものであり、一般家庭用には実用上未だ不十分な問題がある。これによりこのような一般家庭用に、小型で、簡易な構成による動揺装置が求められる。
国際公開第WO00/68886号パンフレット 特開昭62−262887号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比して構成を簡略化し、さらには小型化することができる動揺装置、動揺方法及び視聴覚システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明は、ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺装置に適用して、前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾ける。
また請求項7の発明は、ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺方法に適用して、前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾ける。
また請求項8の発明は、ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺装置を用いた視聴覚システムに適用して、前記動揺装置が、前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾ける。
請求項1の構成により、ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺装置に適用して、前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾けるようにすれば、2つのアクチュエータの駆動により座席部を前後、左右に傾けることができ、これにより従来に比して構成を簡略化し、また形状を小型化することができる。
これにより請求項7の構成によれば、従来に比して構成を簡略化し、さらには小型化することができる動揺方法を提供することができる。
また請求項8の構成によれば、従来に比して構成を簡略化し、さらには小型化することができる動揺装置を用いた視聴覚システムを提供することができる。
本発明によれば、従来に比して構成を簡略化し、さらには小型化することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の視聴覚システムを関連する構成と共に示す略線図である。この視聴覚システム1は、プロジェクタ2、スクリーン3により映像を表示すると共に、図示しないスピーカによりこの映像に対応する音声を提供し、これによりAVシステムを構成する。この視聴覚システム1は、さらに動揺装置である椅子4により、スクリーン3に表示している映像に連動して椅子4が動揺し、これによりこの映像による場面に実際に存在しているかのような高い臨場感により音声及び映像をユーザーに提供する。
このためこの視聴覚システム1では、これら映像及び音声によるAVデータD1、動揺装置の動作を制御する動揺データD2が、記録媒体により、さらにはインターネット等のネットワークを介して提供される。
ここでAVデータD1は、例えば乗り物にビデオカメラを搭載して、この乗り物より前方を撮影して取得されたビデオデータ及びオーディオデータを編集して作成される。これに対して動揺データD2は、このAVデータD1に係るビデオデータを動揺データ作成装置5により処理して作成される。
ここで動揺データ作成装置5は、コンピュータにより構成され、AVデータD1に係るビデオデータの動きを検出し、事前に設定された画像動揺データ関係係数D3に従って、この動きに対応する動揺データD2を生成する。これにより動揺データ作成装置5は、AVデータD1に係るビデオデータの動きを検出し、これにより動きより被写体を撮影している側の動きを推定し、この撮影している側の動きを再現するように動揺データD2を生成する。なおここで画像動揺データ関係係数D3は、乗り物にビデオカメラを搭載して、この乗り物より前方を撮影して取得されたビデオデータD4の動きと、この乗り物に搭載された加速度センサによる検出結果である動揺データD5とを、別途、コンピュータ6により対応付けることにより作成される。
視聴覚システム1は、例えばビデオテープレコーダ、DVDプレイヤー等による再生装置8によりこのAVデータD1を再生してユーザーに提供する。また動揺制御装置9により動揺データD2に応じて椅子4を動揺させ、同期制御装置10によるタイムコードを基準にした制御により再生装置8及び動揺制御装置9の動作を同期させる。
図1(A)及び(B)は、椅子4の側面図及び背面図である。この椅子4は、ユーザーが着席する座席部16を、動揺制御装置9による駆動により動揺させる動揺装置であり、前方及び後方左右の3個所の支持部により座席部16を支持する。
すなわちこの椅子4は、曲面形状である半円球形状により底面11が形成され、この底面の後方側、左右に、それぞれ脚部12L及び12Rが設けられる。なおここでこの半円球形状に代えて、楕円球形状の一部曲面の形状としてもよい。ここで脚部12L及び12Rは、底面11の後方側、左右に延長するように棒状に形成され、ユーザーが着座した状態で、さらにユーザーが着座しない状態で、先端が床面に当接するように形成される。
これにより椅子4は、半円球形状による底面の一部と、これら脚部12L及び12Rの先端とによる3個所で床に当接して全体を支えるように形成される。またこれら床に当接する3個所が、上方より見て、2等辺三角形の各頂点となり、背面側がこの2等辺三角形の角度の等しい側の辺となるように形成される。
これにより図1(A1)に示すように、椅子4は、後方側の左右に設けられた脚部12L及び12Rを共通に伸縮させることにより、この脚部12L、12Rによる左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して、座席部16を前後に傾けることができるように形成される。また図1(A2)に示すように、後方側の左右に設けられた脚部12L及び12Rを相補的に伸縮させることにより、この脚部12L、12Rによる左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して、座席部16を左右に傾けることができるように形成される。
図3に示すように、椅子4は、例えばアルミニウム合金等の金属板材を組み合わせて、この椅子4の骨組みである内部骨格13が形成される。椅子4は、この内部骨格13に、例えば強化プラスチックによる外殻14を配置して、フレーム部15が形成される。椅子4は、このフレーム部15により底面11、背もたれの背面等が形成される。
なおここで内部骨格13は、装置全体の荷重を支える機能、外殻14の歪みを抑える機能を有し、これによりこれらの機能を充分に果たすことができるように、充分に補強が図られる。これに対して外殻14は、少なくとも床と接する可能性のある部位に、滑り止めの処理が実行され、これにより動揺による移動等を防止する。なおここで滑り止めの処理は、例えばゴムシートを表面に貼り着ける処理である。
さらに椅子4は、図4(A)に示すように、このフレーム部15に、ユーザーが着席する部位である座席部16が配置される。ここで座席部16は、図4(B)に示すように、必要に応じてフレーム部15より取り外すことができるように、フレーム部15に設けられ、これによりユーザーの趣味、嗜好に応じて座席部16を簡易に交換できるように作成され、また座席部16を取り外して、フレーム部15に設けられた各種機材のメンテナンスを容易とするように作成される。
図5(A)及び(B)は、一部断面を取って縮んだ状態及び伸びた状態による脚部12L、12Rを示す側面図である。脚部12L、12Rは、アクチュエータ17により伸縮自在に、フレーム部15に保持される。なおこの実施例において、アクチュエータ17は、サーボモータ18と、このサーボモータ18の回転を減速するギヤ19と、このギヤ19による回転力で回転して脚部12L、12Rを延長方向に可動させて、脚部12L、12Rを伸縮させるスクリュー機構20とにより形成される。
これにより図5(A1)との対比により図5(B1)により示すように、アクチュエータ17の駆動により脚部12L、12Rを共に伸長させると、椅子4は、全体が前方に傾くように形成される。
ここで脚部12L、12Rは、先端が、滑りやすい材質により半円球形状により形成され、これにより伸縮により床に接する部位が滑らかに移動するように作成される。
さらに図6(A)に示すように、椅子4には、振動機構22が設けられる。ここで振動機構22は、外部からの駆動により振動して、この振動を着席したユーザーに伝えることが可能になるように、例えば座席部16の下に設けられる。なおこの実施例において、振動機構22は、図6(B)に示すように、偏心錘を回転させるモータにより形成される。
この視聴覚システム1では、図7に示すように、タイムコードに従って、動揺制御装置9により動揺データD2に応じて脚部12L、12Rに係るアクチュエータ17を可動し、これにより椅子4を前後左右に動揺させ、映像による乗り物の加速感をユーザーに体感させる。また同様に、動揺データD2により、振動機構22を可動し、これにより映像による乗り物の衝撃等をユーザーに体感させる。
ここでこの振動機構22の可動は、モータの回転速度の制御により振動の強弱を制御して実行される。これにより強い振動をユーザーに与える場合には、モータの回転速度が増大される。
これに対してアクチュエータ17の可動は、図8に示すように、ロール、ヨー、ピッチによる椅子4を傾ける方向に応じて、脚部12L、12Rの伸縮量を計算し、この計算結果によりアクチュエータ17を駆動して実行される。
すなわちこの場合、床面に対して座席部16を平行に保持する脚部12L、12Rの伸縮位置を中立位置と定義する。この中立位置からの脚部12L、12Rの伸縮量をxL、xRとすると、座面の前後方向(ピッチ方向)の傾き量をpP、左右方向(ロール方向)の傾き量をpRとするとき、伸縮量xL、xRはそれぞれxL = (pP+ pR)、xR = (pP− pR)により与えることができる。なおこの例は、非常に単純な例であり、実際上、動揺制御装置9は、例えば各方向への傾き量と、この傾き量を確保するのに必要なアクチュエータ17の駆動量とを定義したテーブルを、動揺データD2により検索して各アクチュエータ17の駆動量を検出し、この駆動量によりアクチュエータ17を駆動する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この視聴覚システム1では(図2)、事前に、各種の乗り物より前方を撮影してビデオデータD4が取得され、またこのときこの乗り物における各方向の加速度が検出されて動揺データD5が取得され、これらビデオデータD4と動揺データD5とにより、乗り物より前方を撮影した映像より検出される乗り物の動きと、この乗り物における各方向への加速度との関係が画像動揺データ関係係数D3として動揺データ作成装置5に記録される。また別途、乗り物より前方を撮影してビデオデータD1による映像がこの動揺データ作成装置5により解析され、この解析結果により画像動揺データ関係係数D3に基づいて動揺データD2が生成される。
視聴覚システム1では、このようにして動揺データD2が作成されたビデオデータD1による映像がスクリーン3に投影され、このスクリーン3に投影された映像に連動するように、動揺データD2により椅子4が前後、左右に動揺し、これによりユーザーにおいては、映像、音声により各種コンテンツを試聴して、このコンテンツによる場面にあたかも実在しているかのような、高い臨場感により各種コンテンツを試聴することができる。
このようにして動揺データD2により動揺する椅子4にあっては、前方及び後方左右の3個所の支持部により、ユーザーが着席する座席部16を支持され(図1)、この3個所の支持部のうちの、左右の支持部に設けられたアクチュエータ17の可動により、左右の支持部の床面からの距離を可変して座席部16が前後、左右に傾けられる。
すなわちこの場合、2つのアクチュエータ17の共通の可動により、座席部16が前後に傾き、2つのアクチュエータ17の相補的な可動により、座席部16が左右に傾き、これによりこれらアクチュエータ17の可動により種々の方向に座席部16を動揺させることができる。これによりこの実施例では、単に2つのアクチュエータ17の可動により動揺装置を構成することができ、その分、動揺装置の構成を簡略化することができ、また動揺装置の形状を小型化することができる。またさらにデザインの自由度を格段的に向上することができることにより、一般家庭の中の家具として違和感のないデザインとすることもできる。
またこのように左右のアクチュエータ17の可動により各種の方向に座席部16を傾けるようにして、椅子4は、座席部16の床面側の面が半球面形状又は楕円球面の一部系形状による曲面により形成され(図3)、この曲面のうちで、床面に当接する部位により、残る1つの支持部が形成される。これによりこの椅子4にあっては、左右の支持部のアクチュエータ17の可動により、この支持部の床面からの距離を可変して座席部16を傾けるようにして、このアクチュエータ17の可動により滑らか、かつ少ない可動力により座席部16を種々の方向に傾けることができ、これによっても動揺装置の構成を簡略化、小型化することができる。
さらに椅子4は、座席部16の下側に振動機構22が設けられ、視聴覚システム1では、この振動機構22の駆動により座席部16が振動して乗り物の衝撃等がユーザに伝えられる。これによりこの椅子4では、一段と高い臨場感をユーザーに提供することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、前方及び後方左右の3個所の支持部により、ユーザーが着席する座席部を支持し、この左右の支持部に設けられたアクチュエータの可動により、この左右の支持部の床面からの距離を可変して座席部を前後、左右に傾けることにより、従来に比して構成を簡略化、小型化することができる。
またこの左右の支持部が、床面に当接する脚部であることにより、アクチュエータの可動による脚部の伸縮により、簡易に、座席部を前後、左右に傾けることができる。
また座席部の床面側の面を曲面により形成し、この曲面の一部で前方の支持部を形成することにより、座席部の動揺を滑らかに、かつ少ない駆動力により実行することができる。
またこの曲面が、半球面、又は楕円球面の一部であることにより、より具体的な構成により、座席部の動揺を滑らかに、かつ少ない駆動力により実行することができる。
またアクチュエータの可動により、脚部を伸縮させて左右の支持部の床面からの距離を可変させることにより、簡易な構成により座席部を前後、左右に傾けることができる。
また座席部を振動させる振動機構を設けることにより、一段と臨場感を向上することができる。
図9〜図14は、図1との対比により本発明の第2〜第7の実施例に係る動揺装置を示す側面図である。すなわち上述した第1の実施例に係る動揺装置は、脚部を2本だけ設けるようにしたが、図9に示すように、補助の脚部31を設けるようにしてもよい。また上述した第1の実施例に係る動揺装置は、座席部の床側面の全面を曲面形状としたが、これに代えて図10に示すように、座席部の床側面の一部のみ曲面形状としてもよい。また図11に示すように、背もたれを省略するようにしてもよく、また図12に示すように、脚部の折り曲げにより、座席部を傾けるようにしてもよい。また図13に示すように、床面に向かってほぼ垂直に脚部を配置するようにしてもよく、前方側の支持部を脚32により構成してもよい。また図14に示すように、板状の部材によるベース材33を介して、床面に脚部等を当接させるようにしてもよい。
また上述の実施例においては、前方及び後方左右の3個所の支持部により、座席部を支持する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これとは逆に、後方及び前方左右の3個所の支持部により、座席部を支持するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、乗り物による映像を表示して臨場感を向上する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種映像コンテンツを表示して臨場感を向上する場合、さらにはコンピュータゲームによる映像を表示して臨場感を向上する場合等に広く適用することができる。なおこのようにコンピュータゲームによる映像の表示に適用する場合には、ジョイスティック等のユーザーによる操作に応動して、映像との連動により座席部を動揺させることになる。
本発明は、例えば目の前に表示された映像に連動させて座席を動揺させることにより、あたかも映像による場面に実際に存在しているかのような臨場感を視聴者に提供する視聴覚システムに適用することができる。
本発明の実施例1に係る動揺装置である椅子を示す側面図及び背面図である。 本発明の実施例1に係る視聴覚システムの説明に供する略線図である。 図1の椅子のフレーム部の構成を示す側面図である。 図1の椅子における座席部の配置の説明に供する側面図である。 図1の椅子における脚部の説明に供する側面図である。 図1の椅子における振動機構の説明に供する図である。 図1の椅子の駆動の説明に供する略線図である。 前後方向及び左右方向への傾きの説明に供する略線図である。 本発明の実施例2に係る動揺装置を示す側面図である。 本発明の実施例3に係る動揺装置を示す側面図である。 本発明の実施例4に係る動揺装置を示す側面図である。 本発明の実施例5に係る動揺装置を示す側面図である。 本発明の実施例6に係る動揺装置を示す側面図である。 本発明の実施例7に係る動揺装置を示す側面図である。
符号の説明
1……視聴覚システム、4……椅子、12L、12R……脚部、15……フレーム部、16……座席部、17……アクチュエータ

Claims (6)

  1. ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺装置であって、
    前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾け、
    前記左右の支持部が、
    床面に当接する脚部であり、
    前記座席部の前記床面側の面が、曲面により形成され、
    前記前方の支持部、又は前記後方の支持部が、
    前記曲面のうちで、前記床面に当接する部位である
    ことを特徴とする動揺装置。
  2. 前記曲面が、半球面、又は楕円球面の一部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動揺装置。
  3. 前記アクチュエータの可動により、前記脚部が伸縮して、前記左右の支持部の床面からの距離が可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動揺装置。
  4. 前記座席部を振動させる振動機構を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動揺装置。
  5. ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺方法であって、
    前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾け、
    前記左右の支持部が、
    床面に当接する脚部であり、
    前記座席部の前記床面側の面が、曲面により形成され、
    前記前方の支持部、又は前記後方の支持部が、
    前記曲面のうちで、前記床面に当接する部位である
    ことを特徴とする動揺方法。
  6. ユーザーが着席する座席部を動揺させる動揺装置を用いた視聴覚システムであって、
    前記動揺装置が、
    前方及び後方左右の3個所の支持部により、又は後方及び前方左右の3個所の支持部により、前記座席部を支持し、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの相補的な可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を相補的に可変して前記座席部を左右に傾け、
    前記左右の支持部に設けられたアクチュエータの共通の可動により、前記左右の支持部の床面からの距離を共通に可変して前記座席部を前後に傾け、
    前記左右の支持部が、
    床面に当接する脚部であり、
    前記座席部の前記床面側の面が、曲面により形成され、
    前記前方の支持部、又は前記後方の支持部が、
    前記曲面のうちで、前記床面に当接する部位である
    ことを特徴とする視聴覚システム。
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