JPH06327090A - シアター装置、音響装置およびアミューズメント装置 - Google Patents

シアター装置、音響装置およびアミューズメント装置

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JPH06327090A
JPH06327090A JP5114533A JP11453393A JPH06327090A JP H06327090 A JPH06327090 A JP H06327090A JP 5114533 A JP5114533 A JP 5114533A JP 11453393 A JP11453393 A JP 11453393A JP H06327090 A JPH06327090 A JP H06327090A
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JP
Japan
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sound
image
screen
user
speakers
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Application number
JP5114533A
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English (en)
Inventor
Koichi Takeuchi
幸一 竹内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像を表示するスクリーンに穴をあけなくて
も、スクリーンの中央部から音が放射されているように
感じさせる。 【構成】 曲面状スクリーン24の上方には、4つのス
ピーカSP1,SP2,SP3およびSP4が配設さ
れ、下方にも、4つのスピーカSP1,SP2,SP3
およびSP4が配設される。上下対をなす2つの同一ス
ピーカSP1から放射される音は、ユーザすなわち視聴
者には、2個の同一スピーカSP1の中間位置の仮想音
源IM1から音が放射されたように聞こえ、他の対をな
すスピーカSP2,SP3およびSP4についても同様
に、仮想音源IM2、IM3およびIM4から音が放射
されたように聞こえるから、映像を表示するスクリーン
に穴をあけなくても、スクリーンの中央部から音が放射
されているように感じさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザに対して、映
像、音および動き等を体感させるアミューズメント装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像を表示するとともに音を放射
するシアター装置は、穴空きスクリーンの後方にスピー
カを設置している。
【0003】特願平4−278000号には、映像を表
示する映像表示手段と、音を放射する手段と、ユーザに
対して動きを与える動き付与手段とを設け、ユーザに、
映像に関連した音および動きを体感させることにより、
例えば実際に宇宙飛行をしているようなバーチャルリア
リティを体験させるアミューズメント装置が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のシアター
装置は、映像を表示するスクリーンに穴を空けている
が、高輝度アルミスクリーンのように穴の空けにくいス
クリーンを使用する場合にも、スクリーンの中心すなわ
ち映像の中心から音が放射されることが好ましい。
【0005】また、曲面状スクリーンを使用する場合に
も、スクリーンから音が発生している感じを与えること
が好ましい。
【0006】また、上述のアミューズメント装置におい
ては、表示されている映像の場面を実際に体験している
と感じさせるような音を発生することが望まれる。
【0007】また、上述のアミューズメント装置におい
ては、ユーザに対し複雑な動きを与えることが望まれ
る。
【0008】本発明の第1の目的は、映像を表示するス
クリーンに穴をあけなくても、スクリーンの中央部から
音が放射されているように感じさせることができるシア
ター装置を提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、曲面状スクリーン
の中央部から音が放射されているように感じさせること
ができる音響装置を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、表示されている映
像の場面を実際に体験していると感じさせるような音を
発生することができるアミューズメント装置を提供する
ことにある。
【0011】本発明の第4の目的は、ユーザに対し複雑
な動きを与えることができるアミューズメント装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のシアター装置
は、映像を表示するスクリーン(例えば、図2の曲面状
スクリーン24)と、このスクリーンの上下対称位置に
配置されて同一信号源によって駆動される少なくとも2
個の同一スピーカ(例えば、図2の2つのスピーカSP
1の対、2つのスピーカSP2の対、2つのスピーカS
P3の対、または2つのスピーカSP4の対)とを備え
ることを特徴とする。
【0013】本発明の音響装置は、曲面状スクリーン
(例えば、図5の曲面状スクリーン)と、この曲面状ス
クリーンに対して音を放射する指向性の高いスピーカ
(例えば、図5のホーンスピーカ30A,30Bおよび
30C)とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の第1のアミューズメント装置は、
映像を表示するスクリーン(例えば、図6の曲面状スク
リーン24)と、映像に関連した動きをユーザに与える
動き付与手段(例えば、図6の椅子22、椅子振動装置
29、プラットホーム31、プラットホーム駆動装置3
2)と、それぞれ、映像に関連した音をユーザに対して
放射する複数の音発生手段(耳元スピーカ30BSL,
30BSR、前方中央スピーカ30CT、前方下部スピ
ーカ30DW、足元スピーカ30FL,30FR、前方
左スピーカ30L、機械音発生スピーカ30MR,30
ML、近接スピーカ30NL,30NR、前方右スピー
カ30R、後方スピーカ30RC,30RL,30R
R、前方上部スピーカ30UP)とを備えることを特徴
とする。
【0015】本発明の第2のアミューズメント装置は、
映像を表示するスクリーン(例えば、図6の曲面状スク
リーン24)と、映像に関連した動きをユーザに与える
動き付与手段(例えば、図6の椅子22、椅子振動装置
29、プラットホーム31、プラットホーム駆動装置3
2)と、映像に関連した音を発生するために前記ユーザ
の近傍に配設された音発生手段(耳元スピーカ30BS
L,30BSR)とを備えることを特徴とする。
【0016】本発明の第3のアミューズメント装置は、
映像を表示するスクリーン(例えば、図6の曲面状スク
リーン24)と、映像に関連した動きをユーザに与える
動き付与手段とを備え、動き付与手段は、ユーザが座る
椅子(例えば、図6の椅子22)と、椅子に振動を与え
る振動付与手段(例えば、図6の椅子振動装置29)
と、椅子および振動付与手段を動かすプラットホーム
(例えば、図6のプラットホーム31)とを含み、振動
付与手段およびプラットホームは、それぞれ、記録媒体
(例えば、図1の高品位光ディスク2)に記録された音
声信号および動き信号(例えば、プラットホーム制御信
号)に従って動かされることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明のシアター装置においては、映像を表示
するスクリーンの上下対称位置に配置されて同一信号源
によって駆動される少なくとも2個の同一スピーカから
音が放射される。従って、ユーザすなわち視聴者には、
2個の同一スピーカの中間位置から音が放射されたよう
に聞こえるから、映像を表示するスクリーンに穴をあけ
なくても、スクリーンの中央部から音が放射されている
ように感じさせることができる。
【0018】本発明の音響装置においては、指向性の高
いスピーカから曲面状スクリーンに対して音が放射され
る。従って、ユーザすなわち視聴者に対して、曲面状ス
クリーンの中央部から音が放射されているように感じさ
せることができる。
【0019】本発明の第1のアミューズメント装置にお
いては、複数の音発生手段から、それぞれ、映像に関連
した音がユーザに対して放射される。従って、表示され
ている映像の場面を実際に体験していると感じさせるよ
うな音を発生することができる。
【0020】本発明の第2のアミューズメント装置にお
いては、ユーザの近傍に配設された音発生手段から映像
に関連した音が発生される。従って、表示されている映
像の場面を実際に体験していると感じさせるような音を
発生することができる。
【0021】本発明の第3のアミューズメント装置にお
いては、記録媒体に記録された音声信号および動き信号
にそれぞれ従って、振動付与手段が椅子に振動を与え、
プラットホームが、椅子および振動付与手段を動かす。
従って、ユーザに対し複雑な動きを与えることができ
る。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の適用対象例であるアミュー
ズメント装置を示す。アミューズメントルーム100を
制御するコントロールセンターCCには、ハイビジョン
光ディスク2を再生するディスク再生装置4が設けられ
ている。ハイビジョン光ディスク2には、アドレス信
号、同期信号、映像コード、音声コードおよびプラット
ホーム制御コードが1フレーム単位で記録されている。
映像コードは、アミューズメントルーム100に表示す
べき映像を示すコードである。音声コードは、映像コー
ドが示す映像に関連した音声をコード化したものであ
る。プラットホーム制御コードは、映像信号が示す映像
に関連した動きを作り出すようアミューズメントルーム
100のプラットホームを制御するためのコードであ
る。デコーダ6は、ディスク再生装置4から出力される
コード化された映像コード、音声コードおよびプラット
ホーム制御コードを、それぞれ、デコードして、映像信
号、音声信号およびプラットホーム制御信号を出力す
る。
【0023】映像処理部8は、入力された映像信号に対
して所定の処理を行って、コントロールセンターCC内
のモニター用CRTディスプレイ14に供給するととも
に、アミューズメントルーム100の映像投写器に供給
する。
【0024】コントロールセンターCC内の音声処理部
10は、デコーダ6から供給された音声信号に対して所
定の処理を行って、コントロールセンターCC内のスピ
ーカ16に供給するとともに、アミューズメントルーム
100に配置されたスピーカに供給する。
【0025】また、コントロールセンターCC内のプラ
ットホーム制御部12は、デコーダ6から供給されたプ
ラットホーム制御信号に対して所定の処理を行って、ア
ミューズメントルーム100に供給する。
【0026】図2は、本発明のシアター装置の第1実施
例すなわち図1のアミューズメントルーム100の第1
構成例を示す斜視図である。曲面状スクリーン24の上
方には、4つのスピーカSP1,SP2,SP3および
SP4が配設されている。曲面状スクリーン24の下方
にも、4つのスピーカSP1,SP2,SP3およびS
P4が配設されている。同一参照番号が付されたスピー
カは、同一垂直線上に配置され、同一信号源により駆動
される。すなわち、上下の対をなすスピーカSP1は、
同一垂直線上に配置され、同一信号源により駆動され、
上下の対をなすスピーカSP2は、同一垂直線上に配置
され、同一信号源により駆動され、上下の対をなすスピ
ーカSP3は、同一垂直線上に配置され、同一信号源に
より駆動され、上下の対をなすスピーカSP4は、同一
垂直線上に配置され、同一信号源により駆動される。
【0027】上述のように構成された図2の実施例にお
いては、上下対をなす2つの同一スピーカSP1から放
射される音は、ユーザすなわち視聴者には、2個の同一
スピーカSP1の中間位置の仮想音源IM1から音が放
射されたように聞こえ、上下対をなす2つの同一スピー
カSP2から放射される音は、ユーザすなわち視聴者に
は、2個の同一スピーカSP2の中間位置の仮想音源I
M2から音が放射されたように聞こえ、上下対をなす2
つの同一スピーカSP3から放射される音は、ユーザす
なわち視聴者には、2個の同一スピーカSP3の中間位
置の仮想音源IM3から音が放射されたように聞こえ、
上下対をなす2つの同一スピーカSP4から放射される
音は、ユーザすなわち視聴者には、2個の同一スピーカ
SP4の中間位置の仮想音源IM4から音が放射された
ように聞こえるから、映像を表示するスクリーンに穴を
あけなくても、スクリーンの中央部から音が放射されて
いるように感じさせることができる。
【0028】図3は、本発明のシアター装置の第2実施
例すなわち図1のアミューズメントルーム100の第2
構成例を示す斜視図である。曲面状スクリーン24の左
側方の上部には、スピーカSP1が配設され、曲面状ス
クリーン24の左側方の下部には、同じスピーカSP1
が配設される。曲面状スクリーン24の上方の中間位置
には2つの同一スピーカSP2が配設され、曲面状スク
リーン24の下方の中間位置には2つの同一スピーカS
P2が配設される。曲面状スクリーン24の右側方の上
部には、スピーカSP3が配設され、曲面状スクリーン
24の右側方の下部には、同じスピーカSP3が配設さ
れる。同一参照番号が付されたスピーカは、同一垂直線
上に配置され、同一信号源により駆動される。すなわ
ち、上下の対をなすスピーカSP1は、同一垂直線上に
配置され、同一信号源により駆動され、上下の対をなす
スピーカSP2は、同一垂直線上に配置され、同一信号
源により駆動され、上下の対をなすスピーカSP3は、
同一垂直線上に配置され、同一信号源により駆動され
る。
【0029】上述のように構成された図3の実施例にお
いては、上下対をなす2つの同一スピーカSP1から放
射される音は、ユーザすなわち視聴者には、2個の同一
スピーカSP1の中間位置の仮想音源IM10から音が
放射されたように聞こえ、上下対をなす4つの同一スピ
ーカSP2から放射される音は、ユーザすなわち視聴者
には、4個の同一スピーカSP2の中間位置の仮想音源
IM20から音が放射されたように聞こえ、上下対をな
す2つの同一スピーカSP3から放射される音は、ユー
ザすなわち視聴者には、2個の同一スピーカSP3の中
間位置の仮想音源IM30から音が放射されたように聞
こえるから、映像を表示するスクリーンに穴をあけなく
ても、スクリーンの中央部から音が放射されているよう
に感じさせることができる。
【0030】図4は、本発明のシアター装置の第3実施
例すなわち図1のアミューズメントルーム100の第3
構成例を示す斜視図である。曲面状スクリーン24の左
側方には、スピーカSP1が配設され、曲面状スクリー
ン24の右側方には、スピーカSP3が配設される。曲
面状スクリーン24の上方の中央位置にはスピーカSP
2が配設され、曲面状スクリーン24の下方の中央位置
にはスピーカSP2が配設される。同じ2つのスピーカ
SP2は、同一垂直線上に配置され、同一信号源により
駆動される。
【0031】上述のように構成された図4の実施例にお
いては、上下対をなす2つの同一スピーカSP2から放
射される音は、ユーザすなわち視聴者には、2個の同一
スピーカSP1の中間位置の仮想音源IM200から音
が放射されたように聞こえるから、映像を表示するスク
リーンに穴をあけなくても、スクリーンの中央部から音
が放射されているように感じさせることができる。
【0032】図5は、本発明の音響装置の一実施例すな
わち図1のアミューズメントルーム100の第4構成例
を示す斜視図である。映像投写器18は、図1の映像処
理部8からの映像信号を受ける。曲面状スクリーン24
は、映像投写器18から投写された光すなわち映像を反
射して、映像を表示する。曲面状スクリーンの前方中央
位置には、水平方向に沿って3つのホーンスピーカ30
A,30Bおよび30Cが配設される。3つのホーンス
ピーカ30A,30Bおよび30Cには、例えば、図1
の音声処理部10から音声信号例えば3チャンネルオー
ディオ信号が、それぞれ供給される。
【0033】3つのホーンスピーカ30A,30Bおよ
び30Cから放射された音は、曲面状スクリーン24の
中央部において反射して、ユーザすなわち視聴者の位置
に到達する。従って、ユーザすなわち視聴者に、曲面状
スクリーンの中央部から音が放射されているように感じ
させることができる。
【0034】図6は、本発明のアミューズメント装置の
一実施例すなわち図1のアミューズメントルームの第5
構成例を示す斜視図である。映像投写器18は、図1の
映像処理部8からの映像信号を受ける。曲面状スクリー
ン24は、映像投写器18から投写された光すなわち映
像を反射して、映像を表示する。曲面状スクリーン24
の左側方には、3つの同じスピーカ30Lが垂直方向に
配設され、曲面状スクリーン24の右側方には、3つの
同じスピーカ30Rが配設される。また、曲面状スクリ
ーン24の上方の中央位置にはスピーカ30CTが配設
され、曲面状スクリーン24の下方の中央位置にはスピ
ーカ30CTが配設される。また、曲面状スクリーン2
4の上方の左位置にはスピーカ30UPが配設され、曲
面状スクリーン24の上方の右位置にはスピーカ30U
Pが配設される。また、曲面状スクリーン24の下方の
左位置にはスピーカ30DWが配設され、曲面状スクリ
ーン24の下方の右位置にはスピーカ30DWが配設さ
れる。スピーカ30L,30R,30UP,30DWお
よび30CTには、図1の音声処理部10からの音声信
号が供給される。
【0035】上下の対をなす同一のスピーカ30CT
は、同一垂直線上に配置され、同一信号源により駆動さ
れる。スピーカ30UPおよび30DWは、同じスピー
カであり、同一垂直線上に配置され、同一信号源により
駆動される。従って、上下対をなす2つの同一スピーカ
30CT、ならびに30UPおよび30DWから放射さ
れる音は、ユーザすなわち視聴者には、曲面状スクリー
ン24の中間位置の仮想音源から音が放射されたように
聞こえるから、映像を表示するスクリーンに穴をあけな
くても、スクリーンの中央部から音が放射されているよ
うに感じさせることができる。
【0036】投写器18の左右に配置されたホーンスピ
ーカ30Aおよび30Cは、図5のホーンスピーカ30
Aおよび30Cと同一のもので、図1の音声処理部10
から音声信号が、それぞれ供給される。2つのホーンス
ピーカ30Aおよび30Cから放射された音は、曲面状
スクリーン24の中央部において反射して、ユーザすな
わち視聴者の位置に到達する。従って、ユーザすなわち
視聴者に、曲面状スクリーンの中央部から音が放射され
ているように感じさせることができる。
【0037】ユーザが座る椅子22は、椅子振動装置2
9によって振動が与えられる。椅子振動装置29は、音
声処理部10から供給される音声信号に従って振動を発
生する。椅子22および椅子振動装置29が載置される
プラットホーム31は、プラットホーム駆動装置32に
よって動かされる。駆動装置32は、例えば、プラット
ホーム31の4点をそれぞれ独立に動かす4つの油圧シ
リンダと、図1のコントロールセンターCCのプラット
ホーム制御部12からのプラットホーム制御信号を油圧
制御信号に変換して、4つの油圧シリンダに供給する油
圧制御部とを備えている。油圧制御部が、プラットホー
ム制御信号に応じて、4つの油圧シリンダを動かすこと
により、プラットホーム31を、前後、左右または上下
に動かすことができ、またチルトさせたり、振動させた
りすることができる。
【0038】椅子22のユーザの左右の耳に対応した位
置には、それぞれ耳元スピーカ30BSLおよび30B
SRが配設される。耳元スピーカ30BSLおよび30
BSRには、図1の音声処理部10からの音声信号を受
けて、例えば宇宙人の囁き等、身近な音を発生する。
【0039】機械音発生スピーカ30MRおよび30M
Lは、プラットホーム31の右側部および左側部に配設
され、図1の音声処理部10からの音声信号を受けて、
例えばユーザが乗っているものと仮想している宇宙船の
機械音を発生する。
【0040】足元スピーカ30FLおよび30FRは、
ユーザが座る椅子22の床面より下の左右に配置され、
図1の音声処理部10からの音声信号を受けて、例えば
ユーザが乗っているものと仮想している宇宙船の床より
下の音を発生する。
【0041】近接スピーカ30NLおよび30NRは、
プラットホーム31の前方の左右位置に配設され、図1
の音声処理部10からの音声信号を受けて、例えばユー
ザが乗っているものと仮想している宇宙船の室内の前方
の音を発生する。
【0042】後方スピーカ30RC,30RL,30R
Rは、それぞれ、プラットホーム31の後方中央、プラ
ットホーム31の比較的後方の左右位置に配設され、図
1の音声処理部10からの音声信号を受けて、例えばユ
ーザが乗っているものと仮想している宇宙船の室内の後
ろ音や宇宙船後方の音を発生する。
【0043】上述したように、図6の実施例において
は、複数の音発生手段から、それぞれ、映像に関連した
音がユーザに対して放射されるとともに、ユーザの近傍
に配設された音発生手段から映像に関連した音が発生さ
れるので、スクリーン24に表示されている映像の場面
をユーザが実際に体験していると感じさせるような音を
発生することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明のシアター装置によれば、映像を
表示するスクリーンの上下対称位置に配置されて同一信
号源によって駆動される少なくとも2個の同一スピーカ
から音を放射するようにしたので、ユーザすなわち視聴
者には、2個の同一スピーカの中間位置から音が放射さ
れるように聞こえるから、映像を表示するスクリーンに
穴をあけなくても、スクリーンの中央部から音が放射さ
れているように感じさせることができる。
【0045】本発明の音響装置によれば、指向性の高い
スピーカから曲面状スクリーンに対して音を放射するよ
うにしたので、ユーザすなわち視聴者に対して、曲面状
スクリーンの中央部から音が放射されているように感じ
させることができる。
【0046】本発明の第1のアミューズメント装置によ
れば、複数の音発生手段から、それぞれ、映像に関連し
た音をユーザに対して放射するようにしたので、表示さ
れている映像の場面を実際に体験していると感じさせる
ような音を発生することができる。
【0047】本発明の第2のアミューズメント装置によ
れば、ユーザの近傍に配設された音発生手段から映像に
関連した音を発生するようにしたので、表示されている
映像の場面を実際に体験していると感じさせるような音
を発生することができる。
【0048】本発明の第3のアミューズメント装置によ
れば、記録媒体に記録された音声信号および動き信号に
それぞれ従って、振動付与手段が椅子に振動を与え、プ
ラットホームが、椅子および振動付与手段を動かすよう
にしたので、ユーザに対し複雑な動きを与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象例であるアミューズメント装
置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明のシアター装置の第1実施例すなわち図
1のアミューズメントルーム100の第1構成例を示す
斜視図である。
【図3】本発明のシアター装置の第2実施例すなわち図
1のアミューズメントルーム100の第2構成例を示す
斜視図である。
【図4】本発明のシアター装置の第3実施例すなわち図
1のアミューズメントルーム100の第3構成例を示す
斜視図である。
【図5】本発明の音響装置の一実施例すなわち図1のア
ミューズメントルーム100の第4構成例を示す斜視図
である。
【図6】本発明のアミューズメント装置の一実施例すな
わち図1のアミューズメントルームの第5構成例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
18 映像投写器 22 椅子 24 スクリーン 29 椅子振動装置 30A,30B,30C ホーン型スピーカ 30BSL,30BSR 耳元スピーカ 30CT 前方中央スピーカ 30DW 前方下部スピーカ 30FL,30FR 足元スピーカ 30L 前方左スピーカ 30ML,30MR 機械音発生スピーカ 30NL,30NR 近接スピーカ 30R 前方右スピーカ 30RC,30RL,30RR 後方スピーカ 30UP 前方上部スピーカ 31 プラットホーム 32 プラットホーム駆動装置 100 アミューズメントルーム IM1乃至IM4,IM10,IM20,IM30,I
M200 仮想音源 SP1乃至SP4 スピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 9/52 G10K 15/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を表示するスクリーンと、 前記スクリーンの上下対称位置に配置されて同一信号源
    によって駆動される少なくとも2個の同一スピーカとを
    備えることを特徴とするシアター装置。
  2. 【請求項2】 曲面状スクリーンと、 前記曲面状スクリーンに対して音を放射する指向性の高
    いスピーカとを備えることを特徴とする音響装置。
  3. 【請求項3】 映像を表示するスクリーンと、 前記映像に関連した動きをユーザに与える動き付与手段
    と、 それぞれ、前記映像に関連した音を前記ユーザに対して
    放射する複数の音発生手段とを備えることを特徴とする
    アミューズメント装置。
  4. 【請求項4】 映像を表示するスクリーンと、 前記映像に関連した動きをユーザに与える動き付与手段
    と、 前記映像に関連した音を発生するために前記ユーザの近
    傍に配設された音発生手段とを備えることを特徴とする
    アミューズメント装置。
  5. 【請求項5】 映像を表示するスクリーンと、 前記映像に関連した動きをユーザに与える動き付与手段
    とを備え、 前記動き付与手段は、 前記ユーザが座る椅子と、 前記椅子に振動を与える振動付与手段と、 前記椅子および前記振動付与手段を動かすプラットホー
    ムとを含み、 前記振動付与手段およびプラットホームは、それぞれ、
    記録媒体に記録された音声信号および動き信号に従って
    動かされることを特徴とするアミューズメント装置。
JP5114533A 1993-05-17 1993-05-17 シアター装置、音響装置およびアミューズメント装置 Pending JPH06327090A (ja)

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