JP4734876B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出手段を備えた一対のリニアモータのステータを所定距離を隔てて平行に配置し、前記リニアモータのスライダ間をアーム部材で結合したリニアアクチュエータに関する。
リニアモータに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開昭63−213490号公報
特開2000−65970号公報
図5はリニアアクチュエータの従来構成の一例を示す平面図である。
1は上位装置であり、パルス信号による目標位置信号Psを第1位置制御手段2及び第2位置制御手段3に与える。第1位置制御手段2は、この目標位置信号Psと後述の第1リニアモータ6の位置検出信号Pfaとの偏差を演算して第1位置制御ドライバ4に推力指令F1を出力する。
同様に、第2位置制御手段3は、この目標位置信号Psと後述の第2リニアモータ7の位置検出信号Pfbとの偏差を演算して第2位置制御ドライバ5に推力指令F2を出力する。
6は第1リニアモータであり、61は固定配置されるステータ、62はモータ部を有するスライダである。7は第2リニアモータであり、71は固定配置されるステータ、72はモータ部を有するスライダである。
8は、第1リニアモータ6のスライダ62の位置検出手段であり、その位置検出信号Pfaは、第1位置制御手段2にフィードバックされる。9は、第2リニアモータ7のスライダ72の位置検出手段であり、その位置検出信号Pfbは、第2位置制御手段3にフィードバックされる。
第1位置制御ドライバ4は、第1リニアモータ6のスライダ62のモータ部に駆動電流I1を与える。第2位置制御ドライバ5は、第2リニアモータ7のスライダ72のモータ部に駆動電流I2を与える。
第1リニアモータ6のステータ61と第2リニアモータ7のステータ71は、所定距離を隔てて平行に配置されている。9はアーム部材であり、これら一対のリニアモータのスライダ52及び62間をリジッドに結合している。
アーム部材10において、Xaは第1位置制御手段2で位置制御された第1リニアモータ6のスライダ62の位置、Xbは第2位置制御手段3で位置制御された第2リニアモータ7のスライダ72の位置を示す。
図6は、第1位置制御手段2及び第1位置制御ドライバ4の詳細を示す機能ブロック図である。第2位置制御手段3及び第2位置制御ドライバ5の構成は、第1位置制御手段2及び第1位置制御ドライバ4の構成と同一のため、詳細表示を省略してある。
第1リニアモータ6のスライダ62のモータ部及び第2リニアモータ7のスライダ72のモータ部は、3相の交流モータで構成され、各相への交流電流の転流制御によりスライダが移動制御される。
第1及び第2位置制御ドライバ4及び5の回路構成及び各モータ部の構成とその動作については、特許文献1及び2に詳細に開示されているので、ここではその説明を省略する。
位置検出手段8及び9の具体的な構成及びこの動作原理についても特許文献1及び2に詳細に開示されているので、ここではその説明を省略する。位置検出手段8及び9の位置検出信号Pfa及びPfbは、ドライバのスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、
sin(2πfot+2πXa/P)及びsin(2πfot+2πXb/P)
で与えられる。
各位置制御ドライバ4,5では、これら位置検出信号とスキャン周期foとの位相差を入力する転流制御手段の出力と各位置制御手段2,3からの推力指令F1,F2に基づいて各モータ部の3相コイルへの電流をインバータにより制御する。
第1位置制御手段2において、21は積算カウンタであり、上位装置1からパルス数で与えられる目標位置信号Psを積算し、ディジタルの目標位置信号Piに変換する。22は位置検出手段8の位置検出信号Pfaを入力してその周期を算出する周期検出手段である。
23は位置変換手段、24は速度変換手段であり、周期検出手段22からの周期信号を取得して位置信号Pf及び速度信号Vfに変換する。この動作原理についても特許文献1及び2に詳細に開示されているので、ここではその説明を省略する。
25は位置制御手段であり、目標位置信号Piと位置信号Pfの偏差を演算して速度指令信号Viを出力する。26は速度制御手段であり、速度指令信号Viと速度信号Vfの偏差を演算して推力指令F1を位置制御ドライバ4に出力する。第2位置制御手段3及び第2位置制御ドライバ5の構成及び動作も同一である。
図5に戻り、従来のリニアアクチュエータの問題点を説明する。従来の位置制御では、共通の目標位置信号Psに対し第1位置制御手段2及び第2位置制御手段3には、夫々の制御対象であるリニアモータのスライダの位置検出信号Pfa及びPfbがフィードバックされ、各スライダ位置Xa及びXbは独立して位置制御される。
この場合、各スライダは、制御開始点位置を基準にした移動量により位置が制御されるため、制御開始点の位置関係に、ガイドのアンバランスや外力によりばらつきがあると、それがそのまま姿勢ずれとして残留する。
従って、そのスライダ62の位置Xaとスライダ72の位置Xbは、図示のようにX軸方向の位置ずれが発生し、この位置ずれは各リニアモータの独立した位置制御では本質的に補正することができない。従って、アーム部材10のY軸方向位置では各点で位置制御の精度がばらつくこととなり、高精度の位置決め制御の障害要因となっている。
従って本発明が解決しようとする課題は、一対のリニアモータのスライダ間をアーム部材で結合するリニアモータで発生する各モータ間の位置誤差を補正して高精度の位置決め制御を可能とするリニアアクチュエータを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)位置検出手段を備えた一対のリニアモータのステータを所定距離を隔てて平行に配置し、前記リニアモータのスライダ間をアーム部材で結合したリニアアクチュエータにおいて、
前記一対の位置検出手段の出力の和に基づき前記スライダ間の中点位置信号を算出する中点位置検出手段と、
前記一対の位置検出手段の出力の差に基づき前記スライダ間の位置誤差信号を算出する位置誤差検出手段と、
前記中点位置信号と目標位置信号との偏差に基づく推力指令によりドライバを介して前記リニアモータのスライダを駆動する中点位置制御手段と、
前記位置誤差信号を演算した補正信号を前記推力指令に差動的に重畳させる姿勢制御手段と、
を備え
前記一対の位置検出手段の出力は、前記スライダの位置に応じて位相が変調される正弦波の位相変調信号であり、
前記中点位置検出手段は、前記一対の位置検出手段が出力する位相変調信号を平均演算することにより前記中点位置信号を算出し、
前記位置誤差検出手段は、前記一対の位置検出手段が出力する位相変調信号の位相差を演算することにより前記位置誤差信号を算出することを特徴とするリニアアクチュエータ。
)前記一対のリニアモータスライダ位置Xa,Xbは、前記中点位置Xcからのずれを±ΔXとするとき、
Xa=Xc+ΔX,Xb=Xc−ΔXで与えられ、
前記ドライバのスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、前記夫々の位置検出手段の出力信号は、
sin(2πfot+2πXa/P),sin(2πfot+2πXb/P)で与えられ、 前記中点位置信号Pfcは、これらの単純加算値、
2sin(2πfot+2πXc/P)で与えられることを特徴とする(1)に記載のリニアアクチュエータ。
)前記一対のリニアモータスライダ位置Xa,Xbは、前記中点位置Xcからのずれを±ΔXとするとき、
Xa=Xc+ΔX,Xb=Xc−ΔXで与えられ、
前記ドライバのスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、前記夫々の位置検出手段の出力信号は、
sin(2πfot+2πXa/P),sin(2πfot+2πXb/P)で与えられ、 前記位置誤差信号Peは、これら出力信号の位相差、2π・2ΔX/Pで与えられることを特徴とする(1)に記載のリニアアクチュエータ。
)前記中点位置XcからのずれΔXは、前記スリットピッチPに対し、ΔX<<Pであることを特徴とする()又は()に記載のリニアアクチュエータ。
)前記中点位置制御手段は、中点位置信号の周期信号に基づき前記中点位置の位置信号及び速度信号に変換する位置変換手段及び速度変換手段を有することを特徴とする(1)乃至()のいずれかに記載のリニアアクチュエータ。
)前記姿勢制御手段は、位置誤差信号の位相差に基づき前記スライダ間の位置誤差信号及び速度信号に変換する位置変換手段及び速度変換手段を有することを特徴とする(1)乃至()のいずれかに記載のリニアアクチュエータ。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)一対のリニアモータのスライダ間を結合するアーム部材の中点位置を演算で検出し、この位置を各位置制御手段によりフィードバック制御することにより、中点を高精度で位置決めすることが可能となる。
(2)各スライダの制御開始点での位置関係のばらつきは、位置誤差検出手段により検出され、姿勢制御手段により各リニアモータの推力を差動的に修正することで補正されるので、アーム部材の各点の位置制御精度のばらつきを解消することが可能となる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は本発明を適用したリニアアクチュエータの一実施形態を示す平面図である。図5で説明した従来のリニアアクチュエータと同一要素には同一符号を付し、説明を省略する。以下、本発明の特徴部につき説明する。
本発明では、スライダ間の中点(アーム部材の中点)を位置決めすべく、一対のスライダのモータを一つのモータとして扱うと共に、スライダ間の位置誤差を修正する姿勢制御手段を備えることにより位置制御の精度を高めることを主眼としている。
図1において、100は中点位置制御手段、200は姿勢制御手段、300は中点位置検出手段、400は位置誤差検出手段である。中点位置制御手段100は、目標位置信号Psと中点位置検出手段300からの中点位置信号Pfcとの偏差に基づく共通の推力指令Fcを算出して第1位置制御ドライバ4及び第2位置制御ドライバ5に与え、一対のスライダのモータを一つのモータとして位置制御する。
姿勢制御手段200は、位置誤差ゼロの目標値と位置誤差検出手段400からの位置誤差検出信号Peとの偏差に基づく補正信号Feを算出し、加算器501及び減算器502により共通の推力指令Fcにこれを差動的に重畳させて位置誤差がゼロとなる姿勢制御を実行する。
中点位置検出手段300は、加算器301と平均演算器302よりなり、一対の位置検出手段8及び9の位置検出信号Pfa及びPfbを単純な平均演算することにより、中点位置信号Pfcを算出することを特徴としている。これは、位置検出信号Pfa及びPfbが連続的な正弦波信号で与えられるメリットを利用したものである。
スライダ62及び72の位置Xa,Xbは、中点位置Xcからのアーム部材9の回転によるずれを±ΔXとするとき、Xa=Xc+ΔX,Xb=Xc−ΔXで与えられ、共通ドライバ100のスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、位置検出手段7及び8の出力は、
Pfa=sin(2πfot+2πXa/P) (1)
Pfb=sin(2πfot+2πXb/P) (2)
で与えられる。
中点Xcの位置検出信号Pfcは、(1),(2)式の単純加算値Pfa+Pfbで与えられる。
Pfc=sin(2πfot+2πXa/P)+sin(2πfot+2πXb/P)
=sin(2πfot+2πXc/P+2πΔX/P)
+sin(2πfot+2πXc/P−2πΔX/P)
=2cos2πΔX/P・sin2πfot+2πXc/P) (3)
ここで、ずれΔXがスリットピッチPより十分小さい、ΔX<<Pであれば、(3)におけるcos2πΔX/P≒1となるので、中点Xcの位置信号Pfcは、
Pfc=2sin(2πfot+2πXc/P) (4)
で与えられる。演算によりこれを1/2倍した信号を中点Xcの位置信号Pfcとする。
位置誤差検出手段400は、一対の位置検出手段8及び9の位置検出信号Pfa及びPfbを、バッファを介して入力する位相差検出器401よりなり、位置検出信号Pfa及びPfの差より導かれる位相差を算出する。
(1)式及び(2)式より、
Pfa=sin(2πfot+2πXa/P)
=sin(2πfot+2πXc/P+2πΔX/P) (5)
Pfb=sin(2πfot+2πXb/P)
=sin(2πfot+2πXc/P−2πΔX/P) (6)
(5)式及び(6)式より、両者の位相差は2π・2ΔX/Pとなり、ΔX<<Pであれば、転流制御の理論からこの位相差が位置誤差検出信号Peとなる。
図2は、中点位置制御手段100、第1位置制御ドライバ4、姿勢制御手段200の詳細を示す機能ブロック図である。第2位置制御ドライバ5の構成は、第1位置制御ドライバ4と同一のため、詳細表示を省略してある。
第1リニアモータ6のスライダ62のモータ部及び第2リニアモータ7のスライダ72のモータ部は、三相モータ構成とされ、A相,B相,C相夫々について位置制御ドライバ4及び5の三相インバータで転流制御される。第2リニアモータ7においても同様である。
中点位置制御手段100の構成は、図6で説明した従来の第1位置制御手段2の構成と基本的に同一である。積算カウンタ101、周期検出手段102、位置変換手段103、速度変換手段104、位置制御手段105、速度制御手段106の機能は、図6の構成要素21乃至26と同一機能を有する。
本発明特有の構成としては、位置変換及び速度変換のための周期検出手段102には、中点位置検出手段300で算出された中点位置信号Pfcが与えられ、第1位置制御ドライバ4の転流信号が第2位置制御ドライバ5の転流信号として与えられる。
姿勢制御手段200の構成は、基本的に中点位置制御手段100の構成と同一である。位置誤差検出手段400からの位相差信号Peは、位置変換手段203及び速度変換手段204に入力され、夫々位置及び速度のフィードバック信号Pfe及びVfeに変換される。
位置制御手段205は、位置誤差の設定値ゼロと位置変換手段203からのフィードバック信号Pfeとの偏差を演算して速度指令Vieを出力する。速度制御手段206は、この速度指令Vieと速度変換手段204からのフィードバック信号Vfeとの偏差を演算して推力の補正信号Feを出力する。
中点位置検出手段300において、301は加算器であり、一対の位置検出手段8及び9の位置検出信号Pfa及びPfbを単純加算する。平均演算器302はその加算値を入力し上記(3)式及び(4)式を演算して1/2倍した中点位置信号Pfcを出力する。
中点位置信号Pfcは、2sin(2πfot+2πX/P)のようにアナログの正弦波信号で与えられるが、スキャン周期との位相差検出及び位置,速度変換のための周期検出の前段処理でコンパレータによりディジタル化されるので、振幅変動による影響が中点位置信号Pfcに誤差としてあらわれることはない。
図3は、本発明の他の実施形態を示すリニアアクチュエータの平面図である。この実施形態の基本構成は、一対の位置検出手段と目標位置信号との偏差に基づく推力指令によりリニアモータのスライダをドライバを介して駆動する一対の位置制御手段とを備えており、図5に示した従来のリニアアクチュエータと同一構成である。
この実施形態の特徴は、一対の位置検出手段の位置検出信号の差から算出した補正信号を一対の位置制御手段への目標位置信号に差動的に重畳させる位置誤差修正手段を設けた点にある。
600は位置誤差修正手段であり、補正手段601、加算器602、減算器603を備えている。補正手段601は、位置検出手段8の位置検出信号Pfaと位置検出手段9の位置検出信号Pfbの差信号と設定値ゼロとの偏差を演算した補正信号Meを算出する。
この補正信号Meは、加算器602及び減算器603により目標位置信号Psに差動的に重畳され、目標位置信号Ps1及びPs2として第1位置制御手段2及び第2位置制御手段3に入力される。
図4は、第1位置制御手段2、第1位置制御ドライバ4、位置誤差修正手段600の詳細を示す機能ブロック図である。第2位置制御手段3及び第2位置制御ドライバ5の構成は、第1位置制御2及び第1位置制御ドライバ4と同一のため、詳細表示を省略してある。
第1位置制御ドライバ4及び第2位置制御ドライバ5構成は、図6に示した従来構成と同一である。第1位置制御手段2及び第2位置制御手段3の構成は、図6に示した従来構成と同一であるが、位置変換手段23の出力Pfをパルス信号に戻すパルス変換器27が追加されている。これは、上位装置1からの目標位置信号Psの信号形態に合わせるためである。
誤差修正手段600において、604及び605は積算カウンタであり、 第1位置制御手段2のパルス変換器27及び第2位置制御手段3のパルス変換器37(図示せず)からの位置信号パルスを積算する。これら積算カウンタの出力は減算器606で位置誤差が算出される。算出された位置誤差と設定値ゼロとの偏差が補正手段601で演算され補正信号Meが算出され、加算器602及び減算器603に導かれる。
上位装置1からの目標位置信号Psは、積算カウンタ607及び608で積算される。これら積算カウンタの出力は、加算器602及び減算器603に導かれて補正信号Meが差動的に重畳される。
加算器602及び減算器603の出力は、パルス変換器609及び610により再びパルス信号に戻され、第1位置制御手段2及び第2位置制御手段3へ補正された目標位置信号Ps1及びPs2として入力される。
本発明を適用したリニアアクチュエータの一実施形態を示す平面図である。 図1の回路構成の詳細を示す機能ブロック図である。 本発明の他の実施形態を示すリニアアクチュエータの平面図である。 図3の回路構成の詳細を示す機能ブロック図である。 従来のリニアアクチュエータの一例示す平面図である。 図5の回路構成の詳細を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 上位装置
4 第1位置制御ドライバ
5 第2位置制御ドライバ
6 第1リニアモータ
7 第2リニアモータ
61,71 ステータ
62,72 スライダ
8,9 位置検出手段
10 アーム部材
C 中点
100 中点位置制御手段
200 姿勢制御手段
300 中点位置検出手段
301 加算器
302 平均値演算器
400 位置誤差検出手段
401 位相差検出器
501 加算器
502 減算器

Claims (6)

  1. 位置検出手段を備えた一対のリニアモータのステータを所定距離を隔てて平行に配置し、前記リニアモータのスライダ間をアーム部材で結合したリニアアクチュエータにおいて、
    前記一対の位置検出手段の出力の和に基づき前記スライダ間の中点位置信号を算出する中点位置検出手段と、
    前記一対の位置検出手段の出力の差に基づき前記スライダ間の位置誤差信号を算出する位置誤差検出手段と、
    前記中点位置信号と目標位置信号との偏差に基づく推力指令によりドライバを介して前記リニアモータのスライダを駆動する中点位置制御手段と、
    前記位置誤差信号を演算した補正信号を前記推力指令に差動的に重畳させる姿勢制御手段と、
    を備え、
    前記一対の位置検出手段の出力は、前記スライダの位置に応じて位相が変調される正弦波の位相変調信号であり、
    前記中点位置検出手段は、前記一対の位置検出手段が出力する位相変調信号を平均演算することにより前記中点位置信号を算出し、
    前記位置誤差検出手段は、前記一対の位置検出手段が出力する位相変調信号の位相差を演算することにより前記位置誤差信号を算出することを特徴とするリニアアクチュエータ。
  2. 前記一対のリニアモータのスライダ位置Xa,Xbは、前記中点位置Xcからのずれを±ΔXとするとき、
    Xa=Xc+ΔX,Xb=Xc−ΔXで与えられ、
    前記ドライバのスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、前記夫々の位置検出手段の出力信号は、
    sin(2πfot+2πXa/P),sin(2πfot+2πXb/P)で与えられ、 前記中点位置信号Pfcは、これらの単純加算値、
    2sin(2πfot+2πXc/P)で与えられることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
  3. 前記一対のリニアモータのスライダ位置Xa,Xbは、前記中点位置Xcからのずれを±ΔXとするとき、
    Xa=Xc+ΔX,Xb=Xc−ΔXで与えられ、
    前記ドライバのスキャン周期をfo、リニアモータのスリットピッチをPとするとき、前記夫々の位置検出手段の出力信号は、
    sin(2πfot+2πXa/P),sin(2πfot+2πXb/P)で与えられ、 前記位置誤差信号Peは、これら出力信号の位相差、2π・2ΔX/Pで与えられることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
  4. 前記中点位置XcからのずれΔXは、前記スリットピッチPに対し、ΔX<<Pであることを特徴とする請求項2又は3に記載のリニアアクチュエータ。
  5. 前記中点位置制御手段は、中点位置信号の周期信号に基づき前記中点位置の位置信号及び速度信号に変換する位置変換手段及び速度変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリニアアクチュエータ。
  6. 前記姿勢制御手段は、位置誤差信号の位相差に基づき前記スライダ間の位置誤差信号及び速度信号に変換する位置変換手段及び速度変換手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリニアアクチュエータ。
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