JP4734757B2 - 三相巻鉄心 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
この発明は、三相変圧器、三相リアクトル等に用いる三相巻鉄心に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の三相巻鉄心の一般的な構成を示す説明図であり、図7の(a)は正面図、図7の(b)は側面図である。図において、1及び2は電磁鋼板を図示しない巻芯に巻回して成形した第1の内側鉄心及び第2の内側鉄心、3は内側鉄心と同様に成形した外側鉄心、1a、2a及び3aはステップラップ接合部、3b及び3cは外側鉄心3の内周側の電磁鋼板に生じた弛み部分、4及び5は外側鉄心3の内周側と第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2の外周側により形成された空洞部、6は締め付けバンドである。
【0003】
また、図8は、ステップラップ接合部1a、2a及び3aの詳細を示す説明図であり、7は電磁鋼板、8は間隙である。このように、ステップラップ接合部1a、2a及び3aにおける電磁鋼板7の突き合わせ部分には間隙8が存在する。
【0004】
このような三相巻鉄心は、外側鉄心3に第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2を内接するように組み立て、焼鈍し、冷却した後、第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2並びに外側鉄心3を分解し、図示しない同心状の高圧コイルと低圧コイル内に、第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2並びに外側鉄心3を各々のステップラップ接合部1a及び2a及び3aを開いて挿入して組み立て、締め付けバンド6及びコイル固定部品等を装着して、例えば三相変圧器として使用されるものである。
【0005】
図9は、実開昭57−157123号公報に開示された、従来の三相巻鉄心の別の構成を示す説明図であり、図7と同一符号は同一又は相当部分を示している。図9において、9及び10は、鉄心の振動数と極端に離れた固有振動数を持ち、弾性を有する高分子材料からなる防振スペーサ、A1は上部継鉄部、A2は下部継鉄部、Bは脚部であり、脚部Bの周囲に図示しないコイルが巻装される。
【0006】
図9の三相巻鉄心は、第1の内側鉄心1と外側鉄心3との間及び第2の内側鉄心2と外側鉄心3との間に間隙を作り、この間隙に、防振スペーサ9を挿入すると共に、前記空洞部にも略三角状の防振スペーサ10を挿入して構成されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
三相巻鉄心により三相変圧器等を構成する場合において、近年、三相巻鉄心には、励磁による電磁鋼板の磁歪振動及び交流磁界による電磁振動等により発生する騒音の低減が強く求められている。
【0008】
図7のような構成の従来の三相巻鉄心においては、前記焼鈍中又は鉄心組み立て時に、空洞部4及び5周りの外側鉄心3の内周側の電磁鋼板に弛み部分3b及び3cが生じ、弛んだ電磁鋼板は振動し易く、騒音が大きくなるという問題点があった。
【0009】
図9のような構成の従来の三相巻鉄心は、図7のような従来の三相巻鉄心の問題点を解決するためになされたものであるが、鉄心の振動数と極端に離れた固有振動数を有する防振スペーサ9及び10による振動絶縁効果を利用する都合上、継鉄部と脚部の両方において、第1の内側鉄心1と外側鉄心3との間及び第2の内側鉄心2と外側鉄心3との間に防振スペーサを挿入するための間隙が必要となるため、その分だけ鉄心が大きくなり、特に脚部が大きくなるとその外側に巻装されるコイルの寸法が大きくなるため、製造コストが上昇するという問題点があった。
【0010】
また、鉄心の振動数と極端に離れた固有振動数を有する防振スペーサ9及び10として用いる高分子材料は鉄等の金属材料と比較して高価であると共に、前記防振スペーサを挿入するための間隙並びに空洞部4及び5に多数の防振スペーサ9及び10を挿入するため、材料費、加工費、部品点数及び組み立て工数の増加等により、製造コストが上昇するという問題点があった。
【0011】
また、防振スペーサ9を、図9のように分散して局所的に挿入するため、第1の内側鉄心1及び外側鉄心3の防振スペーサ9との接触面並びに第2の内側鉄心2及び外側鉄心3の防振スペーサ9との接触面に集中荷重がかかり、この集中荷重による鉄心の歪みにより無負荷損等の鉄心特性が損なわれるという問題点があった。
【0012】
この発明は前記のような課題を解決するためになされたものであり、騒音を低減することができると共に鉄心特性を向上することができる三相巻鉄心を得ることを目的とする。
【0013】
また、製造コストを低減することができる三相巻鉄心を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る三相巻鉄心は、外側鉄心と、この外側鉄心の内側に配設された互いに隣接する第1の内側鉄心及び第2の内側鉄心とからなる三相巻鉄心において、
前記外側鉄心の内周側継鉄部において、
縦方向長さを前記外側鉄心の継鉄部の直線部分の長さと略同一とする、
前記外側鉄心の内周側の弛み発生抑制用補強板を、前記外側鉄心及び第1の内側鉄心並びに前記外側鉄心及び第2の内側鉄心により挟持するとともに、前記外側鉄心のステップラップ接合部を前記補強板の縦方向長さの略一杯の範囲にわたって設けてなるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図であり、図において、1及び2は電磁鋼板を図示しない巻芯に巻回して成形した第1の内側鉄心及び第2の内側鉄心、3は内側鉄心と同様に成形した外側鉄心、1a、2a及び3aはステップラップ接合部、4及び5は外側鉄心3の内周側と第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2の外周側により形成される空洞部、6は締め付けバンド、11は外側鉄心3の内周側の弛み発生抑制用補強板である。また、A1は上部継鉄部、A2は下部継鉄部、Bは脚部、Lは外側鉄心3の継鉄部の直線部分の長さである。脚部Bの周囲に図示しないコイルが巻装される。
【0022】
第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2は、電磁鋼板を図示しない巻芯に巻回後、略四角状に成形したものであり、電磁鋼板としては、方向性珪素鋼板等が用いられる。外側鉄心3は第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2と同様に成形したものであり、この外側鉄心3に第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2を内接するように組み立てる。
【0023】
以下において、補強板11のY方向の長さを「縦方向長さ」、X方向の長さを「横方向長さ」、Z方向の長さを「厚さ」と呼ぶ。
【0024】
補強板11は、上部継鉄部A1及び下部継鉄部A2に挿入されており、三相巻鉄心製作時に外側鉄心3の内周側電磁鋼板の弛みの発生を抑制できる剛性を有し、外側鉄心3及び第1の内側鉄心1並びに外側鉄心3及び第2の内側鉄心2により挟持される縦方向長さを持っている。図1の例では、補強板11の縦方向長さは、外側鉄心3の継鉄部の直線部分の長さLと略同一となっている。例えば、補強板11としては、2〜6mm程度の厚さの鉄板を用いることができる。
【0025】
このような補強板11の形状は、補強板11のヤング率並びに補強板11の縦方向長さ、横方向長さ及び厚さにより決まる剛性が、三相巻鉄心製作時に外側鉄心3の内周側の弛みの発生を抑制できる剛性となるように、例えば実験により決定することができる。補強板11の厚さは、製造コスト低減及び小形化のために、なるべく薄くすることが望ましい。
【0026】
第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2並びに外側鉄心3は、加工劣化による鉄心特性の低下を回復させるために不活性ガス雰囲気中で高温に加熱して焼鈍するが、図1のように組み立てた状態で焼鈍する。この時、第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2並びに外側鉄心3で形成される空洞部4及び5の外側鉄心3の内周側(外側鉄心3の内周側継鉄部)に、補強板11を当てがい、外側鉄心3の内側の電磁鋼板に弛みを生じないようにする。前記焼鈍後、第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2並びに外側鉄心3を解体し、図示しないコイルに装着するが、外側鉄心3の内周側継鉄部に補強板11を当てがい、外側鉄心3の電磁鋼板が内側に弛みを生じないようにして再び元の形状に復元する。
【0027】
図1の構成では、外側鉄心3の内周側継鉄部に補強板11を沿わせているので、外側鉄心3の内側の電磁鋼板が補強板11により矯正される。このように、補強板11による容易かつ確実な押さえ付け効果により、外側鉄心3の内周側の弛みの発生を抑制できると共に、図8に示した外側鉄心3のステップラップ接合部3aにおける電磁鋼板7の突き合わせ部分の間隙8を小さくすることができる。また、補強板11は、外側鉄心3及び第1の内側鉄心1並びに外側鉄心3及び第2の内側鉄心2により挟持される縦方向長さを持っているため、外側鉄心の上部継鉄部A1及び下部継鉄部A2の直線部分の広い範囲にわたり、外側鉄心3の矯正効果を有する。従って、交流磁界による電磁鋼板の振動を抑制でき、騒音を低減することができると共に無負荷損も低減することができる。
【0028】
また、補強板11は脚部Bには挿入しない構成であるため、従来技術の図9の構成と比較して脚部Bに巻装されるコイルの寸法を小さくすることができるため、製造コストを低減することができる。
【0029】
また、従来技術の図9の構成のように鉄等の金属材料と比較して高価な高分子材料からなる防振スペーサを多数用いる構成ではないため、材料費、加工費、部品点数及び組み立て工数の削減等により、製造コストをさらに低減することができる。補強板11として鉄板等の比較的安価な金属材料を用いた場合には、特に製造コストを低減することができる。
【0030】
また、補強板11は、その縦方向長さを例えば図1の構成では外側鉄心3の継鉄部の直線部分の長さLと略同一としており、すなわち縦方向長さをなるべく長くしているため、前記電磁鋼板の矯正効果と共に、外側鉄心にかかる内側鉄心の荷重の分散効果が大きくなる。従って、従来技術の図9の構成のような集中荷重による鉄心の歪みが生じないため、鉄心特性を向上させることができる。
【0031】
以上の説明においては、補強板11として鉄等の金属材料を用いる場合を示したが、特に磁性体からなる場合は、従来技術の図9の構成のように非磁性体の防振スペーサ9、10を用いた場合と比較して、磁性体からなる補強板11挿入部分近傍の鉄心内磁束密度を低減することができ、無負荷損と騒音をさらに低減することができる。
【0032】
また、補強板11に用いられる材料は以上説明したものに限定されるものではなく、外側鉄心3の内周側電磁鋼板の弛みの発生を抑制できる材料であればよい。例えば、2種以上の素材の物性を活かして複合された金属基複合材料等の複合材料、制振鋼板等の制振材料、又は積層接着珪素鋼板等を使用することもできる。
【0033】
補強板11として金属基複合材料を用いた場合には、金属母材に強化繊維等を混入して金属単体よりも機械的特性を向上させることができる。例えば強化繊維を金属母材に混入して比剛性を上げることにより、補強板11の厚さをより薄くしても外側鉄心3の内周側電磁鋼板の弛みの発生を抑制できる剛性を確保することがでるため、より小形化を図ることができる。
【0034】
補強板11として制振鋼板を用いた場合には、制振鋼板の振動減衰特性により、補強板11として鉄板を用いた場合の効果に加えて、さらに電磁鋼板の振動を抑制でき、騒音を低減することができる。
【0035】
図2は、補強板11として用いる積層接着珪素鋼板の構成を示す説明図であり、図において、12は補強板として用いる積層接着珪素鋼板、12aは薄板の短冊状の珪素鋼板である。積層接着珪素鋼板12は、薄板の短冊状の珪素鋼板12aを接着剤で接着して所定の厚さに積層しているので、一体化され剛性が高く、かつ磁気特性の良好なものとなっている。補強板11として積層接着珪素鋼板12を用いた場合は、補強板11として鉄板を用いた場合の効果に加えて、積層接着珪素鋼板12が挿入部分に隣接する鉄心の一部として作用するため、積層接着珪素鋼板12挿入部分近傍の鉄心内磁束密度の低減効果が大きく、無負荷損と騒音をさらに低減することができる。
【0036】
以上の説明においては、補強板11が上部継鉄部A1と下部継鉄部A2の両方に挿入されている場合を示したが、騒音等の要求仕様の程度に応じて、補強板11を上部継鉄部A1と下部継鉄部A2のいずれかのみに挿入してもよい。
【0037】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図であり、実施の形態1の図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。図3において、13は例えばゴム材料からなる弾性板であり、補強板11に沿わせて内側鉄心側に配設されている。外側鉄心3の内周側継鉄部において、補強板11が外側鉄心3側になるように、補強板11及び弾性体13を外側鉄心3及び第1の内側鉄心1並びに外側鉄心3及び第2の内側鉄心2により挟持している。例えば補強板11としては厚さが2〜6mm程度の鉄板、弾性板13としては厚さが1〜3mm程度のゴム板を用いることができる。
【0038】
図3のような構成によれば、実施の形態1と同様の作用効果を奏すると共に、弾性板13により外側鉄心3及び第1の内側鉄心1の間並びに外側鉄心3及び第2の内側鉄心2の間にできる隙間の調整が容易となり、より確実に外側鉄心3の内周側電磁鋼板の弛みの発生を抑制することができるため、さらに効果的に交流磁界による電磁鋼板の振動を抑制でき、騒音を低減することができると共に無負荷損も低減することができる。
【0039】
図4は、この発明の実施の形態2に係る三相巻鉄心の別の構成を示す説明図であり、図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。図4において、13aは三角柱状の弾性体である。外側鉄心3の内周側継鉄部において補強板11を外側鉄心3及び第1の内側鉄心1並びに外側鉄心3及び第2の内側鉄心2により挟持すると共に、空洞部4及び5において三角柱状の弾性体13aを補強板11並びに第1の内側鉄心1及び第2の内側鉄心2により拘持しており、このような構成によっても、図3による構成と同様の作用効果を奏する。
【0040】
図4においては、三角柱状の弾性体13aを用いる場合を示したが、空洞部4及び5に挿入する弾性体は三角柱状に限定されるものではなく、円柱状等他の形状であってもよい。
【0041】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図であり、実施の形態1の図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。図5において、3dは外側鉄心3のステップラップ接合部である。また、図6は、ステップラップ接合部3dの詳細を示す説明図であり、7は電磁鋼板、8は間隙である。この発明の実施の形態3に係る三相巻鉄心の構成は、ステップラップ接合部3d以外は実施の形態1の図1と同様である。
【0042】
図5において、外側鉄心3の内周側の弛み発生抑制用補強板11の縦方向長さは、外側鉄心3の継鉄部の直線部分の長さLと略同一となっており、補強板11は、外側鉄心3のステップラップ接合部3d側の下部継鉄部A2において、外側鉄心3の矯正効果があるため、外側鉄心3の弛みを抑制することができ、このような矯正効果が及ぶ範囲一杯にわたってステップラップ接合部を設けることができる。すなわち、図5においては、ステップラップ接合部3dは、補強板11の縦方向長さの略一杯の範囲にわたって設けられている。
【0043】
このようにステップラップ接合部を構成できる範囲が広くなるため、ステップラップ接合部を図5及び図6の3dのように広くした場合においては、外側鉄心3のXZ断面における全断面積に対する接合部の間隙8の占める比率を大幅に低減することができる。さらに、前記外側鉄心3の矯正効果により間隙8を狭くすることができる。
【0044】
従って、実施の形態1と比べて、ステップラップ接合部がある部分の電磁鋼板内の磁束密度を低減でき、騒音及び無負荷損をさらに低減することができる。
【0045】
【発明の効果】
この発明に係る三相巻鉄心は、以上説明したように構成されているので、騒音を低減することができると共に鉄心特性を向上することができるという効果を奏する。また、この発明に係る三相巻鉄心は、製造コストを低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る三相巻鉄心の補強板として使用される積層接着珪素鋼板の説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る三相巻鉄心の別の構成を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る三相巻鉄心の構成を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る三相巻鉄心の外側鉄心のステップラップ接合部の詳細を示す説明図である。
【図7】 従来の三相巻鉄心の一般的な構成を示す説明図である。
【図8】 従来の三相巻鉄心のステップラップ接合部の詳細を示す説明図である。
【図9】 従来の三相巻鉄心の別の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1の内側鉄心、2 第2の内側鉄心、3 外側鉄心、1a、2a、3a、3d ステップラップ接合部、3b、3c 弛み部分、4、5 空洞部、6 締め付けバンド、7 電磁鋼板、8 間隙、11 補強板、12 積層接着珪素鋼板、12a 薄板の短冊状の珪素鋼板、13 弾性板、13a 三角柱状の弾性体、A1 上部継鉄部、A2 下部継鉄部、B 脚部、L 外側鉄心継鉄部の直線部分の長さ。
Claims (1)
- 外側鉄心と、この外側鉄心の内側に配設された互いに隣接する第1の内側鉄心及び第2の内側鉄心とからなる三相巻鉄心において、
前記外側鉄心の内周側継鉄部において、
縦方向長さを前記外側鉄心の継鉄部の直線部分の長さと略同一とする、
前記外側鉄心の内周側の弛み発生抑制用補強板を、
前記外側鉄心及び第1の内側鉄心並びに前記外側鉄心及び第2の内側鉄心により挟持するとともに、
前記外側鉄心のステップラップ接合部を前記補強板の縦方向長さの略一杯の範囲にわたって設けてなること特徴とする三相巻鉄心。
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