JP3031213B2 - 電磁誘導機器 - Google Patents

電磁誘導機器

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JP3031213B2
JP3031213B2 JP7230171A JP23017195A JP3031213B2 JP 3031213 B2 JP3031213 B2 JP 3031213B2 JP 7230171 A JP7230171 A JP 7230171A JP 23017195 A JP23017195 A JP 23017195A JP 3031213 B2 JP3031213 B2 JP 3031213B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器、リアク
トル等の内鉄形の電磁誘導機器において、鉄心脚鉄の少
なくとも一脚にコイルが装着されない電磁誘導機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的小容量の変圧器またはリアクトル
等の電磁誘導機器は、コイルを鉄心の一方の脚鉄に装着
し、他方の脚鉄にはコイルが装着されないものも多く使
用されている。図10、図11はコイルを一方の脚鉄に
装着した単相変圧器の従来例を示す構成図である。図に
おいて、1は鉄心であり、上下方向に配置された2つの
脚鉄1a、1bとこの脚鉄の上端相互間及び下端相互間
を磁気的に結合する2つの継鉄1c、1dで構成されて
いる。鉄心1は幅の異なる磁性鋼板を適宜積層し、各幅
の積層した角部が円形となるように積層されている。積
層の中間には冷却媒体が流通するように間隙1e、1f
が設けられている。2は継鉄1a、1bの積層端面に添
わせた鉄心押え板、3は脚鉄1a、1bのずれ止めのた
めの絶縁ピン、4は積層された磁性鋼板の積層状態を固
定する緊縛バンド、5は下部の継鉄部分1cを挟んで固
定する下部端枠、6は上部の継鉄部分1dを挟んで固定
する上部端枠、7はコイルであり、巻芯7aに低圧コイ
ル7b、高圧コイル7cを巻回し、下端には鉄心との間
の絶縁を確保し、重量を支えるためのコイル受台7d、
上部にはコイルの端部の絶縁を確保し、コイルに押付力
を与えるコイル押え板7eが配置されている。8はコイ
ルが装着されない脚鉄のコイル7に対向する側に設けら
れたシールド電極である。9は鉄心押え板2に取付けら
れたシールド電極取付け金具、10はシールド電極8の
電気的閉回路を回避する絶縁板である。
【0003】このように構成された電磁誘導機器では、
鉄心1の一方の脚鉄1aに装着された外周部は高電圧に
課電されており、コイルが装着されない脚鉄1bに装着
されたシールド電極が脚鉄表面の凹凸を遮蔽し、絶縁耐
力が確保されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の一方の脚鉄
にコイルが装着される電磁誘導機器では、脚鉄1bの表
面とシールド電極8との間にはA寸法の間隔があり、コ
イルが装着されていないにも係わらず鉄心の寸法は双方
の脚鉄にコイルが装着される場合とほぼ同じ寸法であり
A寸法が無駄になっており、電磁誘導機器として必要以
上に大きくなっているという問題点がある。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、コイルが装着されない脚鉄に取り
付けるシールド電極の取り付け方法を改良し、小形軽量
化を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる電磁誘導機器は、コイルが装着されない脚鉄のコイ
ルに対向する側の側面に半円形のシールド電極を、脚鉄
の外接円に添って絶縁部材を間挿して、取り付けたもの
である。
【0007】この発明の請求項2に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
側面に半円形のシールド電極を、脚鉄の外接円に添って
絶縁部材を間挿し、緊縛バンドで緊縛して取り付けたも
のである。
【0008】この発明の請求項3に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
側面に半円形のシールド電極を、脚鉄の外接円に添って
絶縁部材を間挿して取り付け、電磁シールド下端と継鉄
との間にシールド支持板を間挿して取り付けたものであ
る。
【0009】この発明の請求項4に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
背面に、冷媒流路形成板を装着したものである。
【0010】この発明の請求項5に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側及
びその背面の双方に、半円形のシールド電極を脚鉄の外
接円に添って絶縁部材を間挿して取り付けたものであ
る。
【0011】この発明の請求項6に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側及
びその背面の双方に、半円形のシールド電極を脚鉄の外
接円に添って絶縁部材を間挿して緊縛バンドで固定し、
取り付けたものである。
【0012】この発明の請求項7に係わる電磁誘導機器
は、脚鉄部の鉄心押え板にシールド電極を固定する緊縛
バンドがはまり込むように、複数の溝を設けたものであ
る。
【0013】この発明の請求項8に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄の外接円に添わせて取り
付ける半円形のシールド電極の外周端部を折り曲げて丸
みを付けたものである。
【0014】この発明の請求項9に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄の外接円に添わせて取り
付ける半円形のシールド電極の外周端部に棒状材を添わ
せて取り付けたものである。
【0015】この発明の請求項10に係わる電磁誘導機
器は、コイルが装着されない脚鉄の外接に絶縁部材を巻
き付け、その外周に所定の寸法に切断した金網を巻き、
さらに絶縁部材を巻き付けてシールド電極としたもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1、図2はこの発明の単相変圧器に適
用した場合の実施の形態を示す構成図である。図におい
て1は鉄心であり、上下方向の脚鉄1a、1bと脚鉄の
上下両端の相互間を磁気的に結合する継鉄1c、1dの
部分で構成されている。2は鉄心押え板、3は絶縁ピ
ン、5は鉄心の継鉄部分を挟んで固定する下部端枠、6
は同じく上部端枠、7はコイルであり、巻芯7aに低圧
コイル7b、高圧コイル7cを巻回し、下端には鉄心と
の間の絶縁を確保し、重量を支えるためのコイル受台7
d、上部にはコイルの端部の絶縁を確保し、コイルに押
付力を与える巻線押え板7eが配置されている。11、
12は鉄心1の積層された中間部分に形成された冷却媒
体が流通する間隙1fを塞ぎ冷却媒体の流路を形成する
塞ぎ板、13は塞ぎ板11の上面に配置されシールド電
極を支えるシールド支持板、14は鉄心を緊縛する緊縛
バンド、15は緊縛バンド14が鉄心に適正な押付力を
与えるように挿入された緊縛バンドスペーサ、16は脚
鉄外周とシールド電極を絶縁する絶縁部材、17はコイ
ルが装着されない脚鉄の間隙の側面を塞ぎ冷却媒体の流
路を形成する冷媒流路形成板、18はシールド電極であ
り、非磁性材料で構成されている。
【0017】この構成による電磁誘導機器は、鉄心1が
積層されて下部継鉄1cは下部端枠5により挟み付けて
固定され、コイル7が装着される脚鉄1aは緊縛バンド
14で固定され、コイルが装着されない脚鉄1bは鉄心
積層端面に鉄心押え板2を添わせ、コイル7に対向する
側に絶縁部材16、シールド電極18を添わせ、その背
面に冷媒流路形成板17を添わせて緊縛バンド14にて
複数箇所一括して緊縛固定される。その後にコイル7を
装着して固定し、上部継鉄1dを積層して上部端枠6に
より挟んで固定される。
【0018】このように構成すると、コイルが装着され
ない脚鉄1bのコイルに対向する側の外接円に添ってシ
ールド電極18が固定されるので、鉄心脚鉄1bの表面
の凹凸は、間隔を置かずに配置されたシールド電極18
により遮蔽されて短い距離で絶縁耐力が確保され、電磁
誘導機器として小型軽量に構成することができる。
【0019】継鉄1cの上面に配置された塞ぎ板11、
12、及び脚鉄1bの背面に配置された冷媒流路形成板
17により鉄心内部の間隙1e、1fは冷却媒体の流路
となり、運転中は冷却媒体が対流して鉄心が冷却され温
度上昇が抑制される。鉄心の磁束密度が小さく鉄心とし
て温度上昇の問題がない場合は冷却媒体の流路を形成す
る必要はなく、塞ぎ部材11、12、及び冷媒流路形成
板17は装備する必要はない。
【0020】実施の形態2.実施の形態1.では、シー
ルド電極18の固定は緊縛バンド14を巻き付けるのみ
で固定したが、シールド電極18の重量が重い場合は使
用中にずり落ちることが想定される。この場合は図3に
示すように、緊縛バンド14がはまり込むように緊縛バ
ンドスペーサ15に緊縛バンド溝15aを設けることに
より、シールド電極18が重い場合にもずり落ちること
がなくなる。
【0021】実施の形態3.電磁誘導機器をタンクに収
容し外部に接続リードを取り出すときに端子ブッシング
の取り付け位置によっては接続リードをシールド電極側
に引き回す必要がある。このような場合は、図4に示す
ようにコイルが装着されない脚鉄1bのコイルと対向す
る背面にも背面シールド電極19を取り付けることによ
りコイルが装着されない脚鉄1bの全周にわたって鋭角
に突出する部分が遮蔽され、端子ブッシングに接続する
接続リードの引き回しの自由度が大きくなり機器として
小形軽量に構成することができる。
【0022】実施の形態4.シールド電極の形状は、端
部をまるく仕上げて電界集中を回避する必要があるが、
シールド電極の端部を内側へ折り曲げて丸みを持たせた
例を図6に示す。シールド電極28は非磁性の薄板を半
円形に成形し、周縁部を折り曲げて丸みを付けたもので
ある。この場合は、脚鉄1bとシールド電極28の内側
には、折り曲げ寸法に相当する厚さの絶縁部材を間挿し
て取り付ける必要がある。
【0023】シールド電極をこのように形成するとシー
ルド電極は1枚の薄板で構成されるので、軽量のシール
ド電極となり、機器の軽量化に効果を発揮する。
【0024】実施の形態5.シールド電極の他の加工例
を図7に示す。この例ではシールド本体部分38aは非
磁性の薄板を半円形に成形し、周縁部に丸棒38bを添
わせて溶接等により取り付けてシールド38を形成した
ものである。
【0025】このようにシールド電極を形成すると、実
施の形態4.に示した例と同様に脚鉄とシールド電極と
の間にはある程度の厚さの絶縁部材を間挿して取り付け
る必要があるがシールド電極としては軽量になり機器の
軽量化に寄与する。
【0026】実施の形態6.シールド電極を非磁性の金
網とした場合の例を図8に示す。鉄心1bは緊縛バンド
4にて締めつけその外周に絶縁部材47を巻き、その外
周にシールド電極となる金網48を所定の位置に巻き付
け、さらに絶縁部材49を巻いてシールド電極が形成さ
れる。
【0027】このようにシールド電極を構成すると、予
めシールド電極として準備する必要がなく、電磁誘導機
器として組立時には絶縁部材、金網を巻き付けるだけの
簡単な作業で組立ることができる。またシールド電極と
なる金網は、電磁誘導機器の使用中の負荷電流による電
磁誘導による渦電流のループが小さく渦電流損が小さく
なる。
【0028】
【発明の効果】この発明の請求項1に係わる電磁誘導機
器は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側
の側面に半円形のシールド電極を、取り付けたので、コ
イルが装着されない脚鉄外周の凹凸が、直径を大きくす
ることなく遮蔽され、コイルとの絶縁距離を短くして、
鉄心の継鉄の長さを短くすることができ、電磁誘導機器
として小形軽量にすることができる。
【0029】この発明の請求項2に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
側面に半円形のシールド電極を、脚鉄の外接円に添って
絶縁部材を間挿し、緊縛バンドで緊縛して取り付けたの
で、直径を大きくすることなく、簡単な作業で継鉄外周
の凹凸が遮蔽され、コイルとの絶縁距離を短くして、鉄
心の継鉄の長さを短くすることができ、電磁誘導機器と
して小形軽量にすることができる。
【0030】この発明の請求項3に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
側面に半円形のシールド電極を、脚鉄の外接円に添って
絶縁部材を間挿して取り付け、シールド電極下端と継鉄
との間にシールド電極支持板を間挿して取り付けたの
で、運転中の振動等によりシールド電極がずれることが
なくなる。
【0031】この発明の請求項4に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側の
背面に、冷媒流路形成板を装着したので、脚鉄の内部に
冷媒の流路が形成され、運転中は冷媒が鉄心内部を対流
し、鉄心の温度上昇が抑制される。
【0032】この発明の請求項5に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側及
びその背面の双方に、半円形のシールド電極を脚鉄の外
接円に添って絶縁部材を間挿して取り付けたので、電磁
誘導機器の内部の接続リードと脚鉄の絶縁距離を短く設
定することができるため接続リードの引き回しの自由度
が大きくなり、電磁誘導機器として小形軽量化ができ
る。
【0033】この発明の請求項6に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄のコイルに対向する側及
びその背面の双方に、半円形のシールド電極を脚鉄の外
接円に添って絶縁部材を間挿して絶縁バンドで固定し、
取り付けたので、脚鉄のコイル側及びその背面の両面シ
ールド電極を取り付けても取り付け作業が容易であり、
電磁誘導機器の内部の接続リードと脚鉄の絶縁距離を短
く設定することができるため接続リードの引き回しの自
由度が大きくなり、電磁誘導機器として小形軽量化がで
きる。
【0034】この発明の請求項7に係わる電磁誘導機器
は、脚鉄部の鉄心押え板にシールド電極を固定する緊縛
バンドがはまり込むように、複数の溝を設けたので、シ
ールド電極を支持する部材を取り付けなくても、シール
ド電極がずれることがない。
【0035】この発明の請求項8に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄の外接円に添わせて取り
付ける半円形のシールド電極の外周端部を折り曲げたも
のとしたので、シールド電極としては軽量にすることが
でき、電磁誘導機器の小形軽量化に寄与する。
【0036】この発明の請求項9に係わる電磁誘導機器
は、コイルが装着されない脚鉄の外接円に添わせて取り
付ける半円形のシールド電極の外周端部に棒状材を添わ
せて取り付けたものとしたので、シールド電極は軽量で
あり、製作も容易で電磁誘導機器の小形軽量化に寄与す
る。
【0037】この発明の請求項10に係わる電磁誘導機
器は、コイルが装着されない脚鉄の外接に絶縁部材を巻
き付け、その外周に所定の寸法に切断した金網を巻き、
さらに絶縁部材を巻き付けてシールド電極としたので、
シールド電極を予め準備することなく組立られ、電磁誘
導機器の組立が容易であり組立時間も短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による電磁誘導機器の実施の形態
1.の構成を示す構成図である。
【図2】 図1のA−A断面の断面図である。
【図3】 この発明による電磁誘導機器の実施の形態
2.の構成を示す構成図である。
【図4】 この発明による電磁誘導機器の実施の形態
3.の構成を示す構成図である。
【図5】 図4のB−B断面の断面図である。
【図6】 この発明による電磁誘導機器のシールド電極
形状を示す一部を断面で示した斜視図である。
【図7】 この発明による電磁誘導機器のシールド電極
の他の形状を示す一部を断面で示した斜視図である。
【図8】 この発明による電磁誘導機器の実施の形態
6.の構成を示す構成図である。
【図9】 図4のC−C断面の断面図である。
【図10】 電磁誘導機器の従来の構成を示す構成図で
ある。
【図11】 図10の従来の構成図のD−D断面の断面
図である。
【符号の説明】
1 鉄心、2 鉄心押え板、3 絶縁ピン、5 下部端
枠、6 上部端枠、7 コイル、11 塞ぎ板、12
塞ぎ板、13 シールド支持板、14 緊縛バンド、1
5 緊縛バンドスペーサ、15a 緊縛バンド溝、16
絶縁部材、17 冷媒流路形成板、18 シールド電
極、19 背面シールド電極、20 絶縁部材、28
シールド電極、38 シールド電極、47 絶縁部材、
48 シールド電極、49 絶縁部材。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性鋼板を積層し、垂直方向に配置され
    た複数の脚鉄とその脚鉄の下端相互間及び上端相互間を
    磁気的に結合する継鉄とからなる鉄心、巻芯に巻回され
    たコイルが上記脚鉄の一脚に装着され、他の脚鉄には上
    記コイルに対向する面に、半円形のシールド電極を上記
    脚鉄の外接円に添って、絶縁部材を間挿して装着したこ
    とを特徴とする電磁誘導機器。
  2. 【請求項2】 シールド電極は、緊縛バンドにて固定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電磁誘導機
    器。
  3. 【請求項3】 磁性鋼板を積層し、垂直方向に配置され
    た複数の脚鉄とその脚鉄の下端相互間及び上端相互間を
    磁気的に結合する継鉄とで構成され、脚鉄及び継鉄の積
    層された中間に間隙が設けられた鉄心、巻芯に巻回され
    たコイルが上記脚鉄の一脚に巻装され、他の脚鉄の上記
    コイルに対向する側面に、半円形のシールド電極を上記
    脚鉄の外接円に添わせて絶縁部材を間挿して装着し、上
    記シールド電極の下端と下部継鉄の上面との間にシール
    ド支持板を間挿したことを特徴とする電磁誘導機器。
  4. 【請求項4】 シールド電極が装着された背面に冷媒流
    路形成板を装着したことを特徴とする請求項3記載の電
    磁誘導機器。
  5. 【請求項5】 磁性鋼板を積層し、垂直方向に配置され
    た複数の脚鉄とその脚鉄の下端相互間及び上端相互間を
    磁気的に結合する継鉄とで構成され、脚鉄及び継鉄の積
    層された中間に間隙が設けられた鉄心、巻芯に巻線が巻
    回されたコイルが上記脚鉄の一脚に巻装され、他の脚鉄
    の上記コイルに対向する面、及びその背面のそれぞれ
    に、半円形のシールド電極を上記脚鉄の外接円に添わ
    せ、絶縁部材を間挿して装着したことを特徴とする電磁
    誘導機器。
  6. 【請求項6】 シールド電極は、緊縛バンドにて固定し
    たことを特徴とする請求項5記載の電磁誘導機器。
  7. 【請求項7】 シールド電極を固定する緊縛バンドがは
    まり込むように、鉄心脚鉄部の緊縛バンドスペーサの所
    定位置に複数の横方向の溝を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電磁誘導機器。
  8. 【請求項8】 シールド電極の外周は折り曲げて丸みを
    持たせた形状に形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項7のいずれかに記載の電磁誘導機器。
  9. 【請求項9】 シールド電極の外周に棒状材を添わせて
    取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
    ずれかに記載の電磁誘導機器。
  10. 【請求項10】 磁性鋼板を積層し、垂直方向に配置さ
    れた複数の脚鉄とその脚鉄の下端相互間及び上端相互間
    を磁気的に結合する継鉄とで構成され、脚鉄及び継鉄の
    積層された中間に間隙が設けられた鉄心、巻芯に巻回さ
    れたコイルが上記脚鉄の一脚に巻装され、他の脚鉄の表
    面に絶縁部材を巻き付け、その外周に所定寸法に切断し
    た金網のシールド電極を巻き付け、その外周にさらに絶
    縁部材を巻き付けたことを特徴とする電磁誘導機器。
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