JP3317877B2 - アモルファス巻鉄心変圧器 - Google Patents

アモルファス巻鉄心変圧器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アモルファス巻鉄
心変圧器であり、アモルファス磁性薄帯を多層に巻回し
たアモルファス巻鉄心と、アモルファス巻鉄心が挿入さ
れる複数のコイルと、を具備するアモルファス巻鉄心変
圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変圧器は、高電圧・小電流の交流電力を
低電圧・大電流の交流電力に、またその逆の変換を行う
機器であり、磁気回路を構成する鉄心と電気回路を構成
するコイルとを具備している。そして、鉄心の材料とし
て、けい素鋼板以外にアモルファス磁性材を使用するこ
とが知られており、また、鉄心の構造として、積層鉄心
以外に磁性薄帯を巻回した巻鉄心が知られている。
【0003】鉄心の材料としてアモルファス磁性材を使
用し、鉄心の構造として巻鉄心とするアモルファス巻鉄
心変圧器は、従来、図10〜図14に示すものが知られ
ていた。図10及び図11に示すものは、アモルファス
磁性薄帯を矩形状に巻回して成形されたアモルファス巻
鉄心1´及びコイル2´であり、そして、コイル2´
は、外側巻線21´と内側巻線22´とを同心状に巻回
したものである。内側巻線22´の更に内側にコイル巻
枠23´があり、アモルファス巻鉄心1´とコイル巻枠
23´の間にはスペーサ3´が挿入されている。このス
ペーサ3´は、アモルファス巻鉄心1´の鉄心特性が応
力に敏感であってアモルファス巻鉄心1´に力が作用し
ないようにするため使用されるのであり、コイル巻枠2
3´とアモルファス巻鉄心1´の隙間寸法と同一の厚さ
を有しているが、コイル巻枠23´とアモルファス巻鉄
心1´とを強固に固定することはできなかった。
【0004】また、図12及び図13に示すような、三
相五脚鉄心とするためにコイル2´の外側にも最外アモ
ルファス巻鉄心1A´が位置する変圧器の場合、短絡時
に生じる電磁機械力によるコイル2´の変形(後述す
る。)を防止するための補強金具43´をコイル2´に
直接当てることができず、コイル2´の外側に位置する
最外アモルファス巻鉄心1A´の外から補強金具43´
を当てる構造とせざるを得なかった。
【0005】従来のアモルファス巻鉄心1´は、主に小
容量変圧器に適用されてきた。大容量変圧器に適用する
場合、鉄心断面積を大きくするため、図14に示すよう
にアモルファス巻鉄心1´として巻鉄心部材を鉄心材幅
方向に、二個又はそれ以上の複数個配置した構造とする
必要があった。このような構造とした場合、コイル巻枠
23´は鉄心材幅方向に長い形状となるため、鉄心材積
み厚方向からの力に対して弱い構造になる。さらに、ス
ペーサ3´はコイル巻枠23´とアモルファス巻鉄心1
´の隙間を完全に埋めるものではなく、そして、アモル
ファス磁性材は占積率が低いため、大きな力が加われば
鉄心材積み厚は減少する。このような構造で、例えば負
荷側で短絡が起き、コイル2´に短絡電流が発生する
と、内側巻線22´には内側方向に電磁機械力が働いて
図15に示すように座屈してコイル2´が変形する問題
がある。また、この座屈によりアモルファス鉄心1´が
圧迫され、鉄損や励磁電流を悪化させる。
【0006】また、三相五脚鉄心などコイル2´の外側
にもアモルファス巻鉄心1´が位置する変圧器の場合、
コイル2´の変形を防止する補強金具43´を、コイル
2´に直接当てることができないため、コイル2´の外
側に位置するアモルファス巻鉄心1´の外から補強金具
43´を当てる構造となっていた。このため、負荷側で
短絡が起き、コイル2´に短絡電流が発生すると、外側
巻線21´に外側方向に電磁機械力が働き、占積率の低
いアモルファス巻鉄心1´は鉄心材積み厚が減少し、図
16に示すように変形する問題があった。また、この変
形によりアモルファス鉄心1´が圧迫され、鉄損や励磁
電流を悪化させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コイルが座
屈により変形してアモルファス巻鉄心を圧迫することを
防止するものであり、アモルファス巻鉄心部材を複数
個、鉄心材幅方向に配置した場合においても、内側巻線
の座屈強度を確保し、アモルファス巻鉄心を圧迫するこ
とを防止して、鉄損や励磁電流を悪化させないものであ
り、そして、コイルの外側に最外アモルファス巻鉄心が
位置する変圧器の場合、外側巻線の耐変形強度を確保し
て、最外アモルファス巻鉄心を圧迫することを防ぎ、鉄
損や励磁電流を悪化させないアモルファス巻鉄心変圧器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アモルファス
磁性薄帯を多層に巻回したアモルファス巻鉄心と、アモ
ルファス巻鉄心が挿入される複数のコイルと、を具備す
るアモルファス巻鉄心変圧器において、前記コイルの少
なくとも1つは、巻鉄心材幅方向に複数配置した巻枠部
材からなるコイル巻枠をコイル最内周に有するアモルフ
ァス巻鉄心変圧器である。
【0009】また、本発明は、上記アモルファス巻鉄心
は複数の巻鉄心部材からなり、また、上記巻枠部材は絶
縁部材又は鋼板からなり、そして、1つの巻枠部材には
1つの巻鉄心部材が挿入されているアモルファス巻鉄心
変圧器である。
【0010】そして、本発明は、アモルファス磁性薄帯
を多層に巻回した複数のアモルファス巻鉄心と、アモル
ファス巻鉄心が挿入される複数のコイルと、を具備する
アモルファス巻鉄心変圧器において、前記アモルファス
巻鉄心の少なくとも1つは、巻鉄心を囲み、そして、巻
鉄心が挿入されるコイルの外側を押圧する補強枠を有す
ることを特徴とするアモルファス鉄心変圧器である。
【0011】更に、本発明は、上記補強枠は、絶縁部材
又は鋼板からなるアモルファス巻鉄心変圧器である。
【0012】また、本発明は、上記巻枠部材又は補強枠
は、非磁性鋼板からなるアモルファス巻鉄心変圧器であ
る。
【0013】そして、本発明は、上記巻枠部材又は補強
枠は、制振鋼板からなるアモルファス巻鉄心変圧器であ
る。
【0014】
【作用】本発明は、コイル巻枠を巻鉄心材幅方向に複数
配置した巻枠部材、又は補強枠を使用するので、コイル
の座屈によりアモルファス巻鉄心に作用する力を軽減す
ることができ、アモルファス巻鉄心の鉄心特性に対する
悪影響を少なくすることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態につい
て説明する。本発明のアモルファス鉄心変圧器の一実施
例を説明する。図1には、本発明のアモルファス巻鉄心
変圧器の一実施例である単相アモルファス巻鉄心変圧器
を示す。図示するように本実施例のアモルファス巻鉄心
変圧器は、アモルファス巻鉄心1とコイル2とを具備し
ており、アモルファス巻鉄心1をコイル2に挿入したも
のである。アモルファス巻鉄心1は、鉄心材幅方向に複
数個の巻鉄心部材1a、1b・・・からなっていて、1
ターン毎にカットしてあり、そして、コイル2に挿入後
にラップされるものである。巻鉄心部材1a、1b・・
・の個数は、巻鉄心1に要求される鉄心断面積を満足す
るように決められる。コイル2は、内側巻線21、外側
巻線22及びコイル巻枠23からなる。コイル巻枠23
は、角筒状の巻枠部材23a、23b・・・を複数個組
合せたものであり、これらを接着剤等で固定して又は固
定せずに使用する。内側巻線22及び外側巻線21は、
コイル巻枠23上に巻回される。アモルファス巻鉄心1
を構成する巻鉄心部材1a、1b・・・とコイル巻枠2
3構成する巻枠部材23a、23b・・・の数は同数で
あり、そして、アモルファス巻鉄心1がコイル2のコイ
ル巻枠23に挿入する際、巻鉄心部材1a、1b・・・
はそれぞれ対応する巻枠部材23a、23b・・・に挿
入される。
【0016】なお、巻枠部材23a、23b・・・の形
状が角筒状の例を示したが、それ以外の形状としては、
少なくとも角筒の1面が欠けた断面コ字形とする枠体と
する必要が有る。そして、コ字形をなす3辺の内の中央
の辺は、座屈時に力の作用する方向に対して平行とな
り、かつ、コイルの座屈する個所付近に設けるようにす
るのがよい。また、巻枠部材23a、23b・・・とし
て全て同じ形状のものを使用し、コイル巻枠23とする
ことも可能である。巻枠部材23a、23b・・・に
は、渦電流の発生を防止する等のためにスリットを設け
ても良い。更に、巻枠部材23a、23b・・・の数と
して、アモルファス巻鉄心1を構成する巻鉄心部材1
a、1b・・・と同数とする例を示したが、1の巻枠部
材23nに複数の巻鉄心部材1a、1b・・・を挿入す
ることも可能である。
【0017】また、巻線21、22をコイル巻枠23上
に巻回したが、コイル巻枠23を使用せずに巻回した
後、コイル巻枠23を補強部材としてコイル2の中に挿
入する方法を採っても良い。そして、巻枠部材23とし
ては、プレスボードの他、FRP等の強固なものや、そ
の他の絶縁材料でも良い。コイル巻枠23とアモルファ
ス巻鉄心1とに隙間があるときには、隙間と同一の厚さ
のスペーサ3を挿入する。三相アモルファス巻鉄心変圧
器においても上記構造は同様である。
【0018】以下に本発明のアモルファス巻鉄心変圧器
の第2実施例を説明する。図2に本実施例として単相ア
モルファス巻鉄心変圧器を示す。本実施例は、上記巻枠
部材23を鋼板で構成した例である。図示するように本
実施例のアモルファス巻鉄心変圧器は、アモルファス巻
鉄心1の巻鉄心部材1a、1bをコイル2に鉄心材幅方
向に複数個(図2の例は2個)挿入したものである。巻
鉄心部材1a、1bは1ターン毎にカットしてあり、挿
入後にラップするものである。内側巻線22の内側には
コイル巻枠23を構成する巻枠部材23a、23bを鉄
心材幅方向に複数個(図2の例は2個)配置し、そし
て、各巻枠部材23a、23b内にアモルファス巻鉄心
1の巻鉄心部材1a、1bを挿入する。巻枠部材23
a、23b全体を鋼板で作製すると、閉回路ができて1
ターン電流が流れ、損失が発生し発熱する。そのため、
これを防止する目的で、巻枠部材23a、23bの一部
を絶縁部231a、231bで構成する。
【0019】図3及び図4に、鋼板で構成した巻枠部材
23a、23bの具体例を示す。各巻枠部材23a、2
3bは、絶縁部231a、231bで一部を構成してい
るので、1ターン電流を流す閉回路はつくられていな
い。絶縁部231を設ける位置は、図3では鉄心材幅方
向側となっているが、閉回路をつくらない構造であれ
ば、図4に示す鉄心材幅方向に直交する方向でも良い
し、その他の方向でも良い。巻枠部材23a、23bと
しては、非磁性金属の鋼板や、制振鋼板でも良い。
【0020】本実施例では単相アモルファス巻鉄心変圧
器を示したが、三相アモルファス巻鉄心変圧器において
も、コイル2、コイル巻枠23、巻枠部材23a、23
b・・・と絶縁部231a、231b・・・、アモルフ
ァス巻鉄心1、巻鉄心部材1a、1b・・・、スペーサ
3の構成は同様である。また、巻枠部材23a、23
b、23cを鉄心材幅方向に3列配置にした場合は、図
5及び図6に示すような、閉回路をつくらない位置に絶
縁部231a、231b、231cを設ければ良い。
【0021】次に、本発明のアモルファス巻鉄心変圧器
の第3実施例を説明する。図7及び図8には、本実施例
の三相五脚アモルファス巻鉄心変圧器を示す。本実施例
のアモルファス巻鉄心変圧器は、4個の巻鉄心1、1A
と3個のコイル2とを具備している。コイル2の外側に
は最外アモルファス巻鉄心1Aが位置している。コイル
2は、上記2つの実施例のいずれかの構造のコイル巻枠
23を有している。コイル2の外側に位置する最外アモ
ルファス巻鉄心1Aは補強枠4を有している。この補強
枠4は、鋼板が使用され、そして、最外アモルファス巻
鉄心1Aの内側にある内枠部41と最外アモルファス巻
鉄心1Aの外側にある外枠部42とを有しており、最外
アモルファス巻鉄心1Aを囲んでいる。この補強枠4
は、最外アモルファス巻鉄心1Aが挿入されるコイル2
の外側を押圧している。この補強枠4は、外枠部42を
介して補強金具43によって押さえられる。補強枠4と
しては、非磁性金属の鋼板や制振鋼板でも良い。図9
に、内枠部41と外枠部42とを有する補強枠4、補強
金具43の一例を示す。補強枠4により最外アモルファ
ス巻鉄心1Aが挿入されるコイル2の外側を押圧してい
るので、コイル2が座屈により変形してアモルファス巻
鉄心1Aを圧迫することを防止することができる。この
構造は、単相においても、コイル2の外側にアモルファ
ス巻鉄心1Aが位置する変圧器においては、同様とな
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アモル
ファス巻鉄心変圧器においてアモルファス巻鉄心部材を
複数個、巻鉄心材幅方向に配置した場合に於いても、内
側巻線の座屈強度を確保し、アモルファス巻鉄心を圧迫
せず、鉄損や励磁電流を悪化させない構造であり、ま
た、コイルの外側にアモルファス巻鉄心が位置する変圧
器の場合、外側巻線の変形強度を確保し、外側のアモル
ファス巻鉄心を圧迫せず、鉄損や励磁電流を悪化させな
い構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
の一例を示す説明図。
【図2】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
の一例を示す説明図。
【図3】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器のコイル巻
枠の一例を示す説明図。
【図4】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器のコイル巻
枠の一例を示す説明図。
【図5】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器のコイル巻
枠の一例を示す説明図。
【図6】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器のコイル巻
枠の一例を示す説明図。
【図7】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
の一例を示す説明図。
【図8】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
の一例を示す説明図。
【図9】本発明のアモルファス巻鉄心変圧器の補強枠、
補強金具の一例を示す説明図。
【図10】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
を示す説明図。
【図11】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
を示す説明図。
【図12】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
を示す説明図。
【図13】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
を示す説明図。
【図14】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の中身構成
を示す説明図。
【図15】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の巻線にお
ける座屈の説明図。
【図16】従来のアモルファス巻鉄心変圧器の巻線にお
ける座屈の説明図。
【符号の説明】
1 アモルファス巻鉄心 1A 最外アモルファス巻鉄心 1a、1b・・・ 巻鉄心部材 2 コイル 21 外側巻線 22 内側巻線 23 コイル巻枠 23a、23b・・・ 巻枠部材 231 巻枠部材絶縁部 3 スペーサ 4 補強枠 41 内枠部 42 外枠部 43 補強金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 勝敏 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所 産業機器事業部 内 (72)発明者 山中 功治 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所 産業機器事業部 内 (72)発明者 山崎 孝行 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所 産業機器事業部 内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/24 H01F 27/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファス磁性薄帯を多層に巻回した
    アモルファス巻鉄心と、アモルファス巻鉄心が挿入され
    る複数のコイルと、を具備するアモルファス巻鉄心変圧
    器において、 前記コイルの少なくとも1つは、巻鉄心材幅方向に複数
    配置した巻枠部材からなるコイル巻枠をコイル最内周に
    有することを特徴とするアモルファス巻鉄心変圧器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアモルファス巻鉄心変圧
    器において、 上記アモルファス巻鉄心は複数の巻鉄心部材からなり、
    また、上記巻枠部材は絶縁部材又は鋼板からなり、そし
    て、1つの巻枠部材には1つの巻鉄心部材が挿入される
    ことを特徴とするアモルファス巻鉄心変圧器。
  3. 【請求項3】 アモルファス磁性薄帯を多層に巻回した
    複数のアモルファス巻鉄心と、アモルファス巻鉄心が挿
    入される複数のコイルと、を具備するアモルファス巻鉄
    心変圧器において、 前記アモルファス巻鉄心の少なくとも1つは、巻鉄心を
    囲み、かつ、巻鉄心が挿入されるコイルの外側を押圧す
    る補強枠を有することを特徴とするアモルファス鉄心変
    圧器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のアモルファス巻鉄心変圧
    器において、 上記補強枠は、絶縁部材又は鋼板からなることを特徴と
    するアモルファス巻鉄心変圧器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のア
    モルファス巻鉄心変圧器において、 上記巻枠部材又は補強枠は、非磁性鋼板からなることを
    特徴とするアモルファス巻鉄心変圧器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のア
    モルファス巻鉄心変圧器において、 上記巻枠部材又は補強枠は、制振鋼板からなることを特
    徴とするアモルファス巻鉄心変圧器。
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