JP4734323B2 - 通信中継装置、受信装置、通信中継方法及び受信方法 - Google Patents

通信中継装置、受信装置、通信中継方法及び受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信中継装置、受信装置、通信中継方法及び受信方法に関する。
近年、一般家庭へのブロードバンド通信サービスの普及に伴い、セルラ方式の移動体通信システムにおいても、大容量データ通信サービスの提供を目的とした研究開発が盛んに行われている。しかし、有限な資源である無線周波数は逼迫した状態にあり、大容量データの伝送を実現するために、高い周波数帯を利用し、高伝送レートを実現するアプローチが盛んに検討されている。
高周波の無線帯域を利用した場合、近距離では、高伝送レートを期待できる一方、伝送距離による減衰が大きい。このため、例えば実システムに適用する場合、基地局のカバーエリアが小さくなり、より多くの基地局を設置する必要が生じる。基地局の設置には相応のコストがかかるため、基地局数の増加を抑制しつつも、上記の通信サービスを提供することが強く望まれている。
そこで、セルラ圏外にいる移動局であっても基地局と通信が行えるように、この移動局と基地局との間に存在する別の移動局(中継局)に通信の中継を行わせることにより、セルラ圏外の移動局と基地局との通信を実現することが検討されている。
例えば、圏外の移動局から各中継局までの間の回線品質、および各中継局から基地局までの間の回線品質、の複数の回線品質を総合的に判断し、基地局が複数の中継局の中から実際に中継を行わせる中継局を決定し、複数の中継局に対し中継を行わせるか否かの制御信号を送信することにより、中継経路を決定する技術がある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平7−321722号公報 特開2004−254308号公報
しかしながら、上記技術は、伝搬路環境の時間的変動、すなわち伝搬路の状態に応じて中継経路の更新を行うため、基地局は、更新の度に、移動局から中継局までの間、および中継局から基地局までの間の双方の回線品質を取得する必要があり、回線品質の時間変動が早い場合、移動局との間で頻繁な品質報告、経路制御の制御信号の交換が発生し、通信システムのスループットが低下するという問題がある。また、経路制御の頻度よりも回線品質の変動が速い場合、基地局装置等での受信特性は大きく劣化し、これによって通信システムのスループットが低下することとなる。
よって、本発明の目的は、伝搬路の状態が変動しても、スループットを低下させることなく、通信の中継を行うことができる通信中継装置、受信装置、通信中継方法及び受信方法を提供することである。
本発明の通信中継装置は、第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継装置であって、前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と前記通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する第1取得手段と、前記通信中継装置が中継をするか否かの判断に用いられる閾値を設定する設定手段と、前記第1伝搬路状態を前記閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記通信中継装置が中継をする判断する判断手段と、を具備し、前記設定手段は、前記通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する構成を採る。
また、本発明の通信中継装置は、第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継装置であって、前記第1通信装置からの受信信号を中継するか否かの判断に用いられる閾値を、前記第2通信装置から受信する受信手段と、前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と当該通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する取得手段と、前記取得した第1伝搬路状態を前記受信した閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記受信信号を中継すると判断する判断手段と、を具備し、前記閾値は、当該通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど低く設定されている構成を採る。
本発明の受信装置は、第1通信装置から第2通信装置を中継して送信された信号を受信する受信装置であって、前記第2通信装置からの受信信号に対して回線品質の測定を行って、前記第2通信装置と当該受信装置との間の伝搬路状態を取得する取得手段と、前記第2通信装置において中継をするか否かの判断に用いられる閾値を前記伝搬路状態に基づいて設定する設定手段と、前記設定した閾値を前記第2通信装置に送信する送信手段と、を具備し、前記設定手段は、前記伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する構成を採る。
本発明の通信中継方法は、第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継方法であって、前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と前記通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する第1取得ステップと、前記通信中継装置が中継をするか否かの判断に用いられる閾値を設定する設定ステップと、前記第1伝搬路状態を前記閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記通信中継装置が中継をすると判断する判断ステップと、を具備し、前記設定ステップは、前記通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定するようにした。
また、本発明の通信中継方法は、第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継方法であって、前記第1通信装置からの受信信号を中継するか否かの判断に用いられる閾値を、前記第2通信装置から受信する受信ステップと、前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と当該通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する取得ステップと、前記取得した第1伝搬路状態を前記受信した閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記受信信号を中継すると判断する判断ステップと、を具備し、前記閾値は、当該通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど低く設定されているようにした。
本発明の受信方法は、第1通信装置から第2通信装置を中継して送信された信号を受信する受信方法であって、前記第2通信装置からの受信信号に対して回線品質の測定を行って、前記第2通信装置と当該受信装置との間の伝搬路状態を取得する取得ステップと、前記第2通信装置において中継をするか否かの判断に用いられる閾値を前記伝搬路状態に基づいて設定する設定ステップと、前記閾値を前記第2通信装置に送信する送信ステップと、を具備し、前記設定ステップは、前記伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定するようにした。
本発明によれば、伝搬路状態が変動しても、スループットを低下させることなく、通信の中継を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの概要を示す図である。ここでは、移動局MS1から基地局BS1宛てに信号の送信を希望する場合、すなわち、上り回線による通信を例にとって説明する。
本実施の形態に係る通信システムには、移動局MS1、中継局(Relay Station)RS1、RS2、および基地局BS1が含まれる。そして、移動局MS1は、基地局BS1への信号の送信を希望しているが、セルラ圏外にいるため、または移動局MS1の送信電力が基地局BS1の送信電力よりも小さいため、信号を直接送信することができない状況にある。そこで、移動局MS1は、移動局MS1と基地局BS1との間に存在する中継局RS1および中継局RS2に、送信信号の中継を要求する。
図2は、かかる場合の、本実施の形態に係る通信システムの通信中継方法の手順を示すフロー図である。なお、説明を簡単にするために、中継局RS1を介して中継が行われる際の中継ルートをルート#1と呼び、中継局RS2を介して中継が行われる際の中継ルートをルート#2と呼ぶこととする。
本実施の形態に係る通信システムでは、まず、各中継局と基地局との間(RS―BS間)の伝搬路状態が把握され(ST1010)、この伝搬路状態に基づいて、各中継局が中継を行うか否かを判断する際に使用される判断指標が設定される(ST1020)。具体的には、本実施の形態に係る通信システムは、中継を行うか否かの判断指標を、RS―BS間の伝搬路状態が悪い中継ルートに対しては、厳しい判断指標を設定し、RS―BS間の伝搬路状態が良好な中継ルートに対しては、緩い判断指標を設定する。
一方、本実施の形態に係る通信システムでは、中継の要求をした移動局と中継局との間の伝搬路状態、すなわちMS−RS間の伝搬路状態も把握される(ST1030)。そして、ST1020、ST1030が共に完了すると、ST1040において、MS−RS間の伝搬路状態が、ST1020で設定された判断指標と照らし合わされ、各中継局が中継を行うか否かの最終的な判断が下される。
すなわち、本実施の形態に係る通信システムでは、各中継局が、周囲の伝搬路状態に応じて、中継するか否かを自律的に判断する。基地局等の上位局が、移動局MS1から基地局BS1への中継ルートのルーティングを行うことはない。よって、基地局が各中継局における中継の有無を判断するステップと、判断結果を各中継局に指示するステップとがなくなっており、中継処理自体を速く行うことができる。
また、本実施の形態に係る通信システムでは、RS―BS間の伝搬路状態が悪い中継ルートに対しては、厳しい判断指標を設定する。すなわち、RS―BS間の伝搬路状態が悪いということは、その中継ルートによって中継を実施しても、最終的に基地局がその中継信号を誤りなく受信する確率が低いということを意味している。よって、本実施の形態に係る通信システムは、この中継ルートに対しては最初から厳しい判断指標を用いて、中継するか否かの判定(中継判定)を行う。これにより、基地局等の上位局がルーティングを行わずとも自動的に、より良好な中継ルートが選択されることとなり、通信システムのスループットが向上する。また、中継ルートの選択も速く行われる。
ここで、伝搬路の状態とは、例えば、SNR(Signal to Noise power Ratio)、BER(Bit Error Rate)等の回線品質であったり、回線変動補償に用いられるチャネル推定値である。例えば、図1の例では、MS−RS間の回線品質はルート#1、#2共にSNR=12dBであるが、ルート#1ではRS−BS間の回線品質がSNR=15dBであるのに対し、ルート#2ではRS−BS間の回線品質がSNR=8dBである。よって、本実施の形態に係る通信システムは、中継を行うか否かの判断指標をルート#1よりもルート#2において厳しく設定する。
例えば、ルート#1では、MS−RS間の回線品質が10dB以上であれば中継を行うと判断するように設定されるとすれば、これに対してルート#2では、MS−RS間の回線品質が15dB以上でなければ中継を行わないと設定する。よって、図1の例では、本実施の形態に係る通信システムは、中継をルート#1のみを用いて行うこととなる。
なお、図1の例では、中継局RS1を介する中継ルートのみが本実施の形態に係る通信システムの中継条件を満たし、このルートを介して中継が行われる場合を示しているが、別の環境下では、中継局RS1および中継局RS2の双方の中継ルートが本実施の形態に係る通信システムの中継条件を満たすこともあり得る。このとき、本実施の形態では、双方の中継ルートを介して信号は送信される。すなわち、中継ルートは複数存在する場合もあり得る。かかる場合、基地局BS1では、各中継ルートからの受信信号が合成され、空間ダイバーシチ利得により、受信性能がより向上する。
また、ここでは、移動局MS1と基地局BS1との間に中継局RS1、RS2という複
数の中継局が存在している場合を例にとって説明しているが、中継局がたとえ1つあっても本実施の形態に係る通信中継方法は動作する。すなわち、かかる場合、1つしか存在しない中継局において中継を行わないと判断された場合には、当該通信システムにおいては移動局MS1の通信データの中継は行われないこととなり、移動局MS1は基地局BS1と通信を行うことはできない。
また、ここでは、中継を要求する元(中継要求局)が移動局である場合を例にとって説明したが、これはノートPC等のモバイル通信端末であっても良い。
次いで、上記の通信システムを構成する各通信装置のうち、本発明に特徴的な中継局RS1(RS2)および基地局BS1の具体的な内部構成およびその動作について説明する。ここでは、伝搬路の状態を示す指標として回線品質を用いる場合を例にとって説明する。
図3は、上記中継局RS1(RS2)の具体的装置構成、すなわち、本実施の形態に係る通信中継装置(中継局装置)100の主要な構成を示すブロック図である。ここでは、上り回線中継の処理を行う機能のみについて説明を行う。
本実施の形態では、図2で説明した、中継をするか否かを判断する各手順を、全て中継局で行うオープン・ループ制御としても良いし、中継局と基地局とで分散して行うクローズド・ループ制御としても良い。そこで、まず、クローズド・ループ制御である場合について説明する。
通信中継装置100は、アンテナ101、受信RF処理部102、回線品質推定部103、中継制御部104、送信RF処理部105、アンテナ106、復調部107、および受信RF処理部108を備える。
通信中継装置100の各部は以下の動作を行う。
受信RF処理部102は、アンテナ101を介して受信した信号に、フィルタリング、直交検波等の非再生中継に必要な処理を施す。
ここで、再生中継とは、受信ビット列を再生すること、すなわち、バイナリデータを実データにまで変換する処理のことであり、受信データの誤り訂正処理が施された後、再変調処理を行われてから中継データの送信が行われる。一方、非再生中継とは、受信ビット列の再生を行わず、受信信号の電力増幅等の簡易な処理のみを加えた後送信する処理である。すなわち、非再生中継とは、受信信号に対し物理層レベルの処理のみを施し、速やかに送信処理を移るので、アプリケーション層等の非物理層レベルの処理を行わない分だけ、再生中継の場合と比較して中継処理を高速に行うことができる。
回線品質推定部103は、受信RF処理部102から出力される移動局MS1からの受信信号に対し、回線品質の推定を行う。この回線品質の推定により、回線品質推定部103は、MS−RS間の回線品質を取得することができる。なお、回線品質の具体的な推定方法については後述する。
中継制御部104は、回線品質推定部103から出力される回線品質情報と基地局BS1から指示された閾値とを比較し、比較結果に基づいて中継を行うか否かを決定し、中継をするか否かを示すON/OFF制御信号を送信RF処理部105へ出力する。
送信RF処理部105は、受信RF処理部102から出力される中継信号に対し、直交
変調、電力増幅、フィルタリング処理等の非再生中継に必要な処理を施し、アンテナ106を介してこれを送信する。
一方、受信RF処理部108は、受信信号に対し、フィルタリング処理、ダウンコンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を施し、得られる信号を復調部107に出力する。
復調部107は、受信信号に対し、復調、復号等の受信信号からデータを抽出する処理を行う。復調された受信データのうち、中継制御用の閾値情報は中継制御部104へ出力する。
図4は、上記基地局BS1、すなわち、本実施の形態に係る基地局装置150の主要な構成を示すブロック図である。ここでも、上り回線中継の処理を行う機能のみについて説明を行う。
基地局装置150は、アンテナ151、受信RF処理部152、回線品質推定部153、閾値選択部154、変調部155、送信RF処理部156、およびアンテナ157を備える。
基地局装置150の各部は以下の動作を行う。
受信RF処理部152は、アンテナ151を介して受信された信号に対し、フィルタリング処理、ダウンコンバート、A/D変換等の所定の無線受信処理を行い、ベースバンド信号へと変換し、復調部(図示せず)および回線品質推定部153へ出力する。
回線品質推定部153は、中継局RS1(RS2)からの受信信号に対し、回線品質の推定を行う。この回線品質の推定処理は、通信中継装置100内の回線品質推定部103における回線品質の推定処理と同様の処理であり、この処理により、回線品質推定部153は、RS−BS間の回線品質を取得することができる。
閾値選択部154は、対象とする移動局の上り回線(アップリンク)の変調パラメータ(MCSパラメータ)に関する情報と、回線品質推定部153から出力されるRS−BS間の回線品質推定結果とから、通信中継装置100の中継判定に用いられる閾値を決定する。実際の通信システムにおいては、通信中継装置は複数存在し、閾値選択部154は、閾値を通信中継装置ごとに設定する。
変調部155は、決定された閾値の情報にQPSK等の所定の変調処理を施し、送信RF処理部156に出力する。
送信RF処理部156は、変調部155から出力される送信ベースバンド信号に対し、D/A変換、アップコンバート、電力増幅、フィルタリング処理等の所定の無線送信処理を施し、アンテナ157を介してこれを送信する。
図5は、上記の通信中継装置100および基地局装置150から構成される通信システムの一連の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、基地局がRS―BS間の回線品質を推定し(ST1110)、この回線品質と、対象とする移動局のアップリンクのMCSパラメータに関する情報とに基づいて、中継局での中継判定に使用される閾値が選択され(ST1120)、この閾値に関する情報が中継局に送信される(ST1130)。中継局は、この閾値情報を受信する(ST1210
)。また、中継局は、MS−RS間の回線品質を推定し(ST1220)、得られた回線品質をST1210で得られた閾値と比較する(ST1230)。そして、中継局は、回線品質が閾値以上であれば中継を行い(ST1240)、基地局は、中継信号を受信する(ST1140)。なお、中継局が複数存在する場合は、ST1140は合成受信となる。一方、ST1230において、回線品質が閾値よりも小さければ、中継局は、中継を行わない(ST1250)。
このように、本実施の形態では、中継局が中継の実施/中止を判定するための閾値(MS―RS間の受信信号品質と比較判定するための閾値)を、RS―BS間の回線品質に基づき決定する。そして、RS―BS間の回線品質状態が良い場合、MS―RS間の品質を判定するための閾値を低く設定する。すなわち、RS―BS間の回線品質状態が良い場合は、MS―RS間の回線品質が少々悪くても中継を行うと判断する。一方、RS−BS間の回線品質状態が悪い場合、MS―RS間の回線品質に基づく中継判定の閾値を高く設定する。各中継局は、この設定された閾値に基づいて中継するか否かを判断する。
これにより、中継経路は、各中継経路の瞬時品質に応じて適応的に切り替わることとなるため、伝送路特性の変動が早い場合でも追従することができる。また、品質の悪い非再生中継信号の発生を低減させ、かつ、基地局BS1等の受信装置では、空間ダイバーシチ利得を利用できるため、受信特性が向上し、通信システム全体のスループットが向上する。
次に、ST1120における閾値選択処理について詳細に説明する。
図6は、MCSパラメータに基づいて、中継をするか否かの判断を行う際に使用される判断指標が示されたテーブル、すなわち、中継制御用の閾値設定テーブルである。回線品質として、SNRを用いる場合を例にとって説明する。
このテーブルでは、RS−BS間のSNRの程度に応じて、通信中継装置100内の中継制御部104で用いる判定閾値が、それぞれのMCSパラメータの所要品質毎に設定されている。MCSパラメータは、MS―RS間およびRS−BS間の回線品質測定値等から、別途既に選択されているものとし、閾値選択部154は、回線品質推定部153から出力された推定SNR値と、中継要求局MS1に対するMCSパラメータ(例えば、16QAM)とを受け取り、この閾値設定テーブルから、中継局RS1(RS2)で用いる中継判定用の閾値を選択する。
このテーブルによって設定される閾値を用いて中継判定を行えば、例えば、RS−BS間のSNRが良い場合、MS−RS間の判定閾値は低く設定され、中継判定が緩和されることとなり、一方、RS−BS間のSNRが悪い場合、MS−RS間の判定閾値が高く設定され、中継判定は厳しくなる。また、同時に移動局MS1からの信号がMCSの所要品質を満たすこととなる。例えば、MCSが16QAMで、RS−BS間の推定SNRが15dBであった場合、判定閾値は10dBと設定される。また、MCSが16QAMで、RS−BS間の推定SNRが8dBの場合、判定閾値は15dBと決定される。MCSがQPSKの場合も同様に、RS−BS間のSNRに応じて、MS−RS間の判定閾値が決定される。
また、RS−BS間のSNRがMCSの所要品質を満たさない場合は、MS−RS間の判定閾値は、無限大等に設定され、事実上、中継を行うことがなくなるように設定される。または、当初から中継中止を示す制御信号を出力するようにしても良い。
このように、本実施の形態では、各RS―BS間の回線品質だけでなく、MCSパラメ
ータの所要品質に基づき、上記閾値を決定する。よって、MCSパラメータに適した閾値を決定できるため、より適切な中継制御が実施でき、通信システムのスループットを向上させることができる。
また、以上の動作を各中継局において、各移動局のそれぞれに対応して独立に実施することで、1つの中継局において各移動局に対応した分散的な中継制御が可能となるため、通信システムのスループットを向上させることができる。
また、中継局が固定の場合、あるいは、移動速度の遅い移動局が中継局として動作するような場合、RS−BS間の回線品質はMS−RS間の回線品質に比べて十分ゆっくりと変動する。よって、基地局BS1から中継局RS1(RS2)へ閾値を通知する間隔を大きくとることができるため、シグナリングのオーバヘッドを低減することができる。
なお、図6に示したテーブルの代わりに、例えば図7に示すような閾値設定曲線を用いて閾値を決定するようにしても良い。この曲線は、MCSパラメータ毎に、RS−BS間のSNR値が小さければ閾値の値が大きくなり、RS−BS間のSNR値が大きければ閾値の値が小さくなる特徴があり、下記式のような関数によって表現される。
閾値=f(MCSパラメータ、RS−BS間のSNR)
図8は、本実施の形態に係る通信中継方法の具体例を示す図である。基本的な条件は、図1と同様である。
この図の例では、移動局MS1が送信するデータの変調に用いるMCSが16QAMに設定されているとすると、ルート#1のRS−BS間の推定SNRが15dBであるので、MS−RS間の判定閾値は、図6の閾値設定テーブルに従って10dBと決定される。一方、ルート#2のRS−BS間の推定SNRが8dBの場合は、判定閾値は15dBと決定される。よって、ルート#1およびルート#2のMS−RS間のSNR=12dBであるとすると、ルート#1は閾値以上となるため中継が行われるが、ルート#2は閾値を下回るため中継は行われず中継中止となる。
例えば、MCSがQPSKの場合も同様に、RS−BS間のSNRに応じて、図6の閾値設定テーブルを参照してMS−RS間の判定閾値が決定される。
次に、SNR推定方法について説明する。
まず、基地局装置150内の回線品質推定部153は、中継局から送信された信号に含まれるパイロットシンボルおよびデータシンボル等から、RS−BS間のSIRを推定する。SNR推定方法としては、受信したデータシンボルの前にパイロットシンボルp(n=1,2,・・・,N)がN個連続して送信されるとすると、基地局内のパイロットシンボル列との複素乗算結果の平均値から伝送路のチャネル応答を以下の式(1)によって推定する。
Figure 0004734323
なお、rは以下の式(2)により算出される。
Figure 0004734323
また、Nは全パイロットシンボル数、pはn番目のパイロットシンボル、rはn番
目の受信パイロットシンボル、hは実際の伝送路のチャネル応答、nはn番目のパイロットシンボル受信時の加法性ガウス雑音である。
ここで、pは以下の式(3)を満たし、連続するN個のパイロットシンボルの長さに対して、チャネル応答の変化量は十分に小さいとする。
Figure 0004734323
すると、式(1)は以下の式(4)となる。
Figure 0004734323
平均するパイロットシンボル数Nが十分大きい場合、以下の式(5)、(6)を満たす。
Figure 0004734323
Figure 0004734323
よって、以下の式(7)で算出されるSを受信信号電力として扱う。
Figure 0004734323
さらに、受信したパイロットシンボルに対して、次の式(8)によって、雑音電力を推定することができる。
Figure 0004734323
よって、受信信号の推定SNR[dB]は、以下の式(9)となる。
Figure 0004734323
なお、ここでは、パイロットシンボルを用いたSNR推定方法を例示したが、これに限定されず、別の方法でも良い。
ST1130における閾値情報の送信は、例えば図9のようなフレームフォーマットの信号により、中継局ごとにパケットとして送信される。ここで、MSIDとは、各移動局を識別するIDを表すビット、判定閾値はMSIDに対応する移動局の中継制御用閾値を表すビットを格納したものである。
なお、複数の移動局に対して判定閾値を送る場合は、図9に示すように、複数の移動局に対応するMSIDと判定閾値とをまとめて送信する。これにより、閾値通知のためのオーバヘッドを小さくすることができる。
また、図10に示すように、各中継局(RS)を識別するためのID(RSID)の後に、各中継局に対応する移動局の判定閾値を示すビットを並べることにより、さらに複数の中継局への閾値通知をまとめて1つのフレームとして送信する構成としても良い。
通信中継装置は、基地局からの閾値情報を含むこれらの送信フレームの信号を受信し、各移動局に対応する複数の閾値を抽出し、これらを内部メモリに格納し、適宜中継判定に使用する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、伝搬路状態が変動しても、スループットを低下させることなく、通信の中継を行うことができる。
なお、上記通信中継装置100および基地局装置150の例では、中継をするか否かの判断を中継局と基地局とで分散して行うクローズド・ループ制御の場合を例にとって説明したが、回線品質の推定および閾値選択を通信中継装置で全て行うオープン・ループ制御であっても良い。これは、特にTDD(Time Division Duplex)等の通信システムにおいて有効である。図11は、中継判定がオープン・ループ制御である場合の通信中継装置100aの主要な構成を示すブロック図である。この図に示すように、通信中継装置100内に設置されていた回線品質推定部153および閾値選択部154が(図3参照)、通信中継装置100a内に回線品質推定部153aおよび閾値選択部154aとして設置されている。
また、上記通信中継装置100の例では、RS−BS間の通信を送受共用のアンテナ106を用いて行う場合を例にとって説明したが、送受で別のアンテナを用いてそれぞれ送信および受信を行っても良い。図12は、かかる場合の通信中継装置100bの主要な構成を示すブロック図である。通信中継装置100bは、送信用アンテナ106および受信用アンテナ109を備えている。この構成を採ることにより、通信中継装置100bは、送信および受信を同じタイミングで行うことができるようになる。
また、本実施の形態では、上り回線中継の場合を例にとって説明したが、本実施の形態は、下り回線中継の場合、すなわち、基地局から移動局宛に信号を送信する場合にも同様に適用することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る通信システムは、TDM(Time Division Multiplexing)、FDM(Frequency Division Multiplexing)、CDM(Code Division Multiplexing)、SDM(Space Division Multiplexing)等の多重アクセス方式を採用しており、サブチャネルごとに実施の形態1で示した中継判定を行う。
図13は、本発明の実施の形態2に係る通信中継装置200の主要な構成を示すブロック図である。ここでは、本実施の形態に係る通信システムが、多重方式としてFDM(FDMA)方式、伝送方式としてOFDM方式を採用している場合を例にとって説明する。よって、本実施の形態に係る通信システムは、サブキャリアごとに中継判定を行う。
なお、通信中継装置200は、実施の形態1に示した通信中継装置100(図3参照)と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
通信中継装置200は、伝送方式としてOFDM方式を用いるので、時間領域信号を周波数領域信号に変換するFFT部201と、周波数領域信号を時間領域信号に戻すIFFT部201と、を備える。また、通信中継装置200は、サブキャリアごとに中継判定を行うので、各サブキャリアに対応する処理系統202−1〜202−Nを備える。そして、例えば、処理系統202−1では、回線品質推定部103−1、中継制御部104−1、およびスイッチ204−1というように、各処理系統は、回線品質推定部、中継制御部、およびスイッチを有する。
そして、通信中継装置200は、受信した中継信号を、復調処理および復号処理を施した後のデータビット列に対し誤り判定を行い、誤りが含まれないと判定されたサブキャリアに対しては再生中継を行い、誤りが含まれると判定されたサブキャリアに対しては非再生中継に切り替えて中継を行う。
図14は、本実施の形態に係る基地局装置250の主要な構成を示すブロック図である。
なお、基地局装置250も、実施の形態1に示した基地局装置150(図4参照)と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る通信システムは、上述の通り、サブキャリアごとに中継判定を行うので、基地局装置250は、各サブキャリアに対応する処理系統252−1〜252−N、およびFFT部251、P/S変換部253を備える。そして、例えば、処理系統252−1では、回線品質推定部153−1および閾値選択部154−1というように、各処理系統は、回線品質推定部および閾値選択部を有する。
図15は、サブキャリアの受信品質に基づいて、本実施の形態に係る中継判定が具体的にどのように行われるかを示す図である。ここで、図15の上段は、ルート#1における各サブキャリア、図15の下段は、ルート#2における各サブキャリアを示している。
例えば、図15の上段に示すように、ルート#1では、サブキャリア#1、#4に対しては閾値Th1が設定されているのに対し、サブキャリア#2、#3に対しては異なる閾値Th2が設定されている。また、図15の下段に示すように、ルート#2では、サブキャリア#1、#4に対して閾値Th4が設定されているのに対し、サブキャリア#2、#3に対しては閾値Th3が設定されている。すなわち、サブキャリア(周波数帯域)によって異なる閾値が設定されている。よって、ルート#1ではサブキャリア#3が閾値以上のSNRを有していないため、サブキャリア#3は中継対象から除外され、ルート#2ではサブキャリア#1が閾値以上のSNRを有していないため、サブキャリア#1は中継対象から除外される。
このように、本実施の形態によれば、サブチャネル毎に、適用する変調パラメータの所要品質に基づき、中継判定の閾値を決定するため、サブチャネル毎に回線品質の異なる環境下であっても、サブチャネル毎の品質に応じて中継制御し、品質の悪い非再生中継信号の発生を低減することができるため、基地局等の受信装置における受信特性を向上させることができる。特に、周波数選択性フェージング環境下であっても、サブチャネル毎の品質に応じて中継制御することができる。
なお、本実施の形態では、サブチャネルごとに中継判定を行う場合を例にとって説明したが、複数のサブキャリアをまとめて1つのグループにしたサブキャリアグループごとに中継判定を行っても良い。
また、本実施の形態では、サブチャネルがOFDM方式のサブキャリアである場合を例にとって説明したが、これに限定されず、例えば、多重方式がSDM(SDMA)方式の場合はサブストリームであっても良いし、多重方式がCDM(CDMA)方式の場合は拡散符号、多重方式がTDM(TDMA)方式の場合は時間フレームもしくは時間スロットであっても良い。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
本発明に係る通信システム、通信中継装置、および通信中継方法は、上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、各実施の形態は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
本発明に係る通信中継装置は、移動体通信システムにおける移動局装置等に搭載することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する移動局装置等を提供することができる。
なお、ここでは、回線品質推定部103、153で推定する回線品質、すなわち、伝搬路状態を表す指標として、SNRを用いた場合を例にとって説明したが、SNRの代わりにCNR(Carrier to Noise Ratio)、受信電力、RSSI(Received Signal Strength
Indicator)、受信振幅等を用いても良い。また、セルラシステムのように雑音電力だけでなく干渉電力も回線品質情報として重要となる通信システムでは、SIR(Signal to Interference Ratio)、CIR(Carrier to Interference Ratio)、SINR(Signal to Interference and Noise Ratio)、CINR(Carrier to Interference and Noise Ratio)等を伝搬路状態を表す指標として用いても良い。あるいは、前述の指標で示された数値から算出されるローディングビット数、送信電力、または送信複素重み係数などの制御値を伝搬路状態を表す指標として用いても良い。あるいは、MIMO(Multi-Input Multi-Output)方式が採用されている場合は、特異値分解、固有値分解、もしくはQR分解によって得られる行列、特異値、もしくは固有値等の値を伝搬路状態を表す指標として用いても良い。
また、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係る通信中継方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明の通信中継装置と同様の機能を実現することができる。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されていても良いし、一部または全てを含むように1チップ化されていても良い。
また、ここではLSIとしたが、集積度の違いによって、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラム化することが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続もしくは設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本明細書は、2005年3月29日出願の特願2005−095343に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
本発明に係る通信中継装置、受信装置、通信中継方法及び受信方法は、移動体通信システムにおける移動局装置等の用途に適用できる。
実施の形態1に係る通信システムの概要を示す図 実施の形態1に係る通信中継方法の手順を示すフロー図 実施の形態1に係る通信中継装置(中継局装置)の主要な構成を示すブロック図 実施の形態1に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態1に係る通信システムの一連の動作を説明するためのシーケンス図 実施の形態1に係る中継制御用の閾値設定テーブル 実施の形態1に係る中継制御用の閾値設定曲線 実施の形態1に係る通信中継方法の具体例を示す図 実施の形態1に係るフレームフォーマットの一例を示す図 実施の形態1に係るフレームフォーマットの一例を示す図 オープン・ループ制御である場合の実施の形態1に係る通信中継装置の主要な構成を示すブロック図 送受で別のアンテナを用いる場合の実施の形態1に係る通信中継装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態2に係る通信中継装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態2に係る基地局装置の主要な構成を示すブロック図 実施の形態2に係る中継判定がどのように行われるかを示す図

Claims (16)

  1. 第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継装置であって、
    前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と前記通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する第1取得手段と、
    前記通信中継装置が中継をするか否かの判断に用いられる閾値を設定する設定手段と、
    前記第1伝搬路状態を前記閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記通信中継装置が中継をすると判断する判断手段と、
    を具備し、
    前記設定手段は、前記通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する、
    通信中継装置。
  2. 前記設定手段は、
    前記第2伝搬路状態に加え、MCSパラメータにも基づいて前記閾値を設定する、
    請求項1記載の通信中継装置
  3. 前記判断手段は、
    中継信号のサブチャネルごとに中継をするか否か判断する、
    請求項1記載の通信中継装置
  4. 前記第2通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って前記第2伝搬路状態を取得する第2取得手段、
    をさらに具備する請求項1記載の通信中継装置。
  5. 前記第1伝搬路状態または前記第2伝搬路状態は、
    回線品質、チャネル推定値、受信電力、ローディングビット数、送信電力、送信複素重み係数、またはMIMO(Multi-Input Multi-Output)方式で使用される行列、特異値、もしくは固有値、によって表される、
    請求項1記載の通信中継装置
  6. 第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継装置であって、
    前記第1通信装置からの受信信号を中継するか否かの判断に用いられる閾値を、前記第2通信装置から受信する受信手段と、
    前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と当該通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する取得手段と、
    前記取得した第1伝搬路状態を前記受信した閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記受信信号を中継すると判断する判断手段と、
    を具備し、
    前記閾値は、当該通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど低く設定されている、
    通信中継装置。
  7. 前記判断手段は、
    中継信号のサブチャネルごとに中継をするか否か判断する、
    請求項6記載の通信中継装置。
  8. 第1通信装置から第2通信装置を中継して送信された信号を受信する受信装置であって、
    前記第2通信装置からの受信信号に対して回線品質の測定を行って、前記第2通信装置と当該受信装置との間の伝搬路状態を取得する取得手段と、
    前記第2通信装置において中継をするか否かの判断に用いられる閾値を前記伝搬路状態に基づいて設定する設定手段と、
    前記設定した閾値を前記第2通信装置に送信する送信手段と、
    を具備し、
    前記設定手段は、前記伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する、
    受信装置。
  9. 前記設定手段は、
    前記伝搬路状態に加え、MCSパラメータにも基づいて前記閾値を設定する、
    請求項8記載の受信装置。
  10. 請求項記載の通信中継装置を具備する通信端末装置。
  11. 請求項8記載の受信装置を具備する通信端末装置。
  12. 請求項8記載の受信装置を具備する基地局装置。
  13. 請求項6記載の通信中継装置を具備する通信端末装置。
  14. 第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継方法であって、
    前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と前記通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する第1取得ステップと、
    前記通信中継装置が中継をするか否かの判断に用いられる閾値を設定する設定ステップと、
    前記第1伝搬路状態を前記閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記通信中継装置が中継をする判断する判断ステップと、
    を具備し、
    前記設定ステップは、前記通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する、
    通信中継方法。
  15. 第1通信装置から第2通信装置への通信を中継する通信中継方法であって、
    前記第1通信装置からの受信信号を中継するか否かの判断に用いられる閾値を、前記第2通信装置から受信する受信ステップと、
    前記第1通信装置からの受信信号に対して回線品質の推定を行って、前記第1通信装置と当該通信中継装置との間の第1伝搬路状態を取得する取得ステップと、
    前記取得した第1伝搬路状態を前記受信した閾値と比較し、前記第1伝搬路状態が前記閾値以上の場合、前記受信信号を中継すると判断する判断ステップと、
    を具備し、
    前記閾値は、当該通信中継装置と前記第2通信装置との間の第2伝搬路状態が良好なほど低く設定されている、
    通信中継方法。
  16. 第1通信装置から第2通信装置を中継して送信された信号を受信する受信方法であって、
    前記第2通信装置からの受信信号に対して回線品質の測定を行って、前記第2通信装置と当該受信装置との間の伝搬路状態を取得する取得ステップと、
    前記第2通信装置において中継をするか否かの判断に用いられる閾値を前記伝搬路状態に基づいて設定する設定ステップと、
    前記閾値を前記第2通信装置に送信する送信ステップと、
    を具備し、
    前記設定ステップは、前記伝搬路状態が良好なほど前記閾値を低く設定する、
    受信方法。
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