JP3279812B2 - Pll制御回路の暴走監視回路 - Google Patents

Pll制御回路の暴走監視回路

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JP3279812B2 JP10977694A JP10977694A JP3279812B2 JP 3279812 B2 JP3279812 B2 JP 3279812B2 JP 10977694 A JP10977694 A JP 10977694A JP 10977694 A JP10977694 A JP 10977694A JP 3279812 B2 JP3279812 B2 JP 3279812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はPLL(Phase
Locked Loop)制御回路の暴走を止める回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、PLL制御回路は通信用に周波
数の位相同期を目的として広く用いられ、最近では高速
クロック管理を目的として用いられることもある。
【0003】図19は従来のPLL制御回路を示す構成
図である。この図19において、2は位相比較器、3は
ループフィルタ、4は電圧制御発振器(Voltage
Contorol osillator;図中には符
号VCOを付してある)、12aは外部からの基準信号
としての外部基準クロック信号を入力するための入力端
子、12bは同期信号としての内部クロック信号を出力
するための出力端子である。
【0004】次に、上記従来の動作について説明する。
位相比較器2が入力端子12aから入力された外部基準
クロック信号と電圧制御発振器4からフィードバックさ
れた内部クロック信号との差に応じた出力をループフィ
ルタ3を介して電圧制御発振器4に供給し、電圧制御発
振器4がループフィルタ3から入力された周波数の位相
差を0とする位相を以て内部クロック信号を発振して出
力端子12bに出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のPLL制御
回路は、上記のように構成され、位相比較器2の改良な
らびにループフィルタ3によるプルインレンジ(電圧制
御発振器4の周波数の位相を外部基準クロック信号の周
波数の位相に近づける際の許容範囲)を拡大したり、プ
ルイン(電圧制御発振器4の周波数の位相を外部基準ク
ロック信号の周波数の位相に近づけること)に要する時
間を短縮するなどの改善がされてきた。しかし、外来ノ
イズの到来や電源電圧の急激な変動などにより、PLL
制御回路の周波数の位相同期作用がはずれ、プルインも
不可となり、PLL制御回路が暴走することがある。P
LL制御回路が暴走した場合、当然のことながら、この
PLL制御回路を内蔵する半導体集積回路あるいは複写
機のようなシステムは、異常動作に至る。したがって、
このPLL制御回路の暴走を検出するか、暴走を止める
べき暴走監視回路が必要とされていた。
【0006】このような必要性から、例えば特開平3−
16442号公報に示されたように外部の基準クロック
信号と内部クロックとの比較を行うことによってクロッ
ク異常を検出する方式が知られているが、この方式では
基準クロック信号のカウント値と内部クロック信号のカ
ウント値との比較による不一致にもとづき、PLL制御
回路中の電圧制御発振器の発振動作を停止したり、上記
不一致信号によって異常検出装置を構成する回路を一時
的にリセットして装置全体の同期を自動的に取って自己
復旧することはできないという問題が内在する。また、
特開平4−148405号公報に示されたようにクロッ
ク異常時に低周波のクロックを回路に供給する制御方式
が知られているが、この方式ではPLL制御回路を自動
的に自己復旧させることができないという問題が内在す
る。
【0007】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、第1の目的はPLL制御回路のループフィ
ルタによる許容範囲を逸脱する暴走を自己検出すること
であり、第2の目的は上記暴走の自己検出後においてP
LL制御回路を自己復旧することであり、第3の目的は
突発的に発生した暴走の誤検出を未然に防止することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された第
1の発明に係るPLL制御回路の暴走監視回路は、カウ
ンタリセット回路と第1クロックカウンタ回路と第2ク
ロックカウンタ回路と比較回路とモニタ回路と第1リセ
ット回路と第2リセット回路とを備え、カウンタリセッ
ト回路が一定周期のクロック信号をカウントし、このカ
ウント値が所定値に達したとき、カウンタリセット回路
がリセット信号を発生し、このリセット信号によって第
1クロックカウンタ回路がリセットされ、この第1クロ
ックカウンタ回路がPLL制御回路の位相比較器に入力
される外部基準クロック信号をカウントする一方、上記
カウンタリセット回路からのリセット信号によって第2
クロックカウンタ回路がリセットされ、この第2クロッ
クカウンタ回路がPLL制御回路の電位制御発振器から
位相比較器側にフィードバックされる内部クロック信号
をカウントし、比較回路が第1クロックカウンタ回路か
らの基準クロック信号のカウント値と第2クロックカウ
ンタ回路からの内部クロック信号のカウンと値とを比較
して両カウント値の一致および不一致信号を出力し、モ
ニタ回路が比較回路の結果出力をカウンタリセット回路
からのリセット信号によってラッチし出力し、第1リセ
ット回路がモニタ回路からの不一致信号によってPLL
制御回路の電圧制御発振器を停止するためのリセット信
号を発生し、第2リセット回路がモニタ回路からの不一
致信号によってカウンタリセット回路と第1クロックカ
ウンタ回路と第2クロックカウンタ回路およびモニタ回
路をリセットするためのリセット信号を発生する構成と
したものである。
【0009】請求項2に記載された第2の発明に係るP
LL制御回路の暴走監視回路は、第1の発明におけるカ
ウンタリセット回路が任意の所定値が設定可能なレジス
タに構成されたものである。
【0010】請求項3に記載された第3の発明に係るP
LL制御回路の暴走監視回路は、第1の発明におけるモ
ニタ回路がカウンタリセット回路からのリセット信号に
よって奇数ビットをラッチおよびシフトしそのシフトさ
れた奇数ビットにおける各ビットの出力電位のうちで数
の多い内容のものに対応した信号を出力するシフトレジ
スタに構成されたものである。
【0011】請求項4に記載された第4の発明に係るP
LL制御回路の暴走監視回路は、第1の発明における比
較回路が第1クロックカウンタ回路のカウント値と第2
クロックカウンタ回路のカウント値とを比較する際に、
最上位ビットからの任意数までのビットを比較対象とし
て設定するレジスタに構成されたものである。
【0012】
【作用】第1の発明のPLL制御回路の暴走監視回路
は、PLL制御回路がループフィルタによる電圧制御発
振器から発振された周波数の位相と外部基準クロック信
号の周波数の位相との位相差に対する許容範囲を逸脱し
た暴走を起こした場合には、基準クロック信号のカウン
ト値と内部クロック信号のカウント値との比較による不
一致にもとづき、電圧制御発振器の発振動作が自動停止
する一方、上記不一致信号によってカウンタリセット回
路と第1クロックカウンタ回路と第2クロックカウンタ
回路およびモニタ回路などを一時的にリセットし、その
後、装置全体の同期が自動的に取れる。
【0013】第2の発明のPLL制御回路の暴走監視回
路は、カウンタリセット回路のリセット周期が設定可能
である。
【0014】第3の発明のPLL制御回路の暴走監視回
路は、基準クロック信号のカウント値と内部クロック信
号のカウント値との比較比較において、シフトされた奇
数ビットにおける各ビットの出力電位のうちで数の多い
内容のものに対応した信号を出力するという多数決原理
を採用する。
【0015】第4の発明のPLL制御回路の暴走監視回
路は、基準クロック信号のカウント値と内部クロック信
号のカウント値との比較比較において、最上位ビットか
らの任意数までのビットを比較対象とする。
【0016】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1乃至図18
を用い、従来例と同一部分に同一符号を付して説明す
る。 実施例1(請求項1に対応).図1はこの発明の実施例
1としてのPLL制御回路の暴走監視回路を示す構成
図、図2は実施例1の第1・第2クロックカウンタ回路
を示す回路図、図3は実施例1の比較回路を示す回路
図、図4は実施例1のモニタ回路を示す回路図、図5は
実施例1のカウンタリセット回路を示す回路図、図6は
実施例1の第1リセット回路を示す回路図、図7は実施
例1の第2リセット回路を示す回路図、図8は実施例1
の電圧制御発振器を示す回路図、図9は実施例1におけ
る図1の各部での動作波形を示す図である。
【0017】図1において、PLL制御回路1は入力端
子12aと位相比較器2とループフィルタ3と電圧制御
発振器4と出力端子12bとを備え、位相比較器2が入
力端子12aから入力された外部基準クロック信号の周
波数の位相と電圧制御発振器4からフィードバックされ
た内部クロック信号の周波数の位相との位相差に応じた
出力をループフィルタ3を介して電圧制御発振器4に供
給し、電圧制御発振器4がループフィルタ3から入力さ
れた周波数の位相差を0とするための位相を以て同期信
号としての内部クロック信号を発振して出力端子12b
に出力する。このPLL制御回路1の暴走を検出して止
める暴走監視回路は、大まかには、第1クロックカウン
タ回路5、第2クロックカウンタ回路6、比較回路7、
モニタ回路8、カウンタリセット回路9、第1リセット
回路10および第2リセット回路11を備える。
【0018】第1クロックカウンタ回路5の入力端子と
してのTI端子は入力端子12aに接続され、第1クロ
ックカウンタ回路5の上記とは別の入力端子としてのC
CRI端子はカウンタリセット回路9の出力端子として
のCRO端子に接続され、第1クロックカウンタ回路5
の上記とは別のもう1つの入力端子としてのCR1I端
子は第2リセット回路11の出力端子としてのR2O端
子に接続され、第1クロックカウンタ回路5の出力端子
としてのC1O端子は比較回路7の1つの入力端子とし
てのCMP1I端子に接続されている。この第1クロッ
クカウンタ回路5はTI端子に入力端子12aから入力
された外部基準クロック信号をカウントし、このカウン
タ値は比較回路7に入力されるとともにカウンタリセッ
ト回路9からのリセット信号および第2リセット回路1
1からのリセット信号の入力によってリセットされた
後、第1クロックカウンタ回路5は再び外部基準クロッ
ク信号のカウントを開始する。具体的には、この第1ク
ロックカウンタ回路5は、図2に示すように、ノアゲー
トN1、インバータゲートI1、アンドゲートA1乃至
A6、イクスクルーシブオアゲートE1乃至E3、およ
びDフリップフロップF1乃至F4を備えた4ビットの
カウンタに構成され、DフリップフロップF1乃至F4
における第1クロックカウンタ回路5のTI端子を構成
するT端子に入力される外部基準クロック信号によりカ
ウントアップし、このカウントアップしたカウント値は
Q1乃至Q4で示す4ビットの出力信号をC1O端子か
ら出力する一方、ノアゲートN1における第1クロック
カウンタ回路5のCCRI端子を構成する1つの禁止入
力にカウンタリセット回路9からのリセット信号が入力
するとともにナンドゲートN1の第1クロックカウンタ
回路5のCR1I端子を構成するもう1つの禁止入力に
第2リセット回路11からのリセットが入力することに
よって上記カウント値がリセットされる。
【0019】再び、図1において、第2クロックカウン
タ回路6の入力端子としてのTI端子はPLL制御回路
1の電圧制御発振器5から位相比較器2へのフィードバ
ック経路に接続され、第2クロックカウンタ回路6の上
記とは別の入力端子としてのCCRI端子はカウンタリ
セット回路9の出力端子としてのCRO端子に接続さ
れ、第2クロックカウンタ回路6の上記とは別のもう1
つの入力端子としてのCR2I端子は第2リセット回路
11の出力端子としてのR2O端子に接続され、第2ク
ロックカウンタ回路6の出力端子としてのC2O端子は
比較回路7の上記とは別の1つの入力端子としてのCM
P2I端子に接続されている。この第2クロックカウン
タ回路6はTI端子にPLL制御回路1から入力された
内部クロック信号をカウントし、このカウンタ値は比較
回路7に入力されるとともにカウンタリセット回路9か
らのリセット信号および第2リセット回路11からのリ
セット信号の入力によってリセットされた後、第2クロ
ックカウンタ回路6は再び内部クロック信号のカウント
を開始する。具体的には、この第2クロックカウンタ回
路6は、上記第1クロックカウンタ回路5と同様に図2
に示すように、ノアゲートN1、インバータゲートI
1、アンドゲートA1乃至A6、イクスクルーシブオア
ゲートE1乃至E3、およびDフリップフロップF1乃
至F4を備えた4ビットのカウンタに構成され、Dフリ
ップフロップF1乃至F4における第2クロックカウン
タ回路6のTI端子を構成するT端子に入力される内部
クロック信号によりカウントアップし、このカウントア
ップしたカウント値はQ1乃至Q4で示す4ビットの出
力信号をC2O端子から出力する一方、ノアゲートN1
における第2クロックカウンタ回路6のCCRI端子を
構成する1つの禁止入力にカウンタリセット回路9から
のリセット信号が入力するとともにナンドゲートN1の
第2クロックカウンタ回路6のCR2I端子を構成する
もう1つの禁止入力に第2リセット回路11からのリセ
ットが入力することによって上記カウント値がリセット
される。
【0020】再び、図1において、比較回路7は、比較
回路7のCR1I端子およびCR2I端子から入力され
た第1クロックカウンタ回路5からの外部基準クロック
信号にもとづくカウント値と第2クロックカウンタ回路
6からの内部クロック信号にもとづくカウント値とを比
較し、両カウント値の一致および不一致の比較結果を比
較回路7の出力端子としてのCMPO端子からモニタ回
路8の1つの入力端子としてのMCI端子に出力する。
具体的には、この比較回路7は、図3に示すように、イ
クスクルーシブオアゲートE4乃至E7、ノアゲートN
2、インバータゲートI2を備えたマグニチュードコン
パレータに構成され、イクスクルーシブオアゲートE4
は第1・第2クロックカウンタ回路5,6からの出力信
号を入力する入力端子としてのCMP1I端子およびC
MP2I端子それぞれを構成するCMP1I(0)端子
およびCMP2I(0)端子を有し、イクスクルーシブ
オアゲートE5は第1・第2クロックカウンタ回路5,
6からの出力信号を入力する入力端子としてのCMP1
I端子およびCMP2I端子それぞれを構成するCMP
1I(1)端子およびCMP2I(1)端子を有し、イ
クスクルーシブオアゲートE6は第1・第2クロックカ
ウンタ回路5,6からの出力信号を入力する入力端子と
してのCMP1I端子およびCMP2I端子それぞれを
構成するCMP1I(2)端子およびCMP2I(2)
端子を有し、イクスクルーシブオアゲートE7は第1・
第2クロックカウンタ回路5,6からの出力信号を入力
する入力端子としてのCMP1I端子およびCMP2I
端子それぞれを構成するCMP1I(3)端子およびC
MP2I(3)端子を有し、これらイクスクルーシブオ
アゲートE4乃至E7は第1・第2クロックカウンタ回
路5,6からの出力信号が一致したときに低電位として
のLレベルをノアゲートN2に出力し、このノアゲート
N2がイクスクルーシブオアゲートE4乃至E7すべて
がLレベルを出力することによって高電位としてのHレ
ベルをインバータゲートI2に出力し、このインバータ
ゲートI2が第1・第2クロックカウンタ回路5,6か
らのカウント値が一致したことを示すLレベルの出力信
号を比較器7のCMPO端子から出力する。ここで、上
記CMP1I(0)およびCMP2I(0)が上位ビッ
トで、CMP1I(3)およびCMP2I(3)が下位
ビットであるとする。
【0021】再び、図1において、モニタ回路8の1つ
の入力端子としてのMCRI端子はカウンタリセット回
路9の出力端子としてのCRO端子に接続され、モニタ
回路8の上記とは別の1つの入力端子としてのMCI端
子は比較回路7の出力端子としてのCMPO端子に接続
され、モニタ回路8の上記とは別のもう1つの入力端子
としてのMR2I端子には第2リセット回路11の出力
端子としてのR2Oに接続され、このモニタ回路8は比
較回路7の出力結果をカウンタリセット回路9から入力
されるリセット信号を用いてラッチして出力するととも
に、この出力を第2リセット回路11からのリセット信
号によってリセットする。具体的には、モニタ回路8
は、図4に示すように、リセット付きDフリップフロッ
プにて構成され、このDフリップフロップのD端子がモ
ニタ回路8の比較回路7からの比較結果を入力するため
のMCI端子を構成し、DフリップフロップのT端子が
モニタ回路8のカウンタリセット回路9からのリセット
信号を入力するためのMCRI端子を構成し、Dフリッ
プフロップのR端子が第2リセット回路11からのリセ
ット信号を入力するためのMR2I端子を構成し、Dフ
リップフロップのQ端子がモニタ回路8の出力端子とし
てのMO端子を構成している。
【0022】再び、図1において、カウンタリセット回
路9の1つの入力端子としてのCRTI端子は外部入力
端子12aに接続され、カウンタリセット回路9の上記
とは別の1つの入力端子としてのCRI端子は第2リセ
ット回路11の出力端子としてのR2O端子に接続さ
れ、カウンタリセット回路9の出力端子としてのCRO
端子は第1・第2クロックカウンタ回路5,6のCCR
I端子およびモニタ回路8のMCRI端子に接続され、
このカウンタリセット回路9は外部基準クロック信号を
カウントし、このカウンタ値が一定の所定値に達したと
き、リセット信号を外部基準クロック信号の1クロック
パルス期間だけ発生して第1・第2クロックカウンタ回
路5,6およびモニタ回路8に出力する。この外部基準
クロック信号の1クロックパルス期間を有するリセット
信号は、第1・第2クロックカウンタ回路5,6をリセ
ットするとともに比較回路7の結果をモニタ回路8にラ
ッチさせるための信号である。カウンタリセット回路9
のカウントアップは第2リセット回路11からのリセッ
ト信号によってリセットされる。具体的には、このカウ
ンタリセット回路9は、図5に示すように、インバータ
ゲートI3、アンドゲートA7乃至A12、イクスクル
ーシブオアゲートE8乃至E14、Dフリップフロップ
F5乃至F8およびノアゲートN3を備えた4ビットの
カウンタに構成され、DフリップフロップF5乃至F8
がカウンタリセット回路9のCRTI端子から入力され
る外部基準クロック信号によりカウント動作し、このカ
ウントされたカウント値がS1端子からイクスクルーシ
ブオアゲートE11乃至E14に入力される図外の設定
器で設定された4ビットのあらかじめ設定された所定値
と一致したとき、イクスクルーシブオアゲートE11乃
至E14すべてがLレベルの信号をノアゲートN3に出
力し、このノアゲートN3がHレベルの信号をCRO端
子から出力する。また、上記カウント値が上記所定値と
不一致の場合は、イクスクルーシブオアゲートE11乃
至E14のうちの1つがHレベルの信号をノアゲートN
3に出力し、このノアゲートN3がLレベルの信号をC
RO端子から出力する。したがって、このカウンタリセ
ット回路9はカウント値が設定値と一致している期間だ
けHレベルの信号を出力する。一方、上記カウント値は
アンドゲートA7乃至A10におけるカウンタリセット
回路9のCRI端子を構成する1つの入力に第2リセッ
ト回路11からのリセット信号が入力することによって
リセットされる。
【0023】再び、図1において、第1リセット回路1
0の1つの入力端子としてのR1I端子はモニタ回路8
の出力端子としてのMO端子に接続され、第1リセット
回路10の上記とは別の1つの入力端子としてのR1T
I端子は外部入力端子12aに接続され、第1リセット
回路10の出力端子としてのR1O端子はPLL制御回
路1の電圧制御発振器4のリセット端子に接続され、こ
の第1リセット回路10はモニタ回路8からの比較回路
7の比較結果の不一致を示す不一致信号の入力によって
リセット信号を外部基準クロック信号の1クロックパル
ス期間だけ発生し、この1クロックパルス期間のリセッ
ト信号を電圧制御発振器4に供給して電圧制御発振器4
の発振機能を停止する。具体的には、この第1リセット
回路10は、図6に示すように、ナンドゲートNA1と
DフリップフロップF9とを備えた1ショットパルス発
生回路に構成され、ナンドゲートNA1の入力端にはD
フリップフロップF9のQ端子と第1リセット回路10
のCRI端子とが接続され、DフリップフロップF9の
T端子は第1リセット回路10のR1TI端子を構成
し、このDフリップフロップF9のQC端子(Q端子か
らの出力信号の反転信号を出力する端子)は第1リセッ
ト回路10のR1O端子を構成し、上記ナンドゲートN
A1にモニタ回路8からのHレベルの不一致信号が入力
されたとき、DフリップフロップF9がT端子に入力さ
れる外部基準クロック信号の1クロック分同期のHレベ
ルのリセット信号をQC端子から出力する。
【0024】再び、図1において、第2リセット回路1
1の1つの入力端子としてのR2I端子はモニタ回路8
の出力端子としてのMO端子に接続され、第2リセット
回路10の上記とは別の1つの入力端子としてのR2T
I端子は外部入力端子12aに接続され、第2リセット
回路11の出力端子としてのR2O端子は第1・第2ク
ロックカウンタ回路5,6の入力端子としてのCR1I
端子と第1・第2クロックカウンタ回路5,6の入力端
子としてのCR2I端子とモニタ回路8の入力端子とし
てのMR2I端子およびカウンタリセット回路9の入力
端子としてのCRI端子それぞれに接続され、この第2
リセット回路11はモニタ回路8からの不一致信号の入
力によってリセット信号を外部基準クロック信号の複数
クロックパルス期間だけ発生し、この複数クロックパル
ス期間のリセット信号を第1・第2クロックカウンタ回
路5,6とモニタ回路8およびクロックカウンタ回路9
に出力する。具体的には、この第2リセット回路11
は、図7に示すように、アンドゲートA12乃至A1
9、オアゲートO1、DフリップフロップF10乃至F
14、インバータゲートI4,I5、イクスクルーシブ
オアゲートE15乃至E21およびノアゲートN14を
備えた4ビットのカウンタに構成され、上記アンドゲー
ト13における第2リセット回路11のR2I端子を構
成する入力にモニタ回路8からのHレベルの不一致信号
が入力されたとき、DフリップフロップF11乃至F1
4が第2リセット回路11のR2TI端子から入力され
る外部基準クロック信号によりカウント動作し、このカ
ウントされたカウント値がS2端子からイクスクルーシ
ブオアゲートE18乃至E21に入力される図外の設定
器で設定された4ビットのあらかじめ設定された設定値
と一致したとき、イクスクルーシブオアゲートE18乃
至E22すべてがLレベルの信号をノアゲートN4に出
力し、このノアゲートN4がHレベルの信号をインバー
タゲートI5に出力し、このインバータゲートI5がH
レベルの信号をアンドゲートA12にフィードバックす
る。また、上記カウント値が上記設定値と不一致の場合
は、イクスクルーシブオアゲートE18乃至E22のう
ちの1つがHレベルの信号をノアゲートN4に出力し、
このノアゲートN4がLレベルの信号をインバータゲー
トI5に出力し、このインバータゲートI5がHレベル
の信号をアンドゲートA12にフィードバックする。し
たがって、この第2リセット回路11はモニタ回路8か
らの不一致信号を示すリセット信号によってカウントと
開始したカウント値が上記設定値と一致するまでの期
間、Hレベルのリセット信号をR2O端子から出力す
る。
【0025】上記電圧制御発振器4は図8に示すよう
に、pチャンネルMOSトランジスタなる2個のトラン
ジスタT1,T2およびnチャンネルMOSトランジス
タなる2個のトランジスタT3,T4が電源VCCおよ
び接地間GNDに直列に接続されたインバータ機能を有
する1つの基本回路を構成し、このトランジスタT1乃
至T4からなる1つの基本回路とトランジスタT5乃至
T8からなる別の1つの基本回路との間、またはこのト
ランジスタT5乃至T8からなる1つの基本回路とトラ
ンジスタT9乃至T12からなるさらに別の1つの基本
回路との間それぞれにオアゲートO2乃至O4を1つづ
つ含みながら奇数個並列に接続されている。通常、オア
ゲートO2乃至O4に入力されるリセット信号はLレベ
ルであり、この回路は発振回路として動作する。その発
振周波数は定電圧信号によってトランジスタT1乃至T
12の能力を調整することにより決まる。リセット信号
がHレベルになると、オアゲートO2乃至O4の出力は
すべてHレベルとなり、インバータ機能を持つ基本回路
の出力はすべてLレベルとなり、発振が停止した状態と
なる。
【0026】次に、実施例1の動作について図8を参照
しつつ説明する。図8において、a図は外部入力端子1
2aから入力される外部基準クロック信号を示す波形
図、b図はカウンタリセット回路9のCRO端子からの
出力信号を示す波形図、c図は第1クロックカウンタ回
路5のC1O端子からの出力信号を示す波形図、d図は
第2クロックカウンタ回路6のC2O端子からの出力信
号を示す波形図、e図は比較器7のCMPO端子からの
出力信号を示す波形図、f図はモニタ回路8のMO端子
からの出力信号を示す波形図、g図は第1リセット回路
10のR1O端子からの出力信号を示す波形図、h図は
第2リセット回路11のR2O端子からの出力信号を示
す波形図である。この実施例1では、位相比較器2、ル
ープフィルタ3および電圧制御発振器4からなるPLL
制御装置1が電圧制御発振器4からフィードバックされ
た内部クロック信号と外部入力端子12aから入力され
た外部基準クロック信号との周波数の位相同期をとって
いる状態において、カウンタリセット回路9はCRTI
端子から外部基準クロック信号をとり込んでカウント
し、このカウント値が所定値に一致したとき、カウンタ
リセット回路9のCRO端子から第1・第2クロックカ
ウンタ回路5,6にHレベルのリセット信号を出力する
(図9のb図参照)。この第1クロックカウンタ回路5
は外部基準クロック信号をカウントし、第2クロックカ
ウンタ回路6は内部クロック信号をカウントする。これ
ら第1・第2クロックカウンタ回路5,6は一定期間カ
ウントを続けた後にカウンタリセット回路9のCRO端
子から出力されるリセット信号によってリセットされ、
このリセットに引き続き再び第1・第2クロックカウン
タ回路5,6は上記カウント動作を行う(図9のc図お
よびd図参照)。これら第1・第2クロックカウンタ回
路5,6のカウント値は比較回路7にて比較される。こ
の比較回路7での比較結果はモニタ回路8にとり込まれ
る。このモニタ回路8が比較結果をとり込むのは、カウ
ンタリセット回路9のCRO端子から出力されるリセッ
ト信号によって第1・第2クロックカウンタ回路5,6
がリセットされるときである。このモニタ回路8がLレ
ベルの一致信号を出力しているときは、内部クロック信
号および外部基準クロック信号のカウントが繰り返され
る(図9のc図とd図およびf図参照)。モニタ回路8
がHレベルの不一致信号を出力したときは、第1リセッ
ト回路10は外部基準クロック信号の1クロック同期分
のHレベルのリセット信号をPLL制御回路1の電圧制
御発振器4に出力する(図9のg図参照)。この第1リ
セット回路10からのリセット信号によって電圧制御発
振器4の発振動作が停止する。このとき、第2リセット
回路11はカウンタを開始し、そのカウント値が設定値
に一致するまでの一定期間、Hレベルのリセット信号を
第1・第2クロックカウンタ回路5,6とモニタ回路8
およびカウンタリセット回路9に出力する(図9のh図
参照)。この第2リセット回路11からのリセット信号
によって、第1・第2クロックカウンタ回路5,6とモ
ニタ回路8およびカウンタリセット回路9がリセットす
る。上記第2リセット回路11でのカウント値が設定値
に一致するまでの一定期間としては、電圧制御発振器4
がリセットされ、再び、PLL制御回路1から出力され
る内部クロック信号の周波数の位相が外部基準クロック
信号の周波数の位相と同期するPLL制御回路1のロッ
クまでの時間を設定しておく必要がある。これは、ロッ
クまでの時間内に電圧制御発振器4の発振動作の停止を
解除すると、常に、不一致信号がモニタ回路8から出力
される可能性があるためである。
【0027】実施例2(請求項2に対応).図10はこ
の発明の実施例2としてのPLL制御回路の暴走監視回
路を示す構成図、図11は実施例2のカウンタリセット
回路を示す回路図、図12は実施例2のカウンタリセッ
ト回路における各部での動作波形を示す図であり、この
実施例2はカウンタリセット回路9に設定値を設定する
ようにしたことに特徴がある。
【0028】図10において、カウンタリセット回路9
Aは外部端子12aに接続されたCRTI端子に加えC
RLI端子とCRRI端子なる入力端子を有し、このC
RLI端子にはロード入力14が接続され、CRRI端
子にはレジスタ入力13が接続されている。この実施例
2の暴走監視回路において、カウンタリセット回路9A
以外のPLL制御回路1、入力端子12a、位相比較器
2、ループフィルタ3、電圧制御発振器4、出力端子1
2b、第1クロックカウンタ回路5、第2クロックカウ
ンタ回路6、比較回路7、モニタ回路8、第1リセット
回路10および第2リセット回路11は上記実施例1と
同様の動作を行う。
【0029】上記カウンタリセット回路9Aは、具体的
には、図11に示すようになっている。つまり、カウン
タリセット回路9AはインバータゲートI3、アンドゲ
ートA7乃至A12、イクスクルーシブオアゲートE8
乃至E14、DフリップフロップF5乃至F8およびノ
アゲートN3を備えた4ビットのカウンタに構成された
実施例1の図5に示す回路に加え上記アンドゲートA7
乃至A10を3入力の素子構成とするとともにインバー
タゲートI5,I6およびDフリップフロップF15乃
至F18を有し、アンドゲートA7乃至A10それぞれ
の1つの入力にはカウンタリセット回路9AのCRI端
子をインバータゲートI5を介して接続し、アンドゲー
トA7乃至A10それぞれの上記とは別の1つの入力に
はノアゲートN3からの出力をインバータゲートI6を
介してフィードバックする。また、Dフリップフロップ
F15乃至F18は上記実施例1の図5に示すS1端子
の部分に相当する。すなわち、DフリップフロップF1
5のQ端子はイクスクルーシブオアゲートE11の1つ
の入力に接続され、DフリップフロップF16のQ端子
はイクスクルーシブオアゲートE12の1つの入力に接
続され、DフリップフロップF17のQ端子はイクスク
ルーシブオアゲートE13の1つの入力に接続され、D
フリップフロップF18のQ端子はイクスクルーシブオ
アゲートE14の1つの入力に接続される。これらDフ
リップフロップF15乃至F18のD端子にはカウンタ
リセット回路9Aのレジスタ入力13の供給されるCR
RI端子が接続され、DフリップフロップF15乃至F
18のT端子にはカウンタリセット回路9Aのロード入
力14の供給されるCRLI端子が接続される。
【0030】したがって、この実施例2のカウンタリセ
ット回路9Aは、外部基準クロック信号のカウント値と
の比較を行うための所定値がカウンタリセット回路9A
のCRRI端子から入力されるレジスタ入力13によっ
て任意に設定され、このレジスタ入力13の設定はカウ
ンタリセット回路9AのCRLI端子に入力されるロー
ド入力14によって、レジスタ入力13をDフリップフ
ロップF15乃至F18からなるシフトレジスタにとり
込むことによって実施される。
【0031】この実施例2のカウンタリセット回路9A
の動作について図12を参照しつつ説明する。図12に
おいて、a図はカウンタリセット回路9AのCRLI端
子から入力されるロード入力14を示す波形図、b図は
カウンタリセット回路9AのCRRI端子から入力され
るレジスタ入力13を示す波形図、c図はカウンタリセ
ット回路9AのCRI端子から入力される第2クロック
カウンタ回路6からの出力信号を示す波形図、d図はカ
ウンタリセット回路9AのCRTI端子から入力される
外部入力端子12aからの外部基準クロック信号を示す
波形図、e図はカウンタリセット回路9AのCRO端子
からの出力信号を示す波形図である。よって、この実施
例2のカウンタリセット回路9Aでは、図12のa図の
左寄りに示すCRLI端子に入力されたロード入力によ
って、b図の左寄りに示すCRRI端子でのレジスタ入
力13に示すような「3」なる所定値がDフリップフロ
ップF15乃至F18からなるシフトレジスタにロード
されれた場合には、外部基準クロック信号のカウント値
が「3」に一致したとき、e図の左寄りに示すCRO端
子からHレベルのリセット信号を出力する。また、図1
2のa図の右寄りに示すCRLI端子に入力されたロー
ド入力によって、b図の右寄りに示すCRRI端子での
レジスタ入力13に示すような「5」なる所定値がDフ
リップフロップF15乃至F18からなるシフトレジス
タにロードされれた場合には、外部基準クロック信号の
カウント値が「5」に一致したとき、e図の右寄りに示
すCRO端子からHレベルのリセット信号を出力する。
結果として、この実施例2によれば、カウンタリセット
回路9Aにレベル入力13およびロード入力14によっ
て設定値を任意な値を設定し、この任意な設定値に外部
基準クロック信号のカウント値が一致したときに、カウ
ンタリセット回路9Aが外部基準クロック信号の1クロ
ック同期分のリセット信号を第1・第2クロックカウン
タ回路5,6およびモニタ回路8に出力させることがで
きる。
【0032】実施例3(請求項3に対応).図13はこ
の発明の実施例3としてのPLL制御回路の暴走監視回
路を示す構成図、図14は実施例3のモニタ回路を示す
回路図、図15は実施例3のモニタ回路における各部で
の動作波形を示す図であり、この実施例3はモニタ回路
8Aを奇数ビットのシフトレジスタで構成し、このシフ
トレジスタでは比較回路7からの比較結果をカウンタリ
セット回路9Bからのリセット信号でラッチおよびシフ
トし、そのシフトレベルの出力の各ビットのうちで信号
レベルの多い方を外部基準クロック信号にもとづきモニ
タ結果としてモニタ回路8AのMO端子から出力するよ
うにしたことに特徴がある。
【0033】図13において、カウンタリセット回路9
Bは外部端子12aに接続されておらず、このカウンタ
リセット回路9に内蔵された図外のカウンタが第2リセ
ット回路11からのリセット信号に応じ一定の周期でカ
ウント動作を行い、そのカウント値があらかじめ設定さ
れた所定値に一致したらリセット信号を第1・第2クロ
ックカウンタ回路5,6およびモニタ回路8Aに出力す
る。モニタ回路8Aは比較回路7のCMPO端子からの
比較出力を入力するMCI端子とカウンタリセット回路
9のCRO端子からのリセット信号を入力するMCRI
端子および第2リセット回路11のR2O端子からのリ
セット信号を入力するMR2I端子に加えて外部入力端
子12aからの外部基準クロック信号を入力するMTI
端子を有する。この実施例3の暴走監視回路において、
モニタ回路8Aおよびカウンタリセット回路9以外のP
LL制御回路1、入力端子12a、位相比較器2、ルー
プフィルタ3、電圧制御発振器4、出力端子12b、第
1クロックカウンタ回路5、第2クロックカウンタ回路
6、第1リセット回路10および第2リセット回路11
は上記実施例1と同様の動作を行う。
【0034】上記モニタ回路8Aは、具体的には、図1
4のa図に示すようになっている。つまり、モニタ回路
8Aはリセット付きDフリップフロップF19乃至F2
1、アンドゲートA20乃至A22、オアゲートO5お
よびDフリップフロップ22を備える。Dフリップフロ
ップF19乃至F21は3ビットのシフトレジスタを構
成し、DフリップフロップF19のQ端子はDフリップ
フロップF20のD端子とアンドゲートA20の1つの
入力およびアンドゲートA21の1つの入力に分岐接続
され、DフリップフロップF20のQ端子はDフリップ
フロップF21のD端子とアンドゲートA21の上記と
は別の1つの入力およびアンドゲートA22の1つの入
力に分岐接続され、DフリップフロップF21のQ端子
はアンドゲートA22の上記とは別の1つの入力および
アンドゲートA20の上記とは別の1つの入力に分岐接
続、DフリップフロップF19乃至F21それぞれのT
端子はモニタ回路8AのMCRI端子に接続され、Dフ
リップフロップF19乃至F21それぞれのR端子はモ
ニタ回路8AのMR2I端子に接続され、アンドゲート
A20乃至A22それぞれの出力はオアゲートO5の入
力に接続され、オアゲートO5の出力はDフリップフロ
ップF22のD端子に接続され、DフリップフロップF
22のT端子はモニタ回路8AのMTI端子に接続さ
れ、DフリップフロップF22のQ端子はモニタ回路8
AのMO端子に接続されている。
【0035】この実施例3のモニタ回路8Aの動作につ
いて図15を参照しつつ説明する。図15において、a
図はモニタ回路8AのMCI端子から入力される比較回
路7からの出力信号を示す波形図、b図はモニタ回路8
AのMCRI端子から入力されるカウンタリセット回路
9Bからのリセット信号を示す波形図、c図はモニタ回
路8AのMR2I端子から入力される第2リセット回路
11からの出力信号を示す波形図、d図はモニタ回路8
AのMTI端子から入力される外部入力端子12aから
の外部基準クロック信号を示す波形図、e図はモニタ回
路8AのMO端子からの出力信号を示す波形図である。
よって、この実施例3のモニタ回路8Aでは、Dフリッ
プフロップF19のD端子にモニタ回路8AのMCI端
子を介して入力される比較回路7の結果出力がモニタ回
路8AのMCRI端子を介してDフリップフロップF1
9乃至F21のT端子に入力されるカウンタリセット回
路9Bからのリセット信号に同期してDフリップフロッ
プF19乃至F21で構成されたシフトレジスタの中を
順次シフトしていく。このシフトレジスタの出力電位の
うちで数の多い内容のものが再終段のDフリップフロッ
プF22にそのT端子にモニタ回路8AのMTI端子を
介して入力される外部基準クロック信号に同期して取り
込まれてモニタ回路8AのMO端子より出力する。
【0036】つまり、図14のa図において、Dフリッ
プフロップF19乃至F21それぞれのQ端子からの出
力線それぞれに符号a,b,cを付すとともにDフリッ
プフロップF22の入力線に符号dを付し、これらa乃
至dの電位の状態を真理値表で表す図14のb図のよう
になる。このb図によれば、例えば、a乃至cのうちの
2つがHレベルであるならばdがHレベルとなり、a乃
至cのうちの2つがLレベルであるならばdがLレベル
となる。結果として、DフリップフロップF19乃至F
21で構成されたシフトレジスタの出力電位のうちで数
の多い内容のものがモニタ回路8AのMO端子より出力
される。
【0037】実施例4(請求項4に対応).図16はこ
の発明の実施例4としてのPLL制御回路の暴走監視回
路を示す構成図、図17は実施例4の比較回路を示す回
路図、図18は実施例4の比較回路における各部での動
作波形を示す図であり、この実施例4は比較回路7Aが
第1・第2クロックカウンタ回路5,6からのカウント
値を比較する際、最上位ビットから任意桁数までのビッ
トを比較対象として設定するようにしたことに特徴があ
る。
【0038】図16において、比較回路7Aは第1クロ
ックカウンタ回路5のC1O端子に接続されたCMP1
I端子および第2クロックカウンタ回路6のC2O端子
に接続されたCMP2I端子に加えレジスタデータ信号
15を入力する入力端子としてのCMPRI端子および
レジスタロード信号16を入力する入力端子としてのC
MPLI端子を有する。この実施例4の暴走監視回路に
おいて、比較回路7A以外のPLL制御回路1、入力端
子12a、位相比較器2、ループフィルタ3、電圧制御
発振器4、出力端子12b、第1クロックカウンタ回路
5、第2クロックカウンタ回路6、モニタ回路8、カウ
ンタリセット回路9、第1リセット回路10および第2
リセット回路11は上記実施例1と同様の動作を行う。
【0039】上記比較回路7Aは、具体的には、図17
のa図に示すようになっている。つまり、比較回路7A
はイクスクルーシブオアゲートE4乃至E7、ノアゲー
トN2およびインバータゲードI2を備えたマグニチュ
ードコンパレータに構成された実施例1の図3に示す回
路に加え、DフリップフロップF23,F24、論理組
み合わせ回路17およびアンドゲートA23乃至A26
を有し、イクスクルーシブオアゲートE4乃至E7それ
ぞれの出力がアンドゲートA23乃至A26それぞれの
1つの入力に個別に接続され、これらアンドゲートA2
3乃至A26それぞれの上記とは別の1つの入力が論理
組み合わせ回路17の出力端子としてのY0乃至Y3に
個別に接続され、アンドゲートA23乃至A26の出力
がノアゲートN2の入力に接続され、論理組み合わせ回
路17の入力端子としてのA0端子およびA1端子それ
ぞれはDフリップフロップF23,F24のQ端子が個
別に接続され、DフリップフロップF23,F24のD
端子それぞれは比較回路7AのCMPRI端子に接続さ
れ、DフリップフロップF23,F24のT端子それぞ
れは比較回路7AのCMPLI端子に接続されている。
ここで、上記CMP1I(0)およびCMP2I(0)
が上位ビットで、CMP1I(3)およびCMP2I
(3)が下位ビットであるとする。
【0040】この実施例4の比較回路7Aの動作につい
て図18を参照しつつ説明する。図18において、a図
は比較回路7AのMCMPRI端子から入力されるレジ
スタデータ信号を示す波形図、b図は比較回路7AのC
MPLI端子から入力されるレジスタロード信号を示す
波形図、c図およびd図は論理組み合わせ回路17のA
0端子およびA1端子それぞれへの入力信号を示す波形
図、e図乃至h図は論理組み合わせ回路17のY0端子
乃至Y3端子それぞれからの出力信号を示す波形図、i
図乃至q図は比較回路7AのCMP1I端子およびCM
P2I端子それぞれからイクスクルーシブオアゲートE
4乃至E7それぞれへの入力信号を示す波形図、r図は
比較回路7AのCMPO端子からの出力信号を示す波形
図である。よって、この実施例4の比較回路7Aでは、
CMPRI端子から入力されるレジスタデータ信号15
がCMPRI端子から入力されるレジスタロード信号1
6に同期してDフリップフロップF23,F24から構
成された2ビットのシフトレジスタに取り込まれて順次
シフトしていく。このシフトレジスタの出力データは論
理組み合わせ回路17で図17のb図に示す真理値表に
もとづく論理処理を受けて論理組み合わせ回路17のY
0乃至Y3端子から出力される。
【0041】すなわち、この実施例4では上記Dフリッ
プフロップF23,F24から構成された2ビットのシ
フトレジスタへのデータロードの内容により、比較回路
7AのCMP1I端子とCMP2I端子との比較を全ビ
ットで行うのか、上位ビットで行うのかを制御すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、PL
L制御回路がループフィルタによる電圧制御発振器から
発振された周波数の位相と外部基準クロック信号の周波
数の位相との位相差に対する許容範囲を逸脱した暴走を
起こした場合には、基準クロック信号のカウント値と内
部クロック信号のカウント値との比較による不一致にも
とづき電圧制御発振器の発振動作を自動停止するように
構成したので、PLL制御回路のループフィルタによる
許容範囲を逸脱する暴走を自己検出することができる。
加えて、この第1の発明によれば、上記不一致信号によ
ってカウンタリセット回路と第1クロックカウンタ回路
と第2クロックカウンタ回路およびモニタ回路などを一
時的にリセットし、その後、装置全体の同期を自動的に
取れるように構成したので、上記暴走の自己検出後にP
LL制御回路を自己復旧できるという効果がある。
【0043】第2の発明によれば、カウンタリセット回
路のリセット周期を設定するように構成したので、外部
基準クロック信号のカウント値および内部クロック信号
のカウント値のモニタ期間を制御できるという効果があ
る。
【0044】第3の発明によれば、基準クロック信号の
カウント値と内部クロック信号のカウント値との比較比
較において、多数決原理を採用するように構成したの
で、基準クロック信号のカウント値と内部クロック信号
のカウント値との突発的に発生した不一致を無視するこ
とができ、ノイズ等による誤動作を未然に防止できると
いう効果がある。
【0045】第4の発明によれば、基準クロック信号の
カウント値と内部クロック信号のカウント値との比較比
較において、最上位ビットからの任意数までのビットを
比較対象とするように構成したので、基準クロック信号
のカウント値と内部クロック信号のカウント値との突発
的に発生した下位ビットの不一致を無視することがで
き、ノイズ等による誤動作を未然に防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のPLL制御回路の暴走監視回路を
示す構成図である。
【図2】 実施例1の第1・第2クロックカウンタ回路
を示す回路図である。
【図3】 実施例1の比較回路を示す回路図である。
【図4】 実施例1のモニタ回路を示す回路図である。
【図5】 実施例1カウンタリセット回路を示す回路図
である。
【図6】 実施例1の第1リセット回路を示す回路図で
ある。
【図7】 実施例1の第2リセット回路を示す回路図で
ある。
【図8】 実施例1の電圧制御発振器を示す回路図であ
る。
【図9】 実施例1の動作を示す波形図である。
【図10】 実施例2のPLL制御回路の暴走監視回路
を示す構成図である。
【図11】 実施例2のカウンタリセット回路を示す回
路図である。
【図12】 実施例2の動作を示す波形図である。
【図13】 実施例3のPLL制御回路の暴走監視回路
を示す構成図である。
【図14】 実施例3のモニタ回路を示す回路図であ
る。
【図15】 実施例3の動作を示す波形図である。
【図16】 実施例4のPLL制御回路の暴走監視回路
を示す構成図である。
【図17】 実施例4の比較回路を示す回路図である。
【図18】 実施例4の動作を示す波形図である。
【図19】 従来のPLL制御回路を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 PLL制御回路、2 位相比較器、3 ループフィ
ルタ、4 電圧制御発振器、5 第1クロックカウンタ
回路、6 第2クロックカウンタ回路、7,7A 比較
回路 8,8A モニタ回路 9,9A,9B カウン
タリセット回路、10 第1リセット回路 11 第2
リセット回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相比較器が外部から入力された基準ク
    ロック信号の周波数の位相と電圧制御発振器からフィー
    ドバックされた同期信号としての内部クロック信号の周
    波数の位相との位相差に応じた出力をその位相差の許容
    範囲を規定するループフィルタを介して上記電圧制御発
    振器に供給し、この電圧制御発振器が上記位相差を0と
    する同期信号としての内部クロック信号を発振して外部
    出力端子に出力するPLL制御回路において、 一定周期のクロック信号をカウントした値が所定値に達
    したときにリセット信号を発生するカウンタリセット回
    路と、 このカウンタリセット回路からのリセット信号によって
    リセットされ上記外部基準クロック信号をカウントする
    第1クロックカウンタ回路と、 上記カウンタリセット回路からのリセット信号によって
    リセットされ上記内部クロック信号をカウントする第2
    クロックカウンタ回路と、 上記第1クロックカウンタ回路からの基準クロック信号
    のカウント値と第2クロックカウンタ回路からの内部ク
    ロック信号のカウント値とを比較し両カウント値の一致
    および不一致信号を出力する比較回路と、 この比較回路の結果出力を上記カウンタリセット回路か
    らのリセット信号によってラッチし出力するモニタ回路
    と、 このモニタ回路からの不一致信号によって上記電圧制御
    発振器を停止するためのリセット信号を発生する第1リ
    セット回路と、 上記モニタ回路からの不一致信号によって上記カウンタ
    リセット回路と第1クロックカウンタ回路と第2クロッ
    クカウンタ回路およびモニタ回路をリセットするための
    リセット信号を発生する第2リセット回路と、を備えた
    ことを特徴とするPLL制御回路の暴走監視回路。
  2. 【請求項2】 前記カウンタリセット回路は任意の所定
    値が設定可能なレジスタに構成されたことを特徴とする
    請求項第1項記載のPLL制御回路の暴走監視回路。
  3. 【請求項3】 前記モニタ回路はカウンタリセット回路
    からのリセット信号によって奇数ビットをラッチおよび
    シフトしそのシフトされた奇数ビットにおける各ビット
    の出力電位のうちで数の多い内容のものに対応した信号
    を出力するシフトレジスタに構成されたことを特徴とし
    た請求項第1項記載のPLL制御回路の暴走監視回路。
  4. 【請求項4】 前記比較回路は第1クロックカウンタ回
    路のカウント値と第2クロックカウンタ回路のカウント
    値とを比較する際に最上位ビットからの任意数までのビ
    ットを比較対象として設定するレジスタに構成されたこ
    とを特徴とした請求項第1項記載のPLL制御回路の暴
    走監視回路。
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