JPH04211520A - ロック時間を短縮するフェーズ・ロックド・ループおよびロック時間を短縮する方法 - Google Patents

ロック時間を短縮するフェーズ・ロックド・ループおよびロック時間を短縮する方法

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JPH04211520A
JPH04211520A JP2418194A JP41819490A JPH04211520A JP H04211520 A JPH04211520 A JP H04211520A JP 2418194 A JP2418194 A JP 2418194A JP 41819490 A JP41819490 A JP 41819490A JP H04211520 A JPH04211520 A JP H04211520A
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    • H03L7/199Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using a frequency divider or counter in the loop a time difference being used for locking the loop, the counter counting between numbers which are variable in time or the frequency divider dividing by a factor variable in time, e.g. for obtaining fractional frequency division with reset of the frequency divider or the counter, e.g. for assuring initial synchronisation

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にフェーズ・ロ
ックド・ループに関し、さらに詳しくは、周波数シンセ
サイザに使用するプログラムが可能なデジタル・フェー
ズ・ロックド・ループに関する。
【0002】
【従来の技術】フェーズ・ロックド・ループ(PLL)
は、通信用途に重要な役割を担っている。そのような用
途の1つとして、PLL周波数シンセサイザは、2つ以
上の通信チャンネルの同調に使用するプログラム可能な
周波数を有する出力信号を発生する。一般的に、マイク
ロプロセッサが出力信号の周波数をプログラムする。多
くの用途で、プログラムされた周波数は、動的に変化し
なければならない。例えば、通常PLL周波数シンセサ
イザによって発生される周波数を使用して通信信号に同
調するが、しかし予備チャンネルと同調するため、この
周波数を周期的に変化させなければならない。フェーズ
・ロックド・ループの機能は、デジタル位相検出器を使
用して、出力信号と基準信号の比率との間の位相差を測
定し、検出された位相差に応答して出力信号を調整する
ことによって強化することができる。デジタル位相検出
器を使用しているPLL周波数シンセサイザの性能は、
より高性能な通信回路に対する要求に適合するように常
に改良され続けなければならない。
【0003】したがって、本発明の目的は、ロック時間
を改良したフェーズ・ロックド・ループを提供すること
である。
【0004】本発明の他の目的は、位相検出機構を改良
したフェーズ・ロックド・ループを提供することである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらおよび他
の目的を実行するための1の形態として、入力部,基準
部,位相検出部およびループ部によって構成されるフェ
ーズ・ロックド・ループが提供される。入力部は、複数
の入力信号に応答して第1および第2の所定の数を記憶
する。基準部は入力部と結合し、基準信号の第1の所定
のサイクル数に応答して第1信号を発生し、出力信号の
第2の所定のサイクル数に応答して第2信号を発生し、
第1所定数または第2所定数のいずれかを記憶する入力
部に応答して第1信号および第2信号の両方を発生する
。位相検出部は基準部と結合され、この第1信号と第2
信号との間の論理状態の違いに応答して位相差信号を発
生する。ループ部は位相検出部と基準部に結合され、位
相差信号に比例した周波数としての出力信号を発生する
【0006】
【実施例】図1は、本発明の好適な実施例によるフェー
ズ・ロックド・ループをブロック図で示したものである
。フェーズ・ロックド・ループ10は、記憶および制御
部12,Rカウンタ14,Nカウンタ16,位相検出器
18,低域濾波器20および電圧制御発振器(VCO)
22によって構成される。基準発振器30およびマイク
ロプロセッサ(MPU)32もまた図示されるが、これ
らはフェーズ・ロックド・ループ10の一部ではない。 発振器30は「FREF」で示す基準信号を基準周波数
でカウンタ14に与える。カウンタ14は、「F1」で
示す第1信号を位相検出器18に与え、記憶および制御
部12から「LATCHROないしLATCHR15」
で示す16個の信号および「JAM  LOAD」で示
す信号を受ける。マイクロプロセッサ32は、3個の信
号、「DATA」,「CLOCK」および「反転ENA
BLE」を記憶および制御部12に与える。カウンタ1
6は、記憶および制御部12から16個のラッチ信号「
LATCHNOないしLATCHN15」と「JAM 
 LOAD」を受ける。カウンタ16は、また電圧制御
発振器22から「FROUT」で示す出力信号も受け、
「F2」で示す第2信号を位相検出器18に与える。位
相検出器18は、F1とF2を受け、「PDOUT」で
示す位相検出器出力信号を濾波器20に与える。濾波器
20は、PDOUTを受け、「FILTEROUT」で
示す濾波された信号を発生する。電圧制御発振器22は
、FILTEROUTを受け、これに応答してFROU
Tを与える。
【0007】動作上、フェーズ・ロックド・ループ10
は、基準信号の周波数FREFと2つの16ビツト数に
応答してプログラム可能な周波数でFROUTを発生す
る。マイクロプロセッサ32は、1つ以上の命令を受け
、シリアル・プロセッサ・ポートを介して第1の数また
は第2の数を送る。マイクロプロセッサ32は、1つの
命令または複数の命令に応答して入力信号DATA,C
LOCKおよび反転ENABLEを与える。反転ENA
BLEが発生すると、マイクロプロセッサ32によって
DATA上に各CLOCK周期に1ビットづつ17ビッ
トがシリアルに与えられる。第1ビットはアドレス・ビ
ットで、その後に第1の数または第2の数のいずれが続
くかを決定する。次の16ビットは入力の数である。
【0008】アドレス・ビットを受けた後、記憶および
制御部12はDATA上の各ビットをシフト・レジスタ
にシフトする。入力数の16番目のビットを受けると、
記憶および制御部12は対応するラッチ(第1図に示さ
ず)にこの入力数を記憶する。第1の数に関連するラッ
チは、信号LATCHROないしLATCHR15を与
え、第2の数に関連するラッチはLATCHNOないし
LATCHN15を与える。CLOCKとFREFは、
互いに同期していないので、この数がラッチに記憶され
る間にいずれかのカウンタがこのラッチの値を読み取ろ
うとすれば、誤った値を読み取る可能性がある。しかし
、入力数を受けるのに続いてJAM  LOADが発生
され、カウンタ14とカウンタ16にそれぞれ第1の数
と第2の数を再ロードさせるので、第1の問題は解決す
る。
【0009】カウンタ14には第1の数がロードされ、
FREFの各周期ごとに1回ディクリメントを行う。カ
ウンタ14は、カウンタ14が最後の計数に達するまで
、論理LでF1を与え、論理HでF1を与え、次にLA
TCHROないしLATCHR15に第1の所定数を自
動的に再ロードし、論理LでF1を再び与える。同様に
、カウンタ16には第2の数がロードされ、FREFの
各周期ごとに1回ディクリメントを行う。カウンタ16
は、カウンタ16が最後の計数に達するまで、論理Lで
F2を与え、論理HでF2を与え、次にLATCHNO
ないしLATCHN15に第2の所定数を自動的に再ロ
ードし、論理LでF2を与える。両方の周期とも無限に
繰り返される。
【0010】位相検出器18はF1とF2を受け、F1
とF2との間の位相差としてPDOUTを発生する。も
しF1とF2とがいずれも論理Lならば、PDOUTが
高インピーダンス状態で与えられる。F2がLの場合に
もしF1がHならば、論理HでPDOUTが与えられ、
F2がHの場合にもしF1がLならば、論理LでPDO
UTが与えられる。もしF1とF2いずれもが論理Hな
らば、位相検出器18のステート・マシン(state
  machine)はF1とF2がいずれも論理Lで
あることに対応して非同期的に「00」にリセットされ
る。濾波器20は低域濾波器であり、出力信号FILT
EROUTを与え、この信号の大きさはPDOUTの平
均値に比例する。もしPDOUTが論理Hで与えられた
ならば、FILTEROUTの大きさは増加し、もしP
DOUTが論理Lで与えられたならば、FILTERO
UTの大きさは減少し、もしPDOUTが高インピーダ
ンス状態で与えられたならば、FILTEROUTの大
きさは実質的に一定に保たれる。電圧制御発振器22は
次にFILTEROUTを受け、FILTEROUTの
電圧レベルと比例した周波数でFROUTを発生する。 このFROUTの周波数は、F1とF2とが実質的に同
じ場合に安定する。
【0011】カウンタ16,位相検出器18,濾波器2
0および電圧制御発振器22は全体でフェーズ・ロック
ド・ループを構成し、このフェーズ・ロックド・ループ
は、FREFを受けるカウンタ14と共に使用された場
合、使用者がデジタル的に制御された出力信号をプログ
ラム可能な周波数で与えることを可能にする。
【0012】記憶および制御部12が第1の数または第
2の数のいずれかに対する新しい値を受けると、カウン
タ14とカウンタ16は、論理HでF1とF2の両方を
発生する。論理H状態で発生されたF1とF2に応答し
て、カウンタ14とカウンタ16はそれぞれLATCH
ROから15までのカウンタ値およびLATCHNOか
ら15までのカウンタ値をロードする。F1とF2をこ
の方法によって与えると、プログラム可能な分周比を有
するPLL周波数シンセサイザおよび同様の回路でデジ
タル位相検出器を使用することに関連する4つの問題点
が解決される。4つの問題点を以下に詳しく説明する。
【0013】第1に、カウンタ14とカウンタ16がゼ
ロ(最終カウントとして知られる)にディクリメントさ
れる毎に、これらのカウンタは記憶および制御部12か
らの第1の数と第2の数を周期的に再ロードする。しか
し、第1の数と第2の数をロードするためにマイクロプ
ロセッサ32によって使用されるCLOCKはFREF
とFROUTのいずれにも同期しない。従って、カウン
タが入力数を読取ろうとする場合にこの入力数は時々ラ
ッチ中であり、その結果、カウンタが誤った不確定な値
を読取ることになる。正しい値がロードされると、次に
カウンタがこの数を読取るが、それまでFROUTは誤
った値なので、ロックを開始することができない。1つ
の解決法はカウンタがロードしていない場合にデータを
ロードすることであるが、この解決法は「COUNTE
R  LOADING」信号を設けなければならないの
でピンの数が増加することによってPLLの価格が高く
なる。更に、このMPUはCOUNTER  LOAD
ING信号を監視しなければならないので、これによっ
てソフトウエアがより複雑になる。
【0014】第2に、入力数はマイクロプロセッサ32
によって与えられ、第1の問題が生じなかった場合、対
応するカウンタがこの数を再ロードするまでに非常に多
くの時間を要する可能性がある。もしカウンタが記憶お
よび制御部12からのこの数を再ロードした直後にマイ
クロプロセッサ32がこのカウンタの値を更新したなら
ば、古いカウンタ値を使用する時間は比較的長くなる。 この問題は、FROUTの周波数がLからHに変化され
るべきである場合最悪となるが、その理由は、低い周波
数に対するこのカウンタ値ははるかに大きいからである
。カウンタ周期の最後まで待機しなければならないので
、性能を低下させロック時間を長くする。
【0015】第3に、位相検出器18は2つの状態変数
を有するステート・マシンとして実行される。このステ
ート・マシンが「00」の状態であれば、カウンタ14
とカウンタ16はいずれも最終カウントに到達しない。 カウンタが最終カウントに到達すると、カウンタ14ま
たはカウンタ16が位相検出器18にF1またはF2を
それぞれ発生する。一方のカウンタの最終カウンタ信号
より先に他方のカウンタの最終カウント信号が発生され
た場合、次にこのステート・マシンは「10」または「
01」の状態となる。濾波器20と電圧制御発振器22
はこの状態情報を使用して他方のカウンタが最終カウン
トに到達するまで出力周波数を調整する。F1とF2の
両方が発生した場合、このステート・マシンは「11」
の状態となり、これによってこのステート・マシンを「
00」の状態にリセツトし、FROUTの周波数を一定
に保つ。各カウンタは、最終カウントに到達したならば
、すなわちF1またはF2が発生した場合、それぞれ1
つの値をロードする。この位相検出器が「00」以外の
状態にある時に、第1の数または第2の数のいずれかに
対する新しい値がロードされるならば、問題が生じる。 この場合、新しい値がロードされれば、ロック時間を長
くする。
【0016】第4に、入力数を受けた場合、カウンタ1
4とカウンタ16は同期されにくい、すなわち、値が変
化した場合いずれも最終カウントを発生する。ロック時
間を最少にするために、カウンタ14とカウンタ16は
いずれも同時にディクリメントを開始しなければならな
い。フェーズ・ロックド・ループ10は、図2および図
3を検討することによって明らかになる方法でこれらの
4つの問題をそれぞれ解決する。
【0017】図2は、図1のフェーズ・ロックド・ルー
プ10で使用される位相検出器18の概略を示す。位相
検出器18は、フリップ・フロップ42,フリップ・フ
ロップ44,インバータ46,インバータ48,インバ
ータ50,インバータ52,インバータ54,NAND
ゲート56,インバータ57,Pチャンネル・トランジ
スタ58およびNチヤンネル・トランジスタ60によっ
て構成される。フリップ・フロップ42は、F1を受信
する「CLK」で示すクロック入力端子,「VDD」で
示す第1電源電圧端子に結合されたD入力,リセット端
子,「反転Q」で示す反転出力端子を有する。VDDは
正の電源電圧端子であり、約5ボルトである。フリップ
・フロップ44は、F2を受信する「CLK」で示すク
ロック入力端子,VDDに結合されたD入力,リセット
端子,「反転Q」で示す反転出力端子を有する。インバ
ータ46は、第1フリップ・フロップ42の反転出力端
子に結合された入力端子および出力端子を有する。イン
バータ48は、インバータ46の出力端子に結合された
入力端子および「PHIR」で示す第1位相出力信号を
与える出力端子を有する。インバータ50は、第2フリ
ップ・フロップ44の反転出力端子に結合された入力端
子および出力端子を有する。インバータ52は、インバ
ータ50の出力端子に結合された入力端子および「PH
IV」で示す第2位相出力信号を与える出力端子を有す
る。インバータ54は、インバータ52の出力端子に結
合された入力端子および出力端子を有する。NANDゲ
ート56は、インバータ46の出力端子に結合された第
1入力端子,インバータ50の出力端子に結合された第
2入力端子および出力端子を有する。インバータ57は
、NANDゲート56の出力端子に結合された入力端子
およびフリップ・フロップ42のリセツト端子とフリッ
プ・フロップ44のリセット端子に結合された出力端子
を有する。トランジスタ58は、VDDに結合された第
1電流電極,インバータ48の出力端子に結合された制
御電極および「PDOUT」で示す位相検出出力信号を
与える第2電流電極を有する。トランジスタ60は、ト
ランジスタ58の第2電流電極に結合された第1電流電
極,インバータ54の出力端子に結合された制御電極お
よび「VSS」で示す第2電源電圧端子に結合された第
2電流電極を有する。VSSは負の電源電圧端子であり
約0ボルトである。
【0018】動作上、インバータ46,50の出力端子
は、それぞれフリップ・フロップ42,44のQ出力と
等価な信号を与える。NANDゲート56は、インバー
タ57と共にAND機能を与える。したがって、フリッ
プ・フロップ42,44はF1とF2がいずれも発生し
た場合(論理Hで)リセットされ、反転出力は論理Hに
戻る。フリップ・フロップ42,44は、一度セットさ
れると、これらのフリップ・フロップがリセットされる
までセットされた状態を保つように端部でトリガされる
。F1が発生されF2が取り消された場合、位相検出器
40は論理レベルHでPDOUTを与える。この論理H
レベルによって、FILTEROUTの電圧が上昇され
、FROUTの周波数を増加させる。PDOUTはF2
が発生されるまで論理Hレベルを維持する。F1が取り
消されF2が発生した場合、位相検出器は論理Lのレベ
ルでPDOUTを発生する。この論理Lレベルによって
、FILTEROUTの電圧が低下し、FROUTの周
波数を減少させる。PDOUTはF1が発生するまで論
理Lのレベルを維持する。F1とF2がいずれも取り消
された場合、フリップ・フロップ42,44はリセット
状態にあり、PDOUTは高インピーダンスの状態にあ
り、これによってFILTEROUTの電圧とFROU
Tの周波数を実質的に一定に維持する。
【0019】フェーズ・ロックド・ループの性能の重要
な基準は、ロック時間、すなわち、第1の数または第2
の数が変化してからFROUTの周波数が実質的に所望
の周波数と等しくなるまでどの位かかるかである。さら
に、デジタル位相検出器の場合、ループのロック時間は
位相検出器の初期状態によって決まる。周波数が変化し
た場合、F1とF2は記憶および制御部12によってJ
AM  LOADの発生によって強制的に論理Hの状態
にされ、これによってフリップ・フロップを「00」の
状態に戻す(3番目の問題を解決する)。F1とF2が
いずれも論理Hの場合にカウンタは入力数を再ロードす
るので、今度はこれらのカウンタは入力数の変化と同期
する(4番目の問題)。またこれらのカウンタは数が変
化したときは常に対応する数を自動的に再ロードする(
2番目の問題)。
【0020】図3は、この動作を理解する場合に有用な
フェーズ・ロックド・ループの種々の信号のタイミング
図を示す。全ての参照番号は図1に準ずる。マイクロプ
ロセッサ32はフェーズ・ロックド・ループ10をプロ
グラムするため反転ENABLEを発生する。CLOC
K信号もまた与えられ、これは約50%のデューティ・
サイクルを有するデジタル・クロック信号である。図3
に示されないのはDATAのビットの流れであり、これ
はアドレス・ビットとそれに続く16データ・ビットの
入力数を有する。16ビットの入力数に対応するCLO
CK周期の立ち下がり端では、記憶および制御部12は
「INHIBIT  REPETITIVE  LOA
D」で示す信号をカウンタ14とカウンタ16に発生す
ることができ、第1ラッチまたは第2ラッチのいずれか
の値が変化する場合に負荷が生じることを防止する。「
LOAD  N  LATCH」で示す信号が記憶およ
び制御部12によって内部的に発生し、第2ラッチにシ
フト・レジスタからの入力数を受けさせる。最後に、J
AM  LOADが発生し、カウンタ14とカウンタ1
6が新しい値をロードすることを保障する。好適な実施
例の場合、INHIBIT  REPETITIVE 
 LOADは必要ではなく、高速CMOSプロセスのよ
うなある種の集積回路技術では、信号JAM  LOA
Dは反転ENABLEの立上がり端の直後に有効となる
【0021】
【発明の効果】F1およびF2を発生するこの方法によ
って、カウンタの競合間題が除去される(1番目の問題
)。記憶および制御部12は、カウンタ14とカウンタ
16にINHIBIT  REPETITIVE  L
OAD」で示す信号を与え、その結果、記憶および制御
部12が第1ラッチまたは第2ラッチに新しい数を与え
る場合、カウンタ14とカウンタ16がF1とF2を発
生しない。リップル・カウンタが16まで数え、その後
1つの周期に対してINHIBIT  REPETIT
IVE  LOADを発生し、この期間中に入力数はラ
ッチ内で安定している。続いて、マイクロプロセッサが
記憶および制御部12にこの入力数を書き込む最後の周
期の後、JAM  LOADで示す信号が発生されカウ
ンタ14とカウンタ16にF1とF2をそれぞれ発生さ
せる。 INHIBIT  REPETITIVELOADとJ
AM  LOAD信号は共に競合を回避することを保障
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例によるフェーズ・ロック
ド・ループをブロック図で示したものである。
【図2】図1のフェーズ・ロックド・ループに使用する
位相検出器の概略図である。
【図3】図1のフェーズ・ロックド・ループの動作を説
明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
10  フェーズ・ロックド・ループ 12  記憶および制御部 14  Rカウンタ 16  Nカウンタ 18  位相検出器 20  低域濾波器 22  電圧制御発振器(VCO) 30  基準発振器 40  位相検出器 42,44  フリップフロップ 46,48,50,52,54,57  インバータ5
6  NANDゲー卜 58  Pチャンネル・トランジスタ 60  Nチヤンネル・トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の入力信号に応答して、第1およ
    び第2所定数を格納する入力手段;前記入力手段に結合
    され、基準信号を受信し、前記第1所定数を格納し、前
    記第1所定数の周期の実質的な前記基準信号の発生、ま
    たは前記第1あるいは第2所定数を格納する前記入力手
    段のいずれかに応答して第1信号を与える第1カウンタ
    手段;前記入力手段に結合され、出力信号を受信し、前
    記第2所定数を格納し、前記第2所定数の周期の実質的
    な前記出力信号の発生、または前記第1あるいは第2所
    定数を格納する前記入力手段のいずれかに応答して第2
    信号を与える第2カウンタ手段;前記第1カウンタ手段
    および前記第2カウンタ手段に結合され、前記第1およ
    び第2信号の論理状態の差に応答して位相検出信号を与
    える位相検出器;前記位相検出器に結合され、前記位相
    検出器の出力信号が所定の論理状態にある時間の長さに
    比例した電圧を有する濾波信号を与える濾波手段;およ
    び前記濾波手段および前記第2カウンタに結合され、前
    記濾波信号の前記電圧に比例した周波数を有する前記出
    力信号を与える電圧制御発振器;によって構成されるこ
    とを特徴とするフェーズ・ロックド・ループ。
  2. 【請求項2】  複数の入力信号に応答して、第1およ
    び第2所定数を格納する入力手段;前記入力手段に結合
    され、基準信号の前記第1所定数の周期を実質的にカウ
    ントすることに応答して第1信号を与え、出力信号の前
    記第2所定数の周期を実質的にカウントすることに応答
    して第2信号を与え、前記第1所定数または前記第2所
    定数のいずれかを格納する前記入力手段に応答して前記
    第1信号および前記第2信号の両方を与える基準手段;
    前記基準手段に結合され、前記第1信号と前記第2信号
    との間の論理状態の差に応じて位相差信号を与える位相
    検出手段;および前記位相検出手段および前記基準手段
    に結合され、前記位相差信号に比例した周波数を有する
    前記出力信号を与えるループ手段;によって構成される
    ことを特徴とするフェーズ・ロックド・ループ。
  3. 【請求項3】  プログラム可能な周波数を有する出力
    信号を与える方法において、前記方法は:第1所定位数
    の周期を有する基準信号の発生に応答して第1信号を与
    える段階;  第2所定位数の周期を有する出力信号の
    発生に応答して第2信号を与える段階;  前記第1所
    定数または前記第2所定数のいずれかの変化に応答して
    前記第1信号および前記第2信号の両方を与える段階;
    前記第1信号および前記第2信号との間の検出した位相
    差に比例したデューティ・サイクルを有する位相検出信
    号を与える段階;前記デューティ・サイクルに比例した
    電圧を有する濾波信号を与える段階;および前記位相検
    出信号の前記電圧に比例した周波数を有する出力信号を
    与える段階;  によって構成されることを特徴とする
    方法。
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