JP4732541B2 - アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 - Google Patents
アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4732541B2 JP4732541B2 JP2009240891A JP2009240891A JP4732541B2 JP 4732541 B2 JP4732541 B2 JP 4732541B2 JP 2009240891 A JP2009240891 A JP 2009240891A JP 2009240891 A JP2009240891 A JP 2009240891A JP 4732541 B2 JP4732541 B2 JP 4732541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fundus
- main body
- camera
- tomographic image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/12—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
- A61B3/1225—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes using coherent radiation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/102—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for optical coherence tomography [OCT]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/18—Arrangement of plural eye-testing or -examining apparatus
- A61B3/185—Arrangement of plural eye-testing or -examining apparatus characterised by modular construction
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
上記OCT装置によると、低コヒーレント光である測定光を、サンプルに照射し、そのサンプルからの後方散乱光を、干渉系を用いることで高感度に測定することができる。
また、OCT装置は測定光を、サンプル上にスキャンすることで、断層画像を得ることができる。
そのため、被検眼の眼底における網膜の断層画像を高解像度に撮像することも可能であることから、網膜の眼科診断等において広く利用されている。
そのため、設置スペースや装置価格、採算性等の問題から、OCT装置の普及は大病院あるいは一部の一般開業医等に留まっている。
従来、このようなOCT装置において、眼底の断層画像を撮像可能とする一方、切り換え手段による切り換えにより眼底の表面画像も撮像可能とした、断層画像形成装置と2次元画像を形成するカメラとを組合せて複合装置を構成したOCT装置が知られている。
さらに近年では、上記のように複合装置を構成したOCT装置において、特許文献1のように、眼底における断層画像と表面画像の双方を同時に取得可能とした眼底観察装置が提案されている。
この装置では、眼底カメラユニットとOCTユニットを構成し、眼底カメラユニットの光コネクタにOCTユニットが接続可能とされている。
上記特許文献1では、眼底の断層画像と表面画像の双方が同時に取得可能であるが、眼底カメラとOCT装置とが、別個にユニット化され、光コネクタを介して接続されるものであることから、設置スペースを小さくする上で、必ずしも満足の得られるものではない。
被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と該カメラ部との間に介在し、且つ該眼底カメラ本体部と該カメラ部とが着脱可能なアダプターであって、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を、前記眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐する分岐手段と、を有し、
前記眼底カメラ本体部が、光路から挿脱可能なクイックリターンミラーを含み、
前記第1の導光手段が、前記断層画像取得手段からの測定光を走査する走査手段を含み、
前記クイックリターンミラーと前記走査手段とを制御して、該クイックリターンミラーの離脱状態で前記測定光を走査することを特徴とする。
また、本発明のアダプターは、
被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と該カメラ部との間に介在し、且つ該眼底カメラ本体部と該カメラ部とが着脱可能なアダプターであって、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を、前記眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐する分岐手段と、
前記被検眼に注視させるための固視灯と、
前記被検眼の位置合わせに用いるエリアセンサと、
前記第1の導光手段あるいは前記第2の導光手段と、前記固視灯との光路中に設けられるクイックリターンミラーと、を有し、
前記エリアセンサが取得した画像情報を画像表示手段へ出力可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の光断層画像撮像装置は、被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部と、
前記カメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と、
前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部との間に介在し、前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部とが着脱可能な上記したいずれかに記載のアダプターと、
前記アダプターにおける前記第1の導光手段から導光された前記戻り光により前記断層画像を撮像する断層画像撮像手段と、
を有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、上記光断層画像装置に備えられたコンピュータに、該光断層画像装置における撮像処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明の眼科装置は、
被検眼の眼底画像を撮る眼底カメラの本体部と、
前記本体部の光路に設けられ且つ該光路から挿脱可能なクイックリターンミラーと、
前記被検眼の断層画像を取得する断層画像取得手段と、
前記本体部の光路から前記断層画像取得手段の光路を分岐する分岐手段と、
前記断層画像取得手段からの測定光を走査する走査手段と、
前記クイックリターンミラー及び前記走査手段を制御して、該クイックリターンミラーの離脱状態で前記測定光を走査する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本実施形態においては、上記した本発明の構成を適用して、例えば、次の(1)〜(25)のよう接続用アダプター(図1の400)、光断層画像撮像装置(図1の200)、プログラム、及びこれらによる眼科診療等に用いられる眼科装置を構成することができる。
(1)本実施形態の接続用アダプターは、図1に示されるように、
被検体である眼底の断層画像を撮像する光断層画像撮像装置における眼底カメラ本体部(300)と、該眼底カメラ本体部に取り付けられる前記眼底の表面画像を撮像するカメラ部(500)との間に介在し、該眼底カメラ本体部と該カメラ部とを着脱可能に接続するように構成される。
具体的には、前記眼底カメラ本体部から導光された前記断層画像を撮像するための断層画像測定光を、断層画像撮像部(図1(a)の100に示す断層画像撮像手段を構成するOCT撮像部)に導光する第1の導光手段(断層画像撮像用の光路351−1)と、前記眼底カメラ本体部から導光された前記眼底の表面画像を撮像するための眼底画像測定光を、前記カメラ部に導光する第2の導光手段(眼底画像撮像用の光路351−2)と、を備えている。
その際、前記眼底カメラ本体部は、前記断層画像を撮像するための断層画像測定光と、前記眼底の表面画像を撮像するための眼底画像測定光とを導光するため、つぎのように構成することができる。
例えば、図2(a)に示される眼底カメラ本体部300において、光路351におけるミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308によって、これらを導光するように構成することができる。
また、上記第1の導光手段は、例えば図2(a)に示されるダイクロイックミラー405(分岐手段)を介して分割される光路351−1、リレーレンズ407等により構成される。
また、上記第2の導光手段は、例えば図2(a)に示されるダイクロイックミラー405を介して分割される光路351−2、リレーレンズ406等により構成される。
このように構成した接続用アダプターを用いることにより、既存の眼底カメラにOCT装置の機能を追加することが可能になり、スペースの利用効率が高く、採算性の高いOCT装置を実現することが可能になる。
(2)前記第1の導光手段は、走査光学系(図2(a)のXYスキャナ408)を含んだ構成とすることができる。
これにより、前記第1の導光手段から前記断層画像撮像部への導光を容易に行えるようにすることができる。
また、このような走査光学系を接続用アダプターの内部に設置する構成を採ることで、前記走査光学系の調整の手間を最小限にすることが可能となる。
(3)本実施形態の接続用アダプターは、前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに前記断層画像測定光と前記眼底画像測定光の少なくとも何れかを分岐して導光するビームスプリッター(図2(a)のダイクロイックミラー405)を備えた構成とすることができる。
これにより、カメラ部へ眼底画像測定光を導光する光路(第2の導光手段)と、断層画像撮像部へ断層画像測定光を導光する光路(第1の導光手段)とに効率的に分岐することが可能になる。
また、眼底画像測定光あるいは断層画像測定光を偏光状態や波長によって分岐することが可能になる。そのため、例えば、眼底画像を可視光、断層画像を赤外光でそれぞれ取得することが可能になる。
(4)本実施形態の接続用アダプターは、前記眼底カメラ本体部と前記カメラ部との間で電気信号の中継を行う電気信号中継手段(図2(a)のパソコン125によって構成される通信手段)を備えている構成とすることができる。
これにより、眼底画像の撮像時に前記眼底カメラ本体部と前記カメラ部との間で、電気的に情報を通信することが可能になり、容易に同期をとることが可能になる。
(5)本実施形態の接続用アダプターは、前記被検体である眼に注視させるための固視灯(図2(a)の401)を備えている構成とすることができる。
これにより、ブレの少ない眼底画像と断層画像とを取得することが可能になる。
(6)本実施形態の接続用アダプターは、前記第1の導光手段と前記第2の導光手段との少なくとも何れかと前記固視灯との光路中に、クイックリターンミラー(図2(a)の404)を備えている構成とすることができる。
これにより、前記被検眼からの眼底画像測定光あるいは断層画像測定光を効率よく、カメラ部あるいは断層画像撮像部に導くことが可能となる。
(7)本実施形態の接続用アダプターは、前記被検体である眼の位置合わせに用いるエリアセンサ(図2(a)の402)を備え、前記エリアセンサが取得した画像情報を画像表示手段へ出力可能に構成することができる。
これにより、位置合わせを効率的に行うことができ、所望の部位の眼底画像と断層画像とを容易に取得することが可能となる。
(8)前記第1の導光手段と前記第2の導光手段との少なくとも何れかと前記エリアセンサとの光路中に、クイックリターンミラー(図2(a)の404)を備えている構成とすることができる。
これにより、前記被検眼からの眼底画像測定光あるいは断層画像測定光を効率よく、カメラ部あるいは断層画像撮像部に導くことが可能となる。
(9)本実施形態の接続用アダプターは、走査光学系(図2(a)のXYスキャナ408によって構成される走査手段)、または固視灯(図2(a)の401)、または前記エリアセンサ(図2(a)の402)を制御する電子回路(図2(a)の355、356)を備える。
そして、該電子回路は独立した電源(図2(a)の353)から供給される電力により駆動可能に構成することができる。
これにより、接続用アダプター内のクイックリターンミラーや固視灯、XYスキャナ等を容易に制御することが可能になる。
(10)本実施形態の接続用アダプターは、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとのそれぞれの位置を調整する位置調整手段を備えている構成とすることができる。
これにより、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとの位置を調整し、前記接続用アダプターを様々な前記眼底カメラ本体部に取り付けることが可能になる。
(11)本実施形態の接続用アダプターは、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとのそれぞれの光軸の位置関係を調整する光軸調整手段を備えている構成することができる。
これにより、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとの光軸を同一軸上に配置するよう調整することが可能となる。
また、前記接続用アダプターを様々な前記眼底カメラ本体部に取り付けることが可能になる。
(12)本実施形態の接続用アダプターは、前記断層画像測定光の焦点位置を調整する手段(図2(a)の409)を有することで、断層画像測定光を被検体の所望の位置に集光するように、焦点位置を調整することが可能となる。また、該焦点位置は眼底カメラの焦点位置とは独立して調整できる。
(13)本実施形態の接続用アダプターは、前記ビームスプリッターが、断層画像測定光の波長の一部を第2の導光手段に導光することでカメラ部側に断層画像測定光の一部を導光して、カメラ部側から断層画像測定光を光軸調整時に参照することができる。
(14)本実施形態の光断層画像撮像装置は、被検体である眼底の断層画像を撮像する光断層画像撮像装置における眼底カメラ本体部(図1の300)と、
該眼底カメラ本体部に取り付けられる前記眼底の表面画像を撮像するカメラ部(図1の500)と、
前記眼底カメラ本体部とカメラ部との間に介在し、該眼底カメラ部と該カメラ部とを接続するために上記したいずれかに記載の接続用アダプターによって構成された接続用アダプター(図1(a)の400)と、
前記接続用アダプターにおける第3の導光手段から導光された前記断層画像測定光により前記断層画像を撮像する断層画像撮像部(図1(a)の100)と、を有する構成とすることができる。
このような構成により、既存の眼底カメラにOCT装置の機能を追加することが可能になり、スペースの利用効率が高く、採算性の高いOCT装置を実現することが可能になる。
その際、光断層画像装置に備えられたコンピュータに、該光断層画像装置における撮像処理を実行させるプログラムを作製し、該プログラムを記憶媒体に格納して該コンピュータが読み取り可能な構成を採ることができる。
(15)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部、前記断層画像撮像部、前記カメラ部、および前記接続用アダプターのうちの、少なくとも2つ以上の構成部に共通の電源(図2(a)の353)から電力が供給可能に構成することができる。
このような構成により、外部からの電源供給の配線を簡単にすることができる。
(16)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部が前記接続用アダプターに取り付けられた際に、前記眼底カメラ本体部が有するクイックリターンミラー(図2(a)の、318、404)の制御が可能に構成することができる。
このような構成により、撮像時に、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとにそれぞれ設置されている前記クイックリターンミラーの一方を選択して使用することが可能になる。
(17)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記カメラ部で取得する眼底画像と前記断層画像撮像部で取得する断層画像との位置関係を対応付けて表示する画像表示手段(図2(a)、(b)、図3、のパソコン125)を有する構成とすることができる。
このように、前記カメラ部で取得する眼底画像と前記断層画像部で取得する断層画像との位置関係を対応付けて表示することで、被検眼の状態の把握が容易になる。また、3次元画像を作成することが可能になる。
(18)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記断層画像撮像部が分散補償手段(図3の分散補償用ガラス115)を有する構成とすることができる。
このような構成により、前記眼底カメラ本体部と前記断層画像撮像部との光学的分散のずれを補償することができる。
また、何れの眼底カメラ本体部に対しても、分散補償を行うことが可能になる。
(19)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとのそれぞれの位置を調整する位置調整手段を有する構成とすることができる。
これにより、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとの位置を調整し、前記接続用アダプターを様々な前記眼底カメラ本体部に取り付けることが可能になる。
(20)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとのそれぞれの光軸の位置関係を調整する光軸調整手段を有する構成とすることができる。
これにより、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターとの光軸を同一軸上に配置するよう調整することが可能となる。
また、前記接続用アダプターを様々な前記眼底カメラ本体部に取り付けることが可能になる。
(21)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部と前記接続用アダプターと前記カメラ部と前記断層画像撮像部との少なくとも何れかが、共通の制御装置から制御されることで、上記各構成の間での同期が取りやすくなる。例えば、焦点位置の調整と撮像のタイミングとを同期することが容易になる。
(22)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記ビームスプリッターが、断層画像測定光の波長の一部を第2の導光手段に導光する。このことによりアダプターのカメラ部側から断層画像測定光の位置を観察できるようになり、断層画像測定光の光軸調整の参照に利用できる。
(23)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底カメラ本体部内に眼底位置に対して光学的にほぼ共役な眼底共役面(図5(a)の601)を持つ。このことで眼底カメラ本体部が長い光路を持つものであっても、前記眼底共役面を参照して調整することで調整が容易となる。
(24)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記眼底共役面に眼底カメラ本体部の光軸を指示するためのチャート(図5(a)の801)を挿入可能に備える。このことより断層画像測定光の光軸調整がより正確かつ簡便となる。
(25)本実施形態の光断層画像撮像装置は、前記カメラ部が断層画像測定光の少なくとも一部の波長に感度がある。このことより断層画像測定光の光軸調整時の観察が、カメラ部を用いて行うことができ、特別な観察用の治工具などが不要となる。
[実施例1]
実施例1においては、本発明を適用した、接続用アダプターおよびOCT装置について説明する。
ここでは特に、被検眼の断層画像(OCT像)及び眼底画像(平面像)を撮像する装置について説明する。
本実施例においては、特に断層画像の撮像においては、TD−OCT(Time Domain OCT)について説明する。但し、本発明はこのようなTD−OCTだけでなく、FD−OCT(Fourier Domain OCT)にも適用することができる。
まず、本実施例における接続用アダプターを含んだOCT装置の全体の構成について図1を用いて説明する。
図1に、本実施例における上記全体の構成について説明する図を示す。
図1(a)はOCT装置における眼底カメラ本体部に接続用アダプターを介してカメラが光学的に接続されている構成を示す側面図である。
また、図1(b)はOCT装置における眼底カメラ本体部に接続用アダプターを介さずにカメラが取り付けられている構成を示す図である。
図1において、200はOCT装置、100はOCT撮像部、300はOCT装置における眼底カメラ本体部、400は接続用アダプター、500は既存のカメラによるカメラ部である。
また、眼底カメラ本体部300と接続用アダプター400とは、相対的に移動可能に支持されており、位置調整を行うことができ、本実施例の特徴としている。また、接続用アダプター400とOCT撮像部100とは、光ファイバー148を介して光学的に接続されるように構成されている。
その際、接続用アダプター400にはコネクタ410が設けられており、またOCT撮像部100にはコネクタ147が設けられていて、これらによって簡単に取り付け及び取り外しが可能に構成されている。また、コネクタ410は光軸に垂直あるいは平行な方向に移動可能に支持されており、光軸調整を行うことができ、本実施例の特徴としている。
また、323はあご台であり、被検者のあごと額とを固定することで、被検眼の固定を促し、撮像を行うようにされている。
125はパソコンであり、これにより断層画像の形成や表示等を行う。
このように構成された眼底カメラ700において、カメラ部500を眼底カメラ本体部300から取り外し、カメラ部500と眼底カメラ本体部300との間に接続用アダプター400を取り付ける。
これにより、カメラ部500を備えたOCT装置200を構成することができる。
ここで、カメラ部500としては、既存の一般的に用いられている汎用のデジタル一眼レフカメラ等が用いられる。
このカメラ部500と、接続用アダプター400あるいは眼底カメラ本体部300とは、汎用のカメラマウントで取り付けられるように構成されている。
図2に、本実施例における光学系の具体的な構成について説明する図を示す。
図2において、図1と共通の構成には同一の符号が用いられているので、重複する部分の説明については省略する。
図2において、107は被検眼、127は網膜である。
本実施例のOCT装置200は、OCT撮像部100とカメラ部500とを用いて被検眼107の網膜127の断層画像(OCT像)及び眼底画像(平面像)を取得するように構成されている。
図2において、302は対物レンズ、303は孔あきミラー、304はフォーカスレンズ、305は結像レンズ、308はリレーレンズ、310は光学フィルター、312はリングスリット、313、315はコンデンサレンズである。
314はストロボ管、316はハロゲンランプ、318はクイックリターンミラー、319はダイクロイックミラー、320は固視灯、321はエリアセンサ、322はフィールドレンズである。
351、352は光路、353は電源、354はケーブル、355、356は電子回路である。
本実施例の眼底カメラ本体部300において、被検眼107に対向して、対物レンズ302が設置され、その光軸上で孔あきミラー303によって光路351と光路352とに分岐される。
光路352は被検眼107の眼底を照明する照明光学系を形成している。
眼底カメラ本体部300の下部には、被検眼107の位置合わせに用いられるハロゲンランプ316、被検眼107の眼底の撮像に用いるストロボ管314が設置されている。
ここで、317はミラーである。ハロゲンランプ316とストロボ管314とからの照明光はリングスリット312によってリング状の光束となり、孔あきミラー303によって反射され、被検眼107の眼底を照明する。
ここで、309、311はレンズである。
孔あきミラー303の右方にはフォーカスレンズ304と結像レンズ305が設置されている。
ここで、フォーカスレンズ304は矢印で示す光軸方向に移動可能に支持されている。
次に、クイックリターンミラー318を介して、光路351は固視灯320及びエリアセンサ321に導かれている。
ここで、クイックリターンミラー318の表面は銀及びその保護膜が順に成膜されている。
また、ダイクロイックミラー319は、固視灯320方向に可視光が、エリアセンサ321方向に赤外光がそれぞれ分岐されるよう設計されている。
また、光路351はミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308を介して、接続用アダプター400に導かれる。
また、電源353はケーブル354を介して、OCT撮像部100と眼底カメラ本体部300と接続用アダプター400とカメラ部500とに電力を供給する。このように電力の供給を一つにまとめることで、装置間の接続を簡単に行うことが可能となる。
また、電子回路356は、クイックリターンミラー318とフォーカスレンズ304とを制御する目的で設置されている。その電力は電源353により供給される。
また、眼底画像の撮像時に眼底カメラ本体部300とカメラ部500との間で、電気的に情報を通信することが可能となるように、パソコン125、電子回路356を介してこれらの間で電気信号の中継を行い、同期をとること等が可能に構成されている。
図2において、401は固視灯、402はエリアセンサ、403はダイクロイックミラー、404はクイックリターンミラー、405はダイクロイックミラーである。
406、407はリレーレンズ、408はXYスキャナ、409はコリメートレンズ、410はコネクタである。
なお、この断層画像撮像用の光路351−1は第1の導光手段に対応するものであり、眼底画像撮像用の光路351−2は第2の導光手段に対応するものである。
ここでは、リレーレンズ406、407は移動可能に保持され、細かな位置調整を行うことで、光路351−1と351−2との光軸をそれぞれ調整することができる。また、ここでは、説明を簡単にするため、走査光学系を構成するXYスキャナ408は一つのミラーとして記載されている。
しかし、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置され、網膜127上を光軸に垂直な方向にラスタースキャンするものである。
また、光路351−1の光軸はXYスキャナ408の2つのミラーの回転中心と一致するように調整されている。
また、コネクタ410は光ファイバー148を取り付けるためのコネクタである。
さらに、接続用アダプター400は眼底カメラ本体部300と同様に、固視灯401とエリアセンサ402とを有している。
コリメートレンズ409は光ファイバー148を伝播する光を平行光にする役割を持っている。さらに、コリメートレンズ409は移動可能に支持され、被検体である網膜127へのフォーカシングの調整にも用いることができる。また、電子回路355を介して、パソコン125はコリメートレンズの位置調整を行うことができる。
エリアセンサ402で得た画像情報はパソコン125を用いて表示され、被検眼の位置合わせに用いられる。
ダイクロイックミラー403も眼底カメラ本体部300と同様で、固視灯401方向に可視光が、エリアセンサ402方向に赤外光が分岐されるよう設計されている。
ここで、クイックリターンミラー404は赤外光の一部を反射し、可視光を反射するように設計されている。
赤外光の一部を反射するよう設計しているため、固視灯401とエリアセンサ402とOCT撮像部100とを同時に使用することが可能になっている。
また、電子回路355は、固視灯401とエリアセンサ402とXYスキャナ408を制御する目的で設置されている。接続用アダプター400とカメラ部500とは汎用のカメラマウントを介して取り付けられる。
そのため、容易に着脱が可能である。501はエリアセンサであり、その表面に眼底画像が形成される。
図3に、OCT撮像部100の構成について説明する図を示す。
図3において、101は光源、105は参照光、106は測定光、108は戻り光、114はミラー、115は分散補償用ガラス、117は電動ステージである。
122はバランスドディテクタ、123はアンプ、124はフィルター、125はパソコン、128はADコンバータである。
130はシングルモードファイバー、131は光カプラー、133−1は音響光学変調素子、133−2はそのコントローラである。
本実施例においては、OCT撮像部100は、被検眼107の網膜127の断層画像を取得することを目的としている。
また、光学系の一部を光ファイバーを用いて、構成することにより、小型化が図られている。本実施例においては、光路に光ファイバーを用いたが、必ずしも用いる必要はない。
OCT撮像部100は、図3に示されるように、全体として、マッハツェンダー干渉系を構成している。
図3において、光源101から出射された光は参照光105と測定光106とに光カプラー131−1を介して分割される。
測定光106は光カプラー131−3を介して、コネクタ147に導かれる。
その後、接続用アダプター400と眼底カメラ本体部300とを介して、観察対象である被検眼107によって反射や散乱により戻り光108−1となって戻された後、光カプラー131−2によって、参照光105と合波される。
参照光105と戻り光108−1とは合波された後、分割され、バランスドディテクタ122に入射される。バランスドディテクタ122にて得られた光強度を用いて、眼107の断層画像が構成される。
光源101は代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)である。波長は830nm、バンド幅50nmである。
ここで、バンド幅は、得られる断層画像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメーターである。
また、光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が出射できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等も用いることができる。
また、波長は眼を測定することを鑑みると、近赤外光が適する。さらに波長は、得られる断層画像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましく、ここでは830nmとする。観察対象の測定部位によっては、他の波長を選んでも良い。
光源101から出射された光はシングルモードファイバー130−1を通して、光カプラー131−1に導かれ、強度比10:90で分割され、それぞれ測定光106、参照光105となる。
光カプラー131−1にて分割された参照光105はシングルモードファイバー130−2を通して、レンズ135−1に導かれ、ビーム径4mmの平行光になるよう、調整される。
次に、参照光105は参照ミラー114−1〜2に連続して入射され、レンズ135−2を用いてシングルモードファイバー130−6に導かれる。
ここで、参照光105が通過した分散補償用ガラス115−1〜2は分散補償用ガラスである。
分散補償用ガラス115−1の長さはL1であり、一般的な眼の奥行きの2倍と等しいことが望ましい。
分散補償用ガラス115−1は眼107に測定光106が往復した時の分散を、参照光105に対して補償するものである。
ここでは、日本人の平均的な眼球の直径とされる23mmの2倍のL1=46mmとする。
また、分散補償用ガラス115−2は眼底カメラ本体部300と接続用アダプター400とにおける光路351を測定光106と戻り光108とが通過したときの分散を、参照光105に対して補償するものである。
また、電動ステージ117は、矢印で図示している方向に移動することができ、参照光105の光路長を、調整・制御することができる。
さらに、音響光学変調素子133−1、シングルモードファイバー130−7を通って、光カプラー131−2に入射される。
ここで、音響光学変調素子133−1は光ファイバー用のものであり、コントローラ133−2を用いて、1MHzの周波数シフトを行うことができる。
光カプラー131−1によって分割された測定光106はシングルモードファイバー130−3を通って光カプラー131−3に入射される。
その後、シングルモードファイバー130−4を通って、コネクタ147に導かれる。
その後、光ファイバー148、光コネクタ410、接続用アダプター400、眼底カメラ本体部300を介して、測定光106は被検眼107の網膜に導かれる。
測定光106が眼107に入射すると、網膜127からの反射や散乱により戻り光108となる。
さらに、戻り光108は、光カプラー131−3によって、戻り光(第1の戻り光)108−1と戻り光(第2の戻り光)108−2とに分割され、その一方である戻り光108−2は、光カプラー131−1を透過し、ディテクタ138に導かれる。
ここで、ディテクタ138は、例えば高速・高感度な光センサであるAPD(Avalanche Photo Diode)が用いられる。
また、もう一方の戻り光108−1はシングルモードファイバー130−5を通って、光カプラー131−2を透過し、バランスドディテクタ122に導かれる。
OCT撮像部100はマッハツェンダー干渉系による干渉信号の強度から構成される断層画像(OCT像)を取得することができる。
その測定系について説明する。網膜127にて反射や散乱された光である戻り光108の一方である戻り光108−1は、光カプラー131−2によって、参照光105と合波され、さらに50:50に分割される。
次に、シングルモードファイバー130−8、130−9を通って、バランスドディテクタ122に導かれ、参照光105と戻り光108−1とが合波された光の強度が電圧に変換される。
得られた電圧信号はアンプ123にて増幅され、フィルター124にて必要な周波数成分を取り出し、ADコンバータ128で、電圧信号はデジタル値に変換され、パソコン125にて復調及びデータ処理を行い断層画像を形成する。
また、上記説明した戻り光108のもう一方の戻り光108−2は、光カプラー131−1を通り、光ファイバー130−10を通って、ディテクタ138に導かれる。
さらに、ディテクタ138はパソコン125に、電気的に接続され、戻り光108−2の強度を記録及び表示を行うことができる。
また、ディテクタ138で得られる信号は、網膜127での反射や散乱による戻り光108−2の強度信号であり、上記干渉信号と異なり、深さ分解能を持たない。
OCT装置200は電動ステージ117(図3)とXYスキャナ408とを制御することで、網膜127の所望の部位の断層画像を取得することができる(図2参照)。
撮像時には眼底カメラ本体部300内のクイックリターンミラー318は跳ね上げた状態(破線)とし、固視灯320やエリアセンサ321は使用しない。
それに対して、接続用アダプター400内のクイックリターンミラー404は跳ね上げない状態(実線)とする。
また、撮像感度の向上を目的として、クイックリターンミラー404は跳ね上げて撮像することも可能である。撮像前の被検眼107の位置調整は、ハロゲンランプ316で網膜127を照明し、エリアセンサ402で取得した画像情報をパソコン125を用いて表示して行う。
適宜、固視灯401を用いて、固視を促し、網膜127の所望の位置を観察できるよう被検眼107の位置等を調整する。
図4(a)は被検眼107の模式図であり、OCT装置200によって観察されている様子を示している。
図4(a)に示すように、測定光106は角膜126を通して、網膜127に入射すると様々な位置における反射や散乱により戻り光108となり、それぞれの位置での時間遅延を伴って、バランスドディテクタ122に到達する。
その際、光源101のバンド幅が広く、コヒーレンス長が短いために、参照光路の光路長と測定光路の光路長とが等しい場合のみに、バランスドディテクタ122にて、干渉信号が検出できる。
上述のように、参照光105の周波数は測定光106に対して、1MHzシフトされているので、干渉信号は1MHzのビート信号となる。
さらに、XYスキャナ408のX軸を駆動しながら、干渉信号を検知すれば、干渉信号はX軸の位置情報を持った信号となる。
この信号の振幅を2乗し、復調することで、戻り光108の任意のXY平面におけるX軸方向の強度分布が得られる。
さらに、電動ステージ117を用いて、参照光路の光路長を動かしながら、同様の動作を繰り返せば、XZ面での戻り光108の強度の2次元分布が得られ、それはすなわち断層画像132である(図4(b))。
本来は、断層画像132は上記説明したように、該干渉信号の強度をアレイ状に並べたものであり、例えば該干渉信号の強度をグレースケールに当てはめて、表示されるものである。ここでは、得られた断層画像の境界のみ強調して表示している。
OCT装置200はカメラ部500を用いて、網膜127の眼底画像を取得することができる(図2参照)。
撮像前の調整時にはクイックリターンミラー318は、上記断層画像の場合と同様に、跳ね上げた状態(破線)とし、固視灯320やエリアセンサ321は使用しない。
撮像前の被検眼107の位置調整は、ハロゲンランプ316で網膜127を照明し、エリアセンサ402で観察して行う。
適宜、固視灯401を用いて、固視を促し、網膜127の所望の位置を観察できるよう被検眼107位置等を調整する。
調整が終了したら、ストロボ管314を発光させ、同時にクイックリターンミラー404を跳ね上げ、カメラ部500を用いて、眼底画像を撮像・表示する。
適宜、眼底画像と断層画像132との位置を対応付けてパソコン125を用いて表示する。
実施例2においては、本発明を適用した、接続用アダプターおよびOCT装置について説明する。
実施例2は接続用アダプターが固視灯及びエリアセンサを有していない構成になっている。
眼底カメラと接続用アダプターの光学系の一部以外の項目に関しては、実施例1と同様であるため、以下に、眼底カメラ本体部の光学系と接続用アダプターの光学系の構成についてのみ説明する。
図2(b)に、本実施例における光学系の構成について説明する図を示す。
図2(b)において、図1、図2(a)と共通の構成には同一の符号が用いられている。
本実施例のOCT装置200は、OCT撮像部100とカメラ部500とを用いて、被検眼107の網膜127の断層画像(OCT像)及び眼底画像(平面像)を取得するように構成されている。
被検眼107に対向して、対物レンズ302が設置され、その光軸上で孔あきミラー303によって光路351と光路352とに分岐される。
光路352は被検眼107の眼底を照明する照明光学系を形成している。眼底カメラ本体部300の下部には、被検眼107の位置合わせに用いられるハロゲンランプ316、被検眼107の眼底の撮像に用いるストロボ管314が設置されている。
313、315はコンデンサレンズ、317はミラーである。
ハロゲンランプ316とストロボ管314とからの照明光はリングスリット312によってリング状の光束となり、孔あきミラー303によって反射され、被検眼107の眼底を照明する。
また、309、311はレンズ、310は光学フィルターである。
光路351は被検眼の107の眼底の断層画像及び眼底画像を撮像する撮像光学系を形成している。
孔あきミラー303の右方にはフォーカスレンズ304と結像レンズ305が設置されている。
ここで、フォーカスレンズ304は矢印で示す光軸方向に移動可能に支持されている。
次に、クイックリターンミラー318を介して、光路351は固視灯320及びエリアセンサ321に導かれている。
ここで、クイックリターンミラー318は赤外光の一部を反射し、可視光を反射するように設計されている。
赤外光の一部を反射するよう設計しているため、固視灯320とエリアセンサ321とOCT撮像部100とを同時に使用することが可能になっている。
また、319はダイクロイックミラーであり、固視灯320方向に可視光が、エリアセンサ321方向に赤外光がそれぞれ分岐されるよう設計されている。
エリアセンサ321で得た画像情報はパソコン125を用いて表示され、被検眼の位置合わせに用いられる。
次に、光路351はミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308を介して、接続用アダプター400に導かれる。
接続用アダプター400は光路351をダイクロイックミラー405を介して、断層画像撮像用の光路351−1と眼底画像撮像用の光路351−2とに分割することを最大の機能としている。
ここで、406、407はリレーレンズ、408はXYスキャナ、409はコリメートレンズである。
ここでは、リレーレンズ406、407は移動可能に保持され、細かな位置調整を行うことで、光路351−1と351−2との光軸を調整することができる。ここでは、簡単のため、XYスキャナ408は一つのミラーとして記したが、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置され、網膜127上を光軸に垂直な方向にラスタースキャンするものである。また、光路351−1の光軸はXYスキャナ408の2つのミラーの回転中心と一致するように調整されている。また、410は光ファイバーを取り付けるためのコネクタである。
OCT装置200は電動ステージ117(図3)とXYスキャナ408とを制御することで、網膜127の所望の部位の断層画像を取得することができる(図2(b)参照)。
撮像時にはクイックリターンミラー318は跳ね上げない状態(実線)とする。撮像前の被検眼107の位置調整は、ハロゲンランプ316で網膜127を照明し、エリアセンサ321で観察して行う。
適宜、固視灯320を用いて、固視を促し、網膜127の所望の位置を観察できるよう被検眼107位置等を調整する。
網膜127の断層画像の取得方法については実施例1と同様であるため、説明を省略する。
OCT装置200はカメラ部500を用いて、網膜127の眼底画像を取得することができる(図2(b))。
撮像前の調整時にはクイックリターンミラー318は、上記断層画像の場合と同様に、跳ね上げない状態(実線)とする。撮像前の被検眼107の位置調整は、ハロゲンランプ316で網膜127を照明し、エリアセンサ321で観察して行う。
適宜、固視灯320を用いて、固視を促し、網膜127の所望の位置を観察できるよう被検眼107位置等を調整する。
調整が終了したら、ストロボ管314を発光させ、同時にクイックリターンミラー318を跳ね上げ、カメラ部500を用いて、眼底画像を撮像・表示する。
適宜、眼底画像と断層画像132との位置を対応付けてパソコン125を用いて表示する。
実施例3においては、実施例2に付加してダイクロイックミラー405の波長特性と、接続用アダプター内光学系の調整方法に特徴がある。
その他の構成に関しては実施例2と同様のため説明を省略する。
本実施例における接続用アダプターを含んだOCT装置の光学系の構成について説明する。
図5(a)に、本実施例における光学系の構成について説明する図を示す。
図5(a)において、図1から図4と共通の構成には同一の符号が用いられている。
本実施例のOCT装置200は、OCT撮像部100とカメラ部500とを用いて、被検眼107の網膜127の断層画像(OCT像)及び眼底画像(平面像)を取得するように構成されている。
眼底カメラ本体部300の構成については実施例2と同様のためこれを省略する。
この眼底カメラ本体部300にはフィールドレンズ322とミラー307の間に眼底に対してほぼ共役となる面601が存在するように、上述の光学系が備えられており、その位置にチャート801が挿入可能な構成となっている。
ただし、眼底に対して共役とは、被検眼が健常眼で0ディオプターの場合の眼底を前提としている。
このチャート801については後述する。
接続用アダプター400は光路351をビームスプリッターであるところのダイクロイックミラー405を介して、断層画像撮像用の光路351−1と眼底画像撮像用の光路351−2とに分割する。
なお、ダイクロイックミラー405は断層画像用の光B1の大部分を反射し、一部を透過する特性を持っている。
また、眼底画像撮像用の光B2は断層画像撮像用の光路351−1にはほとんど導かない特性を持つ。
具体的には断層画像撮像用の光源101の波長である805〜855nmの波長の光については大部分を反射し、一部を透過する。眼底画像撮像用の可視域の波長の光についてはほぼ全体を透過し、反射はほとんど無い特性としている。
ここで、406、407はリレーレンズ、408はXYスキャナ、409はコリメートレンズである。コリメートレンズ409は光軸方向に移動可能であり、断層画像取得手段からの測定光の焦点位置を眼底の深さ方向に調整する。ここでは、リレーレンズ406は実施例2と同様に移動可能に保持され、細かな位置調整を行うことで、光路351−2の光軸を調整することができる。
XYスキャナ408、リレーレンズ407、コリメートレンズ409、コネクタ410は一体のユニット451として構成され、このユニット451をダイクロイックミラー405に対して移動可能とすることで光路351−1の光軸を調整することができる。
また、カメラ部500において、エリアセンサ501は断層画像撮像用の光源101の波長の少なくとも一部に感度があるように設けられる。
またカメラ部500には表示部502が設けられており、エリアセンサ501上に投影された画像を表示できる。
まず、カメラ500部側の光路351−2を調整する。リレーレンズ406を光軸方向、光軸に垂直な平面内位置を調整することで、エリアセンサ501に眼底画像が良好に撮像されるようになる。
次に、断層画像撮像側の光路351−1を調整する。図5(c)に調整手順を示す。
最初の工程で眼底共役面601にチャート801を挿入する。チャート801はガラス上にクロム蒸着でラインを形成したものであり、ラインの交差部分が光軸を示すものである。また、挿入された状態でラインが蒸着されている面が眼底共役面と一致している。
次の工程で、XYスキャナ408はその各々の反射面の姿勢を振り角の中心である原点位置に保持する。
次の工程では光源101を点灯させる。光源101からの光はコネクタ410を介して接続用アダプター400に導かれ光路351−1を経由してチャート801に到達する。
チャート801から反射された光源101からの光はダイクロイックミラー405の前述した波長特性により、その一部がカメラ部500内のエリアセンサ501に導かれる。
一方で、チャート801の可視光像もエリアセンサ501に導かれる。
必要に応じて眼底カメラ本体部300側からチャート801を可視光を含む光で照明する。
図5(b)はカメラ部500に設けられた表示部502の上記調整時の画面を示すもので、エリアセンサ501上に導かれた像を表示している。
801−1,801−2はチャート801の可視像、701、702はそれぞれ調整前、調整後の光源101からの光の像である。
リレーレンズ308、406で構成される光学系は眼底撮像用の可視域の波長だけでなく、断層撮像用の光の波長においても良好に収差を抑えた設計とされており、エリアセンサ501上で可視光とズレやボケを生じない。
701、702は実際はコネクタ410に接続されたファイバー148端部の光の出射点の像であり、眼底共役面601にあるチャート801上では最も小さい状態であることが望ましい。
次の工程で、調整前の像701を参照しながら、コリメートレンズ409を光軸方向に移動させてスポットを最小にする。表示部502には画像の拡大機能が備わっており、必要に応じて使用する。
次の工程でその小さいスポットを参照しながらユニット451を光軸に垂直な平面内で移動させることによりチャート中心にスポットを一致させて702の状態にする。
次の工程でチャート801を離間させて調整を終了する。
また、眼底カメラ本体部300内に眼底共役面を備え,その場所で光軸をあわせることができ、眼底まで長い光路長を持つ断層撮像用の光学系も調整容易になる。
断層画像の取得方法、眼底画像の取得方法については実施例2と同様のためこれを省略する。
上記説明において、チャート801を眼底カメラ本体部300に備えると記載したが、着脱可能とし、調整時のみに備えてもよい。
また、ビームスプリッターとしてダイクロイックミラー405を備えたが、ハーフミラーでもよい。
このハーフミラーはある一定の割合の広い波長域の光を反射し、残りの光を透過させる。
よって、断層撮像用の光と眼底撮像用の可視光をほぼ等しい割合で反射し、残部を透過させる。
断層画像撮像用のファイバー148に可視光も入射するが、ハーフミラーと断層画像撮像100部内のバランスドディテクタ122の間で可視光を実質的に透過しない部材を設けるなどすればよい。
また、調整時に表示部502に表示された像を参照して調整する、としたが、像からスポットのボケ量や、チャート交点からのズレ量をパソコン125を用いて算出し、表示部502に表示させ、それを参照して各部を調整してもよい。
また、表示部502はカメラ部500に備えているが、パソコン125の表示部を用いてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給して処理するように構成する。
これらの処理は、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101:光源
105:参照光
106:測定光
107:被検眼
108:戻り光
114、306、307、317:ミラー
117:電動ステージ
122:バランスドディテクタ
126:角膜
127:網膜
132:断層画像
133:音響光学変調素子
135、309、311:レンズ
138:ディテクタ
Claims (24)
- 被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と該カメラ部との間に介在し、且つ該眼底カメラ本体部と該カメラ部とが着脱可能なアダプターであって、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を、前記眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐する分岐手段と、を有し、
前記眼底カメラ本体部が、光路から挿脱可能なクイックリターンミラーを含み、
前記第1の導光手段が、前記断層画像取得手段からの測定光を走査する走査手段を含み、
前記クイックリターンミラーと前記走査手段とを制御して、該クイックリターンミラーの離脱状態で前記測定光を走査することを特徴とするアダプター。 - 前記分岐手段が、ダイクロイックミラーであることを特徴とする請求項1に記載のアダプター。
- 前記被検眼に注視させるための固視灯と、
前記被検眼の位置合わせに用いるエリアセンサと、
前記第1の導光手段と前記固視灯との光路中、あるいは前記第2の導光手段と、
前記固視灯との光路中に設けられるクイックリターンミラーと、
を有し、
前記エリアセンサが取得した画像情報を画像表示手段へ出力可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアダプター。 - 被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と該カメラ部との間に介在し、且つ該眼底カメラ本体部と該カメラ部とが着脱可能なアダプターであって、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を、前記眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、
前記眼底カメラ本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐する分岐手段と、
前記被検眼に注視させるための固視灯と、
前記被検眼の位置合わせに用いるエリアセンサと、
前記第1の導光手段あるいは前記第2の導光手段と、前記固視灯との光路中に設けられるクイックリターンミラーと、を有し、
前記エリアセンサが取得した画像情報を画像表示手段へ出力可能に構成されていることを特徴とするアダプター。 - 前記断層画像取得手段からの測定光の焦点位置を前記眼底の深さ方向に調整する手段と、
前記断層画像取得手段と前記第1の導光手段とを光ファイバーを介して光学的に接続し、且つ光軸方向あるいは該光軸方向に略垂直な方向に移動するコネクタと、
を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアダプター。 - 電力で駆動される電子回路を有し、
前記電力が前記眼底カメラ本体部とは独立した電源から供給されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアダプター。 - 被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部と、
前記カメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と、
前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部との間に介在し、前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部とが着脱可能な請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアダプターと、
前記アダプターにおける前記第1の導光手段から導光された前記戻り光により前記断層画像を取得する断層画像取得手段と、
を有することを特徴とする光断層画像撮像装置。 - 前記眼底カメラ本体部の前記眼底に対して光学的に略共役な位置に挿脱可能に設けられ、前記断層画像取得手段からの測定光を反射する部材に形成された該眼底カメラ本体部の光軸を示す指標を含むチャートを有することを特徴とする請求項7に記載の光断層画像撮像装置。
- 前記アダプターに設けられ、前記チャートを前記位置に挿入した場合に前記カメラ部で取得した前記指標による指標像と、前記測定光が前記チャートで反射した反射像との位置合わせを行う位置合わせ手段を有することを特徴とする請求項8に記載の光断層画像撮像装置。
- 前記カメラ部は、前記断層画像取得手段に導かれる光の少なくとも一部の波長に感度を持つように設けられたエリアセンサを有し、
前記位置合わせ手段が、前記測定光を走査し且つ前記第1の導光手段に設けられた走査手段を有する前記分岐手段に対して移動する機構を有することを特徴とする請求項9に記載の光断層画像撮像装置。 - 被検眼の眼底の表面画像を取得するカメラ部と、
前記カメラ部が着脱可能な眼底カメラ本体部と、
前記眼底の断層画像を取得する断層画像取得手段と、
前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部との間に介在し、前記カメラ部と前記眼底カメラ本体部とが着脱可能なアダプターと、
前記アダプターに設けられ、前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記アダプターに設けられ、前記眼底カメラ本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、
前記アダプターに設けられ、前記眼底カメラ本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐する分岐手段と、
前記眼底カメラ本体部の前記眼底に対して光学的に略共役な位置に挿脱可能に設けられ、前記断層画像取得手段に導かれる光を反射する部材に形成された該眼底カメラ本体部の光軸を示す指標を含むチャートと、
を有することを特徴とする光断層画像撮像装置。 - 前記アダプターに設けられ、前記チャートを前記位置に挿入した場合に前記カメラ部で取得した前記指標による指標像と、前記断層画像取得手段からの測定光が前記チャートで反射した反射像との位置合わせを行う位置合わせ手段を有することを特徴とする請求項11に記載の光断層画像撮像装置。
- 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の光断層画像装置に備えられているコンピュータに、該光断層画像装置における撮像処理を実行させることを特徴とするプログラム。
- 被検眼の眼底画像を撮る眼底カメラの本体部に着脱可能なアダプターであって、
前記本体部の光路から前記被検眼の断層画像を取得する断層画像取得手段の光路を分岐する分岐手段と、
前記断層画像取得手段からの測定光を走査する走査手段と、
前記本体部の光路に設けられ且つ該本体部の光路から挿脱可能なクイックリターンミラーと、前記走査手段とを制御して、該クイックリターンミラーの離脱状態で前記測定光を走査する制御手段と、
を有することを特徴とするアダプター。 - 前記クイックリターンミラーが前記本体部の光路から離脱されている場合に、前記走査手段により走査された測定光を前記分岐手段を介して前記被検眼に導光し、前記断層画像取得手段により該被検眼の断層画像を取得することを特徴とする請求項14に記載のアダプター。
- 前記クイックリターンミラーが前記本体部の光路に挿入されている場合に、該クイックリターンミラーが前記本体部に設けられた固視灯からの可視光を反射することを特徴とする請求項14または請求項15に記載のアダプター。
- 前記クイックリターンミラーが前記本体部の光路に挿入されている場合に、該クイックリターンミラーで反射された赤外光の一部を用いて、前記被検眼の位置合わせを行うための該被検眼の画像を取得するエリアセンサを有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のアダプター。
- 前記本体部に着脱可能な前記眼底カメラのカメラ部と該本体部との間に介在し、且つ該眼底カメラ本体部と該カメラ部とが着脱可能であることを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載のアダプター。
- 前記本体部からの戻り光を、前記断層画像取得手段に導光する第1の導光手段と、
前記本体部からの戻り光を前記カメラ部に導光する第2の導光手段と、を有し、前記分岐手段が、前記本体部からの戻り光の光路を前記第1の導光手段と前記第2の導光手段とに分岐することを特徴とする請求項18に記載のアダプター。 - 請求項14乃至19のいずれか1項に記載のアダプターが有する前記制御手段の制御をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 被検眼の眼底画像を撮る眼底カメラの本体部と、
前記本体部の光路に設けられ且つ該光路から挿脱可能なクイックリターンミラーと、
前記被検眼の断層画像を取得する断層画像取得手段と、
前記本体部の光路から前記断層画像取得手段の光路を分岐する分岐手段と、
前記断層画像取得手段からの測定光を走査する走査手段と、
前記クイックリターンミラー及び前記走査手段を制御して、該クイックリターンミラーの離脱状態で前記測定光を走査する制御手段と、
を有することを特徴とする眼科装置。 - 前記クイックリターンミラーが前記本体部の光路から離脱されている場合に、前記走査手段により走査された測定光を前記分岐手段を介して前記被検眼に導光し、前記断層画像取得手段により該被検眼の断層画像を取得することを特徴とする請求項21に記載の眼科装置。
- 前記クイックリターンミラーが前記本体部の光路に挿入されている場合に、該クイックリターンミラーが前記本体部に設けられた固視灯からの可視光を反射することを特徴とする請求項21または請求項22に記載の眼科装置。
- 前記分岐手段が、前記本体部の光路を前記断層画像取得手段の光路と、被検眼の眼底画像を撮る眼底カメラのカメラ部の光路とに分岐することを特徴とする請求項21乃至23のいずれか1項に記載の眼科装置。」
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009240891A JP4732541B2 (ja) | 2008-10-24 | 2009-10-19 | アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 |
US12/603,144 US8308297B2 (en) | 2008-10-24 | 2009-10-21 | Connection adapter, optical tomographic imaging apparatus, program for executing imaging method and memory device for the program |
CN2009102070309A CN101721197B (zh) | 2008-10-24 | 2009-10-23 | 连接适配器和光学断层成像设备 |
EP09173901A EP2179688A1 (en) | 2008-10-24 | 2009-10-23 | Connection adapter, optical tomographic imaging apparatus, program for executing imaging method and memory device for the program |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273880 | 2008-10-24 | ||
JP2008273880 | 2008-10-24 | ||
JP2009240891A JP4732541B2 (ja) | 2008-10-24 | 2009-10-19 | アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010119836A JP2010119836A (ja) | 2010-06-03 |
JP2010119836A5 JP2010119836A5 (ja) | 2010-08-19 |
JP4732541B2 true JP4732541B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=41566331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009240891A Expired - Fee Related JP4732541B2 (ja) | 2008-10-24 | 2009-10-19 | アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8308297B2 (ja) |
EP (1) | EP2179688A1 (ja) |
JP (1) | JP4732541B2 (ja) |
CN (1) | CN101721197B (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5306041B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2013-10-02 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその方法 |
JP5483873B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-05-07 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置、および光断層撮像方法 |
JP5558735B2 (ja) * | 2009-04-13 | 2014-07-23 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置及びその制御方法 |
JP5743411B2 (ja) | 2009-05-08 | 2015-07-01 | キヤノン株式会社 | 光画像撮像装置及びその方法 |
JP5473429B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2014-04-16 | キヤノン株式会社 | 眼底撮像装置及びその制御方法 |
JP5641744B2 (ja) | 2010-02-10 | 2014-12-17 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
JP5627248B2 (ja) * | 2010-02-17 | 2014-11-19 | キヤノン株式会社 | 眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラム |
JP5836564B2 (ja) | 2010-03-12 | 2015-12-24 | キヤノン株式会社 | 眼科撮像装置、および眼科撮像方法、そのプログラム |
JP5808119B2 (ja) | 2010-04-13 | 2015-11-10 | キヤノン株式会社 | 模型眼、光断層画像撮像装置の調整方法、及び評価方法 |
CA2808326A1 (en) | 2010-06-01 | 2011-12-08 | Jay Wei | Method and apparatus for enhanced eye measurement |
MX337724B (es) * | 2011-02-15 | 2016-03-15 | Wavelight Gmbh | Aparato y metodo para tomografia de coherencia optica. |
JP5289496B2 (ja) | 2011-03-31 | 2013-09-11 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
TWI446890B (zh) * | 2011-04-28 | 2014-08-01 | Crystalvue Medical Corp | 攜帶式的眼底檢測裝置 |
JP5912358B2 (ja) | 2011-09-14 | 2016-04-27 | 株式会社トプコン | 眼底観察装置 |
JP5926533B2 (ja) | 2011-10-27 | 2016-05-25 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP5913999B2 (ja) | 2012-01-16 | 2016-05-11 | キヤノン株式会社 | 眼科撮像装置およびその制御方法 |
JP5210442B1 (ja) | 2012-01-26 | 2013-06-12 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置および制御方法 |
JP5210443B1 (ja) | 2012-01-26 | 2013-06-12 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置および制御方法 |
JP5374598B2 (ja) | 2012-01-26 | 2013-12-25 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置 |
JP6039908B2 (ja) | 2012-02-21 | 2016-12-07 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
JP6108811B2 (ja) | 2012-02-21 | 2017-04-05 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JP6195334B2 (ja) | 2012-08-30 | 2017-09-13 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像方法およびプログラム |
DE102012022058A1 (de) * | 2012-11-08 | 2014-05-08 | Carl Zeiss Meditec Ag | Flexibles, multimodales Retina-Bildaufnahme- und Messsystem |
US9538911B2 (en) * | 2013-09-19 | 2017-01-10 | Novartis Ag | Integrated OCT-refractometer system for ocular biometry |
JP6418766B2 (ja) | 2014-03-27 | 2018-11-07 | キヤノン株式会社 | 断層画像処理装置、断層画像処理方法及びプログラム |
JP6349878B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-07-04 | 株式会社ニデック | 眼科撮影装置、眼科撮影方法、及び眼科撮影プログラム |
JP6600931B2 (ja) * | 2014-07-08 | 2019-11-06 | 株式会社ニデック | 眼科撮影装置 |
JP5970682B2 (ja) * | 2014-07-14 | 2016-08-17 | 学校法人北里研究所 | 眼球計測装置、眼球計測方法 |
JP6552200B2 (ja) | 2015-01-09 | 2019-07-31 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置、その制御方法、及びプログラム |
CN110123262A (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-16 | 深圳市斯尔顿科技有限公司 | 眼科测量系统和方法 |
CN109758115B (zh) * | 2019-02-26 | 2024-04-12 | 上海鹰瞳医疗科技有限公司 | 引导组件和眼底相机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000107134A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-18 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
JP2006212153A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Nidek Co Ltd | 眼科撮影装置 |
JP2007181631A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Topcon Corp | 眼底観察装置 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4830483A (en) | 1987-02-07 | 1989-05-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser applying apparatus |
US4866243A (en) | 1987-04-30 | 1989-09-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Laser applying apparatus |
US5537162A (en) * | 1993-12-17 | 1996-07-16 | Carl Zeiss, Inc. | Method and apparatus for optical coherence tomographic fundus imaging without vignetting |
JP3461203B2 (ja) * | 1994-07-18 | 2003-10-27 | キヤノン株式会社 | 眼科用画像記録システム |
WO1997036537A1 (en) | 1996-03-29 | 1997-10-09 | Creed J Curtis | A camera adapter for an eye examination device |
JP3653582B2 (ja) | 1996-07-21 | 2005-05-25 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
JPH1075931A (ja) | 1996-09-03 | 1998-03-24 | Canon Inc | 眼底検査装置 |
JP3647164B2 (ja) | 1996-09-06 | 2005-05-11 | キヤノン株式会社 | 眼科測定装置 |
US6337993B1 (en) | 1997-02-27 | 2002-01-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Blood flow measuring apparatus |
JP3679547B2 (ja) | 1997-04-02 | 2005-08-03 | キヤノン株式会社 | 眼底血管観察装置 |
JP4447172B2 (ja) | 1999-04-27 | 2010-04-07 | 株式会社トプコン | 眼底カメラ |
US6454722B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-09-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Doppler velocimeter for blood flow |
JP4708543B2 (ja) | 2000-06-14 | 2011-06-22 | キヤノン株式会社 | 眼血流計 |
JP4916779B2 (ja) | 2005-09-29 | 2012-04-18 | 株式会社トプコン | 眼底観察装置 |
JP4819478B2 (ja) | 2005-10-31 | 2011-11-24 | 株式会社ニデック | 眼科撮影装置 |
EP1806092A1 (en) | 2006-01-10 | 2007-07-11 | Kabushiki Kaisha TOPCON | A fundus observation device |
JP5450377B2 (ja) | 2007-03-20 | 2014-03-26 | トプコン・ユーロペ・メディカル・ビーブイ. | 眼を観察するための装置と装置において使用するためのoctモジュール |
JP4971872B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2012-07-11 | 株式会社トプコン | 眼底観察装置及びそれを制御するプログラム |
JP5339828B2 (ja) | 2007-10-04 | 2013-11-13 | キヤノン株式会社 | 光干渉断層撮像装置及び光干渉断層撮像方法 |
JP5478840B2 (ja) | 2008-05-19 | 2014-04-23 | キヤノン株式会社 | 光断層撮像装置および光断層撮像装置の制御方法 |
-
2009
- 2009-10-19 JP JP2009240891A patent/JP4732541B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-21 US US12/603,144 patent/US8308297B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-23 CN CN2009102070309A patent/CN101721197B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-23 EP EP09173901A patent/EP2179688A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000107134A (ja) * | 1998-10-06 | 2000-04-18 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
JP2006212153A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Nidek Co Ltd | 眼科撮影装置 |
JP2007181631A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Topcon Corp | 眼底観察装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101721197B (zh) | 2013-07-17 |
US20100103374A1 (en) | 2010-04-29 |
CN101721197A (zh) | 2010-06-09 |
EP2179688A1 (en) | 2010-04-28 |
JP2010119836A (ja) | 2010-06-03 |
US8308297B2 (en) | 2012-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4732541B2 (ja) | アダプター、光断層画像撮像装置、プログラム、眼科装置 | |
JP5339828B2 (ja) | 光干渉断層撮像装置及び光干渉断層撮像方法 | |
JP5455001B2 (ja) | 光断層撮像装置および光断層撮像装置の制御方法 | |
JP5483873B2 (ja) | 光断層撮像装置、および光断層撮像方法 | |
EP2620095B1 (en) | Optical coherence tomographic apparatus | |
JP5473429B2 (ja) | 眼底撮像装置及びその制御方法 | |
JP6161237B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6566541B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6498398B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6143421B2 (ja) | 光干渉断層撮影装置及びその方法 | |
JP6388440B2 (ja) | 眼科装置 | |
WO2017159018A1 (ja) | 眼科装置 | |
JP2011188954A (ja) | 光断層画像撮像装置、および光断層画像の撮像方法、そのプログラム、記憶媒体 | |
JP2014213156A (ja) | 光断層撮像装置 | |
JP6809926B2 (ja) | 眼科装置 | |
JP6498162B2 (ja) | 光断層撮像装置 | |
JP2016123480A (ja) | 眼科装置および眼科装置の制御方法 | |
JP5995810B2 (ja) | 光断層撮像装置 | |
JP2013085762A (ja) | 眼科装置、及び眼科撮影方法 | |
JP2020168266A (ja) | 眼科光干渉断層撮影装置及び眼科光干渉断層撮影装置の制御方法 | |
JP2017159089A (ja) | 眼底撮影装置 | |
JP2018175657A (ja) | 眼科装置及びその制御方法、並びに、プログラム | |
JP2017080145A (ja) | 眼科撮影装置 | |
JP2016123481A (ja) | 眼科装置、眼科システム、および眼科装置の制御方法 | |
JP2015039581A (ja) | 光断層撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100705 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110420 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4732541 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |