JP4732429B2 - 調圧弁及び燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、調圧弁及び燃料供給装置に関する。
従来、調圧弁を備えた燃料供給装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。なお、図8は従来例(特許文献1)に係る燃料供給装置を示す構成図である。
図8に示すように、燃料供給装置は、エンジン(内燃機関)4ヘ燃料噴射する燃料噴射弁3に燃料を供給する燃料ポンプ1と、燃料ポンプ1と燃料噴射弁3との間を連絡する燃料供給通路LF1,LFと、燃料供給通路LF2に設けられ、燃料噴射弁3へ供給される燃料を調圧する調圧弁(プレッシャレギュレータ)2とを備えている。調圧弁2は、背圧室2r、調圧室2c、および背圧室2rに加わる導入圧に応じて調圧室2cを調圧する弁部2Bを有している。背圧室2rには、燃料供給通路LF1、LF2とは異なる背圧形成通路LCが接続されており、電磁弁Sの開弁により燃料供給通路LF1、LF2の燃圧と燃料タンク圧との間の中間燃料圧(背圧)が導入される。これにより、調圧室2cに接続された燃料供給通路LF2の燃圧が背圧室2rに加わる導入圧P1に応じて比例的に変化する。
前記従来例(図8参照)に係る調圧弁2では、電磁弁Sの開弁時において、背圧室2r内に導入する中間燃料圧(導入圧P1)の変動により調圧室2cの調圧値が比例的に変化する。例えば、背圧室2rに導入する中間燃料圧(導入圧P1)により調圧値を高圧化すると、これにともない、中間燃料圧(導入圧P1)も大きくなることで調圧値がさらに上昇してしまい、調圧値が必要以上に高圧になる場合がある。このため、調圧精度が安定しないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、背圧の変動による調圧値の比例的変化を回避することにより調圧精度を安定化することのできる調圧弁及び燃料供給装置を提供することにある。
前記課題は、本発明の特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする調圧弁及び燃料供給装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載された調圧弁によると、第1の可動隔壁に作用する弾性部材の弾性力に比べて、該可動隔壁に作用する調圧室の加圧流体圧が小さいときは、その弾性力によって第1の可動隔壁が前進されることにより弁部材が閉じられる。また、第1の可動隔壁に作用する弾性部材の弾性力に比べて、該可動隔壁に作用する調圧室の加圧流体圧が大きいときは、その加圧流体圧によって第1の可動隔壁が後退されることにより弁部材が開かれる。このため、調圧室内の加圧流体が排出口を介して排出されることにより加圧流体圧が低下される。これにともない、加圧流体圧が弾性部材の弾性力に比べて小さくなれば、その弾性力によって第1の可動隔壁が前進されて弁部材が閉じられる。このようにして、調圧室内の加圧流体圧が弾性部材の弾性力により決まる調圧値に調圧される。
また、背圧室には、第2の可動隔壁を前進方向へ移動させるように大気圧以上の圧力を有する背圧流体を導入する。そして、第1の可動隔壁に作用する弾性部材の弾性力は、第2の可動隔壁に作用する背圧室の背圧流体圧(「背圧」という。)に応じて2段階に切換えられる。すなわち、第2の可動隔壁に作用する弾性部材の弾性反力に比べて、該可動隔壁に作用する背圧室の背圧が小さいときは、その弾性反力によって第2の可動隔壁が後退され、該可動隔壁が後退側のストッパ手段により後退位置で停止される。これにより、第1の可動隔壁に対する弾性部材のセット長が長くなり、その弾性力が小さい設定荷重となる。
また、第2の可動隔壁に作用する弾性部材の弾性反力に比べて、該可動隔壁に作用する背圧室の背圧が大きいときは、その背圧によって第2の可動隔壁が前進され、該可動隔壁が前進側のストッパ手段により前進位置で停止される。これにより、第1の可動隔壁に対する弾性部材のセット長が短くなり、その弾性力が大きい設定荷重となる。
したがって、背圧室の背圧に応じて第2の可動隔壁が後退位置と前進位置とのいずれかの位置に移動することで、弾性部材の弾性力の設定荷重が2段階に切換えられるとともに調圧値が2段階に切換えられる。これによって、背圧の変動による調圧値の比例的変化を回避することによって調圧精度を安定化することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載された調圧弁によると、第2の可動隔壁における背圧の受圧面積が、第1の可動隔壁における加圧流体圧の受圧面積よりも大きいことにより、第2の可動隔壁に作用する背圧を増幅することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載された燃料供給装置によると、背圧の変動による調圧値の比例的変化を回避することによって調圧精度を安定化することのできる調圧弁を備えた燃料供給装置を提供することができる。また、燃料ポンプから吐出された吐出燃料を調圧弁の背圧室に導入可能とし、弁装置により調圧弁の背圧室に対する吐出燃料の導入を制御することにより、調圧弁の調圧値すなわちエンジンへ供給される加圧燃料の圧力(燃圧)を2段階に切換えることができる。したがって、例えばエンジンの始動時等には、エンジンへ供給される加圧燃料の燃圧すなわち調圧弁の調圧値を高圧値とすることで、インジェクタから噴射される噴射燃料の微粒化を促進し、エンジンの始動性を向上するとともにエミッションを低減することができる。また、エンジン始動後には、エンジンへ供給される加圧燃料の燃圧すなわち調圧弁の調圧値を低圧値にすることで、燃料ポンプ等にかかる負荷を低減することができる。なお、背圧室に導入する吐出燃料としては、燃料ポンプの燃料吐出口あるいはその燃料吐出口と並列的に設けられた吐出口から吐出された加圧燃料、あるいは、燃料ポンプのポンプ通路の途中に連通するベーパジェットあるいはそのベーパジェットと並列的に設けられた吐出孔から吐出された加圧途中の加圧燃料を用いることができる。また、弁装置による調圧弁の背圧室に対する吐出燃料の導入の制御としては、例えば背圧室への吐出燃料の導入の可否にかかる制御、あるいは、背圧室に導入される吐出燃料量にかかる制御等が相当する。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。なお、図1は調圧弁を低圧設定状態で示す断面図、図2は同じく高圧設定状態で示す断面図である。
図1に示すように、調圧弁10は、ハウジング12、ダイアフラム14、弁部材16、プランジャ18、バルブスプリング20等を主要構成部品として構成されている。以下、順に説明する。
ハウジング12を説明する。ハウジング12は、円板状の下壁部12aと、下壁部12aの外周部上に形成された中空円筒状の下段周壁部12bと、下段周壁部12bの上端部から径方向外方へ張り出すフランジ部12cと、フランジ部12cの外周部上に下段周壁部12bと同心状に形成されかつ該下段周壁部12bより大径をなす中空円筒状の上段周壁部12dと、その上段周壁部12dの上面を閉鎖する上壁部12eとを有している。下段周壁部12bの下部には調圧側導入口23が設けられている。また、上壁部12eには、背圧側導入口25が上段周壁部12dと同心状に設けられている。また、下段周壁部12bの上部には、ハウジング12内外を連通する大気連通孔27が設けられている。また、下壁部12aには、排出口29が下段周壁部12bと同心状に設けられている。
次に、ダイアフラム14を説明する。ダイアフラム14は、前記ハウジング12の下段周壁部12bの高さ方向(図1において上下方向)の中央部に張設されており、その周壁部12b内を上下2室(後述する)に区画している。ダイアフラム14の外周部は、ハウジング12の下段周壁部12bの中央部に固定されている。ダイアフラム14は、ゴム状弾性材からなり、上下方向(板厚方向)に弾性変形可能な可撓性を有している。また、ダイアフラム14の下方への弾性変形を前進といい、その上方へ弾性変形を後退という。なお、ダイアフラム14は、本明細書でいう「第1の可動隔壁」に相当する。
次に、弁部材16を説明する。弁部材16は、前記ダイアフラム14の中央部に設けられており、該ダイアフラム14の弾性変形にともない上下方向に移動することにより、前記排出口29の上端開口面を開閉する。詳しくは、弁部材16は、前記ダイアフラム14の中央部に設けられた保持部材16aと、その保持部材16aの上側に設けられたスプリング受座16bと、保持部材16aの下面側の中央部に形成された凹部(符号省略)内に揺動可能に嵌合されかつ抜け止めされたボール16cと、ボール16cの下面側に設けられかつ前記排出口29の上端開口面を開閉する弁板16dとを備えている。
次に、プランジャ18を説明する。プランジャ18は、前記ハウジング12の上段周壁部12d内に上下方向に移動可能に設けられており、その周壁部12d内を上下2室(後述する)に区画している。プランジャ18は、上段周壁部12d内に摺動可能に嵌合された中空円筒状の支持壁部18aと、その支持壁部18aの下面近くでその支持壁部18a内を閉鎖する円板状の区画壁部18bとを有している。区画壁部18bの中央部には、上面を閉鎖しかつ下面を開口する円筒状の嵌合筒部18cが同心状に形成されている。また、プランジャ18の下方への移動を前進といい、その上方への移動を後退という。なお、プランジャ18は、本明細書でいう「第2の可動隔壁」に相当する。
前記ダイアフラム14及び前記プランジャ18は、前記ハウジング12内を上中下の計3室に区画している。これにより、下段の室は、前記調圧側導入口23及び排出口29に連通する調圧室32となっている。また、上段の室は、背圧側導入口25に連通する背圧室34となっている。また、中段の室は、調圧室32と背圧室34との間において大気連通孔27を介して大気に連通する開放室36となっている。
次に、バルブスプリング20を説明する。バルブスプリング20は、コイルスプリングからなり、前記弁部材16のスプリング受座16bと前記プランジャ18との対向面間に介在されている。バルブスプリング20の上端部はプランジャ18の嵌合筒部18c内に嵌合されており、そのスプリング20の上端面が嵌合筒部18c内の上面に当接している。バルブスプリング20は、常に弁部材16を閉方向(図1において下方)に付勢している。なお、バルブスプリング20は、本明細書でいう「弾性部材」に相当する。
前記ハウジング12の上段周壁部12d内における上壁部12eの下面側の外周部には、環状の平板材からなる上側のストッパ部材38が設けられている。プランジャ18が前進位置(下動位置)から後退(上動)した際に、上側のストッパ部材38に前記支持壁部18aの上端面が当接することによって、該プランジャ18が後退位置で停止される(図1参照)。なお、支持壁部18aと上側のストッパ部材38とは、本明細書でいう「後退側のストッパ手段」を構成している。
前記ハウジング12の上段周壁部12d内におけるフランジ部12cの上面側の外周部には、環状の平板材からなる下側のストッパ部材40が設けられている。プランジャ18が後退位置(上方位置)から前進(下動)した際に、下側のストッパ部材40に前記支持壁部18aの下端面が当接することによって、該プランジャ18が前進位置で停止される(図2参照)。なお、支持壁部18aと下側のストッパ部材40とは、本明細書でいう「前進側のストッパ手段」を構成している。
前記調圧弁10(図1参照)において、調圧室32には、加圧流体が調圧側導入口23を介して導入される。このため、ダイアフラム14には、加圧流体の圧力(「加圧流体圧」という。)が作用する。また、前記背圧室34には、背圧流体が背圧側導入口25を介して導入される(図2参照)。なお、図示は省略するが、背圧流体は、背圧室34に供給されたり(図2参照)、その供給が停止されたり(図1参照)するものとする。このため、図2に示すように、背圧室34内に背圧流体が供給されるときは、プランジャ18に背圧流体の圧力(「背圧」という。)BPが作用する。なお、プランジャ18に作用する背圧BPは、バルブスプリング20のスプリング荷重よりも大きいものとする。
いま、プランジャ18が前進位置又は後退位置にある状態で、ダイアフラム14に作用するバルブスプリング20の弾性力に比べて、該ダイアフラム14に作用する調圧室32の加圧流体圧が小さいときは、その弾性力によってダイアフラム14が前進(下方へ弾性変形)されることにより弁部材16(詳しくは、弁板16d)が閉じられる(図1及び図2の二点鎖線16参照)。また、ダイアフラム14に作用するバルブスプリング20の弾性力に比べて、該ダイアフラム14に作用する調圧室32の加圧流体圧が大きいときは、その加圧流体圧によってダイアフラム14が後退(上方へ弾性変形)されることにより弁部材16(詳しくは、弁板16d)が開かれる(図1及び図2の実線16参照)。このため、調圧室32内の余剰の加圧流体(「余剰流体」という。)が排出口29を介して排出されることにより加圧流体圧が低下される。これにともない、加圧流体圧がバルブスプリング20の弾性力に比べて小さくなれば、その弾性力によってダイアフラム14が前進されて弁部材16が閉じられる。このようにして、調圧室32内の加圧流体圧がバルブスプリング20の弾性力により決まる調圧値に調圧される。
そして、ダイアフラム14に作用するバルブスプリング20の弾性力は、プランジャ18に作用する背圧室34の背圧に応じて2段階に切換えられる。
すなわち、背圧室34に対して背圧流体が供給されない状態では、図1に示すように、プランジャ18に作用するバルブスプリング20の弾性反力に比べて、該プランジャ18に作用する背圧室34の背圧が小さい。したがって、バルブスプリング20の弾性反力によってプランジャ18が後退(上動)され、支持壁部18aと上側のストッパ部材38との当接により後退位置で停止される。これにより、ダイアフラム14に対するバルブスプリング20のセット長20Lが長くなり、ダイアフラム14に作用するバルブスプリング20の弾性力が小さい設定荷重(弾性荷重)となる。
また、背圧室34に対して背圧流体が供給された状態では、図2に示すように、プランジャ18に作用するバルブスプリング20の弾性反力に比べて、該プランジャ18に作用する背圧室34の背圧が大きい。したがって、背圧によってプランジャ18が前進(下動)され、該プランジャ18が支持壁部18aと下側のストッパ部材40との当接により前進位置で停止される。これにより、ダイアフラム14に対するバルブスプリング20のセット長20Lが短くなり、ダイアフラム14に作用するバルブスプリング20の弾性力が大きい設定荷重(弾性荷重)となる。
したがって、上記したように、バルブスプリング20の弾性力が小さい設定荷重のときは調圧値が低圧値とされる(図1参照)。また、バルブスプリング20の弾性力が大きい設定荷重のときは調圧値が高圧値とされる(図2参照)。
上記した調圧弁10によると、背圧室34の背圧に応じてプランジャ18が後退位置(図1参照)と前進位置(図2参照)とのいずれかの位置に移動することで、バルブスプリング20の弾性力の設定荷重が2段階に切換えられるとともに調圧値が2段階に切換えられる。これによって、背圧の変動による調圧値の比例的変化を回避することによって調圧精度を安定化することができる。すなわち、高低の各調圧値は、プランジャ18の進退によるバルブスプリング20の弾性力の設定荷重であって固定値である。このため、調圧ずれを生じず、例えば調圧値が必要以上の高圧(圧力オーバー)になるといった不具合を解消することができる。
また、プランジャ18における背圧の受圧面積が、ダイアフラム14における加圧流体圧の受圧面積よりも大きいことにより、プランジャ18に作用する背圧BP(図2参照)を増幅することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1の調圧弁10を備えた燃料供給装置に係るものであるから、その調圧弁10についての説明は省略する。なお、図3は燃料供給装置を低圧設定状態で示す構成図、図4は同じく高圧設定状態で示す構成図である。
図3に示すように、燃料供給装置50は、燃料を貯蔵する燃料タンク52内に設けられている。この燃料タンク52は、例えば図示しない車両に搭載されている。また、燃料供給装置50は、前記実施例1に記載した調圧弁10の他、燃料ポンプ54、燃料フィルタ56、弁装置58等を主要構成部品として構成されている。以下、順に説明する。
前記燃料ポンプ54は、モータ一体型のインペラ式燃料ポンプであって、インペラ(図示しない)の回転によって前記燃料タンク52内の燃料を吸入しかつ昇圧してエンジンへ供給する。
また、前記燃料フィルタ56は、燃料ポンプ54から吐出された加圧燃料をろ過して燃料供給通路60へ流出する。燃料供給通路60は、燃料タンク52側からエンジン側へ配管されている。なお、図示しないが、燃料供給通路60の他端部(下流側端部)は、エンジンの各燃焼室に対応するインジェクタ(燃料噴射弁)を備えるデリバリパイプに接続されている。したがって、燃料ポンプ54から吐出された加圧燃料は、燃料フィルタ56、燃料供給通路60を介して、エンジン側のデリバリパイプに供給された後、各インジェクタによりエンジンの各燃焼室内に噴射される。なお、加圧燃料は、本明細書でいう「加圧流体」に相当する。
前記調圧弁10のハウジング12の調圧側導入口23には、前記燃料タンク52内において前記燃料供給通路60から分岐された加圧燃料導入通路62が連通されている。このため、調圧室32内には、燃料供給通路60内を流れる加圧燃料の一部が加圧燃料導入通路62を介して導入されかつその燃料の圧力いわゆる燃圧が作用する。これにより、調圧弁10は、燃料ポンプ54によりエンジンへ供給される加圧燃料の燃圧を所定の調圧値に調圧する。また、排出口29は、燃料タンク52内に開放されており、余剰流体としてリターン燃料を排出する。
前記弁装置58は、電磁式三方切換弁からなるもので、電子制御装置(「コントロールユニット」という。)64から出力される制御信号に基づいてオン(ON)、オフ(OFF)されるようになっている。弁装置58には、前記加圧燃料導入通路62から分岐された制御燃料通路66が接続されているとともに、前記調圧弁10の背圧側導入口25に連通する制御燃料導入通路68が接続されている。
前記弁装置58がコントロールユニット64によりオフされたときには、前記制御燃料通路66と前記制御燃料導入通路68とが遮断されるとともに、該制御燃料導入通路68が大気すなわち前記燃料タンク52内に開放される(図3参照)。また、弁装置58がコントロールユニット64によりオンされたときには、制御燃料通路66の大気開放が遮断されるとともに、該制御燃料通路66と制御燃料導入通路68とが連通されることにより、該調圧弁10の背圧室34に加圧燃料を制御燃料として作用させる(図4参照)。なお、背圧室34に導入される加圧燃料は、本明細書でいう「吐出燃料」、「背圧流体」に相当する。
前記コントロールユニット64は、マイクロコンピュータ等によって構成されたコントロールユニットで、その入力側には例えばエンジンのイグニッションスイッチ又はスタートスイッチ等の始動スイッチ等の検出装置が接続されており、その出力側にはインジェクタ等が接続されている。また、コントロールユニット64は、エンジンの運転状態に応じて、前記弁装置58のオン・オフ制御を行なうもので、例えば、エンジンの始動開始(イグニッションスイッチ又はスタートスイッチ等の始動スイッチのオン)から始動完了後の所定時間経過後までは弁装置58をオンし、その所定時間経過後以降はその弁装置58をオフするように設定されている。なお、コントロールユニット64は、本明細書でいう「制御装置」に相当する。
次に、前記燃料供給装置50の作動について説明する。
エンジンが始動を開始すると、コントロールユニット64から出力される制御信号によりオンされる弁装置58により、制御燃料通路66が制御燃料導入通路68を介して調圧弁10の背圧室34と連通される(図4参照)。これにより、調圧弁10の背圧室34に作用する加圧燃料による背圧によってプランジャ18が前進位置(下動位置)に移動するため、前に述べたように、調圧弁10の調圧値が高圧値とされる。したがって、調圧室32内の燃圧すなわちエンジンへ供給される加圧燃料圧が、定常圧値よりも高い高圧値、例えば約600kPa程度に調圧される。これにより、インジェクタの噴射燃料の微粒化を促進し、エンジンの始動性が向上され、又、エミッションが低減される。なお、弁装置58のオン状態は、エンジンの始動開始(イグニッションスイッチ又はスタートスイッチ等の始動スイッチのオンから始動完了後の所定時間経過後までのエンジン始動時の間において継続される。
また、エンジンの始動完了後の所定時間経過後においては、コントロールユニット64から出力される制御信号によりオフされる弁装置58により、制御燃料通路66が制御燃料導入通路68と遮断されて大気に開放される(図3参照)。これにより、調圧弁10の背圧室34内に背圧が作用しないので、バルブスプリング20の弾性反力によってプランジャ18が後退位置(上動位置)に移動するため、前に述べたように、調圧弁10の調圧値が低圧値とされる。したがって、調圧室32内の燃圧すなわちエンジンへ供給される加圧燃料圧が定常圧値、例えば約400kPa程度に調圧される。これにより、燃料ポンプ54等にかかる負荷が低減される。
前記した燃料供給装置50(図3及び図4参照)によると、背圧の変動による調圧値の比例的変化を回避することによって調圧精度を安定化することのできる調圧弁10を備えた燃料供給装置50を提供することができる。また、燃料ポンプ54から吐出された吐出燃料(加圧燃料)を調圧弁10の背圧室34に導入可能とし、弁装置58により調圧弁10の背圧室34に対する吐出燃料(加圧燃料)の導入を制御することにより、調圧弁10の調圧値すなわちエンジンへ供給される加圧燃料の圧力(燃圧)を2段階に切換えることができる。したがって、例えばエンジンの始動時等には、エンジンへ供給される加圧燃料の燃圧すなわち調圧弁10の調圧値を高圧値とすることで、インジェクタから噴射される噴射燃料の微粒化を促進し、エンジンの始動性を向上するとともにエミッションを低減することができる。また、エンジン始動後には、エンジンへ供給される加圧燃料の燃圧すなわち調圧弁10の調圧値を低圧値にすることで、燃料ポンプ54等にかかる負荷を低減することができる。
また、前記燃料供給装置50によると、調圧弁10に調圧ずれを生じず、調圧値が圧力オーバーになることがないため、圧力オーバー時の圧力を逃がすためのリリーフ弁が要らず、そのリリーフ弁の開弁による損失流量も生じないものとなる。
また、調圧弁10による低圧時において、加圧燃料導入通路62から分岐された制御燃料通路66を通じて大気すなわち燃料タンク52内へ戻される燃料(無駄な燃料損失)が生じないので、加圧燃料をエンジンへ効率良く供給することができる。ひいては、燃料ポンプ54の消費電力を低減することができる。
また、三方切換弁からなる弁装置58により、調圧弁10の背圧室34内に対する背圧の導入と該背圧室34の大気開放とを選択的に切換えることができる。
なお、背圧室34に導入する吐出燃料としては、前記燃料ポンプ54(詳しくは燃料吐出口)から燃料供給通路60に吐出された加圧燃料の他、燃料ポンプ54の燃料吐出口、あるいは、その燃料吐出口と並列的に設けられた吐出口から吐出された加圧燃料、あるいは、燃料ポンプ54のポンプ通路の途中に連通するベーパジェット、あるいは、そのベーパジェットと並列的に設けられた吐出孔から吐出された加圧途中の加圧燃料を用いることができる。したがって、本明細書では、燃料ポンプ54から吐出される燃料を総称して「吐出燃料」という。
また、弁装置58による調圧弁10の背圧室34に対する加圧燃料(背圧流体)の導入の制御としては、背圧室34への加圧燃料の導入の可否にかかる制御の他、背圧室34に導入される吐出燃料量にかかる制御とすることもできる。
[実施例3]
本発明の実施例3を説明する。本実施例は、前記実施例2に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図5は燃料供給装置を低圧設定状態で示す構成図、図6は同じく高圧設定状態で示す構成図である。
図5に示すように、本実施例は、前記実施例2(図3及び図4参照)の燃料供給装置50における弁装置58を電磁式遮断弁からなる弁装置70に変更したものである。
前記制御燃料通路66の下流側端部は、前記調圧弁10の背圧側導入口25に直に連通されている。また、制御燃料通路66から分岐された分岐通路72は、大気すなわち燃料タンク52内に開放されている。分岐通路72の途中には、電磁式遮断弁からなる弁装置70が介在されている。なお、制御燃料通路66における分岐通路72の分岐部より上流側通路部には、通路面積を減少する絞り部74が設けられている。絞り部74は、背圧室34に導入される加圧燃料量を所定量に制限する。
前記弁装置70は、前記実施例1における弁装置58(図1参照)と同様、コントロールユニット64から出力される制御信号に基づいてオン、オフされる。弁装置70がオンされたときには、分岐通路72が遮断されることにより、加圧燃料が調圧弁10の背圧室34内に導入される(図6参照)。このため、調圧弁10の調圧値が高圧値に設定される。また、弁装置70がオフされたときには、分岐通路72が大気に開放されるため、加圧燃料が調圧弁10の背圧室34に導入されない(図5参照)。このため、調圧弁10の調圧値が低圧値(定常圧値)に調圧される。したがって、弁装置70のオン・オフにより調圧弁10の背圧室34に作用する背圧が変化することによって、調圧弁10の調圧室32内の燃圧の調圧値を可変することができる。
したがって、上記した実施例3の燃料供給装置50によっても、前記実施例1のものと同様の作用・効果を得ることができる。
[実施例4]
本発明の実施例4を説明する。本実施例は、前記実施例1の一部を変更したものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明を省略する。なお、図7は調圧弁10を示す断面図である。
図7に示すように、本実施例は、前記実施例1(図1及び図2参照)の調圧弁10におけるプランジャ18を、ダイアフラム付きプランジャ76に変更したものである。ダイアフラム付きプランジャ76は、前記実施例1におけるプランジャ18の区画壁部18bの外周部を含む支持壁部18aを切除した嵌合筒部18cを主体とするプランジャ本体77と、その残りの区画壁部(符号、18dを付す)の外周部にその区画壁部18dを取り囲む環状のダイアフラム78を結合したものである。ダイアフラム78は、ゴム状弾性材からなり、上下方向(板厚方向)に弾性変形可能な可撓性を有している。ダイアフラム付きプランジャ76は、そのダイアフラム78の外周部がハウジング12の上段周壁部12dの高さ方向の中央部に固定されている。したがって、プランジャ本体77は、前記ダイアフラム78の弾性変形にともない上下方向に移動する。なお、ダイアフラム付きプランジャ76は、本明細書でいう「第2の可動隔壁」に相当する。
前記ハウジング12の上壁部12eの下面には、円筒状をなすガイド筒80が同心状に設けられている。ガイド筒80内には、前記プランジャ本体77が上下方向に摺動可能に嵌合されている。また、ガイド筒80の上端部には、内外を連通する開口孔80aが設けられている。このため、背圧室34のガイド筒80内に背圧側導入口25を介して導入される背圧流体は、ガイド筒80内においてプランジャ本体77の上面に作用するとともに、開口孔80aを通じてガイド筒80外へ流出することによりダイアフラム78の上面に作用する。
前記ダイアフラム付きプランジャ76の採用により、前記実施例1(図1及び図2参照)における上側のストッパ部材38及び下側のストッパ部材40は、次の上側のストッパ部材82及び下側のストッパ部材84に変更されている。
すなわち、上側のストッパ部材82は、環状の平板材からなり、前記ガイド筒80の下端面に設けられている。プランジャ本体77がダイアフラム78の弾性変形を介して前進位置(下動位置)から後退(上動)した際に、上側のストッパ部材82に前記区画壁部18dの上端面が当接することによって、該プランジャ本体77が後退位置で停止される(図7中、実線77参照)。なお、区画壁部18dと上側のストッパ部材82とは、本明細書でいう「後退側のストッパ手段」を構成している。
また、下側のストッパ部材84は、環状の平板材からなり、前記ハウジング12の上段周壁部12d内におけるフランジ部12cの上面側の内周部に設けられている。プランジャ本体77がダイアフラム78の弾性変形を介して後退位置(上方位置)から前進(下動)した際に、下側のストッパ部材84に前記区画壁部18dの下端面が当接することによって、該プランジャ本体77が前進位置で停止される(図7中、二点鎖線77参照)。なお、区画壁部18dと下側のストッパ部材84とは、本明細書でいう「前進側のストッパ手段」を構成している。
したがって、上記した実施例4の調圧弁10(図7参照)によっても、前記実施例1のものと同様の作用・効果を得ることができる。また、本調圧弁10によれば、ダイアフラム付きプランジャ76により、背圧室34と開放室36との間をシールすることができる。このため、背圧室34から開放室36への流体洩れを防止あるいは低減することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明の調圧弁10は、燃料に限らず、種々の流体(液体、気体)の調圧に適用することができる。また、バルブスプリング20に代えて、皿ばね、ゴム状弾性体等を弾性部材として用いることも可能である。また、ダイアフラム14を第2の可動隔壁に用いることも可能である。また、プランジャ18又はダイアフラム付きプランジャ76を第1の可動隔壁に用いることも可能である。また、上側のストッパ部材38,82及び/又は下側のストッパ部材40,84は、ハウジング12に代えてプランジャ18又はプランジャ本体77に設けることもできる。また、上側のストッパ部材38,82及び/又は下側のストッパ部材40,84を省略し、ハウジング12の当該部位をストッパ部に設定することもできる。
実施例1に係る調圧弁を低圧設定状態で示す断面図である。 調圧弁を高圧設定状態で示す断面図である。 実施例2に係る燃料供給装置を低圧設定状態で示す構成図である。 燃料供給装置を高圧設定状態で示す構成図である。 実施例3に係る燃料供給装置を低圧設定状態で示す構成図である。 燃料供給装置を高圧設定状態で示す構成図である。 実施例3に係る調圧弁を示す断面図である。 従来例に係る燃料供給装置を示す構成図である。
符号の説明
10 調圧弁
12 ハウジング
14 ダイアフラム(第1の可動隔壁)
16 弁部材
18 プランジャ(第2の可動隔壁)
18a 支持壁部
20 バルブスプリング(弾性部材)
29 排出口
32 調圧室
34 背圧室
36 開放室
38 上側のストッパ部材
40 下側のストッパ部材
50 燃料供給装置
52 燃料タンク
54 燃料ポンプ
58 弁装置
70 弁装置
76 ダイアフラム付きプランジャ(第2の可動隔壁)
82 上側のストッパ部材
84 下側のストッパ部材

Claims (3)

  1. ハウジング内を、加圧流体が導入されかつ余剰の加圧流体の排出口を有する調圧室大気に開放される開放室とに区画する第1の可動隔壁、及び、前記調圧室と背圧流体が導入される背圧室との間に前記開放室を形成するように背圧室と開放室とを区画する第2の可動隔壁と、
    前記第1の可動隔壁に設けられかつ前記排出口を開閉する弁部材と、
    前記第1の可動隔壁と前記第2の可動隔壁との間に介在されて前記弁部材を閉方向に付勢する弾性部材と、
    前記第2の可動隔壁を前記第1の可動隔壁に対して離れる方向への後退位置で停止させる後退側のストッパ手段と、
    前記第2の可動隔壁を前記第1の可動隔壁に対して近づく方向への前進位置で停止させる前進側のストッパ手段と
    を備え、
    前記背圧室には、前記第2の可動隔壁を前進方向へ移動させるように大気圧以上の圧力を有する背圧流体を導入し、
    前記背圧室の背圧に応じて、前記第2の可動隔壁前進位置又は後退位置移動することによって前記弾性部材の設定荷重を2段階に切換える構成とした
    ことを特徴とする調圧弁。
  2. 請求項1に記載の調圧弁であって、
    前記第2の可動隔壁における背圧の受圧面積が、前記第1の可動隔壁における加圧流体圧の受圧面積よりも大きいことを特徴とする調圧弁。
  3. 燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプから吐出された吐出燃料を前記背圧室に導入可能とし、該燃料ポンプからエンジンへ供給される加圧燃料の燃圧を調圧する請求項1又は2に記載の調圧弁と、
    前記調圧弁の背圧室内への前記吐出燃料の導入を制御する弁装置と
    を備えたことを特徴とする燃料供給装置。
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