JP4731316B2 - 船舶 - Google Patents

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Description

この発明は、リモコンシフトレバーを操作することにより、前進、中立、後進の遠隔操作を電気的に行うリモコン操作装置等を有する船舶に関するものである。
従来からこの種の船舶としては、特許文献1に記載されたようなものがある。
すなわち、この特許文献1には、「前進、中立、後進の遠隔操作を行うリモコンシフトレバーを有するリモコン操作装置と、前進、中立、後進のシフト切替を行うシフト切替装置及びシフト切替装置を駆動するシフトアクチュエータを有する船舶推進装置と、リモコンシフトレバーが中立位置から所定範囲内のシフト領域で操作され、リモコンシフトレバーの操作量に基づきシフトアクチュエータの作動を制御する制御手段とを備え、制御手段は、リモコンシフトレバーの単位操作量に対するアクチュエータの作動量を、シフト領域内の部分において異なるように制御する。」旨記載されている。
特開2005−297785号公報。
しかしながら、このような従来のものにあっては、リモコンシフトレバーの位置を検知して、この位置に応じてシフトアクチュエータを制御し、このシフトアクチュエータの駆動力によりシフト切替装置を駆動させてシフト切替を行うようにしているが、シフトが前進位置又は後進位置で、エンジン回転数が比較的高い場合には、エンジン側に連結された前進用又は後進用歯車と、プロペラ側に連結されたドッグクラッチとが強く噛み合っているため、前進位置又は後進位置から中立位置にシフト抜き(シフトアウト)を行う場合に、そのドッグクラッチと前進用又は後進用歯車との噛合状態を解除するのに大きな力を必要とし、シフト抜け荷重が大きくなっていた。
従って、シフトアクチュエータを所定量駆動させたとしても、噛合部分から大きな反力を受け、機械的なシフト切替装置の遊びの部分やシャフトの捻れ等により、ドッグクラッチが所定量作動しない場合があるが、電気的制御によるシフト切替では、シフトが中立位置にならなくても、ゲイン零となり、モータが停止してしまい、シフトが抜けない可能性があった。
そこで、この発明は、現行のシフト切替装置を踏襲しつつ、シフト抜け荷重が大きい場合でも、前進位置又は後進位置から中立位置にシフト抜き(シフトアウト)を確実に行うことができる信頼性のある電動シフトを実現する船舶を提供する。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、前進、中立、後進の遠隔操作を行うリモコンシフトレバーを有するリモコン操作装置と、該リモコンシフトレバーの操作に対応させてシフト切替を行うために、ドッグクラッチの位置を前進範囲内の位置、中立範囲内の位置、後進範囲内の位置の何れかにシフトさせるシフト切替装置、及び該シフト切替装置を駆動するシフトアクチュエータを有する船舶推進装置と、前記リモコンシフトレバーが所定範囲内のシフト領域で操作されたときに、前記リモコンシフトレバーの操作量に基づき、前記シフトアクチュエータの作動を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時に、前記ドッグクラッチが前記中立範囲の中心位置にあるときに対応した前記シフトアクチュエータの動作位置に対して該動作位置を超えた位置を第1の目標位置として前記シフトアクチュエータを駆動させるように制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記第1の目標位置は、前記ドッグクラッチの抜け荷重に拘わらず該ドッグクラッチが前記前進範囲又は前記更新範囲から抜け出して前記中立範囲内に達するように予め定められた中立位置保証範囲内に設定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時に、前記シフトアクチュエータの動作位置を前記第1の目標位置まで制御する第1制御と、該前記シフトアクチュエータの動作位置を該第1の目標位置から前記中心位置に対応する動作位置まで戻す第2制御とを行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記制御手段は、前記ドッグクラッチを前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、前記シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、前記シフトアクチュエータを駆動するシフトモータの駆動電流を決定するための設定値であるゲインを変化させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記制御手段は、前記ドッグクラッチが前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、前記シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、前記第1制御から前記第2制御への遷移位置である前記第1の目標位置を変化させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における前記ゲインの値と前記シフトの抜け易さとの関係を学習し、該学習の結果に基づいて該ゲインを決定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における前記第1制御から前記第2制御への遷移位置である前記第1の目標位置と前記シフトの抜け易さとの関係を学習し、該学習の結果に基づいて該第1の目標位置を決定することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記第2制御における前記シフトアクチュエータの動作位置と前記ゲインとの関係は、任意の傾きの直線、又は、非線形としたことを特徴とする。
上記請求項1に記載の発明によれば、リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時に、ドッグクラッチが中立範囲の中心にあるときの対応したシフトアクチュエータの動作位置に対してこの動作位置を越えた位置を第1の目標位置としてシフトアクチュエータを駆動させるように制御することにより、シフトを前進位置又は後進位置から中立位置へ制御する場合で、且つ、シフト抜け荷重が大きい場合でも、確実に中立位置への制御を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記ドッグクラッチの抜け荷重が高い場合でも該ドッグクラッチが前記中立範囲内に達するように予め定められた中立位置保証範囲内とすることにより、より確実に中立位置とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、シフトアクチュエータの動作位置が中立位置保証範囲内となったときに第1制御から第2制御に遷移するので、シフトが前進位置又は後進位置から中立位置へ制御する場合で、且つ、シフト抜け荷重が大きい場合でも、前進位置又は後進位置から確実にシフトが抜け、しかも、行き過ぎて前進位置又は後進位置にシフトインすることがない。
請求項4に記載の発明によれば、前記ドッグクラッチを前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、前記シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、ゲインを変化させることにより、シフト抜け荷重などの環境変化に応じた最適な制御を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記ドッグクラッチを前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、第1制御から第2制御への遷移位置を変化させることにより、シフト抜け荷重などの環境変化に応じた最適な制御を行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における過去の制御状況から学習して、前記ゲインを変化させることにより、エンジンや船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における過去の制御状況から学習して、第1制御から第2制御への遷移位置を変化させることにより、エンジンや船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、第2制御の特性は、任意の傾きの直線、又は、非線形とすることにより、シフト抜き後の動作位置への到達を速く行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図10には、この発明の実施の形態を示す。
まず構成を説明すると、この実施の形態の船舶は、図1及び図2に示すように、船体10の船尾に「船舶推進装置」としての船外機11が取り付けられ、この船外機11が船体10の操船席に配置されたリモコン操作装置12,キースイッチ装置13及びハンドル装置14等により制御されて操船されるようになっている。
そのリモコン操作装置12は、リモコン本体16内に、リモコン側ECU17が内蔵されると共に、スロットル、シフト操作を行うリモコンシフトレバー18が設けられ、そのリモコンシフトレバー18の操作により、前進、中立、後進の遠隔操作が行われるようになっており、図5に示すように、リモコンシフトレバー18が直立した中央位置が、中立位置(N)であり、前側に所定角度倒した位置が前進位置(F)であり、後側に所定角度倒した位置が後進位置(R)である。このリモコンシフトレバー18の操作速度、角度の操作情報は、ポテンショメータ19で検出されてリモコン側ECU17に送信されるようになっている。
このリモコン側ECU17からの信号が、図6に示すように、船外機11のエンジン側ECU21に送信され、このエンジン側ECU21では、リモコンシフトレバー18の操作量に基づき、シフトアクチュエータ22のシフトモータ25の駆動を制御し、このシフトアクチュエータ22により、シフト切替装置23が作動されて、前進、中立、後進のシフト切替が行われるようになっている。
また、そのリモコン操作装置12のリモコン側ECU17には、図2に示すように、前記キースイッチ装置13が接続されている。このキースイッチ装置13には、図示していないが、始動スイッチ及びメイン/停止スイッチが設けられている。
さらに、ハンドル装置14には、図示省略のハンドル側ECUが内蔵されると共に、操舵を行うハンドル27が設けられ、このハンドル位置が位置センサにより検出されるようになっており、この位置センサが信号回路を介してハンドル側ECUに接続されている。
そして、このハンドル装置14のハンドル側ECUが、前記リモコン操作装置12のエンジン側ECU21に信号線としてのDBWCANケーブルを介して接続されている。ここで、DBWとは、Drive-By-Wire、機械的な接続で行っていたものを電気的接続で行う操縦装置を言い、又、CANとは、Controller Area Networkの略である。
なお、図2中符号28はゲージである。
一方、船外機11には、上部にエンジン30が配置され、このエンジン30の出力は、ドライブシャフト31、シフト装置32を介してプロペラ33が固定されたプロペラシャフト34に伝達されるように構成されている。
このシフト装置32の前進、中立、後進のシフト切替が前記シフト切替装置23により行われ、このシフト切替装置23は、前記シフトアクチュエータ22により駆動されるようになっている。
より詳しくは、この船外機11は、図1乃至図3に示すように、ケーシング37内に略水平に配設されたプロペラシャフト34にプロペラ33が取り付けられている。このプロペラシャフト34は、前後推進切替用、即ち、シフト用の歯車機構30を介してドライブシャフト31に連結されている。この歯車機構30は、プロペラシャフト34に回転可能に装着された前進用歯車39及び後進用歯車40を備えている。これら歯車39,40は、上方から見て右回転駆動されるドライブシャフト31に固定されたピニオン41に共に噛合して互いに逆方向に回転されるようになっている。
ここで、前進用歯車39は、船の前進方向(図3で左方向)の後側に配置され、後進用歯車40は前進方向の前側に配置されている。
プロペラシャフト34の外面には、両歯車39,40の間においてスリーブ状のドッグクラッチ42がスプライン結合され、このドッグクラッチ42はプロペラシャフト34の軸方向に摺動可能となっている。このドッグクラッチ42には、軸方向の両側に突出する爪42aがそれぞれ形成されている。また、両歯車39,40には、この爪42aに対向する爪39a,40aがそれぞれ形成され、これらで噛合いクラッチが形成されている。
また、プロペラシャフト34の前端部側には、軸方向に沿い、前端が開口された挿入孔34aが形成され、この挿入孔34aには、シフトスリーブ44が軸方向にスライド自在に挿入されており、プロペラシャフト34の挿入孔34aの側壁には、軸方向に長い長孔34bが形成されている。
そして、そのシフトスリーブ44及びドッグクラッチ42には、直径方向に沿う貫通孔45が形成されており、ピン46がドッグクラッチ42の貫通孔42b、プロペラシャフト34の長孔34b及びシフトスリーブ44の貫通孔44bに挿入されている。
これにより、シフトスリーブ44が移動することにより、ピン46が長孔34bの範囲内で軸方向へ移動され、このピン46を介してプロペラシャフト34軸方向に沿ってドッグクラッチ42が移動されるようになっている。
また、このシフトスリーブ44には、プロペラシャフト34の凹部34cに係脱するディテントボール48がシフトスリーブ44外周面から出没自在に設けられ、このディテントボール48がスプリング49及び押圧部材50により突出方向に付勢されている。
さらに、このシフトスリーブ44の前端部44aには、図3中左右方向にスライド自在に設けられたシフター51が連結されており、このシフター51には、上下方向に沿う係合溝51aが形成されている。
そして、シフト切替装置23のシフトシャフト54の下端において、その回動中心軸に対してクランク状に偏心した箇所に設けられた駆動ピン54aが、その係合溝51aに挿入されている。このシフトシャフト54の回動操作により、駆動ピン54aが偏心して回転することにより、シフター51がスライドして、ドッグクラッチ42がスライドされるようになっている。
そのシフトシャフト54が一方向に回動させられることにより、ドッグクラッチ42が一方向にスライドされ、又、シフトシャフト54が他方向に回動させられることにより、ドッグクラッチ42が他方向にスライドされるようになっている。
このシフトシャフト54は、上下方向に延長され、平面図である図4に示すように、上端部54bにレバー55が固定され、このレバー55の先端部にレバーシフトロッド56の一端部が回動自在に連結され、このレバーシフトロッド56の他端部が、シフトレール57にスライド自在に設けられたスライダー58に回動自在に連結されている。このスライダー58がシフトアクチュエータ22にて所定の方向にスライドされることにより、レバーシフトロッド56及びレバー55を介してシフトシャフト54が所定の方向に回動されるようになっている。
このシフトアクチュエータ22は、駆動源としてのDCモータであるシフトモータ25や減速機構等を有し、スライダー58を所定の方向に駆動させるように構成されている。
このシフトアクチュエータ22には、図6に示すように、シフトポジションセンサー61が設けられ、このセンサー61により、シフト位置(前進位置、中立位置、後進位置)が検出されるようになっており、このシフトポジションセンサー61からの信号がエンジン側ECU21の制御マイコン64に入力されるようになっている。
この「制御手段」である制御マイコン64は、リモコンシフトレバー18の前進位置又は後進位置から中立位置へのシフト切替時に、ドッグクラッチ42が中立範囲の中心にあるときの対応したシフトアクチュエータ22の動作位置に対してこの動作位置を越えた位置を第1の目標位置としてシフトアクチュエータ22を駆動制御するようにしている。つまり、ドッグクラッチ42の中立範囲と、シフトアクチュエータ22の中立位置範囲(図9,図10中、N上限とN下限の範囲)とが対応した関係にあり、又、ドッグクラッチ42が中立範囲の中心にあるときの対応したシフトアクチュエータ22の動作位置とは、図8中V0、図9,図10中N目標である。そして、その動作位置を越えた第1の目標位置まで制御するゲイン(すなわち、シフトアクチュエータを駆動するシフトモータの駆動電流を決定するための設定値)が略一定の第1制御Aと、中立位置保証範囲(図8中四角で示す範囲、図9,図10中二点鎖線に示す範囲)C,Dから中立位置範囲の動作位置へ、ゲインを零まで変化させる第2制御Bとを行うように構成されている。
その中立位置保証範囲Cは、シフト抜け荷重が大きい場合に、シフトが後進位置から抜けて確実に中立位置となるように予め定められた範囲であり、その中立位置保証範囲Dは、シフト抜け荷重が大きい場合に、シフトが前進位置から抜けて確実に中立位置となるように予め定められた範囲である。これら中立位置保証範囲C,Dは、実験や計算等により定める。
なお、図8の符号Eはシフト抜け荷重がない場合における中立位置範囲を示す。
次に、作用について説明する。
リモコン操作装置12のリモコンシフトレバー18が、前進位置又は後進位置にある状態から、このリモコンシフトレバー18を中立位置まで回動させられると、このリモコンシフトレバー18の位置がポテンショメータ19で検出され、リモコン側ECU17に入力され、図7に示すように、レバーポジション電圧(LPS電圧)に変換される。
このレバーポジション電圧が、インターフェース(I/F)に入力されてレバーポジションデータに変換され、このレバーポジションデータ(LPSデータ)に基づき動作位置が演算されて、目標シフト位置信号に変換されて、エンジン側ECU21の制御マイコン64に入力されてシフト制御され、所定電流がシフトアクチュエータ22に入力されて、このシフトアクチュエータ22のシフトモータ25が所定の方向に所定の速度で駆動される。
このシフトアクチュエータ22の現在シフト位置がシフトポジションセンサ61で検知されて、シフト制御にフィードバックされて所望の位置となるようにフィードバック制御される。
このシフトアクチュエータ22のシフトモータ25の駆動により、スライダー58、レバーシフトロッド56、シフトシャフト54、シフター51、シフトスリーブ44、ピン46等を介して、ドッグクラッチ42が所定の方向にスライドさせられ、任意の位置へのシフト切替が行われる。
ここで、後進位置(R)から中立位置(N)にシフトアウトする場合について説明する。リモコンシフトレバー18を後進位置(R)から中立位置(N)まで回動させると、上述のようにシフトアクチュエータ22が制御されてスライダー58が後進位置(R)から中立位置(N)までスライドさせられ、上述のようにシフトシャフト54等を介してドッグクラッチ42が、後進用歯車40と噛み合っている後進位置(R)から中立位置(N)までスライドさせられてシフトアウトが行われる。
この際には、ドッグクラッチ42が後進用歯車40に噛合した状態で、エンジン回転数が高い場合には、その噛合箇所には大きな噛合い力が作用しており、この状態から、中立位置にシフトアウトする場合には、大きな抜け荷重が作用するが、この場合でも、この発明によれば、確実にシフトアウトすることができる。
すなわち、リモコン側ECU17から目標シフト位置(中立位置)の信号が、エンジン側ECU21の制御マイコン64に入力されると、その直前の状態が後進位置(R)であったのか、前進位置(F)であったのか否か判断され、後進位置(R)から中立位置(N)にシフトアウトする場合であると判断された場合には、シフトアクチュエータ22が、図9中、第1制御Aに示すように、ゲイン最大(+1)の状態で、シフトアクチュエータ22を中立位置範囲(図9中、N上限とN下限の範囲)内で、且つ、この中立位置範囲の動作位置(図9中、N目標)を越える第1の目標位置まで制御する。
この第1の目標位置は、シフトが後進位置から抜けて中立位置となる予め定められた中立位置保証範囲(図9中二点鎖線に示す範囲)C内である。
その後、中立位置保証範囲Cから中立位置範囲の動作位置(図9中、N目標)へ、ゲインを零まで変化させる第2制御Bを行う。
一方、前進位置(F)から中立位置(N)にシフトアウトする場合には、上述の場合と反対に行われる。すなわち、リモコンシフトレバー18を前進位置(F)から中立位置(N)まで回動させると、上述のようにシフトアクチュエータ22が制御されてスライダー58が前進位置(F)から中立位置(N)までスライドさせられ、上述のようにシフトシャフト54等を介してドッグクラッチ42が、前進用歯車39と噛み合っている前進位置(F)から中立位置(N)までスライドさせられてシフトアウトが行われる。
この際には、ドッグクラッチ42が前進用歯車39に噛合した状態で、エンジン回転数が高い場合には、その噛合箇所には大きな噛合い力が作用しており、この状態から、中立位置にシフトアウトする場合には、大きな抜け荷重が作用するが、この場合でも、この発明によれば、確実にシフトアウトすることができる。
すなわち、リモコン側ECU17から目標シフト位置(中立位置)の信号が、エンジン側ECU21の制御マイコン64に入力されると、その直前の状態が後進位置(R)であったのか、前進位置(F)であったのか否か判断され、前進位置(F)から中立位置(N)にシフトアウトする場合であると判断された場合には、シフトアクチュエータ22が、図10中、第1制御Aに示すように、ゲイン最大(−1)の状態で、シフトアクチュエータ22を中立位置範囲(図10中、N上限とN下限の範囲)内で、且つ、この中立位置範囲の動作位置(図10中、N目標)を越える第1の目標位置まで制御する。
この第1の目標位置は、シフトが前進位置から抜けて中立位置となる予め定められた中立位置保証範囲(図10中二点鎖線に示す範囲)D内である。
その後、中立位置保証範囲Dから中立位置範囲の動作位置へ、ゲインを零まで変化させる第2制御Bを行う。
このようなものにあっては、リモコンシフトレバー18の前進位置又は後進位置から中立位置へのシフト切替時に、ドッグクラッチ42が中立範囲の中心にあるときの対応したシフトアクチュエータ22の動作位置に対してこの動作位置を越えた位置を第1の目標位置としてシフトアクチュエータ22を駆動制御することにより、シフトを前進位置又は後進位置から中立位置へ制御する場合で、且つ、シフト抜け荷重が大きい場合でも、確実に中立位置への制御を行うことができる。
また、その第1の目標位置は、シフトが前進位置又は後進位置から抜けて中立位置となる予め定められた中立位置保証範囲C,D内とすることにより、より確実に中立位置とすることができる。
さらに、第1制御Aから第2制御Bへの遷移条件を、シフト位置が中立位置保証範囲C,D内となったときとすることにより、シフトが前進位置又は後進位置から中立位置へ制御する場合で、且つ、シフト抜け荷重が大きい場合でも、前進位置又は後進位置から確実にシフトが抜け、しかも、行き過ぎて前進位置又は後進位置にシフトインすることがない。
次に、上記実施の形態の変形例について説明する。
制御マイコン64は、前進位置又は後進位置から中立位置へのシフトアクチュエータのシフト動作の速度(以下、シフト速度と記す)、又は、シフトアクチュエータ22に対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、ゲインを変化させることにより、シフト抜け荷重などの環境変化に応じた最適な制御を行うことができる。
すなわち、例えば、シフト速度が速い場合には、シフトが抜け易いと判断されるため、それに応じて、ゲインを小さく、又、作動電流が大きいときは、大きな力が掛かっており、シフトが抜け難いと判断されるため、それに応じてゲインを大きくすることにより、無駄なエネルギーを使うことなく、シフト抜け荷重などの環境変化に応じた最適な制御を行うことができる。
また、制御マイコン64は、前進位置又は後進位置から中立位置へのシフト速度、又は、作動電流に応じてシフトの抜け易さを判断して、それに応じて、第1制御Aから第2制御Bへの遷移位置を変化させることができる。
すなわち、例えば、シフト速度が速い場合には、シフトが抜け易いと判断されるため、それに応じて、遷移位置を中立位置範囲の動作位置に接近させるように変化させ、又、作動電流が大きいときは、大きな力が掛かっており、シフトが抜け難いと判断されるため、それに応じて、遷移位置を中立位置範囲の動作位置から離間する方向に変化させることにより、無駄なエネルギーを使うことなく、シフト抜け荷重などの環境変化に応じた最適な制御を行うことができる。
さらに、制御マイコン64は、リモコンシフトレバー18の前進位置又は後進位置から中立位置へのシフト切替時の過去の制御状況から学習して、ゲインを変化させることにより、エンジン30や船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
すなわち、例えば、第1制御Aのゲインの値が設定されており、このゲインで制御した場合に、想定よりもシフト抜け易い場合や抜け難い場合等が生じるため、これを学習することにより、最適のゲインを適宜決定して変化させることにより、エンジン30や船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
さらにまた、制御マイコン64は、リモコンシフトレバー18の前進位置又は後進位置から中立位置へのシフト切替時の過去の制御状況から学習して、第1制御Aから第2制御Bへの遷移位置を変化させることにより、エンジン30や船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
すなわち、例えば、第1制御Aから第2制御Bへの遷移位置が設定されており、この遷移位置で制御した場合に、想定よりもシフトが抜け易い場合や抜け難い場合等が生じるため、これを学習することにより、最適の遷移位置を適宜決定して変化させることにより、エンジン30や船舶との適合性が増し、より確実な中立位置への制御が可能となる。
また、制御マイコン64は、第2制御Bの特性は、任意の傾きの直線、又は、非線形とすることにより、シフト抜き後の動作位置への到達を速く行うことができる。
なお、上記実施の形態では、「船舶推進装置」として船外機11が用いられているが、これに限らず、船内外機等でも良いことは勿論である。
この発明の実施の形態に係る船舶の側面図である。 同実施の形態に係る船舶のリモコン操作装置、キースイッチ装置及び船外機等の接続状態を示すブロック図である。 同実施の形態に係る船舶のシフト装置の断面図である。 同実施の形態に係る船舶のシフトアクチュエータ等を示す平面図である。 同実施の形態に係るリモコンシフトレバーを示す側面図である。 同実施の形態に係る船舶のリモコン側ECUやエンジン側ECU等を示すブロック図である。 同実施の形態に係る船舶の制御フローを示す図である。 同実施の形態に係る中立位置範囲を示す図である。 同実施の形態に係るシフト制御における現在シフト位置とゲインとの関係を示す図、後進位置から中立位置へのシフト状態を示す図である。 同実施の形態に係るシフト制御における現在シフト位置とゲインとの関係を示す図、前進位置から中立位置へのシフト状態を示す図である。
符号の説明
10 船体
11 船外機(船舶推進装置)
12 リモコン操作装置
13 キースイッチ装置
14 ハンドル装置
17 リモコン側ECU
18 リモコンシフトレバー
19 ポテンショメータ
21 エンジン側ECU
22 シフトアクチュエータ
23 シフト切替装置
30 エンジン
31 ドライブシャフト
32 シフト装置
34 プロペラシャフト
39 前進用歯車
40 後進用歯車
42 ドッグクラッチ
44 シフトスリーブ
54 シフトシャフト
61 シフトポジションセンサ
64 制御マイコン(制御手段)

Claims (8)

  1. 前進、中立、後進の遠隔操作を行うリモコンシフトレバーを有するリモコン操作装置と、
    該リモコンシフトレバーの操作に対応させてシフト切替を行うために、ドッグクラッチの位置を前進範囲内の位置、中立範囲内の位置、後進範囲内の位置の何れかにシフトさせるシフト切替装置、及び該シフト切替装置を駆動するシフトアクチュエータを有する船舶推進装置と、
    前記リモコンシフトレバーが所定範囲内のシフト領域で操作されたときに、前記リモコンシフトレバーの操作量に基づき、前記シフトアクチュエータの作動を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時に、前記ドッグクラッチが前記中立範囲の中心位置にあるときに対応した前記シフトアクチュエータの動作位置に対して該動作位置を超えた位置を第1の目標位置として前記シフトアクチュエータを駆動させるように制御することを特徴とする船舶。
  2. 前記第1の目標位置は、前記ドッグクラッチの抜け荷重に拘わらず該ドッグクラッチが前記前進範囲又は前記更新範囲から抜け出して前記中立範囲内に達するように予め定められた中立位置保証範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の船舶。
  3. 前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時に、前記シフトアクチュエータの動作位置を前記第1の目標位置まで制御する第1制御と、該前記シフトアクチュエータの動作位置を該第1の目標位置から前記中心位置に対応する動作位置まで戻す第2制御とを行うことを特徴とする請求項2に記載の船舶。
  4. 前記制御手段は、前記ドッグクラッチを前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、前記シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、前記シフトアクチュエータを駆動するシフトモータの駆動電流を決定するための設定値であるゲインを変化させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の船舶。
  5. 前記制御手段は、前記ドッグクラッチが前記前進範囲内の位置又は前記後進範囲内の位置から前記中立範囲内の位置へシフトさせるための前記シフトアクチュエータのシフト動作の速度、又は、前記シフトアクチュエータに対する作動電流の大きさに応じてシフトの抜け易さを判断して、前記第1制御から前記第2制御への遷移位置である前記第1の目標位置を変化させることを特徴とする請求項3に記載の船舶。
  6. 前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における前記ゲインの値と前記シフトの抜け易さとの関係を学習し、該学習の結果に基づいて該ゲインを決定することを特徴とする請求項に記載の船舶。
  7. 前記制御手段は、前記リモコンシフトレバーの前進位置又は後進位置の一方から中立位置へのシフト切替時における前記第1制御から前記第2制御への遷移位置である前記第1の目標位置と前記シフトの抜け易さとの関係を学習し、該学習の結果に基づいて該第1の目標位置を決定することを特徴とする請求項記載の船舶。
  8. 前記第2制御における前記シフトアクチュエータの動作位置と前記ゲインとの関係は、任意の傾きの直線、又は、非線形としたことを特徴とする請求項3に記載の船舶。
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