JP2003231498A - 小型船舶の前後進切替装置 - Google Patents

小型船舶の前後進切替装置

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JP2003231498A
JP2003231498A JP2002031917A JP2002031917A JP2003231498A JP 2003231498 A JP2003231498 A JP 2003231498A JP 2002031917 A JP2002031917 A JP 2002031917A JP 2002031917 A JP2002031917 A JP 2002031917A JP 2003231498 A JP2003231498 A JP 2003231498A
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久儀 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配索スペースを容易に確保できるとともに、
レイアウトの自由度を向上でき、かつ装置全体の大型化
を防止できるとともに、個別な防水構造を不要にできる
小型船舶の前後進切替装置を提供する。 【解決手段】 船尾2aに搭載された船外機1の傘歯車
機構(前後進切替機構)12をシフトレバー40の操作
により前進,ニュートラル(中立),後進の何れかのシ
フト位置に切り替えるようにした小型船舶の前後進切替
装置において、上記傘歯車機構12のドッグクラッチ2
0を上記何れかのシフト位置に切り替える電磁駆動機構
(アクチュエータ)30と、上記シフトレバー40のシ
フト位置を検出するシフトポジションセンサと、該検出
シフト位置に応じて上記電磁駆動機構30に切替え信号
を出力するECU(前後進切替え制御手段)53とを備
え、さらに上記電磁クラッチ機構30を上記船外機1の
下部ケース4内に収納配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレバーを操
作することにより船外機の前後進切替機構を前進,中立
(ニュートラル),後進の何れかに切り替えるようにし
た小型船舶の前後進切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、モータボート等の小型船舶で
は、船尾に船外機を搭載し、船体中央部に設けられた操
縦席に操舵ハンドルを配設するとともに、シフトレバー
を配設し、該シフトレバーを操作することによって上記
船外機の前後進切替機構を前進,ニュートラル,後進の
何れかのシフト位置に切り替えるようになっている。
【0003】このような遠隔操作によりシフト位置の切
替えを場合、シフトレバーの切替え操作をワイヤケーブ
ル,リンク機構等により前後進切替機構に伝達する機械
式のもの、あるいは切替え操作を油圧ポンプにより発生
させた油圧により伝達する油圧式のものが一般的であ
る。
【0004】また最近では、船体に駆動モータを搭載
し、シフトレバーの切替え操作を駆動モータによりシフ
トケーブルを介して前後進切替機構に伝達するようにし
たモータ駆動式のものも提案されている(例えば、特許
第2980943号,特開平5−170181号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
機械式,油圧式により切替え動作を伝達する場合には、
船体にワイヤケーブルや油圧配管を配索するための特別
のスペースを確保する必要があり、またワイヤケーブ
ル,油圧配管はその構造からして配索レイアウトに制約
があり、設計上の自由度が低いという問題がある。
【0006】一方、上記モータ駆動式の場合には、船体
に電線を束ねたワイヤハーネスを配索することとなるか
ら、ワイヤケーブル,油圧配管を配索する場合に比べて
スペースを確保し易く、しかもレイアウトの自由度も高
い。しかしながら、駆動モータを船体に配置するように
していることから、装置全体が大型化するとともに、モ
ータに防水構造を施さなければならないという問題が生
じる。
【0007】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たもので、配索スペースを容易に確保できるとともに、
レイアウトの自由度を向上でき、かつ装置全体の大型化
を防止できるとともに防水構造を不要にできる小型船舶
の前後進切替装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、船尾
に搭載された船外機の前後進切替機構をシフトレバーの
操作により前進,中立,後進の何れかのシフト位置に切
り替えるようにした小型船舶の前後進切替装置におい
て、上記前後進切替機構を上記何れかのシフト位置に切
り替えるアクチュエータと、上記シフトレバーのシフト
位置を検出するシフト位置検出手段と、該検出シフト位
置に応じて上記アクチュエータに切替え信号を出力する
前後進切替え制御手段とを備え、さらに上記アクチュエ
ータを上記船外機内に収納配置したことを特徴としてい
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記前後進切替機構は、ドライブシャフトに装着された駆
動傘歯車と、推進軸に装着され上記駆動傘歯車に噛合す
る前,後進傘歯車と、上記推進軸に軸方向に移動可能に
装着され上記前,後進傘歯車の何れかに噛合することに
より上記ドライブシャフトを推進軸に結合するドッグク
ラッチとを備えており、上記アクチュエータは上記ドッ
グクラッチを前進,中立,後進の間で移動させるように
構成されていることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記アクチュエータは、上記ドッグクラッチのドッ
グ軸に装着固定された可動磁性部材と、該可動磁性部材
に対向するように配設された一対の前,後進用電磁コイ
ル部材と、上記可動磁性部材を中立位置に常時付勢する
付勢手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】
【発明の作用効果】本発明に係る前後進切替装置によれ
ば、シフトレバーのシフト位置をシフト位置検出手段で
検出し、該シフト位置に応じて前後進切替え制御手段に
よりアクチュエータを駆動制御するようにしたので、該
アクチュエータ,シフト位置検出手段,及び前後進切替
え制御手段を相互に電気配線で接続することとなるが、
この電気配線の配索スペースは、従来のワイヤケーブ
ル,油圧配管を配索する場合に必要なスペースに比べて
小さくて済み、船体内に電気配線の配索スペースを容易
に確保することができ、また電気配線は柔軟性を有する
ことから配索レイアウトの自由度を高めることができ
る。
【0012】また上記アクチュエータを船外機内に収納
配置したので、アクチュエータを船体側に外付けする場
合の装置全体の大型化を防止でき、またアクチュエータ
に水がかかりにくく、特別の防水構造を不要にできる。
【0013】請求項2の発明では、前,後進傘歯車の何
れかに噛合させることによりドライブシャフトを推進軸
に結合するドッグクラッチを上記アクチュエータにより
直接駆動するようにしたので、従来の船体側に配置した
アクチュエータによりケーブル等を介してドッグクラッ
チを駆動する場合に比べて装置全体を小型化できるとと
もに、簡素化できる。
【0014】請求項3の発明では、上記アクチュエータ
を可動磁性部材と、該可動磁性部材に対向するように配
設された一対の前,後進用電磁コイル部材とから構成し
たので、船外機内にコンパクトに収納できるとともに、
船外機内に電線を配線するだけでよく、従来のシフトロ
ッド,クランクピン等の伝達部材を不要にでき、船外機
全体を小型化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1ないし図4は、本発明の一実施形態に
よる小型船舶の前後進切替装置を説明するための図であ
り、図1は前後進切替装置の全体構成図、図2は前後進
切替装置が配設された船体の平面図、図3は船体に搭載
された船外機の側面図、図4は前後進切替機構の要部を
示す断面図である。
【0017】図において、1は船体2の船尾2aに搭載
された船外機であり、該船外機1は船体2に固定された
クランプブラケット7によりスイベルアーム7aを介し
て上下方向に揺動可能に、かつピボット軸7bを介して
左右方向に揺動可能に枢支されている。また上記船体2
の中央部には操縦席2bが設けられており、該操縦席2
bの前方には操舵ハンドル8が、側方には後述する前後
進切替装置23の船体側部分を構成するシフト装置9が
配設されている。
【0018】上記船外機1は、推進機3が配設されたロ
アケース部4aとアッパケース部4bとからなる下部ケ
ース4上にエンジン5を搭載するとともに、該エンジン
5の外周部を囲むようにカウリング6を装着した概略構
造のものである。
【0019】上記エンジン5はクランク軸5aが走行時
に略垂直をなすように縦向きに配置されており、該クラ
ンク軸5aには下部ケース4により軸支されたドライブ
シャフト10が結合されている。また上記エンジン5の
スロットル弁(不図示)には該スロットル弁を開閉駆動
するスロットルアクチュエータ14が接続されている。
【0020】上記推進機3は、ロアケース部4a内に推
進軸11を水平に向けて挿入配置し、該推進軸11に上
記ドライブシャフト10の下端部を傘歯車機構(前後進
切替え機構)12を介して連結するとともに、上記推進
軸11の後端にプロペラ13を装着した構造となってい
る。
【0021】上記傘歯車機構12は、上記ドライブシャ
フト10に装着固定された駆動傘歯車15に、上記推進
軸11に相対回転自在に装着された前進傘歯車16,後
進傘歯車17を噛合させた構造のものであり、該前,後
進傘歯車16,17は軸受18,19を介在させてロア
ケース部4aにより回転自在に支持されている。
【0022】また上記推進軸11の前,後進傘歯車1
6,17の間には円筒状のドッグクラッチ20が軸芯方
向に移動可能にスプライン結合されている。このドッグ
クラッチ20は、前,後進傘歯車16,17の何れにも
噛合しないニュートラル位置Nと、前,後進傘歯車1
6,17の何れかに噛合するクラッチイン位置C1,C
2との間で移動可能となっており、ニュートラル位置N
から何れかのクラッチイン位置C1,C2に移動したと
きにドライブシャフト10の回転力を推進軸11に伝達
するようになっている。
【0023】上記推進機3には上記前後進切替装置23
の船外機側部分が配設され、該部分は以下の構造となっ
ている。上記推進軸11に前端面から軸心方向に延びる
挿入孔11bが形成されており、該挿入孔11b内には
ドッグ軸25の後半部が軸方向に摺動可能に挿入されて
いる。このドッグ軸25には上記ドッグクラッチ20が
クロスピン26を介して連結固定されている。該クロス
ピン26は上記推進軸11に上記挿入孔11bを貫通す
るように形成された長孔11aにより軸方向移動が可能
となっている。
【0024】上記ドッグ軸25の前半部には電磁駆動機
構(アクチュエータ)30が配設されている。この電磁
駆動機構30は、上記ロアケース部4a内に形成された
収納空間部4c内に収納配置されており、上記ドッグ軸
25に装着固定された縦断面I字形状の可動鉄部材(可
動磁性部材)31と、該可動鉄部材31に所定隙間をあ
けて対向するように配設された一対の前,後進用電磁コ
イル部材32,33とを備えており、この各電磁コイル
部材32,33はロアケース部4aに支持固定されてい
る。
【0025】また上記可動鉄部材31と両電磁コイル部
材32,33との間にはスプリング35,36が介設さ
れており、両スプリング35,36は可動鉄部材31を
ドッグ軸25がニュートラル位置Nに静止するように付
勢している。上記電磁コイル部材32,33とスプリン
グ35,36との間にはばね受け座34,34が介設さ
れている。
【0026】さらに上記収納空間部4cはロアケース部
4aからアッパケース部4b内を通ってクランプブラケ
ット7付近にて外部に連通しており、この収納空間部4
c内に上記各電磁コイル部材32,33に電源を供給す
る電線(不図示)が配索されている。
【0027】上記シフト装置9は、シフトレバー40を
シフトボックス41により船体前後方向に回動可能に枢
支してなるものである。このシフトレバー40は、前後
方向中間位置のニュートラル位置Nと、該ニュートラル
位置Nから前方に回動させることにより上記前進傘歯車
16を推進軸11に結合させる前進クラッチイン位置C
1と、該クラッチイン位置C1からさらに前方に回動さ
せることにより該回動量に応じてスロットルアクチュエ
ータ14がスロットル弁を開く前進走行位置Fとの間で
回動する。また上記ニュートラル位置Nから後方に回動
させることにより後進傘歯車17を推進軸11に結合さ
せる後進クラッチイン位置C2と、該クラッチイン位置
C2からさらに後方に回動させることにより該回動量に
応じてスロットルアクチュエータ14がスロットル弁を
開く後進走行位置Rとの間で回動するようになってい
る。
【0028】上記船外機1には操舵装置45が配設され
ており、該操舵装置45は以下の構造となっている。上
記操舵装置45は、下部ケース4内に収納配置されてお
り、該下部ケース4内のピボット軸7bにウォームホイ
ール46を固定するとともに、該ウォームホイール46
にウォーム47を噛合させ、該ウォーム47に減速機構
を介して駆動モータ48を接続して構成されている。な
おこの駆動モータ48に電源を供給する電線は途中まで
は上記電磁コイル部材32,33の電線とともに収納空
間部4c内に配索されている。
【0029】上記船外機1は、上記スロットルアクチュ
エータ14,電磁クラッチ機構30,駆動モータ48を
駆動制御するコントロールユニット50を備えている。
このコントロールユニット50は、上記シフトボックス
41内に収納配置されており、各センサからの信号を増
幅して出力する増幅器51,誤作動を防止するためのノ
イズフィルタ52,及び前後進切替え制御手段,スロッ
トル制御手段,操舵制御手段として機能するECU53
を備えている。
【0030】上記コントロールユニット50には各種の
センサからの信号を入力する検出信号供給線が接続され
ており、またこのコントロールユニット50からの制御
信号供給線及びバッテリからの電源供給線を1本に束ね
たワイヤハーネス55は船体2の空きスペースである,
例えば側壁内に沿って船外機2まで配索され、ここから
上記収納空間部4c内を通ってスロットルアクチュエー
タ14,電磁駆動機構30,駆動モータ48等にそれぞ
れ接続されている。
【0031】上記操舵ハンドル8には操舵角度センサ
(不図示)が配設されており、該操舵角度センサの操舵
角度検出値aは上記コントロールユニット50に入力さ
れる。また上記シフトレバー40にはシフトポジション
センサ(不図示)が配設されており、該ポジションセン
サの各シフト位置F−C1−N−C2−Rに応じた検出
信号bはコントロールユニット50に入力される。
【0032】そして上記ECU53は、例えば、シフト
ポジションセンサからの検出信号bが前進クラッチイン
C1であるときには前進クラッチ駆動信号cを電磁駆動
機構30に出力する。すると前進側の電磁コイル部材3
2に電流が流れて可動鉄部材31が吸着され、これに伴
ってドッグ軸25が前方に移動し、ドッグクラッチ20
が前進傘歯車16に噛合する。これによりドライブシャ
フト10の回転動力は前進傘歯車16,ドッグクラッチ
20を介して推進軸11に伝達される。この状態からシ
フトレバー40をさらに前方に回動させると、該回動量
に応じたスロットル駆動信号dがスロットルアクチュエ
ータ14に入力される。するとスロットルアクチュエー
タ14がスロットル弁を開き、これによりエンジン回転
数が上昇する。またニュートラル位置Nから後進操作を
行なう場合にも上記同様の制御動作となる。
【0033】また上記ECU53は、操舵角度センサか
らの検出値aに応じた操舵駆動信号eを駆動モータ48
に出力する。すると駆動モータ48がウォーム47,ウ
ォームホイール46を介して船外機1を左右に揺動駆動
する。これにより操舵ハンドル8の操作量に応じた角度
でもって船体2が旋回する。
【0034】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【0035】本実施形態によれば、操舵ハンドル8の操
舵角度を操舵角度センサで検出し、該検出角度に応じた
ECU53の制御信号により駆動モータ48で船外機1
を旋回駆動し、シフトレバー40のシフト位置をシフト
ポジションセンサで検出し、該検出シフト位置に応じた
ECU53の制御信号により上記電磁駆動機構30でド
ッグクラッチ20を前,後進クラッチイン位置C1,C
2の何れかに移動させるようにしたので、これらを相互
に電気的に接続することとなるが、これらの各種電気配
線を1本に束ねたワイヤハーネス55の配索に必要なス
ペースは従来のワイヤケーブル,油圧配管を配索する場
合に必要なスペースに比べて小さくて済み、ワイヤハー
ネス55の配索スペースを船体2の空スペースを利用し
て容易に確保することができる。また上記ワイヤハーネ
ス51は柔軟性を有し自由に折れ曲がることから配索レ
イアウトの自由度を高めることができる。
【0036】本実施形態では、上記駆動モータ48及び
ウォームギヤ46,47を下部ケース4内に収納配置す
るとともに、上記電磁駆動機構30を下部ケース4内の
ドッグ軸25上に配置したので、船外機1の外側や船体
2側に外付けする場合の装置全体の大型化を防止できる
とともに、水がかかり難いことから特別な防水構造を不
要にでき、コスト上昇を抑制できる。
【0037】また上記電磁駆動機構30をドッグ軸25
上に配置し、該電磁駆動機構30によりドッグクラッチ
20を直接駆動するようにしたので、この点からも従来
の船体側に配置したアクチュエータによりケーブル等を
介してドッグクラッチを駆動する場合に比べて装置全体
を小型化できるとともに、構造を簡素化できる。
【0038】さらに上記電磁駆動機構30をドッグ軸2
5に装着固定された可動鉄部材31と、該可動鉄部材3
1に対向するように配設された一対の前,後進用電磁コ
イル部材32,33とから構成したので、船外機1内の
狭いスペースにコンパクトに収納できるとともに、船外
機1内に電線を配線するだけでよく、従来のシフトロッ
ド,クランクピン等の伝達部材を不要にでき、構造を簡
単にできるとともに、船外機全体をさらに小型化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による小型船舶の前後進切
替装置の全体構成図である。
【図2】上記前後進切替装置が配設された船体の平面図
である。
【図3】上記船体に搭載された船外機の側面図である。
【図4】上記船外機の前後進切替機構の要部を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 船外機 2a 船尾 10 ドライブシャフト 11 推進軸 12 傘歯車機構(前後進切替え機構) 15 駆動傘歯車 16 前進傘歯車 17 後進傘歯車 20 ドッグクラッチ 23 前後進切替装置 25 ドッグ軸 30 電磁駆動機構(アクチュエータ) 31 可動鉄部材(可動磁性部材) 32,33 電磁コイル部材 40 シフトレバー 53 ECU(前後進切替え制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船尾に搭載された船外機の前後進切替機
    構をシフトレバーの操作により前進,中立,後進の何れ
    かのシフト位置に切り替えるようにした小型船舶の前後
    進切替装置において、上記前後進切替機構を上記何れか
    のシフト位置に切り替えるアクチュエータと、上記シフ
    トレバーのシフト位置を検出するシフト位置検出手段
    と、該検出シフト位置に応じて上記アクチュエータに切
    替え信号を出力する前後進切替え制御手段とを備え、上
    記アクチュエータは上記船外機内に収納配置されている
    ことを特徴とする小型船舶の前後進切替装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記前後進切替機構
    は、ドライブシャフトに装着された駆動傘歯車と、推進
    軸に装着され上記駆動傘歯車に噛合する前,後進傘歯車
    と、上記推進軸に軸方向に移動可能に装着され上記前,
    後進傘歯車の何れかに噛合することにより上記ドライブ
    シャフトを推進軸に結合するドッグクラッチとを備えて
    おり、上記アクチュエータは上記ドッグクラッチを前
    進,中立,後進の間で移動させるように構成されている
    ことを特徴とする小型船舶の前後進切替装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記アクチュ
    エータは、上記ドッグクラッチのドッグ軸に装着固定さ
    れた可動磁性部材と、該可動磁性部材に対向するように
    配設された一対の前,後進用電磁コイル部材と、上記可
    動磁性部材を中立位置に常時付勢する付勢手段とを備え
    ていることを特徴とする小型船舶の前後進切替装置。
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