JP4730609B2 - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両盗難防止装置に関するものである。
車両の走行に伴ってGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)等により現在位置を検出し、その現在位置を表示装置上に道路地図と共に表示して、出発地から目的地までの適切な経路を設定し、表示装置や音声出力装置などによって案内する車載用ナビゲーション装置は、ユーザの効率的で安全な運転に貢献している。
上述のGPSあるいは車載用ナビゲーション装置を用いて、車両の盗難を防止する装置も考案されている。例えば、車両が自宅もしくは月極駐車場のような所定の場所に設定された時間だけ駐車していない場合は、その車両が盗難されたと判定する車両盗難防止装置が考案されている(特許文献1参照)。
また、ガソリン等の燃料の残量変化を基に、車両等の盗難防止を図ることができる盗難防止装置および盗難防止装置用の盗難発生信号出力装置が考案されている(特許文献2参照)。
特開2004−306815号公報 特開2004−175318号公報
特許文献1では、ユーザの生活スタイルに合わせて、予め設定された駐車設定時間にわたって車両が駐車されていない場合には、始動条件不成立状態とすることで車両の盗難を防止・抑止することができるが、逆に設定された時間には所定の場所に必ず駐車しなくてはならない煩わしさを感じることになる。また、車検時や故障時等で本来駐車するはずの場所に駐車しない状態が続く時には、本人照合をすること等により解除する必要があり、その本人が車両の近傍にいない場合には車両を走行させることができないという問題もある。
また、特許文献2では、燃料の量的変化に基づく判定値は、使用者の走行パターンや車種等により異なることを考慮して誤判定を防ぐために、設定作業が煩雑になるという問題がある。さらに、燃料の量的変化を検出する手段の他に、給油部がフューエリッドオープナなどによる正規の方法で開けられたかどうかを判定する手段、正規の使用者が車両の近傍にいるかを判定する手段が必要となり、装置の構成が複雑かつ高コストになるという問題もある。
上記問題を背景として、本発明の課題は、車両の現在位置と給油情報とを用いて、簡単な設定で車両の盗難の判定・防止を行うことが可能な車両盗難防止装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車両盗難防止装置は、車両固有の行きつけ給油点を登録する行きつけ給油点登録手段と、車両が立ち寄って給油を実行した給油点である実行給油点を特定する実行給油点特定手段と、その実行給油点が登録された行きつけ給油点と一致しているかどうかを判定する一致判定手段と、実行給油点と行きつけ給油点との不一致を条件として車両の盗難を判定する盗難判定手段と、盗難判定の結果に応じて予め定められた盗難対応処理を行う盗難対応処理実行手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、ユーザが行きつけのガソリンスタンド(給油点)で給油されないことを検出することによって盗難を判定とするものである。上記構成によって、従来技術のように、自宅もしくは月極駐車場のような設定された場所に設定時間だけ駐車しなくてはならない煩わしさを感じることはなくなる。また、本来駐車するはずの場所に駐車しない状態が続くときに、本人認証をする等の盗難の誤判定を行わないための仕組みや、使用者の走行パターンや車種等により異なる設定が必要な燃料の量的変化を検出する手段の他に、給油部がフューエリッドオープナなどによる正規の方法で開けられたかどうかを判定する手段、正規のユーザが車両の近傍にいるかを判定する手段が必要なくなるので、簡易かつ低コストな構成で本発明の車両盗難防止装置を実現できる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、車両の位置を検出する位置検出手段と、給油点の位置を含む電子地図データを記憶する地図データ記憶手段とを備え、実行給油点特定手段は、検出された車両の位置と電子地図データとに基づいて実行給油点を特定するように構成することもできる。
車両の位置を検出する機能や電子地図データは車載用ナビゲーション装置に含まれて、位置検出機能や電子地図データは広く普及している。上記構成によって、例えば車載用ナビゲーション装置から車両の位置を取得すれば、簡易かつ低コストな構成で実行給油点を特定することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置における行きつけ給油点登録手段は、行きつけ給油点が未登録の場合、最初に給油を行った給油点を行きつけ給油点としてデフォルト登録するように構成することもできる。
例えば、新車を購入したとき、大抵の場合、新車には10リットル程度しか燃料が入っていないので、最初にユーザが行うことは給油であることが多い。新車の運転感覚を掴む一番の方法は自宅周辺等の慣れた道路を走行することであるので、給油のために立ち寄るのは行きつけの給油点であることが多い。上記構成によって、ユーザが登録操作を行うことなく行きつけ給油点をデフォルト登録することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、電子地図データ上の給油点のいずれかを行きつけ給油点として選択入力する行きつけ給油点選択入力手段を備え、行きつけ給油点登録手段は、行きつけ給油点選択入力手段にて選択された給油点を行きつけ給油点として登録または更新するように構成することもできる。
上記構成によって、ユーザは電子地図データを参照しながら自由に行きつけ給油点を登録または更新することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、車両の位置と電子地図データ上の給油点との位置関係が、予め定められた条件を充足することを条件として、行きつけ給油点登録手段による登録または更新を受け付ける登録受付手段を備えるように構成することもできる。
上記構成によって、予め条件を定めておけば、ユーザが行きつけ給油点を登録または更新する際の操作負荷を低減することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、実行給油点における車両の残油量の変化を検出する残油量変化検出手段を備え、行きつけ給油点登録手段は、残油量の増加が所定値を超えた実行給油点であることを条件に、該実行給油点を行きつけ給油点として登録または更新するように構成することもできる。
上記構成によって、ユーザが登録操作を行うことなく行きつけ給油点を登録または更新することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、実行給油点における給油頻度を検出する給油頻度検出手段を備え、行きつけ給油点登録手段は、給油頻度が所定の閾値を上回る実行給油点を行きつけ給油点として登録または更新するように構成することもできる。
上記構成によって、引越し等により行きつけの給油点を変えた場合でも、ユーザが登録操作を行うことなく行きつけ給油点を更新(変更)することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、盗難対応処理実行手段に対し、盗難対応処理の実行を一時的に休止させる対応処理一時休止設定を行う対応処理一時休止設定手段と、対応処理一時休止設定を解除する対応処理一時休止設定解除手段と、備えるように構成することもできる。
上記構成によって、旅行・出張等で行きつけの給油点を利用できず他の給油点で給油を行う場合でも、盗難と誤判定することがなく、ユーザが随意に対応処理一時休止設定状態の設定および解除を行うことが可能となる。また、正規のユーザが車両の近傍にいるかを判定する手段は必要なく、簡易かつ低コストで本発明の構成を実現できる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、対応処理一時休止設定を解除するための解除指令入力を行う解除指令入力手段を備え、対応処理一時休止設定解除手段は、解除指令入力に基づいて対応処理一時休止設定を解除するように構成することもできる。
上記構成によって、ユーザが手動で対応処理一時休止設定状態を解除することが可能となる。
また、本発明の車両盗難防止装置は、対応処理一時休止設定を行ってからの経過時間を測定する経過時間測定手段を備え、対応処理一時休止設定解除手段は、経過時間が所定の値に到達することを条件として、対応処理一時休止設定を解除するように構成することもできる。
上記構成によって、旅行・出張のように予定が分かっている所定の期間だけ対応処理一時休止設定状態を解除することが可能となる。また、対応処理一時休止設定状態に戻し忘れるということもなく、ユーザの利便性・安全性も向上する。
また、本発明の車両盗難防止装置は、車両の正規使用者であるかを認証する認証手段と、車両の正規使用者であると認証されたことを条件として、盗難の判定を解除する盗難判定解除手段と、を備えるように構成することもできる。
上記構成によって、盗難と誤判定された場合でも盗難の判定を解除することができる。また、正規のユーザが車両の近傍にいるかを判定する手段は必要なく、簡易かつ低コストで本発明の構成を実現できる。
また、本発明の車両盗難防止装置における盗難対応処理実行手段は、車載用ナビゲーション装置の操作入力制限、または電子地図データの表示の制限を行うように構成することもできる。
上記構成によって、盗難と判定されたことが車載用ナビゲーション装置の動作状態によりユーザに知らせることができる。また、車載用ナビゲーション装置の動作を制限することで、盗難された場合の逃走経路を探索するために車載用ナビゲーション装置を使われることや、車載用ナビゲーション装置に記憶されている情報の流出を防止できるという効果もある。
また、本発明の車両盗難防止装置における盗難判定手段は、実行給油点が登録された行きつけ給油点と一致しないか、または、残油量の増加した場合であっても該増加後の残油量が予め定められた条件を充足しない、のいずれかに該当する場合に盗難と判定するように構成することもできる。
上記構成によって、行きつけの給油点で所定量の給油が行われないことを検出することで盗難を判定することができる。この場合、行きつけの給油点を知られても、ユーザしか知らない所定量を給油しなければ、盗難と判定されるので、逃走を鈍らせるという効果も期待できる。
以下、本発明の車両盗難防止装置を車載用ナビゲーション装置の一部として実現した例を、図面を参照しながら説明する。図1は車載用ナビゲーション装置(以下、ナビゲーション装置と略称)100の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置100は、位置検出器1,地図データ入力器6,操作スイッチ群7,リモートコントロール(以下リモコンと称する)センサ11,音声案内などを行う音声合成回路24,スピーカ15,メモリ9,表示器10,送受信機13,ハードディスク装置(HDD)21,LAN(Local Area Network) I/F(インターフェース)26,これらの接続された制御回路8,リモコン端末12等を備えている。
位置検出器1は、周知の地磁気センサ2,車両の回転角速度を検出するジャイロスコープ3,車両の走行距離を検出する距離センサ4,および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2,3,4,5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては前述したうちの一部のセンサで構成してもよく、さらに、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ例えば車速センサ23等を用いてもよい。なお、位置検出器1が本発明の位置検出手段に相当する。
操作スイッチ群7は、例えば表示器10と一体になったタッチパネル22もしくはメカニカルなスイッチが用いられる。タッチパネル22は、表示器10の画面上にガラス基盤と透明なフィルムにスペーサと呼ばれる隙間を介してX軸方向、Y軸方向に電気回路が配線され、フィルム上をユーザがタッチすると、押された部分の配線がショートして電圧値が変わるため、これを2次元座標値(X,Y)として検出する、いわゆる抵抗膜方式が広く用いられる。その他に、周知のいわゆる静電容量方式を用いてもよい。メカニカルスイッチの他に、マウスやカーソル等のポインティングデバイスを用いてもよい。また、表示器10とその周辺を覆い意匠枠となるエスカッションに、操作スイッチ群7のうちのメカニカルスイッチを配置してもよい。
また、マイク31および音声認識ユニット30を用いて種々の指示を入力することも可能である。これは、マイク31から入力された音声信号を、音声認識ユニット30において周知の隠れマルコフモデル等の音声認識技術により処理を行い、その結果に応じた操作コマンドに変換するものである。これら本発明の給油点選択入力手段,解除指令入力手段でもある、操作スイッチ群7,リモコン端末12,タッチパネル22,およびマイク31により、種々の指示を入力することが可能である。
送受信機13は、例えば道路に沿って設けられた送信機(図示せず)から出力される光ビーコン、または電波ビーコンによってVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)センタ14から道路交通情報を受信、あるいはFM多重放送を受信するための装置である。また、送受信機13を用いてインターネット等の外部ネットワークに接続可能な構成としてもよい。
また、ETC車載器17と通信することにより、ETC車載器17が路側器(図示せず)から受信した料金情報などをナビゲーション装置100に取り込むことができる。また、ETC車載器17によって外部ネットワークと接続し、VICSセンタ14等との通信を行う構成をとってもよい。
制御回路8は通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU81,ROM82,RAM83,入出力回路であるI/O84,A/D変換部86,描画部87およびこれらの構成を接続するバスライン85が備えられている。CPU81は、HDD21に記憶されたナビプログラム21pおよびデータにより制御を行う。また、HDD21へのデータの読み書きの制御はCPU81によって行なわれる。また、CPU81からHDD21に対してデータの読み書きの制御ができなくなった場合のために、ROM82にナビゲーション装置100として必要最低限の動作を行うためのプログラムを記憶しておいてもよい。なお、制御回路8が本発明の行きつけ給油点登録手段,実行給油点特定手段,一致判定手段,盗難判定手段,盗難対応処理実行手段,登録受付手段,給油頻度検出手段,対応処理一時休止設定手段,対応処理一時休止設定解除手段,経過時間測定手段,認証手段,盗難判定解除手段に相当する。
A/D変換部86は周知のA/D(アナログ/デジタル)変換回路を含み、例えば位置検出器1などから制御回路8に入力されるアナログデータをCPU81で演算可能なデジタルデータに変換するものである。
描画部87は、HDD21等に記憶された地図データ21m(後述),表示用のデータや表示色のデータから表示器10に表示させるための表示画面データを生成する。
HDD21には、ナビプログラム21pの他に位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、道路の接続を表した道路データを含む地図データベースである地図データ21mが記憶される。地図データ21mは、表示用となる所定の地図画像情報を記憶するとともに、リンク情報やノード情報等を含む道路網情報を記憶する。リンク情報は、各道路を構成する所定の区間情報であって、位置座標、距離、所要時間、道幅、車線数、制限速度等から構成される。また、ノード情報は、交差点(分岐路)等を規定する情報であって、位置座標、右左折車線数、接続先道路リンク等から構成される。また、リンク間接続情報には、通行の可不可を示すデータなどが設定されている。なお、地図データ21mが本発明の地図データ記憶手段に相当する。
また、HDD21には経路案内の補助情報や娯楽情報、その他にユーザが独自にデータを書き込むことができ、ユーザデータ21uとして記憶される。また、ナビゲーション装置100の動作に必要なデータや各種情報はデータベース21dとしても記憶される。
ナビプログラム21p,地図データ21m,ユーザデータ21u,およびデータベース21dは、地図データ入力器6を介して記憶媒体20からそのデータの追加・更新を行うことが可能である。記憶媒体20は、そのデータ量からCD−ROMやDVDを用いるのが一般的であるが、例えばメモリカード等の他の媒体を用いてもよい。また、外部ネットワークを介してデータをダウンロードする構成を用いてもよい。
メモリ9はEEPROM(Electrically Erasable & Programmable Read Only Memory:電気的消去・プログラム可能・読出し専用メモリ)やフラッシュメモリ等の書き換え可能なデバイスによって構成され、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータが記憶されている。なお、メモリ9は、ナビゲーション装置100がオフ状態になっても記憶内容が保持されるようになっている。また、メモリ9の代わりにナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータをHDD21に記憶してもよい。さらに、ナビゲーション装置100の動作に必要な情報およびデータをメモリ9とHDD21に分けて記憶してもよい。
表示器10は周知のカラー液晶表示器で構成され、ドット・マトリックスLCD(Liquid Crystal Display)およびLCD表示制御を行うための図示しないドライバ回路を含んで構成されている。ドライバ回路は、例えば、画素毎にトランジスタを付けて目的の画素を確実に点灯させたり消したりすることができるアクティブマトリックス駆動方式が用いられ、制御回路8から送られる表示指令および表示画面データに基づいて表示を行う。また、表示器10として有機EL(ElectroLuminescence:電界発光)表示器,プラズマ表示器を用いてもよい。
スピーカ15は周知の音声合成回路24に接続され、ナビプログラム21pの指令によってメモリ9あるいはHDD21に記憶されるデジタル音声データが音声合成回路24においてアナログ音声に変換されたものが送出される。なお、音声合成の方法には、音声波形をそのままあるいは符号化して蓄積しておき必要に応じて繋ぎ合わせる録音編集方式、文字入力情報からそれに対応する音声を合成するテキスト合成方式などがある。
車速センサ23は周知のロータリエンコーダ等の回転検出部を含み、例えば車輪取り付け部付近に設置されて車輪の回転を検出してパルス信号として制御回路8に送るものである。制御回路8では、その車輪の回転数を車両の速度に換算して、車両の現在位置から所定の場所までの予想到達時間を算出したり、車両の走行区間毎の平均車速を算出する
LAN I/F26は車内LAN27を介して他の車載機器やセンサとのデータの遣り取りを行うためのインターフェース回路である。また、LAN I/F26を介して車速センサ23からのデータ取り込み、あるいはETC車載器17との接続を行ってもよい。
このような構成を持つことにより、ナビゲーション装置100は、制御回路8のCPU81によりナビプログラム21pが起動されると、ユーザが操作スイッチ群7,タッチパネル22、リモコン端末12の操作あるいはマイク31からの音声入力によって、表示器10上に表示されるメニューから目的地経路を表示器10に表示させるための経路案内処理を選択した場合、次のような処理を実施する。
まず、ユーザは目的地を探索する。目的地の探索方法は、例えば、地図上の任意の地点を指定する方法、目的地の所在する地域から探索する方法,目的地の電話番号から探索する方法,五十音表から目的地の名称を入力して探索する方法,あるいはユーザがよく利用する施設としてメモリ9に記憶されているものから探索する方法などがある。目的地が設定されると、位置検出器1により車両の現在位置が求められ、該現在位置を出発地として目的地までの最適な案内経路を求める処理が行われる。そして、表示器10上の道路地図に案内経路を重ねて表示し、ユーザに適切な経路を案内する。このような自動的に最適な案内経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、表示器10およびスピーカ15の少なくとも一方によって、操作時のガイダンスや動作状態に応じたメッセージの報知を行う。
燃料センサ28は燃料タンク内の燃料の液面の位置にしたがって上下する浮きの位置によって浮きの取り付け部に設けられた周知のポテンショメータの抵抗値が変化するもので、その抵抗値に応じて発生する電圧値が制御回路8に送られる。制御回路8では、その電圧値をA/D変換部86によりデジタル値にするとともに演算により残油量を求める。残油量データを車内LAN27を介して、計器パネルにおける残油量表示を含む表示制御を行う計器パネルECU等の他の車載機器から取得する方法をとってもよい。なお、燃料センサ28が本発明の残油量変化検出手段に相当する。
図2を用いて盗難防止設定処理について説明する。なお、本処理はナビプログラム21pに含まれ、ナビプログラム21pの他の処理とともに繰り返し実行される。まず、操作スイッチ群7,リモコン端末12,タッチパネル22の操作、あるいはマイク31からの音声入力により、表示器10の表示画面上に図5のような盗難防止設定メニュー画面を表示させる(S1)。このメニューに表示される、[給油点],[給油量],[限定解除],[一時解除],[パスワード]の各ボタンを操作(押下)すると(S2:Yes)、それぞれ、給油点設定処理(S3),給油量設定処理(S4),限定解除設定処理(S5),一時解除設定処理(S6),パスワード設定処理(S7)が実行される(各処理の詳細については後述)。また、これらの設定処理以外の処理は、その他の処理(S8)に含まれて実行される。
図3を用いて、図2のステップS3に相当する給油点設定処理について説明する。まず、図5の盗難防止設定メニュー画面で[給油点]ボタンを押下して図6のような行きつけ給油点設定画面を表示させる(S11)。次に、行きつけ給油点を設定する(S12)。行きつけ給油点の設定は、上述のような目的地を設定するのと同様の方法で行う。行きつけ給油点の設定が終了したら(S13:Yes)、その行きつけ給油点における給油量を設定する(S14)。給油量の設定が終了したら(S15:Yes)、設定した行きつけ給油点を画面上に表示させたくない場合(S16:Yes)は、図6の表示画面上で[はい]ボタンを押下してパスワードを入力して[決定]ボタンを押下する(S17)。パスワードの詳細については後述する。入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致した場合(S18:Yes)、データベース44dあるいはメモリ9に領域が確保される行きつけ給油点記憶領域(図12参照)に設定内容を記憶する(S19)。他に行きつけ給油点を追加したい場合には(S20:Yes)、[決定・追加]ボタンを押下するとステップS12に戻るので、行きつけ給油点の設定を続けて行うことができる。
入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致しない場合(S18:No)、例えば3回のように所定の回数パスワードを間違えると(S21:Yes)、給油点設定処理を終了する。
また、本処理では給油点のみの設定を行うようにしてもよい。この場合、ステップS14,S15は実行されず、ステップS13でYesと判定された場合にはステップS16に移行する。
図4を用いて、図2のステップS4に相当する給油量設定処理について説明する。まず、図5の盗難防止設定メニュー画面で[給油量]ボタンを押下すると、行きつけ給油点記憶領域を参照し、図7のように行きつけ給油点をリスト表示する(S31)。ここで給油量を設定したい行きつけ給油点を選択して[決定]ボタンを押下すると、図6のような設定画面が表示される(S32)。行きつけ給油点が1ヶ所しか登録されていない場合には、図7のリスト表示を行わずに図6の設定画面を表示してもよい。
次に、その行きつけ給油点における給油量を設定する(S33)。給油量の設定が終了したら(S34:Yes)、登録された行きつけ給油点を画面上に表示させたくない場合(S35:Yes)は、図6の表示画面上で[はい]ボタンを押下してパスワードを入力して[決定]ボタンを押下する(S36)。パスワードの詳細については後述する。入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致した場合(S37:Yes)、データベース44dあるいはメモリ9に領域が確保される行きつけ給油点記憶領域(図12参照)に設定内容を記憶する(S38)。他の行きつけ給油点の給油量を設定したい場合には(S39:Yes)、[決定・追加]ボタンを押下するとステップS31に戻るので、他の行きつけ給油点の給油量の設定を続けて行うことができる。
入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致しない場合(S37:No)、例えば3回のように所定の回数パスワードを間違えると(S40:Yes)、給油点設定処理を終了する。
また、本処理では給油量のみの設定を行うようにしてもよい。この場合、ステップS35からS37,S40は実行されず、ステップS34でYesと判定された場合にはステップS39に移行する。
給油量の設定は、上述のように行きつけ給油点毎に行うようにしてもよいし、給油点毎ではなく一律の値を設定するようにしてもよい。また、給油点で給油を行った際の残油量が所定の値を上回る場合に、その給油点を行きつけ給油点とするようにしてもよい。この場合、ステップS33では行きつけ給油点における給油後の残油量を設定する。
図8を用いて、行きつけ給油点設定の別の例について説明する。本処理は、図2のその他の処理(S8)に含まれ、行きつけ給油点が全く登録されていない状態で最初に給油を行った給油点を行きつけ給油点とするものである。まず、データベース44dあるいはメモリ9に領域が確保される行きつけ給油点設定フラグを参照し、行きつけ給油点設定フラグがクリアされている場合(S51:Yes)、車速センサ23で検出される車速から、車両が停止しているかどうかを判定し、車両が停止していると判定された場合(S52:Yes)には、位置検出器1で検出される車両の位置情報を取得する(S53)。
例えば車速が5km/hを下回る場合に、車両が停止していると判定する。
その位置情報と地図データ22mとから、車両が地図上の給油点あるいは給油点から所定の範囲内に停止している場合(S54:Yes)、燃料センサ28から残油量情報を取得する(S55)。そして、給油を終了して車両が発進した場合(S56:Yes)、再び燃料センサ28から残油量情報を取得する(S57)。車両が停止した際に取得された残油量情報と、給油点に停止後に車両が走行を開始した際に取得された残油量情報との差(即ち給油量)が、所定の値を上回る場合(S58:Yes)に給油が行われたと判定し、この給油点を行きつけ給油点として行きつけ給油点記憶領域(図12参照)に記憶する(S59)。このとき、表示器10には図10のような行きつけ給油点を登録した旨の画面が表示される。そして、行きつけ給油点設定フラグをセットする(S60)。
このとき、登録された行きつけ給油点を画面上に表示させない設定を実施可能としてもよい。すなわち、図10の画面に図6の行きつけ給油点を非表示とするかの選択画面と、パスワード入力画面とが表示される。この処理は、図8のステップS60に続いて行われ、処理内容は図3のステップS16〜S18,S21と同様である。
図9を用いて、行きつけ給油点設定のさらに別の例について説明する。本処理は、図2のその他の処理(S8)に含まれる。まず、車速センサ23で検出される車速から、車両が停止しているかどうかを判定し、車両が停止していると判定された場合(S71:Yes)には、位置検出器1で検出される車両の位置情報を取得する(S72)。
その位置情報と地図データ22mとから、車両が地図上の給油点あるいは給油点から所定の範囲内に停止している場合(S73:Yes)、行きつけ給油点記憶領域(図12参照)を参照してその給油点が行きつけ給油点であるかを調べる。車両が停止している給油点が行きつけ給油点である場合(S74:Yes)は本処理を終了する。
一方、車両が停止している給油点が行きつけ給油点でない場合(S74:No)は、その給油点が、例えば行きつけ給油点を中心とする半径2kmのような所定の範囲内にある場合(S75:Yes)、燃料センサ28から残油量情報を取得する(S76)。そして、給油を終了して車両が発進した場合(S77:Yes)、再び燃料センサ28から残油量情報を取得する(S78)。車両が停止した際に取得された残油量情報と、給油点に停止後に車両が走行を開始した際に取得された残油量情報との差(即ち給油量)が、所定の値を上回る場合(S79:Yes)に給油が行われたと判定し、行きつけ給油点記憶領域にその給油点の位置や給油量を給油履歴として記憶する(S80)。
ステップS75において立ち寄った給油点が行きつけ給油点あるかを判定する条件は、ユーザが距離を設定可能としてもよい。また、所定の範囲として行政区域を設定してもよい。設定内容はデータベース44dあるいはメモリ9に記憶される。
次に、行きつけ給油点記憶領域を参照して、その給油点における給油回数を調べ、給油回数が所定の値を上回っている場合(S81:Yes)、表示器10に図11のような表示画面が表示され、ユーザはその給油点を行きつけ給油点として登録するかを選択する(S82)。図11の例では、ユーザが給油のために停止した「△△石油」での給油回数が所定の値を上回った状態を示している。ここで、[登録する]ボタンを押下すると(S83:Yes)、「△△石油」が行きつけ給油点として登録される(S84)。
また、既に別の給油点が行きつけ給油点として登録されている場合、その給油点を行きつけ給油点として残すかどうかを選択できるようにしてもよい。図11の例では、「○○ガスステーション」が既に行きつけ給油点として登録されている状態で、[残す]ボタンを押下すると、「○○ガスステーション」と「△△石油」とが行きつけ給油点となる。
ステップS82の画面が表示されているときに、登録された行きつけ給油点を画面上に表示させない設定を実施可能としてもよい。すなわち、図11の画面に図6の行きつけ給油点を非表示とするかの選択画面と、パスワード入力画面とが表示される。この処理は、図9のステップS84に続いて行われ、処理内容は図3のステップS16〜S18,S21と同様である。
図12に行きつけ給油点記憶領域の記憶内容の一例を示す。記憶内容には給油点の名称,位置,行きつけ給油点の場合の画面上での表示の可否,最終給油日時,給油回数,行きつけ給油点の設定の有無,盗難判定のための給油量が含まれている。給油量の代わりに給油後の残油量を盗難判定のために用いてもよい。図12の例では、「○○ガスステーション」が行きつけ給油点として登録されている。給油履歴を給油回数として記憶する構成の他に、給油履歴を全て記憶して給油点毎の給油回数を別領域に記憶する構成としてもよい。
図13に、表示器10における行きつけ給油点の表示の一例を示す。図13の例では「○○ガスステーション」と「△△石油」とが行きつけ給油点として登録されていて、その両方とも表示される設定となっている。
図14を用いて、図2のステップS5に相当する限定解除設定処理について説明する。まず、図5の盗難防止設定メニュー画面で[限定解除]ボタンを押下すると、表示器10に図16のような解除期間の開始日を設定する画面が表示される(S121)。開始日を選択して[決定]ボタンを押下すると、図17のような解除期間の終了日を設定する画面が表示される。終了日を選択して[決定]ボタンを押下すると(S122,S123:Yes)、図18のように、解除期間の設定の内容とパスワード入力をするための画面が表示されるので、パスワードを入力して[決定]ボタンを押下する(S124)。入力されたパスワードが入力されたデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致した場合(S125:Yes)、データベース44dあるいはメモリ9に領域が確保される解除期間記憶領域に設定内容が記憶される(S126)。
入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致しない場合(S125:No)、例えば3回のように所定の回数パスワードを間違えると(S128:Yes)、限定解除設定処理を終了する。また、解除期間を追加したい場合(S127:Yes)は、図18の画面で[決定・追加]ボタンを押下すると、ステップS122へ戻り、続けて解除期間を設定することができる。
図16〜図18の例は年月日のみを設定するものであるが、この場合、2006年6月1日の0:00から2006年6月9日の24:00までが解除期間となる。ここで、時刻も設定可能な構成としてもよい。即ち、図18の画面上で、開始日,終了日の欄に時刻も表示され、ユーザはこの画面上で年,月,日,時,分を選択して直接数値を入力する。
図15を用いて、図2のステップS6に相当する一時解除設定処理について説明する。まず、図5の盗難防止設定メニュー画面で[一時解除]ボタンを押下すると、表示器10に図19のような一時解除を設定する画面が表示される(S141)。この画面では、現在の設定状況が表示され、設定を変更したい場合には[する]あるいは[しない]ボタンのいずれかを選択して押下する(S142)。設定を変更した場合(S143:Yes)には、パスワード入力をするための画面が表示されるので、パスワードを入力して[決定]ボタンを押下する(S144)。入力されたパスワードが入力されたデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致した場合(S145:Yes)、データベース44dあるいはメモリ9に領域が確保される一時解除設定記憶領域に設定内容が記憶される(S146)。
入力されたパスワードがデータベース44dあるいはメモリ9に記憶されている内容と一致しない場合(S145:No)、例えば3回のように所定の回数パスワードを間違えると(S147:Yes)、一時解除設定処理を終了する。
一時解除は、「終了日なしの限定解除」と定義することが可能である。よって、一時解除設定記憶領域を確保せず、解除期間記憶領域に、開始日を設定を行った年月日(および時刻)、終了日を空白(ゼロ)あるいは日時と判定できないデータとして一時解除設定の設定内容を記憶してもよい。このようにすれば、限定解除と一時解除とで後に設定された内容が有効となり、両者が競合して正しく盗難判定ができないということは生じない。
図20を用いて、図2のステップS7に相当するパスワード設定処理について説明する。まず、図5の盗難防止設定メニュー画面で[パスワード]ボタンを押下すると、表示器10に図21のようなパスワードを設定する画面が表示される。その表示にしたがって、現在設定ざれているパスワード(旧パスワード)を入力し(S161)、新しいパスワードを入力する(S162)。新パスワードは確認のため2回入力する(S163)。
新旧パスワードを入力して[決定]ボタンを押下すると(S164:Yes)、入力された旧パスワードとデータベース44dあるいはメモリ9に領域が確保されるパスワード記憶領域に記憶されているパスワードとを比較する(S165)。入力された旧パスワードが正しく、かつ新パスワードの入力(内容・文字数等)に問題がない場合(S166:Yes)、入力された新パスワードがパスワード記憶領域に記憶される(S167)。
入力された旧パスワードがパスワード記憶領域に記憶されている内容と一致しない場合(S166:No)、例えば3回のように所定の回数パスワードを間違えると(S168:Yes)、一時解除設定処理を終了する。
図22を用いて盗難判定処理について説明する。なお、本処理は図2におけるその他の処理(S8)に含まれて実行される。まず、車両が停止した場合(S101:Yes)、行きつけ給油点記憶領域(図12参照)を参照し、盗難防止設定に関するデータを取得する(S102)。盗難防止設定がなされている場合すなわち行きつけ給油点が設定されている場合(S103:Yes)、位置検出器1から車両の位置情報を取得する(S104)。次いで、燃料センサ28から残油量情報を取得する(S105)。
そして、給油を終了して車両が発進した場合(S106:Yes)、再び燃料センサ28から残油量情報を取得する(S107)。車両が停止した際に取得された残油量情報と、給油点に停止後に車両が走行を開始した際に取得された残油量情報との差(即ち給油量)が所定値を超えた場合、すなわち所定量の給油が行われた場合(S108:Yes)、車両の位置が行きつけ給油点に一致あるいは行きつけ給油点から所定の範囲内にあるとき(S109:Yes)、盗難ではないと判定して本処理を終了する。残油量情報の変化が所定値を超えた場合の他に、残油量が所定の値となった場合をステップS108の判断条件としてもよい。
一方、残油量情報の変化が所定値を下回る場合(S108:No)、あるいは車両の位置が行きつけ給油点に一致しないか行きつけ給油点から所定の距離範囲にない場合(S109:No)、日時情報を取得し(S110)、解除期間記憶領域,一時解除設定記憶領域を参照して盗難解除設定(限定解除あるいは一時解除)がされているかどうか調べる。盗難解除設定がされている場合(S111:Yes)、本処理を終了する。
日時情報はGPS受信機5で受信されるGPS信号に含まれるものを用いる。また、CPU81に含まれるリアルタイムカウンタを用いて日時データを生成してもよい。また、制御回路8にリアルタイムクロックICとも呼ばれる時計IC88を含め、CPU81は時計IC88から日時情報を取得する方法を用いてもよい。
解除期間記憶領域に含まれる解除期間に、取得した日時情報が含まれる場合は解除条件が成立していると判定する。また、一時解除設定がなされている場合も解除条件が成立していると判定する。また、一時解除が「終了日なしの限定解除」として設定される場合は、取得した日時情報が解除の開始日よりも後で、かつ解除の終了日に日時が記憶されていない場合を解除条件が成立していると判定する。
盗難解除設定がされていない場合(S111:No)、車両が盗難されたと判定し(S112)、表示器10に図23のようなメッセージを表示させる。このとき、入力されたパスワードがパスワード記憶領域に記憶されている内容と一致した場合(S113:Yes)、盗難判定を解除する(S114)。
車両が盗難されたと判定された場合、図23のような画面表示とともに、例えば以下のように車載用ナビゲーション装置100の機能・動作を制限する。なお、入力されたパスワードが正しい場合は、車載用ナビゲーション装置100に対する機能・動作の制限を解除する。
(1)操作スイッチ群7,タッチパネル22,マイク31からの入力を受け付けない。
(2)入力に応じた表示を行わない、つまり図23の状態から変えない。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。例えば、本発明の車両盗難防止装置を車載用ナビゲーション装置の一部としてではなく単独の装置として構成してもよい。また、車両の位置情報等を車載用ナビゲーション装置から取得し、盗難判定時には車載用ナビゲーション装置の機能を制限するための指令信号を車載用ナビゲーション装置へ送る構成としてもよい。
車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図。 盗難防止設定処理について説明するフロー図。 給油点設定処理について説明するフロー図。 給油量設定処理について説明するフロー図。 盗難防止設定メニュー画面の表示例を示す図。 給油点設定時の画面表示例を示す図。 行きつけ給油点のリスト表示例を示す図。 行きつけ給油点設定の別の例について説明するフロー図。 行きつけ給油点設定のさらに別の例について説明するフロー図。 行きつけ給油点を登録した旨の画面表示例を示す図。 行きつけ給油点を登録する際の画面表示例を示す図。 行きつけ給油点記憶領域の記憶内容の一例を示す図。 行きつけ給油点の画面表示例を示す図。 限定解除設定処理について説明するフロー図。 一時解除設定処理について説明するフロー図。 限定解除設定処理における画面表示例を示す図。 図16に続く限定解除設定処理における画面表示例を示す図。 図17に続く限定解除設定処理における画面表示例を示す図。 一時解除設定処理における画面表示例を示す図。 パスワード設定処理について説明するフロー図。 パスワード設定処理における画面表示例を示す図。 盗難判定処理について説明するフロー図。 盗難判定時の画面表示例を示す図。
符号の説明
1 位置検出器(位置検出手段)
7 操作スイッチ群(給油点選択入力手段,解除指令入力手段)
8 制御回路(行きつけ給油点登録手段,実行給油点特定手段,一致判定手段,盗難判定手段,盗難対応処理実行手段,登録受付手段,給油頻度検出手段,対応処理一時休止設定手段,対応処理一時休止設定解除手段,経過時間測定手段,認証手段,盗難判定解除手段)
10 表示器
12 リモコン端末(給油点選択入力手段,解除指令入力手段)
21 ハードディスク装置(HDD)
21d データベース
21m 地図データ(地図データ記憶手段)
22 タッチパネル(給油点選択入力手段,解除指令入力手段)
28 燃料センサ(残油量変化検出手段)
31 マイク(給油点選択入力手段,解除指令入力手段)
100 車載用ナビゲーション装置

Claims (13)

  1. 車両固有の行きつけ給油点を登録する行きつけ給油点登録手段と、
    前記車両が立ち寄って給油を実行した給油点である実行給油点を特定する実行給油点特定手段と、
    前記実行給油点が前記登録された行きつけ給油点と一致しているかどうかを判定する一致判定手段と、
    前記実行給油点と前記行きつけ給油点との不一致を条件として前記車両の盗難を判定する盗難判定手段と、
    前記盗難判定の結果に応じて予め定められた盗難対応処理を行う盗難対応処理実行手段と、
    を備えることを特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 前記車両の位置を検出する位置検出手段と、
    前記給油点の位置を含む電子地図データを記憶する地図データ記憶手段とを備え、
    前記実行給油点特定手段は、前記検出された車両の位置と前記電子地図データとに基づいて前記実行給油点を特定する請求項1に記載の車両盗難防止装置。
  3. 前記行きつけ給油点登録手段は、前記行きつけ給油点が未登録の場合、最初に給油を行った給油点を前記行きつけ給油点としてデフォルト登録する請求項1または2に記載の車両盗難防止装置。
  4. 前記電子地図データ上の給油点のいずれかを前記行きつけ給油点として選択入力する行きつけ給油点選択入力手段を備え、
    前記行きつけ給油点登録手段は、前記行きつけ給油点選択入力手段にて選択された給油点を前記行きつけ給油点として登録または更新する請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  5. 前記車両の位置と前記電子地図データ上の給油点との位置関係が、予め定められた条件を充足することを条件として、前記行きつけ給油点登録手段による登録または更新を受け付ける登録受付手段を備える請求項4に記載の車両盗難防止装置。
  6. 前記実行給油点における前記車両の残油量の変化を検出する残油量変化検出手段を備え、
    前記行きつけ給油点登録手段は、前記残油量の増加量が所定値を超えた実行給油点であることを条件に、該実行給油点を前記行きつけ給油点として登録または更新する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
  7. 前記実行給油点における給油頻度を検出する給油頻度検出手段を備え、
    前記行きつけ給油点登録手段は、前記給油頻度が所定の閾値を上回る実行給油点を前記行きつけ給油点として登録または更新する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
  8. 前記盗難対応処理実行手段に対し、前記盗難対応処理の実行を一時的に休止させる対応処理一時休止設定を行う対応処理一時休止設定手段と、
    前記対応処理一時休止設定を解除する対応処理一時休止設定解除手段と、
    を備える請求項1ないし7のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
  9. 前記対応処理一時休止設定を解除するための解除指令入力を行う解除指令入力手段を備え、
    前記対応処理一時休止設定解除手段は、前記解除指令入力に基づいて前記対応処理一時休止設定を解除する請求項8に記載の車両盗難防止装置。
  10. 前記対応処理一時休止設定を行ってからの経過時間を測定する経過時間測定手段を備え、
    前記対応処理一時休止設定解除手段は、前記経過時間が所定の値に到達することを条件として、前記対応処理一時休止設定を解除する請求項8または9に記載の車両盗難防止装置。
  11. 前記車両の正規使用者であるかを認証する認証手段と、
    前記車両の正規使用者であると認証されたことを条件として、前記盗難の判定を解除する盗難判定解除手段と、
    を備える請求項1ないし10のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
  12. 前記盗難対応処理実行手段は、車載用ナビゲーション装置の操作入力制限、または前記電子地図データの表示の制限を行う請求項1ないし11のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
  13. 前記盗難判定手段は、前記実行給油点が前記登録された行きつけ給油点と一致しないか、または、前記残油量の増加した場合であっても該増加後の残油量が予め定められた条件を充足しない、のいずれかに該当する場合に前記盗難と判定する請求項1ないし12のいずれか1項に記載の車両盗難防止装置。
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