JP2006015998A - 盗難通報装置、及び盗難通報システム - Google Patents

盗難通報装置、及び盗難通報システム Download PDF

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Abstract

【課題】車両盗難の発生を監視センター等の緊急機関において確実に把握することので
きる盗難通報装置を提供すること。
【解決手段】車両の持ち主が車両から離れる時に設定される、車両の盗難を監視するア
ーミングモード中(セキュリティーシステムのセット中)、ある送信時刻になると、通信
手段を用いて、車両位置情報や車両番号等を監視センターへ送信するように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は車両盗難の通報を行う盗難通報装置、及び盗難通報システムに関し、より詳細
には、盗難車両の位置情報を含む信号を監視センター等の緊急機関へ伝えるための盗難通
報装置、及び盗難通報システムに関する。
日本では車両盗難、車中荒しなどの盗難事件は発生件数、発生率とも欧州に比べて低い
が増加の傾向にある。米国では車両盗難が年間140万件(1988年)、車上盗難が年間2
90万件(1988年)と非常に多く、社会問題となっている。また欧州でも米国同様、盗難
発生件数が多い。そのため近年、車両盗難の緊急事態を外部へ伝達するための緊急通報装
置が種々考えられている。
図18は従来の盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中11は送
信機を示しており、送信機11は、マイコン12、ロックスイッチ13、アンロックスイ
ッチ14、送信回路15、アンテナ16、及びIDコードを記憶するIDコード記憶部1
7を含んで構成されている。
ロックスイッチ13、及びアンロックスイッチ14はマイコン12の入力端子に接続さ
れ、ロックスイッチ13、又はアンロックスイッチ14がプッシュされると、マイコン1
2は各スイッチに対応するドアロック指令コードをROM(図示せず)から取り込み、I
Dコードに前記ドアロック指令コードを付加した信号を送信回路15を介してアンテナ1
6から送信するようになっている。なお、IDコードの前には同期コードも付与されてい
るが、ここではその説明を省略する。
また盗難通報装置の本体側の受信回路22では、送信機11と同じ同期コードを備えて
おり、同期コードが一致したときのみ、それに続くIDコードとドアロック指令コードと
を取り込むようになっている。
メインマイコン21は、アンテナ23、受信回路22を介して受信された信号(IDコ
ード+ドアロック指令コード)に含まれるIDコードがIDコード記憶部24に記憶され
たIDコードと一致するか否かを判断し、一致する場合には前記信号に含まれる前記ドア
ロック指令コードと、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチ25からの信号と
に応じた処理を施すようになっている。
例えば、前記ドアロック指令コードがドアのロックを示すものであり、かつドアカーテ
シスイッチ25からの検出信号がドアの閉状態であれば、ドアをロックするようにドアロ
ックアクチュエータ27を制御すると共に、アーミングモード(例えば、セキュリティシ
ステムのセット状態)に設定する。また、前記ドアロック指令コードがドアのアンロック
を示すものであれば、ドアをアンロックするようにドアロックアクチュエータ27を制御
すると共に、アーミングモードを解除し、ディスアーミングモード(すなわち、セキュリ
ティシステムをリセット)にする。
自動車電話装置31は、電話用マイコン32、無線機33、アンテナ34、及び電話機
35を含んで構成され、またナビゲーション装置41は、ナビゲーション(以下、NAV
Iと記す)用マイコン42、走行距離を取得するための車速センサ43、進行方向を取得
するためのジャイロセンサ44、GPS受信機45、アンテナ46、DVDドライブ47
、DVD−ROM48(CD−ROMも可能)、リモコン(図示せず)、及び表示パネル
50を有した表示装置49を含んで構成されている。
メインマイコン21には、NAVI用マイコン42、及び電話用マイコン32が接続さ
れており、メインマイコン21は、盗難検出手段26により車両盗難が検出されると、N
AVI用マイコン42から取り込んだ自車位置情報を含む盗難信号を自動車電話装置31
を用い、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになっている。
ところが、盗難者の手によって通信機能(例えば、自動車電話装置)等が破壊されたり
、トレーラーに入れられたりして、外部との通信が不能になると、前記盗難信号を監視セ
ンターへ伝えることができない。
従って、このような場合には盗難車両の追跡ができないことはもちろんであるが、車両
盗難の事実さえ把握することができないといった問題がある。
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、車両盗難の発生を監視センター等の緊
急機関において確実に把握することのできる盗難通報装置、及び盗難通報システムを提供
することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る盗難通報装置(1)は、車両に搭載される盗難
通報装置であって、自車位置を検出する自車位置検出手段と、信号を監視センター等の緊
急機関へ送信するための通信手段と、自車位置情報等を含む第1の信号を前記緊急機関へ
送信する時刻を設定する送信時刻設定手段と、車両の持ち主が該車両から離れるときに、
該車両の盗難を監視するアーミングモードに設定するアーミングモード設定手段と、アー
ミングモード中、前記送信時刻設定手段により設定された送信時刻に、前記通信手段を用
いて、前記第1の信号を前記緊急機関へ送信する第1の送信制御手段とを備えていること
を特徴としている。
上記した盗難通報装置(1)によれば、アーミングモード中の車両の自車位置情報を前
記緊急機関へ送信するため、該緊急機関において、アーミングモード中の車両の位置を把
握することができるようになっている。
アーミングモードが設定されるのは、車両の持ち主がその車両から離れるときであるた
め、アーミングモード中の車両が移動することは普通考えられない。よって、アーミング
モード中に移動する車両については、盗難車両と判断することができる。
また、前記第1の信号の受信が途絶えた車両については、盗難者の手によって通信機能
が破壊され、通信不能になった車両と判断することができる。
従って、アーミングモード中の車両の位置を把握することのできる前記緊急機関におい
て、車両盗難の発生を検出したり、盗難車両の追跡を行うことができる。
また、本発明に係る盗難通報装置(2)は、上記盗難通報装置(1)において、盗難の
発生を検出する盗難発生検出手段と、盗難が発生すると、前記通信手段を用いて、自車位
置情報等を含む第2の信号を前記緊急機関へ送信する第2の送信制御手段とを備えている
ことを特徴としている。
上記した盗難通報装置(2)によれば、盗難が発生すると、前記緊急機関において車両
盗難発生をより確実に把握することができる。
また、本発明に係る盗難通報装置(3)は、上記盗難通報装置(2)において、前記第
2の送信制御手段による制御開始の起点が、盗難発生の検出時であることを特徴としてい
る。
アーミングモードが設定されるのは、車両の持ち主がその車両から離れるときであり、
車両から離れる場合には、エンジンが作動しておらずバッテリ充電が行われないので、電
力の無駄な消費はバッテリ上がりを速める要因となる。
そのため、上記した盗難通報装置(1)においては、所定時間ΔT毎(例えば、15分
毎、30分毎、60分毎)に前記第1の信号を前記緊急機関へ送信するようにして、電力
の無駄な消費を抑えることが望ましい。
所定時間ΔT毎に前記第1の信号を送信するようにすると、前記緊急機関においては、
時刻T1、T2、…でアーミングモード中の車両の位置情報を取得することができるようになる(図5参照)。
ところが、前記緊急機関においては所定時間ΔT毎にしか前記位置情報を取得すること
ができないため、例えば、時刻T2から時刻T3までの間の時刻Txに車両盗難が発生したとしても、時刻T3となるまでは前記緊急機関において車両盗難の発生を把握することができない。
上記した盗難通報装置(3)によれば、前記第2の送信制御手段による制御開始の起点
が、盗難発生の検出時であるので、次の送信予定時刻(例えば、時刻T3)を待たずに、前記第2の信号を前記緊急機関へ送信することにより、車両盗難の発生を直ちに、前記緊
急機関へ伝えることができ、該緊急機関での車両盗難発生の把握の遅れを防止することが
できる。
また、本発明に係る盗難通報装置(4)は、上記盗難通報装置(2)又は(3)におい
て、前記盗難発生検出手段として、車両盗難者の侵入を検出する手段、及びアーミングモ
ード中の車両移動を検出する手段を採用し、前記盗難発生検出手段が、車両盗難者の侵入
、アーミングモード中の車両移動のうちのいずれか一方でも検出されると、盗難が発生し
たと判断するようになっていることを特徴としている。
上記した盗難通報装置(4)によれば、車両盗難者の侵入、アーミングモード中の車両
移動のうちのいずれか一方でも検出されると、盗難が発生したと判断するようになってい
るので、車両盗難をより確実に検出することができる。
また車両盗難者の侵入を検出する手段としては、例えば、送信機やキーによるアンロッ
クなしにドアが開いたことを検出したり、ガラスが割られたことを振動センサで検出した
り、車室内に不法侵入した人の動きを超音波で検出する方法等が挙げられる。
また、本発明に係る盗難通報装置(5)は、上記盗難通報装置(1)〜(4)のいずれ
かにおいて、前記自車位置検出手段として、表示装置を含んで構成されるナビゲーション
装置を採用し、盗難通報装置としての機能を果たす場合には、前記表示装置を作動させな
い作動制御手段を備えていることを特徴としている。
上記した盗難通報装置(5)によれば、特に必要のない前記表示装置を作動させないよ
うにすることによって、電力の無駄な消費を抑えることができる。
また、本発明に係る盗難通報システム(1)は、車両に、自車位置を検出する自車位置
検出手段と、信号を監視センター等の緊急機関へ送信するための通信手段と、自車位置情
報等を含む第1の信号を前記緊急機関へ送信する時刻を設定する送信時刻設定手段と、前
記車両の持ち主が該車両から離れるときに、該車両の盗難を監視するアーミングモードに
設定するアーミングモード設定手段と、該アーミングモード設定手段により前記車両がア
ーミングモードに設定されると、前記送信時刻設定手段により設定された送信時刻に、前
記通信手段を用いて、前記第1の信号を前記緊急機関へ送信する第1の送信制御手段とを
備え、前記緊急機関に、前記車両からの信号を受信するための受信手段と、該受信手段よ
り受信した内容に基づいて、前記車両の状況を監視する監視手段とを備えていることを特
徴としている。
上記した盗難通報システム(1)によれば、アーミングモード中の車両の自車位置情報
を前記緊急機関へ送信するようになっている。また、前記緊急機関においては、アーミン
グモード中の車両から送信された内容に基づいて、前記車両の状況を監視するようになっ
ている。
従って、前記緊急機関において、車両盗難の発生を検出したり、盗難車両の追跡を行う
ことができる。
また、アーミングモードが設定されるのは、車両の持ち主がその車両から離れるときで
あるため、アーミングモード中に移動する車両については盗難車両と判断することができ
る。また、前記第1の信号の受信が途絶えた車両についても、盗難者の手によって通信機
能が破壊され、通信不能になった車両と判断することができる。
以下、本発明に係る盗難通報装置、及び盗難通報システムの実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は実施の形態(1)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロッ
ク図である。但し、ここでは図18に示した盗難通報装置と同様の構成部分については、
同符号を付してその説明を省略する。
図中51はメインマイコンを示しており、メインマイコン51は、アンテナ23、受信
回路22を介して受信された信号(IDコード+ドアロック指令コード)に含まれるID
コードがIDコード記憶部24に記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致
する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック指令コードと、ドアの開閉状態を検出す
るドアカーテシスイッチ25からの信号とに応じた処理を施すようになっている。
メインマイコン51には、NAVI用マイコン42、及び電話用マイコン32が接続さ
れており、メインマイコン51は、車両をアーミングモードに設定すると、NAVI用マ
イコン42から取り込んだ自車位置情報を含む信号aを所定時間毎(例えば30分毎)に
自動車電話装置31を用い、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになって
いる。
実施の形態(1)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン51の行う動作を図2に
示したフローチャートに基づいて説明する。まず、RAM等(図示せず)の初期化を行う
と共に、アーミングモードであることを示すフラグf1、信号aの送信が1回終了してい
ることを示すフラグf2を0にする(S1)。
次に、IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのI
Dコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S2)。ロック指令コー
ドが含まれていると判断すれば、ドアカーテシスイッチ25からの出力信号に基づいて、
ドアが閉状態であるか否かを判断する(S3)。
ドアが閉状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエー
タ27を制御し(S4)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモード
であるか否かを判断する(S5)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、S6、S7を飛ばしてS2
へ戻る。一方、アーミングモードでない(フラグf1=0)と判断すれば、アーミングモ
ードに設定し(S6)、フラグf1を1にし(S7)、ナビゲーション装置41の電源を
オンにし(S8)、その後S2へ戻る。但し、ナビゲーション装置41の表示装置49に
ついては、電源をオンしない。
S2における判断で、ロック指令コードを含むIDコードの受信がないと判断すれば、
IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのIDコード
にアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S9)。アンロック指令コー
ドが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエー
タ27を制御し(S10)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモー
ドであるか否かを判断する(S11)。アーミングモードである(フラグf1=1)と判
断すれば、アーミングモードを解除し(S12)、フラグf1を0にして(S13)、そ
の後S2へ戻る。一方、アーミングモードでないと判断すれば、S12、S13を飛ばし
て、そのままS2へ戻る。
またS3における判断で、ドアが開状態であると判断した場合や、S9における判断で
、アンロック指令コードを含むIDコードを受信していないと判断した場合にも、そのま
まS2へ戻る。
次に、実施の形態(1)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン51の行う別の動
作を図3に示したフローチャートに基づいて説明する。まずフラグf1が1であるか否か
、すなわち車両がアーミングモードに設定されているか否かを判断する(S21:図2の
S7に関連)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、信号aの送信が1回終了し
ていることを示すフラグf2が1であるか否かを判断する(S22:S31に関連)。な
お、ここでの信号aは車両がアーミングモードに設定されているときに、監視センターへ
送信すべき信号を示しており、自車位置情報や、車両情報(車両番号、車種、ボディの色
)等を含んでいる。
S22における判断で、信号aの送信が1回終了している(フラグf2=1)と判断す
れば、次に信号aを送信する時刻であるか否かを判断し(S23)、信号aを送信する時
刻であると判断すれば、自動車電話装置31の電源をオンにする(S24)。一方、信号
aの送信が1回も行われていない(フラグf2=0)と判断すれば、S23を飛ばして、
自動車電話装置31の電源をオンにする(S24)。
次に、自動車電話における通話可能エリア内であるか否かを判断する(S25)。なお
、通話可能エリア内であるか否かについては、電話用マイコン32で判定することができ
るため、メインマイコン51は電話用マイコン32からその旨を示す信号を取り込めば良
い。
S25における判断で、通話可能エリア内であると判断すれば、NAVI用マイコン4
2から自車位置情報を取り込んで(S26)、電話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤ
ル信号(監視センターの電話番号を示す)を出力すると共に、自車位置情報、車両情報、
及び現在時刻を含む信号aを出力し、自動車電話を用いて、監視センターへ信号aを送信
するように制御する(S27)。
信号aの送信が完了すると、送信時刻を30分後となるようにセットし(S28)、自
動車電話装置31の電源をオフにする(S29)。次にフラグf2が1であるか否かを判断し(S30)、フラグf2が1でないと判断すれば、フラグf2を1にする(S31)。
一方、S21における判断で、アーミングモードでない、すなわちディスアーミングモ
ードである(フラグf1=0)と判断すれば、処理A(図4参照)の動作を行う。なお、上記割り込みルーチンについては、数ミリ秒に1回のペースで繰り返されるものとする。
次に、メインマイコン51の行う処理Aの動作、すなわち車両がディスアーミングモー
ドである場合の動作を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。まずフラグf2
が1であるか否か、すなわち車両がアーミングモードに設定されていたことを監視センタ
ーへ伝えていたか否かを判断する(S41)。アーミングモードに設定されていたことを
伝えていたと判断すれば、監視センターへアーミングモードが解除されたことを伝える必
要があるため、自動車電話装置31の電源をオンにする(S42)。
次に電話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤル信号を出力すると共に、アーミングモ
ードが解除されたことを示す解除コード、車両情報、及び現在時刻を含む信号bを出力し
、自動車電話を用いて、監視センターへ信号bを送信するように制御する(S43)。
信号bの送信が完了すると、自動車電話装置31の電源をオフにし(S44)、ナビゲ
ーション装置41の電源をオフにし(S45)、その後、全てのフラグfを0にする(S
46)。
上記実施の形態(1)に係る盗難通報装置によれば、送信機11のロックスイッチ13
が操作されると、ドアのロック制御を行うと共にアーミングモードを設定し、逆に送信機
11のアンロックスイッチ14が操作されると、ドアのアンロック制御を行うと共にアー
ミングモードを解除するようになっている。
また、アーミングモード中の車両の自車位置情報を監視センターへ送信するため、該監
視センターにおいて、アーミングモード中の車両の位置を把握することができるようにな
っている。
アーミングモードが設定されるのは、通常、車両の持ち主がその車両から離れるときで
あるため、アーミングモード中の車両が移動することは普通考えられない。よって、アー
ミングモード中に移動する車両については、盗難車両と判断することができる。
また図5(a)に示したように、時刻T 、T1、T2に送信された位置情報と、時刻T3に送信された位置情報とが異なる場合には、時刻T2〜T3の間(例えば、時刻T)に車両の盗難が発生したと判断することができる。
従って、前記監視センターにおいては、車両盗難の発生を検出することができる。また
、車両盗難の発生の検出だけでなく、時刻T3以降に送信されてくる位置情報等に基づいて、盗難車両の追跡を行うこともできる。
また図5(b)に示したように、時刻T4に車両から送信されてくるはずの信号aが送
信されてこない場合には、時刻T3〜T4の間(例えば、時刻T )に外部との通信を不能にされる事態が生じたと判断することができる。このようなケースとしては、例えば、盗難者の手による自動車電話装置31の破壊や、車両をトレーラーに入れて盗んでいく場合等が挙げられる。
また自動車電話における、通話可能エリアから外れている場合には、信号aの送信を行
わないようになっているため、バッテリの無駄な消費を無くすことができる。
図6は実施の形態(2)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である
。但し、ここでは図18に示した盗難通報装置と同様の構成部分については、同符号を付
してその説明を省略する。
図中61はメインマイコンを示しており、メインマイコン61は、アンテナ23、受信
回路22を介して受信された信号(IDコード+ドアロック指令コード)に含まれるID
コードがIDコード記憶部24に記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致
する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック指令コードと、ドアの開閉状態を検出す
るドアカーテシスイッチ25からの信号とに応じた処理を施すようになっている。
メインマイコン61には、NAVI用マイコン42、及び電話用マイコン32が接続さ
れており、メインマイコン61は、車両をアーミングモードに設定すると、NAVI用マ
イコン42から取り込んだ自車位置情報を含む信号aを所定時間毎(例えば30分毎)に
自動車電話装置31を用い、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになって
いる。
またメインマイコン61は、盗難検出手段26により車両盗難が検出された場合には、
盗難の発生を示す盗難コードと自車位置情報とを含む信号cを自動車電話装置31を用い
、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになっている。
実施の形態(2)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン61の行う動作を図7に
示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、RAM等(図示せず)の初期化を行うと共に、アーミングモードであることを示
すフラグf1、信号aの送信が1回終了していることを示すフラグf2、盗難が発生していることを示すフラグf3、信号cの送信が1回終了していることを示すフラグf4を0にする(S51)。
次に、IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのI
Dコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S52)。ロック指令コ
ードが含まれていると判断すれば、ドアカーテシスイッチ25からの出力信号に基づいて
、ドアが閉状態であるか否かを判断する(S53)。
ドアが閉状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエー
タ27を制御し(S54)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモー
ドであるか否かを判断する(S55)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、S56、S57を飛ばしてS58へ進む。一方、アーミングモードでない(フラグf1=0)と判断すれば、アーミングモードに設定し(S56)、フラグf1を1にし(S57)、その後S58へ進む。
S58では、盗難検出手段26からの出力信号に基づいて、盗難が発生したか否かを判
断する(S58)。盗難が発生したと判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオン
にし(S59)、次に警報ホーンを60秒鳴らすように警報ホーン装置62を制御し(S
60)、盗難が発生していることを示すフラグf3を1にし(S61)、その後S52へ
戻る。一方、盗難が発生していないと判断すれば、S59〜S61を飛ばして、そのまま
S52へ戻る。但し、ナビゲーション装置41の表示装置49については、電源をオンに
しない。
なお盗難検出手段26における盗難検出方法としては、例えば、ガラスが割られたこと
を振動センサで検出したり、車室内に不法侵入した人の動きを超音波で検出する方法等が
挙げられる。
S52における判断で、ロック指令コードを含むIDコードの受信がないと判断すれば
、IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのIDコー
ドにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S62)。アンロック指令
コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュ
エータ27を制御し(S63)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアーミング
モードであるか否かを判断する(S64)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、アーミングモードを解除し
(S65)、フラグf1を0にして(S66)、その後S52へ戻る。一方、アーミング
モードでない(フラグf1=0)と判断すれば、S65、S66を飛ばして、そのままS
52へ戻る。
またS53における判断で、ドアが開状態であると判断した場合や、S62における判
断で、アンロック指令コードを含むIDコードを受信していないと判断した場合には、フ
ラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモードであるか否かを判断する(S67
)。ここで、アーミングモードであると判断すればS58へ進み、アーミングモードでな
いと判断すればS52へ戻る。
次に、実施の形態(2)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン61の行う別の動
作を図8に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、フラグf3が1であるか否か、すなわち車両盗難が発生しているか否かを判断す
る(S71:図7のS61に関連)。盗難が発生している(フラグf3=1)と判断すれ
ば、処理B(図9参照)の動作を行う。一方、盗難が発生していない(フラグf3=0)
と判断すれば、フラグf1が1であるか否か、すなわち車両がアーミングモードに設定さ
れているか否かを判断する(S72:図7のS57に関連)。
ディスアーミングモードである(フラグf1=0)と判断すれば、処理A(図4参照)
の動作を行う。一方、アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、信号a
の送信が1回終了していることを示すフラグf2が1であるか否かを判断する(S73)
。なお、ここでの信号aは車両がアーミングモードに設定されているときに、監視センタ
ーへ送信すべき信号を示しており、自車位置情報や、車両情報(車両番号、車種、ボディ
の色)等を含んでいる。
S73における判断で、信号aの送信が1回終了している(フラグf2=1)と判断す
れば、次に信号aを送信する時刻であるか否かを判断し(S74)、信号aを送信する時
刻であると判断すれば、自動車電話装置31の電源をオンにする(S75)。一方、信号
aの送信が1回も行われていない(フラグf2=0)と判断すれば、S74を飛ばして、
自動車電話装置31の電源をオンにする(S75)。
次に、自動車電話における通話可能エリア内であるか否かを判断する(S76)。なお
、通話可能エリア内であるか否かについては、電話用マイコン32で判定することができ
るため、メインマイコン61は電話用マイコン32からその旨を示す信号を取り込めば良
い。
S76における判断で、通話可能エリア内であると判断すれば、NAVI用マイコン4
2から自車位置情報を取り込んで(S77)、電話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤ
ル信号(監視センターの電話番号を示す)を出力すると共に、自車位置情報、車両情報、
及び現在時刻を含む信号aを出力し、自動車電話を用いて、監視センターへ信号aを送信
するように制御する(S78)。
信号aの送信が完了すると、送信時刻を30分後となるようにセットし(S79)、自
動車電話装置31の電源をオフにする(S80)。次にフラグf2が1であるか否かを判
断し(S81)、フラグf2が1でないと判断すれば、フラグf2を1にする(S82)
。なお、上記割り込みルーチンについては、数ミリ秒に1回のペースで繰り返されるもの
とする。
次に、メインマイコン61の行う処理Bの動作、すなわち車両盗難が発生した場合の動
作を図9に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、信号cの送信が1回終了していることを示すフラグf4が1であるか否かを判断
する(S91)。なお、ここでの信号cは車両盗難が発生すると、監視センターへ送信す
べき信号を示しており、盗難の発生を示す盗難コードや、自車位置情報や、車両情報等を
含む。
S91における判断で、信号cの送信が1回終了している(フラグf4=1)と判断す
れば、次に信号cを送信する時刻であるか否かを判断し(S92)、信号cを送信する時
刻であると判断すれば、自動車電話装置31の電源をオンにする(S93)。一方、信号
cの送信が1回も行われていない(フラグf4=0)と判断すれば、S92を飛ばして、
自動車電話装置31の電源をオンにする(S93)。
次に、イグニッションスイッチ63がオンであるか否か、すなわちエンジンが作動して
いるか否かを判断する(S94)。なお、この判断はエンジン回転数が所定回転数(例え
ば、500rpm)以上であるか否か等、エンジンの作動パラメータにより判断しても良
い。
エンジンが作動していると判断すれば、NAVI用マイコン42から自車位置情報を取
り込んで(S95)、電話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤル信号(監視センターの
電話番号を示す)を出力すると共に、盗難が発生したことを示す盗難コード、自車位置情
報、車両情報、及び現在時刻を含む信号cを出力し、自動車電話を用いて、監視センター
へ信号cを送信するように制御する(S96)。
信号cの送信が完了すると、送信時刻を1分後となるようにセットし(S97)、次に
フラグf4が1であるか否かを判断し(S98)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S99)。
一方、S94における判断で、エンジンが作動していないと判断すれば、自動車電話に
おける通話可能エリア内であるか否かを判断する(S100)。通話可能エリア内である
と判断すれば、NAVI用マイコン42から自車位置情報を取り込んで(S101)、電
話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤル信号を出力すると共に、盗難が発生したことを
示す盗難コード、自車位置情報、車両情報、及び現在時刻を含む信号cを出力し、自動車
電話を用いて、監視センターへ信号cを送信するように制御する(S102)。
信号cの送信が完了すると、送信時刻を10分後となるようにセットし(S103)、
自動車電話装置31の電源をオフにする(S104)。次にフラグf4が1であるか否か
を判断し(S98)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S9
9)。
上記実施の形態(2)に係る盗難通報装置によれば、送信機11のロックスイッチ13
が操作されると、ドアのロック制御を行うと共にアーミングモードを設定し、逆に送信機
11のアンロックスイッチ14が操作されると、ドアのアンロック制御を行うと共にアー
ミングモードを解除するようになっている。
また、アーミングモード中の車両の自車位置情報を監視センターへ送信するため、該監
視センターにおいて、アーミングモード中の車両の位置を把握することができるようにな
っている。従って、前記監視センターにおいては、車両盗難の発生を検出や、盗難車両の
追跡を行うことができる。
ところが、前記監視センターにおいては所定時間ΔT毎にしか前記位置情報を取得する
ことができないため、例えば、図5(a)に示したように、時刻T2から時刻T3までの間の時刻Txに車両盗難が発生したとしても、時刻T3となるまでは前記監視センターにおいて車両盗難の発生を把握することができない。
そのため、盗難検出手段26により盗難が検出されると、時刻T3を待たずに直ちに盗
難コードと自車位置情報とを含む信号cを監視センターへ送信するようになっている。ま
た同時に警報ホーンを鳴らすようになっている。
これにより、車両盗難を前記監視センターへ遅れなく伝えることができる。
また、車両盗難発生前に送信する信号a(送信間隔:30分)よりも、車両盗難発生後
に送信する信号c(送信間隔:1分、10分)を頻繁に前記監視センターへ送信するよう
になっているので、盗難車両の追跡をより確実なものとすることができる。
またエンジンが作動していない場合(送信間隔:10分)には、エンジンが作動してい
る場合(送信間隔:1分)よりも、信号cの送信間隔を長くするようになっている。従っ
て、エンジンが作動していない場合には、バッテリの消費を抑えることができる。
次に、実施の形態(3)に係る盗難通報装置について説明する。但し、実施の形態(3
)に係る盗難通報装置の構成図は図6に示した盗難通報装置と同様であるので、ここでは
その説明を省略する。
実施の形態(3)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン61Aの行う動作を図1
0に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、RAM等(図示せず)の初期化を行うと共に、アーミングモードであることを示
すフラグf1、信号aの送信が1回終了していることを示すフラグf2、盗難が発生していることを示すフラグf3、信号cの送信が1回終了していることを示すフラグf4、ナビゲーション装置41の電源がオン状態であることを示すフラグf5、信号a、b、cの送信が完了したことを示すフラグf6を0にする(S111)。但し、フラグf6については後述するメインマイコン71、電話用マイコン82に使用する。
次に、IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのI
Dコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S112)。ロック指令
コードが含まれていると判断すれば、ドアカーテシスイッチ25からの出力信号に基づい
て、ドアが閉状態であるか否かを判断する(S113)。
ドアが閉状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエー
タ27を制御し(S114)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモ
ードであるか否かを判断する(S115)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、S116、S117を飛ば
してS118へ進む。一方、アーミングモードでない(フラグf1=0)と判断すれば、アーミングモードに設定し(S116)、フラグf1を1にし(S117)、その後S1
18へ進む。
S118では、盗難検出手段26からの出力信号に基づいて、盗難が発生したか否かを
判断する(S118)。盗難が発生したと判断すれば、ナビゲーション装置41の電源を
オンにし(S119)、フラグf5を1にする(S120)。但し、ナビゲーション装置
41の表示装置49については、電源をオンにしない。
次に、警報ホーンを60秒鳴らすように警報ホーン装置62を制御し(S121)、盗
難が発生していることを示すフラグf3を1にし(S122)、その後S112へ戻る。
一方、盗難が発生していないと判断すれば、S119〜S122を飛ばして、そのままS
112へ戻る。
S112における判断で、ロック指令コードを含むIDコードの受信がないと判断すれ
ば、IDコード記憶部24に登録されているIDコードの受信があり、さらにそのIDコ
ードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S123)。アンロック
指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアク
チュエータ27を制御し(S124)、次にフラグf1が1であるか否か、すなわちアー
ミングモードであるか否かを判断する(S125)。
アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、アーミングモードを解除し
(S126)、フラグf1を0にして(S127)、その後S112へ戻る。一方、アー
ミングモードでない(フラグf1=0)と判断すれば、S126、S127を飛ばして、
そのままS112へ戻る。
またS113における判断で、ドアが開状態であると判断した場合や、S123におけ
る判断で、アンロック指令コードを含むIDコードを受信していないと判断した場合には
、フラグf1が1であるか否か、すなわちアーミングモードであるか否かを判断する(S
128)。ここで、アーミングモードであると判断すればS118へ進み、アーミングモ
ードでないと判断すればS112へ戻る。
次に、実施の形態(3)に係る緊急通報装置におけるメインマイコン61Aの行う別の
動作を図11に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、フラグf3が1であるか否か、すなわち車両盗難が発生しているか否かを判断する(S131:図10のS122に関連)。盗難が発生している(フラグf3=1)と判断すれば、処理C(図12参照)の動作を行う。一方、盗難が発生していない(フラグf3=0)と判断すれば、フラグf1が1であるか否か、すなわち車両がアーミングモードに設定されているか否かを判断する(S132:図10のS117に関連)。
ディスアーミングモードである(フラグf1=0)と判断すれば、処理A(図4参照)の動作を行う。一方、アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、信号aの送信が1回終了していることを示すフラグf2が1であるか否かを判断する(S133
)。なお、ここでの信号aは車両がアーミングモードに設定されているときに、監視セン
ターへ送信すべき信号を示しており、自車位置情報や、車両情報(車両番号、車種、ボデ
ィの色)等を含んでいる。
S133における判断で、信号aの送信が1回終了している(フラグf2=1)と判断
すれば、ナビゲーション装置41の電源がオンであることを示すフラグf5が1であるか
否かを判断する(S134)。
ナビゲーション装置41の電源がオンである(フラグf5=1)と判断すれば、次に信
号aを送信する時刻であるか否かを判断し(S135)、信号aを送信する時刻であると
判断すれば、自動車電話装置31の電源をオンにする(S136)。
一方、S133における判断で、信号aの送信が1回も行われていない(フラグf2
0)と判断すれば、S134、S135を飛ばして、自動車電話装置31の電源をオンに
する(S136)。
次に、自動車電話における通話可能エリア内であるか否かを判断する(S137)。な
お、通話可能エリア内であるか否かについては、電話用マイコン32で判定することがで
きるため、メインマイコン61Aは電話用マイコン32からその旨を示す信号を取り込め
ば良い。
S137における判断で、通話可能エリア内であると判断すれば、NAVI用マイコン
42から自車位置情報を取り込んで(S138)、電話用マイコン32へ、緊急通報用ダ
イヤル信号(監視センターの電話番号を示す)を出力すると共に、自車位置情報、車両情
報、及び現在時刻を含む信号aを出力し、自動車電話を用いて、監視センターへ信号aを
送信するように制御する(S139)。
信号aの送信が完了すると、送信時刻を30分後となるようにセットし(S140)、
自動車電話装置31の電源をオフにし(S141)、さらにナビゲーション装置41の電
源41の電源をオフにし(S142)、フラグf5を1にする(S143)。
次に、フラグf2が1であるか否かを判断し(S144)、フラグf2が1でないと判断すれば、フラグf2を1にする(S145)。
一方、S134における判断で、ナビゲーション装置41の電源がオンでない(フラグ
5=0)と判断すれば、信号aの送信時刻の1分前以内であるか否かを判断する(S1
46)。送信時刻の1分前以内であると判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオ
ンにし(S147)、フラグf5を1にする(S148)。但し、ナビゲーション装置4
1の表示装置49については、電源をオンにしない。なお、上記割り込みルーチンについ
ては、数ミリ秒に1回のペースで繰り返されるものとする。
次に、メインマイコン61Aの行う処理Cの動作、すなわち車両盗難が発生した場合の
動作を図12に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、信号cの送信が1回終了していることを示すフラグf4が1であるか否かを判断
する(S151)。なお、ここでの信号cは車両盗難が発生すると、監視センターへ送信
すべき信号を示しており、盗難の発生を示す盗難コードや、自車位置情報や、車両情報等
を含む。
S151における判断で、信号cの送信が1回終了している(フラグf4=1)と判断
すれば、ナビゲーション装置41の電源がオンであることを示すフラグf5が1であるか
否かを判断する(S152)。
ナビゲーション装置41の電源がオンである(フラグf5=1)と判断すれば、次に信
号cを送信する時刻であるか否かを判断し(S153)、信号cを送信する時刻であると
判断すれば、自動車電話装置31の電源をオンにする(S156)。
一方、S151における判断で、信号cの送信が1回も行われていない(フラグf4
0)と判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオンにし(S154)、フラグf5
を1にし(S155)、自動車電話装置31の電源をオンにする(S156)。但し、ナ
ビゲーション装置41の表示装置49については、電源をオンにしない。
次に、イグニッションスイッチ63がオンであるか否か、すなわちエンジンが作動して
いるか否かを判断する(S157)。エンジンが作動していると判断すれば、NAVI用
マイコン42から自車位置情報を取り込んで(S158)、電話用マイコン32へ、緊急
通報用ダイヤル信号(監視センターの電話番号を示す)を出力すると共に、盗難が発生し
たことを示す盗難コード、自車位置情報、車両情報、及び現在時刻を含む信号cを出力し
、自動車電話を用いて、監視センターへ信号cを送信するように制御する(S159)。
信号cの送信が完了すると、送信時刻を1分後となるようにセットし(S160)、次
にフラグf4が1であるか否かを判断し(S161)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S162)。
一方、S157における判断で、エンジンが作動していないと判断すれば、自動車電話
における通話可能エリア内であるか否かを判断する(S163)。通話可能エリア内であ
ると判断すれば、NAVI用マイコン42から自車位置情報を取り込んで(S164)、
電話用マイコン32へ、緊急通報用ダイヤル信号を出力すると共に、盗難が発生したこと
を示す盗難コード、自車位置情報、車両情報、及び現在時刻を含む信号cを出力し、自動
車電話を用いて、監視センターへ信号cを送信するように制御する(S165)。
信号cの送信が完了すると、送信時刻を10分後となるようにセットし(S166)、
自動車電話装置31の電源をオフにする(S167)。さらにナビゲーション装置41の
電源もオフにし(S168)、フラグf5を0にする(S169)。
次に、フラグf4が1であるか否かを判断し(S161)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S162)。
一方、S152における判断で、ナビゲーション装置41の電源がオンでない(フラグ
5=0)と判断すれば、信号cの送信時刻の1分前以内であるか否かを判断する(S1
70)。送信時刻の1分前以内であると判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオ
ンにし(S171)、フラグf5を1にする(S172)。但し、ナビゲーション装置4
1の表示装置49については、電源をオンにしない。
上記実施の形態(3)に係る盗難通報装置によれば、実施の形態(2)に係る盗難通報
装置と同様に、アーミングモード中の車両の自車位置情報を監視センターへ送信するため
、該監視センターにおいて、アーミングモード中の車両の位置を把握することができるよ
うになっている。従って、前記監視センターにおいては、車両盗難の発生を検出や、盗難
車両の追跡を行うことができる。
また、盗難検出手段26により盗難が検出されると、直ちに盗難コードと自車位置情報
とを含む信号cを監視センターへ送信するようになっているため、車両盗難を前記監視セ
ンターへ遅れなく伝えることができる。
また、エンジンが作動していない場合には、自動車電話装置31やナビゲーション装置
41への電力供給に制限を加えるようになっているため、バッテリの無駄な消費を無くす
ことができる。
図13は実施の形態(4)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図であ
る。但し、ここでは図6に示した盗難通報装置と同様の構成部分については、同符号を付
してその説明を省略する。
図中71はメインマイコンを示しており、メインマイコン71は、アンテナ23、受信
回路22を介して受信された信号(IDコード+ドアロック指令コード)に含まれるID
コードがIDコード記憶部24に記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致
する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック指令コードと、ドアの開閉状態を検出す
るドアカーテシスイッチ25からの信号とに応じた処理を施すようになっている。
自動車電話装置81は、電話用マイコン82、無線機33、アンテナ34、及び電話機
35を含んで構成され、電話用マイコン82内のROM(図示せず)には緊急通報用ダイ
ヤル情報(監視センターの電話番号を示す)が記憶されている。
メインマイコン71には、NAVI用マイコン42、及び電話用マイコン82が接続さ
れており、メインマイコン71は、車両をアーミングモードに設定すると、NAVI用マ
イコン42から取り込んだ自車位置情報を含む信号aを所定時間毎(例えば30分毎)に
自動車電話装置81を用い、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになって
いる。
またメインマイコン71は、盗難検出手段26により車両盗難が検出された場合には、
盗難の発生を示す盗難コードと自車位置情報とを含む信号cを自動車電話装置81を用い
、無線電話回線を通じて監視センターへ送信するようになっている。
またメインマイコン71には、イグニッションスイッチ63が接続され、イグニッショ
ンスイッチ63からの出力信号に基づいて、エンジンが作動しているか否かを判断するこ
とができるようになっている。
次に実施の形態(4)に係る盗難通報装置におけるメインマイコン71の行う動作につ
いて説明する。但し、実施の形態(4)に係る盗難通報装置におけるメインマイコン71
の行う動作と、実施の形態(3)に係る盗難通報装置におけるメインマイコン61Aの行
う動作との違いは、割り込みの処理動作だけであるので、ここではその動作についてのみ
図14に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、フラグf3が1であるか否か、すなわち車両盗難が発生しているか否かを判断す
る(S181:図10のS122に関連)。盗難が発生している(フラグf3=1)と判
断すれば、処理D(図15参照)の動作を行う。一方、盗難が発生していない(フラグf
3=0)と判断すれば、フラグf1が1であるか否か、すなわち車両がアーミングモード
に設定されているか否かを判断する(S182:図10のS117に関連)。
ディスアーミングモードである(フラグf1=0)と判断すれば、処理E(図16参照
)の動作を行う。一方、アーミングモードである(フラグf1=1)と判断すれば、信号
aの送信が1回終了していることを示すフラグf2が1であるか否かを判断する(S18
3)。なお、ここでの信号aは車両がアーミングモードに設定されているときに、監視セ
ンターへ送信すべき信号を示しており、自車位置情報や、車両情報(車両番号、車種、ボ
ディの色)等を含んでいる。
S183における判断で、信号aの送信が1回終了している(フラグf2=1)と判断
すれば、ナビゲーション装置41の電源がオンであることを示すフラグf5が1であるか
否かを判断する(S184)。
ナビゲーション装置41の電源がオンである(フラグf5=1)と判断すれば、次に信
号aを送信する時刻であるか否かを判断し(S185)、信号aを送信する時刻であると
判断すれば、自動車電話装置81の電源をオンにする(S186)。
一方、S183における判断で、信号aの送信が1回も行われていない(フラグf2
0)と判断すれば、S184、S185を飛ばして、自動車電話装置81の電源をオンに
する(S186)。
次に、NAVI用マイコン42から自車位置情報を取り込んで(S187)、電話用マ
イコン82へ、監視センターとの通話回線を繋ぐことを指令する指令信号を出力し(S1
88:図17のS241に関連)、次に自車位置情報、車両情報、及び現在時刻を含む信
号aを出力する(S189)。その後、送信時刻を30分後となるようにセットし(S1
90)、ナビゲーション装置41の電源をオフにし(S191)、フラグf5を0にする
(S192)。
次に、フラグf6が1であるか否か、すなわちS188、S189で指令した信号aの
送信が完了したか否かを判断する(S193:図17のS246に関連)。信号aの送信
が完了した(フラグf6=1)と判断すれば、自動車電話装置81の電源をオフにし(S194)、フラグf6を0にする(S195)。
次に、フラグf2が1であるか否かを判断し(S196)、フラグf2が1でないと判断すれば、フラグf2を1にする(S197)。
一方、S184における判断で、ナビゲーション装置41の電源がオンでない(フラグ
5=0)と判断すれば、信号aの送信時刻の1分前以内であるか否かを判断する(S1
98)。送信時刻の1分前以内であると判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオ
ンにし(S199)、フラグf5を1にする(S200)。但し、ナビゲーション装置4
1の表示装置49については、電源をオンにしない。なお、上記割り込みルーチンについ
ては、数ミリ秒に1回のペースで繰り返されるものとする。
次に、メインマイコン71の行う処理Dの動作、すなわち車両盗難が発生した場合の動
作を図15に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、信号cの送信が1回終了していることを示すフラグf4が1であるか否かを判断
する(S201)。なお、ここでの信号cは車両盗難が発生すると、監視センターへ送信
すべき信号を示しており、盗難の発生を示す盗難コードや、自車位置情報や、車両情報等
を含む。
S201における判断で、信号cの送信が1回終了している(フラグf4=1)と判断
すれば、ナビゲーション装置41の電源がオンであることを示すフラグf5が1であるか
否かを判断する(S202)。
ナビゲーション装置41の電源がオンである(フラグf5=1)と判断すれば、次に信
号cを送信する時刻であるか否かを判断し(S203)、信号cを送信する時刻であると
判断すれば、自動車電話装置81の電源をオンにする(S206)。
一方、S201における判断で、信号cの送信が1回も行われていない(フラグf4
0)と判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオンにし(S204)、フラグf5
を1にし(S205)、自動車電話装置81の電源をオンにする(S206)。但し、ナ
ビゲーション装置41の表示装置49については、電源をオンにしない。
次に、NAVI用マイコン42から自車位置情報を取り込んで(S207)、電話用マ
イコン82へ、監視センターとの通話回線を繋ぐことを指令する指令信号を出力し(S2
08:図17のS241に関連)、次に盗難が発生したことを示す盗難コード、自車位置
情報、車両情報、及び現在時刻を含む信号cを出力する(S209)。
次に、イグニッションスイッチ63がオンであるか否か、すなわちエンジンが作動して
いるか否かを判断する(S210)。エンジンが作動していると判断すれば、送信時刻を
1分後となるようにセットし(S211)、次にフラグf4が1であるか否かを判断し(
S212)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S213)。
一方、S210における判断で、エンジンが作動していないと判断すれば、送信時刻を
10分後となるようにセットし(S214)、ナビゲーション装置41の電源をオフにし
(S215)、フラグf5を0にする(S216)。
次に、フラグf6が1であるか否か、すなわちS208、S209で指令した信号cの
送信が完了したか否かを判断する(S217:図17のS246に関連)。信号cの送信
が完了した(フラグf6=1)と判断すれば、自動車電話装置81の電源をオフにし(S
218)、フラグf6を0にする(S219)。
次に、フラグf4が1であるか否かを判断し(S212)、フラグf4が1でないと判断すれば、フラグf4を1にする(S213)。
一方、S202における判断で、ナビゲーション装置41の電源がオンでない(フラグ
5=0)と判断すれば、信号cの送信時刻の1分前以内であるか否かを判断する(S2
20)。送信時刻の1分前以内であると判断すれば、ナビゲーション装置41の電源をオ
ンにし(S221)、フラグf5を1にする(S222)。但し、ナビゲーション装置4
1の表示装置49については、電源をオンにしない。
次に、メインマイコン71の行う処理Eの動作、すなわち車両がディスアーミングモー
ドである場合の動作を図16に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、フラグ
2が1であるか否か、すなわち車両がアーミングモードに設定されていたことを監視セ
ンターへ伝えていたか否かを判断する(S231)。アーミングモードに設定されていた
ことを伝えていたと判断すれば、監視センターへアーミングモードが解除されたことを伝
える必要があるため、自動車電話装置81の電源をオンにする(S232)。
次に、電話用マイコン82へ、監視センターとの通話回線を繋ぐことを指令する指令信
号を出力し(S233:図17のS241に関連)、アーミングモードが解除されたこと
を示す解除コード、車両情報、及び現在時刻を含む信号bを出力し(S234)、その後
、ナビゲーション装置41の電源をオフにし(S235)、フラグf5を0にする(S2
36)。
次に、フラグf6が1であるか否か、すなわちS233、S234で指令した信号bの
送信が完了したか否かを判断する(S217:図17のS246に関連)。信号bの送信
が完了した(フラグf6=1)と判断すれば、自動車電話装置81の電源をオフにし(S
238)、全てのフラグを0にする(S239)。
次に、実施の形態(4)に係る盗難通報装置における電話用マイコン82の行う動作に
ついて説明する。まず、メインマイコン71から盗難信号を送信する指令があったか否か
を判断する(S241)。送信指令がないと判断すれば、通常の処理を行う(S247)
送信指令があったと判断すれば、イグニッションスイッチ63がオンであるか否か、す
なわちエンジンが作動しているか否かを判断する(S242)。エンジンが作動している
と判断すれば、緊急通報用ダイヤル信号を送出し、監視センターとの通話回線を繋いで、
盗難信号を送信するように制御し、さらに通話回線を繋いだままにする(S243)。
一方、エンジンが作動していないと判断すれば、自動車電話における通話可能エリア内
であるか否かを判断する(S244)。通話可能エリア外であると判断すれば、そのまま
動作を終了する。一方、通話可能エリア内であると判断すれば、緊急通報用ダイヤル信号
を送出し、監視センターとの通話回線を繋いで、盗難信号を送信するように制御し(S2
45)、その後、フラグf6を1にする(S246)。
上記実施の形態(4)に係る盗難通報装置によれば、実施の形態(3)に係る盗難通報
装置と同様に、アーミングモード中の車両の自車位置情報を監視センターへ送信するため
、該監視センターにおいて、アーミングモード中の車両の位置を把握することができるよ
うになっている。従って、前記監視センターにおいては、車両盗難の発生を検出や、盗難
車両の追跡を行うことができる。
また、盗難検出手段26により盗難が検出されると、直ちに盗難コードと自車位置情報
とを含む信号cを監視センターへ送信するようになっているため、車両盗難を前記監視セ
ンターへ遅れなく伝えることができる。
また、エンジンが作動していない場合には、自動車電話装置31やナビゲーション装置
41への電力供給に制限を加えるようになっているため、バッテリの無駄な消費を無くす
ことができる。
また、上記実施の形態(3)又は(4)に係る盗難通報装置では、自動車電話装置31
、81の電源投入に先立ち、ナビゲーション装置41の電源をオンにしているが、ナビゲ
ーション装置41の電源投入後直ちに正確な自車位置を検出することができれば、自動車
電話装置31、81とナビゲーション装置41との電源を同期して制御しても良い。
次に、実施の形態に係る盗難通報システム(1)について説明する。
車両に、上記実施の形態(1)〜(4)のいずれかに係る盗難通報装置を装備し、監視
センターに、電話回線を通じて取得した情報に基づいて前記車両の状況を監視する監視手
段を装備することによって、上記盗難通報システムを実現することができる。
上記実施の形態に係る盗難通報システム(1)によれば、アーミングモード中の車両の
自車位置情報を前記監視センターへ送信するようになっている。また、前記監視センター
においては、アーミングモード中の車両から送信された内容に基づいて、前記車両の状況
を監視するようになっている。
従って、前記監視センターにおいて、車両盗難の発生を検出したり、盗難車両の追跡を
行うことができる。
また、アーミングモードが設定されるのは、通常、車両の持ち主がその車両から離れる
ときであるため、アーミングモード中に移動する車両については盗難車両と判断すること
ができる。また、信号aの受信が途絶えた車両についても、盗難者の手によって通信機能
が破壊され、通信不能になった車両と判断することができる。
本発明の実施の形態(1)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 アーミングモード中の車両から送信される信号の送信タイミングについて説明する説明図である。 実施の形態(2)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(2)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(4)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る盗難通報装置におけるメインマイコンの行う動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る盗難通報装置における電話用マイコンの行う動作を示したフローチャートである。 従来の盗難通報装置の要部を概略的に示したブロック図である。
符号の説明
31、81 自動車電話装置
32、82 電話用マイコン
51、61、61A、71 メインマイコン
41 ナビゲーション装置
42 NAVI用マイコン
63 イグニッションスイッチ

Claims (6)

  1. 車両に搭載される盗難通報装置であって、
    自車位置を検出する自車位置検出手段と、
    信号を監視センター等の緊急機関へ送信するための通信手段と、
    自車位置情報等を含む第1の信号を前記緊急機関へ送信する時刻を設定する送信時刻設
    定手段と、
    車両の持ち主が該車両から離れるときに、該車両の盗難を監視するアーミングモードに
    設定するアーミングモード設定手段と、
    アーミングモード中、前記送信時刻設定手段により設定された送信時刻に、前記通信手
    段を用いて、前記第1の信号を前記緊急機関へ送信する第1の送信制御手段とを備えてい
    ることを特徴とする盗難通報装置。
  2. 盗難の発生を検出する盗難発生検出手段と、
    盗難が発生すると、前記通信手段を用いて、自車位置情報等を含む第2の信号を前記緊
    急機関へ送信する第2の送信制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の盗
    難通報装置。
  3. 前記第2の送信制御手段による制御開始の起点が、盗難発生の検出時であることを特徴
    とする請求項2記載の盗難通報装置。
  4. 前記盗難発生検出手段として、車両盗難者の侵入を検出する手段、及びアーミングモー
    ド中の車両移動を検出する手段を採用し、
    前記盗難発生検出手段が、車両盗難者の侵入、アーミングモード中の車両移動のうちの
    いずれか一方でも検出されると、盗難が発生したと判断するようになっていることを特徴
    とする請求項2又は請求項3記載の盗難通報装置。
  5. 前記自車位置検出手段として、表示装置を含んで構成されるナビゲーション装置を採用
    し、
    盗難通報装置としての機能を果たす場合には、前記表示装置を作動させない作動制御手
    段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の盗難通報装置。
  6. 車両に、
    自車位置を検出する自車位置検出手段と、
    信号を監視センター等の緊急機関へ送信するための通信手段と、
    自車位置情報等を含む第1の信号を前記緊急機関へ送信する時刻を設定する送信時刻設
    定手段と、
    前記車両の持ち主が該車両から離れるときに、該車両の盗難を監視するアーミングモー
    ドに設定するアーミングモード設定手段と、
    該アーミングモード設定手段により前記車両がアーミングモードに設定されると、前記
    送信時刻設定手段により設定された送信時刻に、前記通信手段を用いて、前記第1の信号
    を前記緊急機関へ送信する第1の送信制御手段とを備え、
    前記緊急機関に、
    前記車両からの信号を受信するための受信手段と、
    該受信手段より受信した内容に基づいて、前記車両の状況を監視する監視手段とを備え
    ていることを特徴とする盗難通報システム。
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