JP4729925B2 - 光送信機 - Google Patents

光送信機 Download PDF

Info

Publication number
JP4729925B2
JP4729925B2 JP2005000896A JP2005000896A JP4729925B2 JP 4729925 B2 JP4729925 B2 JP 4729925B2 JP 2005000896 A JP2005000896 A JP 2005000896A JP 2005000896 A JP2005000896 A JP 2005000896A JP 4729925 B2 JP4729925 B2 JP 4729925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
converter
control signal
monitor
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005000896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006191309A (ja
Inventor
博人 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2005000896A priority Critical patent/JP4729925B2/ja
Priority to US11/324,799 priority patent/US20060164712A1/en
Publication of JP2006191309A publication Critical patent/JP2006191309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4729925B2 publication Critical patent/JP4729925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/564Power control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
    • H01S5/042Electrical excitation ; Circuits therefor
    • H01S5/0427Electrical excitation ; Circuits therefor for applying modulation to the laser

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

この発明は、光通信に用いられる光送信機に関する。
CPUによってLDの駆動制御を行う光伝送モジュールが公開されている(特許文献1を参照)。CPUはD/A変換器を介してLD駆動回路に接続されており、D/A変換器は、CPUによって設定されたディジタル制御値をアナログ信号に変換して駆動回路に供給する。駆動回路は、D/A変換器からのアナログ信号に応じた大きさの駆動電流をLDに供給してLDを駆動する。CPUは、光出力のシャットダウン命令を受けると、LDの駆動電流が0になるようにD/A変換器のディジタル制御値を設定し、それによって光出力を停止する。また、CPUは、シャットダウン命令が解除されると、D/A変換器のディジタル制御値を変更してLDの駆動電流を上昇させ、光出力を再開する。
一方、SFP MSA仕様書では、光出力シャットダウンのアサート時間(TX Disable Assert Time:t_off)が最大で10μs、デアサート時間(TX Disable Negate Time:t_on)が最大で1msと規定されている(非特許文献1を参照)
国際公開第98/13958号パンフレット アジレント・テクノロジーズ(Agilent Technologies)ほか、「スモール・フォーム・ファクター・プラガブル(SFP)トランシーバ・マルチソース・アグリーメント(MSA)(Small Form-factor Pluggable (SFP) Transceiver MultiSource Agreement (MSA)」、[online]、2000年9月14日、[平成16年11月30日検索]、インターネット<URL:http://www.schelto.com/SFP/SFP%20MSA.pdf>
光出力シャットダウンのアサートおよびデアサートをCPUへの割り込み制御で行うと、仕様書で規定されているアサート時間およびデアサート時間を満たすことは難しい。光出力シャットダウンのアサートでは、割り込み開始からD/A変換器の設定までの処理に時間がかかるためである。例えば、CPUとしてSilicon Laboratories社C8051F211(25MHz動作)、D/A変換器としてLinear Technology社LTC1654を使用した場合、割り込み入力後D/A変換器のディジタル制御値を設定するのに5μs、設定後D/A変換器の出力が変更されるまでに10μs程度必要である。また、光出力シャットダウンのデアサートでは、割り込み開始からD/A変換器の設定までの処理に時間がかかるほか、オートパワーコントロール(Automatic Power Control:APC)ループが駆動電流ゼロからスタートすると、所望の光出力が得られるまでに必要なループ回数が多くなるためである。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、光出力を迅速に停止および再開することの可能な光送信機を提供することを課題とする。
本発明は、光出力を生成するレーザダイオードと、制御信号に応答してレーザダイオードを駆動する駆動回路と、光出力を検知し、当該光出力に対応するモニタ信号を生成する出力モニタ部と、モニタ信号に応じて制御信号を生成する制御部とで構成される閉ループにより、レーザダイオードの光出力を所定の値に制御する光送信機に関する。この光送信機は、この光送信機の外部から入力されるシャットダウン信号に応答して閉ループを遮断するスイッチと、閉ループの遮断に応答して、制御信号として発光停止信号を駆動回路に供給する手段と、閉ループの遮断に応答して、上記の所定値として制御初期値を閉ループに提供する手段とを備えている。
駆動回路を制御する制御信号がスイッチを用いて切り替えられるので、光出力が迅速に停止され、あるいは再開される。光出力の停止中、閉ループの所定値は、制御初期値提供手段から提供された値に設定される。このため、光出力の再開時に閉ループが不安定になることがなく、光出力が所望の値に復帰するのに要する時間が短縮される。
シャットダウン信号が入力されていない間は、閉ループによって所定の光出力が保たれる。シャットダウン信号が入力されると、所定の値に基づく制御信号は駆動回路に供給されなくなり、閉ループは遮断される。その停止中、制御初期値提供手段から制御初期値が制御部に提供される。その後、シャットダウン信号が再び停止されると、制御初期値を上記の所定値として、閉ループが再開される。このため、初期値が0にリセットされる場合に比べて、所定の光出力を得るまでに必要な制御ループの回数を低減し、光出力を迅速に安定化することが可能になる。
本発明に係る光送信機は、光データリンクの内部温度を測定し、当該内部温度を示す温度モニタ値を生成する温度測定部を更に備えていてもよい。制御初期値は、複数の温度モニタ値にそれぞれ対応する複数の値であってもよい。制御部は、シャットダウン信号が入力されているときは、温度測定部から温度モニタ値を取得し、当該温度モニタ値に対応する制御初期値が閉ループに提供されて制御の初期値とされる。このため、光出力の停止中に光送信機の内部温度が変化しても、光出力の再開時に、内部温度に適した駆動電流をレーザダイオードに供給することが可能になる。これにより、レーザダイオードの過発光や破壊が起こりにくくなる。
制御部は、D/A変換器およびA/D変換器を含むディジタル中央処理装置であってもよい。モニタ信号がA/D変換器によりディジタル値に変換され、ディジタル値に変換された前記所定の値と比較の結果得られた、ディジタル化された制御信号がD/A変換器によりアナログ値に変換され、制御信号として駆動部に提供されてもよい。
本発明の光送信機は、駆動電流を制御する制御信号をスイッチによって切り替えるので、光出力を迅速に停止および再開することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の光送信機10の構成を概略的に示すブロック図である。光送信機10は、光出力シャットダウン機能を有している。光出力のシャットダウンとは、光送信機10の動作異常などによって光出力を強制的に停止させることである。光出力のシャットダウンは、シャットダウン制御信号(図1のTX_DISABLE)の状態に応じて制御される。シャットダウン制御信号がアクティブ状態のときは光出力が禁止され、イナクティブ状態のときは光出力が許可される。シャットダウン制御信号をアクティブ状態およびイナクティブ状態にすることは、それぞれシャットダウン制御信号のアサートおよびデアサートと呼ばれる。
光送信機10は、レーザダイオード(Laser Diode:LD)12、LD駆動回路14、モニタフォトダイオード(Photo Diode:PD)16、電流/電圧変換抵抗18、A/D変換器20、コントローラ22、D/A設定値メモリ23、D/A変換器24およびスイッチ26を有している。LD12およびモニタPD16には、それぞれ順バイアス電圧および逆バイアス電圧として電源電圧Vccが印加される。A/D変換器20、コントローラ22およびD/A変換器24は、ディジタル中央処理装置を構成している。
LD12は、LD駆動回路14から駆動電流を受けて光出力を生成する。駆動電流には、バイアス電流と変調電流が含まれる。変調電流のオン/オフは、光送信機10の外部からLD駆動回路14に入力されるデータ信号に応じて制御される。バイアス電流および変調電流の大きさは、LD駆動回路14の制御端子に入力されるアナログ制御信号に応じて定まる。この制御端子は、スイッチ26に接続されている。
モニタPD16は、LD12の光出力を検出し、その光出力に応じた検出電流を生成する。モニタPD16のアノードには、電流/電圧変換抵抗18が直列接続されている。電流/電圧変換抵抗18の両端には、検出電流に応じたアナログ電圧が発生する。A/D変換器20は、このアナログ電圧をディジタル値Vに変換し、コントローラ22に入力する。このディジタル値Vは、モニタPD16によって測定された光出力を示すので、以下では「光出力モニタ値」と呼ぶことにする。
コントローラ22は、光送信機10の動作を制御する電子回路である。コントローラ22は、オートパワーコントロール(以下、「APC」と表記する)を実行して、LD12の光出力を所定の一定値に制御する。APCは、閉ループ制御であり、光出力モニタ値を所定の参照値と比較して、光出力モニタ値が参照値に近づくようにバイアス電流および変調電流の大きさを調整する。コントローラ22は、光出力モニタ値と参照値との差を用いて、バイアス電流および変調電流の大きさを定めるディジタル値を算出する。
D/A変換器24は、コントローラ22がアクセス可能なレジスタを有しており、このレジスタには、バイアス電流および変調電流の大きさを定めるディジタル設定値が格納される。D/A変換器24は、このディジタル設定値をD/A変換してアナログ電圧を生成し、スイッチ26に出力する。
スイッチ26は、三つの端子A、BおよびCを有している。端子AはD/A変換器24の出力端子に接続されており、端子Bはグランドに接続されている。端子CはLD駆動回路14の制御端子に接続されている。スイッチ26は、シャットダウン制御信号の状態に応じて、端子Cを端子AまたはBのいずれかに接続する。シャットダウン制御信号がデアサートされている場合、スイッチ26は端子Cを端子Aに接続する。その結果、D/A変換器24からのアナログ電圧が上記のアナログ制御信号としてLD駆動回路14に供給される。LD駆動回路14は、D/A変換器24からのアナログ電圧に応じた大きさのバイアス電流および変調電流をLD12に供給する。一方、シャットダウン制御信号がアサートされている場合、スイッチ26は端子Cを端子Bに接続する。その結果、LD駆動回路14の制御端子がグランドに接続され、グランドレベルの電圧がアナログ制御信号としてLD駆動回路14に供給される。アナログ制御信号がグランドレベルになると、LD駆動回路14はバイアス電流および変調電流の大きさを0に設定し、LD12の駆動を停止する。これに応じて、LD12からの光出力も停止する。
光送信機10は、更に、温度センサ28およびA/D変換器30も有している。温度センサ28は光送信機10の内部温度を測定し、その内部温度を示すアナログ信号を生成する。A/D変換器30は、このアナログ信号をディジタル値Vに変換し、コントローラ22に入力する。このディジタル値は、温度センサによって測定された光送信機10の内部温度を示すので、以下では「温度モニタ値」と呼ぶことにする。
コントローラ22には、D/A設定値メモリ23が接続されている。コントローラ22は、D/A設定値メモリ23にアクセスして、その記憶内容を読み書きすることができる。D/A設定値メモリ23には、LD12の温度特性に基づいて作成されたルックアップテーブル(Look-Up Table:LUT)が記憶されている。このLUTは、光送信機10の内部温度に応じてD/A変換器24のディジタル設定値を調整するために使用される。この点については、後で詳細に説明する。
図2は、コントローラ22による光出力の制御手順を示すフローチャートである。まず、コントローラ22は、コントローラ22内の記憶装置に格納されたAPCループフラグを参照し、その状態を確認する(ステップS202)。コントローラ22はシャットダウン制御信号を受けると、割り込み処理を実行し、APCループフラグの状態をシャットダウン制御信号の状態に応じて切り替える。シャットダウン制御信号がデアサートされている場合、光送信機10に通常の光出力動作が指令されていることになる。この場合、コントローラ22は、図3に示されるような割り込み処理を実行し、APCループフラグをイネーブルに設定する(ステップS302)。一方、シャットダウン制御信号がアサートされている場合、光送信機10に光出力の停止が指令されていることになる。この場合、コントローラ22は、図4に示されるような割り込み処理を実行し、APCループフラグをディセーブルに設定する(ステップS402)。
APCループフラグがイネーブルの場合、コントローラ22はAPCループを実行する。すなわち、コントローラ22は、A/D変換器20から光出力モニタ値を取得し(ステップS204)、その光出力モニタ値と所定の参照値との差を用いて、バイアス電流および変調電流の大きさを定めるディジタル値を算出する(ステップS206)。コントローラ22は、算出したディジタル値をD/A変換器24内のレジスタに書き込む。こうして、D/A変換器24にディジタル設定値が入力される(ステップS208)。この後、コントローラ22は、所定の時間だけ待機した後(ステップS210)、ステップS202を再び実行する。シャットダウン制御信号がデアサートされている間、S204、S206、S208およびS210からなる一連の処理が繰り返される。このようなAPCループによって、光出力が所定の値に保たれる。
図5は、上記の通常動作中にシャットダウン制御信号がアサートされたときのタイミングチャートである。この図に示されるように、時刻t1においてシャットダウン制御信号(TX_DISABLE)がアサートされると、スイッチ26の出力がグランドレベルに切り替えられ、それに応じてLD12の光出力が停止する。同時に、図4の割り込み処理によって、APCループフラグの状態がディセーブルに切り替えられる。図2に示されるように、APCループフラグの状態がディセーブルだと、ステップS204およびS206は実行されない。つまり、コントローラ22はAPCループを停止する。シャットダウン制御信号のアサートに応答してAPCループを停止するのは、以下の理由による。すなわち、光出力が停止すると光出力モニタ値が0になり、参照値との差が大きくなる。このため、APCループを停止しないと、コントローラ22は、LD駆動電流が極めて大きくなるようにD/A変換器24のディジタル設定値を定め、その結果、LD12の過発光や破壊を引き起こす可能性があるからである。
LD12の駆動電流対光出力特性(I−L特性)は温度に応じて変化する。一般に、光出力が一定になるようにLDを駆動する場合、高温時の方が低温時よりも大きな駆動電流が必要となる。例えば、高温でシャットダウン制御信号がアサートされ、その時点でのD/A変換器24のディジタル設定値が保持されたまま、LDの温度が下がり、シャットダウン制御信号がデアサートされると、必要以上に大きな駆動電流がLDに流され、LDの過発光や破壊を引き起こす可能性がある。そのため、シャットダウン制御信号がデアサートされ、APCループが再開されるときのLD駆動電流の初期値は、出力停止時の値のままではなく、LDの周囲温度に応じた適切な値であることが望ましい。
そこで、本実施形態では、シャットダウン制御信号がアサートされている間、光送信機10の内部温度をモニタし、シャットダウン制御信号がデアサートされたときに、内部温度に適した大きさのバイアス電流および変調電流がLD12に供給されるようにD/A変換器24のディジタル設定値を定める。つまり、光出力の停止中、コントローラ22は、D/A変換器24のディジタル設定値を、D/A設定値メモリ23に記憶されたLUT内のいずれかのディジタル値に設定する。なお、コントローラ22がD/A変換器24の設定に要する処理時間は、図5において符号tで表されている。
より具体的に述べると、図2に示されるように、コントローラ22は、ステップS210においてAPCループフラグがディセーブルであることを確認すると、A/D変換器30から温度モニタ値を取得し(ステップS212)、その温度モニタ値とD/A設定値メモリ23に格納されたLUTとを用いてD/A変換器24のディジタル設定値を決定し(ステップS214)、そのディジタル設定値をD/A変換器24に入力する(ステップS208)。
図3は、D/A設定値メモリ23に格納されたLUTの構成を示す概略図である。このLUTには、バイアス電流および変調電流の大きさを定めるディジタル値Dが、異なる温度T1〜Tn(nは2以上の整数)に対応する温度モニタ値VT1、VT2、…VTnにそれぞれ対応付けて格納されている。なお、図3では、対応する温度モニタ値VT1〜VTnと同じ添字T1〜Tnが記号「D」に付されている。T1〜Tnは、一定の間隔(例えば2℃)を有していてもよい。ディジタル値DTi(iは1以上n以下の整数)は、光データリンク10の内部温度がTiに等しいときに光出力が所定の値となるように、LD12の温度特性に基づいて定められている。A/D変換器30からの温度モニタ値がLUT中の温度モニタ値と異なる場合には、A/D変換器30からの温度モニタ値に最も近い温度モニタ値に対応付けられたディジタル値DをD/A変換器24のディジタル設定値としてもよい。あるいは、LUT内のディジタル値Dを内挿法または外挿法により補間してA/D変換器30からの温度モニタ値に対応するディジタル設定値を算出してもよい。
図7は、光出力停止中の時刻t2にシャットダウン制御信号がデアサートされたときのタイミングチャートである。この図に示されるように、シャットダウン制御信号がデアサートされると、コントローラ22は、図3の割り込み処理によってAPCループフラグをイネーブルに切り替え、それに応じてAPCループを再開する。また、スイッチ26は、端子Cに端子Aを接続し、D/A変換器24からのアナログ電圧をLD駆動回路14に供給する。このアナログ電圧は、上述のステップS214およびS208によって定められたディジタル設定値をD/A変換したものであり、したがって、光送信機10の内部温度に応じた適切なレベルを有している。APCループの再開直後は、この電圧レベルに応じた大きさのバイアス電流および変調電流がLD12に供給され、光出力が生成される。この後は、通常のAPCループによって光出力が所定の値に安定化される。
以下では、本実施形態を比較例とを対比しながら、本実施形態の利点を説明する。図8は、比較例の光送信機の構成を概略的に示すブロック図である。この比較例は、D/A設定値メモリ23、スイッチ26、温度センサ28、およびA/D変換器30を有しない点で、本実施形態の光送信機10と異なっている。図9は、比較例における光出力の制御手順を示すフローチャートである。まず、コントローラ22は、APCループフラグを参照し、その状態を確認する(ステップS902)。APCループフラグがイネーブルの場合、コントローラ22は、本実施形態と同様のAPCループ(ステップS904、S906、S908およびS910)を実行する。
この比較例は、APCループフラグの切り替えのみによって光出力を停止および再開する。図10は、比較例の通常動作中にシャットダウン制御信号がアサートされたときのタイミングチャートである。シャットダウン制御信号がアサートされると、コントローラ22は、図11に示される割り込み処理を実行する。この割り込み処理において、コントローラ22は、D/A変換器24のディジタル設定値を光出力停止レベルに設定する(ステップS1102)。光出力停止レベルのディジタル制御値をD/A変換して得られるアナログ電圧は、駆動電流を0に設定する。したがって、ステップS1102が実行されると、光出力は停止する。更に、コントローラ22は、APCループフラグをディセーブルに設定する(ステップS1104)。図9に示されるように、APCループフラグがディセーブルの間、APCループは停止され、APCループフラグの確認(ステップS902)が繰り返される。
図12は、光出力停止中の時刻t2にシャットダウン制御信号がデアサートされたときのタイミングチャートである。シャットダウン制御信号がデアサートされると、コントローラ22は、図13に示される割り込み処理を実行し、APCループフラグをイネーブルに設定する(ステップS1302)。これに応じてAPCループが再開され、光出力が所定の値まで上昇させられる。
図10に示されるように、比較例では、シャットダウン制御信号のアサートの際、D/A変換器24の出力を光出力停止レベルに設定するためにコントローラ処理時間tを費やすので、シャットダウン制御信号のアサートから光出力停止までに要する時間、すなわち光出力シャットダウンのアサート時間t_offが比較的長い。これに対し、図5に示されるように、本実施形態では、LD駆動回路14に入力するアナログ制御信号をスイッチ26を用いて迅速に光出力停止レベルに切り替え、D/A変換器の設定完了を待たずに光出力を停止するので、光出力シャットダウンのアサート時間t_offが短い。
また、図12に示されるように、比較例では、シャットダウン制御信号のデアサートの際、D/A変換器24の出力電圧を光出力停止レベルから所定の光出力に対応するレベルまで戻すために、時間tのAPCループ処理を複数回繰り返す。このため、比較例では、シャットダウン制御信号のデアサートから光出力が所定の値に戻るまでの時間、すなわち光出力シャットダウンのデアサート時間t_onが比較的長い。これに対し、図7に示されるように、本実施形態では、LD駆動回路14に入力するアナログ制御信号をスイッチ26を用いて迅速にD/A変換器24の出力電圧に切り替える。しかも、D/A変換器24の出力電圧は光出力停止レベルではなく、様々な内部温度下での光出力に応じたレベルを有している。このため、比較例よりも少ないAPCループ回数で光出力を所定の値に戻すことができる。以上の点から、光出力シャットダウンのデアサート時間t_onも短い。
さらに、本実施形態では、光出力の停止中、温度に応じてD/A変換器24の出力電圧を調節するので、光出力の再開時にLD12の過発光や破壊を防止することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
図1は、実施形態の光送信機の構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、実施形態における光出力の制御手順を示すフローチャートである。 図3は、実施形態においてシャットダウン制御信号がデアサートされたときの割り込み処理を示すフローチャートである。 図4は、実施形態においてシャットダウン制御信号がアサートされたときの割り込み処理を示すフローチャートである。 図5は、実施形態においてシャットダウン制御信号がアサートされたときのタイミングチャートである。 図6、LUTの構成を示す概略図である。 図7は、実施形態においてシャットダウン制御信号がデアサートされたときのタイミングチャートである。 図8は、比較例の光送信機の構成を概略的に示すブロック図である。 図9は、比較例における光出力の制御手順を示すフローチャートである。 図10は、比較例においてシャットダウン制御信号がアサートされたときのタイミングチャートである。 図11は、比較例においてシャットダウン制御信号がアサートされたときの割り込み処理を示すフローチャートである。 図12は、比較例においてシャットダウン制御信号がデアサートされたときのタイミングチャートである。 図13は、比較例においてシャットダウン制御信号がデアサートされたときの割り込み処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…光送信機、12…レーザダイオード(LD)、14…LD駆動回路、16…モニタフォトダイオード(PD)、18…電流/電圧変換抵抗、20、30…A/D変換器、22…コントローラ、23…D/A設定値メモリ、24…D/A変換器、26…スイッチ、28…温度センサ

Claims (1)

  1. 光出力を生成するレーザダイオードと、制御信号に応答して前記レーザダイオードを駆動する駆動回路と、前記光出力を検知し、当該光出力に対応するモニタ信号を生成する出力モニタ部と、前記モニタ信号に応じて前記制御信号を生成する制御部とで構成される閉ループにより、前記レーザダイオードの光出力を所定の値に制御する光送信機において、
    前記光送信機の内部温度を測定し、当該内部温度を示す温度モニタ値を出力する温度モニタ部と、
    当該光送信機の外部から入力されるシャットダウン信号に応答して前記閉ループを遮断するスイッチと、
    前記閉ループの遮断に応答して、前記制御信号として発光停止信号を前記駆動回路に供給し前記レーザダイオードに供給されるバイアス電流と変調電流を0とする手段と、
    を備え、
    前記制御部は、前記閉ループが前記シャットダウン信号により遮断されているときは、前記温度モニタ部から前記温度モニタ値を取得し、当該温度モニタ値に基づいて、前記閉ループが再開されるときの前記レーザダイオードの駆動電流の初期値を取得する手段を有し、
    前記制御部は、D/A変換器およびA/D変換器を含むディジタル中央処理装置であり、
    前記モニタ信号が前記A/D変換器によりディジタル値に変換され、ディジタル値に変換された前記所定の値と比較の結果得られた、ディジタル化された制御信号を前記D/A変換器によりアナログ値に変換して前記制御信号として前記駆動部に提供することを特徴とする光送信機。
JP2005000896A 2005-01-05 2005-01-05 光送信機 Active JP4729925B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000896A JP4729925B2 (ja) 2005-01-05 2005-01-05 光送信機
US11/324,799 US20060164712A1 (en) 2005-01-05 2006-01-04 Optical transmitter capable of prompt shutting down and recovering optical output thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000896A JP4729925B2 (ja) 2005-01-05 2005-01-05 光送信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006191309A JP2006191309A (ja) 2006-07-20
JP4729925B2 true JP4729925B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=36696469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005000896A Active JP4729925B2 (ja) 2005-01-05 2005-01-05 光送信機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060164712A1 (ja)
JP (1) JP4729925B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043784A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Sumitomo Electric Ind Ltd レーザダイオード駆動回路およびレーザダイオード駆動方法
JP5439970B2 (ja) * 2009-06-18 2014-03-12 住友電気工業株式会社 レーザダイオード駆動方法及び光送信器
US8294493B2 (en) 2010-03-23 2012-10-23 Analog Devices, Inc. Low-power frequency dividers
JP5869380B2 (ja) * 2012-03-14 2016-02-24 日本オクラロ株式会社 光モジュール及び光モジュールの制御方法
US9319146B2 (en) * 2012-03-22 2016-04-19 Mitsubishi Electric Corporation Optical transmitter
US9653878B2 (en) * 2014-12-23 2017-05-16 Source Photonics (Chengdu) Co., Ltd. Circuit, optical module, methods and optical communication system for dual rate power point compensation
JP7180698B2 (ja) * 2019-02-14 2022-11-30 王子ホールディングス株式会社 細胞シート形成部材、基材、および、細胞シート形成部材の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000269896A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Fujitsu Ltd バースト光送信回路
JP2002217836A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd レーザダイオード駆動回路及び光送信システム
JP2002237649A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Nec Corp フィードフォワード型apc回路を備えたレーザダイオード駆動回路および方法
JP2004222138A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 光送信回路
JP2005197984A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Fujitsu Access Ltd 光送信装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11239105A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Hitachi Ltd 光送信器、および、それを用いた光伝送システム
JP3732033B2 (ja) * 1999-02-19 2006-01-05 富士通株式会社 光出力制御回路
US20020027690A1 (en) * 2000-09-05 2002-03-07 Meir Bartur Fiber optic transceiver employing analog dual loop compensation
US6947456B2 (en) * 2000-12-12 2005-09-20 Agilent Technologies, Inc. Open-loop laser driver having an integrated digital controller
WO2002069464A1 (fr) * 2001-02-23 2002-09-06 Fujitsu Limited Emetteur lumineux
US7418015B2 (en) * 2004-02-23 2008-08-26 Finisar Corporation System and method for control of optical transmitter

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000269896A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Fujitsu Ltd バースト光送信回路
JP2002217836A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd レーザダイオード駆動回路及び光送信システム
JP2002237649A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Nec Corp フィードフォワード型apc回路を備えたレーザダイオード駆動回路および方法
JP2004222138A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Mitsubishi Electric Corp 光送信回路
JP2005197984A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Fujitsu Access Ltd 光送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060164712A1 (en) 2006-07-27
JP2006191309A (ja) 2006-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5011805B2 (ja) 光送信器
US8345721B2 (en) Method for driving optical transmitter
WO2018119637A1 (zh) 一种用于控制光发射组件波长的方法及装置
US7326921B2 (en) Optical receiver with bias voltage adjusted according to adjustable bypass current
US6792020B2 (en) Laser driver with a safety circuit having digital feedback
CN110447151B (zh) 光发送机
JP4729925B2 (ja) 光送信機
JP2006080677A (ja) 光データリンク
JP4983424B2 (ja) 光トランシーバ
JP2006128393A (ja) 発光ダイオード駆動装置及びそれを備えた光伝送装置
JP2009105489A (ja) 光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法
CN110542959A (zh) 一种防止光模块上电时发射光波长波动的方法及装置
JP2002090851A (ja) 電子カメラ
JP2009043784A (ja) レーザダイオード駆動回路およびレーザダイオード駆動方法
US6678290B2 (en) Optical output control circuit for obtaining stable optical output power
JP2008053536A (ja) レーザダイオード制御装置およびレーザダイオード制御方法
US11705968B2 (en) Adjustment device and adjusting method for stabilizing optical characteristic parameters
JP5473451B2 (ja) 光送信器、安定化光源およびレーザダイオードの制御方法
US20020061040A1 (en) Auto power control circuit for laser diode
JP4062299B2 (ja) 光送信器
JP2004349532A (ja) 光送信装置
US20040258116A1 (en) Laser diode driving circuit
US7313063B2 (en) Method of determining the time for executing optimal power calibration in an optical drive
JP2005197984A (ja) 光送信装置
JP2533133B2 (ja) 半導体レ―ザの光出力安定化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4729925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250