JP2005197984A - 光送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光送信装置に関し、レーザダイオードの特性劣化及び温度の急変に対しても光出力信号を所定のレベルに維持させる。
【解決手段】 レーザダイオード1の光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部10と、光出力信号のレベルをフォトダイオード2により検出し、その出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器6と、温度センサ7による検出温度データを保持する温度データ記憶部12と、差動増幅器6による駆動電流データを保持する記憶部11と、送信データの入力断を検出するデータ断検出回路5と、演算処理部4とを含み、駆動電流データを基にレーザダイオード1の劣化を判定して、駆動電流制御データを補正し、初期動作状態に於ける光出力信号を所定のレベルに制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送信データをレーザダイオードにより光信号に変換して送信する光送信装置に関する。
一般的な通信システムに於いては、データを連続的に送信する場合が多いものである。これに対して、例えば、親局側の光伝送路を複数に分岐してそれぞれに複数の子局を接続したPON(Passive Optical Network)システムに於いては、親局から下り方向の各子局に対する送信データは、殆ど連続的に送信することになるが、各子局から上り方向の親局側への送信は、それぞれ自局に割当てられたタイミングに於いてバースト的にデータを送信するものである。
このようなバーストデータを送信する為の従来の光送信装置は、例えば、図6に示すように、レーザダイオード(LD)101と、駆動回路102と、メモリ103と、温度センサ104と、AD変換器(A/D)105と、DA変換器(D/A)106とを含む構成を有し、送信データDATAを駆動回路102に入力し、駆動回路102によりレーザダイオード101に供給する電流を制御して、送信データDATAに対応した光信号を発生させ、このレーザダイオード101と光学的に結合した光伝送路(図示を省略)により送出する。
レーザダイオード101は、駆動電流が一定でも温度上昇により光出力信号レベルが低下する。その為に、レーザダイオード101の温度特性に対応した駆動電流データをメモリ103に格納し、温度センサ104による検出温度をAD変換器105によりディジタル値に変換してメモリ103のアドレスとし、メモリ103から検出温度に対応した駆動電流データを読出し、DA変換器106によりアナログの電流制御信号として駆動回路102に入力し、レーザダイオード101の駆動電流を検出温度に対応して制御し、光出力を所定のレベルに維持するものである。
図7は、レーザダイオード101の温度特性を補償するように、駆動電流を制御する場合の説明図であり、室温に於いて、バイアス電流Ib1を供給し、送信データに従って駆動電流Imをバイアス電流Ib1に加算した電流として供給し、所望の光出力が得られている場合に、温度が上昇すると、前の駆動電流Imと同一の駆動電流として同一の光出力を得る為には、前のバイアス電流Ib1より大きいバイアス電流Ib2を供給する必要がある。このような制御により、レーザダイオード101の光出力は、温度変化によっても同一となり、消光比も一定に維持することが可能となる。
又自動出力制御(APC;Automatic Power Control)方式を適用した従来の光送信装置は、例えば、図8に示すように、レーザダイオード(LD)111と、駆動回路112と、データ断検出回路113と、リセット付保持回路114と、差動増幅器(AMP)115と、電流電圧変換器(I/V)116と、フォトダイオード(PD)117とを含み、送信データDATAを駆動回路112とデータ断検出回路113とに入力し、駆動回路112により送信データDATAに従った駆動電流をレーザダイオード111に供給する。
このレーザダイオード111の光出力をフォトダイオード117により検出し、電流電圧変換器106により電圧に変換し、この電圧と基準電圧Refとを差動増幅器115により比較し、差分出力信号をリセット付保持回路114により保持し、駆動回路112に対して保持内容に従った電流制御信号を入力し、レーザダイオード111の光出力を所定値となるようにフィードバック制御を行うものである。又送信データDATAはバーストデータであるから、中断期間では、レーザダイオード111に対するフィードバック制御を中止するように、データ断検出回路113により中断期間を検出して、差動増幅器115の差分出力信号を保持しているリセット付保持回路114をリセットする。従って、フィードバック制御ループを断として、自動出力制御は中止の状態となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−269896号公報
レーザダイオードは、経年変化により特性が劣化するものである。例えば、図9に示すように、送信データDATAによるレーザダイオードの駆動電流と、光出力とは、初期状態に於いて(a)に示すものとなるが、経年変化により(b)に示すように、駆動電流を同一としても、光出力は低下する問題がある。
これに対して、フィードバック制御を行う構成に於いては、光出力が一定となるようにレーザダイオードの駆動電流を制御するから、経年変化によるレーザダイオードの特性劣化を或る程度まで補償することができる。この場合の送信データDATAと、レーザダイオードの駆動電流と、光出力との関係は、図10に示すものとなる。同図の(a)は経年変化前、(b)は経年変化後を示し、経年変化前は、送信データDATAの中断期間後の立ち上がり時点で、リセット付保持回路はリセットされて、予め設定された駆動電流の初期値で光出力を立ち上げる。そして、定常状態となる復帰時間後には、フィードバック制御が作用して光出力も所定のレベルに復帰する。
又レーザダイオードの経年変化による特性劣化時には、光出力を所定のレベルとする為に駆動電流を増加しなければならないものである。従って、レーザダイオードの特性が劣化すると、中断期間後の立ち上がり時点では、(b)に示すように、駆動電流の初期値は、経年変化前と同一とするものであるから、光出力は低下し、フィードバック制御が安定化する復帰時間後に、光出力は定常状態となる。更に特性劣化が進行すると、フィードバック制御によっても、光出力を定常状態のレベルまで上昇させることができなくなる問題がある。
又バーストデータを送受信する前述のPONシステム等に於いては、バーストデータの先頭から有効データであることが伝送効率を向上する為に要望される。しかし、レーザダイオードの経年変化による特性劣化によって、中断期間後の光出力の定常状態への立ち上がりが遅れるから、立ち上がり初期状態に於けるデータを保証できない状態となる。又連続的にデータを伝送するシステムに於いても、送信開始時に、短時間で安定な送信状態となることが必要である。
本発明は、レーザダイオードの経年変化による特性劣化時及び温度の変化によっても、レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持させることを目的とする。
本発明の光送信装置は、送信データに従った駆動電流を駆動回路からレーザダイオードに供給し、該レーザダイオードの光出力信号を送信する光送信装置であって、レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部と、レーザダイオードの光出力信号のレベルをフォトダイオードにより検出し、このフォトダイオードの出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器と、前記レーザダイオードの周囲温度を検出する温度センサと、この温度センサによる検出温度データを保持する温度データ記憶部と、前記差動増幅器による駆動電流データを保持する記憶部と、送信データの入力断を検出するデータ断検出回路と、立ち上げ初期動作状態に於いては、前記検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データを基に駆動電流制御データを算出して前記駆動回路に入力し、送信中断後の送信再開初期動作状態に於いては、前記温度センサによる検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記温度データ記憶部に保持した中断直前の検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記記憶部に保持した中断直前の前記差動増幅器による駆動電流データとを入力して前記レーザダイオードの特性の変化及び周囲温度の変化に対応した前記駆動電流制御データを算出する演算処理部とを備えている。
又送信データに従った駆動電流を駆動回路からレーザダイオードに供給し、該レーザダイオードの光出力信号を送信する光送信装置に於いて、レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部と、レーザダイオードの光出力信号のレベルをフォトダイオードにより検出し、このフォトダイオードの出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器と、レーザダイオードの周囲温度を検出する温度センサと、前記差動増幅器による駆動電流データを保持する記憶部と、前記送信データの入力断を検出するデータ断検出回路と、前記温度センサによる検出温度データとこの検出温度データに対応する前記駆動電流データとを保持する内部メモリを有し、立ち上げ初期動作状態に於いては、前記検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データを基に算出した駆動電流制御データを前記駆動回路に入力して前記レーザダイオードの駆動電流を制御する駆動電流制御データを出力し、送信中断後の送信再開初期動作状態に於いては、前記温度センサによる検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記内部メモリに保持した中断直前の検出温度データに従った駆動電流データと、前記記憶部に保持した中断直前の前記差動増幅器による駆動電流データとを入力して前記レーザダイオードの特性の変化及び周囲温度の変化に対応した前記駆動電流制御データを算出する演算処理部とを備えている。
又演算処理部は、立ち上げ初期動作状態及び再開初期動作状態の後の定常動作状態に於いて、差動増幅器からの駆動電流データを前記駆動回路に入力して自動出力制御を行うように切替回路を制御する構成を有するものである。
送信データの中断後の再開初期動作状態に於いて、中断状態中に於ける温度変化があっても、レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持するように駆動電流を制御するもので、例えば、バーストデータ送信に於けるバーストデータの光出力信号の立ち上がりを迅速化することができる。
本発明の光送信装置は、図1を参照すると、送信データDATAに従った駆動電流を駆動回路3からレーザダイオード1に供給し、レーザダイオード1の光出力信号OPTOUTを送信する光送信装置であって、レーザダイオード1の光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部10と、レーザダイオード1の光出力信号のレベルをフォトダイオード2により検出し、このフォトダイオード2の出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器6と、レーザダイオード1の周囲温度を検出する温度センサ7と、この温度センサ7による検出温度データを保持する温度データ記憶部12と、差動増幅器6による駆動電流データを保持する記憶部11と、送信データの入力断を検出するデータ断検出回路5と、光送信装置としての立ち上げ初期動作状態に於いては、検出温度データに従って駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データを基に駆動電流制御データを算出して駆動回路3に入力し、送信中断後の送信再開初期動作状態に於いては、温度センサ6による検出温度データに従って駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データと、温度データ記憶部12に保持した中断直前の検出温度データに従って駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データと、記憶部11に保持した中断直前の差動増幅器6による駆動電流データとを入力してレーザダイオード1の特性の変化及び周囲温度の変化に対応した駆動電流制御データを算出する演算処理部4とを備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、光送信装置の要部を示し、1はレーザダイオード(LD)、2はフォトダイオード(PD)、3は駆動回路(DRV)、4は演算処理部、5はデータ断検出回路、6は差動増幅器(AMP)、7は温度センサ、8,9は切替回路、10は駆動電流データ記憶部、11は記憶部、12は温度データ記憶部、13はDA変換器(D/A)、14,15はAD変換器(A/D)を示す。又DATAは送信データ、OPTOUTは光出力信号、Refは比較基準電圧を示す。
送信データDATAをデータ断検出回路5を介して駆動回路3に入力し、演算処理部4からの駆動電流制御データに従った駆動電流をレーザダイオード1に供給し、この駆動電流に対応したレーザダイオード1の前方の光出力信号OPTOUTを、図示を省略した光伝送路に入力して送信する。又レーザダイオード1の例えば後方の光出力信号を、フォトダイオード2に入力し、その光出力信号レベルの検出信号を差動増幅器7に入力し、比較基準電圧Refと比較する。尚、フォトダイオード2には、レーザダイオード1の光出力信号のレベルに対応した電流が流れるもので、その電流を電圧として出力する構成を含むものであるが、詳細な構成は、既に知られている構成を適用することができる。
又データ断検出回路5は、送信データDATAの入力検出による送信開始、及び送信データDATAの入力断による送信中断を検出し、検出信号を、演算処理部4と駆動回路3とに通知する。中断検出の場合は、駆動回路3からレーザダイオード1に供給する駆動電流の停止、或いは光出力の立ち上がりを迅速化する為のバイアス電流のみの供給動作を行わせる。
切替回路8,9は、演算処理部4により制御される場合を示し、スイッチング素子や論理回路により構成することができる。立ち上げ初期動作状態に於いては、切替回路8をDA変換器13側に切替え、切替回路9をAD変換器15側に切替える。又定常動作状態に於いては、切替回路8を、差動増幅器6側に切替えるか、又は切替えないで初期動作状態と同様の接続状態の何れかを選択することができ、又切替回路9を、温度データ記憶部12側に切替えるか、又は切替えないで初期動作状態と同様の接続状態の何れかを選択することができる。この場合、送信データDATAの中断、再開を検出するデータ断検出回路5から切替回路8,9を制御する構成とすることも可能である。
又送信データDATAの中断後に送信再開を行う場合、その送信再開の初期動作状態に於いては、切替回路8をDA変換器13側に切替え、又切替回路9をAD変換器15側に切替える。即ち、現在の検出温度データと、温度データ記憶部12からの中断前に保持した検出温度データとを、駆動電流データ記憶部10に入力して、それぞれの検出温度データに対応した駆動電流データを演算処理部4に入力する。その後の定常動作状態に於いては、前述の定常動作状態と同様に、切替回路8,9の切替えの状態を制御する。
温度データ記憶部12は、温度センサ7による検出温度データを保持するもので、少なくとも立ち上げ初期動作状態に於ける検出温度データと、送信データDATA中断直前の検出温度データとを保存する。又記憶部11は、差動増幅器6からの駆動電流をモニタするデータ信号AD変換器14により変換した駆動電流データとして保持し、送信再開時に演算処理部4によって参照される。
従って、光送信装置として最初の送信データDATAの送信開始時は、記憶部11及び温度データ記憶部12の内容は零であり、又切替回路8をDA変換器13側に切替え、又切替回路9をAD変換器15側に切替えた状態とする。そして、温度センサ7による検出温度データを駆動電流データ記憶部10のアドレスとして入力し、読出した駆動電流データを演算処理部4に入力する。又その時の検出温度データを温度データ記憶部12に保持する。
演算処理部4は、立ち上げ初期動作状態に於いて、その時点の温度に対応して所定のレベルの光出力信号OPTOUTが得られるレーザダイオード1の駆動電流を示す駆動電流制御データを出力する。この駆動電流制御データをDA変換器13によりアナログの駆動電流制御信号として駆動回路3に入力する。従って、フォトダイオード2と差動増幅器6とを含む自動出力制御(APC)ループが動作する前に所定のレベルの光出力信号OPTOUTを得ることができる。即ち、光出力信号OPTOUTの立ち上がりを急速化することができる。この立ち上げ初期動作状態に於ける駆動電流データは、検出温度データに従った駆動電流をレーザダイオード1に供給した時の値を示し、記憶部11に保持する。
立ち上げ初期動作状態から定常動作状態に移行し、この定常動作状態中は、温度が急激に変化しない条件に於いて、切替回路8を差動増幅器6側に切替える。それにより、フォトダイオード2と、差動増幅器6と駆動回路3とを含む自動出力制御(APC)ループにより、レーザダイオード1からの光出力レベルを所定のレベルに維持するように駆動する。又温度の急変を予想される場合は、切替回路8は、立ち上げ初期動作状態に於ける切替状態を維持し、温度センサ7による検出温度データに従った駆動電流をレーザダイオード1に供給するように演算処理部4により制御する。その場合、切替回路9も立ち上げ初期動作状態に於ける切替状態を維持する。
送信データDATA断の場合、例えば、バーストデータ通信に於けるバーストデータの送信終了時又は連続データの送信終了時等の場合、データ断検出回路5による断検出信号を駆動回路3と演算処理部4とに入力する。駆動回路3は前述のように、レーザダイオード1の駆動電流を断、或いは、バイアス電流のみを低減して供給する。又演算処理部4は、記憶部11にAD変換器14の出力の駆動電流データを保持させる。
又送信データDATA断の後の送信再開時は、データ断検出回路5による送信データDATAの検出信号を駆動回路3と演算処理部4とに入力する。演算処理部4は、立ち上げ初期動作状態と同様な初期動作状態とするものであるが、データ断検出時の温度データ記憶部12からの温度データと、この初期動作開始時の温度センサ7による検出温度データとを用いて、それぞれ駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データを演算処理部4に入力する。従って、この場合の切替回路9は、駆動電流データ記憶部10をアクセスする順序に応じて演算処理部4によって切替制御される。又記憶部11に保持されたデータ断検出時の駆動電流データを演算処理部4の制御により読出して、演算処理部4に入力する。
立ち上げ初期動作開始時の温度と、データ断時点の温度と、送信再開時の温度とが同一であれば、駆動電流データ記憶部10から読出される駆動電流データは同一の値を示し、又異なる温度の場合は、異なる駆動電流データが読出される。又記憶部11に記憶された駆動電流データが閾値以下であれば、レーザダイオード1の劣化が進行していないと判定し、演算処理部4は、駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データに従った駆動電流制御データを出力する。又駆動電流データが閾値を超えた場合、演算処理部4は、レーザダイオード1の劣化が進行したと判定し、温度データ記憶部12に記憶された検出温度データと、この検出温度データにより駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データとを、演算処理部4に入力する。
前述の駆動電流データが、予め設定した閾値を超えると、レーザダイオード1の劣化が進行して、駆動電流データ記憶部10に格納された駆動電流データを用いて求めた駆動電流制御データによっても、所定レベルの光出力信号OPTOUTが得られない状態を示すことになる。このようなレーザダイオード1の劣化の進行を判定して、補正演算処理により、所定レベルの光出力信号OPTOUTが得られる駆動電流制御データを求めて駆動回路3を制御する。従って、レーザダイオード1の劣化の進行状況に応じた補正処理により、送信再開初期動作状態に於いて、所定レベルの光出力信号OPTOUTを送信することができる。尚、駆動電流データが、前述の閾値以上の予め定めた値を超えると、レーザダイオード1の劣化が進行して使用不可能の状態となったと判定し、レーザダイオード1を交換する。或いは、駆動回路3からレーザダイオード1に供給する駆動電流が、最大許容駆動電流を超える状態となったことを検出した場合に、レーザダイオード1の使用不可能状態を判定することもできる。
送信データDATAの中断、再開の度に前述の動作が繰り返される。そして、再開時に於いて、演算処理部4は、記憶部11に保持された駆動電流データの値が、予め定めた閾値を超えると、前述のように、レーザダイオード1の劣化が進行したと判定する。この劣化進行に従って、演算処理部4は、レーザダイオード1の駆動電流の補正制御を行い、長期間安定な光出力信号レベルを維持できるように制御するものである。
前述のように、温度センサ7による検出温度データに従って駆動電流データ記憶部10から駆動電流データ読出し、その駆動電流データを基に演算処理部4は駆動電流制御データを求め、DA変換器13を介して駆動回路3に入力して、レーザダイオード1に駆動電流を供給するもので、例えば、温度T0に於ける駆動電流をIa0、温度T1に於ける駆動電流をIa1とし、T0<T1,Ia0<Ia1とする。即ち、レーザダイオード1は、温度が上昇すると、所定レベルの光出力信号OPTOUTを得る為の駆動電流を大きくする必要がある。
その為、例えば、前回、温度がT0で、記憶部11に保持された駆動電流データに従って補正した駆動電流をIb0に増加させた場合、次の送信再開時に、駆動電流データが閾値を超え、且つ、温度がT1となった場合、温度T0に於ける駆動電流Ia0と、前回補正した駆動電流Ib0とを基に、今回の駆動電流Ib1を、
Ib1=Ia1・(Ib0/Ia0)・・・・・・(1)
により求める。即ち、演算処理部4は、前述の駆動電流Ib1をレーザダイオード1に供給する為の駆動電流制御データを算出する。このような制御により、レーザダイオード1の劣化進行による特性が低下しても、データ送信開始時のレーザダイオード1の光出力信号レベルを所定のレベルに維持することができる。尚、前述の駆動電流Ib0に対応する駆動電流制御データを演算処理部4に於いて保持して、前述の今回の駆動電流Ib1を算出する為に保持しておくことができる。
図2は、レーザダイオード1の駆動電流の特性説明図であり、レーザダイオード1の製造時の温度に対する駆動電流の特性を実線曲線aとすると、この実線曲線aの温度特性データを駆動電流データ記憶部10に格納しておくものである。例えば、温度T0では駆動電流Ia0、温度T1では駆動電流Ia1とすることにより、前述のように、周囲温度を検出した検出温度データに従って、レーザダイオード1の光出力信号レベルを所定の値に維持することができる。又V1は定常動作状態に於ける光出力信号OPTOUTの検出信号、V2はレーザダイオード1の劣化進行により低下した検出信号で、同一の駆動電流による光出力信号OPTOUTの検出信号を示し、前述の駆動電流データに相当するものである。
例えば、立ち上げ初期動作状態に於いて、温度がT0で、光出力信号の検出信号がV1であり、送信再開初期動作状態に於ける温度がT0で、光出力信号の検出信号がV2となり、検出信号の差が所定の値より大きくなった場合、即ち、駆動電流データが閾値を超えた場合、レーザダイオード1の劣化が進行したと判定し、駆動電流を、例えば、Ib0に上昇させる。それにより、光出力信号の検出信号はV1に復帰する。この場合、駆動電流データを中断直前の値を用いると、送信再開初期状態に於いて直ちにレーザダイオード1の劣化の進行状況を把握することができ、送信再開時の光出力信号レベルを所定のレベルとなるように制御することができる。
又次の送信再開初期動作状態に於いて、中断時点の温度T0から温度がT1に上昇し、且つ駆動電流データが閾値を超えている場合、前述の(1)式に従った補正処理により、駆動電流をIbとするように制御することができる。このような補正処理により、立ち上げ初期動作状態のレーザダイオード1の特性が実線曲線aから、劣化進行に伴って点線曲線bのように移行したものとして制御することができる。
図3は本発明の実施例2の説明図であり、図1と同一符号は同一名称部分を示し、20は内部メモリを示す。この内部メモリ20は、検出温度データと、それにより駆動電流データ記憶部10から読出した駆動電流データとを含めて記憶するものである。立ち上げ初期動作状態に於いては、切替回路8はDA変換器13側に切替えられており、温度センサ7による検出温度データに従った駆動電流データを駆動電流データ記憶部10から読出して、温度データと共に演算処理部4に入力する。その温度データと駆動電流データとを内部メモリ20に記憶し、且つ駆動電流制御データを算出して、駆動回路3からレーザダイオード1に供給する駆動電流を制御する。
定常動作状態に於いては、前述の実施例と同様に、切替回路8を差動増幅器6側に切替えて自動出力制御(APC)ループを構成し、レーザダイオード1の光出力信号OPTOUTを所定のレベルに維持することになる。或いは、切替回路8を、立ち上げ初期動作状態と同様の切替えの状態とし、演算処理部4は、AD変換器14からの駆動電流データをスルーの状態としてAPCループによる光出力信号OPTOUTのレベル制御を行うことができる。尚、この場合は、切替回路8を省略した構成とすることができる。又駆動電流データを記憶部11に格納する。この場合、定常動作状態に移行した後の駆動電流データについては上書き保存を行うことができる。演算処理部4は、この駆動電流データが閾値を超えたことを検出すると、レーザダイオード1の劣化進行と判定し、駆動電流制御データの補正処理を行う。
又送信中断状態に於いては、前述の実施例と同様に、駆動回路3の動作の停止、又は最低限のバイアス電流の供給状態に制御する。又中断直前の温度データと、駆動電流データとを内部メモリ20に格納する。
送信再開初期状態に於いては、記憶部11に保持された駆動電流データが閾値を超えていない場合、立ち上げ初期動作状態と同様の制御により、レーザダイオード1の光出力信号OPTOUTを所定のレベルに維持することができる。又駆動電流データが閾値を超えていると、レーザダイオード1の劣化が進行していると判定し、内部メモリ20に保持されている送信中断状態以前の温度データと駆動電流データと、温度センサ7による現時点の検出温度データと、この検出温度データに従って読出された駆動電流データとを用いて、駆動電流制御データの補正処理を行う。それにより、レーザダイオード1の経年変化による特性劣化に対しても、所定のレベルの光出力信号OPTOUTが得られるように制御することができる。
図4はバーストデータを送信する場合の経年劣化時の特性説明図であり、送信データDATAに対する駆動電流と光出力信号と、経年劣化後の駆動電流と光出力信号とを示す。経年劣化後に於いては、駆動電流を矢印dで示すように増加することにより、光出力信号レベルを、劣化前と同様なレベルに維持することができる。即ち、駆動電流データを閾値と比較し、その閾値を超えた場合に、レーザダイオード1の劣化が進行したと判定して、駆動電流を増加するように制御し、送信再開初期動作状態に於いても光出力信号を所定のレベルに維持することができる。この劣化の判定処理は、演算処理部4に於いて行う場合を示すが、駆動電流データと閾値とを比較して判定する専用の構成を設けることも可能である。
図5は温度変化による特性説明図であり、レーザダイオード1の劣化進行に従って、経年劣化分、電流UPとして示すように、定常動作状態に於ける駆動電流を増加した状態に於いて、送信中断状態の期間に温度が急変し、例えば、温度上昇(UP)すると、前述の(1)式により駆動電流を増加(UP)するように、演算処理部4は、内部メモリ20に保持された温度データと、駆動電流データと、現時点の検出温度データとを用いて、駆動電流制御データの補正処理を行い、駆動電流(UP)として示すように、駆動電流を増加する制御を行う。反対に、温度低下(DOWN)時は、駆動電流を減少(DOWN)する駆動電流データの補正処理を行う。それにより、中断期間に温度が急変しても、送信再開初期動作状態に於ける光出力信号OPTOUTを所定のレベルとなうるように制御することができる。
本発明の実施例1の説明図である。 駆動電流特性説明図である。 本発明の実施例2の説明図である。 経年劣化の特性説明図である。 温度変化の特性説明図である。 従来例の説明図である。 温度変化時の制御説明図である。 従来例の説明図である。 経年変化による特性説明図である。 経年変化による特性説明図である。
符号の説明
1 レーザダイオード(LD)
2 フォトダイオード(PD)
3 駆動回路(DRV)
4 演算処理部
5 データ断検出回路
6 差動増幅器(AMP)
7 温度センサ
8,9 切替回路
10 駆動電流データ記憶部
11 記憶部
12 温度データ記憶部

Claims (3)

  1. 送信データに従った駆動電流を駆動回路からレーザダイオードに供給し、該レーザダイオードの光出力信号を送信する光送信装置に於いて、
    前記レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部と、
    前記レーザダイオードの光出力信号のレベルをフォトダイオードにより検出し、該フォトダイオードの出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器と、
    前記レーザダイオードの周囲温度を検出する温度センサと、
    該温度センサによる検出温度データを保持する温度データ記憶部と、
    前記差動増幅器による駆動電流データを保持する記憶部と、
    前記送信データの入力断を検出するデータ断検出回路と、
    立ち上げ初期動作状態に於いては、前記検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データを基に駆動電流制御データを算出して前記駆動回路に入力し、送信中断後の送信再開初期動作状態に於いては、前記温度センサによる検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記温度データ記憶部に保持した中断直前の検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記記憶部に保持した中断直前の前記差動増幅器による駆動電流データとを入力して前記レーザダイオードの特性の変化及び周囲温度の変化に対応した前記駆動電流制御データを算出する演算処理部と
    を備えたことを特徴とする光送信装置。
  2. 送信データに従った駆動電流を駆動回路からレーザダイオードに供給し、該レーザダイオードの光出力信号を送信する光送信装置に於いて、
    前記レーザダイオードの光出力信号を所定のレベルに維持する為の温度特性に従った駆動電流データを格納した駆動電流データ記憶部と、
    前記レーザダイオードの光出力信号のレベルをフォトダイオードにより検出し、該フォトダイオードの出力信号と基準電圧とを比較する差動増幅器と、
    前記レーザダイオードの周囲温度を検出する温度センサと、
    前記差動増幅器による駆動電流データを保持する記憶部と、
    前記送信データの入力断を検出するデータ断検出回路と、
    前記温度センサによる検出温度データと、該検出温度データに対応する前記駆動電流データとを保持する内部メモリを有し、立ち上げ初期動作状態に於いては、前記検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データを基に算出した駆動電流制御データを前記駆動回路に入力して前記レーザダイオードの駆動電流を制御する駆動電流制御データを出力し、送信中断後の送信再開初期動作状態に於いては、前記温度センサによる検出温度データに従って前記駆動電流データ記憶部から読出した駆動電流データと、前記内部メモリに保持した中断直前の検出温度データに従った駆動電流データと、前記記憶部に保持した中断直前の前記差動増幅器による駆動電流データとを入力して前記レーザダイオードの特性の変化及び周囲温度の変化に対応した前記駆動電流制御データを算出する演算処理部と
    を備えたことを特徴とする光送信装置。
  3. 前記演算処理部は、前記立ち上げ初期動作状態及び前記再開初期動作状態の後の定常動作状態に於いて、前記差動増幅器からの駆動電流データを前記駆動回路に入力して自動出力制御を行うように切替回路を制御する構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光送信装置。
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