JP2003298524A - 波長安定化光源および発光素子のスタートアップ制御方法 - Google Patents

波長安定化光源および発光素子のスタートアップ制御方法

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JP2003298524A JP2002101556A JP2002101556A JP2003298524A JP 2003298524 A JP2003298524 A JP 2003298524A JP 2002101556 A JP2002101556 A JP 2002101556A JP 2002101556 A JP2002101556 A JP 2002101556A JP 2003298524 A JP2003298524 A JP 2003298524A
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light emitting
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Hiroki Isei
弘樹 井清
Katsumi Kusama
克実 草間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スタートアップ時における近接波長とのクロス
トークの劣化を防止し得る波長安定化光源および発光素
子のスタートアップ制御方法を提供する。 【解決手段】レーザダイオード1のスタートアップ時
に、レーザダイオード1の出力を出力シャットダウン回
路6によりシャットダウンし、これによりレーザダイオ
ード1の発振光が出力されない状態とする。この状態か
らレーザダイオード1のチップ温度の制御を開始し、所
望波長に対応する温度に安定させる。そして、レーザダ
イオード1のチップ温度が安定したならば、出力シャッ
トダウン回路6をオフとし、これによりレーザダイオー
ド1のシャットダウンを解除して発振光を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高密度波長多重伝
送(Dense Wavelength Division-Multiplex:DWD
M)システムなどにおいて用いられる波長安定化光源お
よび発光素子のスタートアップ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DWDM技術を利用した光伝送システム
では、1本の光ファイバに多数の波長光が多重化され
る。近年では高密度化の度合いがますます大きくなり、
従って隣り合う波長間の間隔が狭くなる傾向がある。こ
のような環境において光源の発振波長が少しでも揺らぐ
と、隣接する波長の伝送信号とのクロストークが悪化し
て受信特性の劣化を招く。よって光源の波長安定化技術
が必要不可欠である。
【0003】ところで、光源としてはレーザダイオード
(LD)が一般的である。LDの発振波長は、その温度
を制御することにより制御される。この制御にかかる応
答速度は比較的遅く、電源投入やリセットなどのスター
トアップ時にはチップが所定温度に達するまでに数mS
〜数百mS程度の時間を要することもある。
【0004】図7は、従来の光源において生じる不具合
を説明するための図である。図7において、スタートア
ップ直後のLDの発振波長は、室温に対応する長さであ
る。この状態からLDへの温度制御が効いてくると、こ
のLDの出力波長は次第に所定波長にシフトする。この
とき、隣接する別の波長の光信号(太線で示す)が存在
すると、シフトする波長がこの隣接チャネル(ch)の
波長に交差する時点において両波長が干渉し、従ってク
ロストークが劣化する。
【0005】現状ではこのような不具合を回避するため
に、光源の後段に接続される光変調器や光増幅器などの
デバイスを一時的にシャットダウンし、LD出力光の波
長が安定するまで伝送路に送出しないという手法が採ら
れている。しかしながらこの手法においては、出力光の
波長が安定しているかどうかを人為的にモニタする必要
があるために、そのための手間が煩雑であるという不具
合が有る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の光源は、スタートアップ時において近接波長とのクロ
ストークの劣化を生じる虞があり、またこの不具合を防
止するための人為的な手間が煩雑であるという不具合を
有する。
【0007】本発明は上記事情によりなされたもので、
その目的は、スタートアップ時における近接波長とのク
ロストークの劣化を防止し得る波長安定化光源および発
光素子のスタートアップ制御方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、温度により発振波長が変化する発光素子
と、この発光素子の温度を制御して当該発光素子の発振
波長を所望波長に安定化させる波長安定化手段と、前記
発光素子の発振波長が前記所望波長に対して許容範囲内
に有るか否かを判定する判定手段と、前記発光素子のス
タートアップ時の光出力レベルを規定レベルに抑圧する
とともに、前記発光素子の発振波長が前記所望波長に対
して許容範囲内に有ると前記判定手段で判定された場合
に、当該発光素子の光出力レベルを所望レベルに設定す
るレベル制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】このような手段を講じたことにより、発光
素子の発振波長が所望波長に対して許容範囲外に有るこ
とが多いスタートアップ時には、その光出力レベルが規
定レベルに抑圧される。より好ましくは、出力光がシャ
ットダウンされる。
【0010】従って、スタートアップ時においては、所
定波長からずれた波長が出力されなくなるので、隣接す
る波長光とのクロストークの劣化を回避することが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。以下の実施形態に示される
波長安定化光源は波長多重光伝送システムに適用され、
それぞれ個々の波長光を発生させるために使用される。
【0012】(第1の実施形態)図1は、本発明に係わ
る波長安定化光源の第1の実施の形態における構成を示
すブロック図である。図1において、光源としてのレー
ザダイオード(LD)1は出力駆動制御回路2により駆
動され、レーザ発振光を出力する。レーザダイオード1
の発振波長は温度により制御され、その温度は温度制御
回路3により制御される。またレーザダイオード1の温
度は温度検出回路4により検出され、温度比較回路5に
おいて、所定の参照値と比較される。温度比較回路5に
よる比較の結果は、出力シャットダウン回路6に与えら
れる。
【0013】温度制御回路3はペルチェ素子などにより
実現される。温度検出回路4は、サーミスタなどにより
実現される。レーザダイオード1の温度は、これらの熱
応答素子を用いたATC(Automatic Thermal Contro
l)制御により、所望の発振波長に対応する温度にフィ
ードバック制御される。
【0014】図2は、図1に示される波長安定化光源の
スタートアップシーケンスを示すフローチャートであ
る。図2のステップS1において、レーザダイオード1
の電源がオン(On)されるか、またはリセットされる
かなどの処理、すなわちレーザダイオード1のスタート
アップが実施されたとする。そうすると、ステップS2
において出力シャットダウン回路6がオンさせられる。
これによりレーザダイオード1はシャットダウンされ、
発振光が出力されない状態となる。
【0015】ステップS3ではレーザダイオード1の温
度制御が開始される。すなわちこのステップでは、レー
ザダイオードチップの温度を、所望波長に対応する温度
に安定化させるための制御ループが開始される。次のス
テップS4において、レーザダイオード1のチップ温度
が所定値で有るか否かの判定がなされ、ここでNOであ
れば処理手順は再びステップS3に戻り、ループとな
る。なおこの判定は、温度制御回路3においてチップ温
度が電圧変換され、この電圧が温度比較回路5において
参照値と比較されることにより、実現される。
【0016】一方、ステップS4においてYES、すな
わちチップが所定温度に達したと判定されれば、処理手
順はステップS5に移行し、出力シャットダウン回路が
オフ(Off)させられる。これによりレーザダイオー
ド1から発振光が出力される。
【0017】このように本実施形態では、レーザダイオ
ード1のスタートアップ時に、レーザダイオード1の出
力を出力シャットダウン回路6によりシャットダウン
し、これによりレーザダイオード1の発振光が出力され
ない状態とする。この状態からレーザダイオード1のチ
ップ温度の制御を開始し、所望波長に対応する温度に安
定させる。そして、レーザダイオード1のチップ温度が
安定したならば、出力シャットダウン回路6をオフと
し、これによりレーザダイオード1のシャットダウンを
解除して発振光を出力させるようにしている。
【0018】このような構成であるから、レーザダイオ
ード1の温度が所定波長に対応する温度に安定した状態
になって、初めて発振光が出力される。これによりレー
ザダイオード1は最初から所望波長で発振することがで
きるようになる。従って、スタートアップ時における隣
接波長とのクロストークの劣化を防止することが可能に
なる。
【0019】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。図3は、本発明に係わる波長安定
化光源の第2の実施の形態における構成を示すブロック
図である。なお図3において図1と共通する部分には同
一の符号を付して示し、ここでは異なる部分についての
み説明する。
【0020】図3において、レーザダイオード1の出力
光は光分波器7で一部分岐され、分岐光が波長検出回路
8に入力される。波長検出回路8は、所定波長を透過さ
せる光フィルタとホトダイオードとを備えるデバイスで
ある。レーザダイオード1の発振波長は波長検出回路8
により検出され、その結果が温度制御回路3と波長比較
回路9とに与えられる。波長の検出結果が温度制御回路
3に与えられることにより、発振波長の安定化ループが
形成され、いわゆる波長ロック制御が実現される。
【0021】波長検出回路8により検出されたレーザダ
イオード1の発振波長は、波長比較回路9において、所
定の参照値と比較される。波長比較回路9による比較の
結果は、出力駆動制御回路2に与えられる。
【0022】図4は、図3に示される波長安定化光源の
スタートアップシーケンスを示すフローチャートであ
る。図4のステップS6においてレーザダイオード1が
スタートアップされると、ステップS7において、ま
ず、隣接波長に対してクロストークが取れるレベルにま
でレーザダイオード1の出力レベルが抑圧される。本実
施形態で想定される波長多重光伝送システムでは、光出
力レベルを、光信号の受信特性に影響が生じないレベル
として規定値から約13dB程度ダウンさせるのが好ま
しい。
【0023】ステップS8ではレーザダイオード1の温
度制御が開始される。ステップS9では、レーザダイオ
ード1の発振波長が所定波長であるか否かが判定され
る。ここでNOであれば処理手順は再びステップS8に
戻り、ループとなる。
【0024】一方、ステップS9においてYES、すな
わちレーザダイオード1の発振波長が所定波長に達した
と判定されれば、処理手順はステップS10に移行す
る。ステップS10では、レーザダイオード1の出力レ
ベルが規定値レベルに制御される。
【0025】このように本実施形態では、レーザダイオ
ード1のスタートアップ次に、その光出力レベルを、隣
接波長に影響を与えないレベルにまで抑圧する。この状
態においてレーザダイオード1の発振波長を検出し、所
望波長が出力されるようにチップ温度を制御する。そし
て、所望波長が出力されるようになった状態から、レー
ザダイオード1の光出力レベルを規定値にまで増加させ
るようにする。
【0026】このようにしたので、スタートアップ直後
の波長が安定しない状態においては、レーザダイオード
1の光出力レベルは、隣接波長に影響の無い状態にまで
抑圧される。従って、スタートアップ時における隣接波
長とのクロストークの劣化を防止することが可能にな
る。
【0027】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を説明する。図5は、本発明に係わる波長安定
化光源の第3の実施の形態における構成を示すブロック
図である。なお図5において図1、図3と共通する部分
には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部分につ
いてのみ説明する。図5に示される構成は、図1の構成
と、図3の構成とを組み合わせたものである。すなわち
図5において、レーザダイオード1の動作は、温度制御
回路3、温度検出回路4、温度比較回路5、出力シャッ
トダウン回路、および、出力駆動制御回路2からなるA
TC制御ループと、光分岐器7、波長検出回路8、温度
制御回路3、波長比較回路9、および、出力駆動制御回
路2からなる波長ロック制御ループとを備える。各制御
ループは、図6のフローチャートに示されるように、切
り替えられる。
【0028】図6は、図5に示される波長安定化光源の
スタートアップシーケンスを示すフローチャートであ
る。図6のステップS11において、レーザダイオード
1がスタートアップされると、ステップS12におい
て、まずレーザダイオード1がシャットダウンされる。
この状態で、ステップS13〜S14のループにおいて
レーザダイオード1のチップ温度が所定値にまで制御さ
れる。
【0029】そうして、チップ温度が所定値に達する
と、制御ループはATCから波長ロック制御へと切り替
わり、ステップS15において、隣接波長に対してクロ
ストークが取れるレベルにまでレーザダイオード1の出
力レベルが抑圧される。続くステップS16〜S17の
ループで波長ロック制御が実施され、直接に検出された
発振波長が所定波長になるように、レーザダイオード1
の温度がフィードバック制御される。そして、発振波長
が所定波長に達したならば、ステップS18において、
レーザダイオード1の出力レベルが所定レベルにまで戻
される。
【0030】このように本実施形態では、2段階の制御
ループでレーザダイオード1の動作を制御するようにし
ている。すなわちスタートアップの直後においてはAT
C制御によりレーザダイオード1の動作を制御し、チッ
プ温度が所定値になったことが確認された後に、波長ロ
ック制御に移行するようにしている。
【0031】上記各実施形態において説明したように、
本発明においては、電源投入やリセットなどのスタート
アップ時に、レーザダイオード1の出力をシャットダウ
ンするか、または隣接波長とのクロストーク劣化による
受信特性劣化を招かないレベルに抑圧する。そして、レ
ーザダイオード1のチップ温度が所定温度に達したか、
あるいは、発振波長が所定波長に達したかを確認し、そ
の結果に応じてレーザダイオード1の出力を所定レベル
に戻すようにしている。このようにしたので、スタート
アップ時における近接波長とのクロストークの劣化を防
止することが可能になる。しかも上記各実施形態によれ
ば、光源それ自体でスタートアップ時の発振波長ずれの
問題を回避することができ、従って人為的な波長モニタ
の手間を省くことが可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ス
タートアップ時における近接波長とのクロストークの劣
化を防止し得る波長安定化光源および発光素子のスター
トアップ制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる波長安定化光源の第1の実施
の形態における構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示される波長安定化光源のスタートア
ップシーケンスを示すフローチャート。
【図3】 本発明に係わる波長安定化光源の第2の実施
の形態における構成を示すブロック図。
【図4】 図3に示される波長安定化光源のスタートア
ップシーケンスを示すフローチャート。
【図5】 本発明に係わる波長安定化光源の第3の実施
の形態における構成を示すブロック図。
【図6】 図5に示される波長安定化光源のスタートア
ップシーケンスを示すフローチャート。
【図7】 従来の光源において生じる不具合を説明する
ための図。
【符号の説明】
1…レーザダイオード 2…出力駆動制御回路 3…温度制御回路 4…温度検出回路 5…温度比較回路 6…出力シャットダウン回路 7…光分波器 8…波長検出回路 9…波長比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F073 BA02 EA03 FA25 GA02 GA13 GA14 GA23 GA38 HA05 HA08 HA10 5K102 AA01 AD01 KA12 KA31 MA01 MB02 MC02 MC04 MC11 MD01 MD03 MH02 MH13 MH24 MH26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度により発振波長が変化する発光素子
    と、 この発光素子の温度を制御して当該発光素子の発振波長
    を所望波長に安定化させる波長安定化手段と、 前記発光素子の発振波長が前記所望波長に対して許容範
    囲内に有るか否かを判定する判定手段と、 前記発光素子のスタートアップ時の光出力レベルを規定
    レベルに抑圧するとともに、前記発光素子の発振波長が
    前記所望波長に対して許容範囲内に有ると前記判定手段
    で判定された場合に、当該発光素子の光出力レベルを所
    望レベルに設定するレベル制御手段とを具備することを
    特徴とする波長安定化光源。
  2. 【請求項2】 前記波長安定化手段は、 前記発光素子の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された温度に基づいて、前
    記発光素子の温度を、前記所望波長に対応する温度にフ
    ィードバック制御する温度制御手段とを備え、前記判定
    手段は、 前記温度検出手段により検出される温度が前記許容範囲
    内に相当する温度範囲内に有るか否かを判定することを
    特徴とする請求項1に記載の波長安定化光源。
  3. 【請求項3】 前記波長安定化手段は、 前記発光素子の発振波長を検出する波長検出手段と、 この波長検出手段で検出された波長に基づいて、前記発
    光素子の温度を、前記所望波長に対応する温度にフィー
    ドバック制御する温度制御手段とを備え、 前記判定手段は、 前記波長検出手段で検出される波長が前記許容範囲内に
    有るか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載
    の波長安定化光源。
  4. 【請求項4】 前記レベル制御手段は、前記発光素子の
    スタートアップ時の光出力レベルをシャットダウンレベ
    ルとすることを特徴とする請求項1に記載の波長安定化
    光源。
  5. 【請求項5】 波長多重光伝送システムに用いられる場
    合に、 前記レベル制御手段は、前記発光素子のスタートアップ
    時の光出力レベルを、前記所望波長以外の波長光への影
    響を許容可能な限度以下のレベルに抑圧することを特徴
    とする請求項1に記載の波長安定化光源。
  6. 【請求項6】 温度により発振波長が変化する発光素子
    のスタートアップ時における動作を制御する発光素子の
    スタートアップ制御方法であって、 前記発光素子のスタートアップ時の光出力レベルを規定
    レベルに抑圧する第1ステップと、 前記発光素子の温度を制御して当該発光素子の発振波長
    を所望波長に安定化させる第2ステップと、 前記発光素子の発振波長が前記所望波長に対して許容範
    囲内に有るか否かを判定する第3ステップと、 この第3ステップで前記発光素子の発振波長が前記所望
    波長に対して許容範囲内に有ると判定された場合に、当
    該発光素子の光出力レベルを所望レベルに設定する第4
    ステップとを具備することを特徴とする発光素子のスタ
    ートアップ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2ステップは、 前記発光素子の温度を検出する温度検出ステップと、 この温度検出ステップにおいて検出された温度に基づい
    て、前記発光素子の温度を、前記所望波長に対応する温
    度にフィードバック制御する温度制御ステップとを備
    え、 前記第3ステップは、 前記温度検出ステップにおいて検出される温度が前記許
    容範囲内に相当する温度範囲内に有るか否かを判定する
    ステップであることを特徴とする請求項6に記載の発光
    素子のスタートアップ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第2ステップは、 前記発光素子の発振波長を検出する波長検出ステップ
    と、 この波長検出ステップで検出された波長に基づいて、前
    記発光素子の温度を、前記所望波長に対応する温度にフ
    ィードバック制御する温度制御ステップとを備え、 前記第3ステップは、 前記波長検出ステップで検出される波長が前記許容範囲
    内に有るか否かを判定するステップであることを特徴と
    する請求項6に記載の発光素子のスタートアップ制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第1ステップは、前記発光素子のス
    タートアップ時の光出力レベルをシャットダウンレベル
    とするステップであることを特徴とする請求項6に記載
    の発光素子のスタートアップ制御方法。
  10. 【請求項10】 波長多重光伝送システムに用いられる
    発光素子のスタートアップ制御方法であって、 前記第1ステップは、前記発光素子のスタートアップ時
    の光出力レベルを、前記所望波長以外の波長光への影響
    を許容可能な限度以下のレベルに抑圧するステップであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の発光素子のスター
    トアップ制御方法。
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