JP2009105489A - 光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】長距離光伝送用として用いる場合の制御回路の小型化及び低コスト化を容易にする光トランシーバを提供すること。
【解決手段】この光トランシーバ1は、光信号を送信および送信する送受一体型の光トランシーバであって、LDを含むTOSA2と、APDを含むROSA3と、温度センサ11を搭載し、温度センサ11の出力信号に基づいて、LDを駆動するトランシーバIC4と、APDのバイアス電圧を制御するコントローラIC6とを備え、コントローラIC6は、温度センサ11の出力信号に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいてバイアス電圧を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】この光トランシーバ1は、光信号を送信および送信する送受一体型の光トランシーバであって、LDを含むTOSA2と、APDを含むROSA3と、温度センサ11を搭載し、温度センサ11の出力信号に基づいて、LDを駆動するトランシーバIC4と、APDのバイアス電圧を制御するコントローラIC6とを備え、コントローラIC6は、温度センサ11の出力信号に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいてバイアス電圧を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法に関するものである。
従来から、光通信分野ではSFP(Small Form Factor Pluggable)光トランシーバが用いられている。このSFP光トランシーバでは、小型化等を実現するためにレーザダイオード(以下、LDという)駆動回路、ポストアンプ等を含むトランシーバICが必須となっており、このトランシーバICは、内蔵する温度センサにより計測された温度に基づいたルックアップテーブルを参照したLDに対するAPC(Auto Power Control)機能を有している(例えば、下記特許文献1参照)。
一方、特に長距離光伝送用として用いられる光トランシーバでは、受光素子として受光感度の高いアバランシェフォトダイオード(以下、APDという)を使用するが、APDのキャリア増倍係数を精度良く維持するためにはAPDの温度に応じてそのバイアス電圧を制御する必要が生じる(例えば、下記特許文献2参照)。
特開2006−191681号公報
特開2002−084235号公報
ここで、上述したようなSFP型光トランシーバを長距離光伝送用として用いようとする場合、すなわち、受光素子としてAPDを用い、コントローラICに温度センサを内蔵し、かつ、LD駆動回路やポストアンプを集積した場合、上位ホストコントローラからの送信停止信号(TxDISABLE)をHigh側(光出力停止側)にすると、一体化したコントローラIC内のLD駆動回路が停止することでIC自体の消費電流が減少し、内蔵温度センサで検出される温度が低下する。これは、コントローラIC内の温度センサはICの温度を測定しているためである。従って、上記の一体化したIC内の温度センサをAPDのバイアス電圧制御用に用いた場合、TxDISABLEによる光信号停止の影響を受信側でも受けることになる。このような事態を回避するためには更に第二の温度センサを設ける必要が出てくるため、部品点数が増加しコストアップを招くと共に、回路小型化の障害となる。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、長距離光伝送用として用いる場合の制御回路の小型化及び低コスト化を容易にする光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光トランシーバは、光信号を送信および受信する送受一体型の光トランシーバであって、レーザダイオードを含む光送信サブアッセンブリと、アバランシェフォトダイオードを含む光受信サブアッセンブリと、温度センサを搭載し、温度センサの出力信号に基づいて、レーザダイオードを駆動する第1の制御回路と、アバランシェフォトダイオードのバイアス電圧を制御する第2の制御回路とを備え、第2の制御回路は、温度センサの出力に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいてバイアス電圧を制御する、ことを特徴とする。
このような光トランシーバによれば、第1の制御回路によって内蔵する温度センサの出力信号に基づいて光送信サブアッセンブリ内のLDが駆動される一方で、第2の制御回路によってその温度センサの出力信号にオフセットが付加された温度補正値に基づいて光受信サブアッセンブリ内のAPDのバイアス電圧が制御される。これにより、第1の駆動回路に搭載された単一の温度センサによって長距離光伝送における光信号の送信及び受信が同時に安定して可能とされ、その結果、光トランシーバ内の制御回路の小型化及び低コスト化が容易に実現される。
第1の制御回路には、レーザダイオードの駆動を停止するための送信停止信号が入力され、第2の制御回路で処理されるオフセット値は、送信停止信号の入力状態に応じて変更されることが好ましい。この場合、レーザダイオードの駆動が停止された場合とそうでない場合とで温度モニタの補正幅が変更され、LD駆動用の制御回路における熱的な影響を光信号の出力状態に応じて評価することになるので、送受一体型の光トランシーバでの光信号の受信をより安定化することができる。
或いは、本発明の光トランシーバの制御方法は、レーザダイオードを含み、光信号を送信する光送信サブアッセンブリと、アバランシェフォトダイオードを含み、光信号を受信する光受信サブアッセンブリとを有する送受一体型の光トランシーバの制御方法であって、温度センサを内蔵する第1の制御回路を用いて、温度センサの出力信号に基づいてレーザダイオードを駆動し、第2の制御回路を用いて、温度センサの出力信号に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいて、アバランシェフォトダイオードのバイアス電圧を制御する、ことを特徴とする。
このような光トランシーバの制御方法によれば、第1の制御回路によって内蔵する温度センサの出力信号に基づいて光送信サブアッセンブリ内のLDが駆動される一方で、第2の制御回路によってその温度センサの出力信号にオフセットが付加された温度補正値に基づいて光受信サブアッセンブリ内のAPDのバイアス電圧が制御される。これにより、第1の駆動回路に搭載された単一の温度センサによって長距離光伝送における光信号の送信及び受信が同時に安定して可能とされ、その結果、光トランシーバ内の制御回路の小型化及び低コスト化が容易に実現される。
本発明の光トランシーバ及び光トランシーバの制御方法によれば、長距離光伝送用として用いる場合の制御回路の小型化及び低コスト化を容易にすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光トランシーバの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態にかかる光トランシーバ1を示すブロック図である。同図に示すように、光トランシーバ1は、光通信に用いられ、光トランシーバ1に接続される光ファイバ(図示せず)を経由して光信号を送受信する送受一体型の光伝送装置である。
具体的には、光トランシーバ1は、発光素子としてのLD及びその周辺回路を内蔵する光送信サブアッセンブリ(以降、「TOSA」という)2と、受光素子としてのAPD及び増幅器などの周辺回路を内蔵する光受信サブアッセンブリ(以降、「ROSA」)3とを備えている。さらに、光トランシーバ1は、回路基板上に各種回路部が集積されたトランシーバIC(第1の制御回路)4と、ROSA3内のAPDに対してバイアス電圧を供給するAPDバイアスコントローラ5と、外部の上位ホスト30とのインターフェースの役割を担うと共に、APDのバイアス電圧を制御するコントローラIC(第2の制御回路)6とを備えている。このコントローラIC6と、トランシーバIC4、APDバイアスコントローラ5、及び上位ホスト30とは、I2CやSPI等のシリアルインタフェースを用いて接続される。
トランシーバIC4には、LD駆動回路7、APC回路8、ポストアンプ(前置増幅器)9、及びデジタルコア(演算回路)10が1チップ化されて搭載されている。LD駆動回路7は、外部から入力される差動信号TD+,TD−に応じて、TOSA2内のLDを駆動するためのバイアス電流及び変調電流を含む電気信号を生成してTOSA2に供給する。このLD駆動回路7が生成する電気信号は、APC回路8によって、APC回路8内部に記憶されたルックアップテーブルが読み出されることにより、LDが生成する光信号の消光比又は光強度が所定値になるように制御される。このような光出力の制御において温度変動によるLD特性の変化を反映させるようにするために、デジタルコア10には温度センサ11が搭載されている。APC回路8は、温度センサ11によって生成された温度モニタ信号(出力信号)を、APC回路8内に設けられたD/Aコンバータ12を経由して受け取り、トランシーバIC4内の温度に応じてルックアップテーブルを参照した光出力制御を行う。また、ポストアンプ9は、ROSA3から受信光信号に基づいて出力された電気信号を受け、その電気信号を増幅して受信データ信号RD+,RD−として外部出力する。
また、トランシーバIC4及びコントローラIC6は、上位ホスト30との間で各種の制御信号及びアラーム信号を送受信する機能を有する。トランシーバIC4のデジタルコア10は、上位ホスト30から光出力の停止を制御するためのTxDISABLE信号(送信停止信号)が入力され、このTxDISABLE信号に応じてLDの駆動を停止するようにAPC回路8を制御する。TxDISABLE信号は、“Enable”(オン状態)と“Disable”(オフ状態)の2種類の状態を有する。また、デジタルコア10は、ポストアンプ9におけるROSA3からの電気信号をモニタし、ROSA3からの電気信号の断を検出した場合に、上位ホスト30にLOS信号を出力する。また、コントローラIC6は、LDに供給される駆動電流及びLDの光出力をモニタし、駆動電流又は光出力において異常値が検出された場合に上位ホスト30にTxFAULT信号を出力する。
一方、受光素子として使用されているAPDもその光−電気変換特性において温度特性を有するため、コントローラIC6は、温度変動に応じてAPDのバイアス電圧を制御する機能も担う。具体的には、コントローラIC6は、デジタルコア10内の温度センサ11からの温度モニタ信号に基づいて、APDの増倍率が一定になるようにAPDのバイアス電圧値を調整し、バイアス電圧の制御信号をAPDバイアスコントローラ5に送る。これに対して、APDバイアスコントローラ5は、バイアス電圧をコントローラIC6から制御可能とするためのD/Aコンバータ13を内蔵し、D/Aコンバータ13を経由してコントローラIC6からバイアス電圧の制御信号を受け、それに応じてROSA3に供給するAPDのバイアス電圧を調整する。
ここで、LDの駆動制御とAPDのバイアス電圧制御との両方において温度センサ11を共用する場合、LDの駆動状態がAPDのバイアス電圧制御に影響を与えることになる。つまり、上位ホスト30からのTxDISABLE信号によって光出力がオン状態のときの温度モニタ値をAPDのバイアス電圧制御用に使用した場合に比較して、TxDISABLE信号による光出力のオフ時においては、LD駆動回路7が冷めてしまうことにより温度センサ11の温度モニタ信号の値が低下する。これにより、LDの駆動状態がAPDバイアス電圧に影響を及ぼしてしまうことが考えられる。例えば、APC制御により常温ではLD駆動回路には25〜30mAのバイアス電流が流れており、光出力を停止することでトランシーバIC4内の温度は2.5°C程度低下する。この影響を低減するために、コントローラIC6は、トランシーバIC4が受けるTxDISABLE信号をモニタし、TxDISABLE信号の信号状態が“Enable”(オン状態)であるか、“Disable”(オフ状態)であるかに応じて、温度センサ11から出力される温度モニタ信号を補正する。
詳細には、コントローラIC6は、温度センサ11から受けた温度モニタ信号の値をST0[°C]とすると、上位ホスト30からのTxDISABLE信号の信号状態が“Enable”(オン状態)である場合と“Disable”(オフ状態)である場合とで、温度モニタ値ST0に対するオフセット値SToffを変更して温度モニタ値ST0を温度モニタ値(温度補正値)ST1に補正し、その補正値ST1を用いてバイアス電圧制御を実行する。より具体的には、コントローラIC6は、TxDISABLE信号の信号状態が “Disable”(オフ状態)である場合には、下記式(1);
ST1 = ST0 + SToff1 …(1)
を用いて温度モニタ値ST0をにオフセット値SToff1を付加する。このオフセット値SToff1は、光出力がオフ時のデジタルコア10の温度低下値を反映するように予め適切な値に設定されてコントローラIC6内に記憶される。一方、コントローラIC6は、TxDISABLE信号の信号状態が“Enable”(オン状態)である場合には、温度モニタ値ST0を補正せず(オフセット値SToff=0)にそのままバイアス電圧制御に用いる。
ST1 = ST0 + SToff1 …(1)
を用いて温度モニタ値ST0をにオフセット値SToff1を付加する。このオフセット値SToff1は、光出力がオフ時のデジタルコア10の温度低下値を反映するように予め適切な値に設定されてコントローラIC6内に記憶される。一方、コントローラIC6は、TxDISABLE信号の信号状態が“Enable”(オン状態)である場合には、温度モニタ値ST0を補正せず(オフセット値SToff=0)にそのままバイアス電圧制御に用いる。
次に、図2を参照して、光トランシーバ1におけるAPDバイアス電圧の制御処理について説明する。なお、このAPDバイアス電圧の制御処理は、光トランシーバ1のトランシーバIC4によるTOSA2のLD駆動制御と並行して実行される。
まず、光トランシーバ1が起動されると、温度センサ11によりトランシーバIC4内の温度が検出され温度モニタ値ST0が出力され、トランシーバIC4内でLDの駆動制御用として参照される一方で、コントローラIC6によってトランシーバIC4からその温度モニタ値ST0が取得される(ステップS01)。その後、コントローラIC6は、上位ホスト30からトランシーバIC4に入力されるTxDISABLE信号をモニタし、TxDISABLE信号の信号状態を判定する(ステップS02)。判定の結果、TxDISABLE信号の信号状態が“Disable”である場合は、コントローラIC6は、上記式(1)を用いて、温度モニタ値ST0にオフセット値SToff1を加算して温度モニタ値ST1に補正する(ステップS03)。一方、TxDISABLE信号の信号状態が“Enable”である場合は、コントローラIC6は、温度モニタ値ST0を補正せずに後続の処理を行う。
そして、コントローラIC6は、温度モニタ値ST0又は温度モニタ値ST1に基づいてAPDのバイアス電圧の制御処理を実行する(ステップS04)。さらに、コントローラIC6は、APDバイアスコントローラ5のD/Aコンバータ13にバイアス電圧の制御信号を送出し、APDバイアスコントローラ5によってバイアス電圧が調整される(ステップS05)。具体的には、コントローラIC6は、APDバイアス制御用の制御信号の制御値SCを、所定のスロープ係数Slope_APD及びオフセット値Offset_APDを用いて下記式(2)又は下記式(3);
Sc = Slope_APD×ST0 + Offset_APD …(2)
Sc = Slope_APD×ST1 + Offset_APD …(3)
によって算出して、この制御値SCに設定された制御信号をD/Aコンバータ13に送る。上述したステップS01からステップS05までの処理は一定時間間隔(例えば、10msec間隔)で繰り返し実行される。なお、光出力をオフに切り替えた直後は温度モニタ値が徐々に変化していくため、コントローラIC6は、TxDISABLE信号の信号状態が“Disable”に切り替えられてから所定時間(例えば5〜10秒程度)経過してから温度モニタ値にオフセット値を反映させるようにしてもよい。この場合、APDの特性をある程度一定に維持することができる。
Sc = Slope_APD×ST0 + Offset_APD …(2)
Sc = Slope_APD×ST1 + Offset_APD …(3)
によって算出して、この制御値SCに設定された制御信号をD/Aコンバータ13に送る。上述したステップS01からステップS05までの処理は一定時間間隔(例えば、10msec間隔)で繰り返し実行される。なお、光出力をオフに切り替えた直後は温度モニタ値が徐々に変化していくため、コントローラIC6は、TxDISABLE信号の信号状態が“Disable”に切り替えられてから所定時間(例えば5〜10秒程度)経過してから温度モニタ値にオフセット値を反映させるようにしてもよい。この場合、APDの特性をある程度一定に維持することができる。
以上説明した光トランシーバ1によれば、トランシーバIC4によって内蔵する温度センサ11の温度モニタ信号に基づいてTOSA2内のLDの駆動が制御される一方で、コントローラIC6によってその温度センサ11の温度モニタ信号を補正した温度補正値に基づいてROSA3内のAPDのバイアス電圧が制御される。これにより、トランシーバIC4に搭載された単一の温度センサ11によって長距離光伝送における光信号の送信及び受信が同時に安定して可能とされ、その結果、光トランシーバ内の制御回路の小型化及び低コスト化が容易に実現される。すなわち、図3に示すような従来型の光トランシーバ901においては、LD駆動回路907、APC回路908、ポストアンプ909、及びデジタルコア910が1チップ化されたトランシーバIC904には、APC制御用の温度センサ911が内蔵されると共に、APDバイアスコントローラ905の近傍にAPDバイアス制御用の温度センサ913が必要とされていた。これは、LDのオン/オフ時の温度変化の影響がAPDの受光特性に影響を与えないようにするためである。これに対して、本実施形態の光トランシーバ1によれば、APDの受光特性を安定に維持しながら、温度センサも1つで済むことになる。
また、トランシーバIC4には、LDの駆動を停止するためのTxDISABLE信号の入力に応じて、温度モニタ値のオフセット値が変更されるので、LDの駆動が停止された場合とそうでない場合とで温度モニタの補正幅が変更され、LD駆動用の制御回路における熱的な影響を光信号の出力状態に応じて評価することになるので、送受一体型の光トランシーバでの光信号の受信をより安定化することができる。
1…光トランシーバ、2…TOSA(光送信サブアッセンブリ)、3…ROSA(光受信サブアッセンブリ)、4…トランシーバIC(制御回路)、6…コントローラIC(制御回路)、11…温度センサ。
Claims (3)
- 光信号を送信および受信する送受一体型の光トランシーバであって、
レーザダイオードを含む光送信サブアッセンブリと、
アバランシェフォトダイオードを含む光受信サブアッセンブリと、
温度センサを搭載し、前記温度センサの出力信号に基づいて、前記レーザダイオードを駆動する第1の制御回路と、
前記アバランシェフォトダイオードのバイアス電圧を制御する第2の制御回路とを備え、
前記第2の制御回路は、前記温度センサの出力に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいて前記バイアス電圧を制御する、
ことを特徴とする光トランシーバ。 - 前記第1の制御回路には、前記レーザダイオードの駆動を停止するための送信停止信号が入力され、
前記第2の制御回路で処理される前記オフセット値は、前記送信停止信号の入力状態に応じて変更される、
ことを特徴とする請求項1記載の光トランシーバ。 - レーザダイオードを含み、光信号を送信する光送信サブアッセンブリと、アバランシェフォトダイオードを含み、光信号を受信する光受信サブアッセンブリとを有する送受一体型の光トランシーバの制御方法であって、
温度センサを内蔵する第1の制御回路を用いて、前記温度センサの出力信号に基づいて前記レーザダイオードを駆動し、
第2の制御回路を用いて、前記温度センサの出力信号に所定のオフセット値を付加した温度補正値に基づいて、前記アバランシェフォトダイオードのバイアス電圧を制御する、
ことを特徴とする光トランシーバの制御方法。
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