JP2013197200A - 受光装置の制御方法及び通信制御方法 - Google Patents

受光装置の制御方法及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体光増幅器に対するフィードバック制御ができると共に、特性の劣化も抑制することができる受光装置の制御方法及び通信制御方法を提供すること。
【解決手段】受光装置の制御方法は、n型InPクラッド層、活性層、およびp型InPクラッド層を順に積層してなるSOA36と、SOA36から出射された出力光を受光するPD54と、を備える受光装置の制御方法において、SOA36に入射された入力光の強度を、SOA36に0V又は逆バイアスの電圧を印加することで、SOA36を用いて検知し、検知した入力光の強度に基づいた駆動電流をSOA36に入力する制御をなす。
【選択図】図5

Description

本発明は、受光装置の制御方法及び通信制御方法に関するものである。
光通信システムにおいて、発光素子から出力された光信号は、光ファイバを経由して、受光素子で受光される。例えば特許文献1には、光送信器から出力された光信号が、光ファイバを経由した後、光受信器で受信される光通信システムが記載されている。
特開2003−348021号公報
光ファイバを経由した光信号を受光する受光装置では、光ファイバの経由によって光信号が減衰することから、光信号を半導体光増幅器で増幅させた後に、受光素子で受光することがなされる。この場合、半導体光増幅器に入射される入力光の強度をモニタして、このモニタ結果に基づいて、半導体光増幅器をフィードバック制御することが好ましい。
しかしながら、光ファイバから出射される光の一部をモニタして、半導体光増幅器をフィードバック制御する場合、半導体光増幅器に入射される入力光の強度が弱くなってしまう。これにより、半導体光増幅器から出射される出力光の強度の低下や雑音指数(NF)の増大等が生じてしまう。このため、受光素子での検知精度が低下することになり、受光装置の特性が劣化してしまう。
本発明は上記の課題に鑑み、半導体光増幅器をフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することができる受光装置の制御方法及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る受光装置の制御方法は、一導電型半導体層、活性層、および反対導電型半導体層を順に積層してなる半導体光増幅器と、前記半導体光増幅器から出射された出力光を受光する受光素子と、を備える受光装置の制御方法において、前記半導体光増幅器に入射された入力光の強度を、前記半導体光増幅器に0V又は逆バイアスの電圧を印加することで、前記半導体光増幅器を用いて検知し、検知した前記入力光の強度に基づいた駆動電流を前記半導体光増幅器に入力することを特徴とする。本発明に係る受光装置の制御方法によれば、半導体光増幅器をフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することができる。
前記半導体光増幅器に入射される入力光は、波長多重信号であってもよい。前記入力光は、光ファイバを経由して前記半導体光増幅器に入射され、前記入力光の波長は、1.3μm帯であってもよい。前記半導体光増幅器と前記受光素子との距離は、1m以下であってもよい。
本発明に係る通信制御方法は、準備フェーズ、前記準備フェーズの後に実施される通信フェーズを備える通信制御方法において、前記準備フェーズは、半導体光増幅器に入射された入力光の強度を前記半導体光増幅器によって検知する第1ステップと、前記第1ステップの検知結果に基づいて、前記半導体光増幅器の駆動電流を決定する第2ステップと、前記第2ステップによって決定された駆動電流によって前記半導体光増幅器を駆動する第3ステップと、を含むことを特徴とする。本発明に係る通信制御方法によれば、半導体光増幅器をフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することができる。
本発明に係る通信制御方法は、準備フェーズ、前記準備フェースの後に実施される通信フェーズを備える通信制御方法において、前記準備フェーズは、半導体光増幅器に入力光を入射する第1ステップと、前記半導体光増幅器から出力された出力光の強度を受光素子で検知する第2ステップと、前記受光素子の検知結果に基づいて、前記半導体光増幅器の駆動電流を決定する第3ステップと、前記第3ステップによって決定された駆動電流によって前記半導体光増幅器を駆動する第4ステップと、を含み、前記通信フェーズにおいては、前記受光素子の出力に基づいて、前記入力光に含まれる情報信号を得るステップを含むことを特徴とする。本発明に係る通信制御方法によれば、半導体光増幅器をフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することができる。
本発明によれば、半導体光増幅器をフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することができる受光装置の制御方法及び通信制御方法を提供することができる。
図1は、比較例に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。 図2は、実験に用いたSOAモジュールを説明するための模式図である。 図3(a)は、SOAモジュールに入射される入力光の強度とSOAが出力する電流との関係を示す図であり、図3(b)は、SOAモジュールに入射される入力光の強度とモニタ用PDが出力する電流との関係を示す図である。 図4は、SOAに入力する駆動電流と利得との関係を示す図である。 図5は、実施例1に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。 図6は、実施例1に係る受光装置の制御を説明するためのフローチャートの一例である。 図7は、実施例2に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。 図8は、実施例3に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。 図9は、実施例4に係る受光装置の制御を説明するためのフローチャートの一例である。
初めに、比較例に係る受光装置について説明する。図1は、比較例に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。図1のように、比較例に係る受光装置は、主に、半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)モジュール110、受光素子(PD:Photo Detector)モジュール130、及びコントローラ140を有する。SOAモジュール110は、主に、レンズ112、ビームスプリッタ114、SOA116、及びモニタ用PD118を有する。PDモジュール130は、主に、レンズ132及びPD134を有する。SOAモジュール110とPDモジュール130とは、光ファイバ150で接続されている。
レンズ112、132は、コリメート用のレンズ又は集光用のレンズである。SOAモジュール110には、光ファイバ160が接続されている。光ファイバ160が出射する出力光170は、ビームスプリッタ114に入射される。ビームスプリッタ114は、光ファイバ160からの出力光170を2つに分岐する。ビームスプリッタ114で分岐される一方の分岐光172は、SOA116に入射される。ビームスプリッタ114から出力される他方の分岐光174は、モニタ用PD118で受光される。
SOA116は、入射される分岐光172を増幅する。SOA116から出射される出力光176は、光ファイバ150を経由して、PD134で受光される。モニタ用PD118及びPD134は、入射光を電流に変換する素子である。
コントローラ140は、CPU(中央演算装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリメモリ)等から構成されている。コントローラ140は、SOA116に駆動電流を入力することで、SOA116を増幅器として機能させる。また、モニタ用PD118が光電変換によって出力する電流(モニタ電流)は、コントローラ140に入力される。したがって、コントローラ140は、モニタ用PD118のモニタ電流値に基づいて、SOA116に入力する駆動電流の大きさを制御でき、SOA116をフィードバック制御することができる。
ここで、SOA116をフィードバック制御することが望ましい理由を説明する。光ファイバ160を経由した光信号の強度は減衰するため、PD134で受光する前に、SOA116で増幅することがなされる。しかしながら、光ファイバ160を経由した距離によって光信号の減衰量は異なるため、SOA116に入射される入力光の強度も変わってくる。このため、例えばSOA116を予め定めた駆動電流で動作させた場合、SOA116から出射される出力光の強度が、PD134の感度レンジから外れる程小さくなったり又は大きくなったりすることがある。また、SOA116に入射される入力光の強度が過度に大きい状態で増幅した場合、パターン効果と呼ばれる現象に起因して光信号の波形(アイパターン)の劣化が生じてしまう場合がある。したがって、これらのことを回避するために、SOA116に入射される入力光の強度をモニタして、SOA116をフィードバック制御することが望ましい。
しかしながら、比較例では、モニタ用PD118で光強度をモニタするために、SOA116の前段にビームスプリッタ114を設けて、光ファイバ160から出射される出力光170の一部を分岐している。このため、SOA116に入射される入力光の強度が弱くなってしまう。例えば、長距離用(例えば10km〜40km)の光ファイバ160を経由した光の減衰量は大きいため、光ファイバ160からの出力光の強度は弱く、その上ビームスプリッタ114で分岐させると、SOA116に入射される入力光の強度はさらに弱いものとなってしまう。このため、SOA116をフィードバック制御したとしても、SOA116から出射される出力光の強度の低下や雑音指数の増大等が生じて、PD134での検知精度が低下することになる。
また、SOAモジュール110にモニタ用PD118を設ける場合、図1のように、ビームスプリッタ114、PDキャリア120、及びPD用配線基板122も設けることがなされる。このため、これらを設置するスペースを確保しなければならず、SOAモジュール110が大型化する。さらに、部品点数が増大するため、組立工数の増大や精密な組立精度が求められる。
そこで、モニタ用PDを用いずにSOAをフィードバック制御できると共に、特性の劣化を抑制することが可能な受光装置の実施例について以下に説明する。
まず発明者が行った実験について説明する。発明者は、SOAはPN接合ダイオードであり、基本構成はPDと同じであるため、順バイアスの電圧を印加して駆動電流を流せば光増幅器として機能するが、逆バイアスの電圧を印加すれば受光素子として機能するのではないかと考えた。図2は、実験に用いたSOAモジュールを説明するための模式図である。図2のように、SOAモジュール10は、コリメート用のレンズ又は集光用のレンズであるレンズ12とSOA14とを有する。SOA14は、n型InP基板上に、n型InPクラッド層、活性層(InGaAsPウエル/InGaAsPバリアからなる多重量子井戸構造)、及びp型InPクラッド層が順に積層された構造を有する。SOA14に逆バイアスを印加した状態で、SOAモジュール10に光を入射させて、SOA14が光電変換によって出力する電流を測定した。
図3(a)は、SOAモジュール10に入射させる入力光の強度とSOA14が光電変換によって出力する電流との関係を示す図である。また、参考として、図3(b)に、比較例の図1で、SOAモジュール110に入射させる入力光の強度とモニタ用PD118が出力する電流との関係を示す。
図3(a)に示すように、逆バイアスが印加された状態のSOA14に光が入射されると、SOA14は光電変換によって電流を出力する。SOAモジュール10に入射される入力光の強度の増加に対するSOA14からの出力電流の増加は、図3(b)に示されたモニタ用PD118と同様の振る舞いをする。このことから、SOA14に逆バイアスを印加することで、SOA14は受光素子として機能することが分かる。
また、SOA14を本来の機能である光増幅器として機能させる場合には、SOA14に印加する電圧を順バイアスにして駆動電流を流すことで、SOA14に入射される入力光の強度を増幅させることができる。図4は、SOA14に入力する駆動電流と利得(Gain)との関係を示す図である。図4に示すように、駆動電流の増加に伴い利得も増加していく。
これらのことから、SOAに逆バイアスを印加して受光素子として機能させ、SOAに入射された入力光の強度をモニタした後、このモニタ結果に基づいた駆動電流をSOAに入力する、というフィードバック制御が可能であることが分かる。そこで、このことを踏まえた実施例について以下に説明する。
図5は、実施例1に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。なお、図5においては、図面の理解を容易にするため、ハッチングを省略している。図5に示すように、実施例1に係る受光装置100は、主に、SOAモジュール20、PDモジュール40、及びコントローラ60を有する。SOAモジュール20は、光入力部22、光増幅部24、及び光出力部26を有する。光入力部22から入力された光信号は、光増幅部24で増幅されて、光出力部26から出力される。
光入力部22及び光出力部26においては、ホルダ28内にフェルール30が固定されている。光ファイバ64、66が、フェルール30内を貫通するように設けられている。フェルール30の外部では、光ファイバ64、66は、被覆材32によって被覆されている。
光増幅部24においては、レンズ34とSOA36とが設けられている。レンズ34は、コリメート用のレンズ又は集光用のレンズである。レンズ34は、レンズ34の中心が光ファイバ64、66の光軸と重なるように配置されている。SOA36は、キャリア37上に搭載されている。SOA36の入力端子及び出力端子は、リード38に電気的に接続されている。SOA36は、例えばn型InP基板上に、n型InPクラッド層、活性層(InGaAsPウエル/InGaAsPバリアからなる多重量子井戸構造)、及びp型InPクラッド層が順に積層された構造を有する。SOA36は、光増幅器としての機能に加えて、受光素子としても機能する。SOA36は、TEC(Thermo-Electric Cooler)等のサーモモジュールで温度調節されていてもよい。また、SOA36の温度検出のために、SOA36近傍に温度感知用のサーミスタを設置してもよい。
PDモジュール40は、光入力部42及び受光部44を有する。光入力部42から入力された光信号は、受光部44で受光される。
光入力部42においては、SOAモジュール20の光出力部26と同様に、ホルダ28内にフェルール30が固定されている。光ファイバ66が、フェルール30内を貫通するように設けられている。
受光部44においては、キャップ46によってレンズ48が固定されている。レンズ48は、レンズ48の中心が光ファイバ66の光軸と重なるように配置されている。レンズ48は、集光用のレンズである。ステム50上にキャリア52が配置され、キャリア52上にPD54が搭載されている。PD54の出力端子は、アンプ56を介してリード58aに電気的に接続されている。PD54の接地端子は、リード58bに電気的に接続されている。リード58a、58bとステム50との間には、セラミック、ガラス等の絶縁部材が配置されている。PD54は、光電変換によって、受光する光信号を電流信号に変換する。アンプ56は、PD54が出力する電流信号を増幅する。
なお、レンズ34とPD54との間に、所望の波長を透過する波長フィルタ(図示せず)を設けることによって、ノイズを抑制することができる。また、レンズ34とPD54との間に、戻り光を抑制する光アイソレータ(図示せず)を設けることによって、戻り光によるノイズを抑制することができる。このように、レンズ34とPD54との間に、さらに波長フィルタもしくは光アイソレータを設けることによって、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
SOAモジュール20は、PDモジュール40の前段に接続されるプリアンプとして用いられる。したがって、SOAモジュール20とPDモジュール40とを接続する光ファイバ66の長さは、例えば1m以下となる。このため、SOAモジュール20から出射された出力光は、ほとんど減衰することなく、PD54で受光される。ここで、光ファイバ64から出力される光信号の流れを簡単にまとめると、光ファイバ64から出力される光信号は、SOA36で増幅された後、光ファイバ66に出力され、光ファイバ66を経由した後に、PD54で受光される。なお、SOAモジュール20とPDモジュール40のそれぞれの光ファイバ66にコネクタ(図示せず)を設け、SOAモジュール20とPDモジュール40のそれぞれを別の光部品とする。そして、SOAモジュール20とPDモジュール40のそれぞれのコネクタを接続して受光装置としてもよい。
コントローラ60は、CPU(中央演算装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びROM(リードオンリメモリ)等から構成されている。コントローラ60は、配線62によって、SOAモジュール20のリード38及びPDモジュール40のリード58a及び58bに電気的に接続されている。コントローラ60は、SOA36に駆動電流を入力することで、SOA36に入射される入力光の強度を増幅させる。また、SOA36に逆バイアスの電圧(0Vの場合も含む)を印加することで、SOA36を受光素子として機能させる。SOA36を受光素子として機能させた際に、光電変換によってSOA36が出力する電流(モニタ電流)は、コントローラ60に出力される。また、光電変換によってPD54が出力する電流も、コントローラ60に出力される。
次に、実施例1に係る受光装置の制御について説明する。図6は、実施例1に係る受光装置の制御を説明するためのフローチャートの一例である。まず、通信を実行する前に準備フェーズを実行する。準備フェーズでは、SOAモジュール20のSOA36に送信局から送られてきた入力光が入射される。送信局では、準備フェーズのための光出力がなされる。送信局が準備フェーズで実行する光出力は、その後の通信フェーズで実行される光出力と同じ強度である。また、その光出力は変調していてもよいし、あるいは変調していなくてもよい。
また、コントローラ60には、準備フェーズで使用するために、予め、SOAモジュール20のSOA36に入射される入力光の強度と光電変換によってSOA36を流れるモニタ電流との関係を示す第1テーブルと、SOA36に入力する駆動電流と利得との関係を示す第2テーブルと、が記憶されている。第1テーブルは、予めSOA36単体で試験を行い、例えば図3(a)に示すようなSOAに入射される入力光の強度とSOAが光電変換によって出力する電流との関係を示すグラフから求めることができる。同様に、第2テーブルは、予めSOA36単体で試験を行い、例えば図4に示すようなSOAに入力する駆動電流と利得との関係を示すグラフから求めることができる。
準備フェーズは、図6に示すステップS10からステップS20のことである。送信局から送られ光ファイバ64を経由した光がSOA36に入射されている状態で、コントローラ60は、SOA36に0V又は逆バイアスの電圧を印加する(ステップS10)。これにより、SOA36は受光素子として機能する。
SOA36には、光電変換によって、SOA36に入射される入力光の強度に対応した電流が流れる。コントローラ60は、光電変換によってSOA36が出力する電流値(モニタ電流値)を測定する(ステップS12)。一例として、コントローラ60は、SOA36が出力するモニタ電流値を測定して、30μAが得られたとする。
次いで、コントローラ60は、予め記憶された第1テーブルを用いて、ステップS12で測定したモニタ電流値から、SOA36に入射される入力光の強度を特定する(ステップS14)。一例として、図3(a)をテーブル化した第1テーブルを用いて、モニタ電流値が30μAである場合の入力光の強度として−15dBmを特定する。
次いで、コントローラ60は、ステップS14で特定した入力光の強度から所望の利得を計算する(ステップS16)。所望の利得の計算は、SOA36から出射される出力光に対して予め所望の光強度が定められていて、この所望の光強度と特定した入力光の強度とから、所望の利得を計算する。SOA36から出射される出力光に対して予め定められた光強度として、例えば、PD54の感度レンジ範囲に収まる光強度が挙げられる。一例として、SOA36から出射される出力光に対して予め定められた光強度が0dBmである場合、入力光強度が−15dBmであるときに必要な利得は15dBであることを計算する。
次いで、コントローラ60は、予め記憶された第2テーブルを用いて、ステップS16で計算した所望の利得を得るために必要な駆動電流値を算出する(ステップS18)。一例として、図4をテーブル化した第2テーブルを用いて、利得が15dBとなる駆動電流値は120mAであることを算出する。
次いで、コントローラ60は、ステップS18で算出した値の駆動電流をSOA36に入力する(ステップS20)。これにより、SOA36は光増幅器として機能し、入力光の強度を増幅して、所望の光強度を有する出力光を出射する。一例として、SOA36に120mAの駆動電流を入力することで、SOA36で入力光の強度が増幅されて、0dBmの強度を有する出力光を出射する。
準備フェーズの次に、通信フェーズを実行する。通信フェーズは、図6に示すステップS30とステップS32のことである。通信フェーズでは、コントローラ60は、準備フェーズのステップS18で算出した値の駆動電流をSOA36に入力した状態を維持する(ステップS30)。通信フェーズとして、光ファイバ64から情報信号が含まれる出力光がSOA36に入射される。このとき、SOA36は、駆動電流が入力されているため、光増幅器として機能し、入射される入力光の光度を増幅して、所望の強度を有する出力光を出射する。この出力光は、PDモジュール40のPD54で受光される。PD54には、光電変換による電流が流れる。コントローラ60は、PD54が出力する電流値に基づいて、入力光に含まれる情報信号を取得する(ステップS32)。このようにして、通信が開始される。
このように、通信フェーズでは、準備フェーズにおいて取得した駆動電流によってSOA36を駆動する。通信フェーズでは、送信局から送られてきた光信号が、SOA36によって適正に増幅され、その光信号がPD54によって受光されて、情報信号が再生される。なお、送信局が変更になった場合には、局間距離が変更される場合があるため、再度準備フェーズを実施して、最適なSOA36の駆動電流を取得してもよい。
以上説明してきたように、実施例1によれば、SOA36に入射された入力光の強度を、SOA36を用いて検知し、検知した入力光の強度に基づいた駆動電流をSOA36に入力している。これにより、モニタ用PDを用いることなく、SOA36をフィードバック制御することができる。比較例で説明したように、モニタ用PDを用いる場合には、ビームスプリッタを設けて光ファイバからの出力光の一部を分岐させるため、SOAに入射する入力光の強度が弱くなり、その結果、受光装置の特性が劣化してしまう。しかしながら、実施例1では、モニタ用PDを用いずにSOA36をフィードバック制御できるため、SOA36に入射する入力光の強度が弱くなることを抑制できる。このため、SOA36からの出力光の強度の低下や雑音指数の増大等を抑制でき、PD54での検知精度の低下を抑制することができる。つまり、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
また、比較例では、光ファイバから出射される出力光の一部をモニタ用PDでモニタするのに対し、実施例1では、光ファイバから出射される出力光の全部をSOA36でモニタすることができる。このため、実施例1では、比較例に比べて、SOA36に入射される入力光の強度を精度良く検知することができる。
また、実施例1ではモニタ用PDを用いないため、図1に示すような、ビームスプリッタ、PDキャリア、及びPD用配線基板も設けなくて済む。このため、SOAモジュール20を小型化することができ、また、部品点数の削減に伴い組立工数を抑制することができる。
光通信には、一般的に、1.3μm帯域の光と1.5μm帯域の光が用いられる。1.3μm帯域の光は、波長分散特性に優れるという利点がある一方で、1.5μm帯域の光に比べて光ファイバを経由することによる損失が大きいという弱みがある。つまり、実施例1において、1.3μm帯の光が光ファイバ64を経由してSOA36に入力される場合、光ファイバ64から出射される出力光の強度は弱いものとなる。このことから、光ファイバ64から出射される出力光の波長(即ち、SOA36に入射される入力光の波長)が1.3μm帯である場合に、図6のフローチャートに従った制御を行うことが有効である。
実施例1では、図6で説明したように、SOA36を流れる電流値から入力光の強度を第1テーブルを用いて特定し、所望の利得を得るための駆動電流を第2テーブルを用いて算出する場合を説明したがこの場合に限られない。例えば、上記2つのテーブルを合わせたような1つのテーブルを用いて行ってもよいし、テーブルを用いずに数式を用いて行ってもよい。つまり、SOA36を流れる電流値によって特定した入力光の強度から所望の利得を求め、この利得を得るための駆動電流値を算出することができれば、どのような方法を用いてもよい。
図6のフローチャートに従った制御は、受光装置100の起動時に行うことが好ましい。SOA36に入射される入力光の強度は、光ファイバ64を経由する距離に大きく依存することから、SOA36に入力する駆動電流値は一度決めればよいためである。なお、起動時以外でも、例えば光通信が行われていない、いわゆる通信準備期間に行う場合や、光通信中に行う場合でもよい。起動時以外に行うことで、何かしらの理由でSOA36に入射される入力光の強度が変化した場合にも対応することができる。
実施例1では、SOA36とPD54とを光結合させる光ファイバ66の長さが1m以下である場合を例に示したが、この場合に限られず、1mより長い場合でもよい。しかしながら、SOA36とPD54との距離が短い場合、SOA36からの出力光は、ほとんど減衰することなくPD54で受光される。このため、受光装置の特性の劣化を抑制するという点では、SOA36とPD54との距離は1m以下の場合が好ましく、0.8m以下の場合がより好ましく、0.5m以下の場合がさらに好ましい。
実施例2は、SOAとPDとが1つのモジュール内に集積された場合の例である。図7は、実施例2に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。なお、図7においても、図面の理解を容易にするため、ハッチングを省略している。図7のように、実施例2に係る受光装置200は、集積モジュール70及びコントローラ60を有する。集積モジュール70は、光入力部72及び増幅器付き受光部74を有する。
光入力部72においては、実施例1のSOAモジュール20の光入力部22と同様に、ホルダ28内にフェルール30が固定されている。光ファイバ64が、フェルール30内を貫通するように設けられている。
増幅器付き受光部74においては、レンズ34、SOA36、及びPD54が設けられている。SOA36は、キャリア37上に搭載されている。PD54は、キャリア52上に搭載されている。SOA36とPD54とは、レンズ34によって光結合されている。SOA36の入力端子及び出力端子並びにPD54の出力端子及び接地端子は、リード38に電気的に接続されている。
なお、レンズ34とPD54との間に、所望の波長を透過する波長フィルタ(図示せず)を設けることによって、ノイズを抑制することができる。また、レンズ34とPD54との間に、戻り光を抑制する光アイソレータ(図示せず)を設けることによって、戻り光によるノイズを抑制することができる。このように、レンズ34とPD54との間に、さらに波長フィルタもしくは光アイソレータを設けることによって、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
コントローラ60においては、実施例1と同じ構成及び同じ機能を有し、図6(a)及び図6(b9のフローチャートに従った制御を行うため説明を省略する。光ファイバ64から出力された光信号は、SOA36で増幅された後、PD54で受光される。
実施例2では、SOA36とPD54とが1つのモジュール内に集積されている。この場合でも、SOA36に入射された入力光の強度を、SOA36を用いて検知し、検知した入力光の強度に基づいた駆動電流をSOA36に入力する制御を行うことで、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
SOA36とPD54とが1つのモジュール内に集積され、レンズ34によって光結合されているため、実施例1のように、光ファイバ66を用いて光結合されている場合に比べて、SOA36からの出力光は減衰することなくPD54で受光される。したがって、実施例2によれば、実施例1に比べて、受光装置の特性の劣化をより抑制することができる。
実施例3は、複数チャネルの光信号を受信することが可能なトランシーバモジュール(受信機)の場合の例である。図8は、実施例3に係る受光装置の全体構成を説明するための模式図である。なお、図8では、受信可能なチャネル数が4チャネルである場合を例に説明するが、4チャネル以外にも、例えば8チャネル等、複数チャネルの光信号が受信可能な場合でもよい。
図8に示すように、実施例3に係る受光装置300は、筐体90内に、SOAモジュール20、4波分離器80、4つのPDモジュール40a〜40d、及びコントローラ60を有する。SOAモジュール20には光ファイバ84が接続されている。SOAモジュール20と4波分離器80との間及び4波分離器80とPDモジュール40a〜40dとの間には光ファイバ82、83が設けられていて、SOAモジュール20と4波分離器80及び4波分離器80とPDモジュール40a〜40dは、この光ファイバ82、83によって光結合されている。コントローラ60は、実施例1と同じ構成及び同じ機能を有し、図6(a)及び図6(b)のフローチャートに従った制御を行うため説明を省略する。
光ファイバ84から出力された光信号は波長多重信号であり、この波長多重信号はSOA36で増幅された後、4波分離器80で4チャネルそれぞれの波長毎に分けられる。4波分離器80でチャネル毎に分けられた光信号は、PDモジュール40a〜40dそれぞれで受光される。
実施例3は、SOA36に波長多重信号の入力光が入射され、複数のPDモジュール40a〜40dを有するトランシーバモジュールである。この場合でも、SOAモジュール20に入射された入力光の強度を、SOAモジュール20を用いて検知し、検知した入力光の強度に基づいた駆動電流をSOAモジュール20に入力する制御を行うことで、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
SOAモジュール20で増幅する光が4つの波長帯(4チャネル)を含んでいる場合、チャネル毎に利得は若干異なってしまう。このため、PDモジュール40a〜40d全てにおいて入射される光の強度が感度レンジ範囲に収まるようにするためには、SOAモジュール20からの出力光の強度をより狭い範囲内に調整する必要がある。例えば、実施例1において、PDモジュール40の感度レンジ範囲が10dBである場合、SOAモジュール20からの出力光の強度は10dBの範囲内で調整すればよい。しかしながら、実施例3では、例えばPDモジュール40a〜40dの感度レンジ範囲が10dBで、SOAモジュール20でのチャネル毎の利得の差が1dBある場合、SOAモジュール20からの出力光の強度は7dBの範囲内に調整しなくてはならない。このように、複数チャネルの光信号が受信可能なトランシーバモジュールでは、SOAモジュール20からの出力光の強度をより狭い範囲内に調整することが求められる。したがって、このようなトランシーバモジュールの場合に、図6(a)及び図6(b)のフローチャートに従って、SOAモジュール20をフィードバック制御することが有効である。
実施例4は、準備フェーズにおいて、SOAから出射された出力光を、SOAの出力側に配置された、情報信号を再生するためのPDで受光する。そして、PDの検知結果に基づいて、PDが受光する光強度が所定の値になるようにSOAを制御することで、SOAの駆動電流を決定する例である。実施例4でも、SOAに入射される入力光の強度を検知するためのモニタ用PDを使用することなく、SOAをフィードバック制御することができる。
実施例4に係る受光装置の全体構成は、実施例1の図5と同じであるため説明を省略する。実施例4に係る受光装置の制御について説明する。図9は、実施例4に係る受光装置の制御を説明するためのフローチャートの一例である。まず、通信を実行する前に準備フェーズを実行する。準備フェーズでは、SOAモジュール20のSOA36に送信局から送られてきた入力光が入射される。送信局では、準備フェーズのための光出力がなされる。送信局が準備フェーズで実行する光出力は、その後の通信フェーズで実行される光出力と同じ強度である。また、その光出力は変調していてもよいし、あるいは変調していなくてもよい。
準備フェーズは、図9のステップS40からステップS52のことである。送信局から送られ光ファイバ64を経由した光がSOA36に入射されている状態で、コントローラ60は、SOA36に所定の初期駆動電流を入力する(ステップS40)。初期駆動電流の値としては、例えばゼロ(即ち、電流を注入しない)が挙げられる。送信局から送られて光ファイバ64を経由した出力光は、SOA36を通過(あるいは増幅)されて、PD54に入射される。PD54では、光電変換によって、PD54に入射される入力光の強度に対応した電流が流れる。コントローラ60は、PD54が出力する電流値(モニタ電流値)を測定する(ステップS42)。
次いで、コントローラ60は、ステップS42で測定したモニタ電流値から、SOA36から出射される出力光の強度を特定する(ステップS44)。出力光の強度の特定にあたっては、コントローラ60に、予め、図3(b)のような、PDモジュール40のPD54に入射される入力光の強度とPD54を流れるモニタ電流との関係を示すテーブルを記憶させておき、このテーブルを参照することで特定することができる。
次いで、コントローラ60は、ステップS44で特定した出力光の強度が予め定められた所定の範囲内か判定する(ステップS46)。予め定められた所定の範囲として、例えばPD54の感度レンジ範囲が挙げられる。ステップS46において、出力光の強度が所定の範囲を逸脱している場合には(Noの場合)、コントローラ60は、SOA36に入力する駆動電流を変更する(ステップS48)。例えば、初期駆動電流値がゼロの場合であれば、SOA36に入力する駆動電流を増加させる。ステップS46において、出力光の強度が所定の範囲内に収まっていると判定されるまで(Yesの場合)、ステップS42からステップS48を繰り返す。駆動電流の増加は、所定ステップ間隔で上昇させる方法と、リニアに増加させる方法のいずれかを採用することができる。なお、出力光の強度が所定の範囲よりも大きい場合、駆動電流を減少させる制御を実施する場合もある。
ステップS46において、出力光の強度が所定の範囲内である場合(Yesの場合)、コントローラ60は、その時点でのSOA36に入力している駆動電流値を通信フェーズにおける駆動電流として決定して記憶する(ステップS50)。そして、コントローラ60は、ステップS50で決定した駆動電流をSOA36に入力する(ステップS52)。
次に、通信フェーズを実行する。通信フェーズは、図6に示すステップS30とステップS32と同じであるため、図6を参照して説明する。まず、コントローラ60は、準備フェーズにおいて決定した駆動電流をSOA36に入力した状態を維持する(ステップS30)。したがって、通信フェーズでは、送信局から送られてきた光信号が、SOA36によって適正に増幅されて、PDモジュール40のPD54で受光される。PD54には、光電変換による電流が流れる。コントローラ60は、PD54が出力する電流値に基づいて、情報信号を取得する(ステップS32)。このようにして、通信が開始される。なお、送信局が変更になった場合には、局間距離が変更される場合があるため、再度準備フェーズを実施して、最適なSOA36の駆動電流を取得してもよい。
以上説明してきたように、実施例4によれば、SOA36から出射された出力光の強度をPD54で検知し、PD54の検知結果に基づいて、SOA36に入力する駆動電流を決定している。これにより、モニタ用PDを用いることなく、SOA36をフィードバック制御することができるため、受光装置の特性劣化を抑制することができる。
実施例4では、図5に示す構成の受光装置の場合を例に説明したが、図7、図8に示す構成の受光装置の場合にも適用することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
20 SOAモジュール
22 光入力部
24 光増幅部
26 光出力部
28 ホルダ
30 フェルール
32 被覆材
34 レンズ
36 SOA
37 キャリア
38 リード
40 PDモジュール
42 光入力部
44 受光部
46 キャップ
48 レンズ
50 ステム
52 キャリア
54 PD
56 アンプ
58a、58b リード
60 コントローラ
62 配線
64、66 光ファイバ
100 受光装置

Claims (6)

  1. 一導電型半導体層、活性層、および反対導電型半導体層を順に積層してなる半導体光増幅器と、前記半導体光増幅器から出射された出力光を受光する受光素子と、を備える受光装置の制御方法において、
    前記半導体光増幅器に入射された入力光の強度を、前記半導体光増幅器に0V又は逆バイアスの電圧を印加することで、前記半導体光増幅器を用いて検知し、
    検知した前記入力光の強度に基づいた駆動電流を前記半導体光増幅器に入力することを特徴とする受光装置の制御方法。
  2. 前記半導体光増幅器に入射される入力光は、波長多重信号であることを特徴とする請求項1記載の受光装置の制御方法。
  3. 前記入力光は、光ファイバを経由して前記半導体光増幅器に入射され、前記入力光の波長は、1.3μm帯であることを特徴とする請求項1または2記載の受光装置の制御方法。
  4. 前記半導体光増幅器と前記受光素子との距離は、1m以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の受光装置の制御方法。
  5. 準備フェーズ、前記準備フェーズの後に実施される通信フェーズを備える通信制御方法において、
    前記準備フェーズは、
    半導体光増幅器に入射された入力光の強度を前記半導体光増幅器によって検知する第1ステップと、
    前記第1ステップの検知結果に基づいて、前記半導体光増幅器の駆動電流を決定する第2ステップと、
    前記第2ステップによって決定された駆動電流によって前記半導体光増幅器を駆動する第3ステップと、を含むことを特徴とする通信制御方法。
  6. 準備フェーズ、前記準備フェースの後に実施される通信フェーズを備える通信制御方法において、
    前記準備フェーズは、
    半導体光増幅器に入力光を入射する第1ステップと、
    前記半導体光増幅器から出力された出力光の強度を受光素子で検知する第2ステップと、
    前記受光素子の検知結果に基づいて、前記半導体光増幅器の駆動電流を決定する第3ステップと、
    前記第3ステップによって決定された駆動電流によって前記半導体光増幅器を駆動する第4ステップと、を含み、
    前記通信フェーズにおいては、前記受光素子の出力に基づいて、前記入力光に含まれる情報信号を得るステップを含むことを特徴とする通信制御方法。
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