JP4941349B2 - Ponシステムに用いる光伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受動光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)システムに好適な光伝送装置に関し、特に、複数の光加入者装置から光局側装置に送られる上り信号光のパワー制御技術に関する。
現在、一般家庭等の加入者宅を対象とした加入者系光ファイバネットワークシステムとして、例えば図7に示すような受動光ネットワーク(PON)システムが知られている。このPONシステムでは、集約局に設けられた光局側装置(OLT:Optical Line Terminal)110から光伝送路130に送信された信号光が光カプラ140で複数の信号光に分岐され、その分岐先には、複数の加入者宅に設置した光加入者装置(ONU:Optical Network Unit)120−1,120−2,120−3が接続されている。
上記のOLT110は、情報の配信等を行うための下り信号光を各ONU120に送信すると共に、各ONU120から送られてきた上り信号光を受信する所要の通信制御機能を具備する装置である。また、各ONU120は、OLT110との通信、信号光と電気信号との間の変換等の通信制御を行う装置である。ここで、OLT110と光カプラ140の間において、上りおよび下りの各信号光は、1本の光伝送路130を使用して波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)により双方向に伝送される。
具体的に、OLT110から各ONU120への下り信号光は、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)により連続モードの信号光として伝送される。各ONU120は、この下り信号光に含まれるフレーム同期情報および管理情報を検出し、これに基づいて、個々に予め割り当てられているタイムスロットのデータを取り出す。一方、各ONU120からOLT110への上り信号光は、OLT110により各ONU120に対して与えられた所要のタイミングに従って、各ONU120からの送信光が衝突しないようにバーストモードの信号光として伝送される。
上記のPONシステムでは、信号光をより長い距離に亘って伝送できるようにするために、例えば図8に示すように、OLT110と光カプラ140の間の光伝送路130上に中継アンプ150を設け、双方向に伝送路される上りおよび下りの各信号光をWDMカプラ151,152でそれぞれ分離し、各々に対応した光アンプ153,154で光伝送損失を補償するようにした構成がある。また例えば図9に示すように、OLT110内において、送信機111を高出力化すると共に、WDMカプラ113を通過した上り信号光をプリアンプ114に与えて光伝送損失を補償し、光フィルタ116で不要な雑音光を除去した後に受信機112で受信処理するようにした構成も公知である(例えば、非特許文献1参照)。
本島邦明,「技術探索 光ネットワークの将来展望」,電気学会誌,2006年,126巻2号,p.92−96
しかしながら、上記のような長距離化に対応した従来のPONシステムでは、上り信号光について、中継アンプ150やOLT110内のプリアンプ114によって信号光全体のレベルは補償されるものの、各ONU120と光カプラ140の間で発生する損失のばらつきに起因するタイムスロット間の信号光パワーP1,P2,P3,…の偏差ΔPに関しては補償されずに残存してしまうという課題がある(図8および図9参照)。この上り信号光のパワー偏差ΔPは、特に、信号光のビットレートが10ギガビット毎秒(Gbps)以上となるような高速光通信に対応したシステムにおいては、OLT内の受信機のダイナミックレンジが狭くなるため、各ONUからの上り信号光の受信特性に大きな影響を及ぼすことになり問題となる。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、PONシステムについて、複数の光加入者装置(ONU)から光局側装置(OLT)に送られる上り信号光のパワー偏差を高速に補償することが可能な光伝送装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、光局側装置と複数の光加入者装置とを光カプラにより分岐した光伝送路を用いて互いに接続した受動光ネットワーク(PON)システムについて、前記光局側装置および前記光カプラの間に位置する前記光伝送路上または前記光局側装置内に配置され、前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光を受信する光伝送装置を提供する。この光伝送装置の一態様は、前記光加入者装置毎に割り当てられたタイムスロットに従って前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光が入力され、該上り信号光を前記タイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って区分すると共に、前記光加入者装置毎に予め登録しておいた必要利得情報に基づいて、前記区分した信号光をその送信元となる光加入者装置に対応した必要利得で増幅して出力する上り信号光増幅部を備え、前記上り信号光増幅部は、入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、前記分岐器で分岐された各信号光を実質的に等しい利得で増幅するN個の半導体光増幅器と、前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、前記N個の半導体光増幅器のうちの1つを除いた各半導体光増幅器と前記合波器との間の各光路上に挿入され、各々の減衰量が互いに異なるN−1個の光減衰器と、前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含む
また、上記光伝送装置の他の態様は、前記光加入者装置毎に割り当てられたタイムスロットに従って前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光が入力され、該上り信号光を前記タイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って区分すると共に、前記光加入者装置毎に予め登録しておいた必要利得情報に基づいて、前記区分した信号光をその送信元となる光加入者装置に対応した必要利得で増幅して出力する上り信号光増幅部を備え、前記上り信号光増幅部は、入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、前記分岐器で分岐された各信号光を互いに異なる利得で増幅可能なN個の半導体光増幅器と、前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含む
上記のような伝送装置によれば、複数の光加入者装置から光局側装置に送信される上り信号光を分岐器でN分岐し、当該各信号光を増幅可能なN個の半導体増幅器のうちの1つを駆動回路により選択的に駆動して必要利得で増幅するようにしたことで、上り信号光のビットレートが10Gbps以上になったとしても、各光加入者装置と光カプラの間の損失のばらつきに関係なく、各光加入者装置からの上り信号光を光局側装置で確実に受信することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
図1は、本発明による光伝送装置の一実施形態を示す構成図である。また、図2は、図1の光伝送装置が適用されるPONシステムの全体構成を示す図である。
図1および図2において、本光伝送装置は、例えば、PONシステムの光局側装置(OLT)1として用いられている。このOLT1は、PONシステム上の複数の光加入者装置(ONU)2−1,2−2,2−3,…に対して送信する連続モードの下り信号光を送信機11で生成し、該下り信号光をWDMカプラ13を介して光伝送路3に出力する。この下り信号光の波長帯は、例えば図3に示すように1500nm帯が割り当てられている。また、OLT1は、各ONU2−1,2−2,2−3,…からそれぞれ送信され、光カプラ4で1つに合波されて光伝送路3を伝送されたバーストモードの上り信号光が、WDMカプラ13を介して1×N型半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)ユニット14に入力される。上り信号光の波長帯については、例えば図3に示すように下り信号光とは異なる1300nm帯が割り当てられている。
なお、ここでは上りおよび下りの各信号光に異なる波長帯が割り当てられる一例を示したが、同一の波長を割り当てて上り信号光および下り信号光を時分割で送受信するようにしてもよい。この場合、WDMカプラ13に代えて波長選択性のない光カプラを用いることが可能である。
1×N型SOAユニット14は、例えば、WDMカプラ13から出力される上り信号光が入力される1つのSOA21およびその駆動回路(DRV)22と、SOA21の出力光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器23と、分岐器23の各出力ポートに接続されたN個のSOA24−1,24−2,…,24−Nおよびそれらの駆動回路(DRV)25と、を備えている。
入力側のSOA21は、分岐器23における損失が少なくとも補償可能となる利得で上り信号光を増幅し、分岐器23を介して出力側のSOA24−1〜24−Nに入力される各信号光のレベルを上げることで、各々の信号光のOSNR(Optical Signal-to-Noise Ratio)の劣化を防いでいる。ただし、本発明において入力側のSOA21および駆動回路22は必須の構成要素ではなく、受信機12の性能等に応じて省略することも可能である。出力側のSOA24−1〜24−Nは、ここでは、それぞれについて共通の設計がなされており、駆動回路25から与えられる駆動電流により各SOA24−1〜24−Nで実質的に等しい利得が得られるように駆動される。駆動回路25は、後述する受信機12から出力される同期信号および必要利得情報に従って、SOA24−1〜24−Nのうちのいずれか1つに駆動電流を与え、他のSOAへの駆動電流はオフとすることで、出力側のSOA24−1〜24−Nを高速にスイッチ動作させる。つまり、1×N型SOAユニット14は、高速ゲートスイッチとしてナノ秒オーダーで動作し、かつ、ゲートを通過した信号光に対して所要の利得を与える機能を持つ。
上記1×N型SOAユニット14の出力側のSOA24−1〜24−Nのうち、SOA24−1を除いたSOA24−2〜24−Nの各出力ポートには、互いに異なる減衰量を有する光減衰器(ATT)15−2〜15−Nが接続されている。ここでは、各光減衰器15−2〜15−Nの減衰量が、例えば1〜2dB程度ずつ異なるように段階的に設定されているものとする。1×N型SOAユニット14のSOA24−1の出力光および各光減衰器15−2〜15−Nの出力光は、合波器16の対応する入力ポートにそれぞれ与えられて合波される。合波器16で合波された信号光は、光フィルタ17に入力され、1×N型SOAユニット14で発生する雑音光が除去された後に、受信機12に送られる。
受信機12は、光フィルタ17を通過した信号光を受信処理することにより、各ONU2−1,2−2,2−3,…からの送信データを再生する。また、受信機12には、1×N型SOAユニット14に与える必要利得情報として、受信される上り信号光のどのタイムスロットにONU2−1,2−2,2−3,…のいずれからのフレームが到着するかについての情報と、各ONU2−1,2−2,2−3,…からの信号光を受信するためにはどれだけの利得が必要であるかの情報とがテーブル化されており、当該テーブルが図示しないメモリ等に登録されている。
なお、図2に示したPONシステムにおける、上記のOLT1を除いた、各ONU2−1,2−2,2−3,…、光伝送路3および光カプラ4の構成については、周知のPONシステムと同様のものであるため、ここでの説明を省略する。
次に、OLT1の動作について説明する。
上記のような構成のOLT1では、まず、一般的なPONシステムにおいて周期的に行われているディスカバリーシーケンスを利用して、必要利得情報の登録処理が実行される。ディスカバリーシーケンスは、PONシステム上に新たに追加されるONUをOLTが自動的に発見して該ONUの登録等を行う一連の処理である。
具体的に、ディスカバリーシーケンスを利用した必要利得情報の登録処理の一例について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。OLT1において所要の周期でディスカバリー処理が開始されると、まず図中のS1で示すステップ1で、前回のディスカバリー処理において、未登録のONUから「登録要求」と想定される上り信号光がOLT1に送られてきていたか否かが判別される。前回、未登録のONUからの「登録要求」がなかった場合には、ステップ2に進んで、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせにおいて最大の利得が得られる設定、すなわち、出力側のSOA24−1〜24−NのうちのSOA24−1を駆動し、他のSOA24−2〜24−Nをオフとする設定指示が駆動回路25に与えられる。なお、入力側のSOA21については、出力側のSOA24−1〜24−Nの駆動状態に関係なく、常時一定の状態で駆動されているものとする。一方、前回、未登録のONUからの「登録要求」があった場合には、前回のディスカバリー処理で設定された、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせにおける利得(詳細は以下の説明を参照)よりも一段階下げた利得を設定する指示が駆動回路25に与えられる。
上記のステップ2またはステップ3で、前回のディスカバリー処理の結果を考慮した利得設定が行われると、次のステップ4において、OLT1から未登録のONUに向けて、上り信号光の「送出許可」を指示する下り信号光が送信される。未登録のONUは、OLT1からの「送出許可」を受信することにより、「登録要求」を示す上り信号光を送信する。
そして、ステップ5では、OLT1において、未登録のONUから「登録要求」と想定される上り信号光が送られてきたか否かが判別される。上り信号光が送られてきている場合には、次のステップ6に進む。一方、上り信号光が送られてきていない場合には、未登録のONUが存在しないことを判断して、今回のディスカバリー処理を終了する。
ステップ6では、OLT1内の受信機12において、未登録のONUから「登録要求」と想定される上り信号光を実質的な誤り無しに受信できているか否かが判別される。受信できている場合には、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対して現在設定されている利得の状態が、未登録のONUからの上り信号光を正確に受信するために必要となる利得の最大値であることを判断して、次のステップ7に進む。一方、受信できていない場合には、未登録のONUが存在するが、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対する利得を高く設定し過ぎており、受信機12に入力される信号光のレベルが受信機12のダイナミックレンジから外れてしまい、未登録のONUからの「登録要求」を示す信号光を正しく受信できていない状態にあることを判断して、今回のディスカバリー処理を終了する。この場合、次回のディスカバリー処理において、前述したステップ1からステップ3に進み、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対して設定される利得が前回よりも一段階下げられ、ステップ4〜ステップ6が繰り返される。
ステップ7では、現在の利得設定が最大の状態にあることを考慮し、上り信号光の受信機12への入力レベルがダイナミックレンジに確実に収まるように、現在の利得設定よりもさらに一段階(若しくは数段階)下げた利得を、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対して設定する指示が駆動回路25に与えられる。そして、この利得が当該未登録のONUに対応した必要利得情報として、受信機12のメモリ等に登録される。なお、登録される必要利得情報は、利得そのものの値であっても、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−1〜24−NのうちのどのSOAを選択して駆動させるかを特定するSOAの選択情報であってもよい。
ステップ8では、通常のディスカバリー処理と同様にして、未登録のONUに識別情報(LLID)が割り付けられた後、当該ONUに対して「登録通知」を示す下り信号が送信され、さらに、当該ONUからの上り信号光の「送出許可」を示す下り信号光が送信される。OLT1からの「登録通知」および「送出許可」を受信したONUでは、「登録通知確認」を示す上り信号光が送信される。そして、ステップ9で、ONUからの「登録通知確認」がOLT1で受信されることにより、ディスカバリー処理が終了となる。
上記のようなディスカバリーを利用した必要利得情報の登録処理により、OLT1の受信機12のメモリ等には、例えば次の表1に示すような上り信号光のタイムスロットと、そのタイムスロットの送信元となるONUと、そのONUに対応した必要利得情報(SOAの選択情報)との関係をまとめたテーブルが記憶される。
Figure 0004941349
PONシステムに接続されている全てのONUについての必要利得情報が登録されて上記のテーブルが完成すると、OLT1は、上り信号光のタイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って、1×N型SOAユニット14に入力される上り信号光のタイムスロットがどのONUを送信元とするものなのかを判断し、当該ONUに対応した必要利得情報を上記のテーブルから読み出して、その必要利得情報を同期信号と共に駆動回路25に伝える。これにより、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−1〜24−Nのうちの必要利得情報に該当するSOAが選択的に駆動され、他のSOAがオフとなるように制御される。
このような同期信号および必要利得情報に基づいた出力側SOA24−1〜24−Nの駆動制御により、1×N型SOAユニット14に入力された上り信号光は、入力側のSOA21および分岐器23を通った後、タイムスロットごとに切り替えられた出力側SOA24で増幅され、さらに、その出力側SOA24の後段に光減衰器15が接続されている場合には当該減衰量に応じて減衰されて合波器16に送られる。そして、合波器16を通った信号光は、光フィルタ17で雑音光が除去された後に受信機12に入力される。よって、受信機12に入力される上り信号光の各タイムスロットに対応した光パワーP1,P2,P3,…は、各ONU2−1,2−2,2−3,…と光カプラ4の間で発生する損失のばらつきに起因した偏差ΔPが、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対する利得設定に応じて補償され、受信機12のダイナミックレンジに確実に収まるようになる。
以上のように図1のOLT1を用いてPONシステムを構成することにより、上り信号光のビットレートが10Gbps以上になったとしても、各ONU2−1,2−2,2−3,…と光カプラ4の間の損失のばらつきに関係なく、OLT1内の受信機12で各ONU2−1,2−2,2−3,…からの送信データを確実に再生することが可能になる。
なお、上記の実施形態では、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−2〜24−Nの後段に、互いに減衰量の異なる光減衰器15−2〜15−Nを接続することで、上り信号光に対して段階的な利得が設定されるようにしたが、例えば、1×N型SOAユニットの出力側の各SOAの設計を互いに異ならせるか、または、出力側の各SOAに与える駆動電流を互いに異ならせるなどして、出力側の各SOAでの利得が段階的に変わるようにして、光減衰器15−2〜15−Nを省略することも可能である。この場合のOLT1の構成例を図5に示しておく。ただし、上記の実施形態のように出力側のSOAの設計が共通化されていれば、1×N型SOAユニットの設計および製作が容易なものとなり、汎用の1×N型SOAユニットを利用することも可能であるので、そのメリットは大きい。また、駆動電流によって変えることのできるSOAの利得の範囲は一般的に狭いため、上り信号光の各タイムスロットに対応した光パワーの偏差がある程度大きな場合には、上記の実施形態のような光減衰器との組み合わせが有効である。
また、上記の実施形態では、各光減衰器15−2〜15−Nの減衰量を基本的に固定のものとして説明したが、例えば、前述した必要利得情報の登録処理において、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対する利得を最も小さく設定しても、受信機12に入力される信号光のレベルが受信機12のダイナミックレンジから外れてしまうような場合、すなわち、減衰量が最大の光減衰器が出力ポートに接続されているSOAを選択しても受信機12で誤りが発生してしまうときに、段階的な利得の変化の幅がそれまでよりも広くなるように、各光減衰器15−2〜15−Nの減衰量の設定を一括して変更するようにしてもよい。これにより、より広い範囲の上り信号光パワーに対応することが可能になる。
次に、本発明による光伝送装置の他の実施形態について説明する。
図6は、本発明による光伝送装置をPONシステムの中継装置として用いた実施形態の構成を示す図である。
図6において、中継装置5は、上述の図8に示した従来のPONシステムにおける中継アンプ150に相当するものであって、上り信号光を増幅する光アンプ53の構成として、前述した1×N型SOAユニット14、光減衰器(ATT)15−2〜15−N、合波器16および光フィルタ17を適用したものである。ここでは、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−1〜24−Nの駆動回路25に与えられる同期信号および必要利得情報が、下り信号光と共に伝送される監視信号光(OSC:Optical Supervisory Channel)を利用してOLTから中継装置5に伝達されることにより、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−1〜24−Nの駆動状態が遠隔操作される。具体的には、上記の監視信号光がOSC送受信機55で受信され、該監視信号光に含まれる同期信号および必要利得情報が駆動回路25に出力されることにより、1×N型SOAユニット14の出力側SOA24−1〜24−Nのいずれか1つが選択的に駆動される。
なお、図6中のWDMカプラ51,52は光伝送路3上を双方向に伝送路される上りおよび下りの各信号光を分離するものである。また、光アンプ54は、下り信号光を増幅するための従来と同様の光アンプである。
上記のような構成の中継装置5によっても、上述の図1に示したOLT1の場合と同様にして、光アンプ53を通過した上り信号光の各タイムスロットに対応する光パワーP1,P2,P3,…は、各ONU2−1,2−2,2−3,…と光カプラ4の間(図2参照)で発生する損失のばらつきに起因した偏差ΔPが、1×N型SOAユニット14および光減衰器15−2〜15−Nの組み合わせに対する利得設定に応じて補償されるようになる。よって、上り信号光のビットレートが10Gbps以上になったとしても、各ONU2−1,2−2,2−3,…と光カプラ4の間の損失のばらつきに関係なく、各ONU2−1,2−2,2−3,…からの送信データをOLT内の受信機で確実に再生することが可能になる。
以上の各実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 光局側装置と複数の光加入者装置とを光カプラにより分岐した光伝送路を用いて互いに接続した受動光ネットワーク(PON)システムに用いる光伝送装置であって、
前記光加入者装置毎に割り当てられたタイムスロットに従って前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光が入力され、該上り信号光を前記タイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って区分すると共に、前記光加入者装置毎に予め登録しておいた必要利得情報に基づいて、前記区分した信号光をその送信元となる光加入者装置に対応した必要利得で増幅して出力する上り信号光増幅部を備えたことを特徴とする光伝送装置。
(付記2) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、
入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、
前記分岐器で分岐された各信号光を実質的に等しい利得で増幅するN個の半導体光増幅器と、
前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、
前記N個の半導体光増幅器のうちの1つを除いた各半導体光増幅器と前記合波器との間の各光路上に挿入され、各々の減衰量が互いに異なるN−1個の光減衰器と、
前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記3) 付記2に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記入力される上り信号光を増幅して前記分岐器に与える入力側半導体光増幅器を含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記4) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記合波器の出力光に含まれる雑音光を除去する光フィルタを含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記5) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、
入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、
前記分岐器で分岐された各信号光を互いに異なる利得で増幅可能なN個の半導体光増幅器と、
前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、
前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記6) 付記5に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記入力される上り信号光を増幅して前記分岐器に与える入力側半導体光増幅器を含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記7) 付記5に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記合波器の出力光に含まれる雑音光を除去する光フィルタを含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記8) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、システム上に新たに追加される光加入者装置を前記光局側装置が自動的に発見するディスカバリーシーケンスを利用して前記必要利得情報の登録処理を行う手段を含むことを特徴とする光伝送装置。
(付記9) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記光局側装置内において、上り信号光を受信する受信機の前段に配置されており、前記同期信号および前記必要利得情報が前記受信機より伝達されることを特徴とする光伝送装置。
(付記10) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記光局側装置内および前記光カプラの間に位置する前記光伝送路上に配置された中継装置内において、上り信号光が伝搬する光路上に設けられており、前記同期信号および前記必要利得情報が前記光局側装置より伝達されることを特徴とする光伝送装置。
(付記11) 付記1に記載の光伝送装置であって、
前記上り信号光増幅部は、前記光局側装置から前記中継装置に伝送される監視信号光に乗せて前記同期信号および前記必要利得情報が伝達されることを特徴とする光伝送装置。
本発明による光伝送装置の一実施形態を示す構成図である。 図1のOLTが適用されるPONシステムの全体構成を示す図である。 上り信号光および下り信号光の波長配置例を示す図である。 図1のOLTにおける必要利得情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。 図1のOLTに関連した他の構成例を示す図である。 本発明による光伝送装置の他の実施形態を示す構成図である。 一般的なPONシステムの構成例を示す図である。 中継アンプを配置した従来のPONシステムの構成例を示す図である。 上り信号光用のプリアンプを配置した従来のOLTの構成例を示す図である。
符号の説明
1…光局側装置(OLT)
2−1,2−2,2−3…光加入者装置(ONU)
3…光伝送路
4…光カプラ
5…中継装置
11…送信機
12…受信機
13,51,52…WDMカプラ
14…1×N型SOAユニット
15−2〜15−N…光減衰器(ATT)
16…合波器
17…光フィルタ
21,24−1〜24−N…半導体光増幅器(SOA)
22,25…駆動回路(DRV)
23…分岐器
53…上り信号光用の光アンプ
54…下り信号光用の光アンプ
55…OSC送受信機

Claims (7)

  1. 光局側装置と複数の光加入者装置とを光カプラにより分岐した光伝送路を用いて互いに接続した受動光ネットワーク(PON)システムについて、前記光局側装置および前記光カプラの間に位置する前記光伝送路上または前記光局側装置内に配置され、前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光を受信する光伝送装置であって、
    前記光加入者装置毎に割り当てられたタイムスロットに従って前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光が入力され、該上り信号光を前記タイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って区分すると共に、前記光加入者装置毎に予め登録しておいた必要利得情報に基づいて、前記区分した信号光をその送信元となる光加入者装置に対応した必要利得で増幅して出力する上り信号光増幅部を備え
    前記上り信号光増幅部は、
    入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、
    前記分岐器で分岐された各信号光を実質的に等しい利得で増幅するN個の半導体光増幅器と、
    前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、
    前記N個の半導体光増幅器のうちの1つを除いた各半導体光増幅器と前記合波器との間の各光路上に挿入され、各々の減衰量が互いに異なるN−1個の光減衰器と、
    前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含むことを特徴とする光伝送装置。
  2. 光局側装置と複数の光加入者装置とを光カプラにより分岐した光伝送路を用いて互いに接続した受動光ネットワーク(PON)システムについて、前記光局側装置および前記光カプラの間に位置する前記光伝送路上または前記光局側装置内に配置され、前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光を受信する光伝送装置であって、
    前記光加入者装置毎に割り当てられたタイムスロットに従って前記各光加入者装置から前記光局側装置に送信される上り信号光が入力され、該上り信号光を前記タイムスロットに対応したタイミングを示す同期信号に従って区分すると共に、前記光加入者装置毎に予め登録しておいた必要利得情報に基づいて、前記区分した信号光をその送信元となる光加入者装置に対応した必要利得で増幅して出力する上り信号光増幅部を備え
    前記上り信号光増幅部は、
    入力される上り信号光をN分岐(Nは2以上の整数)する分岐器と、
    前記分岐器で分岐された各信号光を互いに異なる利得で増幅可能なN個の半導体光増幅器と、
    前記N個の半導体光増幅器から出力される各信号光を合波する合波器と、
    前記同期信号のタイミングに該当するタイムスロットの送信元となる光加入者装置に対応した前記必要利得情報に応じて、前記N個の半導体光増幅器のうちのいずれか1つを駆動状態とし、残りの半導体光増幅器を非駆動状態とする駆動回路と、を含むことを特徴とする光伝送装置。
  3. 請求項1または2に記載の光伝送装置であって、
    前記上り信号光増幅部は、前記入力される上り信号光を増幅して前記分岐器に与える入力側半導体光増幅器を含むことを特徴とする光伝送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の光伝送装置であって、
    前記上り信号光増幅部は、前記合波器の出力光に含まれる雑音光を除去する光フィルタを含むことを特徴とする光伝送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の光伝送装置であって、
    前記上り信号光増幅部は、システム上に新たに追加される光加入者装置を前記光局側装置が自動的に発見するディスカバリーシーケンスを利用して前記必要利得情報の登録処理を行う手段を含むことを特徴とする光伝送装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光伝送装置であって、
    前記上り信号光増幅部は、前記光局側装置内において、上り信号光を受信する受信機の前段に配置されており、前記同期信号および前記必要利得情報が前記受信機より伝達されることを特徴とする光伝送装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の光伝送装置であって、
    前記上り信号光増幅部は、前記光局側装置よび前記光カプラの間に位置する前記光伝送路上に配置された中継装置内において、上り信号光が伝搬する光路上に設けられており、前記同期信号および前記必要利得情報が前記光局側装置より伝達されることを特徴とする光伝送装置。
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