JP4728592B2 - 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法 - Google Patents

絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4728592B2
JP4728592B2 JP2004140512A JP2004140512A JP4728592B2 JP 4728592 B2 JP4728592 B2 JP 4728592B2 JP 2004140512 A JP2004140512 A JP 2004140512A JP 2004140512 A JP2004140512 A JP 2004140512A JP 4728592 B2 JP4728592 B2 JP 4728592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
twisted
conductor
sonotrode
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004140512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005322544A (ja
Inventor
隆 宿谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2004140512A priority Critical patent/JP4728592B2/ja
Publication of JP2005322544A publication Critical patent/JP2005322544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4728592B2 publication Critical patent/JP4728592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

本発明は、絶縁被覆を施されている絶縁電線同士を電気的に接続した接続部及び接続方法に関するもので、特に超音波溶接機を用いて接続した接続部及びその接続方法の改良に関するものである。
従来から、例えば絶縁被覆を有する絶縁電線同士を電気的に接続する場合、接続部における絶縁被覆を所定長さ剥ぎ取って導体を露出せしめ、露出せしめた導体同士を半田付けしたり、単に手作業で一緒に捻って接続する等、種々の接続方法が採用されている。
特に昨今では、作業が簡単かつ確実である、という観点から超音波溶接がたびたび採用されている(特許文献1)。
特開2000−188018号公報
ところでこの特許文献1に開示されている方法は、複数の絶縁電線の絶縁被覆を剥ぎ取って導体を露出せしめた部分を単に並行に並べて(並行に重ねる意味も含む)、この並行に並べた部分に超音波溶接を施して導体同士の接続を行なっている。
このような方法で超音波溶接を行うと接続強度に問題があるものが出てくる。具体的には接続強度不足で導体が一部ばらけてしまう、という問題がある。
その原因を図3、図4により推測する。因みに、図3は一般的な超音波溶接機の概略正面図、図4は4本の導体同士が超音波溶接により接続される原理を示す模式図である。まず、超音波溶接機で4本の導体同士を接続する方法を図3で説明する。
いま4本の絶縁電線の導体同士を、その端末部分で超音波溶接機により接続する場合の例を図3に示す。図3が示すように、各絶縁電線の端末で絶縁被覆を所定長さ剥ぎ取って露出せしめた4本の導体1を2段積みに並行に並べて、超音波溶接機のソノトロード11の上にセットした。この状態でグライデイングジョー12を矢印方向、すなわちこの図3では右方向に移動せしめてアンビルプレート13との間で4本の導体1を挟持して水平方向の動きを規制した。一方、アンビル14で4本の導体1に垂直方向下向きの力を付与しながらソノトロード11が前後(図3において、紙面に垂直な方向)に振動することで超音波を発振し、4本の導体1同士を溶接した。
このように超音波溶接機で溶接する場合の原理を図4に示す。
図4が示すように、4本の導体1を2段に積み上げた状態で、水平方向をグライデイングジョー12とアンビルプレート13で挟みつつ、垂直方向下向きにはアンビル14により力Fで加圧しながら、下方に位置し図4の奥行き方向に振動するソノトロード11で矢印方向に超音波を発振せしめる。
このとき4本の導体1の各界面で摩擦熱が発生し、導体1を形成している金属原子の拡散により金属結合が行なわれる。
この原理から推測するに、2段積みの導体1を水平方向から挟持しているグライデイングジョー12とアンビル14との挟持は、どちらかというと静的なものであって、しかもソノトロード11による振動も伝わり難い。一方、アンビル14とグライデイングジョー12による導体1の挟持は動的であって、ソノトロード11による振動も直接伝わる。
そのため、ソノトロード11による発振方向と一致する図4における垂直方向ではより溶接され易く、逆に水平方向では溶接がよりされ難くなる傾向がある。すなわち実線の丸が示す部分では導体1同士がより強く接続され、点線で示す丸の位置では、実線の丸が示す部分より接続強度が弱い、という傾向がある。
このような推測に立つと、特許文献1記載の方法の場合、接続する多数本の絶縁電線の導体同士を単にソノトロード11上に並列に並べて超音波溶接を施していると考えられるため、ソノトロード11上に並べられている導体同士の中には、単に水平方向の界面だけで隣りの導体と接触し、この状態で溶接されているものがあり、その結果として接続強度が比較的弱いものも含まれてしまう、と考えられる。
そのため超音波溶接後、溶接に起因する接続強度不足が原因で導体が一部ばらけてしまう、という問題が出ている、と推測される。
そこで本発明の目的は、複数本の絶縁電線を電気的に接続する際に、超音波溶接で導体の接続を行っても、十分な接続強度を保証できる絶縁電線の接続部及び接続方法を提供することにある。
請求項1記載の絶縁電線の接続方法は、複数本の絶縁電線の絶縁被覆を各々所定長さ剥ぎ取って導体を露出せしめ、露出せしめた導体同士を同一方向に一緒に1/4回転以上捻り、前記導体同士を超音波溶接機のソノトロード上に載置し、少なくとも一部の電線は水平方向に並べ、前記導体同士の捻られた部位の水平方向をグライディングジョーとアンビルプレートで挟持規制し、垂直方向をソノトロードとアンビルで挟持固定し、捻られた状態の互いに隣接する前記導体同士が、溶接される導体長手方向で必ず、超音波溶接機のソノトロードとアンビルとで挟持される方向と一致する位置関係になる部分を有するようにして、この捻った部分を導体長手方向に振動して超音波を発振する超音波溶接により溶接して接続することを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項1記載の絶縁電線の接続方法によれば、露出せしめた導体同士を同一方向に1/4回転以上一緒に捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接するため、超音波溶接機のソノトロード上に積み重ねられた隣接する導体同士は、溶接されるグライディングジョーとアンビルプレートおよびアンビルとソノトロードとで挟持されるその長さ方向の幅の中で、ほぼすべての隣接する導体同士が図3、図4における垂直方向に位置する位置関係を有することになる。換言すると、いずれの導体同士にあっても図3及び図4における水平方向の位置関係のみ有する導体同士は存在しなくなる。
その結果、超音波溶接機で溶接される各導体同士の接続強度は確実に高くなり、溶接後一部の導体がばらける、という問題はなくなる。
また請求項記載の絶縁電線の接続方法は、請求項記載の絶縁電線の接続方法において、前記露出せしめた導体は同一方向に撚られた撚り線導体であって、各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、並列状態に並べられた各導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接して接続することを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項記載の絶縁電線の接続方法によれば、前記露出せしめた導体は同一方向に撚られた撚り線導体であって、各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、並列状態に並べられた各導体同士をいずれかの方向、すなわち撚りが戻される方向であってもよいし、その逆の方向でもあってもよいが、一緒にさらに捻り、この捻った部分を超音波溶接機により溶接しているので、撚り線からなる各導体はより一層絡みあって図3、図4におけるソノトロードに対する垂直方向の位置関係を取り易くなる。その結果、超音波溶接機で溶接される各導体同士の接続強度は確実に高くなり、接続後一部の導体がばらける、という問題は一層起こり難くなる。
このようにしてなる請求項記載の絶縁電線の接続方法によれば、前記各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、並列状態に並べられている各導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに1/4回転以上捻られて溶接されるので、図3及び図4におけるソノトロード上で、ほぼすべての導体同士がソノトロードに対して垂直方向の位置関係をより確実に有することになる。
その結果、超音波溶接機で溶接される各導体同士の接続強度はさらに一層確実に高くなって、溶接後一部の導体がばらける、ということがますます起こり難くなる。
また請求項3記載の絶縁電線の接続方法は、請求項1記載の絶縁電線の接続方法において、前記露出せしめた導体は撚り線導体であって、各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、直線状に互いに向き合わされて重ねられた各導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接して接続することを特徴としている。
このようにしてなる請求項記載の絶縁電線の接続方法によれば、前記露出せしめた導体は同一方向に撚られた撚り線導体である場合にあって、しかも超音波溶接する絶縁電線同士が直線状に互いに向き合わされて接続される場合、すなわち直線接続する場合には、撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻された状態で対向され、この状態で導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに捻った上で超音波溶接するため、各導体は十分に絡みあって、図3、図4におけるソノトロードに対する垂直方向の位置関係を取り易くなる。その結果、超音波溶接機で溶接される各導体同士の接続強度は確実に高くなる。
このようにしてなる請求項記載の絶縁電線の接続方法によれば、前記各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、直線状に向き合わされた導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに1/4回転以上捻られて溶接されるので、図3及び図4におけるソノトロード上で、ほぼすべての導体同士がソノトロードに対して垂直方向の位置関係をより確実に有することになる。
その結果、各導体同士の接続強度はさらに一層確実に高くなる。
以上のように本発明によれば、複数本の絶縁電線を電気的に接続する際に、超音波溶接機で導体を溶接し、接続を行っても、十分な接続強度を保証できる絶縁電線の接続部及び接続方法を得ることができる。
以下に本発明の絶縁電線の接続方法の一実施例を図1、図2を用いて説明する。
因みに、図1(a)は、図3における超音波溶接機のソノトロード11上に並列に積み上げられる4本の導体の正面図、図1(b)はその側面図である。また図2(a)は、図1に示す各導体を図1が示す矢印方向(反時計回り)に一緒に捻った状態のものを、図3における超音波溶接機のソノトロード11上に並列に積み上げた状態を示す正面図、図2(b)はその側面図である。
図1は、例えば単線からなる導体1に絶縁被覆2を施した4本の絶縁電線3の接続部分、この例では各絶縁電線3の先端部が接続部分になっていて、この先端部において溶接するために必要な長さ(これを所定長さという)分絶縁被覆2を剥ぎ取って導体1をそれぞれ露出させた状態を示している。
この単線からなる4本の導体1同士を一緒に指でつまんで、図1(a)の矢印の方向に4本一緒に1/4回転捻った。すなわち約90度捻った。具体的には図1(a)で示す導体1aが図に向かって左上の位置から左下の位置に来るまで捻った。
このように捻った4本の導体1を指でつまんで図3に示すように、超音波溶接機のソノトロード11に載置し、水平方向をグライデイングジョー12とアンビルプレート13で挟持し、かつ垂直方向をソノトロード11とアンビル14とで挟んだ状態で固定し、ソノトロード11から超音波を発振して超音波溶接を行った。
このように導体1を4本一緒に1/4回転捻った結果、例えば隣接する導体1aと導体1bは絶縁被覆2側で、例えば仮に図1(a)のように水平方向で接触している位置関係にあったとしても、絶縁被覆2が除去された導体1の先端側にいくと図2(a)が示すように垂直方向で接触する位置関係になる。
その結果、隣接する導体1同士は、超音波溶接される導体長手方向の長さの中で、どこかでほぼ必ず垂直の位置関係になっている部分を有することになる。それ故、隣接するいずれの導体1同士も、図4における実線の丸が示す位置関係を有することになるから、超音波溶接による接続強度は確実に高められる。すなわち超音波溶接後、導体の一部がばらける恐れがほとんどなくなる。
前述した実施例では、導体1が単線の場合を示しているが、導体1が撚り線からなる場合も同様である。
但し、撚り線である場合には、互いの導体1同士をより絡み合わせた方がより一層溶接後の接続強度が高くなる。そこで、導体1が撚り線の場合には、まず各導体1を予め撚り線の撚り方向と逆方向に捻って、撚り線の撚りを戻してばらけさせておき、互いの導体同士をより絡み易くする。因みに各導体1を構成する撚り線の撚り方向は同じものとする。
しかる後、各導体1を指で一緒につまみ、これらを一緒に導体1の撚り方向と逆方向に、あるいは撚り方向と同じ方向に、さらに1/4回転以上捻ってやる。この状態で図3に示す超音波溶接機のソノトロード11上に載置し、あとは前述したようにグライデイングジョー12とアンビルプレート13とで水平方向を押さえて規制し、かつ垂直方向をソノトロード11とアンビル14とで力Fを加えて挟持して、ソノトロード11で超音波を発振し、超音波溶接を行う。
尚、導体1が撚り線の場合を図1、図2に対応させると、図1は導体1を撚り線の撚り方向と逆方向に捻って撚り線の撚りを戻した状態を示しており、図2は撚りを戻した状態の4本の導体1を指でつまんで、一緒に反時計方向に90度回転させた状態を示している、ということができる。
以上のように本発明は、導体1が単線であろうと撚り線であろうと、最終的には、導体1同士を一緒に同一方向に捻って、すなわち時計方向であろうが反時計方向であろうが4本の導体1を一緒に同一方向に捻って、より好ましくは一緒に1/4回転以上捻って、隣接するいずれの導体1同士にあっても溶接に際して、ソノトロード11とアンビル14の方向、すなわち図3及び図4における垂直方向の位置関係を有するようにするものである。
また前記実施例のものは、絶縁電線3を並列に並べた状態、すなわち露出せしめた導体1の先端を同じ方向に向けて並べて超音波溶接機により溶接し接続するものであったが、絶縁電線3を直線状に向き合わせて、すなわち露出せしめた導体1同士を対向させ、導体1の先端部を重ねた状態で超音波溶接する場合にも本発明を適用することができる。
この場合、特に導体1が撚り線導体の場合には、各導体1を撚り線の撚り方向と逆方向にまず捻って、撚りを戻して撚り線をばらけさせておく。そして直線状に向き合わされて重ねられたこれら導体1同士を、時計方向または反時計方向のいずれかの方向に一緒にさらに捻り、好ましくは1/4回転以上捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接すればよい。
もちろん、この場合でも導体1は単線であっても問題ない。単線の場合には、撚りを戻す作業がないだけで後は前述した撚り線の場合と同じである。
またこの直線状の接続に際して、露出せしめた導体1同士を対向させ、導体1の先端部を重ねた状態で超音波溶接する、という場合の「重ねる」とは、撚り線導体の場合には、単純に導体同士を重ねる、という意味に加えて、撚り線を構成する細線を互いの導体の細線間に差し込むような状態も意味するものとする。
また超音波溶接する絶縁電線3の本数は、2本以上常識的な本数の範囲であればいずれの本数にも適用できる。さらにまた本発明の絶縁電線の接続方法は、絶縁電線同士を並列状接続か直線状接続かを問わず、また導体が単線であろうが撚り線であろうが関係なく適用できる。
さらにまた接続する導体同士を一緒にさらに捻る場合には、導体を指でつかんで捻ってもよいし、工具を用いて捻ってもよいことはいうまでもない。具体的には一対の回転ブラシに接続しようとする導体を挿入して一緒に捻ってもよいし、導体をクランプして一緒に同一方向に回転させ捻ってもよい。
さらにまた本発明の接続部は、導体1の露出部の長さ方向に複数箇所設けてもよく、その場合、導体1同士の捻り方向と回転角度は各接続部で異なっていてもよい。但し、いずれの箇所においても1/4回転以上捻ることが好ましい。
以上のように本発明の絶縁電線の接続方法によれば、複数本の絶縁電線を電気的に接続する際に、超音波溶接機で導体を溶接しても、十分な接続強度を保証できる絶縁電線の接続方法を提供することができる。
本発明を適用する前の絶縁電線の状態を示すもので、図1(a)は、超音波溶接機のソノトロードに並列に積み上げられる4本の導体の正面図、図1(b)はその側面図である。 本発明を適用する絶縁電線の状態を示すもので、図2(a)は、絶縁電線の状態を示す正面図、図2(b)はその側面図である。 超音波溶接機で絶縁電線を並列状に接続する場合を示す一般的な超音波溶接機の概略正面図である。 導体同士が超音波溶接により接続される原理を示す模式図である。
符号の説明
1 導体
2 絶縁被覆
3 絶縁電線
11 ソノトロード
12 グライデイングジョー
13 アンビルプレート
14 アンビル

Claims (3)

  1. 複数本の絶縁電線の絶縁被覆を各々所定長さ剥ぎ取って導体を露出せしめ、露出せしめた導体同士を同一方向に一緒に1/4回転以上捻り、前記導体同士を超音波溶接機のソノトロード上に載置し、少なくとも一部の電線は水平方向に並べ、前記導体同士の捻られた部位の水平方向をグライディングジョーとアンビルプレートで挟持規制し、垂直方向をソノトロードとアンビルで挟持固定し、捻られた状態の互いに隣接する前記導体同士が、溶接される導体長手方向で必ず、超音波溶接機のソノトロードとアンビルとで挟持される方向と一致する位置関係になる部分を有するようにして、この捻った部分を導体長手方向に振動して超音波を発振する超音波溶接により溶接して接続することを特徴とする絶縁電線の接続方法。
  2. 前記露出せしめた導体は同一方向に撚られた撚り線導体であって、各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、並列状態に並べられた各導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接して接続することを特徴とする請求項1記載の絶縁電線の接続方法。
  3. 前記露出せしめた導体は撚り線導体であって、各導体は撚り方向と逆方向に捻られて撚りが戻され、直線状に互いに向き合わされて重ねられた各導体同士をいずれかの方向に一緒にさらに捻り、この捻った部分を超音波溶接により溶接して接続することを特徴とする請求項1記載の絶縁電線の接続方法。
JP2004140512A 2004-05-11 2004-05-11 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法 Expired - Lifetime JP4728592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140512A JP4728592B2 (ja) 2004-05-11 2004-05-11 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140512A JP4728592B2 (ja) 2004-05-11 2004-05-11 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005322544A JP2005322544A (ja) 2005-11-17
JP4728592B2 true JP4728592B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=35469644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004140512A Expired - Lifetime JP4728592B2 (ja) 2004-05-11 2004-05-11 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4728592B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4698428B2 (ja) * 2006-01-16 2011-06-08 矢崎総業株式会社 超音波接合方法
DE102006021422B8 (de) * 2006-05-05 2008-06-26 Schunk Ultraschalltechnik Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Durchgangs- oder Endknotens sowie Durchgangs- oder Endknoten
JP5235369B2 (ja) 2007-09-18 2013-07-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネスおよびその製造方法ならびに絶縁電線の接続方法
JP2010073475A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Yazaki Corp 電線接合方法および電線接合装置
JP5289932B2 (ja) * 2008-12-26 2013-09-11 石福金属興業株式会社 スパークプラグの電極チップ及びその製造方法
JP5191923B2 (ja) 2009-02-17 2013-05-08 矢崎総業株式会社 電線の接続方法
JP5400676B2 (ja) 2010-03-17 2014-01-29 古河電気工業株式会社 超音波溶接方法
JP5723112B2 (ja) 2010-07-05 2015-05-27 矢崎総業株式会社 絶縁電線の接続構造及び接続方法
JP5666247B2 (ja) * 2010-11-01 2015-02-12 矢崎総業株式会社 電線保持構造および電線保持方法
JP5474754B2 (ja) * 2010-12-21 2014-04-16 本田技研工業株式会社 電線の接合方法
JP5581413B2 (ja) * 2013-03-18 2014-08-27 矢崎総業株式会社 電線の接続方法
US20140374466A1 (en) * 2013-06-19 2014-12-25 Branson Ultrasonics Corporation Method of ultrasonically welding multi-stranded malleable wires together
DE112019002641T5 (de) 2018-05-24 2021-05-06 Autonetworks Technologies, Ltd. Drahtverbindungsstruktur und Drahtverbindungsverfahren
JP7516135B2 (ja) 2020-07-02 2024-07-16 矢崎総業株式会社 電線同士の接合方法及び接合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005322544A (ja) 2005-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4728592B2 (ja) 絶縁電線の接続部及び絶縁電線の接続方法
JP5400676B2 (ja) 超音波溶接方法
JP4021734B2 (ja) 電線の超音波接合方法
CN103190035B (zh) 电线保持结构和电线保持方法
JP6646872B2 (ja) 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線
JP6655056B2 (ja) 電線の導体の超音波接合方法、端子付き電線の製造方法および電線
JP2007134307A (ja) 電線接続方法
JP6574736B2 (ja) 端子付き電線の製造方法
JP5191923B2 (ja) 電線の接続方法
JP4383684B2 (ja) 電線の超音波接合方法
WO2012005258A1 (ja) 絶縁電線の接続構造及び接続方法
US11331744B2 (en) Electric wire arranging jig and ultrasonic bonding apparatus
JP6989560B2 (ja) 端子付き電線の製造方法および電線の制振方法
JP2008110382A (ja) 超音波接合装置
JP2005144532A (ja) 超音波溶接装置及び超音波溶接方法
JP2019121467A (ja) 端子付き電線、及び端子付き電線の製造方法
JPH11511695A (ja) 超音波溶接方法及び超音波溶接装置並びに超音波溶接によって形成された溶接結合部
JPH10149843A (ja) 溶接端子
JP2018147823A (ja) 端子
JP7350584B2 (ja) 電線接合装置
JP5474754B2 (ja) 電線の接合方法
JP7516135B2 (ja) 電線同士の接合方法及び接合装置
JP2005032676A (ja) シールド電線のシールド処理構造
JPH10211590A (ja) 超音波溶接
JP2023170669A (ja) 電線保持具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060525

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070302

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080131

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100112

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100305

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20110210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110415

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4728592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350