JP5474754B2 - 電線の接合方法 - Google Patents
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また、複数の電線同士を接合するために、2本の電線同士を接合する度毎に加圧を行い超音波振動で複数の芯線を接合する技術も知られている(特許文献2参照)。
また、後者の電線の接合方法においては、接合部の数と同じ回数だけ加圧・加振動の工程が必要となり生産性が悪いという課題がある。
また、N本の電線の芯線それぞれを、(N−1)本の電線の芯線それぞれとを接合する接合部を形成することができるため、接合力を更に向上させることができる。
また、重なり部において接触する電線の芯線同士を押圧する方向に圧力を印加するため、電線同士の接合力を向上させることができる。
そして、接触する電線の芯線同士が重なる重なり部に対して超音波振動を付与するため、電線同士の接合力を向上させることができる。
次に、4本の電線1,2,3,4の残りの1本の電線1を、電線2の隣に並べ、図2(a)〜図2(c)に示すように各電線1〜4の長手方向に向かってクランク状に一段(電線の直径分だけ)高い位置まで屈曲させた後に、残りの3本の電線2,3,4の配列方向に屈曲部Kで直角に折り曲げて、アンビル6上の3本の電線2,3,4の上に載置する。
このとき、クランク状に折り曲げる部位及び直角に折り曲げた屈曲部Kは、絶縁被覆5が剥離された部位である。
超音波溶接装置20は、溶接する部材を設置する台座であるアンビル6を備え、アンビル6の上方には、加圧装置7を備えている。加圧装置7は上下方向に移動可能に設けられ、上端にマス8を下端にチップ9を備えている。チップ9がアンビル6上の被溶接部材を上方向から押圧する。加圧装置7には溶接する部材に並行振動を与えるトランスジューサー10が接続されている。
また、重なり部において接触する電線の芯線同士が上下に位置し、これらに対して上方から押圧力を印加するため、電線1と残りの3本の電線2,3,4それぞれとの接合力を向上させることができる。よって、電線1と他の電線2,3,4のみならず、電線1を介して横方向の電線2,3,4同士の接合強度を高めることができる。
とりわけ、電線1に対して残りの3本の電線2,3,4が同一平面上に並べられるため、電線1と他の各電線2,3,4との接合力が均等になり、各接合部a,b,cにおいて接合力にバラツキが生ずるのを防止できる。
この第2の参考例において、中実丸断面の4本の電線1,2,3,4の絶縁被覆5を先端部で剥離しておく工程を有する点、そのうちの3本の電線2,3,4を後述する超音波溶接装置20(図3参照)のアンビル6上に載置しておく工程を有する点、4本の電線1,2,3,4の残りの1本の電線1を、電線2の隣に並べ、図2(a)〜図2(c)に示すように各電線1〜4の長手方向に向かってクランク状に一段(電線の直径分だけ)高い位置まで屈曲させた後に、残りの3本の電線2,3,4の配列方向に屈曲部Kで直角に折り曲げて、アンビル6上の3本の電線2,3,4の上に載置する工程を有する点は第1の参考例と同様である。尚、図7は、アンビル6に載置した状態を示しているので、左から2,3,4番目の電線2,3,4のみを実線で示す。
この実施形態においても、中実丸断面の4本の電線1,2,3,4の絶縁被覆5を先端部で剥離しておく工程を有する点は第1の参考例と同様である。
これら6箇所の重なり部を超音波溶接装置20のアンビル6で受け、重なり部を上から下に向かって加圧装置7のチップ9で押圧し、かつ、トランスジューサー10により超音波振動を付与して、一回の作業で各重なり部に接合部a,b,c,d,e,fを形成して4本の電線1,2,3,4を接合する。
また、1番目の電線1と2番目〜4番目の電線2,3,4との接合部a,b,cだけではなく、更に2番目の電線2と3番目、4番目の電線3,4との接合部d,eと、3番目の電線3と4番目の電線4と接合部fとが形成されるため、接合力を更に向上させることができる。
そして、接触する電線1〜4の芯線11〜14’同士が重なる重なり部に対して超音波振動を付与するため、電線同士の接合力を向上させることができる。
また、アンビル6’に対向するチップ9’の押圧部30’には、アンビル6’の凹部15’に載置された最上部の電線1の芯線11の上半部を押圧するように、断面半円形状の凹溝38が形成されている。
また、重なり部において接触する電線1の芯線11と電線2、3,4の芯線12,13,14同士がほぼ上下に位置し、これらを上方から押圧する方向に圧力を印加するため、電線1と残りの3本の電線2,3,4それぞれとの接合力を向上させることができる。
とりわけ、電線1に対して残りの3本の電線2,3,4が互いに角度をもってはいるがほぼ均等に配置されるため、電線1と他の各電線2,3,4との接合力が均等になり、各接合部において接合力にバラツキが生ずるのを防止できる。
1,2,3,4 電線
11,12,13,14’ 芯線
a,b,c,d,e,f 接合部
Claims (1)
- 絶縁被覆が剥離されたN(N=3,4,…)本の電線の芯線に対して、超音波振動を与えて電線同士を接合する電線の接合方法であって、
前記N本の電線を同一平面上かつ平行に並べて、端から(N−1)番目までの電線を折り曲げて、n(n=1,2,…N−2,N−1)番目の電線の芯線と(n+1)番目からN番目までの電線の芯線に重なる重なり部を形成する工程と、
前記重なり部において接触する電線の芯線同士を押圧する方向に圧力を印加しかつ超音波振動を与えて、前記n番目の電線の芯線と前記(n+1)番目からN番目までの電線の芯線それぞれとを接合する接合部を形成する工程と、
を含むことを特徴とする電線の接合方法。
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