JP4725300B2 - 車両の発熱部材冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器より車両後方に備えられたオルタネータ等の発熱部材を冷却する車両の発熱部材冷却構造に関する。
従来、ラジエータ等の熱交換器より車両後方に備えられたオルタネータ等の発熱部材を冷却する車両の発熱部材冷却構造としては、例えば、熱交換器の車両前方から取り入れた外気をオルタネータに直接当てて冷却するためのエアダクトを備えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開2005−47370号公報
しかしながら、上述の従来の技術にあっては、上述のように、オルタネータの冷却に、車両前方から熱交換器後方のオルタネータまで外気を取り入れるために新たに熱交換器を迂回する長いエアダクトを備える必要があるため、部品コストが高く付くと共に、組み付け工数も増加し、コストアップになるという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、別部品を追加することなしに熱交換器後方の発熱部材を効率的に冷却することができる車両の発熱部材冷却構造を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、本願請求項1に記載の車両の発熱部材冷却構造は、熱交換器に走行風を案内するエアガイドに、前記熱交換器の車両後方側に備えられた発熱部材に対し熱交換器を迂回して走行風を導入する走行風導入孔が形成され、前記エアガイドの走行風導入孔の車両後方側に前記発熱部材に対し走行風を案内するダクトが一体に形成され、前記走行風導入孔の開口縁部には内方へ突出する吹き返し防止用リブが備えられていることを特徴とする手段とした。
請求項1に記載の車両の発熱部材冷却構造では、上述のように、熱交換器に走行風を案内するエアガイドに、熱交換器の車両後方側に備えられた発熱部材に対し熱交換器を迂回して走行風を導入する走行風導入孔が形成され、エアガイドの走行風導入孔の車両後方側に発熱部材に対し走行風を案内するダクトが一体に形成され、走行風導入孔の開口縁部には内方へ突出する吹き返し防止用リブが備えられている構造とすることにより、別部品を追加することなしにエアガイドに形成された走行風導入孔を介して熱交換器後方の発熱部材を効率的に冷却することができるようになるという効果が得られる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1の車両の発熱部材冷却構造は、請求項1、2に記載の発明に対応する。
図1はこの実施例1の車両の発熱部材冷却構造を示す全体側面図、図2は図1のA−A線における拡大断面図、図3は図2のC部拡大図、図4は図1のB−B線における拡大断面図、図5は図4のD部拡大図、図6は図5のE矢視図である。
この実施例1の車両の発熱部材冷却構造は、ラジエータコアサポート1と、ラジエータ(熱交換器)2と、エアガイド3、4と、オルタネータ(発熱部材)5と、を備えている。
上記ラジエータコアサポート1は、図1に示すように、車幅方向に伸びるラジエータコアサポートアッパ1aと、該ラジエータコアサポートアッパ1aに平行なラジエータコアサポートロア1bと、これらラジエータコアサポートアッパ1aとラジエータコアサポートロア1bの両端部付近を結合する左右のラジエータコアサポートサイド1c、1dによって構成されている。
そして、上記ラジエータ2は、図2に示すように、ラジエータコアサポートアッパ1aと、ラジエータコアサポートロア1bと、左右のラジエータコアサポートサイド1c、1dとで構成される方形枠内に図示を省略した弾性マウントを介して組み付けられている。
上記エアガイド3、4は、ラジエータ2に走行風を効率よく案内する役目をなすもので、上記左右両ラジエータコアサポートサイド1c、1dの車両前面側に取り付け固定されている。この両エアガイド3、4は合成樹脂でそれぞれ一体に形成され、走行風を効率的にラジエータ2に導くように車両前側が車幅方向に開くテーパ状に形成されている。
上記オルタネータ5は、図2、4に示すように、ラジエータ2より車両後方で、車両右側のエアガイド3の後方位置に備えられている。
そして、このエアガイド3の中途部には、図3、5、6にその詳細を示すように、ラジエータ2の面と略平行な窪み段部31が形成され、この窪み段部31には、車両前方からラジエータ2を迂回してオルタネータ5に走行風を導入する走行風導入孔32が形成されている。
また、窪み段部31の車両後方面には、走行風導入孔32の内径より大径のダクト33が一体に突出形成されることにより、ダクト33の車両前方側基部に該ダクト33の内周面より内方に突出する吹き返し防止用リブ34が形成されている。
なお、上記走行風導入孔32及びダクト33は、上下方向に長い長円状に形成されている。
次に、実施例1の作用・効果について説明する。
この実施例1の車両の発熱部材冷却構造では、ラジエータ2に走行風を案内するエアガイド3に、ラジエータ2の車両後方側に備えられたオルタネータ5に対しラジエータ2を迂回して走行風を導入する走行風導入孔32が形成されている構造としたため、ラジエータ2を通過することなしに最短距離でオルタネータ5に走行風を導くことができるようになる。
従って、長いエアダクト等の別部品を追加することなしにエアガイド3に形成された走行風導入孔32を介してラジエータ2後方のオルタネータ5を効率的に冷却し、オルタネータ5の加熱を防止して燃費向上を図ることができるようになるという効果が得られる。
また、別部品の追加がないため、部品コスト及び組み付け工数のアップがなく、これにより、コストの低減化が可能になると共に、車両重量の低減化及びコンパクト化が可能になる。
また、ダクト33の車両前方側基部に該ダクト33の内周面より内方に突出する吹き返し防止用リブ34が形成されることで、走行風が得られない車両停車時におけるラジエータ2後方からの熱気の吹き返しを抑制することができる。
即ち、走行風がなくなると、ラジエータ2後方の熱気がダクト33を経由してラジエータ2の前方に流れ込み、ラジエータ2の性能を低下させる虞があるが、この緩やかに流れる吹き返しの熱気はダクト33の内壁面に沿って流れるため、ダクト33の内周面から内方に向けて突出された吹き返し防止用リブ34でその大部分が受け止められ、熱気がラジエータ2の前方に流れ込むことを抑制することができる。
従って、逆止弁の複雑な機構を備えることなしに、走行風導入孔32からの熱気の吹き返しを抑制することができるようになる。
また、通常エアガイド3は薄い板状に形成されているため、孔を開けると剛性が低下するため好ましくないが、走行風導入孔32部分にダクト33が一体に形成されることで、剛性低下不足が補えるようになる。
また、窪み段部31の車両後方面には、走行風導入孔32の内径より大径のダクト33が一体に突出形成されることにより、ダクト33の車両前方側基部に該ダクト33の内周面より内方に突出する吹き返し防止用リブ34が形成されるようにしたため、別部材を追加することなしに、吹き返し防止用リブ34を一体に形成することができるようになる。
また、走行風導入孔32及びダクト33を、上下方向に長い長円状に形成することにより、車幅方向に狭いエアガイド3に走行風導入孔32の通気断面積を大きく確保することができ、これにより、オルタネータ5の冷却効果を高めることができるようになる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2の車両の発熱部材冷却構造は、請求項に記載の発明に対応する。
この実施例2は、前記実施例1における車両の発熱部材冷却構造の変形例を示すものであり、図7の要部拡大断面図に示すように、上記吹き返し防止用リブ34を車両後方へ向けて傾斜する斜面に形成した点が前記実施例1とは相違したものである。
即ち、この実施例2では、吹き返し防止用リブ34を車両後方へ向けて傾斜する斜面34aに形成することで、車両後方への走行風の流れを阻害することなしに、車両停車時における熱気の吹き返しを抑制することができるようになるという追加の効果が得られる。
この実施例3の車両の発熱部材冷却構造は、請求項に記載の発明に対応する。
この実施例3は、図8の要部拡大断面図に示すように、吹き返し防止用リブ34の断面形状が、斜面34a以外の2面が略直角になる略直角三角形状に形成されている点が前記実施例1、2とは相違したものである。


即ち、この実施例3では、吹き返し防止用リブ34の断面形状を斜面34a以外の2面34b、34cが略直角になる略直角三角形状に形成することにより、実施例2と同様効果が得られる他に、ダクト33の軸方向と直交する面34cにより、走行風が吹き返し防止用リブ34を通過した後渦が発生するのを抑制し、これにより、渦発生により生じる流通抵抗を抑制することができるようになるという追加の効果が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づき説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、発熱部材としてオルタネータを例示したが、それ自体から発熱する部材の他に、周囲の温度で温度が上昇すると支障がある部材全ての冷却に適用することができる。
実施例1の車両の発熱部材冷却構造を示す全体側面図である。 図1のA−A線における拡大断面図である。 図2のC部拡大図である。 図1のB−B線における拡大断面図である。 図4のD部拡大図である。 図5のE矢視図である。 実施例2の車両の発熱部材冷却構造を示す要部拡大断面図である。 実施例3の車両の発熱部材冷却構造を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 ラジエータコアサポート
1a ラジエータコアサポートアッパ
1b ラジエータコアサポートロア
1c ラジエータコアサポートサイド
1d ラジエータコアサポートサイド
2 ラジエータ(熱交換器)
3 エアガイド
31 窪み段部
32 走行風導入孔
33 ダクト
34 吹き返し防止用リブ
34a 斜面
34b 斜面以外の面
34c 斜面以外の面
4 エアガイド
5 オルタネータ(発熱部材)

Claims (4)

  1. 熱交換器に走行風を案内するエアガイドに、前記熱交換器の車両後方側に備えられた発熱部材に対し熱交換器を迂回して走行風を導入する走行風導入孔が形成され、前記エアガイドの走行風導入孔の車両後方側に前記発熱部材に対し走行風を案内するダクトが一体に形成され、前記走行風導入孔の開口縁部には内方へ突出する吹き返し防止用リブが備えられていることを特徴とする車両の発熱部材冷却構造。
  2. 前記ダクト内径が前記走行風導入孔の内径より大径に形成されることによりダクトの内周面より内方へ突出する吹き返し防止用リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の発熱部材冷却構造。
  3. 記吹き返し防止用リブの車両前面側が車両後方へ向けて傾斜する斜面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の発熱部材冷却構造。
  4. 記吹き返し防止用リブの断面形状前記斜面以外の2面が略直角になる略直角三角形状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の車両の発熱部材冷却構造。
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