JP4723571B2 - 安全ベルトの舌片及び安全ベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、安全ベルトにおける舌片に関し、また、かかる舌片を組み込まれた安全ベルト装置に関する。
従来より、自動車などの車両において、運転者及び/又は同乗者が使用するための、いわゆる3点支持式の安全ベルトが提案されており、事故が発生した場合に、運転者等に保護を提供している。
そうした3点支持式の安全ベルトは、安全ベルトが適切に固定されたとき、座席に座っている者の腰部を横切るように延在する腰部部分と、座席に座っている者の胸部を横切るように延在する筋交い部分とを具備している。
このタイプの安全ベルト装置は代表的に、車両の床における車両の座席の片側に隣接した部分に取り付けられた、リトラクタを備えている。安全ベルトの片端はリトラクタに巻き取られる。安全ベルトは、リトラクタから、車両におけるドアピラーに隣接して延びて、ピラーループ偏向板へと至るが、このピラーループ偏向板は、安全ベルトが通り抜けるスロットを形成された板部材から構成されている。板部材は、ドアピラーの領域において、自動車の構造部にピボット式に結合されている。
安全ベルトは、装置における「筋交い部分」として、ピラーループ偏向板から、ベルトに対して滑動可能に取り付けられた舌片へと延びる。舌片は、着脱可能にバックルに受け入れられるもので、バックルはリトラクタから離れた側の座席側部に取り付けられる。さらに、舌片から延びたベルトの部分は、リトラクタに隣接した固定点へと延びている。この部分のベルトが、安全ベルト装置における腰部部分を形成する。
リトラクタからは、通常は、安全ベルトを自由に引き出すことができ、座席に座っている者が、安全ベルトを所定位置に締められるようになっている。事故が発生した場合には、リトラクタは、例えば慣性機構によってロックされ、安全ベルトがそれ以上引き出されることを防止する。その結果、事故の状況にあって、安全ベルトは座席に座っている者を座席上の所定位置にしっかりと保持する助けとなる。
しかしながら、事故の状況においては、座席に座っている者の上半身が前方へと移動する傾向があって、そのため、安全ベルトにおける筋交い部分に大きな力を作用させることが判明した。事故の状況においては、リトラクタはロックされるので、かかる力によって安全ベルトがさらにリトラクタから引き出されることはない。しかしながら、この力によって、安全ベルト装置における腰部部分から安全ベルトが舌片を通って滑り出し、安全ベルトにおける腰部部分の長さを事実上減少させると共に、安全ベルトにおける筋交い部分の長さを増加させる。このため、上半身が前方へ動くのを安全ベルトが捕らえる前に、座席に座っている者の上半身が前方へ移動する長さが長くなる。これは明らかに望ましくないことである。
本発明の目的は、改良された安全ベルト装置における舌片と、かかる舌片を組み込まれた安全ベルト装置とを提供することである。
本発明のひとつの観点によれば、安全ベルトにおける舌片であって、安全ベルトの舌片には安全ベルトが通される喉部が形成されてなる舌片において、喉部にはクランプ要素が関連付けられ、クランプ要素は、当初には解放位置に保持されるが、クランプ位置へと移動可能になっていて、クランプ位置において、クランプ要素は安全ベルトに係合し、安全ベルトを喉部に対してクランプすることで、喉部を通って安全ベルトが移動することを防止するような上記舌片が提供される。
クランプ要素は、当初には、もろい要素(=破断し易い要素)によって、解放位置に保持されていることが好ましい。
変形例としては、クランプ要素は、当初には、弾性要素によって、解放位置に保持される。
喉部は、比較的幅の広い部分と幅が最小の部分とを有してなる収束喉部になっていて、クランプ要素は実質的に円筒形の要素であって、当初には、喉部における比較的幅の広い部分の内部に配置され、クランプ要素の直径は、喉部における幅が最小の部分の幅に比べて大きい直径であり、クランプ要素は、安全ベルトと係合して安全ベルトをクランプすべく、喉部における幅が最小の部分へ向けて移動可能になっているならば好都合である。
ひとつの実施形態においては、クランプ要素は実質的に円筒形の要素であって、当初には、喉部における比較的幅の広い部分の内部に配置され、クランプ要素の直径は、喉部における幅が最小の部分の幅に比べて大きい直径であり、クランプ要素は、安全ベルトと係合して安全ベルトをクランプすべく、喉部における幅が最小の部分へ向けて移動可能になっている。
好ましくは、クランプ要素の端部は、喉部の端部を形成している側壁に形成された、凹部の内部にガイドされている。
クランプ要素は、喉部の側壁に設けたボア孔の内部に受け入れられた、もろいトラニオン(=破断し易い支持回転軸)によって所定位置に保持されているならば好都合である。
変形例の実施形態においては、クランプ要素は、ピボット式に取り付けられたクランプ要素である。
また、本発明は、上述した舌片を備えてなる安全ベルト装置に関する。
安全ベルト装置は好ましくは、腰部と筋交い部とからなる形態の安全ベルト装置であって、安全ベルト装置における筋交い部分に所定の力が作用すると、クランプ要素に力が作用して、クランプ要素をクランプ位置へと動かすように、舌片が配置されている。
変形例としては、安全ベルト装置は、腰部と筋交い部とからなる形態の安全ベルト装置であって、安全ベルト装置における腰部部分に所定の力が作用すると、クランプ要素に力が作用して、クランプ要素をクランプ位置へと動かすように、舌片が配置されている。
本発明の別の観点によれば、腰部と筋交い部とからなる安全ベルト装置であって、安全ベルト装置は、安全ベルトにおける腰部部分と筋交い部分との間に舌片を備え、舌片は、バックルに係合すべく構成されており、安全ベルトは、舌片における喉部を通り抜けていて、舌片における喉部に関連付けられたクランプ装置が、ベルトをクランプするように設けられ、ベルトを舌片に対して移動させようと、ベルトに働く力に応答して、ベルトが舌片に対して移動することを防止するような上記安全ベルト装置が提供される。
本発明をより良く理解できるように、また、本発明のさらなる特徴が認識できるように、以下、本発明の例示的な実施形態について、添付図面を参照して説明する。
初めに添付図面の図1を参照すると、安全ベルト装置1が示されている。安全ベルト装置1は、車両の座席(図示せず)に対して片側の床に取り付けられた、リトラクタ2を備えている。安全ベルト3の片端は、リトラクタ2の内部にあるバネ付勢された慣性リールに巻き取られている。
安全ベルト3における第1の部分4は、リトラクタ2から、ピラーループ偏向板5へと、実質的に垂直上方に延びている。ピラーループ偏向板5は、略三角形の板部材6から構成されており、該板部材は、自動車の構造部(図示せず)に対して、ピボット7によってピボット式に取り付けられている。板部材6には、安全ベルトが通り抜けるためのスロット8が形成されている。
安全ベルトにおける続く部分9は、ピラーループ偏向板5から斜め下方へと延びていて、部分9は、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトにおける筋交い部を構成している。安全ベルトの筋交い部9における末端には、舌片10が設けられている。舌片10は、当初の状態においては、安全ベルトに沿って自由に滑動可能になっている。舌片10の構造については、以下の説明によって明瞭になる。
舌片10は、着脱可能にバックル11に受け入れられ、バックルは座席の側部に取り付けられる。バックル11は、座席に対してリトラクタとは反対側に設けられる。
安全ベルトにおける最後の部分12は、舌片10から、終端固定部13へと延びている。固定部13は、リトラクタ2に隣接して、車両に結合される。安全ベルトにおける最後の部分12は、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトにおける腰部を構成している。
以上のように、安全ベルト装置は在来の構成になっているが、本発明による安全ベルト装置は特別なデザインの舌片10を備えており、かかる舌片にはクランプ要素が組み込まれ、クランプ要素は、ある種の状況において、解放位置からクランプ位置へと動くものであって、解放位置においては、舌片10に通された安全ベルトは実質的に制限されずに動くことができ、他方、クランプ位置においては、舌片10に通された安全ベルトが自由に動くことは阻止される。
次に、添付図面の図2を参照すると、図1に示した安全ベルト装置において使用される、ひとつの実施形態による舌片20が示されている。舌片は、金属板21を具備し、その平坦に延びた領域22には開口部23が形成されており、該開口部は、バックル11の内部に設けられるロック要素(図示せず)に係合するものである。舌片における平坦な領域22は、従来の多くの形状のうち、いずれかの形状を呈する。
金属板の上部部分24は、開口部23を有する領域22からオフセットしていて、開口部23を有する領域と上部部分24とには、プラスチック材料のシース25が設けられる。上部部分24とプラスチック材料のシース25との組み合わせによって、舌片を貫通する、開いた通路ないし喉部26が形成されている。安全ベルト3は、舌片に形成された喉部26を通り抜けており、舌片の普通の使用では、喉部26を通って自由に滑動することを理解されたい。従って、舌片は安全ベルトに沿った適切な位置に配置できる。
喉部26は、舌片の前面または後面から見ると、矩形の形状になっていて、上壁と下壁と2つの側壁とを有している。上壁と下壁とは、一点に向かうように収束している。従って、喉部は、舌片の片方から舌片の他方へ向けて収束した、収束喉部になっている。
喉部26における2つの対向する側壁(図2には片方だけが示される)には、舌片の片方の比較的広い部分の喉部26から、舌片の他方の比較的狭い通路ないし喉部26へ向けて、互いに整列された凹部27が設けられている。
次に、図3を参照すると、円筒形のクランプ要素28が設けられていて、該クランプ要素は、当初には、喉部26における比較的広い部分を横切って延在し、喉部の上壁に隣接していて、クランプ要素の終端部分は、喉部26の通路における対向する側壁に形成された凹部27(図2参照)の内部に収容されている。クランプ要素の直径は、凹部27の幅に比べて、わずかに小さくなっている。クランプ要素28は、当初には、もろいトラニオンによって所定位置に保持されており、トラニオンはクランプ要素28の両端から延びて、凹部27に設けられたボア孔29(図2参照)の内部に係合する。
トラニオンは、クランプ要素28を、図3に示すように、当初のないし解放された位置に保持するように働き、クランプ要素28は、通路ないし喉部26における比較的広い部分における所定位置に保持される。従って、安全ベルト3は、喉部26を通って、クランプ要素28のまわりを容易に通り抜け、安全ベルト3は喉部を通っていずれの方向にも自由に動けるようになっている。
安全ベルト3は、喉部26に通されており、安全ベルトにおける筋交い部を形成した部分9は、金属板におけるオフセットした上部部分を通って延び、喉部における比較的幅の狭い部分26nを通り抜け、クランプ要素28を取り巻いてから、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトのうち、腰部部分を構成する部分12を形成する。
舌片における構成要素が図3に示した位置にある場合には、ベルトは舌片に対していずれの方向にも自由に動けることを理解されたい。
しかしながら、事故の状況においては、座席に座っている者の上半身に働く慣性作用の結果、安全ベルトにおける筋交い部9には相当に大きい力が作用することが考えられる。これは、矢印Fに示す如く、安全ベルトに対して上向きの力を生じさせ、かかる力はクランプ要素28に対して作用する。このため、もろいトラニオンは壊される。すると、円筒形のクランプ要素28は、凹部27に沿って上方へ引き上げられ、喉部26における幅の狭い部分へ向けて移動する。
クランプ要素28の直径は、喉部26における最も狭い部分の幅に比べて大きくなっているので、クランプ要素28は、図4に示したクランプ位置へと移動して、クランプ要素は、喉部の下壁に対して、安全ベルト3をしっかりとクランプする。図4に示すように、クランプ要素28がクランプ位置にあるとき、安全ベルト3はもはや喉部26を自由に摺動することは出来ない。矢印Fの方向に、ベルトの筋交い部に追加的な力が作用しても、かかる力は、クランプ要素によって安全ベルトをさらにしっかりとクランプさせるだけである。
そのため、事故の状況においては、安全ベルトが舌片に設けられた喉部26を通り抜けている結果、安全ベルトにおける筋交い部9は最小限の長さだけ延びるであろうと考えられる。
もちろん、安全ベルトが普通に使用されるときには、クランプ作用を経験することはない。
本発明によるいくつかの実施形態にあっては、安全ベルト装置はプリテンショナを備え、プリテンショナは、バックル11を下方へ引っ張るように作用したり、安全ベルト3の一部分をリトラクタ2の内部へ巻き込むようにしても良いことを認識されたい。いくつかの実施形態においては、プリテンショナは、図1に示す如く、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトにおいて腰部部分を形成する、安全ベルトの最後の部分12に設けた終端固定部13に対して下向きの力を作用させる。
プリテンショナを備えた実施形態、とりわけ、プリテンショナがバックル11を引き下げたり、安全ベルトにおける最後の部分12に張力を作用させたりする場合には、クランプ要素は、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトにおいて、腰部部分に働く力が増大したことによって、クランプ要素が安全ベルトをクランプするようにクランプ要素をデザインして配置することが好ましいであろう。
図2乃至図4に示した実施形態において、安全ベルトにおける腰部部分に張力が働いた場合、喉部の形態が収束する特性をもっているため、安全ベルトにおける腰部部分12に作用する実質的な力は、クランプ要素を所定位置に保持しているもろいトラニオンを壊して、円筒形のクランプ要素28を当初の位置からクランプ位置へと移動せしめることを理解されたい。従って、図4に示した実施形態においては、安全ベルトにおける筋交い部9、または、安全ベルトにおける腰部部分12のいずれかに働く実質的な力に応じて、安全ベルト3をクランプする効果が得られる。
もちろん、沈み込みのリスクを最小にするため、安全ベルトにおける腰部部分にもクランプを設けることが好ましい。
次に、図5及び図6を参照すると、本発明の変形例による実施形態が示されている。本発明のこの実施形態においては、円筒形のクランプ要素に代えて、「シーソー」形のクランプ要素をピボット式に取り付けている。舌片における残余の部分は、図2乃至図4の実施形態のものと事実上、同一である。
図5及び図6に示した実施形態は、クランプ要素30がピボット式に取り付けられたもので、クランプ要素30は、ピボット取付部31によって、喉部26の上壁に隣接した箇所において、喉部26における側壁に対してピボット式に取り付けられる。クランプ要素30は、安全ベルト3が当接して自由に滑動できるような、丸められた下面を呈している。クランプ要素は、もろい要素によって、かかる位置に保持される。
矢印Fに示すように、安全ベルトにおける腰部部分12に対して実質的な力が作用すると、ピボット式に取り付けられたクランプ要素における、喉部26の最も幅の広い部分に配置された端部には力が作用して、もろい結合部31が壊されて、ピボット式に取り付けられたクランプ要素30がピボット式に動けるようになって、クランプ要素における他方の端部は、安全ベルト3における筋交い部9を喉部26の下壁に対してクランプするような位置へと移動する。従って、安全ベルトにおける腰部部分12に対して実質的な力が働くと、クランプ要素はクランプ位置へと移動して、安全ベルトが舌片に設けた喉部26を通って摺動することを阻止する。このタイプのクランプ効果は「沈み込み」を防ぐ助けになる。
図5及び図6に示した実施形態は、腰部と筋交い部とからなる安全ベルトにおいて、腰部部分9に実質的な力が作用した場合、これに応じたクランプ効果だけを提供する。図5及び図6に示したものと同等な実施形態において、安全ベルトにおける筋交い部に作用する張力に応じてだけ、クランプ効果を提供したいならば、舌片を図示とは逆向きにして、安全ベルトにおける筋交い部が、喉部26における幅の広い側から引き出されるようにすれば良い。
以上、本発明について、もろい要素によって、クランプ要素28,30が当初に解放位置に保持されるような実施形態を参照して説明したけれども、本発明の変形例にあっては、クランプ要素28,30は、バネその他の弾性要素によって解放位置に保持しても良い。
本願の明細書及び特許請求の範囲において、「備える」及び「備えている」という用語及びそのバリエーションの用語は、特定の特徴、段階、又は組合せが含まれることを意味している。それらの用語は、その他の要素、段階、又は要素の存在を排除する意図には解釈されない。
本発明による安全ベルト装置を模式的に示した斜視図である。 図1の装置において用いられる実施形態による舌片の本体部分を示した部分断面図である。 図1に示した安全ベルト装置において用いられる実施形態による舌片について、その解放位置を示した模式的な断面図である。 図2に対応する図であって、図2の舌片には安全ベルトが通されており、舌片はクランプ位置に示されている。 図1の装置において用いられる、変形例の実施形態による舌片について、その解放位置を示した模式的な断面図である。 図5に対応する図であって、図5に示した舌片がクランプ位置になった様子を示している。

Claims (4)

  1. 安全ベルトの舌片(10)であって、安全ベルトの舌片には喉部(26)が形成され、この喉部はその幅を収束させる上壁と下壁及び2つの側壁を有し、安全ベルトの舌片(10)は喉部内に取り付けられたクランプ要素(28)を備えると共にクランプ要素と上壁又は下壁の何れか一方との間に安全ベルト(3)が通る通路を形成し、
    上記クランプ要素(28)は喉部の最少幅よりも大きな直径の円筒形の要素であり、上記クランプ要素(28)の両端部は上記側壁に形成された凹部(27)内でガイドされ、上記クランプ要素(28)は上記喉部(26)の側壁内のボア孔(29)内に受け入れられた破断し易いトラニオンにより喉部の上記最少幅の部分から離間した開放位置に保持され、この開放位置で安全ベルトが通路内を自由に移動できるようになっており、上記円筒形のクランプ要素(28)は上記トラニオンが破断した後に喉部の最少幅の部分に向かって移動可能であり、上記クランプ要素(28)が移動して安全ベルト(3)と係合し且つ安全ベルト(3)を喉部(26)の最少幅の部分にクランプすることにより、安全ベルト(3)が喉部(26)を通って移動することを防止するようにしたことを特徴とする安全ベルトの舌片。
  2. 安全ベルト(3)と、バックル(11)と、このバックル(11)と係合するように構成されている請求項1に記載された舌片(10)と、を備えた安全ベルト装置であって、
    上記安全ベルト(3)は上記クランプ要素(28)と上記喉部(26)の上壁又は下壁の何れか一方との間を通り、上記クランプ要素(28)は、安全ベルト(3)からクランプ要素に作用する上記トラニオンを破断させるのに十分な力により、クランプ位置まで移動可能であり、このクランプ位置において、上記クランプ要素(28)が安全ベルト(3)と係合し且つ安全ベルト(3)を喉部(26)の最少幅の部分にクランプして、安全ベルト(3)が喉部(26)を通って移動することを防止することを特徴とする安全ベルト装置。
  3. 腰部と筋交い部とからなる形態の安全ベルト装置(1)であって、安全ベルト装置における筋交い部分に所定の力が作用すると、クランプ要素(28)に力が作用して、クランプ要素をクランプ位置へと動かすように、舌片(10)が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の安全ベルト装置。
  4. 腰部と筋交い部とからなる形態の安全ベルト装置(1)であって、安全ベルト装置における腰部(12)に所定の力が作用すると、クランプ要素(28)に力が作用して、クランプ要素をクランプ位置へと動かすように、舌片(10)が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の安全ベルト装置。
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