JP4723218B2 - 薬液供給用ポンプユニット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば半導体製造装置の薬液使用工程において、フォトレジスト液等の薬液を各半導体ウェハに所定量ずつ塗布するのに好適な薬液供給用ポンプユニットに関する。
フォトレジスト液等の薬液をボトルから汲み上げて各半導体ウェハに所定量ずつ塗布する薬液供給システムにおいては、従来、ポンプやポンプ前後に必要な各開閉弁を個別に配置し、それらを配管により接続して構成していた。しかしながら、このようなシステム構成では、配管にて接続する毎に継手が必要になり、この配管や継手を配置するスペースが薬液供給システムの大型化を招く。
また、複数の半導体ウェハに薬液を同時に塗布するために、処理槽(半導体ウェハに薬液を塗布する部屋)が上下方向に複数段積み重ねられて設けられているのが一般的である。しかしながら、この処理槽は狭い空間で構成されることから、該処理槽には薬液を吐出するノズルから吐出側開閉弁、ポンプ、ひいては吸入側開閉弁までを配置することができず、ノズルから吐出側開閉弁が配置される程度で、ポンプや吸入側開閉弁等は処理槽の下段に設けられる収容部に集められている。そのため、ポンプ後の配管長さや高低差(揚程差)が処理槽毎に異なり、圧力損失が異なってしまう。これは処理槽毎の薬液の吐出量等に差を生じさせる要因となるため、いずれの処理槽においても同様な吐出量を確保する設定が難しかった。
そこで、例えば特許文献1にて開示されている薬液供給システムでは、ポンプ及びポンプ前後に必要な各開閉弁(入力バルブ及び出力バルブ)を一体的に組み付けてユニット化している。つまり、ポンプと各開閉弁と間の配管やそれにかかる継手を省略してポンプユニットとして小型化し、処理槽毎にポンプユニットを配置可能としている。これにより、配管長さやポンプからノズルまでの高低差(揚程差)を処理槽毎で同様にできるので、いずれの処理槽においても同様な吐出量を確保するのが容易となる。
ところで、空になったボトルから新たに薬液の充填されたボトルに交換した直後など、薬液流路中に気泡が混入する場合がある。この気泡は薬液の定量吐出の妨げとなるため、薬液流路から気泡を抜く必要があって、この場合、所定量の薬液をノズルからパージ(放出)する気泡抜きが行われる。
しかしながら、フォトレジスト液等の薬液は高価である。そのため、薬液のパージ量をできるだけ少なくして気泡抜きさせる必要があるが、特許文献1のポンプユニットでは、入力ポートにおける薬液の導入方向と出力ポートにおける薬液の吐出方向とが90°異なる方向をそれぞれ向いており、しかも入力ポートから出力ポートまでのポンプユニット内の薬液流路が複雑に屈曲している。つまり、薬液流路中に気泡が滞留する部分が生じるため、少ないパージ量では気泡抜きを良好に行えず、パージ量が多くなるという問題があった。また、このように気泡が滞留する部分は薬液が滞留する部分でもあり、この部分で長期間滞留により薬液を劣化させてしまう問題もあった。
特開2003−49778号公報
本発明は、ポンプやポンプ前後の各開閉弁をユニット化して小型化を図りつつ、ユニットの薬液流路中において気泡や薬液の滞留を低減することができる薬液供給用ポンプユニットを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.薬液(レジスト液R)の吐出吸入を行うポンプ室(ポンプ室25)を有するポンプ(ポンプ11)と、前記ポンプ室と連通して該ポンプ室に前記薬液を吸入する吸入通路(吸入通路17a,21b)の開閉を行うための吸入側開閉弁(吸入側遮断弁13)と、前記ポンプ室と連通して該ポンプ室から前記薬液を吐出する吐出通路(吐出通路18a,21c)の開閉を行うための吐出側開閉弁(吐出側遮断弁14)とを有する薬液供給用ポンプユニットであって、
略直線状の内部通路(吸入通路17a)を有し前記吸入側開閉弁を一体的に組み付けてなる吸入側流路部材(吸入側流路部材17)と、略直線状の内部通路(吐出通路18a)を有し前記吐出側開閉弁を一体的に組み付けてなる吐出側流路部材(吐出側流路部材18)とを備えると共に、
前記ポンプは、そのポンプハウジング(ポンプハウジング21,22)内に、前記内部通路と連通して前記吸入通路を構成する略直線状の内部通路(吸入通路21b)と、前記内部通路と連通して前記吐出通路を構成する略直線状の内部通路(吐出通路21c)とを備えるものであり、
前記吸入通路及び前記吐出通路が同一直線(直線L1)上となるように、前記ポンプハウジングに対して前記吸入側流路部材と前記吐出側流路部材とが一体的に組み付けられ、
前記ポンプハウジングは、内部に前記ポンプ室の一部を構成して可撓性膜よりなるダイアフラムを備え、前記ダイアフラムの厚み方向において薄型な扁平形状をなしており、
前記吸入側流路部材及び前記吐出側流路部材は、共に棒状をなしており、前記ポンプハウジングの扁平方向に沿ってそれぞれ配置され、
前記吸入側開閉弁及び前記吐出側開閉弁は、前記吸入側流路部材及び前記吐出側流路部材に対して直交する方向で、かつ前記ポンプハウジングの扁平方向に沿うようにそれぞれ配置され、前記ポンプハウジングの扁平方向で前記直線に対して直交する方向にそれぞれ動作する弁体を有し、前記弁体の動作を制御して前記開閉を行い、
前記吐出側開閉弁の下流側に、前記吐出通路内の前記薬液を所定量引き込むサックバック弁が一体的に組み付けられ、
前記吐出側開閉弁は、二つの吐出流路が連通し、前記連通の一方を遮断する弁体が格納されている吐出側遮断弁内の流路である弁内流路を有し、前記弁体によって連通が遮断される側の吐出流路に前記サックバック弁が接続され、前記弁体によって連通が遮断されない側の吐出流路に前記ポンプ室が接続され、
前記吸入側開閉弁は、二つの吸入流路が連通し、前記連通の一方を遮断する弁体が格納されている吸入側遮断弁内の流路である弁内流路を有し、前記弁体によって連通が遮断されない側の吸入流路に前記ポンプ室が接続されていることを特徴とする薬液供給用ポンプユニット。
手段によれば、薬液供給用ポンプユニットは、ポンプ室と連通する吸入通路(ポンプハウジングと吸入側流路部材の内部通路)及び吐出通路(ポンプハウジングと吐出側流路部材の内部通路)が共に略直線状とされ、吸入通路及び吐出通路が同一直線上となるように、ポンプハウジングに対して吸入側流路部材と吐出側流路部材とが一体的に組み付けられて構成される。つまり、吸入側流路部材には吸入側開閉弁が一体的に設けられ、吐出側流路部材には吐出側開閉弁が一体的に設けられているので、ポンプと吸入側開閉弁との間の配管及びそれにかかる継手や、ポンプと吐出側開閉弁との間の配管及びそれにかかる継手を省略でき、ポンプユニットが小型化される。そのため、仕様によって処理槽に配置させる場合、ポンプユニットの小型化はその処理槽への配置を可能とし、これにより処理槽毎にポンプ後の配管長さや高低差(揚程差)が同様となり吐出量等に差が生じることが防止される。また、ポンプ室と連通する吸入通路及び吐出通路が共に略直線状とされて同一直線上に配置されるので、ポンプユニットの薬液流路中に気泡や薬液が滞留する部分を極力低減することができる。従って、薬液流路中における気泡や薬液の滞留を低減できるため、少ないパージ量で気泡抜きを良好に行うことができ、薬液の長期間の滞留が低減されることで劣化した薬液の生成を低減することができる。本手段によれば、さらに、ダイアフラムを備えるポンプ(ポンプハウジング)はそのダイアフラムの広がる方向に沿って薄型な扁平形状をなしている。このようなポンプハウジングの扁平方向に沿って棒状の吸入側流路部材及び吐出側流路部材を配置すれば、該流路部材が扁平方向と直交する方向に突出しない、若しくは大きく突出しない。更に、このような吸入側流路部材及び吐出側流路部材に対して直交する方向で、かつポンプハウジングの扁平方向に沿って吸入側開閉弁及び吐出側開閉弁を配置すれば、該開閉弁が扁平方向と直交する方向に突出しない、若しくは大きく突出しないばかりか、扁平方向においても大きく突出しない。これにより、ポンプユニットの薄型化を含めた小型化を図ることができる。
手段.前記ポンプハウジングと前記各流路部材との間には、両部材間の隙間から前記通路内の薬液が漏れ出さないようにシールするシールリング(シールリング33,34)が介在されるものであって、
前記シールリングの内周面(内周面33a,34a)は、前記シールリングの前後の前記通路の内周面から中央部に向かうほど次第に径方向外側に凹となる形状に形成されていることを特徴とする手段に記載の薬液供給用ポンプユニット。
手段によれば、シールリングの内周面は、前記シールリングの前後の前記通路の内周面から中央部に向かうほど次第に径方向外側に凹となる形状に形成されている。このようにすれば、シールリングの部分における薬液の流れがスムーズとなり、薬液や気泡が滞留するのを防止することができる。
手段.前記吐出側開閉弁の下流側に、前記吐出通路内の前記薬液を所定量引き込むサックバック弁(サックバック弁15)を一体的に組み付けたことを特徴とする手段1又は2のいずれかに記載の薬液供給用ポンプユニット。
手段3によれば、サックバック弁は吐出側開閉弁の下流側(例えば、薬液流路の最下流部)に設ける必要のある弁であり、処理槽内に配置する可能性が高いため、このようなサックバック弁を薬液供給用ポンプユニットに一体的に組み付けたことにより、サックバック弁を接続するための配管や継手を省略できる。そのため、サックバック弁を個別に設ける場合と比べて、配管や継手等の省略分、薬液供給用ポンプユニットの小型化を図ることができる。因みに、このサックバック弁も、上記手段の開閉弁のように、ポンプの扁平方向に沿って配置すれば、ポンプユニットの小型化(薄型化)に貢献することができる。
手段.前記各弁の少なくとも1個は作動エアを給排させることにより動作するものであり、その作動エアを制御する電空レギュレータ(電空レギュレータ38,39)の少なくとも1個を一体的に組み付けたことを特徴とする手段1〜のいずれかに記載の薬液供給用ポンプユニット。
手段によれば、前記各弁を動作させる作動エアを制御する電空レギュレータを薬液供給用ポンプユニット近傍に配置するスペースがある場合など、その電空レギュレータをポンプユニットに一体的に組み付けたので、薬液供給システムに組み付ける部品点数を少なくすることができる。因みに、この電空レギュレータも、上記手段の開閉弁のように、ポンプの扁平方向に沿って配置すれば、ポンプユニットの小型化(薄型化)に貢献することができる。
以下、本発明を半導体装置等の製造ラインにて使用される薬液供給システムのポンプユニットに具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。なお、図1及び図2はシステムの主要部であるポンプユニット10を示し、図3は薬液供給システム全体を示す。
図1及び図2に示すように、ポンプユニット10は、ポンプ11、電磁切換弁12、吸入側遮断弁13、吐出側遮断弁14、サックバック弁15、レギュレータ装置16、吸入側流路部材17及び吐出側流路部材18を一体的に組み付けてユニット化している。
ポンプ11は、略正方形の角柱状で薄型な扁平形状をなしており、一対のポンプハウジング21,22を有している。各ポンプハウジング21,22には、それぞれ対向する面の中央に略円形ドーム状に凹設される凹設部21a,22aが形成されている。ポンプハウジング21,22は、凹設部21a,22aの周縁で円形のフッ素樹脂などの可撓性膜よりなるダイアフラム23の周縁を挟持し、互いが8個のネジ24により固定されている。
ダイアフラム23は、ポンプハウジング21,22の両凹設部21a,22aにて形成される空間を仕切っており、ポンプハウジング21側(図2においてダイアフラム23の左側)の空間をポンプ室25とし、ポンプハウジング22側(図2においてダイアフラム23の右側)の空間を作動室26としている。ポンプ室25は薬液としてのレジスト液R(図3参照)を給排するための空間であり、作動室26はダイアフラム23を駆動する作動エアを給排するための空間である。
ポンプ室25側のポンプハウジング21には、ポンプ室25と連通して下方に直線状に延びる吸入通路21bが形成されている。吸入通路21bは、吸入側流路部材17の吸入通路17aと連通する。また、このポンプハウジング21には、ポンプ室25と連通して上方に直線状に延びる吐出通路21cが形成されている。吐出通路21cは、吐出側流路部材18の吐出通路18aと連通する。また、この吐出通路21cは、吸入通路21bと同一直線L1上に設けられている。なお、本実施の形態のポンプ室25はダイアフラム23の厚み方向において薄い空間で形成されるので、このようなポンプ室25と連通する吸入通路21b及び吐出通路21cの近傍部分が接続に必要な分(通路幅程度)、直角に屈曲されている(図2参照)。そのため、この部分でのレジスト液Rの流れはスムーズであり、ポンプ11内のレジスト液Rの流れに大きな影響(抵抗)を与えるものではない。
作動室26側のポンプハウジング22には、該作動室26内に作動エアを給排する給排通路22bが形成されている。給排通路22bは、ポンプハウジング22に固定される電磁切換弁12に接続されている。ここで、電磁切換弁12は、図3に示すように、途中に電空レギュレータ27を有する給気配管28を介して供給源29に接続されている。電空レギュレータ27は、排気ポートが大気開放されるものであり、供給源29からポンプ11に供給する作動エアの圧力が設定圧一定となるようにコントローラ50にて調整されている。そして、電磁切換弁12はコントローラ50により作動室26を給気配管28に接続するか大気開放するかのいずれかに切換動作され、この切換動作により作動室26に作動エアが給排され、ポンプ11の吐出・吸入動作が切り換えられる。
つまり、電磁切換弁12の動作により作動室26に作動エアが供給されると、作動室26内が加圧されてダイアフラム23がポンプ室25側に作動し、ポンプ室25内に充填されたレジスト液Rが吐出通路21cを介して下流側に吐出される。一方、電磁切換弁12の動作により作動室26内の作動エアが大気中に排出されると、ポンプ室25側に作動していたダイアフラム23が作動室26側の作動して中間位置に復帰し、上流側から吸入通路21bを介してポンプ室25内にレジスト液Rが導入される。
ポンプハウジング21,22の下部中央には、棒状をなす吸入側流路部材17が固定されている。吸入側流路部材17は、ポンプ11の扁平方向に沿うように設けられる。吸入側流路部材17には、下方に略直線状に延びる吸入通路17aが形成されている。この吸入通路17aは、前記ポンプ11の吸入通路21bと同一直線L1上に設けられている。また、吸入側流路部材17のポンプハウジング21との対向面には、吸入通路17a周りに収容凹部17bが形成されており、該収容凹部17bには、シールリング33が収容されている。シールリング33は、吸入側流路部材17とポンプハウジング21との間に介在され、両部材間の隙間から吸入通路17a,21b内のレジスト液Rが漏れ出さないようにシールする。
また、シールリング33は、その内周面33aが各吸入通路17a,21bの内周面と滑らかに繋がる形状をなしており、具体的には各吸入通路17a,21bから中央部に向かうほど次第に径方向外側に凹となる形状をなしている。つまり、シールリング33の部分におけるレジスト液Rの流れをスムーズとし、レジスト液Rや気泡が滞留するのが防止されている。因みに、一般的に用いられる断面円形状のシールリング(Oリング)を用いた場合では、該シールリングと各吸入通路17a,21bとの間で鋭角の窪みが生じて該通路17a,21bの内周面と滑らかに繋がらない形状となるため、これがレジスト液Rや気泡が滞留する部分となり、好ましくない。そして、吸入側流路部材17は、先端部に設けられる継手19を用いて、図3に示すように、一端がレジストボトル30に充填されているレジスト液R内に導かれた吸入配管31のもう一端と接続される。なお、レジストボトル30内は図示しない加圧装置により加圧されている。
また、吸入側流路部材17には、エアオペレイトバルブよりなる吸入側遮断弁13が一体的に組み付けられている。吸入側遮断弁13は、略四角柱状をなしており、吸入側流路部材17に対して直交する方向で、かつポンプ11(ポンプハウジング21,22)の扁平方向に沿うように設けられる。ここで、吸入側遮断弁13は、図3に示すように、コントローラ50の制御に基づく電空レギュレータ32の切換動作により、吸入通路17aの遮断・開放の切換を行う。すなわち、吸入側遮断弁13は、図1に示すように、その給排室13aが電空レギュレータ32の切換動作により大気に開放されると、弁体13bがスプリング13cからの付勢力を受けて吸入通路17aを遮断し、給排室13aに供給源29から作動エアが供給されると、弁体13bがスプリング13cの付勢力に抗して没入して吸入通路17aを開放するように構成されている。なお、弁体13bの近傍部分の吸入通路17aは、該弁体13bによる開放又は遮断を確実に行うのに必要な分(通路幅程度)、直角に屈曲されている。そのため、この部分においてもレジスト液Rの流れはスムーズであり、流路部材17内のレジスト液Rの流れに大きな影響(抵抗)を与えるものではない。
ポンプハウジング21,22の上部中央には、棒状をなす吐出側流路部材18が固定されている。吐出側流路部材18は、ポンプ11の扁平方向に沿うように設けられる。吐出側流路部材18には、上方に略直線状に延びる吐出通路18aが形成されている。この吐出通路18aは、前記ポンプ11の吐出通路21cと同一直線L1上に設けられている。また、吐出側流路部材18のポンプハウジング21との対向面には、吐出通路18a周りに収容凹部18bが形成されており、該収容凹部18bには、シールリング34が収容されている。シールリング34は、吐出側流路部材18とポンプハウジング21との間に介在され、両部材間の隙間から吐出通路18a,21c内のレジスト液Rが漏れ出さないようにシールする。
また、シールリング34は、前記シールリング33と同様に、その内周面34aが各吐出通路18a,21cの内周面と滑らかに繋がる形状をなしており、レジスト液Rや気泡が滞留するのを防止する構造になっている。そして、吐出側流路部材18は、先端部に設けられる継手20を用いて、図3に示すように、一端にノズル35aを有する吐出配管35のもう一端と接続される。ノズル35aは、下方に指向されるとともに、回転板36上に載置されて該回転板36とともに回転する半導体ウェハ37の中心位置にレジスト液Rが滴下される位置に配置されている。
また、吐出側流路部材18には、エアオペレイトバルブよりなる吐出側遮断弁14が一体的に組み付けられている。吐出側遮断弁14は、略四角柱状をなしており、吐出側流路部材18に対して直交する方向で、かつポンプ11(ポンプハウジング21,22)の扁平方向に沿うように設けられる。ここで、吐出側遮断弁14は、前記吸入側遮断弁13と同様に構成され、図3に示すように、コントローラ50の制御に基づく電空レギュレータ38の切換動作により、吐出通路18aの遮断・開放の切換を行う。すなわち、吐出側遮断弁14は、図1に示すように、その給排室14aが電空レギュレータ38の切換動作により大気に開放されると、弁体14bがスプリング14cからの付勢力を受けて吐出通路18aを遮断し、給排室14aに供給源29から作動エアが供給されると、弁体14bがスプリング14cの付勢力に抗して没入して吐出通路18aを開放するように構成されている。なお、弁体14bの近傍部分の吐出通路18aは、該弁体14bによる開放又は遮断を確実に行うのに必要な分(通路幅程度)、直角に屈曲されている。そのため、この部分においてもレジスト液Rの流れはスムーズであり、流路部材18内のレジスト液Rの流れに大きな影響(抵抗)を与えるものではない。
また、吐出側流路部材18には、エアオペレイトバルブよりなるサックバック弁15が吐出側遮断弁14よりも下流側に該遮断弁14と並ぶようにして一体的に組み付けられている。サックバック弁15も同様に略四角柱状をなしており、吐出側流路部材18に対して直交する方向で、かつポンプ11(ポンプハウジング21,22)の扁平方向に沿うように設けられる。ここで、サックバック弁15は、図3に示すように、コントローラ50の制御に基づく電空レギュレータ39の切換動作により、該弁15より下流側流路内にあるレジスト液Rを上流側に所定量引き込んで、ノズル35aからレジスト液Rの不意な滴下を防止するものである。すなわち、サックバック弁15は、図1に示すように、その給排室15aが電空レギュレータ39の切換動作により大気に開放されると、弁体15bがスプリング15cからの付勢力を受けて没入して吐出通路18aと連通して設けられている容積拡大室18cの容積を大きくし、該容積拡大室18cにレジスト液Rを所定量引き込む。一方、給排室15aに供給源29から作動エアが供給されると、弁体15bがスプリング15cの付勢力に抗して突出して吐出通路18aに設けられる容積拡大室18cを小さくするように構成されている。
更に、吐出側流路部材18には、略直方体形状をなすレギュレータ装置16が吐出側遮断弁14及びサックバック弁15とは反対側に固定されている。すなわち、レギュレータ装置16は、ポンプ11の扁平方向に沿うように吐出側流路部材18に対して設けられる。レギュレータ装置16は、そのベース部材41が吐出側流路部材18に対して固定されている。ベース部材41には固定台42が固定されており、該固定台42には吐出側遮断弁14及びサックバック弁15を切り換える各電空レギュレータ38,39が固定されている。この固定台42には、電空レギュレータ38,39をカバーするカバー部材43が取り付けられている。また、固定台42及びベース部材41には、各電空レギュレータ38,39と連通する連通通路45,46がそれぞれ形成され、各連通通路45,46は、図示しないが吐出側遮断弁14及びサックバック弁15の給排室14a,15aにそれぞれ連通している。各電空レギュレータ38,39は、コントローラ50の制御に基づいて吐出側遮断弁14及びサックバック弁15の給排室14a,15aに作動エアを給排させ、吐出側遮断弁14及びサックバック弁15を作動させる。
このように構成されるポンプユニット10において、レジスト液Rの流路となっている吸入側流路部材17内の吸入通路17aと、ポンプ11内の吸入通路21b及び吐出通路21cと、吐出側流路部材18の吐出通路18aとを共に直線状とし同一直線L1上に配置した構造となっている。つまり、このポンプユニット10は、レジスト液Rの流路長さを極力短くしつつ、レジスト液Rの流路中においてレジスト液Rや気泡が滞留する部分を極力低減する構造となっている。また、シールリング33,34においても、レジスト液Rや気泡が滞留する部分を極力低減する構造となっている。
図3に示すように、コントローラ50は、ポンプ11に供給する作動エアが設定圧となるように電空レギュレータ27を制御すると共に、ポンプ11の切換動作を行う電磁切換弁12や吸入側遮断弁13を切換動作させる電空レギュレータ32、吐出側遮断弁14及びサックバック弁15を作動させる電空レギュレータ38,39を制御し、薬液供給システムの一連の動作を制御している。
すなわち、薬液供給システムの動作を開始する指令が生じると、コントローラ50は、先ず、電空レギュレータ32を制御して吸入側遮断弁13を切り換え、吸入通路17aを遮断状態とする。これにより、ポンプ11とレジストボトル30とが遮断された状態となる。また、コントローラ50は、電磁切換弁12を切り換え、設定圧に調整された作動エアをポンプ11内の作動室26に供給する。これによりダイアフラム23がポンプ室25側に作動しようとし、ポンプ室25内に充填されたレジスト液Rを加圧する。なお、システムの初期動作時等、ポンプ室25内にレジスト液Rが充填されていない場合はポンプ室25内を加圧する。このとき、ポンプ11下流側の吐出側遮断弁14により吐出通路18aが遮断状態となっており、レジスト液Rは吐出されない。
次いで、コントローラ50は、電空レギュレータ38を制御して吐出側遮断弁14を切り換え吐出通路18aを開放すると共に、電空レギュレータ39を制御してサックバック弁15によるレジスト液Rの引き込みを解除する。このとき、ダイアフラム23によりポンプ室25のレジスト液Rが加圧されているので、ポンプ11からレジスト液Rが吐出され、そのレジスト液Rが吐出通路18aを介して吐出配管35先端のノズル35aから半導体ウェハ37上に一定量滴下される。
次いで、コントローラ50は、電空レギュレータ38を制御して吐出側遮断弁14を切り換え、吐出通路18aを遮断する。これにより、ノズル35aからのレジスト液Rの吐出が停止される。また、コントローラ50は、電空レギュレータ39を制御してサックバック弁15による所定量のレジスト液Rの引き込みを行い、ノズル35aからレジスト液Rの不意な滴下を防止する。
次いで、コントローラ50は、電空レギュレータ32を制御して吸入側遮断弁13を切り換え、吸入通路17aを開放する。これにより、ポンプ11とレジストボトル30とが連通された状態となる。また、コントローラ50は、電磁切換弁12を切り換え、作動室26を大気に開放させる。すると、作動室26内の作動エアが大気に排出されてダイアフラム23が復帰する。この場合、レジストボトル30内は加圧されているので、このダイアフラム23の復帰動作に基づいて、レジスト液Rがポンプ室25内に導入され充填される。これ以降においては、コントローラ50は上記動作を繰り返し、次々と搬送されてくる各半導体ウェハ37上にレジスト液Rを一定量ずつ滴下するようになっている。
次に、このような本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
本実施の形態のポンプユニット10は、ポンプ室25と連通する吸入通路17a,21b及び吐出通路18a,21cが同一直線L1上となるように、ポンプ11(ポンプハウジング21,22)に対して吸入側流路部材17と吐出側流路部材18とが一体的に組み付けられて構成される。つまり、吸入側流路部材17には吸入側遮断弁13が一体的に設けられ、吐出側流路部材18には吐出側遮断弁14が一体的に設けられているので、ポンプ11と吸入側遮断弁13との間の配管及びそれにかかる継手や、ポンプ11と吐出側遮断弁14との間の配管及びそれにかかる継手を省略でき、ポンプユニット10が小型化される。そのため、仕様によって処理槽に配置させる場合、ポンプユニット10の小型化はその処理槽への配置を可能とし、これにより処理槽毎にポンプ11後の配管長さや高低差(揚程差)が同様となり吐出量等に差が生じることが防止される。
また、ポンプ室25と連通する吸入通路17a,21b及び吐出通路18a,21cが共に略直線状とされて同一直線L1上に配置されるので、ポンプユニット10の薬液流路中に気泡や薬液が滞留する部分を極力低減することができる。従って、薬液流路中における気泡や薬液の滞留を低減できるため、少ないパージ量で気泡抜きを良好に行うことができ、薬液の長期間の滞留が低減されることで劣化した薬液の生成を低減することができる。
更に、吸入側流路部材17の先端部を地側に向け、吐出側流路部材18を天側に向け、薬液流路が天地方向に向くようにポンプユニット10を取り付けると、気泡抜きを行う際、薬液流路中の気泡が自然に吐出側に向かうため、気泡抜きをより良好に行うことが可能となる。従って、本実施の形態のポンプユニット10はこのように取り付けることが望ましい。
また本実施の形態では、シールリング33,34の内周面33a,34aは、該シールリング33,34前後の通路17a,21b,18a,21cの内周面と滑らかに連続する形状(前後の通路17a,21b,18a,21cの内周面から中央部に向かうほど次第に径方向外側に凹となる形状)に形成されている。これにより、シールリング33,34と前後の通路17a,21b,18a,21cとの間で鋭角の窪みが生じないため、シールリング33,34の部分におけるレジスト液Rの流れがスムーズとなり、レジスト液Rや気泡が滞留するのを防止することができる。
また本実施の形態では、薄型な扁平形状をなすポンプ11(ポンプハウジング21,22)の扁平方向に沿って棒状の吸入側流路部材17及び吐出側流路部材18が配置され、更に流路部材17,18に対して直交する方向で、かつポンプハウジング21,22の扁平方向に沿って吸入側遮断弁13及び吐出側遮断弁14が配置されている。従って、このようなポンプハウジング21,22の扁平方向に沿って棒状の流路部材17,18を配置すれば、該流路部材17,18が扁平方向と直交する方向に本形態では突出しない。更に、このような流路部材17,18に対して直交する方向で、かつポンプハウジング21,22の扁平方向に沿って遮断弁13,14を配置すれば、該開閉弁13,14が扁平方向と直交する方向に本形態では突出しないばかりか、扁平方向においても大きく突出しない。これにより、ポンプユニット10の薄型化を含めた小型化を図ることができる。
また、サックバック弁15や電空レギュレータ38,39についてもポンプ11の扁平方向に沿うように配置しているので、これによってもポンプユニット10の小型化(薄型化)が図られている。
また本実施の形態では、サックバック弁15は吐出側遮断弁14の下流側(薬液流路の最下流部)に設ける必要のある弁であり、処理槽内に配置する可能性が高いため、このようなサックバック弁15を吐出側流路部材18に一体的に組み付けたことにより、サックバック弁15を接続するための配管や継手を省略できる。そのため、サックバック弁15を個別に設ける場合と比べて、配管や継手等の省略分、ポンプユニット10の小型化を図ることができる。
また本実施の形態では、吐出側遮断弁14及びサックバック弁15を動作させるための作動エアを制御する電空レギュレータ38,39をポンプユニット10近傍に配置するスペースがある場合など、その電空レギュレータ38,39をポンプユニット10に一体的に組み付けたので、薬液供給システムに組み付ける部品点数を少なくすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施の形態では、ダイアフラム23を用いたポンプ11であったが、これ以外、例えばチューブやベローズを用いたポンプであっても良い。
上記実施の形態では、吸入側流路部材17と吐出側流路部材18とをポンプ11に一体的に組み付けるようにしたが、ポンプ11に対して吸入側流路部材17及び吐出側流路部材18に相当する部分を一体形成しても良い。
上記実施の形態では、電空レギュレータ38,39を吐出側流路部材18に一体的に組み付けたが、別に設けても良い。逆に、吸入側遮断弁13を動作させる電空レギュレータ32を例えば吸入側流路部材17に一体的に組み付けても良い。
上記実施の形態では、遮断弁13,14及びサックバック弁15を作動エアにより動作するエアオペレイトバルブで構成したが、電磁駆動式のバルブやモータ駆動式のバルブなどで構成しても良い。
上記実施の形態の遮断弁14に代えて、開閉速度が若干緩やかとなるように調整可能な開閉弁を用いても良い。
上記実施の形態では、サックバック弁15を用いたが、サックバック弁15を省略しても良い。
上記実施の形態において、電磁切換弁12は作動室26を給気配管28に接続するか大気開放するかのいずれかに切換動作されるものであったが、大気開放するポートを負圧発生源に接続しても良い。このように負圧を用いることにより、ポンプ11のレジスト液Rの吸入時にダイアフラム23の吸引力が増すので、上記実施の形態のようにレジストボトル30内の加圧を取り止めることが可能になる。
上記実施の形態では、作動エア(空気)を例に挙げて説明したが、空気以外にも窒素等の他の気体を用いても良い。
上記実施の形態では、薬液としてレジスト液Rを用いた例を示したが、これは薬液の滴下対象が半導体ウェハ37を前提としたためである。従って、薬液及び該薬液の滴下対象はそれ以外のものでも良い。
薬液供給システム中、ポンプユニットを示す正断面図である。 (a)はポンプユニットの側断面図、(b)は(a)の拡大断面図である。 薬液供給システムの全体回路を示す回路説明図である。
符号の説明
11…ポンプ、13…吸入側遮断弁(吸入側開閉弁)、14…吐出側遮断弁(吐出側開閉弁)、15…サックバック弁、17…吸入側流路部材、17a…吸入通路、18…吐出側流路部材、18a…吐出通路、21,22…ポンプハウジング、21b…吸入通路、21c…吐出通路、25…ポンプ室、33,34…シールリング、33a,34a…内周面、L1…直線、R…レジスト液。

Claims (3)

  1. 薬液の吐出吸入を行うポンプ室を有するポンプと、前記ポンプ室と連通して該ポンプ室に前記薬液を吸入する吸入通路の開閉を行うための吸入側開閉弁と、前記ポンプ室と連通して該ポンプ室から前記薬液を吐出する吐出通路の開閉を行うための吐出側開閉弁とを有する薬液供給用ポンプユニットであって、
    略直線状の内部通路を有し前記吸入側開閉弁を一体的に組み付けてなる吸入側流路部材と、略直線状の内部通路を有し前記吐出側開閉弁を一体的に組み付けてなる吐出側流路部材とを備えると共に、
    前記ポンプは、そのポンプハウジング内に、前記吸入側流路部材の内部通路と連通して前記吸入通路を構成する略直線状の内部通路と、前記吐出側流路部材の内部通路と連通して前記吐出通路を構成する略直線状の内部通路とを備えるものであり、
    前記吸入通路及び前記吐出通路が同一直線上となるように、前記ポンプハウジングに対して前記吸入側流路部材と前記吐出側流路部材とが一体的に組み付けられ、
    前記ポンプハウジングは、内部に前記ポンプ室の一部を構成して可撓性膜よりなるダイアフラムを備え、前記ダイアフラムの厚み方向において薄型な扁平形状をなしており、
    前記吸入側流路部材及び前記吐出側流路部材は、共に棒状をなしており、前記ポンプハウジングの扁平方向に沿ってそれぞれ配置され、
    前記吸入側開閉弁及び前記吐出側開閉弁は、前記吸入側流路部材及び前記吐出側流路部材に対して直交する方向で、かつ前記ポンプハウジングの扁平方向に沿うようにそれぞれ配置され、前記ポンプハウジングの扁平方向で前記直線に対して直交する方向にそれぞれ動作する弁体を有し、前記弁体の動作を制御して前記開閉を行い、
    前記吐出側開閉弁の下流側に、前記吐出通路内の前記薬液を所定量引き込むサックバック弁が一体的に組み付けられ、
    前記吐出側開閉弁は、二つの吐出流路が連通し、前記連通の一方を遮断する弁体が格納されている吐出側遮断弁内の流路である弁内流路を有し、前記弁体によって連通が遮断される側の吐出流路に前記サックバック弁が接続され、前記弁体によって連通が遮断されない側の吐出流路に前記ポンプ室が接続され、
    前記吸入側開閉弁は、二つの吸入流路が連通し、前記連通の一方を遮断する弁体が格納されている吸入側遮断弁内の流路である弁内流路を有し、前記弁体によって連通が遮断されない側の吸入流路に前記ポンプ室が接続されていることを特徴とする薬液供給用ポンプユニット。
  2. 前記ポンプハウジングと前記各流路部材との間には、両部材間の隙間から前記通路内の薬液が漏れ出さないようにシールするシールリングが介在されるものであって、
    前記シールリングの内周面は、前記シールリングの前後の前記通路の内周面から中央部に向かうほど次第に径方向外側に凹となる形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の薬液供給用ポンプユニット。
  3. 前記各弁の少なくとも1個は作動エアを給排させることにより動作するものであり、その作動エアを制御する電空レギュレータの少なくとも1個を一体的に組み付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬液供給用ポンプユニット。
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