JP4722272B2 - たばこ加工産業における製造機械の騒音レベルを低下させるための装置 - Google Patents

たばこ加工産業における製造機械の騒音レベルを低下させるための装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たばこ加工産業におけるシガレット製造機とフイルタ装着機に対して直角に設置された製造ラインにおける機械による作業領域内における騒音レベルを低下させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たばこ加工産業における製造機械としては、先ず第一にあげられるのは、シガレット製造機とフイルタ装着機であるが、特にこれらの機械は製造ラインに対して90°の角度で接続組立てられており、場合によっては包装機械、およびフイルタ製造機および物品移送装置のようなたばこ加工産業における他の機械要素の周囲に補完される。この場合、後者の機械は騒音発生源としは二次的な機械類である。特に上記の製造機械にあっては、一般に特に二つの機械間の角隅の領域に滞在している作業員は特に機械の騒音にさらされる。従来の防音処置によっては、この作業員の滞在領域内における、機械的な要素が発生する作業騒音並びに作業工程用空気によって誘起される流動騒音、特に吸気騒音が、外部に伝播するのを回避することはできない。何故なら、機械の気密な密閉は不可能であるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底をなす課題は、他の効果的な防音処置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、本発明により、機械による作業室に面している反射面が減衰マットを備えていることによって解決される。
【0005】
特に効果的な音響吸収は、本発明による他の構成により、音響減衰材料の音響減衰作用を行う構造体が機械による作業室に面していることによって達せられる。この構成は特に、製造機械を覆うことにより形成される反射面が減衰マットを備えていることによって実現可能である。
【0006】
特別操作容易な、交換可能なかつ適切な構成は、減衰マットが交換可能な、形状自在な減衰部材として形成されていることにある。
【0007】
減衰部材が、中央ねじ止め部により機械覆い部と結合されている切頭円錐体として形成されているのが有利である。
【0008】
吸音特性を保証し、同時に最適な適応性を有する形態を保証する本発明による他の適切な構成は、切頭円錐体の吸音面が篩状に中断されている覆い金属薄板で覆われていることである。
【0009】
吸音面が引出し可能な走行機構の部分として形成されている際の優れた構成は、内方の反射面と外方の篩状の覆い金属薄板間に減衰マットが挿入されていることである。この場合、付加的に反射面と覆い金属薄板が角隅成形条片内に挿入されており、この角隅成形条片の空所が音響減衰材料で充填されている。このようにして、滑らかな面のその吸音特性が効果的である機械被覆が達せられる。
【0010】
音響吸収作用を行う一体的な機械被覆を達すると云う意味で、本発明による他の構成は、吸音面が扉として形成されている場合、覆い金属薄板の中間に存在している反射面と減衰マットが充填されている空所を有する内方のおよび外方の覆い金属薄板が中空体として形成されていて、かつ角隅結合体として一体化されている形材枠内に挿入されていて、この形材枠が旋回軸と挿入された封隙部材を備えている。このような配設の安定性を高めるために、本発明により更に、覆い金属薄板と反射面とが互いにねじ止めされているスペーサスリーブにより固定されていることが提案されている。
【0011】
上記の配設により明示されている構造原理の多様性は、本発明による他の構成により、吸音面が窓フラップとして形成されている場合、二つの透視板が形材条片内に挿入されており、この形材条片が挿入されている覆い金属薄板と共に減衰マットで充填されている空所を区切っていることによって、更に発展される。
【0012】
機械騒音を比較的大きく反射する床部面を防音処置に組込むために、更に本発明においてはと、製造機械としての、シガレット連続体製造機とフィルタ装着機とから成る製造ラインを区切っている少なくとも一つの作業員のための床部立脚台が減衰部材を備えていることが提案されている。このような配設は、本発明による他の構成、即ち減衰部材が製造機械を全面で支持する交換可能な減衰フリースから組立てられていることにより、特に効果的にかつ容易に取扱可能となる。
【0013】
特に安定した減衰作用は、この構成にあって、緩衝フリースがラスター状に設けられている載置支持体間で減衰部材が充填されているフリース材料収納ボックスとして形成されており、このフリース材料収納ボックスが、これが立脚面を形成している格子状載置部を備えていることによって、吸音特性を低減させることなく、良好な接近性を得る。
【0014】
機械が全面で支持されている場合、例えば機械の脚部の下において高い立脚安定性が存在していなければならない。これは本発明により、格子状載置部内に荷重に対して特有の性質を有している載置部を備えている減衰フリースが挿入されていることにより達せられる。
【0015】
このような格子状載置部の清掃を容易にし、かつその際たばこ繊維が格子開口を経て音響減衰材料内に進入するのを阻止するために、本発明による優れた他の構成により、床部フリースを形成しているフリース材料収納ボックスが隆起部を備えている格子状載置部を備えており、かつ側方および床側の減衰体を備えており、これにより、互いに並列しているフリース材料収納ボックス間の、並びにフリース材料収納ボックスと床部間の直接的な固体伝播騒音(Koerperschall) を発生する接触が回避される、ことが提案されている。
【0016】
たばこ繊維或いは他の不所望な成分或いは湿気の音響減衰材料内への進入と除去は、本発明による優れている構成により、フリース材料収納ボックスの格子状載置部が円みを付された縁部を備えていてかつ音響を透過するフオイル上に載っており、このフオイルが減衰マット上に載っている目の細かい篩を覆っていることによって回避される。
【0017】
防音処置を完全なものにする目的で、更に、製造機械作業工程用空気を供給するために必要な空気流動断面を大部分音響減衰材料により内張りされた供給路にまとめられることが提案されている。
【0018】
床部を覆っている減衰マットとの組合せの下で、流動より条件付けられる音響源は、本発明による他の提案により、音響に対して減衰されている供給路が製造機械の床領域上にまとめられていることにより、特別良好に規制することが可能である。
【0019】
流動騒音の付加的な低減は、機械被覆部の空気透過間隙が音響を吸収する減衰間隙として形成されていることによって達せられる。
【0020】
以下に添付した図面に図示した発明の実施の態様につき本発明を詳細に説明する。
【0021】
【発明の実施の態様】
図1に図示した分配機構1は、たばこの供給と篩分けの目的で、およびたばこ流からたばこ連続体を形成する目的で、高い流通量で流動する作業工程用空気を含んでいる、図3に示すシガレット製造機2の一ユニットである。この場合、たばこは空気圧により作動するスルースシステム3を介して適量づつ分配機構1の予備貯留容器4内に与えられ、レーキローラ6を経て中間貯留部7に引渡され、帯行体を備えていて、取出しコンベヤ8により上方から移送され、堰止めシユート9−この堰止めシユートの充填高さは実際に一定に維持されている−に与えられる。
【0022】
取出しローラ11は連続的にたばこを堰止めシユート9から取出し、このたばこを叩出しローラ12と供働して落下シユート13内に放出する。
【0023】
この落下シユート13の下方の出口において、たばこは吹出しノズル14によって発生される横方向に指向された篩空気流により、重いたばこ繊維と軽いたばこ繊維とに分割され、これらのたばこ繊維のうち軽いたばこ繊維は凹状湾曲された案内面16内に、そして重いたばこ繊維はバケットホイール形スルース17を経て下方へと落下して篩シユート18内に達し、ここからもう一度篩分けされ、重い葉骨は下方へと移送され、軽いたばこ繊維は他のノズル装置19により発生される吹出し空気流のインジェクション作用により上方へと移送され、残りのたばこ繊維は案内面16上に統合され、分配機構1の幅全体にわたって(図面の面に対して垂直方向で)延在するたばこ流に形成される。この作業は、案内面16において他のノズル装置12から流出する付加的な吹出し空気によって助勢され、かつ加速される。
【0024】
このようにして、たばこ流は上方へと、図面の面に対して垂直方向で運動する連続体用サクションコンベヤ25に沿って移送される。流動するサクション空気の使用の下に、この連続体用サクションコンベヤに沿ってたばこ連続体が形成され、このたばこ連続体はシガレット連続体製造機2が更に稼働し続ける間に被覆され、加工されて単個のシガレットに仕上げられる。
【0025】
複数の空気圧により作動する移送補助手段により誘起される高い空気流通量は、機械の機械的な作業騒音に加えて、高い騒音レベルを有しており、この騒音レベルは機械の避けることのできない被覆間隙を経て外部へと漏れる。
【0026】
本発明による方法により、機械による作業室もしくは床領域に面している、反射面として働く外部の機械壁材料、フラップ材料、扉材料、フード材料或いは走行機構は音響減衰作用を行う減衰マット22の様式の材料を十分に有している。この材料は外部の機械壁の領域内においては、形状自在な、例えば図7に図示したように切頭円錐形の減衰部材23とし形成されており、この減衰部材は中央でねじ24によりねじ止めさることにより、交換可能な様式で、機械の色々な寸法に設定された被覆面と結合されている。
【0027】
その音響減衰材作用のある構造体が機械による作業室に面している減衰部材23は、図7に図示したすべての吸音面において、篩状に中断されていて、音響を透過する覆い金属薄板26で覆われている。
【0028】
この場合、機械床部の減衰マット22は、これが十分に大きな寸法に設定された空気流入開口27を区画し、音響減衰体28として流入する空気29に作用するように、形成されている。このようにして、作業工程用空気は大部分が凝縮されて前方の或いは後方の機械被覆部内の間隙を経る代わりに、機械床部を経て供給される。
【0029】
図2に図示した、同様に移送ドラム31のトラフ内において棒状のたばこ物品を保持するために並びにこれらの物品を検査しかつ仕分けするための高い空気流通量で作業が行われるフイルタ装着機29にあっては、同様な様式で形成された減衰マット22が、前方の機械被覆部と後方の機械被覆部とに、並びに機械床部に、作業工程用の空気供給部としての、中央の空気流入開口(導管)27のための音響減衰体28の様式で設けられている。 付加的に、立脚床は、機械前方の少なくとも立脚条片の領域内において、機械床部に至まで減衰マット22が張られている。
【0030】
図3に示すように、製造ライン35に対して直角の角度で一体化して設置されている、スイッチキャビネット32を備えているシガレット連続体製造機2とフイルタ装着機30にあっては、減衰マット22は、図4に図示した構成に相応して、製造ライン35の全立地面を覆うように張られている。床マットとして、この減衰マット22は単個の減衰フリース材料34から成り、これらの減衰フリース材料はスクリーン状に設けられている載置支持体36を備えていて、正確に適合して挿入された減衰マット22の様式の減衰材料を備えている。立地面として、フリース材料収納ボックス34は載置支持体36とねじ止めされた格子載置部37を備えている。
【0031】
製造ライン31の設置プランに相応して、図4に示した格子載置部37内に、荷重に対して特有の性質を有している載置部が、例えば容易に清掃可能であるように閉じられている板38の様式の、肉厚な粒子捕集部を備えている位置に、或いは肉厚な支持板39の様式の機械スタンドを使用して、挿入されている。
【0032】
他の防音処置として、図2に図示したように、シガレット連続体製造機2とフィルタ装着機30において残留形成される間隙41が十分に音響減衰作用するように形成されている。
【0033】
送風機42により吸引される空気は、音響減衰処理されている流動路43,44,46を経て機械内部において導かれ、上側の空気流出口47を経て導出される。このことは音響減衰を付加的に助勢する。
【0034】
図9から図16に図示した、減衰部材の選択的な構成は、前記した装置の減衰部材に相当していて、ただ参照符号が100番台に繰上げて示されている。
【0035】
図9と図10に図示した、機械外部の走行機構148にあっては、減衰マット122は側方でかつ下方で、内方の反射面120と外方の音響透過性の覆い金属薄板126並びに角隅成形条片149間に挿入されており、これらの適当な間隔をおいて設けられている収容溝内に板状の反射面120と覆い金属薄板126が挿入されている。
【0036】
図11から図13に図示した扉として形成されている機械被覆部にあっては、角隅結合部152により一つの成形枠153に組立てられている四つの角隅条片154を収容する溝内に、内方と外方の音響透過性の覆い金属薄板126が挿入されており、これらの覆い金属薄板はそれらの間に設けられている反射面120を備えている。その際形成される空所は減衰マット122によって充填されている。
【0037】
軸156を中心にして旋回可能な成形枠153内には、パッキン部材157が挿入されている。覆い金属薄板126と反射面120は互いにねじ止めされているスペーサスリーブ158により放擲に対して安定化されている。
【0038】
図14に図示した窓フラップ159の場合、窓枠の成形条片161内に、二重窓として、この透視板162と163並びに覆い金属薄板126が挿入されている。この覆い金属薄板は減衰マット122が充填されている空所を区画している。
【0039】
床部を覆っている減衰フリース材料133の図15と図16に図示した選択的なフリース材料収納ボックス134にあっては、格子載置部137が載置支持部136の定まったそのスクリーンと配設内に隆起部164を備えている。これらの隆起部は、格子載置部137上に存在しているたばこ繊維が減衰マット122内に進入するのを阻止し、更にこのたばこ繊維を容易に清掃除去することができるようにしている。
【0040】
更に、減衰フリース材料133は側方でかつ床側で、この減衰フリース材料間への並びに床方向への形成された固体伝播騒音を阻止する、挿入されている緩衝部166を備えている。
【0041】
最後の発明の実施の態様として、床減衰フリース材料233の場合、円みを付された縁部267を備えている格子載置部237並びに減衰マット122上方に載っている狭いメッシュの篩とこの格子載置部237との間に挿入された音響透過性のフオイル269が設けられている。このフオイルは細かい粒子が音響減衰材料内に進入するのを阻止する。
【0042】
【発明の効果】
本発明により得られる利点は、機械内の特別な、特に音響激しい特異な騒音源および機械による外部作業領域方向への多少良好に行われる機械のカプセル化に関係なく、機械から生じる異なる周波数の作業騒音が機械内室から隔絶されて吸収され、これに伴い作業員が耐え得る程度となるので、全音響スペクトルの広範な低下が達せられることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シガレット連続体製造機の分配機構の断面図である。
【図2】 フイルタ装着機の断面図である。
【図3】 シガレット連続体製造機とフイルタ装着機とから直角に組立てられた製造ラインの平面図である
【図4】 図3による製造ライン据付けのための音響減衰部材の床に関するプランの図である。
【図5】 図4による音響減衰部材のフリース部材の断面図である。
【図6】 図5によるフリース部材の平面図である。
【図7】 機械被覆部の音響減衰部材の断面図である。
【図8】 図7によるの音響減衰部材の平面図である。
【図9】 図1と図2による引出し可能な走行機構とし形成された機械壁における選択的な減衰被覆部の図である。
【図10】 図9による走行機構の角隅成形材の断面図である。
【図11】 扉として形成された機械被覆部の選択的な減衰成形材の断面図である。
【図12】 図11の扉の正面図である。
【図13】 扉としての減衰成形材の詳細の断面図である。
【図14】 透視可能なフラップとして形成された機械被覆部の減衰成形材の断面図である。
【図15】 床を被覆するための選択的な減衰フリース材料の断面図である。
【図16】 図15による減衰フリース材料の平面図である。
【図17】 減衰フリース材料の他の発明の実施の態様の部分断面図である。
【参照符号】
1 分配機構
2 シガレット連続体製造機
スルースシステム
4 予備貯留部
6 レーキローラ
7 中間貯留部
8 取出しコンベヤ
9 堰止めシュート
11 取出しローラ
12 叩出しローラ
13 落下シュート
14 吹出しノズル
16 案内面
17 バケットホイール形スルース
18 篩シュート
19 ノズル装置
20 反射面
21 ノズル装置
22,122 減衰マット
23 減衰部材
24 ねじ止め部
25 サクションコンベヤ
26,126 覆い金属薄板
27 空気流入開口
28 音響減衰体
29 空気流
30 フイルタ装着機
31 移送ドラム
32 スイッチボックス
33 減衰フリース材料
34 フリース材料収納ボックス
35 製造ライン
36 載置支持体
37 格子ラスター
38 閉じられた板
39 肉厚支持板
41 間隙
42 送風機
43,44,46 流動路
47 空気流出口
148 走行機構
149 角隅条片
151 扉
152 角隅結合体
153 成形枠
154,161 成形条片
156 旋回軸
157 パッキン部材
158 スペーサスリーブ
159 窓フラップ
162,163 透視板
164 隆起部
166 緩衝体
267 縁部
268 篩
269 フオイル

Claims (21)

  1. たばこ加工産業におけるシガレット製造機(2)とフイルタ装着機(30)に対して直角に設置された製造ライン(35)における機械による作業領域内における騒音レベルを低下させるための装置において、
    機械による作業室に面している反射面(20)が減衰マット(22)を備えていることを特徴とする装置。
  2. 減衰マット(22)の音響減衰作用を行う構造体が機械による作業領域に面していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. シガレット製造機(2)とフイルタ装着機(30)を覆うことにより形成される反射面(20)が減衰マット(22)を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
  4. 減衰マット(22)が交換可能な、かつ形状自在な減衰部材(23)として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 減衰部材(23)が、中央ねじ止め部(24)によりシガレット製造機(2)とフイルタ装着機(30)の覆い部と結合されている切頭円錐体として形成されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 切頭円錐体の形状の減衰部材(23)篩状に中断されている覆い金属薄板(26)で覆われていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 機械外部における引出し可能な走行機構(148)の部分として形成されている内方の反射面(120)の場合、この内方の反射面(120)と外方の音響透過性の覆い金属薄板(126)との間に減衰マット(122)が挿入されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。
  8. 反射面(120)と覆い金属薄板(126)が角隅成形条片(149)内に挿入されており、この角隅成形条片の空所減衰マット(122)で充填されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 機械被覆部における扉(151)として形成されている反射面(120)の場合、内方のおよび外方の覆い金属薄板(126)がそれらの覆い金属薄板(126)の間に存在している反射面(120)と減衰マット(122)が充填されている空所を備えており、かつ中空体として形成されている形材枠(153)内に挿入されていて、この形材枠が旋回軸(156)と挿入された封隙部材(157)を備えていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。
  10. 覆い金属薄板(126)と反射面(120)とが互いにねじ止めされているスペーサスリーブ(158)により固定されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 窓フラップ(159)の場合、この窓フラップが、二つの透視板(162,163)が形材条片(161)内に挿入されており、この形材条片が挿入されている覆い金属薄板(126)と共に減衰マット(122)が充填されている空所を区画するように、反射面として形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。
  12. 分配機構(1)とフイルタ装着機(30)から成る製造ライン(35)を区画している少なくとも一つの作業員のための床部立脚台が減衰マト(22)を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の装置。
  13. 減衰マット(22)が分配機構(1)とフイルタ装着機(30)を全面で支持する交換可能な減衰フリース(33)から組立てられていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 減衰フリース(33)がラスター状に設けられている載置支持体(36)間で減衰マット(22)が充填されているフリース材料収納ボックス(34)として形成されていることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. フリース材料収納ボックス(34)が立脚面を形成している格子状載置部(37)を有していることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 格子状載置部(37)内に、荷重に対して特有の性質を有している載置部(38,39)を備えている減衰フリース(33)が挿入されていることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 床部フリース(133)を形成しているフリース材料収納ボックス(134)が隆起部(164)を有する格子状載置部(137)を備えており、かつ側方緩衝体および床側緩衝体(166)を備えていることを特徴とする請求項12から16までのいずれか一つに記載の装置。
  18. フリース材料収納ボックス(234)の格子状載置部(237)が円みを付された縁部(267)を備えていて、かつ音響を透過するフオイル(269)上に載っており、このフオイルが減衰マット(222)上に載っている目の細かい篩(268)を覆っていることを特徴とする請求項12から16までのいずれか一つに記載の装置。
  19. 分配機構(1)とフィルタ装着機 (30)に作業工程用空気を供給するために必要な空気流動断面が大部分音響減衰材料(22)により内張りされた供給路(27,43)にまとめられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。
  20. 音響に対して減衰されている供給路(27)が分配機構(1)とフィルタ装着機 (30)床領域上方にまとめられていることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 分配機構(1)とフイルタ装着機(30)の被覆部の空気透過性間隙が音響を吸収する減衰間隙(41)として形成されていることを特徴とする請求項19に記載の装置。
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