JP4721499B2 - 円板形状物体払出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばメダルを遊技媒体として遊技を行う、スロットマシン等の遊技機に隣接して設置され、その遊技媒体であるメダルの貸出しを行う際使用されるように、一般的なメダル等の円板形状物体の払出しを行うための円板形状物体払出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メダル等の円板形状物体(以下省略してメダルとする)を払出す円板形状払出し装置の例として、メダルを遊技媒体とするスロットマシン等のメダル貸出機は、その前面に設けられているメダル投入口に遊技媒体であるメダルを投入して貸出しを受けられるようになっている。このようなメダル貸出機やその他で一般的に使用される円板形状物体払出し装置では、放出ディスク12を回転させ、ホッパに投入されたメダルはこの放出ディスク12に設けたメダル受入孔13を介し1個づつ払出し口に送出される。
【0003】
ホッパから回転する放出ディスク12の外周に沿って等間隔で構成された複数のメダル受入孔13にメダルが入るとき、他の複数のメダルは放出ディスク12によりかき回されて撥ね飛ばされホッパの下部の内壁に衝突する。このため、その内壁は摩耗又は損傷を受けやすい。特に、放出ディスク12の回転面はメダル送出口側を上にして傾斜しているため、ホッパ内のメダルは傾斜面の下側となる送出口側の反対側のホッパ内壁面に寄せられ強く衝突する。このため、前記送出口側と反対側のホッパ内壁面は比較的上部まで損傷を受けメダルが引っかかりやすく、メダルの送出しがスムーズに行かず払出しに支障をきたす原因となっていた。また、ホッパ内に投入されたメダル群は、重なり合ってしまい、メダル払出しのための放出ディスク12のメダル受入孔13に入りにくくなり払出しに支障をきたす結果となっている。そのため、払出し装置自体の幅にある程度の余裕寸法を必要とし、スペース上小さくできないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の問題に対処するためになされたものであり、円板形状物体払出し装置によるメダルの払出しをスムーズに行い、払出し装置の幅を小さくして省スペース化を計り、これにより、装置の用途範囲を広げ、しかも耐久性のある円板形状物体払出し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明にかかわる円板形状物体払出し装置は、ホッパ内のメダルを払出し口に順次1枚づつ送出す放出ディスクを有する円板形状物体払出し装置において、前記放出ディスクの回転中心にピンを固定し、このピンの先端部にコイルバネを挿着したことを特徴とするものである。
【0006】
また、前記において、放出ディスクの外周に沿って取付られた円形のホッパ下端部の内壁に薄板を密着固定したしたことを特徴とするものである。さらに、前記において、前記ホッパ下端部に密着固定した薄板は帯状の薄板であることを特徴とするものである。また、前記において、メダル送出口側と反対側に位置する前記ホッパ下端部の内壁に、前記帯状の薄板の上部にさらに半円状に薄板を密着固定したことを特徴とするものである。
【0007】
さらに、前記メダル受入孔を設けるため必要とされる最小限の直径で形成した放出ディスクと、この回転する放出ディスク外周に沿って最小幅に形成したホッパとからなり、該ホッパと同一幅で仕上られコンパクトに形成されたことを特徴とするものである。このような構成とすることにより、本発明が解決しようとする課題の解決を達成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図1ないし図2により説明する。図1は本発明の実施形態に係わる円板形状物体払出し装置の側面図(A)とそのZ矢視図(B)である。
【0009】
図中において、メダル払出機構である円板形状物体払出し装置11は、ホッパ内のメダルを1個づつ払出し口に連続して送出す。この円板形状物体払出し装置11は、複数のメダル受入孔13を外周に沿って等間隔で構成し、電動モータで回転駆動される放出ディスク12を有し、前記ホッパ中に投入されたメダルは前記メダル受入孔13に落ち込みつつ回転し、メダル受入孔13中から、メダルが順次1個づつ前記送出口側の払出し口に送出される。
【0010】
図1に示すように、前記放出ディスク12の回転中心にピン16を固定し、このピン16の先端部に圧縮コイルバネ15を挿着する。これによって、放出ディスク12の回転と共にピン16に挿着された前記コイルバネ15が回転し振り回され折り曲げ自在に伸縮を繰り返しながら、放出ディスク12近辺に集められたメダル14群をかき回してメダル14が1個づつ放出ディスク12のメダル受入孔13に取り込まれやすくし、スムーズにメダル14が払出し口内に送出されるようにしている。
【0011】
このように、コイルバネを放出ディスク12の中心に固定したピンに挿着することにより、特に、払出し装置の幅を小さくするための障害となっていたホッパ内でメダルが詰まるブリッチの発生を防止でき、それとともに、放出ディスクの外径により規制される最小限のホッパ幅とすることができるので、払出し装置の幅寸法を放出ディスクとホッパにより決定される最小幅まで小さくすることができる。このため、払出し装置の省スペース化により払出し装置の小型化を計り、その使用や用途範囲を広くすることができる。
【0012】
また、放出ディスク12の外周に沿って取付けられたホッパ下端部の円形状内壁に、薄板17を全周に渡って密着固定する。これによって、放出ディスク12の回転によりメダルを1枚づつ送出する際にかき回されたメダル群が放出ディスク12の外周に沿ったホッパ下端部の円形状内壁に衝突するために生ずる前記内壁の摩耗や損傷を防ぐことができる。この薄板には、ステンレス薄板、鋼板やその他の硬い耐磨耗性の材質のものを用いる。
【0013】
この放出ディスク12は送出口を上部にして傾斜しているため、送出口側と相対する反対側のホッパ下端部の内壁面は傾斜の下側になり、メダル群が寄せられて集まりかたまりやすい。そのため、この送出口側の反対側の内壁面にメダル14が衝突する範囲は上部まで広くなり、他の部分の内壁面に比して摩耗や損傷を受ける範囲が大きい。このためメダル14が引っかかる等の原因となり、スムーズに放出ディスク12により送出されなくなる。これを防止するため、送出口側と反対側内壁面においては、前記薄板の上部に、さらにホッパ下端部の内壁に沿って半円状の薄板18をはりつけ密着固定し、この面の摩耗や損傷を防ぎ、放出ディスク12により支障なくメダル14が払出し口に送出された後、払出し口からメダル14が払出される。このように、円板形状物体払出し装置11に取付けられた放出ディスク12の中心にピン16を固着してその先端に圧縮コイルバネ15を挿着し、また、ホッパ7の下端部におけるメダル14の衝突頻度の大きい内面に薄板をはりつけ密着固定することにより、メダル送出をより確実に行いホッパ7の損傷等によるメダル払出し障害の発生を防止できる。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかわる円板形状物体払出し装置によると、コイルバネが回転して振り回されメダル詰りを防ぎ、1個づつ放出ディスクのメダル受入孔にメダルが取込まれるようにし、密着した薄板によりホッパ内壁の損傷を防ぎ、メダルがスムーズに払い出されるようにする。これにより、ホッパ幅を最小に出来るので装置の省スペース化による小型化を計るとともに、メダルの払出しをスムーズに行い、耐久性のある円板形状物体払出し装置を提供することができる。このように、比較的簡単な部品を用いることによって、メダル等の円板形状物体払出し装置をコンパクトにし、省スペース化を計るとともに、払出し性能を高めた円板形状物体払出し装置を提供することができる効果がある。これにより、コンパクトに形成してもメダル詰りを生じない円板形状物体払出し装置とすることができるので、この装置を種々の機器類に使用できるようになる。そのため、装置の用途範囲が広がり応用範囲を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる円板形状物体払出し装置の側面図(A)とそのZ矢視図(B)である。
【図2】本発明の実施例に係わる円板形状物体払出し装置の立体図である。
【符号の説明】
11 円板形状物体払出し装置
12 放出ディスク
13 メダル受入孔
14 メダル
15 コイルバネ
16 ピン
17 円形状の薄板
18 半円形状の薄板

Claims (3)

  1. ホッパ内のメダル等の円板形状物体を払出し口に順次1枚づつ回転して送出す放出ディスクを有する円板形状物体払出し装置において、前記放出ディスクの回転中心にピンを固定し、このピンの先端部にコイルバネを挿着するとともに、前記放出ディスクの外周に沿って取付られた円形のホッパ下端部の内壁に薄板を密着固定したことを特徴とする円板形状物体払出し装置。
  2. 請求項1において、前記ホッパ下端部に密着固定した薄板は帯状の薄板であることを特徴とする円板形状物体払出し装置。
  3. 請求項2において、前記メダル等の円板形状物体を送出口側の反対側に位置する前記ホッパ下端部の内壁に、前記帯状の薄板の上部にさらに半円状に薄板を密着固定したことを特徴とする円板形状物体払出し装置。
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