JP5279792B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球が、可撓性を有した紐状の連結材を付けられた状態で、球受け皿を経て発射された際に、遊技球の移動のための連結材の操作を不能にできて、不正行為を防止できるパチンコ遊技機に関する。
昨今、パチンコ遊技機において、不正に賞球を得る不正行為として、可撓性を有した細い(0.1〜0.3φ程度)釣り糸のような連結材を、遊技球に取り付け、その遊技球を発射装置から遊技領域に打ち出し、そして、普通入賞口等の入賞口の入賞スイッチの部位で、連結材を操作して、遊技球を往復移動させることにより、入賞スイッチを何回もオンさせて、不正に賞球を得る行為があった。
なお、連結材を遊技球に取り付けて行う不正行為としては、他に、連結材を把持した状態で、遊技球を計数機に投入し、連結材を操作して、遊技球を玉センサ部分で往復移動させることにより、計数値を多くするものがあった(例えば、特許文献1参照)。そして、従来、このような不正行為の対策としては、玉センサ部分での反転するような遊技球の異常な移動を、所定のレバースイッチで検知し、その不正行為を報知していた。
そこで、パチンコ遊技機において、遊技球に付けた連結材の操作による不正行為に対し、上記のレバースイッチ等を入賞スイッチ付近に設けて対処することが考えられる。
特開平10−85441号公報(第5〜7頁、図1)
しかし、従来のパチンコ遊技機では、入賞口の数が多く、各入賞口に、反転する遊技球の移動をセンシングするレバースイッチ等を配置することは、レバースイッチ等に連結する電源線や信号線を含めて、設置スペースや部品点数の増加を招くことから、好ましくない。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、連結材を付けた遊技球を使用しようとしても、簡便な構成として、その遊技球の操作を不能にできるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係るパチンコ遊技機は、球受け皿からの遊技球が、発射装置を経て遊技領域に発射され、さらに、入賞スイッチに到達可能に構成されるパチンコ遊技機であって、
球受け皿から発射装置に至るまでの遊技球の通路に、可撓性を有した紐状の連結材を付けた状態の遊技球を、少なくとも一周分、螺旋状に旋回させる旋回通路が配設されるとともに、
旋回通路の中心付近に、操作不能に連結材を外周面に巻き付け可能な巻き付け具が、配設される構成として、
巻き付け具が、上下方向に沿って軸心を配置させて、配設されるとともに、
旋回通路が、遊技球を自重で転動させるように、巻き付け具の周囲で、上方から下方に向かって螺旋状とした転動部、を配置させて構成されていることを特徴とする。
本発明に係るパチンコ遊技機では、連結材を付けた遊技球が、球受け皿から発射装置に移動しようとすれば、遊技球が旋回通路を通過して、遊技球に連なる連結材が、巻き付け具の外周面に、少なくとも一周分、巻き付けられる。そして、遊技球が発射装置により発射されれば、連結材が、巻き付け具の外周面に、弛みなく、強く巻き付けられる。
そのため、連結材を外周面に巻き付けた巻き付け具は、摩擦抵抗を利用して、連結材自体の繰出操作や引張操作を不能にできて、遊技球の操作をできなくしたり、あるいは、遊技球の発射に伴う急激な引張り力により、連結材を切断して、遊技球の操作を不能にすることができる。
そして、本発明に係るパチンコ遊技機では、球受け皿から発射装置に至るまでの遊技球の通路に、単に、遊技球の旋回通路とその中心付近に配置させる巻き付け具と、を設けるだけで、容易に、連結材の操作を不能にすることができて、簡便な構成で、遊技球の操作を不能にできて、不正行為を防止できる。
そして、本発明に係るパチンコ遊技機では旋回通路が、上下方向に沿って軸心を配置させた巻き付け具の周囲で上方から下方に向かって螺旋状の転動を配置させて構成されることとなり、単に、遊技球を自重で旋回通路上に転動させるだけで、遊技球に連なる連結材を、簡単に、巻き付け具に巻き付けることができ、一層、簡便に構成することができる。
また、本発明に係るパチンコ遊技機では、巻き付け具の連結材の巻き付け面には、巻き付け時の前記連結材の動摩擦抵抗を増加させるように弾性変形する弾性変形部を配設してもよい。このような構成では、巻き付け具の巻き付け面に巻き付けられる連結材は、弾性変形部を弾性変形させつつ、巻き付けられて、動摩擦抵抗を増加させることから、一層、連結材の移動を停止できるため、遊技球の操作を不能にできる。
さらに、本発明に係るパチンコ遊技機では、巻き付け具の連結材の巻き付け部位を、小径部と小径部から両側にテーパ状に拡径するテーパ部とを設けた鼓形状に形成し、
旋回通路を、巻き付け部位の鼓形状における両テーパ部間に跨る長さ寸法のピッチとして、配設することが望ましい。
このような構成では、遊技球が旋回通路を移動すれば、連結材が、巻き付け部位に対し、少なくとも一周分、巻き付けられる。その時、巻き付け部位が、鼓形状として、旋回通路が、巻き付け部位の両テーパ部間に跨る長さ寸法のピッチとしており、連結材が、緊張状態としていれば、両側のテーパ部に案内されて、小径部の外周で、少なくとも一回り分、結ばれるように重なり、その結果、連結材は、連結材相互の押さえや摩擦抵抗を付加され、一層強固に、移動停止となる。
さらにまた、本発明に係るパチンコ遊技機において、球受け皿からの遊技球を発射装置の発射レール上に順に送る球送り装置が、
旋回通路を経た遊技球を、発射レール上に流下させるように転動させるガイドレール部と、
旋回通路を経た遊技球を、順に、ガイドレール部上で転動するように、一球ずつ移送する揺動送り部材と、
揺動送り部材を保持して、揺動送り部材を揺動させる回動駆動軸と、
回動駆動軸を回動させる駆動源と、
を備えて構成されている場合には、巻き付け具を、回動駆動軸から構成してもよい。
このような構成では、巻き付け具を球送り装置の回動駆動軸と兼用でき、別途、巻き付け具を設ける場合に比べて、省スペースとして、球受け皿から発射装置に至るエリアに、巻き付け具を配設できる。また、巻き付け具が、回動駆動軸と兼用とされているため、連結材を巻き付けた状態で、回動することから、連結材に無理な張力をかけて、連結材を切断することも可能となる。
さらに、本発明に係るパチンコ遊技機では、巻き付け具の連結材との接触部位に、連結材を切断可能なカッタを、配設させてもよい。このような構成では、巻き付け具に強く連結材が巻き付けば、カッタによって、積極的に、切断することが可能となり、切断による遊技球の操作不能を、一層、安定して行うことができる。
したがって、本発明に係るパチンコ遊技機では、連結材を付けた遊技球を使用しようとしても、簡便な構成として、その遊技球の操作を不能にできる。
本発明に係る一実施形態のパチンコ遊技機の概略正面図である。 実施形態のパチンコ遊技機における本体枠に対して、前面枠を開けた状態を示す概略部分斜視図であり、遊技盤を省略している。 図2に示す状態から、球送り装置を外した状態を示す概略部分斜視図である。 図3に示す状態の本体枠側の発射装置に対し、球送り装置を配置させた状態と、球送り装置を外した状態と、を示す概略斜視図である。 実施形態のパチンコ遊技機の本体枠側を示す概略正面図である。 実施形態の球送り装置を示す概略部分破断背面図である。 実施形態の球送り装置の概略部分破断斜視図であり、旋回通路の側壁を省いた状態を示す。 図7に示す状態から、揺動送り部材を流下口側に向けるように回動させた状態を示す。 実施形態の球送り装置の要部の概略分解斜視図である。 実施形態の巻き付け具に連結材が巻き付く状態を説明する図である。 実施形態の巻き付け具に、連結材が、強く巻き付く状態を説明する図である。 実施形態の巻き付け具の変形例を示す概略部分断面図である。 実施形態の巻き付け具の他の変形例に、連結材が巻き付く状態を説明する図である。 実施形態の巻き付け具のさらに他の変形例に、連結材が巻き付く状態を説明する図である。 実施形態の巻き付け具のさらに他の変形例に、連結材が巻き付く状態を説明する図である。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のパチンコ遊技機1は、図1,2に示すように、本体枠2と、本体枠2にヒンジ結合されて開閉可能な前面枠3と、を備えて構成されている。本体枠2は、外枠(機枠)2aと、外枠2aにヒンジ結合されて開閉可能とし、遊技盤5を設けてなる中枠(内枠)2bと、を備えて構成されている。前面枠3は、遊技盤5の前方側に配置される透明なガラス部41と、ガラス部41の下方に配置されて、球受け皿44を設けた皿ユニット部43と、を備えて構成されている。皿ユニット部43には、遊技球を遊技盤5の遊技領域12に打ち出すために操作するハンドル48や皿球抜きボタン49、通路球抜きボタン50、演出ボタン51が配設されている。
遊技盤5の外縁側には、外側レール部9と内側レール部10とを有してなるレール部8が配設され、レール部8の内側の遊技領域12には、中央に配置された画像表示装置15を設けてなるセンター役物14や、その周囲に配置される図示しない釘、風車17、普通入賞口18、賞球の無い入賞口(ゲート)19、第1始動口20、第2始動口(電動チューリップ)21、大入賞口(アタッカー)22、アウト口23等の公知の部材が、配設されている。
このパチンコ遊技機1では、ハンドル48を操作すれば、皿ユニット部43の内部に設けられた球送り装置60の後述する揺動送り部材67(図7〜9参照)と、遊技盤5の下方に配置された発射装置30の発射杆32(図5,6参照)と、が連動するように作動されて、球受け皿44上の遊技球が、球送り装置60の揺動送り部材67によって、1球ずつ、発射装置30の後述する発射レール35上に送られ、ついで、発射装置30の発射杆32が、発射レール35上の遊技球を、叩いて発射させることから、遊技球が、発射装置30から、レール部8を経て、遊技領域12に打ち出されることとなる。
そして、遊技領域12に打ち出された遊技球は、普通入賞口18、ゲート19、第1始動口20、第2始動口21、大入賞口22、アウト口23のいずれかに入球する。この時、遊技球が、普通入賞口18、第1始動口20、開放時の第2始動口21や大入賞口22に入賞すれば、所定数の遊技球が球受け皿44上に払い出され、ゲート19を通過すれば、抽選により第2始動口21を所定時間若しくは所定回数開放させることとなる。また、遊技球が、第1始動口20や開放時の第2始動口21に入賞すれば、抽選により、大当たり、中当たり、小当たり等の当たりや外れが決定され、当たりとなれば、大入賞口22を、その当たりに応じて開放時間、開放回数、入賞個数等を制限して、開放することとなる。これらの作動や遊技フローは、公知のものであり、遊技盤5の背面側(後面側)に配置された図示しないメイン制御基板が、入賞時のセンシングに基づき、各種の作動信号を出力し、そして、メイン制御基板からの当たりや外れ等の抽選結果に基づいて、図示しないサブ制御基板が、所定数の遊技球を払い出したり、所定のランプ27やスピーカ28等を作動させつつ、所定の演出を画像表示装置15に表示することとなる。
このようなパチンコ遊技機1に対し、不正行為者は、可撓性を有した0.1〜0.3φ程度の細い釣り糸のような連結材Sを付けた遊技球Bを、通常の遊技球と同様に、球受け皿44から、ハンドル48を操作し、球送り装置60を経て、発射装置30に送り、発射装置30から遊技領域12へ打ち出す。その際、連結材Sの元部端側は、球受け皿44側に残しておく。そして、不正行為者は、その連結材Sの元部側を引張ったり繰出したりして、遊技球Bを操作し、遊技球Bを、賞球のある既述の入賞口18,20,21,22に入球させ、それらの入賞スイッチ(球検知スイッチ)25の部位で、連結材Sを操作して、遊技球Bを往復移動させることにより、入賞スイッチ25を何回もオンさせて、賞球を得ようと、不正を働くこととなる。
発射装置30について説明すると、発射装置30は、図4〜6に示すように、前方側をカバー33に覆われた発射杆32と、発射通路34と、を備えて構成されている。発射杆32は、揺動中心部32aから放射状に延びる打球部32bとアーム部32cとを備え、揺動中心部32aが図示しないロータリソレノイドの通電によって回動されれば、発射杆32が、正面視で、打撃位置BPまで時計回り方向に回転し、発射通路34の発射レール35上にある遊技球Bを打球部32bによって叩き、ついで、ロータリソレノイドの通電停止により、発射杆32が、図示しない磁石の吸着力と自重とにより、反時計回り方向に回転して、原位置FPに復帰することとなる。なお、アーム部32cは、発射杆32の打撃位置BPと復帰位置FPとへの配置を的確に行えるように、図示しない所定のストッパに当接して、発射杆32を一定位置に配置できるように、構成されるとともに、所定位置に配置される磁石に対応して、発射杆32の復帰時に吸着される部位、として形成されている。
発射通路34は、板金製として上面側をV字状に凹ませた発射レール35と、その周囲の下ガイドレール36及び上ガイドレール37と、を備えて構成され、さらに、後面側を、発射装置30のベース板31に囲われ、前面側を、前面枠3側の球送り装置60等の部材に囲われて、構成されている。
そのため、発射レール35上で打球部32bに叩かれた遊技球Bは、図5に示すように、発射通路34を上昇し、中枠2bに設けられた転動路2c等を経て、レール部8側に発射され、そして、レール部8を経て、遊技領域12に打ち出される。
なお、レール部8の下方には、図2,5に示すように、前面枠3側に設けられた球案内樋部53が配設されている。この球案内樋部53は、発射装置30によって発射された遊技球Bが遊技領域12に打ち出されずにレール部8内を戻ってくる遊技球Bを、球受け皿44側に戻す戻し通路54を備えて構成され、外側レール部9の下端9aの下方に、戻し通路54の流入口54aを開口させている。さらに、球案内樋部53には、戻し通路54の後方側に配置されて、賞球や貸し出しで払い出される遊技球を、球受け皿44側に転動させる払出側通路55も、配設されている。図2に示す符号55aの部位は、払出側通路55の流入口である。さらに、図2に示す符号56は、発射通路34を上昇する遊技球を転動させる転動路56である。
そして、このパチンコ遊技機1では、図6〜11に示すように、球送り装置60に、旋回通路76と巻き付け具83とを、配設させている。
球送り装置60は、図2〜4に示すように、球受け皿44の遊技球Bの転動路45(図1参照)における終端(下端)の排出口46に連なるように、配設されている。なお、排出口46は、図3に示すように、前面枠3の後面に開口されており、その下縁側には、通路球抜きボタン50の操作により、スライドして、球送り装置60側ではなく、球受け皿44から下方に遊技球を排出するように開口するシャッタ47が、配設されている。
球送り装置60は、ケース61、ロータリソレノイド64、揺動送り部材67、遊技球通路72、及び、巻き付け具83、を備えて構成されている。ケース61は、相互に締結される前カバー62と後カバー63とを備えて構成されている。実施形態の場合、ケース61の前カバー62と後カバー63とは、相互の結合時、遊技球通路72を形成するように構成されている。勿論、遊技球通路72は、適宜、ケース61と別部品を組み合わせて構成してもよい。
ロータリソレノイド64は、巻き付け具83を構成する回動駆動軸65の軸心Cを、上下方向に沿わせるように配設させるとともに、所定角度分、換言すれば、揺動送り部材67の凹部67aを、後述する流出口78の直下位置と流下口81側に向ける位置とに、配置させるように、往復回動させるものであり、適宜、図示しないストッパや戻しばねを設けて構成されている。
揺動送り部材67は、平面視としてU字状として、「U」の字の底部68に回動駆動軸65の下端65aを連結させている。揺動送り部材67は、底部68から二又状に突出する規制壁部69,70を備えて、ロータリソレノイド64の回動駆動軸65の所定角度の往復回動移動により、左右に揺動することとなる。そして、この揺動送り部材67は、凹部67aが、遊技球Bを一個分収納可能な大きさとして、既述したように、旋回通路76の流出口78の直下に配置させた際、旋回通路76を転動していた遊技球Bを、収納保持し、その後、凹部67aをガイドレール部80の流下口81側に向け(図8参照)、そして、復帰するように、回動する。その際、凹部67aに収納した遊技球Bをガイドレール部80の流下口81側に向ければ、遊技球Bを開放して、ガイドレール部80上て転動させることとなり、ガイドレール部80上を転動した遊技球Bは、流下口81から発射装置30の発射レール35上に、流下することとなる(図6参照)。なお、凹部67aを流下口81側に向ける際には、規制杆部70が流出口78を下方で塞ぐことから、旋回通路76の遊技球Bはガイドレール部80上に流入することはなく、揺動送り部材67の一往復の回動時、一個ずつ、遊技球Bが、発射装置30の発射レール35上に順に送られることとなる。
遊技球通路72は、球受け皿44の排出口46に連なる流入口部73と、発射レール35上に遊技球Bを落下させるガイドレール部80と、流入口部73とガイドレール部80との間の旋回通路76と、を備えて構成されている。流入口部73は、排出口46から後方へ伸びるように配設される凹溝状として、後方へ斜め下方向に下がる底壁73aと、底壁73aの左右両側の側壁73b,73cと、を備えて構成されている。
旋回通路76は、流入口部73からの遊技球Bを、回動駆動軸65からなる巻き付け具83を中心として、少なくとも一周分、螺旋状に旋回させるように、配設されている。旋回通路76は、実施形態の場合、反時計方向回りで降下する螺旋状の底壁76aと、底壁76aの外周縁側に配置される側壁76cと、を備えて構成されている。底壁76aの内周縁76b側には、巻き付け具83を挿通させるように、挿通孔77を開けている。
そして、実施形態の場合、旋回通路76は、流入口部73からの遊技球Bを、巻き付け具83の回りで、一回転半させて、ガイドレール部80に落下させるように、構成されている。旋回通路76の下端には、底壁76aに設けられた流出口78が開口され、揺動送り部材67の凹部67aが流出口78の直下に配置された際、遊技球Bを流出口78から凹部67aに落下させるように、構成されている。流出口78の周縁の底壁76a上には、上端の流入口部73側から旋回通路76を転動してくる遊技球Bを流出口78の部位で停止させるように、受止壁79が配設されている。
ガイドレール部80は、流出口78の下方で、後下方に延びるように配設され、底壁80aと、底壁80aの左右両縁で上方に延びる側壁80b,80cと、を備えて構成され、後端を、発射レール35上に遊技球Bを落下させる流下口81、としている。右方側の側壁80cは、揺動送り部材67の回動時に干渉しないように、左方側の側壁80bより、前端側を後方にずらして配設されている。
巻き付け具83は、旋回通路76を転動する遊技球Bに連結材Sが付けられていれば、その連結材Sが巻き付けられ、その巻き付け部位84は、谷となるような小径部85と、小径部85から上下両側にテーパ状に拡径するテーパ部86,87と、を有した鼓形状に形成されている。
そして、旋回通路76は、巻き付け具83の巻き付け部位84の鼓形状における両テーパ部86,87間に跨る長さ寸法のピッチP0として、配設されている。換言すれば、巻き付け部位84におけるテーパ部86,87の上下端までの長さ寸法L0が、旋回通路76のピッチP0より、大きく設定されている。ちなみに、実施形態の場合、旋回通路76は、螺旋状のピッチP0を、遊技球Bの直径寸法Dより大きく、また、二個分の遊技球Bの二個分の長さ寸法2Dより、小さくするように、設定されている。
この実施形態の旋回通路76と巻き付け具83とを設けた球送り装置60では、不正行為者が、ハンドル48を操作して、連結材Sを付けた遊技球Bを、球受け皿44の転動路45と排出口46と経て、球送り装置60に流入させ、さらに、発射装置30から、レール部8を経て、遊技領域12に打ち出そうとする際、その球送り装置60の部位では、図7,10に示すような挙動となる。
すなわち、連結材Sを付けた遊技球Bが、旋回通路76を通過して、遊技球Bに連なる連結材Sが、巻き付け具83の巻き付け部位84の外周面84aに、少なくとも一周分、巻き付けられる。そして、遊技球Bが発射装置30により発射されれば、連結材Sが、図11のA,Bに示すように、巻き付け具83の外周面84aに、弛みなく、強く巻き付けられる。
そのため、連結材Sを外周面84aに巻き付けた巻き付け具83は、摩擦抵抗を利用して、連結材S自体の繰出操作や引張操作を不能にできて、遊技球Bの操作をできなくしたり、あるいは、遊技球Bの発射に伴う急激な引張り力により、連結材Sを切断して、遊技球Bの操作を不能にすることができる。
そして、実施形態のパチンコ遊技機1では、球受け皿44から発射装置30に至るまでの遊技球Bの通路に、単に、遊技球Bの旋回通路76とその中心に配置させる巻き付け具83と、を設けるだけで、容易に、連結材Sの操作を不能にすることができて、簡便な構成で、遊技球Bの操作を不能にできて、不正行為を防止できる。
したがって、実施形態のパチンコ遊技機1では、連結材Sを付けた遊技球Bを使用しようとしても、簡便な構成として、その遊技球Bの操作を不能にできる。
そして、実施形態では、巻き付け具83は、上下方向に沿って軸心Cを配置させて、構成されている。そのため、実施形態では、旋回通路76が巻き付け具83の周囲で上方から下方に向かって螺旋状の転動76dを配置させて構成されることとなり、単に、遊技球Bを自重で旋回通路76の底壁76aの上面(転動76d)に転動させるだけで、遊技球Bに連なる連結材Sを、簡単に、巻き付け具83に巻き付けることができ、一層、簡便に構成することができる。
また、実施形態のパチンコ遊技機1では、巻き付け具の連結材の巻き付け部位84を、小径部85と小径部85から両側にテーパ状に拡径するテーパ部86,87とを設けた鼓形状に形成している。そして、旋回通路76が、巻き付け部位84の鼓形状における両テーパ部86,87間に跨る長さ寸法のピッチP0として、配設されている。
このような構成では、遊技球Bが旋回通路76を移動すれば、図10,11に示すように、連結材Sが、巻き付け部位84に対し、少なくとも一周分、巻き付けられる。その時、巻き付け部位84が、鼓形状として、旋回通路76が、巻き付け部位84の両テーパ部86,87間に跨る長さ寸法のピッチP0としており、連結材Sが、緊張状態としていれば、両側のテーパ部86,87に案内されて、谷のような小径部(底部)85の外周で、少なくとも一回り分、結ばれるように重なり、その結果、連結材Sは、連結材S相互の押さえや摩擦抵抗を付加され、一層強固に、移動停止となる。そのため、発射装置30の発射により、小径部85の部位で結んだような連結材Sを付けた遊技球Bが、発射装置30により、発射されれば、連結材Sが、切断される、あるいは、移動を停止されて、遊技球Bを遊技領域12に到達させずに、戻し通路54側に戻し、共に、遊技球Bの操作を不能にすることができる。
勿論、上記の点を考慮しなければ、単に、巻き付け部位84は、鼓状でなく、直線状に形成してもよい。
さらに、実施形態のパチンコ遊技機1では、球受け皿44からの遊技球Bを発射装置30の発射レール35上に順に送る球送り装置60に、旋回通路76と巻き付け具83とを、配設させている。すなわち、この球送り装置60は、旋回通路76を経た遊技球Bを、発射レール35上に流下させるように転動させるガイドレール部80と、旋回通路76を経た遊技球Bを、順に、ガイドレール部80上で転動するように、一球ずつ移送する揺動送り部材67と、揺動送り部材67を保持して、揺動送り部材67を揺動させる回動駆動軸65と、回動駆動軸65を回動させる駆動源としてのロータリソレノイド64と、を備えて構成されている。そして、巻き付け具83が、回動駆動軸65から構成されている。
そのため、実施形態のパチンコ遊技機1では、巻き付け具83を球送り装置60の回動駆動軸65と兼用でき、別途、巻き付け具83を設ける場合に比べて、省スペースとして、球受け皿44から発射装置30に至るエリアに、巻き付け具83を配設できる。また、巻き付け具83が、回動駆動軸65と兼用とされているため、連結材Sを巻き付けた状態で、正転と逆転とを繰り返すように、回動することから、連結材Sに無理な張力をかけて、連結材Sを切断することも可能となる。
<変形例>
なお、実施形態の変形例として、図12に示す巻き付け具83Aのように、連結材Sの巻き付け面、すなわち、巻き付け部位84の外周面84aに、ウレタンゴム等からなる弾性変形部(弾性被覆部)89を配設してもよい。このような巻き付け具83Aでは、巻き付け具の巻き付け面84aに巻き付けられる連結材Sは、弾性変形部89を弾性変形させつつ、巻き付けられて、動摩擦抵抗を増加させることから、一層、連結材Sの移動を停止できるため、遊技球Bの操作を不能にできる。
ちなみに、この巻き付け具83Aでは、巻き付け部位84を鼓形状とした場合を示したが、単に、巻き付け部位84を円柱状として、その巻き付け面84aに弾性変形部89を設けてもよい。また、この弾性変形部89は、巻き付け部位84の外表面に設けられていればよいが、揺動送り部材67を揺動可能な形状保持性を有していれば、巻き付け具83A自体を、動摩擦抵抗を増大させるゴム等の弾性材料から形成してもよい。
また、実施形態の変形例として、図13に示す巻き付け具83Bのように、連結材Sとの接触部位83aに、連結材Sを切断可能なカッタ91を、配設させてもよい。このような巻き付け具83Bでは、巻き付け具83Bに強く連結材Sが巻き付けば、カッタ91によって、積極的に、切断することが可能となり、切断による遊技球Bの操作不能を、一層、安定して行うことができる。
なお、図例では、カッタ91をテーパ部86,87にも受けた場合を示したが、小径部85だけ、あるいは、小径部85を含めた巻き付け部位84の全域に、カッタ91を配設してもよい。
また、カッタ91は、図例のように、鋭利な薄刃状の切刃91aを設けて構成してもよいし、砥石から構成してもよい。
なお、連結材Sを切断可能なカッタを巻き付け具に設ける場合には、巻き付け部位は、図例のような鼓状としなくとも、直線状に形成してもよい。
さらに、実施形態の変形例として、図14に示す巻き付け具83Cのように、連結材Sの巻き付け部位84の外周面84aに、凹凸を設けて摩擦抵抗や引掛り抵抗を増加させるように、多数の突起93を設けてもよい。このような巻き付け具83Cでは、連結材Sを巻き付け部位84に巻き付ける際、多数の突起93や凹凸により、摩擦抵抗や引掛り抵抗が増して、連結材Sの移動を効果的に停止させることができる。
なお、巻き付け面に凹凸を設ける場合には、巻き付け部位は、図例のような鼓状としなくとも、直線状に形成してもよい。
さらにまた、実施形態の変形例として、図15に示す巻き付け具83Dのように、連結材Sを巻き付け部位84に巻き付ける際、連結材Sの保持力(移動停止力)を向上させるように、挟持機構95を設けてもよい。この挟持機構95は、鼓形状とする巻き付け部位84において、谷となるような小径部85を間にする少なくとも一方のテーパ部86を、円錐台形状のパイプ材から形成した押圧材96とし、その先端の端面96aを、他方のテーパ部87からなる受け座97の端面97a側に押圧するように、付勢手段としてのばね98により、押圧させている。
なお、この巻き付け具83Dは、パイプ材からなるテーパ部86側を挿通する中心軸99を備え、この中心軸99が、球送り装置60のロータリソレノイド64の回動する回動駆動軸65として、構成され、下端に、揺動送り部材67を結合させている。
この巻き付け具83Dでは、巻き付け部位84に連結材Sが巻き付けられると、連結材Sが、テーパ部86,87の傾斜により、小径部85に案内され、さらに、押圧材96の端面96aと受け座97の端面97aとの間に入り、そして、中心軸99に巻き付けられるとともに、ばね98の押圧力により、押圧材96の端面96aと受け座97の端面97aとの間で挟持されることとなって、移動を停止され、その結果、連結材Sに連なる遊技球Bの操作が不能となる。
1…パチンコ遊技機、
12…遊技領域、
25…(入賞スイッチ)球検知スイッチ、
30…発射装置、
35…発射レール、
44…球受け皿、
48…ハンドル、
60…球送り装置、
64…(駆動源)ロータリソレノイド、
65…回動駆動軸、
67…揺動送り部材、
76…旋回通路、
80…ガイドレール部、
83,83A、83B,83C,84D…巻き付け具、
84…巻き付け部位、
84a…(巻き付け面)外周面、
85…小径部、
86,87…テーパ部、
89…弾性被覆層、
91…カッタ、
S…連結材、
B…遊技球。

Claims (5)

  1. 球受け皿からの遊技球が、発射装置を経て遊技領域に発射され、さらに、入賞スイッチに到達可能に構成されるパチンコ遊技機であって、
    前記球受け皿から前記発射装置に至るまでの遊技球の通路に、可撓性を有した紐状の連結材を付けた状態の遊技球を、少なくとも一周分、螺旋状に旋回させる旋回通路が配設されるとともに、
    該旋回通路の中心付近に、操作不能に前記連結材を外周面に巻き付け可能な巻き付け具が、配設される構成として、
    前記巻き付け具が、上下方向に沿って軸心を配置させて、配設されるとともに、
    前記旋回通路が、前記遊技球を自重で転動させるように、前記巻き付け具の周囲で、上方から下方に向かって螺旋状とした転動部、を配置させて構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記巻き付け具の前記連結材の巻き付け面に、巻き付け時の前記連結材の動摩擦抵抗を増加させるように弾性変形する弾性変形部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記巻き付け具の前記連結材の巻き付け部位が、小径部と該小径部から両側にテーパ状に拡径するテーパ部とを有した鼓形状に形成され、
    前記旋回通路が、前記巻き付け部位の前記鼓形状における両テーパ部間に跨る長さ寸法のピッチとして、配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記球受け皿からの遊技球を前記発射装置の発射レール上に順に送る球送り装置が、
    前記旋回通路を経た遊技球を、前記発射レール上に流下させるように転動させるガイドレール部と、
    前記旋回通路を経た遊技球を、順に、前記ガイドレール部上で転動するように、一球ずつ移送する揺動送り部材と、
    該揺動送り部材を保持して、前記揺動送り部材を揺動させる回動駆動軸と、
    該回動駆動軸を回動させる駆動源と、
    を備えて構成され、
    前記巻き付け具が、前記回動駆動軸から構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記巻き付け具の前記連結材との接触部位に、前記連結材を切断可能なカッタが、配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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