JP4721163B2 - 櫛付き塗布容器用キャップ体 - Google Patents

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Description

本発明は、上端に露出した塗布体に対する頭髪の接触を、この露出した塗布体の外側に配置された櫛歯で、整えながら規制する櫛付き塗布容器におけるキャップ体に関するものである。
毛染液等の塗布液を収容した容器本体に、スポンジやフェルト等の、塗布液を導出する吸液性の塗布体を、上端から突出させた状態で組付け、この突出した塗布体の外側に櫛歯を配設した櫛付き塗布容器が知られている。
この櫛付き塗布容器は、塗布液を含浸した塗布体を、直接頭髪に接触させて、塗布液の頭髪に対する塗布を達成するので、頭髪に塗布される塗布液の量は、塗布体に対する塗布液の含浸圧に従って適正に制御され、また塗布体に接触する頭髪を、櫛歯で整えて、その接触姿勢を規制するので、頭髪に対する塗布液の塗布形態が、常に安定して一定し、さらに塗布体の外側に、この塗布体を覆う形態で櫛歯が位置するので、塗布体が頭皮に接触するのを確実に防止するものとなっている。
特開平11−169224号公報
しかしながら、上記した従来技術にあっては、比較的大きな表面積を有する塗布体の上端部が、容器本体内から露出した状態となっているので、容器本体をキャップ体で密閉した状態において、塗布体からキャップ体内に蒸発する塗布液の量が多く、この塗布体から蒸発した塗布液がキャップ体内面に結露し、この結露した塗布液が、キャップ体開放時に滴下等により流出して、衣服や手を汚したり、容器本体側に流下移動して、容器本体の表面を汚す、と云う問題があった。
また、キャップ体内に蒸発した塗布液は、櫛付き塗布容器の環境温度の変化がない限り、塗布体からの蒸発と凝縮とを繰り返して、キャップ体内面に結露することが少ないのであるが、櫛付き塗布容器の環境温度に変化が生じると、この温度変化をキャップ体が受け、環境温度が上がるとキャップ体内の空間を通じて、塗布体に熱が伝わって、塗布液が蒸発し、環境温度が下がると蒸発した塗布液のキャップ体内面への結露が促進されてしまう、と云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、キャップ体内面に結露した塗布液の、滴下等の流出移動を起こり難くすると共に、塗布液蒸気のキャップ体内面への結露そのものを起こり難くすることを技術的課題とし、もってキャップ体内面に結露した塗布液による汚れ発生を防止することを目的とする。
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
塗布液を収容した有底筒状の容器本体と、この容器本体に、上端から突出状態で組付けられ、塗布液を導出する吸液性の塗布体と、この突出した塗布体の外側に配設された複数の櫛歯とを有する櫛付き塗布容器用のキャップ体であること、
容器本体の上端から突出した塗布体と櫛歯との組合せ物全体を覆って、容器本体に着脱自在に組付く、頂板と胴筒とからなる有頂円筒形状の外キャップと、この外キャップに密に内装され、容器本体に密に外嵌してパッキングとして機能する、軟質弾性材製の有頂円筒形状の内キャップとから構成されること、
この内キャップの頂壁の内面に多数の凹凸を形成すること、
胴筒の下端部から、この胴筒全体を囲む形態で外装筒片を起立連設すること、
にある。
この請求項1記載の発明にあっては、キャップ体を、容器本体に対する着脱自在な組付き機能部を構成する外キャップと、パッキングとして機能する内キャップとから構成したので、容器本体に対するキャップ体の、強固で安定した着脱動作を得ることができると共に、キャップ体による容器本体の密閉を、安定して強力に達成することができる。
また、キャップ体の内表面を形成する内キャップの頂壁内面に、多数の凹凸が形成されているので、内キャップの頂壁内面は、凹凸の激しい状態となり、このため表面積が大幅に増大した状態となっている。
それゆえ、容器本体のキャップ体による密閉状態で、キャップ体内の塗布液の蒸気が、この内キャップの頂壁内面に結露すると、結露した塗布液は、内キャップの頂壁内面に対して、きわめて大きな接触面積で接触することになり、このため内キャップの頂壁内面に強力に付着し、殆ど滴下等の流出移動することがない。
さらに、キャップ体は、外キャップと内キャップとの二重壁構造となっているので、高い断熱作用を発揮し、これにより容器本体を密閉しているキャップ体の内部空間、すなわち塗布液蒸気が位置している空間に対する、櫛付き塗布容器の環境温度の熱影響を弱めることになる。そして、この環境温度の熱影響の弱化は、外装筒片により内キャップの頂壁内面よりも筒壁内面に強く作用し、内キャップ内面への結露は頂壁内面部分に集中することになる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、凹凸を、内キャップの頂壁の内面に、凹部を設けることにより形成した、ことを加えたものである。
この請求項2記載の発明にあっては、凹部を設けた内キャップの頂壁部分は、凹部を形成した分、内キャップの他の壁部分に比べて壁厚が小さくなって、発揮される断熱作用が小さくなるので、その分、環境温度の熱影響を受け易くなり、このためキャップ体の内部空間内の塗布液蒸気が結露する場合は、内キャップ内表面の他の部分に先立って、必ずこの凹部に結露することになる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、内キャップの頂壁の内面の略全域に凹部を形成し、この凹部に、多数の凸部を設けて凹凸を構成した、ことを加えたものである。
この請求項3記載の発明にあっては、内キャップの頂壁内面の広い範囲に凹部を形成することになるので、内キャップの頂壁内面の略全域が、結露機能部分として機能することになる。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、内キャップの頂壁の内面に、同心状に複数の周溝構造の凹部を形成して、凹凸を構成した、ことを加えたものである。
この請求項4記載の発明にあっては、凹凸を形成する各凹部が連続した周溝状であるので、内キャップの頂壁内面を成形する金型型面の製造が容易である。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、内キャップの頂壁の内面の略全域に、多数のメクラ穴状の凹部を縦横に配列形成して、凹凸を構成した、ことを加えたものである。
この請求項5記載の発明にあっては、内キャップの頂壁内面の略全域を、結露機能部分として機能させることになると共に、各凹部が独立しているので、内キャップの頂壁内面に結露して付着した塗布液の流動移動が殆どなく、これにより結露した塗布液同士が結合して大きくなることが殆どない。
なお、本願発明は、中身が水の場合よりも、より揮発し易い中身である場合に、より有効となる。すなわち、水(沸点が100℃、1気圧下)よりも揮発し易い中身の例として、エタノール(沸点が78.4℃、1気圧下)や水とエタノールの混合物(例えば、エタノール95%と水5%から成る「二成分共沸混合物」だと、共沸点は78.15℃)、水7.5%とエタノール18.5%、ベンゼン74%の三成分共沸混合物(沸点64.9℃)等のように、アルコール分を含む中身のときは、より揮発し易い、すなわち結露し易いため、本願発明の効果の恩恵を受け易い。
また、収容される塗布液としては、例えば、毛染液が挙げられる。毛染液としては、一時着色料、ヘアマニキュア、染毛剤が好ましく、ヘアマニキュアが特に好ましい。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、キャップ体を、着脱機能部を構成する外キャップと、パッキングとして機能する内キャップとから構成したので、より強固で安定した着脱動作と、より安定して強力な密閉動作とを得ることができ、これにより優れたキャップ機能を発揮することになる。
また、内キャップの頂壁内面の表面積がきわめて大きいので、結露した塗布液の液滴の付着力が強力となって流動移動することがなく、これにより結露した塗布液が滴下等により流出移動して、衣服や体を汚す不都合の発生を防止することができる。
さらに、外キャップと内キャップの断熱作用により、塗布液蒸気が位置しているキャップ体の内部空間に対する、環境温度の熱影響を弱めることになり、これにより塗布液蒸気の結露化を効果的に抑制することができる。
請求項2記載の発明にあっては、キャップ体の内部空間内の塗布液蒸気が結露する場合は、内キャップ内表面の他の部分に先立って、必ずこの凹部に結露するので、凹部以外の内キャップ内面部分に結露を発生させることが殆どなく、このため結露した塗布液による汚れの発生を確実に防止することができる。
請求項3記載の発明にあっては、内キャップの頂壁内面の略全域が、結露機能部分として機能するので、広い面積範囲で結露した塗布液を保持することができ、これにより塗布液が大きな滴状となるのを、効果的に防止することができる。
請求項4記載の発明にあっては、内キャップの頂壁内面を成形する金型の製造が容易であるので、その分、内キャップを安価にかつ容易に成形することができる。
請求項5記載の発明にあっては、結露した塗布液同士の結合による巨大化の発生がなく、これによりの流動移動が殆どなく、これにより結露した塗布液の流出移動の発生を効果的に阻止することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるキャップ体1を、容器本体15と櫛体23との組合せ物に組付けた状態の、櫛付き塗布容器全体の半縦断した全体正面図であり、また図2は、その全体側面図である。
容器本体15は、略楕円筒状をした胴部16の上端に、縮径段部を介して、外周面に螺条を刻設した円筒状の首筒部19を起立連設し、この首筒部19上端に、中央を開口した天板部20を介して長円筒状の口筒部21を起立連設し、この天板部20の上面に、口筒部21を取り囲む形態で組付け筒片22を起立設し、胴部16の下端開口部を、オーリング18を有する底蓋部17で密閉する構成となっており、この容器本体15内には、毛染液等の塗布液を含浸した吸液性の吸液体27が収納される。なお、胴部16の下端開口部は、塗布液の詰替え等のため、底蓋部17により開閉可能としても良い。
容器本体15の口筒部21には、略平板状に成形された吸液性の塗布体28が、上半部を口筒部21から上方に突出させ、かつ下半部を吸液体27内に陥没侵入させた形態で組付けられている。
この塗布体28を突出させた口筒部21には、複数の櫛歯24を、突出した塗布体28の外側に位置させた櫛体23が組付けられているが、この櫛体23は、組付け筒片22に密に嵌入組付きする組付き筒26の上端から、上端に近づくに従って前後幅を小さくする先細筒状の肩筒25を起立連設し、この肩筒25の上端から、左右端の板状のものを除いて、前後にアーチ状に延びた複数(図示実施例の場合、二つ)の櫛歯24を、突出した塗布体28を跨ぐ姿勢で起立設して構成されている。
すなわち、櫛体23の肩筒25から突出した塗布体28の上端部は、その左右端面を、左右端の板状の櫛歯24で覆われているが、その前後面および上面は、この塗布体28の上端部を跨いでいる櫛歯24の間から露出していることになる。
この櫛付き塗布容器本体に組付けられる本発明によるキャップ体1は、高い自己形状保持力を発揮して、容器本体15に対する安定した着脱機能を発揮する硬質材製の外キャップ2と、高いパッキング機能を発揮する軟質弾性材製の内キャップ8とから構成される、二重壁構造となっている。
外キャップ2は、頂板3と胴筒4とからなる有頂円筒形状をしていて、胴筒4の下端部を、容器本体15の首筒部19に螺合する螺合部5とし、この螺合部5よりも上位に位置する胴筒4内周面箇所に、内キャップ8との間のシールを達成する、周突条状のシール部6を形成しており、胴筒4の下端部から、胴筒4全体を囲む形態で、外装筒片7を起立連設している。
内キャップ8は、頂壁9と筒壁13とからなる有頂円筒形状をしていて、筒壁13の下端部を、容器本体15の組付け筒片22に密に外嵌するシール筒部14とし、このシール筒部14の外周面上端部を、外キャップ2のシール部6が密接する部分としており、この内キャップ8の頂壁9には、この頂壁9の表面積を増大させる目的で、多数の凹凸10が形成されている。
図3は、凹凸10に関連した構成の第一の実施形態例を示すもので、凹凸10は、図4に示すように、内キャップ8の頂壁9の内面の略全域に凹部11を形成し、この凹部11に多数の凸部12を突設して構成され、各凸部12は、略等間隔に配列されている。
この第一の実施形態例における各凸部12は、その高さおよび大きさが比較的大きく、このため形成される凹凸状態は粗いものとなり、結露した塗布液の頂壁9への付着は、凹部11と凸部12との連結部分である角部への付着が主力となって、達成維持される。
この第一の実施形態例にあっては、内キャップ8内の塗布液蒸気は、頂壁9内面以外の部分に殆ど結露することなく、凹部11を設けることにより環境温度の影響を受け易くなっている頂壁9内面に結露し、この頂壁9内面に結露した塗布液は、上記した状態で頂壁9内面に付着保持され、凹凸10から流出することがない。
図5は、凹凸10に関連した構成の第二の実施形態例を示すもので、凹凸10は、図6に示すように、頂壁9の内面に、複数の細い周溝状の凹部11を同心状に配置して、または図7に示すように、頂壁9の内面に、細かい多数の凹部11を縦横に配列して構成されている。
この第二の実施形態例にあっては、凹部11の寸法が小さいので、形成される凹凸10の凹凸状態は細かいものとなり、このため頂壁9内面の凹凸10部分に結露した塗布液は、きわめて大きな接触面積で頂壁9内面に付着することになり、これにより充分に大きい付着力で頂壁9内面に付着し、凹凸10から流出することがない。
なお、図示実施例において、外キャップ2に設けられた外装筒片7は、キャップ体1を容器本体15に組付けた状態での櫛付き塗布容器の、倒立姿勢の座りを良くすることを第一の目的としたものであるが、この外装筒片7の断熱作用により、内キャップ8に対する環境温度の影響が、筒壁11部分よりも頂壁9部分により強く作用するようになり、これにより塗布液蒸気の結露を、頂壁9部分に集中させることができると共に、櫛付き塗布容器全体の外観形状に好ましい意匠性を与えるようにしている。
実験その1 環境温度が変化することでの、結露の促進状況の説明。
内キャップの頂壁に凹凸の無い製品形態で、一定温度に保存し、保存後室温に半日放置し、各サンプルの温度を均一にしたあとキャップ体を開封し、結露液ごとキャップ体の重量を測定し、次に結露液を拭き取り、再度キャップ体の重量を測定し、その前後の数値の差から、結露液の量を算出した結果を、図8の表に示す。この実験結果から、環境温度に変動があるほうが、結露が促進され、結露液が多くなることが判る。
実験その2
内キャップの頂壁に凹凸を付けた実施例と、付けない比較例とで形状の違いによる、結露した塗布液の、流下および滴下移動を起こり難くする効果を比較した。
結露した塗布液と同じ組成の擬似結露液を作成し、実施例の頂壁の凹部と比較例の頂壁部に、擬似結露液を分散して滴下し、滴下液の合計が、図9の表の所定量にし、結露した状況を再現した。
その後、内キャップの開口部を上方に向けた状態から、半回転させてキャップ体の開口部を下方に向けた状態にし、さらに半回転させて、キャップ体の開口部を上方に向けた状態にし、キャップ体の開口部からの流下や滴下移動がないかを観察した。
図9に示した観察結果から明らかなように、本願発明の実施例は、比較例に比べて3倍の効果を発揮している。なお、キャップ体の回転速度は、2秒で1回転とした。
本発明のキャップ体を組付けた塗布容器を半縦断した、全体正面図である。 本発明のキャップ体を組付けた塗布容器を半縦断した、全体側面図である。 本発明の第一の実施形態例を示す、要部拡大縦断面図である。 図3に示した第一の実施形態例における内キャップの、全体底面図である。 本発明の第二の実施形態例を示す、要部拡大縦断面図である。 図5に示した第二の実施形態例における内キャップの、全体底面図である。 図5に示した第二の実施形態例における他の内キャップの、全体底面図である。 キャップ体内の環境温度別の結露状況測定結果の表を示す図である。 凹凸の有無による結露した塗布液の移動状況を示す、測定結果の表を示す図
符号の説明
1 ; キャップ体
2 ; 外キャップ
3 ; 頂板
4 ; 胴筒
5 ; 螺合部
6 ; シール部
7 ; 外装筒片
8 ; 内キャップ
9 ; 頂壁
10; 凹凸
11; 凹部
12; 凸部
13; 筒壁
14; シール筒部
15; 容器本体
16; 胴部
17; 底蓋部
18; オーリング
19; 首筒部
20; 天板部
21; 口筒部
22; 組付け筒片
23; 櫛体
24; 櫛歯
25; 肩筒
26; 組付き筒
27; 吸液体
28; 塗布体

Claims (5)

  1. 塗布液を収容した有底筒状の容器本体(15)と、該容器本体(15)に、上端から突出状態で組付けられ、前記塗布液を導出する吸液性の塗布体(28)と、該突出した塗布体(28)の外側に配設された複数の櫛歯(24)とを有する櫛付き塗布容器用のキャップ体(1)であって、前記突出した塗布体(28)と櫛歯(24)との組合せ物全体を覆って、前記容器本体(15)に着脱自在に組付く、頂板(3)と胴筒(4)とからなる有頂円筒形状の外キャップ(2)と、該外キャップ(2)に密に内装され、前記容器本体(15)に密に外嵌する、軟質弾性材製の有頂円筒形状の内キャップ(8)とから構成され、該内キャップ(8)の頂壁(9)の内面に多数の凹凸(10)を形成し、前記胴筒(4)の下端部から、該胴筒(4)全体を囲む形態で外装筒片(7)を起立連設して成る櫛付き塗布容器用キャップ体。
  2. 凹凸(10)を、内キャップ(8)の頂壁(9)の内面に、凹部(11)を設けることにより形成した請求項1記載の櫛付き塗布容器用キャップ体。
  3. 内キャップ(8)の頂壁(9)の内面の略全域に凹部(11)を形成し、該凹部(11)に、多数の凸部(12)を設けて凹凸(10)を構成した請求項2記載の櫛付き塗布容器用キャップ体。
  4. 内キャップ(8)の頂壁(9)の内面に、同心状に複数の周溝構造の凹部(11)を形成して、凹凸(10)を構成した請求項2記載の櫛付き塗布容器用キャップ体。
  5. 内キャップ(8)の頂壁(9)の内面の略全域に、多数のメクラ穴状の凹部(11)を縦横に配列形成して、凹凸(10)を構成した請求項2記載の櫛付き塗布容器用キャップ体。
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