JP4720797B2 - 燃料電池装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池装置及び電子機器に関する。
燃料電池は燃料の電気化学反応により電力を取り出すものであり、燃料電池の研究・開発が広く行われている。燃料電池の電気化学反応に用いる燃料としては、メタノール等の原燃料を改質器で改質することで生成した水素ガスが挙げられる。また、メタノールをそのまま用いる燃料電池もある。
これらの燃料は、通常は燃料電池装置から着脱可能な容器に貯留することが考えられている。また、燃料容器を含む燃料電池装置全体を着脱自在とする電子機器も考えられている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平9−213359号公報 特開2004−213959号公報 特開2004−265835号公報
ところで、ノート型パーソナルコンピュータのような電子機器における燃料電池装置に着脱可能な燃料カートリッジを実現するには、電子機器を使用している操作者が、機器を裏返したりせずに簡単な操作で燃料カートリッジを着脱可能であることが要求される。
本発明の課題は、簡単な操作で燃料カートリッジを着脱可能な燃料電池装置及びこれを備える電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、内部に燃料が貯留される燃料カートリッジと、前記燃料カートリッジ内の燃料を用いて発電する燃料電池装置本体と、を備え、前記燃料電池装置本体には前記燃料カートリッジが着脱されるカートリッジ搬送体が設けられ、前記カートリッジ搬送体は前記燃料電池装置本体に対して回転可能に設けられ、前記カートリッジ搬送体の回転中心と同軸に円筒形部材が配置されており、前記燃料カートリッジには前記円筒形部材の外周面と当接する円弧状の凹部が形成されていることを特徴とする燃料電池装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料電池装置であって、前記燃料カートリッジは前記カートリッジ搬送体と反対方向に移動させることにより前記カートリッジ搬送体に対して着脱可能としたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の燃料電池装置であって、前記燃料カートリッジには前記カートリッジ搬送体に着脱される側と反対側の端部に前記燃料電池装置本体と接続され内部の燃料を供給する供給部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置であって、前記カートリッジ搬送体は内部に前記燃料カートリッジが挿入されるカートリッジ保持部を備え、前記燃料カートリッジの前記カートリッジ保持部に挿入される部分の外側面には係合凹部が設けられ、前記カートリッジ保持部には内側面に前記係合凹部に係合し前記燃料カートリッジを固定する係止突起が設けられたカートリッジ固定部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の燃料電池装置であって、前記カートリッジ固定部は弾性材からなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の燃料電池装置であって、前記カートリッジ固定部は前記係止突起が前記係合凹部以外の前記燃料カートリッジの外側面と当接しているときに前記カートリッジ保持部の外側面に突出し、前記燃料電池装置本体は前記カートリッジ保持部の外側面に突出した前記カートリッジ固定部と当接し前記カートリッジ搬送体の回転を妨げる回転防止部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置であって、前記燃料カートリッジが前記燃料電池装置本体から離れる方向に回転するように前記カートリッジ搬送体を付勢する付勢装置を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の燃料電池装置であって、前記付勢装置は、前記燃料電池装置本体に固定される筐体と、前記筐体に対して回転可能に設けられたギヤと、前記筐体に一端が固定され前記ギヤの回転軸に他端が固定された弾性体とを備え、前記ギヤを前記カートリッジ搬送体と噛み合わせることで前記カートリッジ搬送体を付勢することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の燃料電池装置であって、前記燃料電池装置本体に対して回転可能に設けられるとともに、前記付勢装置に付勢された前記カートリッジ搬送体を係止する係止爪を有する固定部材をさらに備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置と、前記燃料電池装置より電力が供給される電子機器本体とを備えることを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、簡単な操作で燃料カートリッジを着脱可能とすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器1000を示すブロック図であり、図2は電子機器1000の背面、上面、右側面を示す斜視図である。この電子機器1000はノート型パーソナルコンピュータである。
電子機器1000は、燃料電池装置1と、燃料電池装置1から供給される電気エネルギーにより駆動される電子機器本体1001と、を備える。燃料電池装置1は後述するように、電気エネルギーを生成し電子機器本体1001に出力する。
次に、燃料電池装置1について詳細に説明する。この燃料電池装置1は、DC/DCコンバータ6に出力する電気エネルギーを生成するものであり、燃料カートリッジ2、流路基板3、反応装置4、燃料電池セル5、DC/DCコンバータ6、二次電池7等を備える。
燃料カートリッジ2には、燃料容器21と、吸気流路23と、排気流路25とが設けられている。
燃料容器21には、液体の原燃料(例えば、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル)、あるいは原燃料と水との混合液が貯留される。なお、液体の原燃料と水とを別々の容器に貯留してもよい。燃料容器21には混合液が排出される供給部22が設けられており、供給部22は流路基板3のポンプ31の吸液部31aと接続される。この供給部22は例えば、可撓性・弾性を有する材料(例えば、エラストマー)をダックビル状に形成したダックビル弁であり、そのダックビル状の先端を燃料カートリッジ2の内部に向けた状態で嵌め込まれている。供給部22が逆止弁であるため、混合液が燃料排出孔から燃料カートリッジ2の外への漏れを防止することができる。吸液部31aが供給部22に挿入されることで、燃料カートリッジ2内の燃料容器21からポンプ31に混合液が供給される。
吸気流路23には空気中の塵を除去するエアフィルタ24が設けられている。吸気流路23は流路基板3のエアポンプ32と接続される。
排気流路25には排気ガスに含まれる液体の水を除去する気液分離膜26が設けられている。排気流路25は流路基板3の排出バルブ33cを介して水回収器35と接続される。
この電子機器1000においては、図2に示すように、燃料カートリッジ2が電子機器1000の背面側に設けられており、図3に示すように燃料カートリッジ2を回転動作させて取り外すことができる。
流路基板3には、ポンプ31、エアポンプ32、各種バルブ33及び流量計34、水回収器35等が設けられている。
ポンプ31,31はそれぞれ供給部22に接続され、燃料容器21に貯留された原燃料あるいは混合液を吸引し、燃料供給バルブ33aを通して反応装置4内の気化器41に送液する。
エアポンプ32は、エアフィルタ24を透過した空気を吸引し、空気供給バルブ33bを通して後述する一酸化炭素除去器43、触媒燃焼器45、及び燃料電池セル5の酸素極に供給する。
水回収器35は触媒燃焼器45及び燃料電池セル5の酸素極から排出される排ガス中の水を凝集させて回収し、残った気体を排出バルブ33c、排気流路25及び気液分離膜26を介して外部へ排出する。また、水回収器35は加湿器51で空気を加湿するのに用いられた水も回収する。
なお、水回収器35はポンプも兼ねており、回収した水を気化器41や加湿器51に供給する。
反応装置4は、気化器41、改質器42、一酸化炭素除去器43、ヒーター兼温度センサ44、触媒燃焼器45、断熱容器46を備える。
気化器41は燃料カートリッジ2から送られた原燃料と、水回収器35から送られた水とを改質器42やヒーター兼温度センサ44等からの伝熱等により約110〜160℃程度に加熱し、気化させる。気化器41で気化した混合気は改質器42へ送られる。
改質器42は内部に流路が形成され、流路の壁面に触媒が担持されている。改質器42は気化器41から送られる混合気を触媒燃焼器45やヒーター兼温度センサ44からの伝熱により約300〜400℃程度に加熱され、流路内の触媒により改質反応を起こさせる。すなわち、原燃料と水の触媒反応によって、燃料としての水素、二酸化炭素、及び、副生成物である微量な一酸化炭素等の混合気体(改質ガス)が生成される。
ここで、原燃料がメタノールの場合、改質器42では主に次式(1)に示すような主反応である水蒸気改質反応が起こる。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
なお、化学反応式(1)についで逐次的に起こる次式(2)のような副反応によって、副生成物として一酸化炭素が微量に(1%程度)生成される。
2+CO2→H2O+CO …(2)
(1)式及び(2)式の反応による生成物(改質ガス)は一酸化炭素除去器43に送出される。
一酸化炭素除去器43の内部には流路が形成され、その流路の壁面に触媒が担持されている。一酸化炭素除去器43には改質器42で生成された改質ガス及び、外部の空気が送られる。一酸化炭素除去器43は約110〜160℃程度に維持され、改質ガスのうちの一酸化炭素が触媒により次式(3)のような主反応(選択酸化反応)により優先的に酸化される。これにより主生成物として二酸化炭素が生成され、改質ガス中の一酸化炭素を燃料電池セル5に供給可能な10ppm程度まで低濃度化することができる。
2CO+O2→2CO2 …(3)
なお、一酸化炭素除去器43は起動時にはヒーター兼温度センサ44の熱により、定常運転時には(3)式の反応及び改質器42からの熱伝導により加熱される。
一酸化炭素除去器43を通過した改質ガスは流路基板3の改質ガス供給バルブ33dを通って燃料電池セル5に送出される。なお、必要に応じて、改質ガス供給バルブ33eを開き、改質ガスを触媒燃焼器45に供給する。
ヒーター兼温度センサ44は、薄膜抵抗体であり、電力を消費して熱を発生させるヒーターの役割を果たす。また、温度に依存した電気抵抗が変化するため、抵抗値を計測することで温度計測に用いられ、温度センサの役割を果たす。
触媒燃焼器45の内部には流路が形成され、その流路の壁面に触媒が担持されている。触媒燃焼器45には後述するように燃料電池セル5を通過した未反応の改質ガス(オフガス)と外部の空気との混合気体が送られ、オフガス中に残留する水素が空気により燃焼される。これにより気化器41における混合液の気化や改質器42における改質反応等に用いられる反応熱が供給される。なお、触媒燃焼器45に供給する空気の量を調整することで、供給される反応熱の量が調整される。
断熱容器46は、ステンレス(SUS304)やコバール合金等の金属板や、ガラス基板等により形成された筐体の内壁面に熱線反射膜を形成してなり、内部に気化器41、改質器42、一酸化炭素除去器43、ヒーター兼温度センサ44、触媒燃焼器45が収容されている。断熱容器46の内部空間は気体分子による熱伝導や対流を防ぐため、低圧(0.1Pa以下)に維持されている。
燃料電池セル5は固体高分子型燃料電池であり、両面に燃料極(アノード)及び酸素極(カソード)が形成された固体高分子電解質膜と、燃料極に改質ガスを供給しあるいは酸素極に酸素を供給するセパレータとが積層されている。
固体高分子電解質膜は水素イオンを透過するが、酸素分子や水素分子、電子を通さない性質を有する。固体高分子電解質膜の燃料極側では、一酸化炭素除去器43から送出された改質ガス中の水素による次式(4)のような反応が起こる。
2→2H++2e- …(4)
生成した水素イオンは固体高分子電解質膜を透過して酸素極側に到達する。生成した電子は外部回路を通って酸素極側に到達する。ここで、外部回路とはDC/DCコンバータ6である。
固体高分子電解質膜の酸素極側では、固体高分子電解質膜を透過した水素イオンと、空気中の酸素と外部回路を通って到達した電子とにより、次式(5)に示すように水が生成される。
2H++1/2O2+2e-→H2O …(5)
なお、空気供給バルブ33bを通って酸素極側に供給される空気は、事前に加湿器51により充分に加湿される。
DC/DCコンバータ6は、燃料電池セル5により出力された電気エネルギーを適切な電圧に変換したのちに電子機器本体1001に供給する機能の他に、二次電池7に充電する機能を有する。これにより、燃料電池装置1が動作していない時にも、二次電池7に蓄電された電気エネルギーを電子機器本体1001に供給することができる。
〔燃料電池装置の具体的な構造〕
次に、燃料電池装置1の具体的な構造について説明する。図4は燃料電池装置1の上面、背面及び左側面を示す斜視図であり、図5は燃料電池装置1の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。
燃料電池装置1は、全体が直方体形状となっており、一般にノート型パーソナルコンピュータで使用されているリチウムイオン二次電池に近いサイズ及び形状となっている。また、燃料電池装置1の正面には、電力供給用端子110が設けられている。電力供給用端子110は電子機器本体1001に設けられた図示しない電源コネクタと接続される。
燃料電池装置1は、燃料カートリッジ2の部分を除き、上部筐体102及び下部筐体103で覆われている。上部筐体102及び下部筐体103には、それぞれ後述するカートリッジ搬送体400の軸突起401が係合される貫通孔104,105が設けられている。
図6は燃料カートリッジ2の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。2つの燃料カートリッジ2は平板状であり、図4、図5に示すように上下に重ね合わせられる。
燃料カートリッジ2の正面の右端部には、ポンプ31と接続される供給部22が設けられている。
燃料カートリッジ2の左端部は、他の部分よりも上下方向に薄くなっており、カートリッジ搬送体400のカートリッジ保持部403に着脱される着脱部201となっている。着脱部201には、円弧状の凹部202が形成されている。この凹部202は後述する円筒形のエアポンプ32の外周面と当接して配置され、カートリッジ搬送体400の回動に伴ってエアポンプ32の外周面に沿って摺動する。
着脱部201の凹部202よりも前方には、流路基板3の排気ポート302と接続される接続孔203が設けられている。接続孔203は燃料カートリッジの背面に設けられた排気口204と繋がっており、接続孔203から排気口204までが排気流路25となる。なお、排気口204は気液分離膜26により塞がれている。
また、着脱部201の接続孔203が設けられた部分の上面及び下面には、後述するカートリッジ搬送体400の係止突起422と係合する係合凹部205A,205Bが形成されている。なお、両面に係合凹部205A,205Bが形成されているため、燃料カートリッジ2は上下のいずれのカートリッジ搬送体400にも取付け可能である。
凹部202の後方には、後述するエアポンプ32の吸気口32aと対応する位置に前後方向に貫通する貫通孔206が設けられている。この貫通孔206が吸気流路23となる。
なお、貫通孔206の凹部202側には、外周に沿ってゴムシート207が設けられている。ゴムシート207は吸気口32aと吸気流路23との隙間を閉塞する。
図7、図8は上部筐体102及び下部筐体103を取り去った状態の燃料電池装置1の上面、背面及び左側面を示す斜視図である。また、図9は燃料電池装置1から燃料カートリッジ2を取り外した燃料電池装置本体101を示す上面、背面及び左側面を示す斜視図であり、図10は燃料電池装置本体101を示す下面、背面及び右側面を示す斜視図であり、図11は燃料電池装置本体101の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。また、図12は燃料電池装置本体101からカートリッジ搬送体400及び付勢装置500を取り外した状態の上面、背面及び左側面を示す分解斜視図であり、図13は燃料電池装置本体101からカートリッジ搬送体400及び付勢装置500を取り外した状態の上面、背面及び右側面を示す分解斜視図である。
図7、図8に示すように、燃料電池装置1の左右方向に流路基板3が配置され、流路基板3の正面には各種バルブ33や流量計34、反応装置4、燃料電池セル5、DC/DCコンバータ6及び二次電池7等が設けられている。DC/DCコンバータ6は電力供給用端子110と接続されている。
流路基板3の背面には、ポンプ31、フレーム301、排気ポート302等が設けられている。フレーム301には、水回収器35、エアポンプ32、付勢装置500、固定部材600等が固定されている。また、エアポンプ32の外周部に沿ってカートリッジ搬送体400が配置されている。
ポンプ31は流路基板3の右端部に設けられ、燃料カートリッジ2の供給部22と接続される。水回収器35は流路基板3の左端部に設けられている。なお、水回収器35は流路基板3を介して排気ポート302と接続されている。
水回収器35の右側には、上下2つの付勢装置500が配置され、付勢装置500の後部にエアポンプ32が配置されている。
排気ポート302はゴム状の弾性体からなり、図13に示すように、流路基板3の付勢装置500よりも右側より後方向に突出し、先端が右方向に屈曲している。排気ポート302は燃料カートリッジの接続孔203と接続される。
フレーム301は水回収器35、エアポンプ32、付勢装置500、固定部材600等を流路基板3に固定するとともに、燃料カートリッジ2の取付け位置を定める。また、フレーム301には、エアポンプ32の周囲に、カートリッジ搬送体400の溝部405と係合する円弧状の凸部310が設けられている。
エアポンプ32は円筒形であり、図12、図13に示すように上下方向を軸方向として中央部でフレーム301を貫通して設けられている。エアポンプ32の外周部には、エアフィルタ24で塞がれた吸気口32aが設けられている。
フレーム301の上下には、カートリッジ搬送体400がエアポンプ32の外周部に沿って配置されている。
カートリッジ搬送体400には燃料カートリッジ2が取り付けられ、図5、図8に示すように燃料カートリッジ2を回動させる。
カートリッジ搬送体400は、軸突起401と、接続部402と、カートリッジ保持部403と、ギヤ部404と、を備える。
上側のカートリッジ搬送体400の上端部、下側のカートリッジ搬送体400の下端部には、それぞれ上部筐体102及び下部筐体103の貫通孔104,105と係合する軸突起401が設けられており、カートリッジ搬送体400は軸突起401を中心に回動可能である。なお、軸突起401はエアポンプ32の中心軸上に配置されており、カートリッジ搬送体400の軌跡はエアポンプ32の外周面と同心円となる。
接続部402は、軸突起401とカートリッジ保持部403とを接続し、軸突起401を中心にカートリッジ保持部403を回動させる。
カートリッジ保持部403は、エアポンプ32の外周部に沿って略円弧状に形成されており、前端にガイドプレート410及びカートリッジ固定部420が設けられ、後端に係止部430が設けられている。ガイドプレート410は燃料カートリッジ2の正面と当接し、燃料カートリッジ2をカートリッジ保持部403に向けて案内する。
図14はカートリッジ保持部403の前部の内側部分を示す斜視図である。カートリッジ保持部403の前部には、ガイドプレート410よりも後方にカートリッジ固定部420が設けられている。カートリッジ固定部420は、カートリッジ搬送体400と一体に形成された渦巻状の板バネ421と、板バネ421の端部の内側面に設けられた係止突起422とを備える。係止突起422は板バネ421の端部に設けられているため、カートリッジ保持部403の厚さ方向に揺動可能である。係止突起422は燃料カートリッジ2の係合凹部205A,205Bのいずれか一方に係合し、燃料カートリッジ2を固定する。
ここで、カートリッジ固定部420に燃料カートリッジ2を固定する手順について説明する。
まず、ガイドプレート410に沿って燃料カートリッジ2をカートリッジ保持部403に向けてスライドさせる。カートリッジ保持部403に燃料カートリッジの左端部が挿入されると、図15に示すように、燃料カートリッジの着脱部201が係止突起422と当接し、板バネ421が弾性変形して係止突起422が押し上げられる。
さらに燃料カートリッジ2の着脱部201がカートリッジ保持部403の奥まで挿入されると、図16に示すように、係合凹部205Aが係止突起422の位置に配置されるため、係止突起422は板バネ421の復元力により係合凹部205Aに挿入される。これにより、燃料カートリッジ2の着脱部201がカートリッジ保持部403内に固定される。
以上により、カートリッジ固定部420に燃料カートリッジ2が固定される。
なお、カートリッジ固定部420に燃料カートリッジ2が固定された状態において、吸気流路23を塞ぐことがないように、係止部430には貫通孔206と対応する位置に貫通孔431が設けられている。
カートリッジ保持部403には、エアポンプ32の外周部に沿って略円弧状の溝部405が形成されている。溝部405にはフレーム301の凸部310が挿入される。凸部310が溝部405に挿入された状態で、カートリッジ保持部403はエアポンプ32の外周部に沿って回動する。
カートリッジ保持部403の前側部分から左方向に略円弧状のギヤ部404が延出している。ギヤ部404は付勢装置500のギヤ505と噛み合っている。
図17は付勢装置500を示す斜視図であり、図18は図17のXVIII−XVIII切断線における一部切り欠き斜視断面図である。図17、図18に示すように、付勢装置500は、筐体501と、固定部材502と、回転軸503と、コイルスプリング504と、ギヤ505とからなる。
筐体501は下端が開口した筒状であり、上端が回転軸503の上部側の軸受となっている。筐体501内にはコイルスプリング504、回転軸503及び固定部材502が挿入される。筐体501はフレーム301に固定される。
回転軸503は、上端に切り欠き531が設けられており、上端がギヤ505の係合孔551に挿入されることでギヤ505と係合する。また、回転軸503は円環状の固定部材502の中央に挿入されているとともに、コイルスプリング504の中央に挿入されている。
回転軸503の上部には、軸方向と垂直に貫通孔532が設けられており、貫通孔532にコイルスプリング504の一端が挿入される。コイルスプリング504の他端は固定部材502に固定されている。回転軸503の下端は拡径しており、固定部材502を係止して回転軸503から脱落するのを防止している。固定部材502は回転軸503の下部側の軸受となっている。固定部材502は筐体501に固定される。
ギヤ505は中央に係合孔551を有し、筐体501から突出する回転軸503の上端と係合する。コイルスプリング504に蓄勢すると、回転軸503及びギヤ505はコイルスプリング504の復元力によりいずれかの回転方向に付勢される。
なお、コイルスプリング504の代わりにゼンマイ等の弾性体を用いてもよい。
ガイドプレート410が流路基板3に近づく方向に燃料カートリッジ及びカートリッジ搬送体400を回動させると、コイルスプリング504に蓄勢される。この状態では、カートリッジ搬送体400はコイルスプリング504により、ガイドプレート410が流路基板3から離れる方向に付勢されることになる。
フレーム301の左後端部には、上下方向を軸方向とする回動軸303と、トーションスプリング304とが設けられている。回動軸303には、固定部材600が回動可能に取り付けられる。また、トーションバネは固定部材600をカートリッジ搬送体400と当接するように前方向に付勢する。
図19は燃料カートリッジ2を燃料電池装置本体101に取り付けた状態における固定部材600とカートリッジ搬送体400との位置関係を示す平面図である。図19に示すように、固定部材600の前面には、カートリッジ搬送体400の係止部430を係止する係止爪601が設けられている。この状態において、係止爪601には、付勢装置500により付勢されたカートリッジ搬送体400の係止部430が当接しており、付勢装置500の付勢力に抗してカートリッジ搬送体400を係止している。
トーションスプリング304の付勢力に抗して固定部材600を後方に引くと、係止爪601によるカートリッジ搬送体400の係止が解除され、カートリッジ搬送体400は図19において左回転方向に回転する。一方、カートリッジ搬送体400を反対方向に回転させると、固定部材600がトーションスプリング304の付勢力により前方に付勢されているので、ガイドプレート410が流路基板3と平行に配置された位置で係止爪601によりカートリッジ搬送体400が係止される。
なお、回動軸303と軸突起401との距離は、軸突起401から係止部430までの距離と固定部材600の長さとを加えた長さよりも短く、係止爪601と係止部430との当接部は、回動軸303よりも前方に位置しているため、固定部材600はカートリッジ搬送体400により前方向に回転する方向(図19において右回転方向)に付勢される。このため、固定部材600は係止部430と当接するように付勢され、不用意に外れることがない。
また、固定部材600と貫通孔431との間には隙間が形成されているため、固定部材600が吸気流路23を塞ぐことはない。
次に、燃料カートリッジ2の着脱方法について説明する。まず、図9に示すように、固定部材600によるカートリッジ搬送体400の係止を解除した状態にする。次に、ガイドプレート410に沿って燃料カートリッジ2をカートリッジ保持部403に向けてスライドさせ、図8に示すように燃料カートリッジ2をカートリッジ搬送体400に固定する。次に、図7に示すように、付勢装置500の付勢力に抗して燃料カートリッジ2を前方に押し込む。すると、トーションスプリング304の付勢力により固定部材600が前方に回動しカートリッジ搬送体400を係止する。
このとき、供給部22とポンプ31とが接続され、排気ポート302と接続孔203とが接続される。
一方、図7の状態から燃料カートリッジ2を取り外すには、まずトーションスプリング304の付勢力に抗して固定部材600を後方に引く。すると、係止爪601によるカートリッジ搬送体400の係止が解除され、燃料カートリッジ2及びカートリッジ搬送体400は図8に示すように後方にせり出してくる。その後、燃料カートリッジ2をガイドプレート410に沿って引き出すことで、図9に示すように燃料カートリッジをカートリッジ搬送体400から取り外すことができる。
なお、燃料カートリッジ2のカートリッジ搬送体400への装着が不完全である場合には、図15に示すように、係止突起422が係合凹部205Aに係合せず、板バネ421が外側へ突出した状態となる。この状態でカートリッジ搬送体400を前方に回動させようとすると、板バネ421が上部筐体102の回転防止部106にぶつかる。したがって、カートリッジ搬送体400の回動が妨げられ、図5の位置でカートリッジ搬送体400の回動が停止される。
したがって、燃料カートリッジ2がカートリッジ搬送体400に不完全に装着されたまま回動して供給部22とポンプ31とがぶつかることを防ぐことができる。また、燃料カートリッジ2が燃料電池装置本体101に接続できないことにより、操作者が接続不良に気づき、目視または触覚により容易に確認することができる。
このように、本実施の形態によれば、カートリッジ搬送体400に燃料カートリッジ2を装着し、押し込むことで電子機器1000に容易に燃料カートリッジ2を装着することができる。また、固定部材600を後方に引くだけで燃料カートリッジ2が後方にせり出してくるので、容易に燃料カートリッジ2を取り外すことができる。
また、燃料カートリッジ2の左端部に、円弧状の凹部202が形成されており、この凹部202を円筒形のエアポンプ32の外周面と当接して配置し、カートリッジ搬送体400の回動に伴ってエアポンプ32の外周面に沿って摺動させることで、容易に燃料カートリッジ2を回動させることができる。
また、燃料カートリッジ2にはカートリッジ搬送体400に着脱される着脱部201と反対側の端部に供給部22が設けられているので、供給部22の軌跡の曲率半径が大きくなり、より容易に吸液部31aを供給部22に挿入することができる。
また、燃料カートリッジ2を上下に配置しているので、固定部材600も上下に近接して配置することができ、着脱の操作がしやすいという利点がある。
一方、固定部材600を後方に引くことで燃料カートリッジ2を取り外すので、不用意にぶつかったりした場合であっても、燃料カートリッジが外れることがない。
また、燃料カートリッジ2から混合液が排出される供給部22が前面にあり、吸気流路23となる貫通孔206や、排気流路25となる接続孔203は燃料カートリッジ2の左側面に設けられているため、接続間違いが生じることがない。
なお、以上の実施形態においては、ノート型パーソナルコンピュータについて説明したが、本発明はこれに限らず、PDA、電子手帳、デジタルカメラ、携帯電話機、腕時計、ゲーム機器等といった携帯型の電子機器に本発明を適用してもよい。
また、付勢装置500の代わりに、ステッピングモータ等を用いてカートリッジ搬送体400を回動させてもよい。
本発明に係る電子機器1000を示すブロック図である。 電子機器1000の背面、上面、右側面を示す斜視図である。 電子機器1000の背面、上面、右側面を示す斜視図である。 燃料電池装置1の上面、背面及び左側面を示す斜視図である。 燃料電池装置1の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。 燃料カートリッジ2の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。 上部筐体102及び下部筐体103を取り去った状態の燃料電池装置1の上面、背面及び左側面を示す斜視図である。 上部筐体102及び下部筐体103を取り去った状態の燃料電池装置1の上面、背面及び左側面を示す斜視図である。 燃料電池装置1から燃料カートリッジ2を取り外した燃料電池装置本体101を示す上面、背面及び左側面を示す斜視図である。 燃料電池装置本体101を示す下面、背面及び右側面を示す斜視図である。 燃料電池装置本体101の上面、正面及び左側面を示す斜視図である。 燃料電池装置本体101からカートリッジ搬送体400及び付勢装置500を取り外した状態の上面、背面及び左側面を示す分解斜視図である。 燃料電池装置本体101からカートリッジ搬送体400及び付勢装置500を取り外した状態の上面、背面及び右側面を示す分解斜視図である。 カートリッジ保持部403の前部の内側部分を示す斜視図である。 カートリッジ固定部420に燃料カートリッジ2を固定する手順を示す模式図である。 カートリッジ固定部420に燃料カートリッジ2を固定する手順を示す模式図である。 付勢装置500を示す斜視図である。 図17のXVIII−XVIII切断線における一部切り欠き斜視断面図である。 燃料カートリッジ2を燃料電池装置本体101に取り付けた状態における固定部材600とカートリッジ搬送体400との位置関係を示す平面図である。
符号の説明
1 燃料電池装置
2 燃料カートリッジ
22 供給部
32 エアポンプ(円筒形部材)
101 燃料電池装置本体
106 回転防止部
202 凹部
205A,205B 係合凹部
400 カートリッジ搬送体
403 カートリッジ保持部
420 カートリッジ固定部
422 係止突起
500 付勢装置
501 筐体
505 ギヤ
503 回転軸
504 弾性体
600 固定部材
601 係止爪
1001 電子機器本体
1000 電子機器

Claims (10)

  1. 内部に燃料が貯留される燃料カートリッジと、
    前記燃料カートリッジ内の燃料を用いて発電する燃料電池装置本体と、
    を備え、
    前記燃料電池装置本体には前記燃料カートリッジが着脱されるカートリッジ搬送体が設けられ、
    前記カートリッジ搬送体は前記燃料電池装置本体に対して回動可能に設けられ
    前記カートリッジ搬送体の回転中心と同軸に円筒形部材が配置されており、
    前記燃料カートリッジには前記円筒形部材の外周面と当接する円弧状の凹部が形成されていることを特徴とする燃料電池装置。
  2. 前記燃料カートリッジは前記カートリッジ搬送体と反対方向に移動させることにより前記カートリッジ搬送体に対して着脱可能としたことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記燃料カートリッジには前記カートリッジ搬送体に着脱される側と反対側の端部に前記燃料電池装置本体と接続され内部の燃料を供給する供給部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池装置。
  4. 前記カートリッジ搬送体は内部に前記燃料カートリッジが挿入されるカートリッジ保持部を備え、
    前記燃料カートリッジの前記カートリッジ保持部に挿入される部分の外側面には係合凹部が設けられ、
    前記カートリッジ保持部には内側面に前記係合凹部に係合し前記燃料カートリッジを固定する係止突起が設けられたカートリッジ固定部を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置。
  5. 前記カートリッジ固定部は弾性材からなることを特徴とする請求項に記載の燃料電池装置。
  6. 前記カートリッジ固定部は前記係止突起が前記係合凹部以外の前記燃料カートリッジの外側面と当接しているときに前記カートリッジ保持部の外側面に突出し、
    前記燃料電池装置本体は前記カートリッジ保持部の外側面に突出した前記カートリッジ固定部と当接し前記カートリッジ搬送体の回転を妨げる回転防止部を備えることを特徴とする請求項またはに記載の燃料電池装置。
  7. 前記燃料カートリッジが前記燃料電池装置本体から離れる方向に回転するように前記カートリッジ搬送体を付勢する付勢装置を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置。
  8. 前記付勢装置は、前記燃料電池装置本体に固定される筐体と、前記筐体に対して回転可能に設けられたギヤと、前記筐体に一端が固定され前記ギヤの回転軸に他端が固定された弾性体とを備え、
    前記ギヤを前記カートリッジ搬送体と噛み合わせることで前記カートリッジ搬送体を付勢することを特徴とする請求項に記載の燃料電池装置。
  9. 前記燃料電池装置本体に対して回転可能に設けられるとともに、
    前記付勢装置に付勢された前記カートリッジ搬送体を係止する係止爪を有する固定部材をさらに備えることを特徴とする請求項またはに記載の燃料電池装置。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料電池装置と、前記燃料電池装置より電力が供給される電子機器本体とを備えることを特徴とする電子機器。
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